JP6565267B2 - 車両制御システム、車両制御装置 - Google Patents

車両制御システム、車両制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載される車両制御装置にユーザが携帯する携帯機が無線通信可能に接続されることで車両のドアを開錠する車両制御システム、並びに、このシステムを構築する車両制御装置に関する。
近年の車両では、機械的なキーではなく、ユーザが携帯する携帯機により無線でドアの施錠や開錠の制御を行うシステムを搭載することが普及している。例えば特許文献1には、携帯機が車両から所定範囲以上離れたら全てのドアを施錠し、携帯機が車両から所定範囲内に近付いたら全てのドアを開錠するシステムが開示されている。
特許第3809934号公報
しかしながら、従来のシステムでは、携帯機が車両に近付くと全てのドアが開錠する。そのため、ユーザが開錠したくないと思っているドアまでも開錠されてしまい、使い勝手が悪く、場合によっては、ユーザの安心感が損なわれるおそれがある。
そこで、本発明は、車両に搭載される車両制御装置にユーザが携帯する携帯機が無線通信可能に接続されることで車両のドアを開錠する車両制御システムに関し、ユーザの使用態様に応じたドアを開錠するようにしたシステム構成を提供すること、並びに、このシステムを構築する車両制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両制御システムは、ユーザが携帯する携帯機と、携帯機が無線通信可能に接続される車両制御装置と、を備える。車両制御装置は、携帯機が無線通信可能に接続されることで車両のドアを開錠する。そして、車両制御装置は、車両が備える複数のドアのうち開錠するドアを選択する選択手段を備える。この構成によれば、携帯機が無線通信可能に接続されることに応じて開錠するドアをカスタマイズすることができ、一律に全てのドアを開錠するのではなく、ユーザの使用態様に応じたドアのみを開錠することができる。
第1実施形態に係る車両制御システムの構成例を概略的に示す図 車両制御装置の構成例を概略的に示すブロック図 携帯機の構成例を概略的に示すブロック図 車両制御システムによる車両制御の一例を示す図 第2実施形態に係る車両制御装置の構成例を概略的に示すブロック図 車両制御システムによる車両制御の一例を示す図 第3実施形態に係る車両制御システムによる車両制御の一例を示す図 第4実施形態に係る車両制御システムの構成例を概略的に示す図 第5実施形態に係る車両制御システムの構成例を概略的に示す図 車両制御システムによる車両制御の一例を示す図 第6実施形態に係る車両制御システムによる車両制御の一例を示す図 第7実施形態に係る車両制御システムによる車両制御の一例を示す図 第8実施形態に係る車両制御システムによる車両制御の一例を示す図 第9実施形態に係る車両制御システムによる車両制御の一例を示す図
以下、本発明の複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に例示する車両制御システム100は、車両Vに搭載される車両制御装置10、および、ユーザが携帯する携帯機20により構築される。この場合、車両Vは、いわゆる5ドアの車両であり、運転席のドアD1、助手席のドアD2、後部座席のドアD3,D4、および、トランクのドアD5を備える。図2に例示するように、車両制御装置10は、制御部11に複数の探索アンテナ12が接続された構成である。この場合、車両制御装置10は、運転席のドアD1に備えられる運転席用探索アンテナ12A、助手席のドアD2に備えられる助手席用探索アンテナ12B、トランクのドアD5に備えられるトランク用探索アンテナ12Cを備える。なお、探索アンテナ12は、その他のドア、例えば後部座席のドアD3,D4に設けてもよい。
制御部11は、マイクロプロセッサを主体として構成されており、車両制御装置10の動作全般を制御する。また、制御部11は、マイクロプロセッサにおいて制御プログラムを実行することにより、カスタマイズ処理部31をソフトウェアにより仮想的に実現する。カスタマイズ処理部31は、選択手段の一例であり、車両Vが備える複数のドアD1〜D5のうち、携帯機20が接近した場合に開錠するドアを選択する。なお、車両制御装置10は、カスタマイズ処理部31をハードウェアにより実現する構成としてもよい。
図3に例示するように、携帯機20は、制御部21、ロックボタン22、アンロックボタン23、アンテナ24、ボタン電池25を備える。制御部21は、マイクロプロセッサを主体として構成されており、携帯機20の動作全般を制御する。ロックボタン22およびアンロックボタン23は、ユーザによって操作される。ロックボタン22が操作されると、制御部21は、車両のドアを施錠するための施錠指令信号をアンテナ24から出力する。アンロックボタン23が操作されると、制御部21は、車両のドアを開錠するための開錠指令信号をアンテナ24から出力する。なお、携帯機20は、ロックボタン22およびアンロックボタン23以外のボタンを備えてもよい。ボタン電池25は、携帯機20の電源となるものである。
車両制御装置10は、携帯機20を探索する探索処理を実行可能に構成されている。車両制御装置10は、車両VのドアD1〜D5が全て施錠されると、この探索処理を開始する。この探索処理では、車両制御装置10は、携帯機20を探索するための探索信号を探索アンテナ12から発信する。この場合、車両制御装置10は、長波LF(Low Frequency)を探索信号として発信する。
車両制御装置10は、長波LFを所定の周期で発信する。車両制御装置10は、長波LFを発信する周期を変更可能に構成されている。また、車両制御装置10は、長波LFを所定の出力で発信する。車両制御装置10は、長波LFの出力を調整することで、携帯機20を探索する範囲を変更可能に構成されている。また、車両制御装置10は、複数の探索アンテナ12A〜12Cのうち長波LFを出力するアンテナを選択可能に構成されている。
このような車両制御システム100によれば、携帯機20を携帯するユーザが車両Vに近付き、車両制御装置10と携帯機20との間の距離が所定距離以内となると、車両制御装置10が発信する長波LFを携帯機20が受信する。そして、長波LFを受信した携帯機20は、高周波RF(Radio Frequency)を出力する。そして、車両制御装置10は、携帯機20から高周波RFを受信すると、携帯機20との間に無線の通信回線を確立する。これにより、車両制御装置10に携帯機20が無線通信可能に接続され、車両制御装置10は、車両Vのドアを自動的に開錠する。即ち、車両制御装置10は、自動アンロック処理を実行する。このとき、車両制御装置10は、一律に全てのドアD1〜D5を開錠するのではなく、詳しくは後述するように、ユーザの使用態様に応じてカスタマイズされたドアのみを開錠するようになっている。
一方、携帯機20を携帯するユーザが車両Vから遠ざかり、車両制御装置10と携帯機20との間に確立されている通信回線が切断されると、車両制御装置10は、車両Vの全てのドアD1〜D5を自動的に施錠する。即ち、車両制御装置10は、自動ロック処理を実行する。なお、車両制御装置10と携帯機20とを無線通信可能に接続するための通信形態は、上述したLF帯通信に限られない。
また、携帯機20は、車両制御装置10から受信した長波LFの電波強度(RSS)の値を車両制御装置10にRF通信により送信し、車両制御装置10は、その電波強度に基づいて携帯機20が近付いたか否か、および、遠ざかったか否かを判断するように構成してもよい。この場合、車両制御装置10は、携帯機20が受信する電波強度が所定値を上回ると車両VのドアD1〜D5を自動的に開錠し、所定値を下回ると車両VのドアD1〜D5を自動的に施錠する。
次に、車両制御システム100による車両制御の一例について説明する。図4に例示するように、車両制御装置10は、車両Vの全てのドアD1〜D5を自動的に施錠すると、携帯機20の探索処理を開始する。即ち、車両制御装置10は、探索アンテナ12から長波LFを出力して携帯機20を探索する。そして、携帯機20が近付いて車両制御装置10と携帯機20との間に無線通信回線が確立されると、車両制御装置10は、その時点において携帯機20に最も近いドア、この場合、ドアD1を、開錠するドアとして選択し開錠する。このとき、車両制御装置10は、携帯機20に最も近いドアD1以外のドアD2〜D5については、施錠した状態を維持する。
本実施形態によれば、車両制御装置10は、車両Vが備える複数のドアD1〜D5のうち、携帯機20が接近したときに開錠するドアを選択する。そして、本実施形態では、車両制御装置10は、携帯機20に最も近いドアを、開錠するドアとして選択する。即ち、車両制御装置10は、携帯機20が無線通信可能に接続されることに応じて開錠するドアを、携帯機20に最も近いドアにカスタマイズする。携帯機20を携帯するユーザが車両Vに近付いた場合、通常は、自身に最も近いドアを開くことが想定される。よって、一律に全てのドアを開錠するのではなく、ユーザに最も近いドアのみを開錠するようにした本実施形態によれば、ユーザの使用態様に応じたドアのみを開錠することができる。
(第2実施形態)
図5に例示するように、本実施形態では、車両制御装置10は、制御プログラムを実行することにより、さらに学習処理部32をソフトウェアにより仮想的に実現する。なお、車両制御装置10は、学習処理部32をハードウェアにより実現する構成としてもよい。
学習処理部32は、記憶手段の一例であり、前回の施錠前に開閉されたドアを図示しない記憶媒体に記憶する。即ち、車両VのドアD1〜D5には、ドアの開閉を検知するための図示しない開閉検知センサが備えられている。そして、ドアが開閉されると、学習処理部32は、開閉検知センサの検知結果を図示しない記憶媒体に記憶する。即ち、学習処理部32は、ドアの開閉履歴を蓄積する。学習処理部32は、自動的に全てのドアD1〜D5が施錠されると、その時点において記憶媒体に記憶されている直近の開閉検知結果を抽出して記憶する。これにより、学習処理部32は、前回の施錠前に開閉されたドアを記憶するようになっている。
次に、本実施形態に係る車両制御の一例について説明する。図6に例示するように、車両制御装置10は、車両Vの全てのドアD1〜D5を自動的に施錠すると、携帯機20の探索処理を開始する。そして、携帯機20が近付いて車両制御装置10と携帯機20との間に無線通信回線が確立されると、車両制御装置10は、その時点において携帯機20に最も近いドアD1を、開錠するドアとして選択し開錠する。また、車両制御装置10は、学習処理部32が記憶しているドア、この場合、ドアD2も、開錠するドアとして選択し開錠する。なお、車両制御装置10は、ドアD1,D2以外のドアについては、施錠した状態を維持する。
本実施形態によれば、車両制御装置10は、前回の施錠前に開閉されたドアを記憶する学習機能を備えており、この学習機能により記憶されたドアも開錠する。前回の施錠前に開閉されたドアは、今回の開錠後においても開閉される可能性が高い。本実施形態によれば、携帯機20に最も近いドアに加えて、さらに、開閉される可能性が高いドアも開錠することができ、ユーザの使用態様に応じたドアを開錠することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、学習処理部32は、前回の施錠前に人が検知された座席に対応するドアを記憶媒体に記憶する。即ち、車両Vの各座席には、人が着座したことを検知するための図示しない着座センサが備えられている。そして、各座席に人が着座すると、学習処理部32は、着座センサの検知結果を図示しない記憶媒体に記憶する。即ち、学習処理部32は、人の着座履歴を蓄積する。学習処理部32は、自動的に全てのドアD1〜D5が施錠されると、その時点において記憶媒体に記憶されている直近の着座検知結果を抽出して記憶する。これにより、学習処理部32は、前回の施錠前に人が検知された座席を特定し、特定した座席に対応するドアを記憶するようになっている。
次に、本実施形態に係る車両制御の一例について説明する。図7に例示するように、車両制御装置10は、車両Vの全てのドアD1〜D5を自動的に施錠すると、携帯機20の探索処理を開始する。そして、携帯機20が近付いて車両制御装置10と携帯機20との間に無線通信回線が確立されると、車両制御装置10は、その時点において携帯機20に最も近いドアD1を、開錠するドアとして選択し開錠する。また、車両制御装置10は、学習処理部32が記憶しているドア、この場合、ドアD2およびドアD4も、開錠するドアとして選択し開錠する。なお、車両制御装置10は、ドアD1,D2,D4以外のドアについては、施錠した状態を維持する。
本実施形態によれば、車両制御装置10は、前回の施錠前に人が検知された座席に対応するドアを記憶する学習機能を備えており、この学習機能により記憶されたドアも開錠する。前回の施錠前に人が検知された座席に対応するドアは、今回の開錠後においても開閉される可能性が高い。本実施形態によれば、携帯機20に最も近いドアに加えて、さらに、開閉される可能性が高いドアも開錠することができ、ユーザの使用態様に応じたドアを開錠することができる。
(第4実施形態)
図8に例示するように、本実施形態では、車両Vの各ドアD1〜D5のドアハンドルに、それぞれタッチボタンB1〜B5が設けられている。そして、車両制御装置10は、タッチボタンが操作されると、そのタッチボタンが備えられているドアを開錠するようになっている。
本実実施形態によれば、開錠するドアとして選択されていないドアについては、ユーザが個別にタッチボタンを操作することで開錠することができる。即ち、本実施形態に係る車両制御システム100は、開錠するドアとして選択されなかったドアを個別に開錠するための手段を備えている。従って、携帯機20の接近に伴い開錠するドアとして選択されないドアについても、必要に応じて開錠することができる。
なお、車両制御装置10は、何れかのタッチボタンB1〜B5が操作されると、その時点で施錠されている全てのドアを一括して開錠するように構成してもよい。また、車両制御装置10は、例えば運転席に対応するドアD1のみにタッチボタンを設け、このタッチボタンが操作されると、その時点で施錠されている全てのドアを一括して開錠するように構成してもよい。
(第5実施形態)
図9に例示するように、本実施形態では、車両制御装置10は、ユーザにより操作されるロックスイッチSを備えている。このロックスイッチSが操作されると、車両制御装置10は、全てのドアD1〜D5を一括して施錠する。この場合、ロックスイッチSは、運転席のドアD1に設けられている。なお、ロックスイッチSは、他のドアD2〜D5に設けてもよい。また、ロックスイッチSは、車両VのドアD1〜D5以外の部分、例えばピラーやドアミラーなどに設けてもよい。
図10に例示するように、車両制御装置10は、携帯機20との無線通信回線が切断されたことに応じて全てのドアD1〜D5を施錠した場合、つまり自動ロック処理を行った場合には、探索アンテナ12から長波LFを発信して、携帯機20を探索する探索処理を行う。一方、車両制御装置10は、ユーザによるロックスイッチSの操作に応じて全てのドアD1〜D5を施錠した場合、つまり手動によるロック処理を行った場合には、探索処理を行わない。即ち、車両制御装置10は、何れの探索アンテナ12からも長波LFを発信しない。
手動によりドアをロックするユーザは、自動的にドアが開錠される自動アンロック処理を好まず、手動によりドアを開錠することを好むことが想定される。本実施形態によれば、手動によりドアがロックされた場合には、自動アンロック処理を行うための探索処理を行わない。これにより、ユーザの意思、つまり、手動によりドアを開錠したいという意思に応じたアンロック処理を提供することができる。また、探索処理を行わない分、図示しない車載バッテリの電力消費を抑えることができる。
なお、手動によるロック処理は、携帯機20のロックボタン22の操作によるロックであってもよいし、機械的なキー部材によるロックであってもよい。
(第6実施形態)
図11に例示するように、本実施形態では、車両制御装置10は、携帯機20との無線通信回線が切断されたことに応じて全てのドアD1〜D5について自動ロック処理を行った場合には、探索アンテナ12から長波LFを発信して探索処理を行う。このとき、車両制御装置10は、探索アンテナ12からの長波LFの発信周期を第1周期にして探索処理を行う。第1周期は、適宜変更して設定することができる。
一方、車両制御装置10は、ユーザによるロックスイッチSの操作に応じて全てのドアD1〜D5について手動ロック処理を行った場合には、長波LFの発信周期を第2周期にして探索処理を行う。第2周期は、第1周期よりも長い周期であれば、適宜変更して設定することができる。このように、車両制御装置10は、手動ロック処理を行った場合には、探索処理における長波LFの発信周期を長くすることで、長波LFの出力を弱める。
探索処理における長波LFの出力を弱めると、携帯機20の接近を検知する精度が低下し、自動アンロック処理が上手く行われない可能性が生じる。しかし、手動によりドアがロックされた場合には、手動によりドアを開錠することが好まれることが想定される。そのため、手動によりドアがロックされたのであれば、探索処理における長波LFの出力を弱めても構わない。そして、このように探索処理における長波LFの出力を弱めることで、車載バッテリの電力消費を抑えることができる。
(第7実施形態)
図12に例示するように、本実施形態では、車両制御装置10は、携帯機20との無線通信回線が切断されたことに応じて全てのドアD1〜D5について自動ロック処理を行った場合には、探索アンテナ12から長波LFを発信して探索処理を行う。このとき、車両制御装置10は、探索アンテナ12からの長波LFの出力を調整することで、携帯機20の探索範囲を第1範囲にして探索処理を行う。第1範囲は、適宜変更して設定することができる。
一方、車両制御装置10は、ユーザによるロックスイッチSの操作に応じて全てのドアD1〜D5について手動ロック処理を行った場合には、探索アンテナ12からの長波LFの出力を調整することで、携帯機20の探索範囲を第2範囲にして探索処理を行う。第2範囲は、第1範囲よりも狭い範囲であれば、適宜変更して設定することができる。このように、車両制御装置10は、手動ロック処理を行った場合には、探索処理における探索範囲を狭くすることで、長波LFの出力を弱める。これにより、車載バッテリの電力消費を抑えることができる。
(第8実施形態)
図13に例示するように、本実施形態では、車両制御装置10は、全ての探索アンテナ12A〜12Cではなく、所定のドアに備えられている探索アンテナのみを駆動して探索処理を行う。この場合、車両制御装置10は、ドアD1の探索アンテナ12AおよびドアD2の探索アンテナ12Bを駆動して探索処理を行う。そして、車両制御装置10は、ドアD5の探索アンテナ12Cによる探索処理を行わない。ドアD1,D2は、前回の施錠前に開閉されたドアとして、または、前回の施錠前に人が検知された座席に対応するドアとして選択されているドアである。即ち、ドアD1,D2は、開錠後に開閉される可能性が高いドアである。なお、所定のドアは、前回の施錠前に開閉されたドアおよび前回の施錠前に人が検知された座席に対応するドアのうち少なくとも何れか一方のドアであればよい。その他、所定のドアは、開閉される可能性が高いと判定できるドアであれば、適宜変更して設定することができる。
本実施形態によれば、開錠したとしても開閉される可能性が低いと判定できるドアからの探索処理を行わないようにした。従って、探索処理に要する電力消費を抑えることができる。
(第9実施形態)
図14に例示するように、本実施形態では、車両制御装置10は、所定のドアに備えられている探索アンテナの出力を他のドアに備えられている探索アンテナの出力よりも弱めて探索処理を行う。この場合、車両制御装置10は、ドアD5の探索アンテナ12Cの出力を探索アンテナ12A,12Bの出力よりも弱める。ドアD5は、前回の施錠前に開閉されたドアおよび前回の施錠前に人が検知された座席に対応するドア以外のドアである。即ち、ドアD5は、開錠したとしても開閉される可能性が低いと判定できるドアである。なお、所定のドアは、開閉される可能性が低いと判定できるドアであれば、適宜変更して設定することができる。
本実施形態によれば、開錠したとしても開閉される可能性が低いと判定できるドアからの探索処理の出力を弱めるようにした。従って、探索処理に要する電力消費を抑えることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。また、上述の各実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。
図面中、10は車両制御装置、20は携帯機、31はカスタマイズ処理部(選択手段)、32は学習処理部(記憶手段)、100は車両制御システムを示す。

Claims (11)

  1. ユーザが携帯する携帯機(20)と、車両に搭載され、前記携帯機が無線通信可能に接続されることで前記車両のドアを開錠する車両制御装置(10)と、を備える車両制御システム(100)であって、
    前記車両制御装置は、前記車両が備える複数のドアのうち開錠するドアを選択する選択手段(31)と、前回の施錠前に開閉されたドアを記憶する記憶手段(32)と、を備え、
    前記選択手段は、前記携帯機に最も近いドアおよび前記携帯機に最も近いドア以外の所定のドアを、開錠するドアとして選択し、前記記憶手段が記憶しているドアを、開錠するドアとして選択する車両制御システム。
  2. 前回の施錠前に人が検知された座席に対応するドアを記憶する記憶手段(32)を備え、
    前記選択手段は、前記記憶手段が記憶しているドアを、開錠するドアとして選択する請求項1に記載の車両制御システム。
  3. 前記選択手段により選択されていないドアは、それぞれユーザによる所定操作により開錠される請求項1または2に記載の車両制御システム。
  4. 前記選択手段により選択されていない全てのドアは、ユーザによる所定操作により開錠される請求項1から3の何れか1項に記載の車両制御システム。
  5. 前記車両制御装置は、前記携帯機との無線通信回線が切断されたことに応じてドアを施錠した場合には前記携帯機を探索する探索処理を行い、ユーザによる所定操作に応じてドアを施錠した場合には前記探索処理を行わない請求項1から4の何れか1項に記載の車両制御システム。
  6. 前記車両制御装置は、前記携帯機との無線通信回線が切断されたことに応じてドアを施錠した場合には前記携帯機を探索する探索処理において探索信号を第1周期で出力して探索を行い、ユーザによる所定操作に応じてドアを施錠した場合には前記探索処理において探索信号を前記第1周期よりも長い第2周期で出力して探索を行う請求項1から4の何れか1項に記載の車両制御システム。
  7. 前記車両制御装置は、前記携帯機との無線通信回線が切断されたことに応じてドアを施錠した場合には前記携帯機を探索する探索処理において探索範囲を第1範囲にして探索を行い、ユーザによる所定操作に応じてドアを施錠した場合には前記探索処理における探索範囲を前記第1範囲よりも狭い第2範囲にして探索を行う請求項1から4の何れか1項に記載の車両制御システム。
  8. 前記車両制御装置は、前記携帯機を探索する探索アンテナを複数のドアにそれぞれ備えており、所定のドアに備えられている前記探索アンテナを駆動することにより前記携帯機を探索する探索処理を行う請求項1から7の何れか1項に記載の車両制御システム。
  9. 前記車両制御装置は、前記携帯機を探索する探索アンテナを複数のドアにそれぞれ備えており、所定のドアに備えられている前記探索アンテナの出力を他のドアに備えられている前記探索アンテナの出力よりも弱める請求項1から7の何れか1項に記載の車両制御システム。
  10. 前記所定のドアは、前回の施錠前に開閉されたドアおよび前回の施錠前に人が検知された座席に対応するドア以外のドアである請求項9に記載の車両制御システム。
  11. 請求項1から10の何れか1項に記載の車両制御システムを構築する車両制御装置。
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