JPH06315120A - 節電型テレビジョン受像機 - Google Patents

節電型テレビジョン受像機

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JPH06315120A
JPH06315120A JP5102611A JP10261193A JPH06315120A JP H06315120 A JPH06315120 A JP H06315120A JP 5102611 A JP5102611 A JP 5102611A JP 10261193 A JP10261193 A JP 10261193A JP H06315120 A JPH06315120 A JP H06315120A
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power
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cathode ray
television receiver
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Hiroshi Nakanishi
浩 中西
Masayuki Toshiyasu
雅之 利安
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン受像機の消費電力を効率よく抑
える。 【構成】 節電スイッチ26の操作により、ビデオ増幅
回路18の電圧利得を抑えるとともに、自動コントラス
トリミット回路25のビーム電流制限値を低くし、且つ
ブラウン管20のアノード電圧を低下させる機能を備え
るとともに、節電スイッチ操作により得られた電力低減
量を電力測定装置13で算出して上記ブラウン管20ま
たは別置の表示装置に表示するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテレビジョン受像機
(以下TVと呼ぶ)の消費電力を節減する機能を有する
節電型TVに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の節電型TVの主要部を示す
ブロック図で、図において、17は映像信号入力端子、
18はビデオ増幅回路、19はビデオ出力回路、20は
ブラウン管、22は電子ビームを発生するブラウン管2
0のカソード、23は高電圧が印加されるブラウン管2
0のアノード、24は上記アノード20に高電圧を印加
するフライバックトランス、25はACL(Automatic
Contrast Limiter)回路、26はTV本体に設けられた
節電スイッチ、27は映像信号の電圧利得を制御する電
圧利得制御回路である。
【0003】このような従来装置において、ブラウン管
20のアノード23には、水平出力回路に設けられたフ
ライバックトランス24で発生する高電圧が印加されて
いる。フライバックトランス24の高圧巻線電流は、図
示しない検出装置で検出され、この電流が所定値以上に
なると、ACL回路25により自動的に電圧利得制御回
路27にフィードバックが行われ、図5の曲線a1に示
すように、ブラウン管20のカソードに流れる最大平均
ビーム電流を一定に抑える構成となっている。ここで、
TV本体に設けられた節電スイッチ26をONにするこ
とにより、電圧利得制御回路27を介してビデオ増幅回
路18の電圧利得を下げ、ブラウン管20のカソード2
2のドライブ電圧を低減させ、結果としてブラウン管2
0のビーム電流を抑えることにより消費電力を低減させ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されており、映像回路の電圧利得のみ低減して
いるため、図におけるブラウン管のカソード平均電流は
図5の曲線a1からa2にシフトし、映像入力端子17に
入力する信号が比較的大振幅、すなわち映像信号の平均
レベル(APL: Average Picture Level)の高い信号
が続くと最大平均電流がほとんど抑えられず、その結果
十分な節電効果が得られないという欠点があった。ま
た、節電スイッチを操作することによりブラウン管のビ
ーム電流を低減させるため、当然ブラウン管の発光出力
(輝度)が低下し、TV本体の周囲照度が一定の場合に
はコントラストが相対的に低下し、TV画像が見にくく
なるという欠点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、十分な節電が実現できるととも
に、視聴者が目で消費電力の節電量を認識でき、且つ実
用上十分なコントラストも得られるTVを提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る節電型T
Vは、節電スイッチの操作により、ビデオ増幅回路の電
圧利得を抑えるとともに、自動コントラストリミット回
路のビーム電流制限値を低くし、且つブラウン管のアノ
ード電圧を低下させる機能を備えたものである。
【0007】また、節電スイッチの操作により得られた
電力低減量を算出しブラウン管または別置の表示装置に
表示するようにしたものである。また、節電スイッチの
操作時にテレビジョン受像機の周辺の照明器具の光量を
低下させる通信手段を備えたものである。
【0008】
【作用】この発明における節電型TVでは、ACL回路
のビーム電流制限値を低下させることにより、入力信号
の大小にかかわらずブラウン管の平均最大電流値を制限
することで確実に節電が可能である。また、ブラウン管
のアノード電圧(高圧)を低減することにより、偏向感
度が上昇するため、同時に水平・垂直偏向幅を減少さ
せ、これによる総省電力量は(△高圧×△ビーム電流)
+△偏向電力(但し△は減少値を示す)となる。ここに
おいて、省電力量を表示することにより、省エネ意識を
啓蒙することができ、さらには節電スイッチの操作と同
時に観視条件をコントロールする、すなわち周囲照明光
量を低下させ相対的にコントラストを上げ、省エネと見
やすさの相乗効果を実現できる。
【0009】
【実施例】 実施例1.以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
り、図において、1は音声入力端子、3は音声出力処理
回路、4はスピーカーである。5はブラウン管20のネ
ックに設けられた偏向ヨーク、9は節電スイッチ26の
操作により制御信号を発生する制御回路、11はTV本
体が設置されている部屋の照明器具、13は図4に一例
を示す消費電力を算出する電力測定回路、14、15は
上記偏向ヨーク5に信号を加えるそれぞれ垂直偏向回
路、水平偏向回路である。そして、上記制御回路9の出
力は音声出力処理回路3、照明器具11、垂直偏向回路
14、水平偏向回路15、フライバックトランス24、
ACL回路25に与えられる。その他の構成は図6に示
す従来装置と同じなので、同一符号を符して説明を省略
する。
【0010】次に、動作を説明する。節電スイッチ26
をONにすると、制御回路9から音声出力処理回路3、
照明器具11、垂直偏向回路14、水平偏向回路15、
フライバックトランス24、ACL回路25に制御信号
が与えられ、節電処理が行われる。
【0011】先ず音声は、音声出力処理回路3において
音声信号の振幅を抑えることによりスピーカー4への出
力電圧を抑え出力する。
【0012】次に、ACL回路25は、図2に一例を示
すように、フライバックトランス24の2次巻線電流量
検出抵抗31を切り換えることにより、ビーム電流の制
限値を低くして電力を抑える。なお、抵抗31を切り換
えることにより、図5におけるブラウン管20のカソー
ド平均電流値の曲線はbにシフトするので、ブラウン管
20のカソード平均電流の制限動作領域は広げられると
ともに、最大平均電流値は所望の値に抑制され、APL
の大きい信号が入力しても平均電流値は十分低減され
る。
【0013】また、制御回路9からフライバックトラン
ス24に加えられた信号は、図2に示すように、フライ
バックトランス24の2次巻線に設けられたタップ30
を切り換え、昇圧比を変え、フライバックトランス24
で発生するアノード電圧を低下させる。同時にアノード
電圧低下に合わせ、水平偏向回路15における水平偏向
電流値と、垂直偏向回路14で発生させる垂直偏向電流
値を低下させることにより最適なラスター幅を得る。
【0014】さらに、制御回路9の出力信号により照明
器具11を制御するが、これは赤外線通信またはTVと
照明器具11間で結ばれたBUSライン上で行われる。
例えば、図3に示すように、照明器具11の電源周波数
をVCO(Voltage ControlOscilator)32により変え
ることにより、照明器具11の光出力を抑えることがで
きる。
【0015】さらにまた、節電スイッチ26のON時に
おける消費電力を図4に示す電力測定回路13により算
出し、その節電量を表示装置34(ブラウン管20また
は別装置)に表示させる。電力測定回路13は、偏向系
に挿入された抵抗35の両端に生じる電位差を電位差測
定回路32で取り出し、マイコン33で消費電力を算出
するものである。
【0016】実施例2.節電スイッチ26はTV本体に
設けられた切り換えスイッチであっても、リモートコン
トロール送信機に設けられた操作ボタンであってもよ
い。
【0017】実施例3.フライバックトランス24で発
生するアノード電圧値を低下させるのに、実施例1では
フライバックトランス24の2次巻線のタップ30を切
り換えたが、フライバックトランスの1次巻線を経由し
て水平偏向回路15に供給される直流電圧VB を低減す
るか、もしくは共振用コンデンサー値の増大等でも実現
できる。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、節電ス
イッチによりブラウン管の発光出力を抑えてTV本体の
消費電力量を低減し、しかも視聴者が表示装置で節電量
を認識することが出来るようにし、さらに節電時に周囲
の照明の出力も抑えるようにしたので、節電時において
も画面が見やすく、また高い節電効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による節電型テレビジョン受像機の要
部を示すブロック図である。
【図2】この発明に使用されるフライバックトランス部
を示す回路図である。
【図3】この発明において使用される照明器具への通信
手段の一例を示す回路図である。
【図4】この発明において使用される電力測定回路の一
例を示す回路図である。
【図5】この発明及び従来装置の動作を説明するための
特性曲線を示す図である。
【図6】従来の節電型テレビジョン受像機の一部を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 音声入力端子 3 音声出力処理回路 4 スピーカー 5 偏向ヨーク 9 制御回路 11 照明器具 13 電力測定回路 14 垂直偏向回路 15 水平偏向回路 17 ビデオ入力端子 18 映像信号増幅回路 19 映像出力回路 20 ブラウン管 23 アノード電極 24 フライバックトランス 25 ACL回路 26 節電スイッチ 30 切り換えタップ 31 切り換え抵抗 32 VOC回路 34 表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 節電スイッチの操作により、ビデオ増幅
    回路の電圧利得を抑えるとともに、自動コントラストリ
    ミット回路のビーム電流制限値を低くし、且つブラウン
    管のアノード電圧を低下させる機能を備えたことを特徴
    とする節電型テレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 節電スイッチの操作により、ビデオ増幅
    回路の電圧利得を抑えるとともに、自動コントラストリ
    ミット回路のビーム電流制限値を低くし、且つブラウン
    管のアノード電圧を低下させる機能を備えた節電型テレ
    ビジョン受像機において、節電スイッチ操作により得ら
    れた電力低減量を算出する装置を備え、この電力低減量
    算出装置により上記ブラウン管または別置の表示装置に
    電力低減量を表示するようにしたことを特徴とする節電
    型テレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 節電スイッチの操作により、ビデオ増幅
    回路の電圧利得を抑えるとともに、自動コントラストリ
    ミット回路のビーム電流制限値を低くし、且つブラウン
    管のアノード電圧を低下させる機能を備えた節電型テレ
    ビジョン受像機において、節電スイッチの操作時にテレ
    ビジョン受像機の周辺の照明器具の光量を低下させる通
    信手段を備えたことを特徴とする節電型テレビジョン受
    像機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000021289A1 (de) * 1998-10-06 2000-04-13 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Bildschirmgerät mit reduziertem leistungsverbrauch
JP2001045403A (ja) * 1999-08-04 2001-02-16 Sanyo Electric Co Ltd 映像処理装置
JP2006129015A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Sharp Corp エネルギー供給制御装置,テレビジョン受像機

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