JP2001057048A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/28—Indicating or preventing prior or unauthorised use, e.g. cassettes with sealing or locking means, write-protect devices for discs
- G11B23/288—Protecting disks from being written or overwritten
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
-
- G—PHYSICS
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- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0301—Details
- G11B23/0302—Auxiliary features
- G11B23/0303—Write protect features with a sliding part
-
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- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0301—Details
- G11B23/0313—Container cases
- G11B23/0316—Constructional details, e.g. shape
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- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
- G11B2220/21—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is of read-only, rewritable, or recordable type
- G11B2220/215—Recordable discs
- G11B2220/216—Rewritable discs
-
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- G11B2220/2525—Magneto-optical [MO] discs
-
- G—PHYSICS
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- G11B2220/25—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
- G11B2220/2537—Optical discs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 誤消去防止手段を備えている小形のディスク
カートリッジにおいて、書き込み禁止位置と書き込み許
可位置との切換え操作が容易確実に行えるようにする。 【解決手段】 ディスクケース2の隅部のデッドスペー
スSにおいて、ディスクケース2の底壁11に検出孔8
と基準孔12とが設けられており、ディスクケース2の
上壁23に操作窓24が設けられている。デッドスペー
スSには、切換えピース9を基準孔12まわりに水平揺
動自在に軸支する。切換えピース9は、検出孔8を開閉
する栓部18と、基準孔12まわりに突設のボス壁16
に軸支されるボス部19と、栓部18の上面に突設され
る操作片21とからなる。操作片21が操作窓24を介
してケース外面に臨んでいる
カートリッジにおいて、書き込み禁止位置と書き込み許
可位置との切換え操作が容易確実に行えるようにする。 【解決手段】 ディスクケース2の隅部のデッドスペー
スSにおいて、ディスクケース2の底壁11に検出孔8
と基準孔12とが設けられており、ディスクケース2の
上壁23に操作窓24が設けられている。デッドスペー
スSには、切換えピース9を基準孔12まわりに水平揺
動自在に軸支する。切換えピース9は、検出孔8を開閉
する栓部18と、基準孔12まわりに突設のボス壁16
に軸支されるボス部19と、栓部18の上面に突設され
る操作片21とからなる。操作片21が操作窓24を介
してケース外面に臨んでいる
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誤消去防止用の切
換えピースを備えている比較的小型のディスクカートリ
ッジに関する。
換えピースを備えている比較的小型のディスクカートリ
ッジに関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクや相変化型の光ディスク
に代表される、書き換え可能なディスクカートリッジに
おいては、ディスクに記録した情報信号の誤消去を避け
る必要がある。そのため、ディスクケースの内部に、書
き込み禁止状態にするか書き込み許可状態にするかを選
択するための切換えピースを組み込んである。切換えピ
ースには、これを切換え操作するための操作片を備えて
おり、その操作片はディスクケースの外周立壁の一部に
開口した窓からケース外面に臨んでいる。殆どの場合、
ディスクケースは四角形状に形成するので、その内面の
四隅部に三角形状のデッドスペースが生じる。このデッ
ドスペースを利用して、ディスクドライブに対する位置
決め用の基準面や基準孔を設け、さらにシャッター用の
ロックピースやばね、あるいは前記切換えピースなどが
配置されている。
に代表される、書き換え可能なディスクカートリッジに
おいては、ディスクに記録した情報信号の誤消去を避け
る必要がある。そのため、ディスクケースの内部に、書
き込み禁止状態にするか書き込み許可状態にするかを選
択するための切換えピースを組み込んである。切換えピ
ースには、これを切換え操作するための操作片を備えて
おり、その操作片はディスクケースの外周立壁の一部に
開口した窓からケース外面に臨んでいる。殆どの場合、
ディスクケースは四角形状に形成するので、その内面の
四隅部に三角形状のデッドスペースが生じる。このデッ
ドスペースを利用して、ディスクドライブに対する位置
決め用の基準面や基準孔を設け、さらにシャッター用の
ロックピースやばね、あるいは前記切換えピースなどが
配置されている。
【0003】光ディスクに適用される従来の切換えピー
スは、ディスクケースに対して直線的に往復スライド自
在に支持し、書き込み許可位置と書き込み禁止位置とに
それぞれ位置決め保持している。例えば、市販のMDに
おいては、ディスクドライブへの装填始端縁と対向し、
かつシャッターのスライド域から離れた部位に切換えピ
ースを配置して、ユーザーが切換えピースを爪先でスラ
イド操作できるようにしている。
スは、ディスクケースに対して直線的に往復スライド自
在に支持し、書き込み許可位置と書き込み禁止位置とに
それぞれ位置決め保持している。例えば、市販のMDに
おいては、ディスクドライブへの装填始端縁と対向し、
かつシャッターのスライド域から離れた部位に切換えピ
ースを配置して、ユーザーが切換えピースを爪先でスラ
イド操作できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先のMDを含む比較的
小型の光ディスクにおいては、ディスクケースの縦横寸
法が小さいため、ディスクケース内の四隅に形成される
デッドスペースも必然的に小さくならざるを得ない。そ
のため、ディスクケースが小さくなるほど切換えピース
を小型化し、そのスライドストロークも小さくする必要
がある。しかし、小型化された切換えピースは、適度の
スライドストロークを確保する必要上、これの操作片の
大きさも小さくなるので、切換えピースの切換え操作に
非常な困難を伴う。
小型の光ディスクにおいては、ディスクケースの縦横寸
法が小さいため、ディスクケース内の四隅に形成される
デッドスペースも必然的に小さくならざるを得ない。そ
のため、ディスクケースが小さくなるほど切換えピース
を小型化し、そのスライドストロークも小さくする必要
がある。しかし、小型化された切換えピースは、適度の
スライドストロークを確保する必要上、これの操作片の
大きさも小さくなるので、切換えピースの切換え操作に
非常な困難を伴う。
【0005】ディスクケースに備えた切換えピースのス
ライド操作をより確実に行うために、特開平10−33
8286号公報では、ディスクケースを出し入れ自在に
収納する収納ケースの一部に操作爪を設け、この操作爪
でディスクケース側の切換えピースをスライド操作する
ことが提案されている。しかし、この種の外部の操作爪
は、ディスクカートリッジがさらにコンパクト化され、
これに伴って切換えピースがさらに小型化したときに対
応しにくい。切換えピースと共に操作爪がさらに小型化
された場合に、操作爪の強度を十分に確保するのが難し
く、例えば落下衝撃を受けて操作爪が折損するおそれが
ある。ディスクケースを少し大きめに形成して、切換え
ピースが異常に小型化するのを防止できない訳ではな
い。しかし、情報記録密度をさらに高度化しながら、よ
りコンパクト化されたディスクカートリッジの商品化要
求が根強くあるために、ディスクケースを大きくするこ
とには限界がある。
ライド操作をより確実に行うために、特開平10−33
8286号公報では、ディスクケースを出し入れ自在に
収納する収納ケースの一部に操作爪を設け、この操作爪
でディスクケース側の切換えピースをスライド操作する
ことが提案されている。しかし、この種の外部の操作爪
は、ディスクカートリッジがさらにコンパクト化され、
これに伴って切換えピースがさらに小型化したときに対
応しにくい。切換えピースと共に操作爪がさらに小型化
された場合に、操作爪の強度を十分に確保するのが難し
く、例えば落下衝撃を受けて操作爪が折損するおそれが
ある。ディスクケースを少し大きめに形成して、切換え
ピースが異常に小型化するのを防止できない訳ではな
い。しかし、情報記録密度をさらに高度化しながら、よ
りコンパクト化されたディスクカートリッジの商品化要
求が根強くあるために、ディスクケースを大きくするこ
とには限界がある。
【0006】本発明の目的は、先の切換えピースを直線
スライドさせていた従来形式に代えて、切換えピースが
軸まわりに揺動する形式とし、以て切換えピースの占有
スペースが小さくて済み、ディスクケースの小型化に対
応できるディスクカートリッジを得るにある。
スライドさせていた従来形式に代えて、切換えピースが
軸まわりに揺動する形式とし、以て切換えピースの占有
スペースが小さくて済み、ディスクケースの小型化に対
応できるディスクカートリッジを得るにある。
【0007】本発明の目的は、ディスクケースの内部の
小さなデッドスペースを無駄なく有効に利用し、このデ
ッドスペースに切換えピースが配置できるようにしたデ
ィスクカートリッジを得るにある。
小さなデッドスペースを無駄なく有効に利用し、このデ
ッドスペースに切換えピースが配置できるようにしたデ
ィスクカートリッジを得るにある。
【0008】本発明の目的は、ディスクドライブに対す
る位置決め用の基準孔が前記デッドスペースに設けられ
ることに注目し、この基準孔まわりのボス壁を利用して
切換えピースを揺動形式で軸支したディスクカートリッ
ジを得るにある。
る位置決め用の基準孔が前記デッドスペースに設けられ
ることに注目し、この基準孔まわりのボス壁を利用して
切換えピースを揺動形式で軸支したディスクカートリッ
ジを得るにある。
【0009】本発明の目的は、切換えピースの占有スペ
ースが小さくて済む分だけ、切換えピースこれ自体を従
来形式よりも大きく形成でき、切換えピースの強度を確
保して切換えピースの作動の確実性を期すことができる
ディスクカートリッジを得るにある。
ースが小さくて済む分だけ、切換えピースこれ自体を従
来形式よりも大きく形成でき、切換えピースの強度を確
保して切換えピースの作動の確実性を期すことができる
ディスクカートリッジを得るにある。
【0010】本発明の目的は、切換えピースの操作片も
従来形式よりも大きく形成することができ、その分だけ
ユーザーによる切換えピースの切換え操作も容易確実に
行えるディスクカートリッジを得るにある。
従来形式よりも大きく形成することができ、その分だけ
ユーザーによる切換えピースの切換え操作も容易確実に
行えるディスクカートリッジを得るにある。
【0011】本発明の目的は、切換えピースが書き込み
禁止位置にあるか、書き込み許可位置にあるかをディス
クケースの外部からユーザーが目視にて容易に確認でき
るディスクカートリッジを得るにある。
禁止位置にあるか、書き込み許可位置にあるかをディス
クケースの外部からユーザーが目視にて容易に確認でき
るディスクカートリッジを得るにある。
【0012】本発明の目的は、切換えピースを書き込み
禁止位置と書き込み許可位置とにそれれ確実に位置決め
保持しておけるディスクカートリッジを得るにある。
禁止位置と書き込み許可位置とにそれれ確実に位置決め
保持しておけるディスクカートリッジを得るにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクカート
リッジは、ディスクケース2と、ディスクケース2の内
部に回転自在に収容されて、情報信号を書き換えできる
ディスク1と、ディスクケース2のケース壁に設けられ
た誤消去防止用の検出孔8と、前記ケース壁において、
検出孔8の近くに設けられた位置決め用の基準孔12
と、前記ケース壁の内面において、基準孔12まわりに
設けたボス壁16と、ボス壁16に基端部が揺動自在に
軸支され、検出孔8を塞ぐ書き込み禁止位置と、検出孔
8を開放する書き込み許可位置とにわたって往復揺動す
る切換えピース9と、ディスクケース2のケース壁に、
切換えピース9の揺動軌跡に臨ませて内外貫通状に設け
た操作窓24と、切換ピース9に設けられて、操作窓2
4を介してケース外部に臨む操作片21とからなるディ
スクカートリッジ。
リッジは、ディスクケース2と、ディスクケース2の内
部に回転自在に収容されて、情報信号を書き換えできる
ディスク1と、ディスクケース2のケース壁に設けられ
た誤消去防止用の検出孔8と、前記ケース壁において、
検出孔8の近くに設けられた位置決め用の基準孔12
と、前記ケース壁の内面において、基準孔12まわりに
設けたボス壁16と、ボス壁16に基端部が揺動自在に
軸支され、検出孔8を塞ぐ書き込み禁止位置と、検出孔
8を開放する書き込み許可位置とにわたって往復揺動す
る切換えピース9と、ディスクケース2のケース壁に、
切換えピース9の揺動軌跡に臨ませて内外貫通状に設け
た操作窓24と、切換ピース9に設けられて、操作窓2
4を介してケース外部に臨む操作片21とからなるディ
スクカートリッジ。
【0014】具体的には、図3に示すごとくディスクケ
ース2の底壁11に、検出孔8と基準孔12とが開口し
ており、ディスクケース2の上壁23に、操作窓24が
開口している。そのうえで、切換えピース9は、検出孔
8を開閉する先端側の栓部18と、円筒状のボス壁16
の外側に上方から嵌合する状態で軸支される基端側のボ
ス部19と、栓部18の上面に設けた操作片21とから
なる。
ース2の底壁11に、検出孔8と基準孔12とが開口し
ており、ディスクケース2の上壁23に、操作窓24が
開口している。そのうえで、切換えピース9は、検出孔
8を開閉する先端側の栓部18と、円筒状のボス壁16
の外側に上方から嵌合する状態で軸支される基端側のボ
ス部19と、栓部18の上面に設けた操作片21とから
なる。
【0015】または、切換ピース9が、図7ないし図9
に示すごとく検出孔8を開閉する先端側の栓部18と、
一部16aが切り欠かれたボス壁16の内側に上方から
嵌合する状態で軸支される基端側のボス部19と、栓部
18とボス部19とをつないでボス壁16の切り欠き一
部16aに遊動可能に嵌合する腕20と、栓部18の上
面に設けた操作片21とからなるものとすることができ
る。
に示すごとく検出孔8を開閉する先端側の栓部18と、
一部16aが切り欠かれたボス壁16の内側に上方から
嵌合する状態で軸支される基端側のボス部19と、栓部
18とボス部19とをつないでボス壁16の切り欠き一
部16aに遊動可能に嵌合する腕20と、栓部18の上
面に設けた操作片21とからなるものとすることができ
る。
【0016】切換えピース9の栓部18の上面に円柱状
の操作片21を設けてあり、この操作片21が、図4に
示すごとく操作窓24に嵌合しており、操作片21の突
出上端面に操作補助具Pの係合を許す穴22が設けてあ
る。そして、操作窓24のケース外面側の開口縁には、
図3に示すごとく少なくとも端部に操作片21の周面の
一部を露出させるための浅い操作凹部25が凹み形成さ
れている。
の操作片21を設けてあり、この操作片21が、図4に
示すごとく操作窓24に嵌合しており、操作片21の突
出上端面に操作補助具Pの係合を許す穴22が設けてあ
る。そして、操作窓24のケース外面側の開口縁には、
図3に示すごとく少なくとも端部に操作片21の周面の
一部を露出させるための浅い操作凹部25が凹み形成さ
れている。
【0017】また、切換えピース9のボス部19の外周
面には、図1および図3に示すごとく切換えピース9が
書き込み禁止位置と書き込み許可位置とに切換ったこと
を現す表示30が設けられており、前記ボス部19に隣
接するディスクケース2の立側壁27において、立側壁
27の前記表示30に対向する部分に、該表示30をケ
ース外から視認するための開口31が設けられている。
面には、図1および図3に示すごとく切換えピース9が
書き込み禁止位置と書き込み許可位置とに切換ったこと
を現す表示30が設けられており、前記ボス部19に隣
接するディスクケース2の立側壁27において、立側壁
27の前記表示30に対向する部分に、該表示30をケ
ース外から視認するための開口31が設けられている。
【0018】前記表示30は、切換えピース9が書き込
み禁止位置と書き込み許可位置とにある状態においてそ
れぞれ色違いになっている。色違いにしたのは、ユーザ
ーの目視による判別を容易にするためであり、トーンの
違いも含む。具体的には、前記表示30は、前記ボス壁
16の外側に嵌合するボス部19に設けた切欠32と、
該ボス部19における切欠32に隣接する壁部分33と
からなり、切換えピース9が書き込み禁止位置にあると
きは、切欠32が前記開口31に臨んでいて、開口31
および切欠32を介してボス壁16の一部が外部から見
えるようになっており、切換えピース9が書き込み許可
位置にあるときは、ボス部19の前記壁部分33が開口
31に臨んでいて、開口31を介して該壁部分33が外
部から見えるようになっている。
み禁止位置と書き込み許可位置とにある状態においてそ
れぞれ色違いになっている。色違いにしたのは、ユーザ
ーの目視による判別を容易にするためであり、トーンの
違いも含む。具体的には、前記表示30は、前記ボス壁
16の外側に嵌合するボス部19に設けた切欠32と、
該ボス部19における切欠32に隣接する壁部分33と
からなり、切換えピース9が書き込み禁止位置にあると
きは、切欠32が前記開口31に臨んでいて、開口31
および切欠32を介してボス壁16の一部が外部から見
えるようになっており、切換えピース9が書き込み許可
位置にあるときは、ボス部19の前記壁部分33が開口
31に臨んでいて、開口31を介して該壁部分33が外
部から見えるようになっている。
【0019】立側壁27の開口31は、図3および図6
に示すごとく外表面の開口周縁34を外拡がりの傾斜面
に形成し、以てディスクケース2の外側から見たときの
該開口31の視野角が拡がるようになっている。
に示すごとく外表面の開口周縁34を外拡がりの傾斜面
に形成し、以てディスクケース2の外側から見たときの
該開口31の視野角が拡がるようになっている。
【0020】本発明は、切換えピース9を書き込み禁止
位置と書き込み許可位置とに位置決め保持する節度手段
を備えることができる。その節度手段としては、図10
に示すごとくプラスチック製の切換えピース9に一体に
設けられた弾性変形可能な係合爪35と、係合爪35に
設けたひとつの突起36と、ディスクケース2側に凹み
形成した2個の係合凹部37とを含み、切換えピース9
が書き込み禁止位置と書き込み許可位置とにあるとき、
突起36が2個の係合凹部37のいずれか一方にそれぞ
れ択一的に係合できるようにする。
位置と書き込み許可位置とに位置決め保持する節度手段
を備えることができる。その節度手段としては、図10
に示すごとくプラスチック製の切換えピース9に一体に
設けられた弾性変形可能な係合爪35と、係合爪35に
設けたひとつの突起36と、ディスクケース2側に凹み
形成した2個の係合凹部37とを含み、切換えピース9
が書き込み禁止位置と書き込み許可位置とにあるとき、
突起36が2個の係合凹部37のいずれか一方にそれぞ
れ択一的に係合できるようにする。
【0021】
【作用および発明の効果】基準孔12まわりにボス壁1
6を設けるのは、ボス壁16にて基準孔12の強度アッ
ピを図り、かつ塵埃の侵入防止とディスクドライブ側の
基準ピンをサポートする機能を補助的に発揮させるため
である。この限りにおいて、ボス壁16が塵埃の侵入防
止と基準ピンのサポートとを図ることは不可欠な要素で
はない。
6を設けるのは、ボス壁16にて基準孔12の強度アッ
ピを図り、かつ塵埃の侵入防止とディスクドライブ側の
基準ピンをサポートする機能を補助的に発揮させるため
である。この限りにおいて、ボス壁16が塵埃の侵入防
止と基準ピンのサポートとを図ることは不可欠な要素で
はない。
【0022】本発明は、往復揺動する切換えピース9で
誤消去防止用の検出孔8を開閉するので、往復スライド
して検出孔を開閉する従来の切換えピースに比べて、切
換えピース9が占める領域の形状を扇形(部分円形)と
して、切換えピース9の占有スペースを小さくまとめる
ことができる。さらに、切換えピース9を往復スライド
する場合には、横長四角形状のまとまったスペースが不
可欠となるので、このスペースを避けて他の識別穴等を
配置することが難しい。しかし、往復揺動する本発明の
切換えピース9の場合には、占有領域が扇形になるの
で、面積が同じであるなら占有スペースをコンパクトに
集約できるうえ、他の各種の識別孔13・14等を無理
なく配置できる。従って、本発明によれば、ディスクケ
ース2の小型化を図り、ディスクカートリッジのコンパ
クト化に寄与できるものとなる。
誤消去防止用の検出孔8を開閉するので、往復スライド
して検出孔を開閉する従来の切換えピースに比べて、切
換えピース9が占める領域の形状を扇形(部分円形)と
して、切換えピース9の占有スペースを小さくまとめる
ことができる。さらに、切換えピース9を往復スライド
する場合には、横長四角形状のまとまったスペースが不
可欠となるので、このスペースを避けて他の識別穴等を
配置することが難しい。しかし、往復揺動する本発明の
切換えピース9の場合には、占有領域が扇形になるの
で、面積が同じであるなら占有スペースをコンパクトに
集約できるうえ、他の各種の識別孔13・14等を無理
なく配置できる。従って、本発明によれば、ディスクケ
ース2の小型化を図り、ディスクカートリッジのコンパ
クト化に寄与できるものとなる。
【0023】ディスクケース2の上壁23に操作窓24
が開口していると、ディスクケース2の底壁11に開口
される検出孔8や他の識別孔13・14の位置や大きさ
を考慮する必要もなく、操作窓24を必要かつ十分に大
きく開口できる。換言すると、操作窓24に嵌合する操
作片21を大きく形成しても、何等支障を生じない。従
って、従来のスライド型の切換えピースが細幅リブ状の
操作片を備えていたのに比べて、本発明の切換えピース
9では、操作片21を操作し易いように大きく形成する
ことができる。
が開口していると、ディスクケース2の底壁11に開口
される検出孔8や他の識別孔13・14の位置や大きさ
を考慮する必要もなく、操作窓24を必要かつ十分に大
きく開口できる。換言すると、操作窓24に嵌合する操
作片21を大きく形成しても、何等支障を生じない。従
って、従来のスライド型の切換えピースが細幅リブ状の
操作片を備えていたのに比べて、本発明の切換えピース
9では、操作片21を操作し易いように大きく形成する
ことができる。
【0024】円柱状の操作片21の突出上端面に、シャ
ープペンシルなどの操作補助具Pを係合するための穴2
2が設けてあると、手近に操作補助具Pがあるような場
合に、図4に示すごとくディスクケース2の上壁23側
から、操作窓24に嵌合した操作片21の穴22に操作
補助具Pの先端を係合して切換えピース9を揺動操作す
ることができる。操作窓24に操作凹部25が設けてあ
ると、操作窓24に嵌合した操作片21の周面一部が露
出するので、この操作片21の露出部に指先や爪先を引
っ掛けた状態で切換えピース9を揺動操作できることに
なり、この点でも操作補助具Pなしに切換えピース9の
切換え操作が更に確実かつ容易に行える。
ープペンシルなどの操作補助具Pを係合するための穴2
2が設けてあると、手近に操作補助具Pがあるような場
合に、図4に示すごとくディスクケース2の上壁23側
から、操作窓24に嵌合した操作片21の穴22に操作
補助具Pの先端を係合して切換えピース9を揺動操作す
ることができる。操作窓24に操作凹部25が設けてあ
ると、操作窓24に嵌合した操作片21の周面一部が露
出するので、この操作片21の露出部に指先や爪先を引
っ掛けた状態で切換えピース9を揺動操作できることに
なり、この点でも操作補助具Pなしに切換えピース9の
切換え操作が更に確実かつ容易に行える。
【0025】切換えピース9のボス部19が基準孔12
まわりのボス壁16の外側に嵌合する形態において、該
ボス部19に切換えピース9が書き込み禁止位置と書き
込み許可位置とに切換ったことを現す表示30を設け、
ディスクケース2の立側壁27に外部から該表示30を
視認できるようにしてあると、ディスクケース2の上面
側から前記操作片21の変更位置を見定めるだけではな
く、ディスクケース2の横側面からも切換えピース9の
切換え状態を確認できる。従って、本発明によれば、書
き込みの可否確認が容易かつ確実に行える。
まわりのボス壁16の外側に嵌合する形態において、該
ボス部19に切換えピース9が書き込み禁止位置と書き
込み許可位置とに切換ったことを現す表示30を設け、
ディスクケース2の立側壁27に外部から該表示30を
視認できるようにしてあると、ディスクケース2の上面
側から前記操作片21の変更位置を見定めるだけではな
く、ディスクケース2の横側面からも切換えピース9の
切換え状態を確認できる。従って、本発明によれば、書
き込みの可否確認が容易かつ確実に行える。
【0026】切換えピース9を書き込み禁止位置と書き
込み許可位置とに切換えた状態において、前記表示30
が色違いになる形態では、色の違いだけで切換え状態を
明確に判別できる。従って、例えば切換えピース9が書
き込み禁止位置にあるとき、危険色を示す赤色等の表示
30が開口31に臨むようにすることができる。
込み許可位置とに切換えた状態において、前記表示30
が色違いになる形態では、色の違いだけで切換え状態を
明確に判別できる。従って、例えば切換えピース9が書
き込み禁止位置にあるとき、危険色を示す赤色等の表示
30が開口31に臨むようにすることができる。
【0027】切換えピース9のボス部19に切欠32を
設け、前記表示30が該切欠32を含む構成にすると、
書き込み禁止状態においては、基準孔12まわりのボス
壁16の周面一部が切欠32を介してディスクケース2
の立側壁27の開口31に臨む。一方、書き込み許可状
態においては、ボス部19の周面の壁部分33が開口3
1を介してケース外へ臨む。従って、例えばボス壁16
とボス部19の色(透明色を含む)を異ならせてある
と、切換えピース9の切換え状態を明確に知ることがで
きる。開口31を基準にしたときのボス部19の周面
と、ボス壁16の周面との距離差分だけ、表示30の見
え方が異なり、これも識別を容易化することに貢献す
る。
設け、前記表示30が該切欠32を含む構成にすると、
書き込み禁止状態においては、基準孔12まわりのボス
壁16の周面一部が切欠32を介してディスクケース2
の立側壁27の開口31に臨む。一方、書き込み許可状
態においては、ボス部19の周面の壁部分33が開口3
1を介してケース外へ臨む。従って、例えばボス壁16
とボス部19の色(透明色を含む)を異ならせてある
と、切換えピース9の切換え状態を明確に知ることがで
きる。開口31を基準にしたときのボス部19の周面
と、ボス壁16の周面との距離差分だけ、表示30の見
え方が異なり、これも識別を容易化することに貢献す
る。
【0028】前記開口31は外表面の開口周縁34が外
拡がりの傾斜面に形成されていると、開口31の視野角
が拡がり、ディスクケース2外より表示30を斜め方向
からでも視認できるので、切換えピース9の状態確認が
一層容易になる。
拡がりの傾斜面に形成されていると、開口31の視野角
が拡がり、ディスクケース2外より表示30を斜め方向
からでも視認できるので、切換えピース9の状態確認が
一層容易になる。
【0029】切換えピース9を書き込み禁止位置と書き
込み許可位置とに位置決め保持するための節度手段を備
えていると、不使用時に外部振動などを受けて、例えば
切換えピース9が書き込み禁止位置から書き込み許可位
置へと不用意に切換わるのを防止するのに有利である。
込み許可位置とに位置決め保持するための節度手段を備
えていると、不使用時に外部振動などを受けて、例えば
切換えピース9が書き込み禁止位置から書き込み許可位
置へと不用意に切換わるのを防止するのに有利である。
【0030】その際に、節度手段として、図10に示す
ごとくプラスチック製の切換えピース9に弾性変形可能
な係合爪35を一体に設け、この係合爪35にひとつの
突起36を設け、ディスクケース2側に2個の係合凹部
37を設けてあると、切換えピース9が書き込み禁止位
置にあるときは、突起36が一方の係合凹部37に係合
し、切換えピース9が書き込み許可位置にあるときは、
突起36が他方の係合凹部37に係合することになり、
部材点数を増やすことなく切換えピース9を各切換え位
置において確実にシフトした状態にセットしておくこと
ができる。
ごとくプラスチック製の切換えピース9に弾性変形可能
な係合爪35を一体に設け、この係合爪35にひとつの
突起36を設け、ディスクケース2側に2個の係合凹部
37を設けてあると、切換えピース9が書き込み禁止位
置にあるときは、突起36が一方の係合凹部37に係合
し、切換えピース9が書き込み許可位置にあるときは、
突起36が他方の係合凹部37に係合することになり、
部材点数を増やすことなく切換えピース9を各切換え位
置において確実にシフトした状態にセットしておくこと
ができる。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1実施例) 図1ないし図6
は本発明に係るディスクカートリッジの第1実施例を示
す。図2においてディスクカートリッジは、情報信号を
書き換えできる光ディスク(ディスク)1と、光ディス
ク1を回転自在な状態に収容するディスクケース2とか
らなる。ディスクケース2は、それぞれプラスチック成
形された上ケース2aと下ケース2bとを蓋合わせ状に
接合した四角形状の薄い中空箱体からなる。ディスクケ
ース2の装填始端縁(図2において上側)の左右両側は
僅かに切り欠いてあり、この切り欠かれた緩やかな弧面
の側が、ディスクドライブへの装填始端であることを表
している。因みに光ディスク1の直径寸法は50mm強で
ある。
は本発明に係るディスクカートリッジの第1実施例を示
す。図2においてディスクカートリッジは、情報信号を
書き換えできる光ディスク(ディスク)1と、光ディス
ク1を回転自在な状態に収容するディスクケース2とか
らなる。ディスクケース2は、それぞれプラスチック成
形された上ケース2aと下ケース2bとを蓋合わせ状に
接合した四角形状の薄い中空箱体からなる。ディスクケ
ース2の装填始端縁(図2において上側)の左右両側は
僅かに切り欠いてあり、この切り欠かれた緩やかな弧面
の側が、ディスクドライブへの装填始端であることを表
している。因みに光ディスク1の直径寸法は50mm強で
ある。
【0032】ディスクケース2の一側(図で右側)寄り
に信号読み書き窓3を開口してある。この信号読み書き
窓3はシャッター4で開閉される。窓3は上下ケース2
a・2bのそれぞれにおいて開口している。シャッター
4は、窓3を閉じる閉位置と、窓3を全開放する開位置
との間を往復スライドできる。ディスクケース2の内部
にばね5を設けてあり、このばね5でシャッター4が閉
じ位置へ向かって移動付勢されている。ディスクケース
2の装填始端(前)側の右内隅にロックピース6を配置
してあり、このロックピース6でシャッター4を閉じ位
置に係合保持して、シャッター4が不用意に開放操作さ
れるのを阻止している。
に信号読み書き窓3を開口してある。この信号読み書き
窓3はシャッター4で開閉される。窓3は上下ケース2
a・2bのそれぞれにおいて開口している。シャッター
4は、窓3を閉じる閉位置と、窓3を全開放する開位置
との間を往復スライドできる。ディスクケース2の内部
にばね5を設けてあり、このばね5でシャッター4が閉
じ位置へ向かって移動付勢されている。ディスクケース
2の装填始端(前)側の右内隅にロックピース6を配置
してあり、このロックピース6でシャッター4を閉じ位
置に係合保持して、シャッター4が不用意に開放操作さ
れるのを阻止している。
【0033】ディスクケース2の装填終端(後ろ)側の
外側面に面する左後ろ側の内隅には、ディスクケース2
の外周側壁と、光ディスク1を収容する円弧状の区分壁
10とで囲まれる三角形状のデッドスペースSが形成さ
れている。このデンドスペースS内に、誤消去防止用の
検出孔8を開閉するための切換えピース9が配置されて
いる。
外側面に面する左後ろ側の内隅には、ディスクケース2
の外周側壁と、光ディスク1を収容する円弧状の区分壁
10とで囲まれる三角形状のデッドスペースSが形成さ
れている。このデンドスペースS内に、誤消去防止用の
検出孔8を開閉するための切換えピース9が配置されて
いる。
【0034】図3において検出孔8は、前記デッドスペ
ースSに臨む下ケース2bの底壁11に内外貫通状に設
け、その右隣の近くに位置決め用の基準孔12を内外貫
通状に形成する。デッドスペースS内には検出孔8から
前方に離れた位置に、光ディスク1の仕様等を識別する
ための識別孔13・14が設けてある。15は上下ケー
ス2a・2bを分離不能に固定するための超音波溶着用
のボスである。
ースSに臨む下ケース2bの底壁11に内外貫通状に設
け、その右隣の近くに位置決め用の基準孔12を内外貫
通状に形成する。デッドスペースS内には検出孔8から
前方に離れた位置に、光ディスク1の仕様等を識別する
ための識別孔13・14が設けてある。15は上下ケー
ス2a・2bを分離不能に固定するための超音波溶着用
のボスである。
【0035】基準孔12は、底壁11の内面に突設した
円筒状のボス壁16で他と区分されている。ディスクカ
ートリッジをディスクドライブに装填したとき、ディス
クドライブ側の基準ピンが基準孔12に下方から嵌合
し、これでディスクケース2がディスクドライブに正し
く位置決め保持される。この基準孔12以外に、ディス
クケース2には装填始端側の底面左右にも同趣旨の基準
孔が設けてある。
円筒状のボス壁16で他と区分されている。ディスクカ
ートリッジをディスクドライブに装填したとき、ディス
クドライブ側の基準ピンが基準孔12に下方から嵌合
し、これでディスクケース2がディスクドライブに正し
く位置決め保持される。この基準孔12以外に、ディス
クケース2には装填始端側の底面左右にも同趣旨の基準
孔が設けてある。
【0036】図3において切換えピース9は、検出孔8
を開閉する部分円弧状の栓部18と、先のボス壁16に
軸支される円環状のボス部19と、栓部18とボス部1
9とを繋ぐ腕20とを一体に形成したプラスチック成形
品からなる。すなわち切換えピース9は、基端側のボス
部19に腕20を介して先端側の栓部18が一体に連設
されている。ボス部19をボス壁16の外側に上方から
嵌合装着することにより、栓部18はボス壁16を中心
にして水平姿勢で往復揺動し、栓部18の遊端側の下面
が検出孔8を塞ぐ図2の書き込み禁止位置と、この位置
から時計回りに揺動して検出孔8を開放する図1の書き
込み許可位置とに変位できる。栓部18の遊端側の上面
には、円柱状の操作片21を突設してあり、操作片21
の突出上端面に穴22が凹み形成されている。
を開閉する部分円弧状の栓部18と、先のボス壁16に
軸支される円環状のボス部19と、栓部18とボス部1
9とを繋ぐ腕20とを一体に形成したプラスチック成形
品からなる。すなわち切換えピース9は、基端側のボス
部19に腕20を介して先端側の栓部18が一体に連設
されている。ボス部19をボス壁16の外側に上方から
嵌合装着することにより、栓部18はボス壁16を中心
にして水平姿勢で往復揺動し、栓部18の遊端側の下面
が検出孔8を塞ぐ図2の書き込み禁止位置と、この位置
から時計回りに揺動して検出孔8を開放する図1の書き
込み許可位置とに変位できる。栓部18の遊端側の上面
には、円柱状の操作片21を突設してあり、操作片21
の突出上端面に穴22が凹み形成されている。
【0037】切換えピース9をディスクケース2の上面
外側から切換え操作するために、上ケース2aの上壁2
3に操作窓24を内外貫通状に開口する。操作窓24
は、操作片21の往復揺動軌跡に合致するよう平面視で
部分円弧状に形成してある。操作片21は操作窓24に
移動自在に嵌合している。切換えピース9が書き込み禁
止位置と書き込み許可位置とに揺動した状態において、
操作窓24の両端部の開口縁で操作片21の周面を受け
止めて、切換えピース9の揺動ストロークが規定され
る。
外側から切換え操作するために、上ケース2aの上壁2
3に操作窓24を内外貫通状に開口する。操作窓24
は、操作片21の往復揺動軌跡に合致するよう平面視で
部分円弧状に形成してある。操作片21は操作窓24に
移動自在に嵌合している。切換えピース9が書き込み禁
止位置と書き込み許可位置とに揺動した状態において、
操作窓24の両端部の開口縁で操作片21の周面を受け
止めて、切換えピース9の揺動ストロークが規定され
る。
【0038】切換えピース9をディスクケース2内に組
み込んだ状態において、操作片21の上端面は、上ケー
ス2aの外側上面と面一状になっているので、操作片2
1に指先を掛けるのが難しくなる。こうした使いにくさ
を避けるために、図4に示すごとく操作片21の上端面
の前記穴22にシャープペンシルなどの操作補助具Pを
操作窓24越しに差し込み係合することにより、切換え
ピース9を揺動操作することができる。更に、図3に示
すごとく操作窓24の両端開口縁部には、上面側に浅い
操作凹部25を形成する。この操作凹部25は、図5に
示すごとく上壁23の外表面から操作窓24へ向かって
緩やかに下り傾斜する凹弧面に形成してある。操作凹部
25を設けることにより、切換えピース9の各切換え位
置において操作片21の周面の上端一部が操作凹部25
に臨んで外部に露出するので、操作片21の露出部に指
先や爪先を引っ掛けることができる。
み込んだ状態において、操作片21の上端面は、上ケー
ス2aの外側上面と面一状になっているので、操作片2
1に指先を掛けるのが難しくなる。こうした使いにくさ
を避けるために、図4に示すごとく操作片21の上端面
の前記穴22にシャープペンシルなどの操作補助具Pを
操作窓24越しに差し込み係合することにより、切換え
ピース9を揺動操作することができる。更に、図3に示
すごとく操作窓24の両端開口縁部には、上面側に浅い
操作凹部25を形成する。この操作凹部25は、図5に
示すごとく上壁23の外表面から操作窓24へ向かって
緩やかに下り傾斜する凹弧面に形成してある。操作凹部
25を設けることにより、切換えピース9の各切換え位
置において操作片21の周面の上端一部が操作凹部25
に臨んで外部に露出するので、操作片21の露出部に指
先や爪先を引っ掛けることができる。
【0039】以上のように構成したディスクカートリッ
ジによれば、ディスクケース2の上面側から操作片21
を操作窓24に沿って移動させることにより、切換えピ
ース9を基準孔12のボス壁16まわりに揺動操作する
ことができ、これで検出孔8を栓部18で開閉し、書き
込みを許可する状態と禁止する状態とのいずれかに切換
えることができる。そしてユーザーは、ディスクケース
2の上面側から操作窓24を介して外部に臨む操作片2
1を見ることにより、対象のディスクカートリッジが書
き込み禁止状態にあるか、書き込み許可状態にあるかを
知ることができる。
ジによれば、ディスクケース2の上面側から操作片21
を操作窓24に沿って移動させることにより、切換えピ
ース9を基準孔12のボス壁16まわりに揺動操作する
ことができ、これで検出孔8を栓部18で開閉し、書き
込みを許可する状態と禁止する状態とのいずれかに切換
えることができる。そしてユーザーは、ディスクケース
2の上面側から操作窓24を介して外部に臨む操作片2
1を見ることにより、対象のディスクカートリッジが書
き込み禁止状態にあるか、書き込み許可状態にあるかを
知ることができる。
【0040】更に、ユーザーにとっては、小さな操作片
21を見て切換えピース9の切換え状態を確認するのは
容易ではない。そこでユーザーがディスクケース2の横
外側方からも目視で確認し得るようにしてある。そのた
め手段として、切換えピース9のボス部19の外周面に
表示30を設け、ディスクケース2の外周側壁のうち後
ろ側の立側壁27に開口31を内外貫通状に設け、ディ
スクケース2の後ろ側外方からも該開口31を介して表
示30が視認できるようになっている。表示30はボス
部19に形成した切欠32と、該ボス部19における切
欠32に隣接する壁部分33(図3の点描部)とからな
る。切欠32は、ボス部19の下端から上向きに形成さ
れた開口部であって、切換えピース9が書き込み禁止位
置にあるとき、切欠32が前記開口31に臨むように正
対している。前記壁部分3には、必要に応じて印刷を施
し、あるいはシールを貼り付けて着色表示を形成してお
く。ボス壁16の色とボス部19の色とが大きく異なる
場合には、該壁部分33に着色表示を設ける必要はな
い。
21を見て切換えピース9の切換え状態を確認するのは
容易ではない。そこでユーザーがディスクケース2の横
外側方からも目視で確認し得るようにしてある。そのた
め手段として、切換えピース9のボス部19の外周面に
表示30を設け、ディスクケース2の外周側壁のうち後
ろ側の立側壁27に開口31を内外貫通状に設け、ディ
スクケース2の後ろ側外方からも該開口31を介して表
示30が視認できるようになっている。表示30はボス
部19に形成した切欠32と、該ボス部19における切
欠32に隣接する壁部分33(図3の点描部)とからな
る。切欠32は、ボス部19の下端から上向きに形成さ
れた開口部であって、切換えピース9が書き込み禁止位
置にあるとき、切欠32が前記開口31に臨むように正
対している。前記壁部分3には、必要に応じて印刷を施
し、あるいはシールを貼り付けて着色表示を形成してお
く。ボス壁16の色とボス部19の色とが大きく異なる
場合には、該壁部分33に着色表示を設ける必要はな
い。
【0041】表示30を外側の斜め方向からでも視認で
きるようにするために、開口31は図3および図6に示
すごとく、外表面の開口周縁34が外拡がりの傾斜面に
形成してある。開口31は、下ケース2bの後ろ側の立
側壁27を上端から下向きに切り欠いて形成する。図6
において、符号38はタイトルラベルを貼り付けるため
に後ろ側の立側壁27の外表面に凹み形成したラベル凹
部である。
きるようにするために、開口31は図3および図6に示
すごとく、外表面の開口周縁34が外拡がりの傾斜面に
形成してある。開口31は、下ケース2bの後ろ側の立
側壁27を上端から下向きに切り欠いて形成する。図6
において、符号38はタイトルラベルを貼り付けるため
に後ろ側の立側壁27の外表面に凹み形成したラベル凹
部である。
【0042】以上のように構成したディスクカートリッ
ジによれば、切換えピース9の状態変化は、ディスクケ
ース2の上面側から操作片21の操作窓24における位
置の違いとして識別できるのはもちろんのこと、前記開
口31に前記切欠32と前記壁部分33とのどちらが臨
んでいるかによっても目視にて識別できる。従って、デ
ィスクカートリッジの一群が棚上に起立収納してある場
合でも、単に表示30の違いを目で見るだけで、そのデ
ィスクカートリッジが書き込み可能状態か否かを容易に
判別できることになる。
ジによれば、切換えピース9の状態変化は、ディスクケ
ース2の上面側から操作片21の操作窓24における位
置の違いとして識別できるのはもちろんのこと、前記開
口31に前記切欠32と前記壁部分33とのどちらが臨
んでいるかによっても目視にて識別できる。従って、デ
ィスクカートリッジの一群が棚上に起立収納してある場
合でも、単に表示30の違いを目で見るだけで、そのデ
ィスクカートリッジが書き込み可能状態か否かを容易に
判別できることになる。
【0043】上記の切欠32に代えてボス部19の外周
面に着色表示を設けておき、切換えピース9の切換え状
態の違いに応じて異なる呈色状態が得られるようにして
もよい。ボス部19の壁部分33は梨地模様や、蒸着あ
るいはメッキ等による金属層で形成することができる。
切換えピース9は、ディスクケース2の後ろ右側や前側
隅部のデッドスペースSに配置してあってもよい。
面に着色表示を設けておき、切換えピース9の切換え状
態の違いに応じて異なる呈色状態が得られるようにして
もよい。ボス部19の壁部分33は梨地模様や、蒸着あ
るいはメッキ等による金属層で形成することができる。
切換えピース9は、ディスクケース2の後ろ右側や前側
隅部のデッドスペースSに配置してあってもよい。
【0044】(第2実施例) 図7ないし図9は、本発
明に係るディスクカートリッジの第2実施例を示す。こ
の場合は、ディスクケース2の左後ろ側のデッドスペー
スSにおいて、ディスクケース2の底壁11に第1実施
例と同じように先の基準孔12を検出孔8の近くに設
け、該底壁11の内面にボス壁16を基準孔12まわり
に立設する。但し、ボス壁16は基準孔12の開口周縁
より少し離れた位置にあり、ボス壁16の一部16aが
上下間にわたって切り欠かれている。切換えピース9
は、検出孔8を開閉する先端側の栓部18と、円筒状に
形成された基端側のボス部19と、栓部18とボス部1
9とをつなぐ腕20とからなるプラスチック成形品であ
り、栓部18の上面に前述の穴22付きの操作片21を
有し、その他の形態も第1実施例と実質的に同一であ
る。
明に係るディスクカートリッジの第2実施例を示す。こ
の場合は、ディスクケース2の左後ろ側のデッドスペー
スSにおいて、ディスクケース2の底壁11に第1実施
例と同じように先の基準孔12を検出孔8の近くに設
け、該底壁11の内面にボス壁16を基準孔12まわり
に立設する。但し、ボス壁16は基準孔12の開口周縁
より少し離れた位置にあり、ボス壁16の一部16aが
上下間にわたって切り欠かれている。切換えピース9
は、検出孔8を開閉する先端側の栓部18と、円筒状に
形成された基端側のボス部19と、栓部18とボス部1
9とをつなぐ腕20とからなるプラスチック成形品であ
り、栓部18の上面に前述の穴22付きの操作片21を
有し、その他の形態も第1実施例と実質的に同一であ
る。
【0045】第2実施例の切換えピース9は、ボス部1
9がボス壁16の内側に上方から嵌合する状態で軸支さ
れ、腕20がボス壁16の切り欠き一部16aに上方か
ら融通性を以て遊動可能に嵌合する。これによれば、ボ
ス壁16の一部16aの円周方向の切り欠き寸法内にお
いて、切換えピース9はボス部19がボス壁16まわり
に水平揺動自在であって、栓部18が検出孔8を塞ぐ書
き込み禁止位置と、検出孔8を開放する書き込み許可位
置とにわたって往復揺動できる。切換えピース9のボス
部19は下端面がケース底壁11の基準孔12まわりに
受け止められ、該ボス部19の外周面がボス壁16の内
周面に摺接する。ディスクドライブにディスクカートリ
ッジを装填したとき、ディスクドライブ側の基準ピンは
基準孔12に突入してボス部19の内周面に必要に応じ
てサポートされる。その他の構成は、第1実施例と同様
であり、同一部材には同一符号を付して説明を省略す
る。
9がボス壁16の内側に上方から嵌合する状態で軸支さ
れ、腕20がボス壁16の切り欠き一部16aに上方か
ら融通性を以て遊動可能に嵌合する。これによれば、ボ
ス壁16の一部16aの円周方向の切り欠き寸法内にお
いて、切換えピース9はボス部19がボス壁16まわり
に水平揺動自在であって、栓部18が検出孔8を塞ぐ書
き込み禁止位置と、検出孔8を開放する書き込み許可位
置とにわたって往復揺動できる。切換えピース9のボス
部19は下端面がケース底壁11の基準孔12まわりに
受け止められ、該ボス部19の外周面がボス壁16の内
周面に摺接する。ディスクドライブにディスクカートリ
ッジを装填したとき、ディスクドライブ側の基準ピンは
基準孔12に突入してボス部19の内周面に必要に応じ
てサポートされる。その他の構成は、第1実施例と同様
であり、同一部材には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0046】(第3実施例) 図10は本発明の切換え
ピース9に関する第3実施例を示す。そこでは、栓部1
8の腕20側の端寄り下面に、上下方向へ弾性変形可能
な係合爪35を一体に設け、係合爪35の下面に突設し
たひとつの突起36を、ディスクケース2の底壁11に
凹み形成した2個の係合凹部37と択一的に係合させ
て、切換えピース9を書き込み許可位置と、書き込み禁
止位置において位置保持できるようにした。すなわち、
切換えピース9が書き込み禁止位置にあるときは、突起
36が一方の係合凹部37に係合し、切換えピース9が
書き込み許可位置にあるときは、突起36が他方の係合
凹部37に係合することにより、切換えピース9を各切
換え位置において確実にシフトして、切換えピース9が
不用意に切換わらないようにしてある。なお、突起36
は栓部18、ボス部19の周面に設けることもできる。
ピース9に関する第3実施例を示す。そこでは、栓部1
8の腕20側の端寄り下面に、上下方向へ弾性変形可能
な係合爪35を一体に設け、係合爪35の下面に突設し
たひとつの突起36を、ディスクケース2の底壁11に
凹み形成した2個の係合凹部37と択一的に係合させ
て、切換えピース9を書き込み許可位置と、書き込み禁
止位置において位置保持できるようにした。すなわち、
切換えピース9が書き込み禁止位置にあるときは、突起
36が一方の係合凹部37に係合し、切換えピース9が
書き込み許可位置にあるときは、突起36が他方の係合
凹部37に係合することにより、切換えピース9を各切
換え位置において確実にシフトして、切換えピース9が
不用意に切換わらないようにしてある。なお、突起36
は栓部18、ボス部19の周面に設けることもできる。
【0047】上記の実施例以外に、操作片21はボス部
19や腕20に設けてもよいし、先端がディスクケース
2の外面に延びるレバー状に形成してもよい。
19や腕20に設けてもよいし、先端がディスクケース
2の外面に延びるレバー状に形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部の平面図
【図2】第1実施例の全体の一部切り欠き平面図
【図3】第1実施例の要部の分解斜視図
【図4】図2におけるB−B線断面図
【図5】図1におけるA−A線断面図
【図6】図2におけるQ矢視図
【図7】第2実施例の要部の平面図
【図8】第2実施例の要部の分解斜視図
【図9】第2実施例における図4に相当の縦断面図
【図10】第3実施例を示す分解斜視図
1 ディスク 2 ディスクケース 8 検出孔 9 切換えピース 11 ディスクケースの底壁 12 基準孔 16 ボス壁 18 栓部 19 ボス部 20 腕 21 操作片 22 穴 23 ディスクケースの上壁 24 操作窓 25 操作凹部 27 立側壁 30 表示 31 開口 32 切欠 33 ボス部の壁部分 35 係合爪 36 突起 37 係合凹部
Claims (12)
- 【請求項1】 ディスクケース2と、 ディスクケース2の内部に回転自在に収容されて、情報
信号を書き換えできるディスク1と、 ディスクケース2のケース壁に設けられた誤消去防止用
の検出孔8と、 前記ケース壁において、検出孔8の近くに設けられた位
置決め用の基準孔12と、 前記ケース壁の内面において、基準孔12まわりに設け
たボス壁16と、 ボス壁16に基端部が揺動自在に軸支され、検出孔8を
塞ぐ書き込み禁止位置と、検出孔8を開放する書き込み
許可位置とにわたって往復揺動する切換えピース9と、 ディスクケース2のケース壁に、切換えピース9の揺動
軌跡に臨ませて内外貫通状に設けた操作窓24と、 切換ピース9に設けられて、操作窓24を介してケース
外部に臨む操作片21とからなるディスクカートリッ
ジ。 - 【請求項2】 ディスクケース2の底壁11に、検出孔
8と基準孔12とが開口しており、 ディスクケース2の上壁23に、操作窓24が開口して
いる請求項1記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項3】 切換えピース9が、検出孔8を開閉する
先端側の栓部18と、円筒状のボス壁16の外側に上方
から嵌合する状態で軸支される基端側のボス部19と、
栓部18の上面に設けた操作片21とからなる請求項2
記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項4】 切換ピース9が、検出孔8を開閉する先
端側の栓部18と、一部16aが切り欠かれたボス壁1
6の内側に上方から嵌合する状態で軸支される基端側の
ボス部19と、栓部18とボス部19とをつないでボス
壁16の切り欠き一部16aに遊動可能に嵌合する腕2
0と、栓部18の上面に設けた操作片21とからなる請
求項2記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項5】 円柱状の操作片21が、操作窓24に嵌
合しており、 操作片21の突出上端面に操作補助具Pの係合を許す穴
22が設けてある請求項3又は4記載のディスクカート
リッジ。 - 【請求項6】 操作窓24のケース外面側の開口縁に
は、少なくとも端部に操作片21の周面の一部を露出さ
せるための浅い操作凹部25が凹み形成されている請求
項3又は4又は5記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項7】 切換えピース9のボス部19の外周面
に、切換えピース9が書き込み禁止位置と書き込み許可
位置とに切換ったことを現す表示30が設けられてお
り、 前記ボス部19に隣接するディスクケース2の立側壁2
7において、立側壁27の前記表示30に対向する部分
に、該表示30をケース外から視認するための開口31
が設けられている請求項3記載のディスクカートリッ
ジ。 - 【請求項8】 前記表示30は、切換えピース9が書き
込み禁止位置と書き込み許可位置とにある状態において
それぞれ色違いになっている請求項7記載のディスクカ
ートリッジ。 - 【請求項9】 前記表示30が、ボス部19に設けた切
欠32と、該ボス部19における切欠32に隣接する壁
部分33とからなり、 切換えピース9が書き込み禁止位置にあるときは、切欠
32が前記開口31に臨んでいて、開口31および切欠
32を介して前記ボス壁16の一部が外部から見えるよ
うになっており、 切換えピース9が書き込み許可位置にあるときは、ボス
部19の前記壁部分33が開口31に臨んでいて、開口
31を介して該壁部分33が外部から見えるようになっ
ている請求項7又は8記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項10】 立側壁27の開口31は、外表面の開
口周縁34が外拡がりの傾斜面に形成されている請求項
7記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項11】 切換えピース9を書き込み禁止位置と
書き込み許可位置とに位置決め保持するための節度手段
を備えている請求項1記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項12】 節度手段が、プラスチック製の切換え
ピース9に一体に設けられた弾性変形可能な係合爪35
と、係合爪35に設けたひとつの突起36と、ディスク
ケース2側に凹み形成した2個の係合凹部37とを含
み、 切換えピース9が書き込み禁止位置と書き込み許可位置
とにあるとき、突起36が2個の係合凹部37のいずれ
か一方にそれぞれ択一的に係合するようにした請求項1
1記載のディスクカートリッジ。
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JPS5989483U (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-16 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気デイスクカ−トリツジ |
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