JP2004234787A - 情報記録媒体カートリッジ - Google Patents

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修一 菊地
Rie Izu
利恵 伊豆
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Abstract

【課題】カートリッジ本体に設けた種別検出孔の数を超える種類の識別を可能にする。
【解決手段】情報記録媒体カートリッジ1は、収納されているディスク2についての各種の情報を検出する情報検出手段10を備えている。情報検出手段1は、カートリッジ本体5に設けられた複数の検出孔11〜13と、カートリッジ本体5内に移動可能に組付けられていて前記複数の検出孔11〜13に対して重合する第1の位置と前記検出孔11〜13に対して非重合になる第2の位置との間で移動する検出部材14と、を備えている。前記検出部材14は、前記第1の位置において前記複数の検出孔を閉塞又は開放する孔開閉部15を備えている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記録媒体を収納したカートリッジ本体に前記情報記録媒体についての各種の情報を検出する情報検出手段を設けた情報記録媒体カートリッジ、例えば、誤消去防止手段を設けたディスクカートリッジにおいて、誤消去に関する情報のみでなく収納したディスクの種類等に関する情報も識別可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】
光磁気ディスクのような再記録が可能なディスクを収納した光磁気ディスクカートリッジにおいては、一度記録した情報信号が誤って消去されることのない様に誤消去防止手段を有している。
【0003】
図15は、誤消去防止手段が設けられた光磁気ディスクカートリッジの一例を示す。光磁気ディスクカートリッジ101は、光磁気ディスク102と、光磁気ディスク102を回転可能に収納した上,下ハーフ103,104からなるカートリッジ本体105と、カートリッジ本体105にスライド可能に取付けられていて上,下ハーフ103,104に設けた記録再生用の開口部106を開閉するシャター107と、シャター107を前記開口部106を閉塞した状態にロックするロック部材108と、光磁気ディスク102についての各種の情報を検出する情報検出手段110と、を備えている。
【0004】
前記情報検出手段110は、前記カートリッジ本体105の下ハーフ104に設けられた複数の検出孔、具体的には誤記録検出孔111及び種別検出孔112,113と、前記誤記録検出孔111を開閉する検出部材114と、を備えている。前記検出部材114は、前記カートリッジ本体105にスライド可能に取付けられていて、図16に示すように前記誤記録検出孔111に対して重合状態になって該誤記録検出孔111を閉塞する第1の位置と、図17に示すように前記検出部材114は、前記誤記録検出孔111に対して非重合になって該誤記録検出孔111を開放する第2の位置との間で移動するようになっている。(例えば特許文献1)
【0005】
【特許文献1】
特開平7−111061号公報(段落0029〜段落0032、段落0048、図1、図3、図4、図10〜図13)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1のディスクカートリッジにおいて、前記検出部材114は、専ら誤記録検出孔111のみを開閉し、光磁気ディスク102が記録可能な状態か、或いは記録不可能な状態かを検出するものであって、種別検出孔112,113までも開閉して、光磁気ディスク102の種別等を識別するものではなかった。即ち、前記種別検出孔112,113は、その有無によって光磁気ディスク102の種類等を識別させるものであって、一つの種別検出孔で一種類の識別しか行なうことができなかった。
【0007】
近年、ディスクカートリッジ等も多様化し、外観形状が同じでも記憶容量や用途等の異なる種々の新規格が提案されている。
【0008】
種別検出孔の数のみで上記数多い新規格に対応させようとすると、種別検出孔の数が極めて多数になり、カートリッジ本体105に設けることのできる種別検出孔の数にも自ずと限界がある。
【0009】
また、カートリッジ本体105に多数の種別検出孔を設けると、ドライブ(記録再生装置)側にも上記多数の種別検出孔に応じた数の検出手段を設けなければならない。
【0010】
ドライブ側に多数の検出手段を設けることはスペース的な制約を受けやすく、またコスト的にも高価なものになる。
【0011】
このため、種別検出孔の数をできるだけ少なくし、しかも前記種別検出孔の数を超える種類の識別が可能なディスクカートリッジを得ることがこの技術分野における課題とされていた。
【0012】
本発明は、情報検出手段の検出部材で、誤記録検出孔だけでなく種別検出孔も開閉することにより、種別検出孔の数を超える種類の識別を可能にしたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、情報記録媒体を収納したカートリッジ本体に前記情報記録媒体についての各種の情報を検出する情報検出手段を設けた情報記録媒体カートリッジにおいて、
前記情報検出手段を、前記カートリッジ本体に設けられた複数の検出孔と、前記カートリッジ本体内に移動可能に組付けられていて前記複数の検出孔に対して重合する第1の位置と、前記複数の検出孔に対して非重合になる第2の位置との間で移動する検出部材と、で構成すると共に、前記検出部材には、前記第1の位置において前記複数の検出孔を閉塞又は開放する孔開閉部を設けることにより、前記検出部材に設けた複数の孔開閉部で前記カートリッジ本体に設けた複数の検出孔を閉塞又は開放し、これら複数の検出孔の閉塞又は開放の組み合わせにより、カートリッジ本体に設けられた複数の検出孔の数を超える数の識別を可能にした。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の光磁気ディスクカートリッジを裏側から見た斜視図、図2は分解斜視図、図3は要部の拡大斜視図である。光磁気ディスクカートリッジ1は、光磁気ディスク2と、光磁気ディスク2を回転可能に収納した上,下ハーフ3,4からなるカートリッジ本体5と、カートリッジ本体5にスライド可能に取付けられていて上,下ハーフ3,4に設けた記録再生用の開口部6を開閉するシャター7と、前記開口部6を閉塞した状態にシャター7をロックするロック部材8と、光磁気ディスク2についての各種の情報を検出する情報検出手段10と、を備えている。
【0015】
前記情報検出手段10は、前記カートリッジ本体5の下ハーフ4に設けられた複数の検出孔、具体的には誤記録検出孔11及び第1,第2の種別検出孔12,13と、前記誤記録検出孔11及び第1,第2の種別検出孔12,13を開閉する検出部材14と、を備えている。前記検出部材14は、前記カートリッジ本体5にスライド可能に取付けられていて、図4に示すように、前記誤記録検出孔11及び第1,第2の種別検出孔12,13に対して重合状態になる第1の位置と、図5に示すように、前記誤記録検出孔11及び第1,第2の種別検出孔12,13に対して非重合状態になる第2の位置との間で移動するようになっている。
【0016】
図2に示すように、光磁気ディスク2は、光磁気記録層を設けたディスク本体21の中央部のセンター孔22にマグネットクランプ用の金属製のハブ23を取付けることにより形成されている。
【0017】
前記上ハーフ3は、外面の前記記録再生用の開口部6を囲む位置にシャッター落込用の凹部31を備え、コーナー部分32には後に説明する検出部材14の第4の重合部15dが臨む表示窓部33を備えている。
【0018】
前記下ハーフ4は、内面に前記光磁気ディスク2を回転可能に収納するディスク収納部41を備え、該ディスク収納部41の中央部には前記ハブ23を外部に臨ませる駆動用の開口部42を備えている。また、下ハーフ4のコーナー部分43には、カ一トリッジ本体5の外周壁を構成する立上り周壁44の一部を切り欠いて操作開口45が形成されている。この操作開口45は、後に説明する検出部材14の操作部16を外方に臨ませるとともに、検出部材14を前記第1の位置と第2の位置とに亘って切換操作可能な長さを有している。前記誤記録検出孔11及び第1,第2の種別検出孔12,13は、前記下ハーフ4のコーナー部分43に前記操作開口45に対して略直角方向に配置されている。
【0019】
また、下ハーフ4は、前記誤記録検出孔11及び第1,第2の種別検出孔12,13を挟んで前記操作開口45と対向する位置に前記検出部材14の移動をガイドする第1のガイド壁46を備えていると共に、前記立上り周壁44の内側には、次に説明する前記検出部材14の第1,第2の弾性アーム部17,18に挟まれて該検出部材14の移動をガイドする第2のガイド壁47を備えている。また、下ハーフ4の第1のガイド壁46と第2のガイド壁47の間には後に説明する前記検出部材14のガイド溝19に嵌合して前記第1,第2のガイド壁46,47と共に検出部材14の移動をガイドする第3のガイド壁48が立設されている。
【0020】
前記第2のガイド壁47には、前記立上り周壁44側に湾曲する第1のクリック凹部51と第2のクリック凹部52が設けられている。
【0021】
前記第1のクリック凹部51は、前記検出部材14が前記第1の位置に移動してきたときに該検出部材14に設けた係合凸部20が係合する位置に設けられている。前記第2のクリック凹部52は、前記検出部材14が前記第2の位置に移動してきたときに該検出部材14に設けた係合凸部20が係合する位置に設けられている。また、図2に示すように、下ハーフ4の外面の前記記録再生用の開口部6を囲む位置(前記上ハーフ3のシャッター落込用の凹部31と対応する位置)にシャッター落込用の凹部53が設けられている。
【0022】
前記シャター7は、上ハーフ3のシャッター落込用の凹部31上に重合して上ハーフ3の記録再生用の開口部6を開閉する第1のシャッター板部7aと、下ハーフ4のシャッター落込用の凹部53上に重合して下ハーフ4の記録再生用の開口部6を開閉する第2のシャッター板部7bと、前記第1,第2のシャッター板部7a,7bの端部を連結している連結部7cと、連結部7cの両側部に設けられた第1,第2のスライドガイド部7d,7eと、第1のスライドガイド部7dの端部に設けられたロック部材係合部7fと、を備えている。
【0023】
前記シャター7は、所定の形状に打ち抜いた金属製の薄板を略コ字状に折り曲げることにより形成されていて、前記第1,第2のシャッター板部7a,7bでカートリッジ本体5の上,下ハーフ3,4を挟むと共に、連結部7cをカートリッジ本体5の前端面に沿わせた状態でカートリッジ本体5にスライド可能に組付けられる。
【0024】
前記ロック部材8は、下ハーフ4に設けた支持軸54を挿入する軸受孔8aを設けた枢支部8bと、枢支部8bの一端部に突出形成されていて前記シャター7のロック部材係合部7fが係合する係合凹部8cを設けたロックアーム部8dと、このロックアーム部8dに対向するように枢支部8bの一端部から突出形成された弾性変位部8eと、を備えている。
【0025】
前記ロック部材8は、前記軸受孔8aに前記下ハーフ4に設けた支持軸54を挿入することにより、下ハーフ4に回動可能に取付けられていて、前記弾性変位部8eにより反時計方向の回動力が付与されている。
【0026】
そして、前記シャター7が上,下ハーフ3,4の記録再生用の開口部5を閉塞する位置にスライドしてくると、前記ロックアーム部8dに設けた係合凹部8cにロック部材係合部7fが係合してシャター7は、記録再生用の開口部5を閉塞した状態にロックされる。また、光磁気ディスクカートリッジ1をドライブに挿入すると、該ドライブに設けたロック解除部材でロックアーム部8dが押圧されて該ロックアーム部8dが時計方向に回動し、係合凹部8cからロック部材係合部7fが抜け出てシャター7のロックが解除される。
【0027】
前記検出部材14は、下ハーフ4に設けた誤記録検出孔11及び第1,第2の種別検出孔12,13を閉塞するに足る大きさの略方形をなす孔開閉部15と、移動操作部16と、下ハーフ4に設けた第2のガイド壁47を挟む第1,第2の弾性アーム部17,18と、下ハーフ4に設けた第3のガイド壁48を挿入するガイド溝19と、を備えている。
【0028】
前記検出部材14は、下ハーフ4の上方から前記第1,第2の弾性アーム部17,18の間に前記下ハーフ4に設けた第2のガイド壁47を挿入すると共に、前記ガイド溝19に前記下ハーフ4に設けた第3のガイド壁48を挿入して、前記下ハーフ4に着脱可能に、且つ前記下ハーフ4に移動可能に組み付けられている。
【0029】
前記第1,第2の弾性アーム部17,18の相対する側面の先端部には係合凸部20が設けられていて、該係合凸部20が前記第2のガイド壁47に設けた第1のクリック凹部51又は第2のクリック凹部52に係合するようになっている。
【0030】
前記孔開閉部15は、図4に示すように、検出部材14が第1の位置に在る状態において、前記下ハーフ4に設けた誤記録検出孔11上に重合する第1の重合部15aと、前記第1,第2の種別検出孔12,13上に重合する第2,第3の重合部15b,15cと、前記第2の重合部15bの近傍に前記上ハーフ3に設けた表示窓部33の下方に重なる第4の重合部15dと、を備えている。
【0031】
検出部材14は、前記第1の位置に在る状態において、図8に示すように、第1の重合部15aは、誤記録検出孔11の上部を閉塞し、第2,第3の重合部15b,15cは、第1,第2の種別検出孔12,13の上部を開放する第1のタイプのもの、図9に示すように、第1の重合部15aは、誤記録検出孔11の上部を閉塞し、第2,第3の重合部15b,15cも第1,第2の種別検出孔12,13の上部を閉塞する第2のタイプのもの、図10に示すように、第1の重合部15aは、誤記録検出孔11の上部を閉塞し、第2の重合部15bは、第1の種別検出孔12の上部を閉塞し、第3の重合部15cは、第2の種別検出孔13の上部を開放する第3のタイプのもの、図11に示すように、第1の重合部15aは、誤記録検出孔11の上部を閉塞し、第2の重合部15bは、第1の種別検出孔12の上部を開放し、第3の重合部15cは、第2の種別検出孔13の上部を閉塞する第4のタイプ等の種々のタイプの検出部材14が予め用意されている。
【0032】
そして、前記種々のタイプの検出部材14は、カートリッジ本体5に収納される光磁気ディスク2の種類等に応じて選択使用される。
【0033】
即ち、図8に示す第1のタイプの検出部材14を使用した場合には、第1,第2の種別検出孔12,13の上部が開放されていることをドライブ側の検出手段で検出することにより、カートリッジ本体5に収納されている光磁気ディスク2の種類が識別される。
【0034】
図9に示す第2のタイプの検出部材14を使用した場合には、第1,第2の種別検出孔12,13の上部が閉塞されていることをドライブ側の検出手段で検出することにより、カートリッジ本体5に収納されている光磁気ディスク2が前記第1のタイプの検出部材14を使用したカートリッジ本体5に収納される光磁気ディスク2とは異なる種類のものであることが識別される。
【0035】
図10に示す第3のタイプの検出部材14を使用した場合には、第1の種別検出孔12の上部を閉塞され、第2の種別検出孔13の上部を開放されていることをドライブ側の検出手段で検出すことにより、カートリッジ本体5に収納されている光磁気ディスク2が前記第1のタイプや第2のタイプの検出部材14を使用したカートリッジ本体5に収納される光磁気ディスク2とは異なる種類のものであることが識別される。
【0036】
図11に示す第4のタイプの検出部材14を使用した場合には、第1の種別検出孔12の上部を開放され、第2の種別検出孔13の上部を閉塞されていることを検出すことにより、カートリッジ本体5に収納されている光磁気ディスク2が前記第1のタイプや第2のタイプ、第3のタイプの検出部材14を使用したカートリッジ本体5に収納される光磁気ディスク2とは異なる種類のものであることが識別される。
【0037】
また、前記検出部材14が第1の位置に在るときは、図12に示すように、該検出部材14の第4の重合部15dが上ハーフ3に設けた表示窓部33の下方に位置し、前記検出部材14が第2の位置に在るときは、図13に示すように、前記第4の重合部15dが表示窓部33の下方から逃げ、前記検出部材14の第2の重合部15bが上ハーフ3に設けた表示窓部33の下方に位置して、前記検出部材14が第1の位置から第2の位置に移動したことを表示する。
【0038】
前記検出部材14が第1の位置から第2の位置に移動したことを明確に表示するために前記第5の重合部15dには着色部15e等を設けることによりにより視覚的に識別できるようになっている。
【0039】
前記実施例においては、誤記録検出孔11や種別検出孔12,13を第1〜第3の重合部15a〜15cで全閉(誤記録検出孔11や種別検出孔12,13の上部を隙間なく閉塞)又は全開(誤記録検出孔11や種別検出孔12,13の上部を外部に開放)する場合について示したが、図14に示すように、前記第1〜第3の重合部15a〜15cに検出部材14の肉厚の略1/2程度の深さの穴を形成することにより、前記誤記録検出孔11や種別検出孔12,13を所謂半開タイプの検出部材14を形成しておいて、半開状態にするタイプの検出部材14と前記全開閉タイプの検出部材14と混合して使用し、ドライブ側の検出手段で誤記録検出孔11や種別検出孔12,13等が全開状態であるのか、全閉状態であるのか、或いは半開状態であるのか等を検出することにより、識別数をより一層増大させることができる。
【0040】
なお、実施例においては、3個の検出孔のうちの1個を誤記録検出孔として使用した場合を示したが、誤記録検出孔が必要でないカートリッジにおいては、3個の検出孔を全てディスクの種類等の検出に用いても良い。また、実施例では検出孔を3個形成した場合を示したが、検出孔の数は4個以上であっても良い。また、実施例では光磁気ディスクカートリッジを例にとって説明したが、記録媒体は、光ディスクや磁気ディスクであっても、或いはディスク以外の記録媒体であっても良い。
【0041】
【発明の効果】
本発明のディスクカートリッジには次に述べるような効果がある。
(1)請求項1のディスクカートリッジは、検出部材に、カートリッジ本体に設けた前記複数の検出孔を閉塞又は開放する孔開閉部を設けたので、例えば、前記複数の検出孔を全て閉塞するようにした検出部材や前記複数の検出孔を全て開放するようにした検出部材或いは前記複数の検出孔の内の一つを閉塞し、他の検出孔を開放するようにした検出部材など種々の開閉パターンの検出部材を予め用意しておいて、これら種々の開閉パターンの検出部材の組み合わせにより、カートリッジ本体に設ける検出孔の数を増やさずに識別数を増やすことができる。
(2)請求項2のディスクカートリッジは、検出部材に、カートリッジ本体に設けた検出孔を全開又は全閉するタイプものだけでなく、検出孔を半開閉するタイプのものも加えたので更に識別数を増やすことができる。
(3)請求項3のディスクカートリッジは、上ハーフに設けた表示窓部に、検出部材に設けた重合部が位置しているか否かで検出部材の位置を検出することができる。
(4)請求項4のディスクカートリッジは、前記表示窓部に重合する検出部材の重合部にカートリッジ本体の色と異なる着色を施したので色彩によって検出部材の位置を明確に識別することが可能になる。
(5)請求項5のディスクカートリッジは、カートリッジ本体の下ハーフの上面に検出部材の移動をガイドするガイド突起を設け、検出部材の底面に前記ガイド突起が挿入されるガイド溝を設けたので、これらガイド突起とガイド溝の嵌合により検出部材の移動を円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクカートリッジを裏側からみた斜視図。
【図2】ディスクカートリッジの分解斜視図。
【図3】要部の拡大斜視図。
【図4】検出部材が第1の位置に移動した状態の斜視図。
【図5】検出部材が第1の位置に移動した状態の平面図。
【図6】検出部材が第2の位置に移動した状態の斜視図。
【図7】検出部材が第2の位置に移動した状態の平面図。
【図8】図7のA−A断面図。
【図9】検出部材の他の例を示す断面図。
【図10】検出部材の他の例を示す断面図。
【図11】検出部材の他の例を示す断面図。
【図12】上ハーフに設けた窓部に重合部が重合した状態の断面図。
【図13】上ハーフに設けた窓部に重合部が非重合になった状態の断面図。
【図14】検出部材の他の例を示す断面図。
【図15】従来例の斜視図。
【図16】検出部材が第1の位置に移動した状態の平面図。
【図17】検出部材が第2の位置に移動した状態の平面図。
【符号の説明】
1…ディスクカートリッジ、2…光磁気ディスク、3…上ハーフ、4…下ハーフ、5…カートリッジ本体、6…記録再生用の開口部、7…シャッター、10…情報検出手段、11…誤記録検出孔、12,13…第1,第2の識別孔、14…検出部材、15…孔開閉部、15a〜15d…第1〜第4の重合部、19…ガイド溝、48…ガイド溝。

Claims (5)

  1. 情報記録媒体を収納したカートリッジ本体に前記情報記録媒体についての各種の情報を検出する情報検出手段を設けた情報記録媒体カートリッジにおいて、
    前記情報検出手段は、前記カートリッジ本体に設けられた複数の検出孔と、前記カートリッジ本体内に移動可能に組付けられていて前記複数の検出孔に対して重合する第1の位置と前記複数の検出孔に対して非重合になる第2の位置との間で移動する検出部材と、を備え、
    前記検出部材は、前記第1の位置において前記複数の検出孔を閉塞又は開放する孔開閉部を備えていることを特徴とする情報記録媒体カートリッジ。
  2. 前記孔開閉部は、検出孔を全閉塞するものと、検出孔を全開放するものと、検出孔を半開閉するものの3種類の重合部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体カートリッジ。
  3. 前記カートリッジ本体は、上ハーフに検出部材の位置を表示する表示窓部を備え、前記検出部材は、第1の位置に移動したときに前記表示窓部に重合し、第2の位置に移動したときに前記表示窓部に対して非重合になる重合部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体カートリッジ。
  4. 前記第1の位置に移動したときに前記表示窓部に重合する重合部は、前記表示窓部に臨む部分にカートリッジ本体の色と異なる着色部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の情報記録媒体カートリッジ。
  5. 前記カートリッジ本体の下ハーフの上面には、前記検出部材の移動をガイドするガイド突起が設けられ、前記検出部材の底面には、前記ガイド突起が挿入されるガイド溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体カートリッジ。
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