JP2001049919A - 車両の遠隔制御システム - Google Patents
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Abstract
判定でき、その距離に応じて予定した適切な制御を車両
のドアなどの車載機器に対して行うことのできる車両の
遠隔制御システムを提供すること。 【構成】複数の予定通信エリアの送信要求信号を車外に
向けて送信する送信機と、前記送信要求信号の受信に応
答して携帯送受信機から返送される返送信号を受信する
車載受信機と、前記返送信号の前記車載受信機による受
信の有無に応じて車載機器を制御する制御手段とを具備
し、最大通信エリアを有する送信要求信号を除く要求信
号の受信を示す返送信号が、前記車載受信機によって受
信されるか否かに応答して車両ドアの解錠および施錠の
少なくとも一方を制御する。
Description
錠を無線方式で自動的に行なう車両の遠隔制御システ
ム、より具体的にいえば、車両に固有のコ−ドを割り当
てられた電子キーすなわちエントリキー(携帯送受信機
付き)を携帯した使用者(運転者)が予定距離以上車両
から離れたら車両のドアを自動的に施錠し、反対に予定
距離範囲内に近付いたら、施錠されているドアを自動的
に解錠する、車両の遠隔制御システムに関する。
中心としたある予定範囲内で受信可能な(以下、「予定
通信エリアを有する」ということがある)送信要求信号
を送信しておき、その受信に応答して、車両毎に固有の
コ−ドを割り当てられた返送信号を送信するエントリー
キー(携帯送受信機付き)を携帯した使用者(運転者)
が車両から予定距離範囲外に出て前記エントリーキーが
前記送信要求信号を受信しなくなり、その返送信号を返
送しなくなると車両のドアが自動的に施錠され、反対に
前記エントリキーが予定距離範囲内に入ってきて前記送
信要求信号を受信すようになり、返送信号を返送すると
前記ドアが自動的に解錠されるようにした、いわゆる
「ウェルカム機能」を備えた車両ドアの施錠/解錠遠隔
制御システムが知られている。
開平10−25939号公報には、ある予定通信エリア
を有する送信要求信号を、車両に設けた車載送信機から
間欠的に送信し、車両の使用者が携帯するエントリキー
が前記通信エリア内にあって前記送信要求信号が受信さ
れると、これに応答して返送信号を返送させ、車両側の
車載受信機がこの返送信号を受信すると、この返送信号
が正規のものかどうかを判定し(ウェルカムコード判
定)、正規の信号であるときは当該車両のドアを自動的
に解錠し、一方前記返送信号が正規のものでないとき
や、前記エントリキーが前記通信エリア外にあって前記
車載受信機が前記返送信号を受信しないときは前記ドア
を施錠する、いわゆるウェルカム機能を備えた車両ドア
施錠/解錠遠隔制御システムが開示されている。
ーを携帯しているだけで、何等の注意も操作もする必要
なしに、車両から予定距離以上離れればドアが自動的に
施錠され、反対に予定距離範囲内に近付けば自動的にド
アが解錠されるので、ドアの施錠忘れを無くし、盗難な
どを効果的に防止できると共に、車両に戻ったときに解
錠する手数が省けるという利便性が期待される。
を狭く(例えば、1m以内に)設定しておけば、降車時
にドアが自動施錠されるのを確認することが容易であ
り、送信電力も小さくて済むのでバッテリの消耗が少な
く、さらにIDコ−ド(車両に特有の識別コ−ド)が他
人によって傍受されるのも確実に防止できる利点があ
る。なおドアの施錠は、ドアロック機構の作動音やシル
コンスイッチのロック位置への移動などによって聴覚
的、視覚的に確認される。
置では、前記送信要求信号送信用とは別に、中程度の広
さの領域内への物体侵入を検知するための送信アンテナ
を車両側に付設し、物体すなわち運転者の前記領域への
入来が検知されたときに狭い通信エリアの送信要求信号
を車両側から送信し、運転者のエントリキーによる前記
送信要求信号の受信を示す返送信号が返送されたときに
ドアを解錠する一方、ドアの施錠のためには広い通信エ
リアの別個の第2の通信手段を準備し、第2通信手段で
の交信が不能になった時点でドアを施錠するようにして
いる。
記送信要求信号の通信エリアを広く設定した場合には、
使用者が車両に近づいていることを車両側で早く検出す
ることができるため、乗車時にドアをアンロンクさせる
確実性が向上され、これによって、使用者は手動でドア
アンロックを行なう必要がなくなり、ドアアウタハンド
ルを操作するだけで簡単に乗車できるので、利便性が向
上する。
車両から遠くに離れなければドアロックが行われなくな
り、使用者はドアがロックされたことを確認しにくく
(前述のように、通常ドアロック機構の作動音やロック
位置に移動したシリコンSWで確認する)、また、エン
トリーキーを持った乗員が車両の近くで作業(トランク
の荷物整理)しているときにはドアがロックされないの
で、第3者によってドアが開けられて車室内の物品が盗
まれる可能性があるという問題点があった。
合には、乗員は、車両に背を向けており、予定通信エリ
アが大きいほど、降車後に解錠状態に保たれる時間が長
くなるので、盗難に遭う危険性が多くなる。また、広い
通信エリアに送信要求信号を送信するために大電力を必
要とし、電力消費量が大きくなってバッテリの消耗が著
しくなる。
エリアを狭く設定した場合、例えば、特開平10−25
939号公報に示されるように、各ドアのごく近傍(約
1m)で送信要求信号が受信されなくなってドアがロッ
クされる場合には、降車時のドアロックが確実に確認で
き、またIDコード(認識番号)の傍受を防止すること
が可能となるとともに、送信出力を下げることができる
ので電力の消費量も抑えることができる。
ックさせる確実性は低下する。すなわち、送信要求信号
送信のための電力消費量を抑えるために、一般的に、車
両から送信される起動信号は間欠送信されている。交信
エリアが広ければ、送信間隔を長く設定しても交信エリ
ア移動中の使用者との交信が可能であるから、乗員がド
アの位置に到達したときにはドアのアンロックが完了さ
れている。
乗車するために走ってきたときには、エントリキーと車
両側送信機、受信機との間の交信が完了せず、乗員がド
アの位置に到達したときにはドアがアンロックされてい
ないため、何回もドアアウタハンドルを操作しなければ
ならないという事態が発生する可能性があり、商品価値
がなくなってしまうという問題点がある。この問題点を
解決するために、送信要求信号の送信間隔を短く設定す
ることも考えられるが、反って消費電力が増し、バッテ
リに負担がかかってしまう。
報の装置では、送信要求信号送信のための電力消費量を
低減できる可能性はあるが、物体侵入検知用の送信アン
テナを別個に設ける必要があり、構造の複雑化とコスト
高をもたらす傾向があり、さらにそのための電力消費が
加算されるという問題がある。のみならず、当該車両の
エントリキー(使用者)とは異なる第3者や物体が近付
いたときにも送信要求信号を送信するので電力消費量の
点で改善の余地がある。さらに解錠の前提要件として、
エントリキーが正当なものであるかどうかを判定するた
めの交信エリアが狭いので、運転者が急いで車両に近付
くような場合には、車両に到達したときに未だドアが解
錠されていないことがあり、折角の自動解錠機能が有効
に機能しないという問題がある。
での距離に応じた適切な予定制御を車両のドアなどの車
載機器に対して行うことのできる車両の遠隔制御システ
ムを提供することにある。
記載の車両の遠隔制御システムは、車両に搭載され、互
いに異なる予定範囲内で受信可能な複数の送信要求信号
を車外に向かって送信する送信機と、前記送信要求信号
を受信して返送信号を送信する携帯送受信機と、車両に
搭載され、前記携帯送受信機から返送された返送信号を
受信する受信機と、前記受信機による前記返送信号の受
信の有無に応じて、車載機器を制御する制御手段とを具
備し、前記制御手段が、最大の予定範囲内で受信可能な
送信要求信号以外の送信要求信号の受信に対応する返送
信号が前記受信機によって受信されるか否かに応じて、
車両のドアの解錠および施錠の少なくとも一方を制御す
る点に特徴がある。
制御システムは、前記のような予定範囲内で受信可能な
複数の送信要求信号をそれぞれ間欠送信し、前記受信機
による前記返送信号の受信時間間隔に基づいて、前記携
帯送受信機がどの予定範囲内に位置しているかを判別
し、前記携帯送受信機が位置する予定範囲に応じて予め
決められた態様で車載機器の制御を実行することを特徴
とする。
は、送信要求信号が間欠的に送信され、その際、より小
さい予定範囲内で受信可能な送信要求信号が、より大き
い予定範囲内で受信可能な送信要求信号の送信間隔の間
に少なくとも1回送信されることを特徴とする。
は、前記携帯送受信機から返送される前記の各返送信号
が、どの予定範囲内で受信可能な送信要求信号に応答す
るものかに応じて、互いに識別可能であることを特徴と
する。
は、乗員が降車してエントリキーが車両から遠ざかって
いるときは、ある予定範囲内で受信可能な送信要求信号
に対応する返送信号が車載受信機で受信されなくなるこ
とに応答して、それよりも大きい予定範囲内で受信可能
な送信要求信号を車載送信機から送信し、同様にして順
次に大きい予定範囲内で受信可能な送信要求信号を送信
することを特徴とする。
は、エントリキーが遠方から車両に近付いているとき
は、ある予定範囲内で受信可能な送信要求信号に対応す
る返送信号が車載受信機で受信されるようになったとき
に、それよりも小さな予定範囲内で受信可能な送信要求
信号を車載送信機が送信し、同様にして順次に小さい予
定範囲内で受信可能な送信要求信号を送信する点に特徴
がある。
ステムは、乗車検出手段による乗車操作検出に応答し
て、前記送信機が車内で受信可能な送信要求信号を送信
することを特徴とする。
機(エントリキー)を所持する乗員から車両までの距離
をきめ細かく判断することが可能になり、適切な距離の
時に、ドアなどの車載機器を制御できるので、車両ドア
の解錠、施錠などの車載機器制御の利便性と盗難防止機
能の向上とを両立させることが可能になる。
数の、予定範囲内で受信可能な送信要求信号の受信に応
答する携帯送受信機からの返送信号に含まれるコ−ドを
異ならせなくても、返送信号の車両側での受信時間間隔
に基づいて、携帯送受信機を所持する乗員から車両まで
の距離範囲を判別できるので、前記距離範囲に応じた適
切な車載機器制御ができるのみならず、携帯送受信機の
送信機の構造および車両側制御手段のコ−ド判別動作を
一層簡略化することができる。
らの返送信号も間欠送信となり、請求項3の場合と同様
の作用、効果が期待できる。
異なる送信要求信号の受信に応答して携帯送受信機から
送信される返送信号が互いに異なるので、車両側の制御
手段は受信した返送信号のみに基づいて、携帯送受信機
から車両までの距離範囲を的確に判別できるので、前記
距離範囲に応じた適切な車載機器制御を行うことができ
る。
時には、乗員が所持する携帯送受信機が車両から遠去か
るにつれて、より大きい予定範囲内で受信可能な送信要
求信号を送信し、受信されなくなった、より小さい予定
範囲内で受信可能な送信要求信号の送信は順次停止し、
一方、携帯送受信機が十分遠方から車両に近付く時は最
大予定範囲内で受信可能な送信要求信号の受信に応答す
る返送信号が車両側で受信されるまでは、より小さい予
定範囲内で受信可能な送信要求信号の送信は行なわれな
い。
囲の外にあるときは、当該最大予定範囲内で受信可能な
送信要求信号のみしか送信されず、最大の予定範囲で受
信可能な送信要求信号に対応する返送信号が車両側で受
信された場合のみ、より狭い予定範囲で受信可能で、実
際に車両ドアのロック、アンロックなどを制御するため
の送信要求信号が送信されるので、送信要求信号の送信
を必要最小限に抑えて車両バッテリの消費電力量を節減
することができる。
所持する乗員が乗車して車内にいることを的確に判断で
き、かつ車内で受信可能な送信要求信号の受信に応答す
る携帯送受信機からの返送信号に基づいて、車室内で操
作される車載機器の制御が行なわれるので、盗難防止機
能をさらに向上することができる。
の一実施例を適用した車両用エントリキー装置を詳細に
説明するが、具体的説明に入る前に、以下の説明および
図面に使用する各種フラグ、ビットが1のときの意味、
およびタイマの意味を列記して説明する。 AREC =Aコ−ド受信 ATM =A送信要求信号送信 BCHG =スモールB送信要求信号からラージB送信
要求信号送信への切り換え判定開始 BLTM =ラージB送信要求信号送信 BREC =Bコ−ド受信 BSTM =スモールB送信要求信号送信 I(変数)=Aコードの連続受信回数 IMCHK=イモビチェックを開始 IMDONE=イモビチェック済 IMOK =イモビチェック結果 m(変数)=タイマT−OUTの設定値 MOD(n,m)=除算n/mの余り n(変数)=送信すべき送信要求信号の種別設定用 OUT =A送信要求信号通信エリア外にある RCHK =車両近傍不存在判定タイマT−OUTが始
動済 RF1/2=リフレッシュ手順1/2の処理済 T−BCHG=B送信要求の変更設定タイマ T−IMCHK=イモビチェック時間設定タイマ T−OUT=A送信要求信号通信エリア外を判定する時
間設定タイマ T−WR1/2=受信間隔第1/第2タイマ 送信要求信号タイマ割込み許可ビット=送信要求信号送
信のタイマ割込み許可 まず、図1のブロック図を参照して、本発明の一実施例
を適用した車両遠隔制御システムについて説明する。
ッテリなどの電源回路2、LF送信回路9a〜9cに接
続される入出力回路3、後述するイグニッションSWユ
ニット10に通信線32を介して接続されるバス通信回
路4、記憶回路5、MOSFET6、入力回路7、およ
びこれらに接続され種々の制御を行うCPU8から構成
され、さらに該CPU8にはRF受信回路9fが接続さ
れている。また、前記入力回路7には、後述するエント
リキー50から、手動操作によって送信されるマニュア
ルコードのみに応答するマニュアルモードに設定するた
めのマニュアルSW7aの他、パーキングSW7b、4
個のドアSW7c、エンジンフードSW7d、およびド
アキーシリンダSW7eなどが接続されている。
リキー50は、RF信号をアンテナを介して送信するR
F回路51、ブザーなどの警報、表示器52、前記LF
送受信回路9a〜9cから発信されたLF信号を受信し
て信号処理をする整流トリガ(TRIG)回路53、C
PU54、電池55、および手動でドアをロックした
り、アンロックしたりするマニュアルコードを送信する
ための手動スイッチ56、57、ならびにこのような手
動操作を許容・禁止するためのスイッチ58等から構成
されている。なお、前記スイッチ56、57を1個のス
イッチに統合し、操作ごとにロック、アンロックが繰り
返されるようにすることもできる。
スマートエントリユニット1との間で、通信線32を介
して信号の送受信をするバス通信回路11、電源回路1
2、記憶回路13、イモビ(盗難防止機能)用アンテナ
14、低周波(LF)送受信回路15、キーの着脱を検
出するキーSW16、イグニッション(IGN)SW1
7、該IGNSW17の接点位置を検出するIGNポジ
ション検知部18、前記IGNSW17の回転端子を駆
動するモータ19、該モータ19を駆動するモータドラ
イバ20、キーシリンダに抜き差しされる予備キー(ま
たは、緊急キー)21、該予備キー21の抜取りを制限
するインターロックACT(アクチュエータ)22、該
インターロックACT22を駆動するACTドライバ2
3、および前記各部の動作を制御するCPU24から構
成されている。また、該CPU24には、エンジンを始
動するためのクイックスタートSW31が接続されてい
る。
エントリキー50の動作の概要について、図2、図3の
タイミングチャートおよび図13の概念図を参照して説
明する。図2はエントリキー50を所持している人(以
下では、単に「エントリキー」ということがある)が遠
方から車両1に近づいて乗車する時の接近検知に、また
図3はこれとは逆に降車後に車両1から離れていく時の
離隔検知にそれぞれ応答して車両のドアの施錠・解錠を
制御するウェルカム機能を説明する図である。これらの
図において、各送信要求信号の高さは信号の強さすなわ
ち通信(可能)エリアの大きさを表わしている。
十分に離れていてドアがロックされている降車または駐
車状態においては、図2の左端に示されているように、
車両からA送信要求信号(例えば、100KHz)が、
第1の予定時間間隔(y秒間隔)で、図13に符号Aで
示す最大通信エリア(例えば、4〜5m)を有する強度
で発信されている。エントリキーを所持している人が、
車両からA送信要求信号の通信エリアA内の距離にまで
接近してきて、該エントリキーが時刻t1 に前記A送信
要求信号を受信すると、これに応答してエントリキー
は、前記A送信要求信号の受信を示すAコードを含む返
送信号(以下、単に「Aコード」ということがある)を
返送する。返送信号のフォーマットについては、図15
を参照して後述する。
送信号であると判定されると、車両からは時刻t2 にラ
ージエリアB送信要求信号(図13に符号Bラージで示
す、例えば約1mの通信エリアを有する:例えば、30
0KHz)を第2の予定時間(x秒)間隔で発信する。
ここでy>xであり、図示の例ではy=3xに設定され
ている。時刻t3 で、エントリキーが前記Bラージ送信
要求信号を受信すると、エントリキー50はこれに応答
したBコードを含む返送信号(以下、単に「Bコード」
ということがある)を返送する。該Bコードを含む返送
信号が正規のものであると判定されると、車両のドアロ
ックがアンロックにされる。
SWオン)、次いで時刻t5 に該ドアが閉められると、
乗員が乗車し終ったと判断され、当該車内を通信エリア
とするI(イモビ)送信要求信号が発信される。エント
リキーが該I送信要求信号に応答したIコード(イモビ
コード)を含む返送信号を送信すると、車両側ではその
正当性を確認するイモビチェック(イモビコード判定)
を実行し、Iコードが一致すると、I送信要求信号の送
信が禁止されると共に、時刻t6 にFI−ECU33を
エンジン作動可能状態にする。
(IGN.SW)がON位置まで回転されると、Aおよ
びB送信要求信号の送信が停止されると共に、後述する
リフレッシュ2処理が実行される。なおAおよびB送信
要求信号の送信停止は、Iコードの一致またはドアの開
閉に伴うドアスイッチのオン・オフ変化に応答して実行
することもできる。
3に示されているように、時刻t1にIGN.SWがO
N位置からACC位置に回動されると、FI−ECU3
3はエンジン作動不能状態にされる。時刻t2 に、アン
ロック状態で、ドアSWがオフ(ドア閉)からオン(ド
ア開)になると、乗員が降車しようとしていると判断さ
れてBスモール送信要求信号(図13に符号Bスモール
で示し、例えば約0.5mの通信エリアを有する:例え
ば、300KHz)の送信が開始される。その後は予定
の時間間隔(x秒)で、Bスモール送信要求信号が車両
から送信される。さらに時刻t3 にドアSWがオンから
オフ(ドア閉)に変化するのに応答して、I送信要求信
号も予定の周期で送信され始める。
キーはI送信要求信号を受信しなくなる一方、前記Bス
モール送信要求信号を受信するようになり、この受信に
応答してBコードを含む返送信号を返送する。時刻t4
に、該Bコードを含む返送信号が受信されてその正当性
が判定されると、A送信要求信号が出力され始める一
方、I送信要求信号の送信が停止される。エントリキー
は、AおよびBスモール送信要求信号を受信している間
中は、その応答であるAおよびBコ−ドを返送しつづけ
る。
13のBスモールエリアの外に出るとB送信要求信号は
受信されなくなるので、Bコ−ドの返送はなくなる。車
両側で、Aコードの受信とそのウェルカムコード判定の
みが行われ、Bコードが予定期間の間受信されなくなる
と(実施例の場合は、Aコードが連続して受信される
間、即ち、y秒間の間にBコードが一度も受信されない
と)、最後のAコード判定時刻t7 においてドアがロッ
クされる。
要求信号も受信しなくなり、したがってAコードを返送
しなくなってからT−OUTタイマの設定時間(m秒)
が経過した時刻t8 以降は、A送信要求信号のみが予定
周期y秒で間欠送信されるようになる。なお、変形例と
して、図3に点線で示すように、Bコ−ドが受信予想時
刻に受信されなかった直後のAコ−ド受信時刻t5 でド
アをロックしてもよい。
参照して、前記スマートエントリユニット1の動作の概
要を説明する。
ム全体の初期化が行われる(ステップS1)。ステップ
S2では、イグニッションスイッチ(以下、IGN.S
W)がオンにされているか否かが判断される。図3のt
1 時点で、停車のために乗員が該IGN.SWをオフに
すると、手順はステップS3に進んでリフレッシュ1の
処理、すなわちイモビ(盗難防止)システムに関する各
種フラグの初期化が行われる。前記ステップS3の処理
については、図7を参照して後述する。
状態か否かの判断がなされ、ステップS6では、ドアS
Wがオンからオフに変化したか否か(すなわち車両のド
アが開状態から閉じられたか)の判断がなされる。降車
のためにドアを開閉するまでは、ステップS6の判断は
否定であるから、処理はステップS9へジャンプし、ド
アの施錠・解錠の手動スイッチ操作のみが可能なマニュ
アルモードに切換えるためのマニュアルSW7aがオン
であるか否かが判断される。通常は、該マニュアルSW
7aはオフにされている(すなわち、マニュアルモード
が選択されていない)から、この判定は否定になる。ス
テップS10では、ドアSWがオフからオンに(すなわ
ち、ドアが閉から開に)されたか否かが判断される。
スイッチがオフからオンに変化するのでステップS10
の判定が肯定になり、ステップS11においてBREC
フラグが1かどうか(すなわち、Bコ−ドが受信された
かどうか)が判定される。初めは受信されないのでステ
ップS12へ進んで、BSTMフラグが1に、また送信
すべき送信要求信号の種別(A、Bスモール、Bラージ
のいずれか)を設定するための変数nが0にされる。
送信するかの選定をする処理であり、後述の説明から明
らかなように、ここでは通信エリアの小さいBスモール
送信要求信号送信を設定している。ステップS13で
は、送信要求信号送信処理の実行を許可するタイマ割込
み許可ビットがセットされ、タイマ割込みによる前記送
信要求信号送信が可能にされる。
ードが受信されたか否かが判断され、受信された場合
は、次のステップS15で、機能コードが何であるかが
判定される。すなわち、エントリキー50からの返送信
号(AまたはBコード)、または手動操作のためのマニ
ュアルコードが受信されたか否かの判定がなされる。最
初は、ステップS14の判断は否定であるからステップ
S15Aへ進み、IMCHKフラグを参照してイモビチ
ェックが行なわれているかどうかを判定する。この段階
ではイモビチェックは行なわれていないから、処理はス
テップS30(図5)へジャンプするが、ステップS3
0の判断も否定になるのでフローS41に進む。フロー
S41の処理では、一定時間以上前記コードが受信され
ない時に、ウェルカム機能に関するフラグがイニシャラ
イズされる。
グを参照してエントリキーがA送信要求信号通信エリア
外であるか否かの判断がなされる。最初は、A送信要求
信号通信エリア外である旨の記録はされていない(すな
わち、OUTフラグ=0)ので、ステップS32でRC
HKフラグが1である(エントリキーが車両の近傍に存
在しないことを判定する時間設定用のT−OUTタイマ
が始動されている)か否かの判断がなされ、この判断が
否定の時にはステップS33に進んで、T−OUTタイ
マにm秒が設定される。このmは、m秒>y(=3x)
秒≧z秒の関係を満足する大きさであるのが望ましい。
ここで、図2に示されているように、yはA送信要求信
号の送信間隔(または周期)、xはB送信要求信号の送
信間隔であり、またzはI(イモビ)送信要求信号の送
信間隔である。ステップS34では、RCHKフラグが
1にされて前記T−OUTタイマが始動される。
mが経過して前記T−OUTタイマが0になったか否か
の判断がなされる。初めは上記時間mが経過していない
のでステップS2へ戻る。
ドアスイッチがオンからオフに変化するのでステップS
6の判断が肯定になり、ステップS7に進んでリフレッ
シュ1のフラグが0にされる。次のステップS8では、
I送信要求信号送信処理が実行されるのを許可するタイ
マ割込み許可ビットがセットされ、タイマ割込みによる
I送信要求信号の送信が可能になる。その後、処理はス
テップS14、S15A、S30およびフローS41を
経てステップS2へ戻る。
Bスモール送信要求信号が受信されるのでエントリキー
はBコ−ドを返送する。エントリキー50から返送され
るBコ−ドが車両側の受信機で受信されると、ステップ
S14の判断が肯定になる。これにより、処理はステッ
プS15に進んで、受信したコードが、エントリキー5
0から送信された、ドアのロック・アンロック用手動ス
イッチの操作によるマニュアルコードであるか否かの判
断がなされる。この判断が肯定の場合にはステップS1
6に進んでマニュアル処理(手動スイッチ操作によるコ
ードを判定する処理:詳細説明は省略)がなされる。
コードであるから、前記ステップS15の判断が否定に
なり、処理はステップS17に進んで前記マニュアルS
Wがオンにされているか否かが判断される。そして、該
ステップS17の判断が肯定の時はステップS2に戻る
が、ここでも否定になるのでステップS18に進んで、
ウェルカムコード判定の結果に基づいて車両ドアのロッ
ク・アンロックを実行するウェルカム処理が実行され
る。
テップS18のウェルカム処理の動作を、まず乗員がエ
ンジンを停止して降車し、エントリキーが車両から遠ざ
かる場合について説明する。前述のように、乗員の降車
が判定されると、ステップS12(図4)でBスモール
送信要求信号送信が選択され、nが0にリセットされる
と共に、ステップS13でタイマ割込みによるB送信要
求信号送信が可能化される。そして、対応するBコード
の受信に応答してステップS18のウェルカム処理が始
まる。
から返送されて車両側で受信されたAコードが一致した
か否かの判断がなされるが、初めはA送信要求信号は送
信されないので、この判定は否定になり、処理はステッ
プS201へ進む。ステップS201で、受信したBコ
ードが一致していると判断された時には、ステップS2
02に進んで、Bコ−ド受信を示すBRECフラグが1
にされ、同時にAコ−ドの連続受信回数を示すIが0に
される。つぎのステップS204ではドアがアンロック
される。
ラグが1であるか否かの判断がなされるが、この時点で
はAコ−ドは受信されておらず、この判断は否定になる
のでステップS210に進んでATMフラグが1にされ
てA送信要求信号の間欠送信が可能になる。ステップS
211では前記nが0にされる。ステップS212で
は、I送信要求信号タイマ割込み許可ビットをクリアし
てI送信要求信号の送信を禁止する。ステップS214
ではBCHGフラグを0にする。Bコ−ドが連続受信さ
れている間は上記の処理が繰り返される。
トリキーから返送されたAコ−ドが受信されると、ステ
ップS171の判定が肯定になるので、処理はステップ
S172に進み、ARECフラグを1にし、OUTフラ
グおよびRCHKフラグを0にして、エントリキー50
がA送信要求信号通信エリア内にあることを登録し、タ
イマT−OUTをリセットする。ステップS173で
は、Aコードの連続受信回数を示す変数Iに1を加算し
て更新する(このとき、Iは1になる)。ステップS1
74では前記変数Iが2(1例として)になったかどう
かを判定するが、最初は2にならないのでステップS1
80へジャンプする。
求信号の選択を指示するBSTMフラグが1であるか否
かの判断がなされる。今はBSTMフラグは1であるの
でこの判断は肯定となり、処理がステップS181に進
んで、B送信要求信号のBスモールからBラージへの切
り換えを開始するBCHGフラグが1であるか否かの判
断がなされる。BCHGフラグは0にされているので、
ステップS182に進んでBCHGタイマが例えば30
秒に設定される。
車両から十分に離れてBラージ送信要求信号の通信エリ
ア外へ出てしまうことが期待できるように、例えば経験
的または実測に基づいて選定されることができる。その
後、処理はステップS184に進んでBCHGフラグが
1にされる。次に、ステップS185で、BCHGタイ
マが0になったか否かの判断がなされる。初めは0でな
いので、ステップS2へ戻る。
通信エリア(図13参照)外へ遠ざかると、車両側では
Bコ−ドが受信されず、Aコ−ドのみが連続して受信さ
れるようになるので、ウェルカム処理ではステップS1
71の判定のみが連続して肯定となるようになる。その
結果、ステップS173で変数Iが2に更新されてステ
ップS174の判定が肯定になり、処理はステップS1
76に進んでドアがロックされる。
信されると、処理はステップS174からステップS1
80へジャンプし、さらにステップS181からステッ
プS185へジャンプする。前にBCHGタイマに設定
された時間(30秒)が経過するまではステップS18
5の判定が否定になるので直ちにステップS2へ戻る
が、前記設定時間が経過すると、ステップS185の判
定が肯定になる。
でBスモール送信要求信号を選択する前記BSTMフラ
グが0にされ、ステップS187ではBラージ送信要求
信号を選択するBLTMフラグが1にセットされる。そ
の結果、タイマ割込みによってBラージ送信要求信号が
送信されるようになるが、このときはエントリキーは十
分に車両から離れてその通信エリア外へ出ているいるの
で、Bラージ送信要求信号を受信することはできず、し
たがって返送信号であるBラージコ−ドは返送されな
い。
ついにはA送信要求信号も受信しなくなり、Aコ−ドの
返送もなくなる。この状態での処理は、図4のステップ
S14の判定が否定になってステップS15Aから図5
のS30へ進むようになり、フローS41で、前述した
ようなステップS31、S32の判定が行なわれ、ステ
ップS33でT−OUTタイマにm秒が設定される。そ
してステップS35の判定が否定の間はステップS2へ
戻って循環する。
ートにおいて、T−OUTタイマに設定された時間m秒
が経過して前記ステップS35の判断が肯定になると、
すなわちエントリキー50からの返送コードがm秒間受
信されないと、処理はステップS36〜S39に進ん
で、ウェルカム処理に関するフラグである、AREC,
BREC,BLTM,BSTMフラグが、それぞれ、0
にイニシャライズされると共に、ステップS40に進ん
で、OUTフラグが1にされ、エントリキー50がA送
信要求信号通信エリア外であることが記録される。その
後、最初のステップS2へ戻って前述の処理を繰り返
す。
が共に0にされているので、図3のt8 より後、図2の
t1 以前の状態に相当し、A送信要求信号のみが間欠送
信されている。もちろん、この間はA送信要求信号はエ
ントリキーによって受信されないので、Aコードは返送
されない。
に近付いて乗員が乗車する場合について説明する。エン
トリキーがA送信要求信号を受信しない遠距離位置から
同信号の通信範囲内の位置にまで近付くとまずA送信要
求信号が受信され、これに応答してエントリキーがAコ
−ドを返送する。車両側ではAコ−ドが受信されるの
で、ステップS14の判定が肯定となって処理はステッ
プS15に進み、受信したコードがマニュアルコードで
あるか否かの判断がなされる。
に進んで、マニュアル処理がなされる。ここではマニュ
アルコ−ドの受信でないから、前記ステップS15の判
断が否定になり、処理はステップS17に進んでマニュ
アルSWがオンにされているか否かが判断される。そし
て、該ステップS17の判断が肯定の時はステップS2
に戻るが、ここでは否定になるのでステップS18に進
んで図9のウェルカム処理が実行される。
判定が肯定、ステップS174の判定は否定になるの
で、処理はステップS180へジャンプされる。この時
はステップS180の判定も否定であるので、ステップ
S188でBLTMフラグが1かどうかを判定する。こ
の段階では、BLTMフラグは1にされていないので、
処理はステップS189へ進み、BLTMフラグが1に
されてBラージ送信要求信号送信が選択され、さらにス
テップS190で変数nに1がセットされる。Aコ−ド
のみが受信されている間は上記の処理が繰り返され(た
だし、ステップS188の判定は肯定になるので、ステ
ップS189及び190の処理はジャンプされる)、A
送信要求信号およびBラージ送信要求信号がそれぞれ予
定の周期で間欠送信される。
と、エントリキーは車両から発信されるBラージ送信要
求信号をも受信するようになり、Bコードを返送するよ
うになる。返送されたBコ−ドが車両側で受信される
と、ステップS171の判定が否定、ステップS201
の判定が肯定となり、ステップS204でドアがアンロ
ックされる。このときは既にAコ−ドが受信されている
のでステップS209の判定が肯定になり、ステップS
212でI送信要求信号の送信を禁止する。
ドアを閉めると、ステップS6(図4)の判定が肯定に
なり、ステップS8で、I送信要求信号の送信を許可す
るタイマ割込み許可ビットがセットされ、I送信要求信
号の間欠送信のタイマ割込みが許可される。なおこの状
態では、エントリキーはAおよびB送信要求信号を受信
しないので(これらの送信要求信号は車外に向けて送信
されるから)、車両側ではAコードおよびBコ−ドはい
ずれも受信されない。
受信してIコ−ドを返送し、これが車両側で受信される
と、メインフローのステップS14、S15およびS1
7を経た後、図9のウェルカム処理に入る。そしてステ
ップS171、S201の判定が否定になるので、図1
0のステップS221に進む。なお、前記図10の鎖線
SCで囲まれた各処理は既知のイモビライザ機能の処理
である。
クが済んでいるかを示すIMDONEフラグが1である
か否かの判断がなされる。この時点では前記判断は否定
であるからステップS222に進んでイモビチェックが
行われる。このイモビチェックでは、図11を参照して
詳細に後述するように、受信したIコ−ドが正当なもの
か否かが判定され、正当なものであるときは、これを示
すIMOKフラグが1にされる。つぎのステップS22
3では、イモビチェックの結果がOKか否かの判断がI
MOKフラグを参照して行なわれる。
は、ステップS227でエンジンを不作動状態にする
が、判断が肯定の時にはステップS224に進んでエン
ジンの始動を許可する。ステップS225ではATMフ
ラグが0にされ、さらにステップS226ではAREC
フラグが0にされる。つぎにIコ−ドが受信されたサイ
クルで、前述と同様にして処理がステップS221に達
すると、この判断は肯定になるので、ステップS228
へ進み、I送信要求信号のタイマ割込み許可ビットをク
リアしてI送信要求信号の間欠送信を禁止する。
(バス)32を介してFI−ECU33へ伝送される
(図1参照)。前記FI−ECU33は、前記IMOK
フラグの値に応じて、すなわち、その値が1のときはエ
ンジンを作動させるように、また反対に値が0のときは
エンジンを不作動にするように、それぞれ燃料ポンプ、
燃料噴射・供給装置、点火装置(いずれも図示せず)な
どを制御する。
理は、Bコード送信要求信号の通信エリアすなわち受信
可能領域に、乗車時と降車時とでヒステリシスを持た
せ、降車して車両から離れるときにはBスモール送信要
求信号を選択して早期にドアロックを行ない、反対に乗
車のために車両に近付くときには、可及的早目にドアの
アンロックを行なうためにBラージ送信要求信号を選択
するための処理である。したがって、後述するように前
記ヒステリシスを持たせないときは、BスモールとBラ
ージ送信要求信号間の切換えに関する処理ブロックが不
要であることは、容易に理解されるであろう。
れると、図4の前記ステップS2の判断が肯定になるの
でステップS21へ進む。そして、後で図8を参照して
詳述するリフレッシュ2の処理、すなわちウェルカム機
能に関するフラグの初期化の動作が行われる。つづくス
テップS22では、IMOKフラグが1である(イモビ
チェックの結果が適正だった)か否かの判断がなされ
る。この判断が否定であるときは、ステップS24に進
んで、エンジンを不作動にする処理が行われる。
グが1である(イモビチェックが済んでいる)か否かの
判断がなされる。この判断も否定であるときは処理がス
テップS26に進み、前記ステップS8と同様の処理で
ある、I送信要求信号の送信を許可するタイマ割込み許
可ビットがセットされる。つづくステップS27では、
図11を参照して後述するイモビチェックの処理がなさ
れる。その後処理はステップS2からステップS22へ
進むが、イモビチェック処理においてイモビコ−ドが一
致し、正当なキー操作であることが確認されるとIMO
Kフラグは1にされるからステップS22の判断が肯定
になる。
の処理が行われる。同様に前述のイモビチェック処理に
おいてIMDONフラグも1にされるからステップS2
5の判定も肯定になり、ステップS28へ進んで、I送
信要求信号のタイマ割込み許可ビットがクリアされて同
信号の送信が禁止される。車両の運転中はIGN.SW
がオンに保持されるので、前述の処理が循環される。
回動されてエンジンが停止されるとステップS2の判定
が否定になり、処理はステップS3、S4の側へ進んで
前述した降車時の処理が行われる。
処理で実行される送信要求信号の送信処理について説明
する。該送信要求信号送信処理は、x秒毎のタイマ割込
みで行われ、対応する送信要求信号送信選択フラグが1
であることを条件に、AまたはB(BラージまたはBス
モール)送信要求信号が間欠的に送信される。なお、A
送信要求信号、Bラージ送信要求信号、Bスモール送信
要求信号については、図2、図3および図13などを参
照して前述したとおりである。
3)=0が成立するか否かの判断がなされる。該MOD
(n,3)は、先にステップS190やS211に関し
て説明した変数nを3で除算した時の余りを示す。MO
D(n,3)=0が成立する時には、ステップS92に
進んで、ATMフラグが1であるか否かの判断がなされ
る。この判断が肯定の時にはステップS93に進んで、
A送信要求信号が送信される。
記ステップS91の判定が否定であるか、またはステッ
プS92の判断が否定の時には、ステップS94に進ん
でBSTMフラグが1であるか否かの判断がなされる。
この判断が肯定の時にはステップS95に進んでBスモ
ール送信要求信号が送信される。ステップS94の判断
が否定の時にはステップS96に進んでBLTMフラグ
が1であるか否かの判断がなされる。この判断が肯定の
時にはステップS97に進んで、Bラージ送信要求信号
が送信される。
レッシュ1(図4)の詳細について説明する。ステップ
S101では、リフレッシュ1の処理が既に済んでいる
ことを示すRF1(リフレッシュ1)フラグが1が判定
され、これが肯定、すなわち前記処理が終了している場
合には、出口(EXIT)に進む。初めは前記判定が否
定になる。次のステップS103では、該IMOKフラ
グが0にされ、ステップS104では、IMDONE
(イモビチェック済み)フラグが0にされ、ステップS
105では、IMCHK(イモビチェック開始)フラグ
が0にされる。
の初期化が終了する。ステップS109では、前記RF
1フラグが1にされてリフレッシュ1処理済みが登録さ
れ、ステップS110では、RF2フラグが0にされて
リフレッシュ2未処理が登録される。
のリフレッシュ2(図4)の処理動作の内容を具体的に
説明する。ステップS121では、前記RF2フラグが
1であるか否か、すなわちリフレッシュ2の処理が既に
済んでいるか否かの判断がなされ、この判断が肯定の場
合には、出口(EXIT)に進む。一方、否定の時に
は、ステップS122,S123,S124を順次実行
し、それぞれのステップでATMフラグ、BLTMフラ
グ、BSTMフラグが0にされる。なお、これらの処理
は、前述したように、A、Bラージ、Bスモール送信要
求信号の送信を禁止する処理である。
れぞれARECフラグ、BRECフラグが0にされる。
これらの処理は、車両側から送信した送信要求信号に応
答してエントリキー50から返送されるコードが車両側
の受信機で未だ受信されていないことを登録する処理で
ある。ステップS128では、送信すべき送信要求信号
の選定変数であるnが0にされる。
がA送信要求信号通信エリア外にあることを示すOUT
フラグが0(否定)にされ、ステップS130では、エ
ントリキー50がA送信要求信号通信エリア内にあるか
どうかを検知する制限時間を設定するT−OUTタイマ
が未だ始動されていないことを表わすために、RCHK
フラグが0にされる。ステップS131では送信要求信
号送信タイマ割込み許可ビットがクリアされ、前記タイ
マ割込みが禁止される。
るフラグ等の初期化が終了する。次いで、ステップS1
35では、前記RF2フラグが1にされてリフレッシュ
2処理済みが登録され、ステップS136では、RF1
フラグが0にされてリフレッシュ1未処理が登録され
る。
22(図10)のイモビチェックの処理の詳細を説明す
る。まずステップS230では、イモビチェックが開始
されたことを示すIMCHKフラグが1であるか否かの
判断がなされる。イモビチェックが開始されておらず、
前記判断が否定の時には、ステップS235に進んでイ
モビチェックタイマT−IMCHKにイモビチェック動
作時間(例えば30秒)がセットされる。ステップS2
36ではIMCHKフラグが1にされる。
テップS230の判断が肯定の時にはステップS231
に進み、エントリキーから送信されたイモビコードI
が、予め車両側に記憶されたコ−ドと一致したか否かの
判断がなされる。この判断が肯定の時には、ステップS
232に進んでイモビコ−ド照合が確認されたことを示
すIMOKフラグが1にされ、さらにステップS233
へ進む。これにより、前述のように、FI−EUC33
はエンジンが作動するように制御する。
は処理がステップS246へ進み、前記IMCHKタイ
マがタイムアップしたか否かの判断がなされる。この判
断が否定ならばイモビチェック処理を抜け、一方前記ス
テップS246の判断が肯定の時にはステップS233
に進む。ステップS233では、イモビチェックが終了
したことを示すIMDONEフラグが1にされる。
でI送信要求信号タイマ割込み許可ビットがセットされ
た状態で、前記I送信要求信号を間欠送信する処理であ
り、例えばz秒毎にタイマ割込みがなされる。最初のス
テップS271でIMDONEフラグを参照してイモビ
チェックが済んでいるか否かを判定し、済んでいないと
きにはステップS272に進んでI送信要求信号が送信
される。イモビチェックが済んでおり、前記ステップS
271の判断が肯定のときは、そのまま何もしないでこ
の処理を抜ける。
送信間隔の大きいA送信要求信号をエントリキーが受信
してその応答を車両に向かって返送し、この返送信号が
正当なエントリキーからの応答であることが車両側のウ
ェルカムコ−ド判定によって確認された場合のみ、狭い
通信エリアのB送信要求信号が、A送信要求信号の送信
間隔の間に送信される。換言すれば、正当なエントリキ
ーを所持しない、当該車輛とは無関係の人物や物体が図
13のA領域(A送信要求信号通信エリア)内に存在し
ていても、前記B送信要求信号は送信されることがな
い。
クを制御するためのB送信要求信号の送信を必要最小限
に抑えて車両バッテリの消費電力量を低減することがで
きる。また、送信要求信号の送信間隔が実質的に小さく
なるので、車両に対するエントリキーの位置を正確に判
定できる。その結果、前記消費電力量をあまり増やさず
に、比較的狭い最適な通信エリアと最適な送信時期(間
隔)を有するB送信要求信号を送信し、車両からエント
リキーまでの距離に応じて適切な車両ドアの自動アンロ
ック、ロックなどの車載機器制御を的確に実施すること
ができる。すなわち、省電力とエントリキーによる的確
な車載機器の制御を両立させることができる。
求信号およびこれに応答する返送信号を用いる例を説明
したが、この場合は、エントリキーが遠くから近付いて
図13に符号B(ラージ)で示したような予定距離内に
入ると、すべてのドアが同時にアンロックされてしま
う。
概念図に示すように、左右の各ドア2a、2bおよび後
部トランク2cごとに固有のB送信要求信号B1、B
2、B3を送信するようにし、ドアのロックは、例え
ば、どれか1つのB送信要求信号が受信されなくなった
ときに全ドア同時に実行するが、反対にアンロック時に
は、どのドアに対応するB送信要求信号の返送信号(B
コ−ド)が車載受信機で受信されるかにしたがって、受
信されたBコ−ドに対応する特定のドアのみをアンロッ
クするようにすることができる。
要求信号および返送信号を用いる場合には、例えば図9
のウェルカム処理フローにおいて、ステップS201で
ドアごとの固有コ−ドの一致を判定するように修正すれ
ば良いことは、当業者には明らかであるので、その詳細
フローの説明は省略する。なおこの場合も、ロック時と
アンロック時とでB送信要求信号の通信エリアの大きさ
に、前述と同様のヒステリシス特性を持たせることがで
きることは当然である。
実施例に好適な返送信号のフォーマット構成の1例を示
す図である。同図において、CDAはスタートビット、
CDBは識別コ−ド、CDIDは車両ごとに固有の1D
コ−ド、CDFは機能コ−ドであり、括弧内の数字はビ
ット数を表している。4ビットの前記機能コ−ドは例え
ば、図13の場合はAコ−ド=[1000]、Bコ−ド
=[1001]とし、また図14の場合はAコ−ド=
[1000]、ドライバドア用Bコ−ド=[100
1]、アシスタントドア用Bコ−ド=[1010]、ト
ランク用Bコ−ド=[1011]とすることができる。
なイモビ(盗難防止)用の返送信号のフォーマット構成
の1例を示す図である。周知のように、イモビ用のコ−
ド照合は盗難防止の上で極めて重要であるので、他のコ
−ドとはその構成を異にするのが望ましい。同図におい
て、CDAはスタートビット、CDBは識別コ−ド、C
DIMはイモビ用IDコ−ドである。もちろん、上述の
すべての返送信号を同一フォーマット構成としてもよ
い。
信号の通信エリアの大きさにヒステリシス特性を持たせ
る例について述べたが、本発明においては、このような
ヒステリシス特性を持たせることは必ずしも必要ではな
く、図2、3のタイミングチャートおよび図13の概念
図において、Bラージ送信要求信号とBスモール送信要
求信号を共通の単一B送信要求信号とすることもでき
る。
発明の実施例のメインフロー(図4、図5に相当する)
を図17および図18に、またウェルカム処理(図9に
相当する)のフローを図19に示す。以下にこれらの図
を参照してこの実施例の動作を説明する。なおこれらの
図において、図4、図5および図9と同一の符号は同一
内容を表わすので、その説明は原則として省略し、相違
する点のみを説明する。
求信号送信選択フラグBTMを1にしてB送信要求信号
のタイマ割込み送信を可能にし、図18のステップS3
8Bでは、同フラグBTMを0にしてB送信要求信号の
送信を禁止する。図19のステップS186Bではフラ
グBTMが0かどうかを判定し、ステップS188Bで
はフラグBTMを1にしてB送信要求信号の送信を許可
し、乗員が車両に近付いてくるときのドアアンロック処
理に備える。エントリキーがさらに車両から離れてA送
信要求信号も受信しなくなると、第1実施例の場合と同
様に、A送信要求信号の間欠送信のみが継続される。
場合には、まずA送信要求信号がエントリキーによって
受信され、Aコ−ドが返送されるようになる。車載受信
機が前記Aコ−ドを受信すると、前述の実施例の場合と
同様に、ステップS171の判定が肯定、ステップS1
74の判定が否定、さらにステップS186Bの判定が
肯定となってステップS188BでB送信要求信号の送
信が許可される。その後の動作は、前述の説明から容易
に理解できるであろう。
(図19)で行われるAおよびB送信要求信号のタイマ
割込み送信動作のフローチャートである。同図は前述の
図6に相当するものであり、同図の各ブロックのうち、
図6と同一の符号は同一処理内容を表わすので、その説
明は省略する。ステップS91Bでは、前記変数nを2
で除算したときの余りMOD(n,2)が0であるかど
うか(換言すれば、nが奇数か偶数か)を判定し、否定
すなわちnが奇数のときはステップS94BでフラグB
TMを1にしてB送信要求信号のタイマ割込み送信を許
可するフラグBTMが1にされているかどうかを判定す
る。
送信要求信号を送信してステップS98へ進む。一方、
前記ステップS94Bの判定が否定ならステップS98
でnを更新してこの処理を終わる。なお、ステップS9
1BやステップS91における除数「2」や「3」は、
タイマ割込み設定間隔(x,x’秒)とのかねあいで、
最適なタイミングで各送信要求信号が送信されるように
適宜設定される。
送信する送信要求信号は通信エリアの広いA送信要求信
号と狭い通信エリアのB送信要求信号の2種のみであっ
たが、本発明では通信エリアの異なる3種以上の送信要
求信号を用いることもできる。図21(a)、(b)
は、3種の送信要求信号を用いる場合の各送信要求信号
送信状態を示すタイムチャートである。
るA送信要求信号は最も長い周期yで間欠送信され、2
番目に広い通信エリアを有するB送信要求信号は、例え
ば、エントリキーが遠方から車両に近づく場合は、前記
A送信要求信号のエントリキーによる受信を示すAコ−
ドの返送確認を条件に、互いに隣り合う2つのA送信要
求信号の中間のタイミングで間欠送信される。
は、前述のように、エントリキーが車両に近づいている
ときは、前記B送信要求信号のエントリキーによる受信
を示すBコ−ドの返送確認を条件に、隣り合うA送信要
求信号およびB送信要求信号の中間タイミングで間欠送
信される。この場合の返送信号としては、例えば図15
に示した機能コ−ドを、Aコ−ド=1000、Bコ−ド
=1001、Cコ−ド=1011、Iコ−ド=0101
のように設定することができる。
ざかる場合は、車両までの距離に応じて、まず最初に、
通信エリアの狭いC送信要求信号に対応する返送信号が
なくなり、つぎに中間の通信エリアのB送信要求信号に
対応する返送信号、最後に、通信エリアの広いA送信要
求信号に対応する返送信号が順次に受信されなくなる。
このようにして、返送信号の受信間隔が段々に広くな
る。
数種の送信要求信号のどれをエントリキーの携帯送受信
機が受信するかに応じて互いに異なる応答コ−ド(A〜
Cコード)を含む返送信号が返送されるので、車両側の
制御装置は車両に対するエントリキーの相対位置をきめ
細かに認識することができ、返送された応答コ−ドに応
じて、車両からエントリキーまでの距離に応じたた適切
な車載機器の制御が可能になる。
できるように、エントリキーが車両の近くにいるときほ
ど応答コ−ドが短い周期または高い頻度で返送されるの
で、車両側での応答コ−ド受信周期または頻度に基づい
て車両に対するエントリキーの相対位置を認識すること
もできる。さらに車両に近いほど、受信間隔が短いので
車載機器制御の応答を迅速にすることが期待できる。
性の異なる複数種の送信要求信号を車載送信器から送信
し、エントリキーは受信した送信要求信号の種類または
通信エリアの大小に応じて互いに異なる応答コ−ドを返
送し、車両側では受信した応答コ−ドに基づいて車両に
対するエントリキーの相対位置を認識したが、前記図2
1のように、車両側送信機が通信エリアを異にする複数
種の送信要求信号を互いに異なる頻度または繰り返し周
期で送信するときは、送信要求信号の特性および応答コ
−ドを共通にしてそれぞれ1種類に統一し、構造を簡略
化することができる。
答コ−ド)の受信間隔あるいは受信頻度または繰り返し
周期のみに基づいて車両に対するエントリキーの相対距
離範囲を弁別し、その距離範囲に応じて車載機器を適当
に制御することができる。このような実施例を、以下に
図22および図23を参照して詳細に説明する。これら
の図において、送信要求信号であるWS、WL信号の高
さは信号の強さ、すなわち通信(可能)エリアの相違の
みを表わしている。
車して車両から遠方へ遠ざかるときの動作の概要を示す
タイムチャートである。走行していた車両1が停車さ
れ、図22に示されているように、時刻t1 にIGN.
SWがON位置からACC位置に回動され、つづいて時
刻t2 に乗員が降車のためにドアを開けると、ドアSW
がオフ(ドア閉)からオン(ドア開)になる。これによ
り、狭い通信エリアのWスモール送信要求信号WSの送
信が開始される。その後は予定の時間間隔2uで、Wス
モール送信要求信号が車載送信機から送信される。
ール送信要求信号WSを受信するようになると、この受
信に応答してエントリキーはWコードを含む返送信号
(以下、単に「Wコード」という)を返送する。該Wコ
ードが車載受信機で受信され、時刻t3 にそのウェルカ
ムコード判定が成立すると、受信間隔第1タイマTWR
1に時間vを設定して起動すると共に、Wスモール送信
要求信号よりも通信エリアの大きい(すなわち、送信出
力がより大きく、他の特性は同じである)Wラージ送信
要求信号WLの間欠送信を可能にする。
の間欠送信周期の丁度中間にWラージ送信要求信号WL
が送信されるように図示されているから、Wラージ送信
要求信号WLも2u秒ごとに間欠送信される。なお、前
記タイマの設定時間vは、WS及びWLの送信要求信号
が送信される最少送信間隔(u)に等しいのが望まし
い。
も必要ではなく、2つの送信要求信号が交互に送信され
ればよく、さらに一般的に言えば、Wラージ送信要求信
号WLのみの送信間隔と、Wラージおよびスモール送信
要求信号WL、WSの両方が送信されるときの両信号の
送信間隔とが明確に区別できるように(なるべくは、後
者の方が小さいように)設定されればよい。なお前記時
間v秒は、実際には、装置のばらつきを考慮して(u+
Δu)秒にするのが望ましい。
ウェルカムコード判定が成立すると、受信間隔第2タイ
マTWR2に前記時間vを設定して起動すると共に、受
信間隔第1タイマTWR1がタイムアップしているかど
うかを判定する。前述のタイマ設定基準から分かるよう
に、Wラージおよびスモール送信要求信号WL、WSの
両方がエントリキーによって受信され、両方の返送信号
が返送されている間はこれらのタイマはタイムアップし
ない。
スモール送信要求信号を受信できなくなると、車載受信
機はその返送信号を受信しなくなるので、いずれかの受
信間隔タイマTWR(この例では、第2タイマTWR
2)がタイムアップしてその値が0になる(時刻t5
)。その後の時刻t6 に、つぎのWラージ送信要求信
号WLに応答するWコ−ドを受信し、ウェルカムコード
判定が成立すると、第1タイマTWR1が再起動される
と共に第2タイマTWR2のタイムアップが判定され
る。
上に長くなったこと、すなわちエントリキーがWスモー
ル送信要求信号の通信エリアから外へ外れたことが判定
され、車両のドアがロックされる。さらにその後m秒の
予定設定時間の間返送Wコ−ドが受信されないと、Wス
モール送信要求信号の送信が停止され、Wラージ送信要
求信号のみの間欠送信が継続される。
両1に近づいて乗車する時の接近検知時の状態を説明す
る。エントリキーが車外にあり、かつ車両から十分に離
れていてドアがロックされている降車または駐車状態に
おいては、図23の左端に示され、また前述したよう
に、車両からは大きい通信エリアを有するWラージ送信
要求信号WLが予定時間間隔(2u秒間隔)で発信され
ている。エントリキーを所持している乗員が、車両から
この送信要求信号WLの通信エリア内の距離にまで接近
してくると、該エントリキーが時刻t1 に前記WL送信
要求信号を受信する。
WL送信要求信号の受信を示すWコードを返送する。車
両側でこのWコ−ド信号を受信し、ウェルカムコード判
定によって、時刻t2 に、正規のコードであると判定さ
れると、車載制御装置は受信間隔第1タイマTWR1を
起動すると共に、Wスモール送信要求信号を前記と同じ
予定時間(2u秒)間隔で、連続する2つのWL送信要
求信号の中間に発信し始める。
号WSを受信するよりも前の時刻t3 に、エントリキー
が前記Wラージ送信要求信号の受信に応答するWコード
を返送し、その正当性がウェルカムコード判定される
と、受信間隔第2タイマTWR2が起動される。このと
き前記第1タイマTWR1は既にタイムアップしている
のでドアのアンロックは行われない。
求信号WSを受信できる距離にまで近付くと、これに応
答したWコードが返送される。時刻t4 に、該返送Wコ
ードが正規のコードであることが判定されると共に第2
タイマTWR2が起動され、かつ第1タイマTWR1が
タイムアップしていないことが判定されると、車両のド
アがアンロックされる。その後、ドアが開けられ(ドア
SWオン)、次いで時刻t5 に該ドアが閉められると、
乗員が乗車し終ったと判断され、当該車内を通信エリア
とするI(イモビ)送信要求信号(図23では、図示を
省略している)が発信される。
てイモビコード(Iコード)を返送すると、車両側では
イモビコード判定をし、Iコードが一致すると、I送信
要求信号の送信が禁止されると共に、エンジン作動が可
能状態にされる。続いて時刻t6 に、イグニッションS
WがON位置まで回転されると、Wスモールおよびラー
ジ送信要求信号の送信が停止されると共に、後述するリ
フレッシュ2処理が実行される。
図示しないIコードの一致に応答して実行することもで
きる。またW送信要求信号は2種に限らず、図21に関
して前述したように、互いに通信エリアおよび間欠送信
間隔を異にする3種類以上を採用してもよい。
よび図25のメインフロー、ならびに図26のウェルカ
ム処理のフローを参照して説明する。なお、これらの図
において、前述の図4、図5、および図9と同一符号の
ブロックで行われる処理内容は同一であるから説明は省
略し、相違する部分のみについて説明する。
を開けると、処理がステップS10からステップS11
Wに進み、WRECフラグが1かどうか、すなわちエン
トリキー50から返送されたWコ−ドが受信されたかど
うかを判定する。降車時、この判定は否定であるから、
次のステップS12WでWSTMフラグを1にしてWス
モール送信要求信号送信を選択し、さらに次のステップ
S13で同送信要求信号のタイマ割込みによる間欠送信
を可能にする。
図22、23に関する説明から分かるように、u秒ごと
に行われる。具体的には、図20のフローのAおよびB
送信要求信号をWラージ、Wスモール送信要求信号で置
き換えた処理となる。乗員すなわちエントリキーが車外
へ移動されてエントリキーがWスモール送信要求信号を
受信すると、Wコ−ドが返送される。これを車両側受信
機が受信すると、ステップS14の判定が肯定になり、
ステップS18のウェルカム処理が行われる。
ェルカム処理のフローチャートである。まず乗員が降車
してエントリキーが車両から遠ざかる場合について説明
する。車両から送信されるWスモール送信要求信号の受
信に応答してエントリキーから返送されたWコ−ドが受
信されるとステップS301の判定が肯定になり、処理
はステップS302へ進む。なお前記判定が否定のとき
は、処理は前記図10のステップS221へ進む。ステ
ップS302では、Wコ−ドの受信を示すWRECフラ
グが1にされる。
コ−ドの受信回数を示すWカウンタの計数値を1だけ更
新し(計数値は最初の受信で1になる)、Wラ−ジ送信
要求信号の送信を選択するためにWLTMフラグを1に
し、エントリキーがA送信要求信号通信エリア外にある
ことを示すOUTフラグを0にして同通信エリア内にあ
ることを登録し、前記キーが車両近傍に存在しないこと
を検知する時間設定用のタイマTOUTをリセットする
手順を順に実行する。
の計数値が1かどうかを判定する。ここではこの判定は
肯定であるので、ステップS308へ進んで受信間隔第
1タイマTWR1に時間vを設定して起動し、図24の
ステップS2へ戻る。次にWコ−ドが受信されたサイク
ルからは、ステップS307の判定が否定になるので処
理は309へ進むようになり、Wカウンタの計数値を2
で除算した余りが0かどうか、換言すれば、Wカウンタ
の計数値が奇数か偶数かが判定される。
定は肯定であるから、ステップS310で受信間隔第2
タイマTWR2に前記と同じ時間vを設定して起動す
る。つぎのステップS311では、前記第1タイマTW
R1がカウントアップしているかどうかを判定する。図
22を参照して前述したように、降車してしばらくの間
は、WラージおよびWスモール送信要求信号にそれぞれ
応答するWコ−ドが返送されており、各タイマがカウン
トアップする前に後続の返送Wコ−ドが受信されるか
ら、このステップS311の判定は否定になる。
み、ドアはアンロック状態に保持される。つぎの返送W
コ−ド受信では、Wカウンタの計数値が3になるので、
処理はステップS309からステップS314へ進んで
第1タイマTWR1に時間vを設定して起動する。ステ
ップS315では、前記第2タイマTWR2がカウント
アップしているかどうかを判定する。
と、前述のようにこの判定は否定になるのでステップS
312でドアがアンロック状態に保持されるが、エント
リキーが車両から十分に離れ、Wスモール送信要求信号
を受信しなくなると、この判定が肯定になり、ステップ
S316へ進んで車両のドアがロックされる。また、偶
数回目の返送Wコ−ド受信でステップS311の判定が
肯定になったときも、ステップS318で車両のドアが
ロックされる。
と、エントリキーはWラージ送信要求信号も受信しなく
なり、車両側ではWコ−ドが全く受信されなくなる。そ
うすると図24のステップS14の判定が否定になるの
で、処理はステップS15A、S30からステップS3
5へ進み、S35の判定が肯定であるのでステップS3
6W〜ステップS39W、S40の初期化処理が行われ
る。すなわち、Wカウンタが0にリセットされ、第1お
よび第2タイマTWR1、TWR2がリセットされ、W
STMフラグが0にリセットされ、OUTフラグが1に
される。
車両に近付いて乗車する場合のドアの自動アンロック手
順を説明する。エントリキー50がWラージ送信要求信
号の通信可能エリア内に入ってこれを受信するとWコ−
ドを返送し始める。初めて受信したWコ−ドの一致が図
26のステップS301で判定されると、ステップS3
02〜S307で前述と同様の処理が行われる。
ウンタの計数値を1にし、WLTMフラグを1にし、O
UTフラグを0にしてエントリキーが通信エリア内にあ
ることを登録し、タイマTOUTをリセットする。この
段階では、つぎのステップS307の判定は肯定である
ので、ステップS308で第1タイマTWR1に時間v
を設定してウェルカム処理を終える。
307の判定が否定、かつステップS309の判定が肯
定になるから、ステップS310で受信間隔第2タイマ
TWR2に時間vを設定する。つぎのステップS311
の判定は、エントリキー50がWラージ送信要求信号の
みしか受信できず、W送信要求信号受信の間隔が大きい
間は肯定になるので、車両ドアのロック状態が維持され
る。
14、S315へ進んだ場合も同様に、ステップS31
6で車両ドアのロック状態が維持される。エントリキー
がさらに車両に近付いてWスモール送信要求信号をも受
信するようになると、ステップS311またはステップ
S315の判定が否定になり、ドアがアンロックされ
る。
アを閉じるとステップS6(図24)の判定が肯定にな
り、ステップS8でI送信要求信号のタイマ割込み送信
が可能化される。最初の実施例に関して前述したような
Iコ−ドの照合が成立するとエンジン始動が可能化さ
れ、運転者がイグニッションスイッチIGN.SWをO
N位置へ回すとエンジンが始動されると共に、W送信要
求信号およびI送信要求信号の送信が停止される。その
後、フローS41(図25)で各種フラグなどの初期化
が行われる。
する送信要求信号の送信レベル(電力)の切換えのみで
Wラージ、スモールの切換えができるのみならず、エン
トリキーが返送する応答コ−ドも1種類で済むので、送
信機および受信機の構造やコ−ド照合機能を大幅に簡略
化できるのみならず、コスト低減と保守の簡略化を実現
することができる。
ックの両方を、車両側受信機による返送信号受信の有無
に応じて自動制御する例について述べたが、これらの一
方のみを自動制御するように変形して実施できることは
明らかであろう。
信機を所持する乗員から車両までの距離をきめ細かく判
断することが可能になり、適切な距離の時に、ドアなど
の車載機器を制御できるので、車両ドアの解錠、施錠な
どの車載機器制御の利便性と盗難防止機能の向上とを両
立させることが可能になる。
数の、予定範囲内で受信可能な送信要求信号の受信に応
答する携帯送受信機からの返送信号に含まれるコ−ドを
異ならせなくても、車両側での返送信号の受信時間間隔
に基づいて、携帯送受信機を所持する乗員から車両まで
の距離範囲を判別できるので、前記距離範囲に応じた適
切な車載機器制御ができるのみならず、携帯送受信機の
送信機の構造および車両側制御手段のコ−ド判別動作を
一層簡略化することができる。
らの返送信号も間欠送信となり、請求項3の場合と同様
の作用、効果が期待できる。
異なる送信要求信号の受信に応答して携帯送受信機から
送信される返送信号が互いに異なるので、車両側の制御
手段は受信返送信号のみに基づいて、携帯送受信機から
車両までの距離範囲を的確に判別できるので、前記距離
範囲に応じた適切な車載機器制御を行うことができる。
請求項6、7の発明によれば、乗員の降車時には、乗
員が所持する携帯送受信機が車両から遠去かるにつれ
て、より大きい予定範囲内で受信可能な送信要求信号を
送信し、受信されなくなった、より小さい予定範囲内で
受信可能な送信要求信号の送信は順次停止し、一方、携
帯送受信機が十分遠方から車両に近付く時は最大予定範
囲内で受信可能な送信要求信号の受信に応答する返送信
号が車両側で受信されるまでは、より小さい予定範囲内
で受信可能な送信要求信号の送信は行なわれない。
囲の外にあるときは、当該最大予定範囲内で受信可能な
送信要求信号のみしか送信されず、最大の予定範囲で受
信可能な送信要求信号に対応する返送信号が車両側で受
信された場合のみ、より狭い予定範囲で受信可能で、実
際に車両ドアのロック、アンロックなどを制御するため
の送信要求信号が送信されるので、送信要求信号の送信
を必要最小限に抑えて車両バッテリの消費電力量を節減
することができる。
所持する乗員が乗車して車内にいることを的確に判断で
き、かつ車内で受信可能な送信要求信号の受信に応答す
る携帯送受信機からの返送信号に基づいて、車室内で操
作される車載機器の制御が行なわれるので、盗難防止機
能をさらに向上することができる。
通信エリアの送信要求信号をエントリキーが受信してそ
の応答を車両に向かって返送し、この返送信号が正当な
エントリキーからの応答であることが車両側のウェルカ
ムコ−ド判定によって確認された場合のみ、狭い通信エ
リアの送信要求信号を送信することができる。換言すれ
ば、正当なエントリキーを所持しない、当該車輛とは無
関係の人物や物体が図13のA領域内に存在していて
も、前記B送信要求信号は送信されることがない。
際に制御するためのB送信要求信号の送信を必要最小限
に抑えて車両バッテリの消費電力量を低減することがで
きる。またその結果、前記消費電力量をあまり増やさず
に、比較的狭い最適な通信エリアと最適な送信間隔を有
する送信要求信号を送信し、車両からエントリキーまで
の距離に応じて適切な車両ドアの自動アンロック、ロッ
クなどの車載機器制御をきめ細かに実施することができ
る。すなわち、省電力とエントリキーによる的確な車載
機器の制御を両立させることができる。より具体的に
は、消費電力量の増大を抑えながら、利便性に優れた盗
難防止機能を実現することができる。
送信させ、その際、通信エリアの大きい送信要求信号ほ
どその間欠送信間隔を長く設定しておけば、送信要求信
号やその受信応答である返送信号を互いに識別可能にし
なくても、車両側での返答信号の受信間隔時間のみによ
って、車両からエントリキーまでの距離を的確に把握で
き、返送信号に応じた適切な車両ドアなどの車載機器制
御が可能になるので、機器の構造や動作を一層簡略化す
ることができる。
ある。
両に近付いて乗員が乗車する時のドアの自動アンロック
作用を説明するためのタイミングチャートである。
ントリキーが車両から遠ざかる時のドアの自動ロック作
用を説明するためのタイミングチャートである。
ャートの1部である。
ャートの残部である。
マ割込み送信処理を示すフローチャートである。
ーチャートである。
ーチャートである。
ーチャートである。
ローチャートである。
ーチャートである。
タイマ割込み送信処理を示すフローチャートである。
キーまでの距離と各制御の関係を示す概念図である。
らエントリキーまでの距離と各制御の関係を示す概念図
である。
ォーマット構成例を示す図である。
ット構成例を示す図である。
ンフローチャートの1部である。
ローチャートの残部である。
フローチャートである。
のタイマ割込み送信処理を示すフローチャートである。
信号の送信状態例を示すタイムチャートである。
下車してエントリキーが車両から遠ざかる時のドアの自
動ロック作用を説明するためのタイミングチャートであ
る。
リキーが車両に近付いて乗員が乗車する時のドアの自動
アンロック作用を説明するためのタイミングチャートで
ある。
すメインフローチャートの1部である。
ャートの残部である。
フローチャートである。
4、11…バス通信回路、 8、24、54…CPU、
9a,b,c…LF送信回路、 9f…RF受信回
路、 10…イグニッションスイッチ、 50…エント
リキー、 51…RF回路、 52…警報表示器、 5
3…整流トリガ回路、 56…手動ロックスイッチ、
57…手動アンロックスイッチ、 58…手動モード設
定スイッチ
5)
Claims (8)
- 【請求項1】車両に搭載され、予定範囲内で受信可能な
送信要求信号を車外に向かって送信する送信機と、 前記送信要求信号を受信して返送信号を送信する携帯送
受信機と、 車両に搭載され、前記携帯送受信機から返送された返送
信号を受信する受信機と、 前記受信機による前記返送信号の受信の有無に応じて、
車載機器を制御する制御手段とを具備し、 前記送信機は、互いに異なる予定範囲内で受信可能な複
数の送信要求信号を送信し、 前記制御手段は、最大の予定範囲内で受信可能な送信要
求信号以外の送信要求信号の受信に対応する返送信号が
前記受信機によって受信されるか否かに応じて、車両の
ドアの解錠および施錠の少なくとも一方を制御する車両
の遠隔制御システム。 - 【請求項2】車両に搭載され、予定範囲内で受信可能な
送信要求信号を車外に向かって送信する送信機と、 車両に搭載され、前記送信要求信号を受信して返送信号
を送信する携帯送受信機から返送された返送信号を受信
する受信機と、 前記受信機による前記返送信号の受信の有無に応じて、
車載機器を制御する制御手段とを具備し、 前記送信機は、互いに異なる予定範囲内で受信可能な複
数の送信要求信号を送信し、 前記制御手段は、最大の予定範囲内で受信可能な送信要
求信号以外の送信要求信号の受信に対応する返送信号が
前記受信機によって受信されるか否かに応じて、車両の
ドアの解錠および施錠の少なくとも一方を制御する車両
の遠隔制御システム。 - 【請求項3】車両に搭載され、予定範囲内で受信可能な
送信要求信号を車外に向かって送信する送信機と、 車両に搭載され、前記送信要求信号を受信して返送信号
を送信する携帯送受信機から返送された返送信号を受信
する受信機と、 前記返送信号の前記受信機による受信の有無に応じて車
載機器を制御する制御手段とを具備し、 前記送信機は、互いに異なる複数の、予定範囲内で受信
可能な送信要求信号を送信し、 前記制御手段は、前記受信機による前記返送信号の受信
時間間隔に基づいて、前記携帯送受信機がどの予定範囲
内に位置しているかを判別し、前記携帯送受信機が位置
する予定範囲に応じて予め決められた態様で車載機器の
制御を実行することを特徴とする車両の遠隔制御システ
ム。 - 【請求項4】前記送信機は送信要求信号をそれぞれ間欠
的に送信し、 その際、より小さい予定範囲内で受信可能な送信要求信
号を、より大きい予定範囲内で受信可能な送信要求信号
の送信間隔の間に少なくとも1回送信することを特徴と
する請求項1ないし3のいずれかに記載の車両の遠隔制
御システム。 - 【請求項5】前記携帯送受信機から返送される返送信号
は、どの予定範囲内で受信可能な送信要求信号に応答す
るものかに応じて、互いに識別可能であることを特徴と
する請求項1、2および4のいずれかに記載の車両の遠
隔制御システム。 - 【請求項6】乗員の降車操作を検出する降車検出手段を
さらに具備し、 乗員の降車が検出されたときは、前記送信機が最小の予
定範囲内で受信可能な送信要求信号を送信し、 前記最小の予定範囲内で受信可能な送信要求信号の受信
を示す返送信号が車載受信機によって受信されなくなっ
たことに応答して、前記送信機は、その次に大きい予定
範囲内で受信可能な送信要求信号の送信を開始し、同様
にして順次に大きい予定範囲内で受信可能な送信要求信
号を送信することを特徴とする請求項1ないし5のいず
れかに記載の車両の遠隔制御システム。 - 【請求項7】前記最大の予定範囲内で受信可能な送信要
求信号の受信を示す返送信号が車載受信機によって受信
されない状態の後に、当該返送信号が受信されたことに
応答して、前記送信機は、その次に小さい予定範囲内で
受信可能な送信要求信号の送信を開始し、同様にして順
次に小さい予定範囲内で受信可能な送信要求信号を送信
することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
載の車両の遠隔制御システム。 - 【請求項8】乗員の乗車操作を検出する乗車検出手段を
さらに具備し、 前記乗車検出手段による乗車操作検出に応答して、前記
送信機は車内で受信可能な送信要求信号を送信すること
を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の車両
の遠隔制御システム。
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