JP2001054845A - 積層フィルムの周縁の仕上げ方法 - Google Patents

積層フィルムの周縁の仕上げ方法

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JP2001054845A JP11227242A JP22724299A JP2001054845A JP 2001054845 A JP2001054845 A JP 2001054845A JP 11227242 A JP11227242 A JP 11227242A JP 22724299 A JP22724299 A JP 22724299A JP 2001054845 A JP2001054845 A JP 2001054845A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積層フィルムに不良品が出るのを抑制でき、積
層フィルムの商品価値を向上させることができ、製品化
された積層フィルムを他物に貼着等する場合の作業効率
の低下を抑制することができるようにする。 【解決手段】複数枚のフィルムを粘着剤を介して積層し
て成る積層フィルムを複数枚重ね合わせ、その積層フィ
ルムの集合体2の周面に回転刃8の刃面を向き合わせた
状態で、前記周面を回転刃8により仕上げ削りする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層フィルムの周縁
の仕上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数枚のフィルムを粘着剤を介して積層
して成る積層フィルムとしては例えば偏光フィルム等の
光学フィルムがあり、このような積層フィルムは、一般
にフィルム積層体をトムソン刃等の切断刃で所定の大き
さにせん断して製品化されている。
【0003】前記フィルム積層体をせん断する場合、切
断刃から各積層フィルムにその両フィルム面の外方側か
ら押圧力が加わることから、粘着剤が各積層フィルムの
周縁からはみ出してきやすいが、従来では、せん断後の
積層フィルムの周縁を仕上げ加工することなく、そのま
ま出荷していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、粘着剤が積
層フィルムの周縁からはみ出した状態のまま出荷してい
たために次の問題があった。
【0005】1) 積層フィルムの周縁からはみ出した粘
着剤が粒状のいわゆる「のり玉」となり、複数枚の積層
フィルムを重ねて出荷する場合、のり玉が積層フィルム
同士の間に入り込んだ状態となって、積層フィルムに打
痕(押し傷)がつく。
【0006】2) 積層フィルムのなかには偏光フィルム
や位相差フィルムのように、複数の積層フィルム同士を
貼合して用いるものがあるが、この場合、両積層フィル
ム同士の間にのり玉が入り込んだ状態となって、貼合後
のフィルムを例えば液晶表示装置のガラスに貼着した場
合、前記のり玉の部分だけ所望の色にならなかったり黒
い点になったりする。
【0007】3) 積層フィルムの周縁からはみ出した粘
着剤に浮遊ごみが付着したり、人手を介してごみが付着
したりして積層フィルムが汚れる。
【0008】4) 前記フィルムの周縁から粘着剤がはみ
出していることから、そのはみだした粘着剤が少量であ
っても前記周縁の見栄えが悪くなる。
【0009】5) 複数枚の重ねた積層フィルムをロボッ
トハンドで上側のものから一枚づつ順に取り出して、液
晶表示装置等に貼着等する自動化ラインにおいては、ロ
ボットハンドで最上層の積層フィルムを取り出したとき
に、次に取り出すべき下側の積層フィルムが、前記はみ
出した粘着剤を介して最上層の積層フィルムについてく
ることがあり、このような場合、自動化ラインを一時停
止して対応しなければならない。
【0010】つまり、前記1),2)では積層フィルムが不
良品になり、3),4)では積層フィルムの商品価値が低下
し、5)では製品化された積層フィルムを他物に貼着等す
る場合の作業効率を低下させるという問題があった。
【0011】これらの問題を解消するために、粘着剤を
切断加工性のよい性質にする粘着剤の改質や、積層フィ
ルムに対する切断刃の形状や材質・切断諸元等を最適の
ものにする切断条件の改良等が試みられているが、所望
の結果を得るまでに至っていない。
【0012】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、積層フィルムに不良品が出るのを抑制
でき、積層フィルムの商品価値を向上させることがで
き、製品化された積層フィルムを他物に貼着等する場合
の作業効率を向上させることができるようにする点にあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成・作用・効果は次の通りである。
【0014】[構成]複数枚のフィルムを粘着剤を介し
て積層して成る積層フィルムを複数枚重ね合わせ、その
積層フィルムの集合体の周面に回転刃の刃面を向き合わ
せた状態で、前記周面を前記回転刃により仕上げ削りす
る。
【0015】[作用] [イ]複数枚のフィルムを粘着剤を介して積層して成る
積層フィルムを複数枚重ね合わせる。そして、積層フィ
ルムの集合体の周面に回転刃の刃面を向き合わせ、その
状態で回転刃により積層フィルムの集合体の周面を仕上
げ削りする。
【0016】[ロ]積層フィルムの集合体の周面に回転
刃の刃面を向き合わせた状態で、前記周面を回転刃によ
り仕上げ削りするから、各積層フィルムにその両フィル
ム面の外方側から圧力が加わりにくく、粘着剤が積層フ
ィルムの周縁からはみ出しにくくなる。
【0017】そして、積層フィルムの周縁からはみだし
ている粘着剤を前記回転刃で削り取ることができ、さら
に、積層フィルムの側縁側の粘着剤部分を回転刃の切削
に伴う熱で固形化させやすくなり、その結果、積層フィ
ルム内の粘着剤を、その外周面が前記側縁よりも内方側
に引っ込んだ状態にすることができる。
【0018】[ハ]前記作用[イ],[ロ]により、従
来のようないわゆるのり玉が生じるのを抑制することが
できるから、 1) 重ねた複数枚の積層フィルムの間にのり玉が入り込
んだ状態になるのを回避することができ、のり玉で積層
フィルムに打痕(押し傷)がつくのを回避することがで
きる。
【0019】2) 積層フィルム同士を貼合する場合も同
様に、両積層フィルム同士の間に前記のり玉が入り込ん
だ状態になるのを回避することができ、従来の問題、つ
まり貼合後のフィルムを例えば液晶表示装置のガラスに
貼着した場合、前記のり玉の部分だけ所望の色にならな
かったり黒い点になったりするという問題を解消するこ
とができる。
【0020】[ニ]前記作用[イ],[ロ]により、積
層フィルムの周縁から粘着剤がはみ出した状態になるの
回避することができるから、 3) 積層フィルムの周縁に浮遊ごみが付着したり、人手
を介してごみが付着したりすることが生じにくくなり、
積層フィルムが汚れるのを回避することができる。
【0021】4) 積層フィルムの周縁の見栄えが悪くな
るのを回避することができる。
【0022】5) 複数枚の重ねた積層フィルムをロボッ
トハンドで上側のものから一枚づつ順に取り出して、液
晶表示装置等に貼着等する自動化ラインにおいては、ロ
ボットハンドで最上層の積層フィルムを取り出したとき
に、次に取り出すべき下側の積層フィルムが最上層の積
層フィルムについてきにくくなり、次に取り出すべき下
側の積層フィルムが最上層の積層フィルムについてきた
ことに起因するラインの一時停止を回避することができ
る。
【0023】[効果]従って、前記作用[イ],
[ロ],[ハ]により、積層フィルムに不良品が出るの
を抑制でき、前記作用[イ],[ロ],[ニ]により、
積層フィルムの商品価値を向上させることができ、製品
化された積層フィルムを他物に貼着等する場合の作業効
率を向上させることができるようになった。
【0024】請求項2による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0025】[構成]請求項1による発明の構成におい
て、前記積層フィルムの集合体を最外側の両フィルム面
の外方側から一対の樹脂製の挟持部材で挟持した状態
で、前記回転刃により前記積層フィルムの集合体の周面
を前記挟持部材の周面ごと仕上げ削りする。
【0026】[作用]請求項1の構成による作用と同様
の作用を奏することができるのに加え、次の作用を奏す
ることができる。
【0027】上記のように、積層フィルムの集合体を最
外側の両フィルム面の外方側から一対の樹脂製の挟持部
材で挟持した状態で、回転刃により積層フィルムの集合
体の周面を一対の挟持部材の周面ごと仕上げ削りするか
ら、仕上げ削りに伴う各積層フィルムのばたつきを防止
できる。
【0028】また、積層フィルムの集合体を最外側の両
フィルム面の外方側から一対の樹脂製の挟持部材で挟持
するから、金属製の挟持部材で挟持する場合に比べる
と、前記両フィルム面が傷つくのを回避することができ
る。
【0029】そして、積層フィルムと切削抵抗が同程度
の樹脂材で前記挟持部材を構成することで、積層フィル
ムの集合体をより円滑に切削することができる。
【0030】[効果]従って、請求項1の構成による効
果と同様の効果を得やすくなった。
【0031】請求項3による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0032】[構成]複数枚のフィルムを粘着剤を介し
て積層して成る積層フィルムを複数枚重ね合わせ、前記
積層フィルムの集合体の周面を、微細研磨粒子を備えた
研磨材で研磨する。
【0033】[作用] [ホ]複数枚のフィルムを粘着剤を介して積層して成る
積層フィルムを複数枚重ね合わせる。そして、前記積層
フィルムの集合体の周面を、微細研磨粒子を備えた研磨
材で研磨する。
【0034】[ヘ]積層フィルムの集合体の周面を、微
細研磨粒子を備えた研磨材で研磨するから、各積層フィ
ルムにその両フィルム面の外方側から圧力が加わりにく
く、粘着剤が積層フィルムの周縁からはみ出しにくくな
る。
【0035】そして、積層フィルムの周縁からはみだし
ている粘着剤を研磨材で削り取ることができ、さらに、
積層フィルムの側縁側の粘着剤部分を研磨材の研磨に伴
う熱でより固形化させやすくなり、その結果、積層フィ
ルム内の粘着剤を、その外周面が前記側縁よりも内方側
に引っ込んだ状態にすることができる。
【0036】[ト]前記作用[ホ],[ヘ]により、請
求項1の構成による前記作用[ハ],[ニ]と同様の作
用を奏することができる。
【0037】[効果]従って、積層フィルムに不良品が
出るのを抑制でき、積層フィルムの商品価値を向上させ
ることができ、製品化された積層フィルムを他物に貼着
等する場合の作業効率を向上させることができるように
なった。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0039】図1に示すように、プロテクトフィルム1
A・偏光膜1B・セパレートフィルム1C等の複数枚の
フィルムを粘着剤を介して積層した四角形の偏光フィル
ム1(積層フィルムに相当)を例にとって、その偏光フ
ィルム1の周縁の仕上げ方法を説明する。
【0040】前記偏光フィルム1は、光学フィルム積層
体をトムソン刃等の切断刃で所定の大きさにせん断して
形成したもので、光学フィルム積層体をせん断する場
合、切断刃から各偏光フィルム1にその両フィルム面の
外方側から押圧力が加わることから、粘着剤が偏光フィ
ルム1の周縁からはみ出した状態になっている。
【0041】[第1実施形態]図2,図3に示すよう
に、前記偏光フィルム1を複数枚重ね合わせ、その偏光
フィルムの集合体2の最外側の両フィルム面側に、偏光
フィルム1よりもやや小さい四角形の一対のアクリル板
3(樹脂製の挟持部材に相当)を、その一対のアクリル
板3の側縁から各偏光フィルム1が少しはみ出す状態に
重ね合わせ、その状態で偏光フィルムの集合体2を治具
6を介して数値制御フライス盤のテーブル(図示せず)
に固定する。
【0042】詳しくは、前記両フィルム面側に一対のア
クリル板3を重ね合わせた偏光フィルムの集合体2を治
具6のベース7に載置し、平面視で偏光フィルムの集合
体2の対向する2辺のうちの1辺側を一対のクランプ工
具5で、また他辺側を一対のクランプ工具5でそれぞれ
ベース7に対してクランプする。
【0043】これにより、偏光フィルムの集合体2を最
外側の両フィルム面の外方側から一対のアクリル板3で
挟持した状態になる。
【0044】そして、前記ベース7を数値制御フライス
盤のテーブル上のバイス9で固定する。
【0045】次に図4にも示すように、前記偏光フィル
ム集合体2の別の2辺側の両周面のうち、一方の周面に
数値制御フライス盤のエンドミル8(回転刃に相当)の
刃面を向き合わせた状態で、前記一方の周面をエンドミ
ル8により仕上げ削りし、一方の周面の仕上げ削りが終
わると他方の周面を同様の方法で仕上げ削りする。
【0046】両方の周面の仕上げ削りが終わると、前記
4個のクランプ工具5によるクランプを解除し、偏光フ
ィルム集合体2の仕上げ削りが終わった2辺のうちの1
辺側を一対のクランプ工具5で、また他辺側を一対のク
ランプ工具5でそれぞれベース7に対してクランプす
る。
【0047】そして、偏光フィルム集合体2の仕上げ削
りが終わってない2辺側の両周面のうち、一方の周面に
エンドミル8の刃面を向き合わせた状態で、前記一方の
周面をエンドミル8により仕上げ削りし、一方の周面の
仕上げ削りが終わると他方の周面を仕上げ削りする。
【0048】これにより、各偏光フィルム1の周縁から
はみだしている粘着剤を削り取ることができ、さらに、
偏光フィルム1の側縁側の粘着剤部分をエンドミル8の
切削に伴う熱で固形化させやすくなり、その結果、偏光
フィルム1内の粘着剤を、その外周面が前記側縁より内
方側に引っ込んだ状態にすることができる。
【0049】[第1実施形態の別実施形態]図5に示す
ように、前記偏光フィルムの集合体2の最外側の両フィ
ルム面側に、偏光フィルム1とほぼ同じ大きさの一対の
アクリル板3を、その一対のアクリル板3の側縁と各偏
光フィルム1の側縁とが揃う状態に重ね合わせ、その状
態で数値制御フライス盤のテーブルに第1実施形態にお
ける手段と同様の手段で固定して、前記エンドミル8で
偏光フィルムの集合体2の周面をアクリル板3の周面ご
と仕上げ削りしてもよい。
【0050】この手段によれば、エンドミル8により偏
光フィルムの集合体2の周面を一対のアクリル板3の周
面ごと仕上げ削りするから、仕上げ削りに伴う各偏光フ
ィルム1のばたつきを防止できる。
【0051】前記アクリル板3はその切削抵抗が偏光フ
ィルム1の切削抵抗とほぼ同じのものにして、エンドミ
ル8で円滑に仕上げ削りできるようにしてある。
【0052】前記エンドミル8に換えて正面フライスで
偏光フィルムの集合体2等を切削してもよい。
【0053】また数値制御フライス盤に限らず、人為操
作する一般のフライス盤で偏光フィルムの集合体2等を
切削してもよい。
【0054】[第2実施形態]図6に示すように、一対
のアクリル板3に挟持された偏光フィルム1を複数枚重
ね合わせ、偏光フィルムの集合体2の周面を、微細研磨
粒子を備えたベルト状の研磨材10で研磨する。前記研
磨材10は複数の転輪11(そのうちの一つは駆動輪で
ある)に巻回してある。
【0055】前記偏光フィルムの集合体2の周面を研磨
するときは、前記駆動輪を駆動することなく研磨材10
を静止状態にする。
【0056】そして偏光フィルムの集合体2を、図示外
の位置変更機構で研磨材10の長手方向に往復位置変更
させることで、偏光フィルムの集合体2の周面を研磨す
る。
【0057】これにより、偏光フィルム1の周縁からは
みだしている粘着剤を削り取ることができ、さらに、偏
光フィルム1の側縁側の粘着剤部分を研磨材10の研磨
に伴う熱で固形化させやすくなり、その結果、偏光フィ
ルム1内の粘着剤を、その外周面が前記側縁よりも内方
側に引っ込んだ状態にすることができる。
【0058】前記研磨材10の同一部分での偏光フィル
ムの集合体2の研磨がある程度続いたとき(例えば、所
定数個の偏光フィルムの集合体2に対応したとき)前記
駆動輪を回転駆動させて研磨材10を所定量送り、別の
研磨材部分で偏光フィルムの集合体2の周面を研磨す
る。
【0059】[第2実施形態の別実施形態]前記ベルト
状の研磨材10を駆動輪の駆動で回転させて、偏光フィ
ルムの集合体2の周面を研磨してもよい。
【0060】[第1及び第2実施形態の別実施形態]本
発明にかかる方法で周縁を仕上げるフィルムは偏光フィ
ルムに限られるものでなく、また光学フィルム以外のフ
ィルムであってもよい。
【0061】前記アクリル板に換えて、PETフィルム
で前記偏光フィルムの集合体2を挟持してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏光フィルムを示す分解斜視図
【図2】偏光フィルムの集合体を数値制御フライス盤に
取り付けた状態を示す斜視図
【図3】偏光フィルムの集合体を数値制御フライス盤に
取り付けた状態を縦断面図
【図4】偏光フィルムの集合体を切削している状態を示
す図
【図5】第1実施形態の別実施形態を示す図
【図6】偏光フィルムの集合体を研磨している状態を示
す図
【符号の説明】
1A,1B,1C フィルム 1 積層フィルム 2 積層フィルムの集合体 3 挟持部材 8 回転刃 10 研磨材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のフィルムを粘着剤を介して積層
    して成る積層フィルムを複数枚重ね合わせ、その積層フ
    ィルムの集合体の周面に回転刃の刃面を向き合わせた状
    態で、前記周面を前記回転刃により仕上げ削りする積層
    フィルムの周縁の仕上げ方法。
  2. 【請求項2】 前記積層フィルムの集合体を最外側の両
    フィルム面の外方側から一対の樹脂製の挟持部材で挟持
    した状態で、前記回転刃により前記積層フィルムの集合
    体の周面を前記挟持部材の周面ごと仕上げ削りする請求
    項1記載の積層フィルムの周縁の仕上げ方法。
  3. 【請求項3】 複数枚のフィルムを粘着剤を介して積層
    して成る積層フィルムを複数枚重ね合わせ、前記積層フ
    ィルムの集合体の周面を、微細研磨粒子を備えた研磨材
    で研磨する積層フィルムの周縁の仕上げ方法。
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