JP2001045403A - 映像処理装置 - Google Patents

映像処理装置

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JP2001045403A
JP2001045403A JP11220655A JP22065599A JP2001045403A JP 2001045403 A JP2001045403 A JP 2001045403A JP 11220655 A JP11220655 A JP 11220655A JP 22065599 A JP22065599 A JP 22065599A JP 2001045403 A JP2001045403 A JP 2001045403A
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JP
Japan
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power saving
level
power
circuit
beam current
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Application number
JP11220655A
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English (en)
Inventor
Yoshikuni Tamura
吉邦 田村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで状況に応じた節電効果が得られる
映像処理装置を提供する。 【解決手段】 走査線速度変調量、シャープネス、カラ
ーレベル、コントラストレベル、ブライトレベルまたは
最大ビーム電流のうち少なくともいずれか1つを節電項
目とする。その節電項目について数段階の節電レベルを
予め設定しておく。ユーザがリモコン40によって節電
レベルを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は映像処理装置に関
し、特にたとえば節電機能を有するカラーテレビジョン
受像機やモニタなどに用いられる、映像処理装置に関す
る。
【従来の技術】最近のカラーテレビジョン受像機では、
省電力化の要望により、通常視聴するモード以外に消費
電力を抑えた視聴環境を設定する節電機能が付加されて
いる。その一例として、図4に示す従来のテレビジョン
受像機1では、節電機能を働かせる時にはトランジスタ
Trをオンすることによって、図5に示すようにブラウ
ン管に流れる最大ビーム電流を下げ、高圧パワーを下げ
ていた。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】このように節電をオン
またはオフする2段階の切替では、節電時には映像は暗
くメリハリの無いものとなり、一方、映像の品質を保と
うとすれば節電できないという問題点があった。また、
テレビジョン受像機1に、光センサ2および抵抗Rを含
む光センサ回路3がさらに付加されたものもある。この
場合、部屋などの周囲の明るさを光センサ回路3によっ
て数段階に感知してCPU4へ知らせ、周囲の明るさに
応じて自動的かつ段階的に節電レベルを調整していた。
しかし、この場合には、光センサ2が必要になるのでコ
ストが高くなるという問題点があった。
【0003】さらに、ユーザーが節電をオン/オフする
ものもあるが、図6に示すように、節電項目の設定値を
2段階に切り替えるにすぎないので、上述と同様の問題
点があった。それゆえに、この発明の主たる目的は、低
コストで状況に応じた節電効果が得られる、映像処理装
置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の映像処理装置は、節電機能を有
する映像処理装置において、節電項目について数段階の
節電レベルを設定しておき、ユーザが節電レベルを選択
することを特徴とするものである。請求項2に記載の映
像処理装置は、請求項1に記載の映像処理装置におい
て、節電項目として、走査線速度変調量、シャープネ
ス、カラーレベル、コントラストレベル、ブライトレベ
ルまたは最大ビーム電流のうち少なくともいずれか1つ
が設定されるものである。
【0005】請求項1に記載の映像処理装置では、節電
項目についてユーザが好みに応じて所望の節電レベルを
選択する。したがって、光センサを用いる必要がないの
でコストを抑えることができる。また、節電レベルと映
像品質とを考慮した上で、状況に応じた最適な節電効果
が得られる。請求項2に記載の映像処理装置では、走査
線速度変調量、シャープネス、カラーレベル、コントラ
ストレベル、ブライトレベルまたは最大ビーム電流のう
ちいずれか1つあるい任意の組み合わせが、節電項目と
して設定されるので、ユーザの好みにより一層適した節
電機能を有する映像処理装置が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
をテレビジョン受像機に適用した実施の形態について説
明する。図1を参照して、この発明の一実施形態のテレ
ビジョン受像機10は、ビデオ・クロマ信号処理回路1
2を含む。ビデオ・クロマ信号処理回路12には、輝度
信号Y、色信号Cが入力される。輝度信号Yは速度変調
(VM)回路14で位相調整されるとともに、シャープ
ネス回路16を介してマトリクス回路18に与えられ
る。色信号Cはカラー回路20を介して色復調回路22
で色復調されて色差信号に変換された後、マトリクス回
路18に与えられる。マトリクス回路18では、輝度信
号Yと色差信号とからR、G、B信号が得られる。
【0007】得られたR、G、B信号はコントラスト回
路24、ブライト回路26を介してドライブ回路28で
増幅され、CRT30で映像となって出力される。CR
T30へ流れるビーム電流を、抵抗Rf、R1、R2、
フライバックトランス32および最大ビーム電流切替回
路34で電圧に変換して、ABL(自動ブライトリミッ
タ)/ACL(自動コントラストリミッタ)制御回路3
6へフィードバックし、コントラスト回路24、ブライ
ト回路26を制御する。最大ビーム電流切替回路34
は、抵抗R3、R4、トランジスタTr1、Tr2を含
み、後述のように最大ビーム電流を4通りに設定でき
る。したがって、節電レベルに応じてABL/ACL制
御回路36へのフィードバックが可能となる。
【0008】また、テレビジョン受像機10は、RC
(リモートコントローラ)受光部38を含み、RC受光
部38には、ユーザが操作するリモートコントローラ
(以下、単に「リモコン」という)40からの制御信号
が与えられる。リモコン40には節電のオン/オフおよ
び節電レベルを選択するための節電キー42が設けられ
る。この実施の形態では、節電キー42を押すと、節電
A/節電B/節電C/オフがトルグで切り替わり、節電
Aは明るめの設定(節電効果小)、節電Bはやや暗めの
設定(節電効果中)、節電Cは暗めの設定(節電効果
大)となる。なお、節電キーは各節電レベルごとに設け
られてもよい。
【0009】RC受光部38からの出力はCPU44に
与えられ、RC受光部38からの出力に応じたコントロ
ールデータすなわちIICbusデータに変換される。したが
って、リモコン40から節電レベルを示す制御信号が出
力されると、CPU44からは節電レベルに応じたIICb
usデータが出力され、そのIICbusデータによって、ビデ
オ・クロマ信号処理回路12内の速度変調回路14、シ
ャープネス回路16、カラー回路20、コントラスト回
路24、ブライト回路26が制御される。走査線速度変
調量、シャープネス、カラーレベル、コントラストレベ
ル、ブライトレベルの各設定値は、節電レベルに応じて
予め設定されており、たとえば図2に示すように設定さ
れる。なお、節電効果を高めるには、走査線速度変調
量、シャープネスが少なく、カラーレベル、コントラス
トレベル、ブライトレベルは低い方がよい。
【0010】また、DAC回路46は、CPU44から
のIICbusデータをL/H信号に変換し、トランジスタT
r1およびTr2を制御する。トランジスタTr1が導
通すると、抵抗R3がABL/ACLラインとGNDと
の間に付くことになり、最大ビーム電流を下げることが
できる。トランジスタTr2、抵抗R4についても同様
である。したがって、トランジスタTr1、Tr2のオ
ン/オフにより最大ビーム電流を4通りに設定できる。
すなわち、抵抗R3、R4の組み合わせによって、図3
に示すように節電レベルを変更できるように、抵抗R
3、R4の抵抗値を予め設定しておき、最大ビーム電流
を抑制する。たとえば、節電効果を大きくする場合に
は、トランジスタTr1、Tr2をともにオンし、抵抗
R3、R4を導通させることによって、最大ビーム電流
の下がり方を大きくする。最大ビーム電流が低いほど高
圧パワーが下がるので、節電効果が大きくなる。なお、
最大ビーム電流切替回路34に含まれる抵抗、トランジ
スタの数は任意であり、たとえば3つずつであれば、最
大ビーム電流を8通りに設定できる。
【0011】操作時には、リモコン40の節電キー42
を押すと、CPU44からは節電レベルに応じたIICbus
データが出力され、節電レベルが設定される。このよう
なテレビジョン受像機10によれば、ユーザは、節電キ
ー42を押すだけで、自分自身の視聴環境における節電
レベルと映像品質とを考慮して、好みに応じて節電レベ
ルを選択でき、所望の節電効果を得ることができる。
【0012】上述の実施の形態では、走査線速度変調
量、シャープネス、カラーレベル、コントラストレベ
ル、ブライトレベル、最大ビーム電流のすべてを節電項
目とした場合について述べたが、これに限定されず、こ
れらのうちのいずれか1つあるい複数の項目を節電項目
としてもよい。節電項目としてたとえばコントラストレ
ベルだけが設定される場合について述べる。この場合、
予め、コントラストレベルだけが節電レベルに応じて可
変的に、すなわち、図2のように節電効果が高くなるほ
ど値が小さくなるように、設定される。なお、走査線速
度変調量、シャープネス、カラーレベル、ブライトレベ
ル、最大ビーム電流については、節電レベルにかかわら
ず一定値に設定される。
【0013】操作時には、リモコン40の節電キー42
を押すと、CPU44からはコントラストレベルだけを
可変にするIICbusデータが出力され、所望の節電レベル
を選択することが可能となる。このようにして、ユーザ
の好みにより一層適した節電機能を有するテレビジョン
受像機が得られる。
【0014】走査線速度変調量、シャープネス、カラー
レベル、ブライトレベル、最大ビーム電流のいずれかを
節電項目とする場合、あるいは走査線速度変調量、シャ
ープネス、カラーレベル、ブライトレベル、コントラス
トレベル、最大ビーム電流の任意の組み合わせを節電項
目とする場合も、同様に処理できる。なお、最大ビーム
電流を節電項目としない場合には、最大ビーム電流切替
回路34およびDAC回路46は不要となろう。なお、
リモコン40を用いることなく、テレビジョン受像機1
0自体に節電キーを設けてもよい。また、この発明は、
節電効果を有するモニタにも適用できる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、節電機能を有する映
像処理装置において、光センサを用いる必要がないので
コストを抑えることができ、また、節電レベルと映像品
質とを考慮した上で、状況に応じた最適な節電効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】各節電項目の変化特性を示すグラフである。
【図3】ビーム電流の変化特性を示すグラフである。
【図4】従来技術を示すブロック図である。
【図5】従来のビーム電流の変化特性を示すグラフであ
る。
【図6】従来の各節電項目の変化特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
10 テレビジョン受像機 14 速度変調回路 16 シャープネス回路 20 カラー回路 24 コントラスト回路 26 ブライト回路 34 最大ビーム電流切替回路 38 RC受光部 40 リモコン 42 節電キー 44 CPU 46 DAC回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 節電機能を有する映像処理装置におい
    て、 節電項目について数段階の節電レベルを設定しておき、
    ユーザが前記節電レベルを選択することを特徴とする、
    映像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記節電項目として、走査線速度変調
    量、シャープネス、カラーレベル、コントラストレベ
    ル、ブライトレベルまたは最大ビーム電流のうち少なく
    ともいずれか1つが設定される、請求項1に記載の映像
    処理装置。
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