JPS6113474A - 記録媒体の種類判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば音声、映像情報や文書情報を記録した
り、あるいは記録された情報を再生する記録再生装置に
使用されるテープカセットやディスクジャケット等の記
録媒体のＦ１４判別機構に関するものである。

従来例の構成とその問題点 磁気テープや磁気ディスク、あるいは光ディスクを収納
したテープカセットやディスクジャケットには、記録媒
体の種類によって最適記録条件や再生条件が異なるため
に、記録再生装置の記録動作を制御する記録媒体の種類
判別機構か設けられている。

例えば、テープカセットにおいてはノーマルテープ、Ｃ
ｒ○２テープ、あるいはメタルテープやＦｅ−Ｃｒテー
プのように記録媒体の異なった数種類のテープが提案さ
れ、上述したテープをそれぞれ収納したテープカセット
が商品化されている。

しかしながら上記テープカセットにおいては、記録媒体
の種類に応じてそれぞれ違った位置に記録媒体の種類を
検出する検出用孔が形成されているので、どうしても記
録媒体の種類に応じた個々のテープカセットが必要であ
りテープカセット筐体の共用化が難しかった。また、記
録再生装置本体においても、少なくとも記録媒体のｑを
芒少−種類に応じた数だけの検出手 段が必要であり、どうしてもコスト高となってしまうば
かりでなく、記録媒体の種類が増加すると更に検出手段
の占める割合が高く々９構成が複雑化する等の欠点があ
った。

発明の目的 本発明は、上述の欠点を解決し、簡単な構成でしかも数
種類のディスクの判別を行なうことができ、且つ安価な
記録媒体の種類判別機構を提供しようとするものである
。

発明の構成 本発明の記録媒体の種類判別装置は、情報が記録あるい
は再生される記録媒体を収納したジャケット筐体と、記
録再生装置の本体にジャケット筐体が装着される際に、
記録再生装置の本体に設けられた光検出器と相対しうる
ンヤケント筐体の少なくとも２箇所の位置に設けられ、
反射板の有無を設定しうる少なくとも２ケの反射板配設
部分とを有し、反射板配設部分の反射板の有無の組合せ
によシジャケント筐体に収納された記録媒体の種類判別
を行なうように構成したものであり、記録媒体の種類の
判別を簡単な構成で行なうことができる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例に付き第１図〜第３図を参照し
て説明する。

ここで先ず、ディスクジャケットの構成について、第１
図、第２図により説明する。１はディスクであり、中央
には、ディスクモータの駆動部に係合してディスク１を
ディスクモータに回転支持するための孔が形成されてい
る。

一方、ディスク１を回転自在に収納するジャケット筐体
２は、例えば静電防止剤を含むＡ　Ｂ　Ｓ　＠脂等の射
出成形品からなる上ハーフ２ａと丁ハーフ２ｂから構成
されており、これらの上ハーノ２ａと下ハーフ２ｂとが
互いに溶着されて、略直方体の形状に形成されている。

また、上ハーフ２ａ。

下ハーフ２ｂにはそれぞれほぼ中央に円形のセンタ一孔
３と、ヘッドの挿入のためのヘッド挿入孔４が設けられ
ている。

６はセンタ一孔３及びヘッド挿入孔４が形成されている
部分の上ハーフ２ａ、下ハーフ２ｂの外面にそれぞれ設
けられた凹部であり、ジャケット筐体２の側縁部に沿っ
て延びる直線状のガイド溝６が形成されている。このガ
イド溝６は、上ハーフ２ａかあるいは下ハーフ２ｂのい
ずれか一方に設ければよい。

７は、センタ一孔３及びヘッド挿入孔４を開閉する断面
コ字状のシャッターであり、例えはステンレス、あるい
は合成樹脂等により成形されている。このシャッター７
は、前述した上ハーフ２ａ及び下ハーフ２ｂに設けられ
た凹部６内に所定方向に摺動自在に取り付けられている
。すなわち、上ハーフ２ａの凹部５に設けられているガ
イド溝６に対応してシャッター７には、プレスあるいは
一体成形等により少なくとも２ケ以上の半円状の突起８
が形成されており、この突起８がガイド溝θ内に挿入配
置されると、シャッター７はガイド溝６によって案内さ
れ、第１図に示すように矢印Ａ及びＢ方向に摺動自在と
なるわけである。尚、前記突起８は、Ｖ字状あるいはＵ
字状に形成しても構わない。

９．１０が本発明の記録媒体の種類判別を行なうための
反射板配設部分であり、上ハーフ２ａ及び下ハーフ２ｂ
にそれぞれ非対称に設けられている。この反射板配設部
分９，１ｏば、ジャケット筺体２が記録再生装置本体に
装置される際に、記録再生装置本体に設けられた反射形
のフォトマイクロセンサと相対しうる位置に設けられて
いる。

但し、反射板配設部分１ｏはジャケット筐体２が完全に
装着された時に、前記反射形のフォトマイクロセンサと
相対した位置となるように設ける。

反射板配設部分９，１ｏの反射板の有無を組合せること
により、少なくとも４通りの組合せが可能となる。言い
かえれば、反射板配設部分９，１００反射板の有無の組
合せによ９４種類のディスクの判別が出来る。例えは、
反射板配設部分９，１Ｑともに反射板を設けない状態と
した場合を消去可能ディスクとし、反射板配設部分９に
反射板を設け、反射板配設部分１ｏに反射板を設けない
状態とした場合を記録専用ディスクとし、逆に反射板配
設部分１０に反射板を設け、反射板配設部分９に設けな
い状態とした場合を再生専用ディスクとし、更に反射板
配設部分９，１０ともに反射板を設ける場合を所望する
種類のディスクとすれは、ジャケット筐体２が記録再生
装置本体に装着される際に、記録再生装置本体に設けら
れた反射形のフ、ｒ　トマイクロセンサにより反射板配
設部分９゜１ｏの反射板の有無の状態を検出することに
より、ディスクの種類を判別することができる。

さらに第３図のフォトマイクロセンサを説明する。１１
は反射形のフォトマイクロセンサで、記録再生装置の本
体に設けられ、ジャケットａ体２の反射板配設部分９，
１Ｑの反射板の有無を検出する。１２は発光素子であシ
、１３は受光素子である０１４は検出光で発光素子から
発せられた光である。１５は反射光で反射板の有無を検
出する光である。１６は例えば、ジャケット筐体よりも
反射率の高い金属板からなる反射板で、これが反射形の
フォトマイクロセンサ１１上にくれは、反射光１５が受
光素子１３に検出される。

次にディスクジャケットの動作について、第１図〜第３
図を用いて説明する。

第２図は、装置に挿入する前のジャケット筐体２であシ
、外部から塵埃等がジャケット筐体２内に侵入しないよ
うにセンタ一孔３及びヘット挿入孔４はシャッター７に
より完全に閉じられている。

ここで、ジャケット筐体２の第２図中のＣ（Ｉｌｌを把
持して第２図中のＤ方向に装置内に挿入されると、ンヤ
ノター開閉機構（説明は省略する）によって７ヤノター
７は第１図中の入方向に移動する。同時に、ジャケット
筐体２の反射板配設部分９が装置に設けられた反射形の
フォトマイクロセンサ１１の位置にくると、反射板配設
部分９に反射板１６が存在すれば反射光１５が発せられ
受光素子１３によりこの反射光が検出される。反射板配
設部分９に反射板１６が存在しなければ反射光１６は発
せられず、受光素子１３は検出しない。そして、さらに
ジャケット筐体２が挿入されて完全に装置に挿入された
時、すなわちジャケット筐体２の反射板配設部分１０が
装置に設けられた反射形のフォトマイクロセンサ１１の
位置にくると、同様にして反射板配設部分１０の反射板
の有無が反射形のフォトマイクロセンサ１１によシ検出
される。

従って、ジャケット筐体２の反射板配設部分９゜１Ｑの
反射板の有無を検出することによって、ディスクの種類
を判別することができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ジャ
ケットＭ体に少なくとも２つの反射板配設部分を設けて
、その少なくとも２つの反射板配設部分の反射板の有無
の組合せによりディスクの種類判別を行なうように構成
したので、ジャケットｆｆｆｉ体の共用化が可能である
はかりでなく、検出手段も反射形のフォトマイクロセン
サ１ケですむので、簡単な構成でしかも数種類のディス
ク判別が可能であり、且つ安価な記録媒体の種類判別機
構を提供し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のディスクジャケットの７ヤツターが開
いている状態を示す斜視図、第２図は同シャッターが閉
じている状態を示す斜視図、第３図は同ジャケットの記
録媒体の種類判別機構を示す断面図である。 １・・・・・・ディスク、２・・・・・ジャケット筐体
、９゜１ｏ・・・・・反射板配設部分、１１・・反射形
のフォトマイクロセ／す、１６・・・・・・反射板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名Ｖ 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報が記録あるいは再生される記録媒体を収納したジャ
   ケット筐体と、記録再生装置本体に設けられた反射形の
   光検出器と、前記記録再生装置本体に前記ジャケット筐
   体が装着される際に前記光検出器と相対しうる前記ジャ
   ケット筐体の少なくとも２箇所の位置に設けられ反射板
   の有無を設定しうる少なくとも２ケの反射板配設部分と
   を有し、前記反射板配設部分の反射板の有無の組合せに
   より前記ジャケット筐体に収納された前記記録媒体の種
   類判別を行なうように構成したことを特徴とする記録媒
   体の種類判別装置。