JP2001042791A - 文書表示装置 - Google Patents

文書表示装置

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JP2001042791A
JP2001042791A JP21829599A JP21829599A JP2001042791A JP 2001042791 A JP2001042791 A JP 2001042791A JP 21829599 A JP21829599 A JP 21829599A JP 21829599 A JP21829599 A JP 21829599A JP 2001042791 A JP2001042791 A JP 2001042791A
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勝啓 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書や画像を表示することができる携帯型の
文書表示装置において、音声が発せられることなく、ま
たイヤホン等を使用する煩わしさもなく、誰でも読んで
いるものの臨場感を味わうことのできる文書表示装置を
提供する。 【解決手段】 文書データを記憶する文書記憶手段3,
5と、記憶されている文書データの表示頁や表示範囲を
指示指定する操作指示手段8と、指定された頁や範囲の
文書を表示する表示手段7とを備えた文書表示装置で、
装置の全体あるいはその一部を振動させる振動発生手段
9を備え、操作指示手段8にて指定された頁や範囲の文
書データ内に振動指示データが含まれている場合には、
振動発生手段9を駆動して振動させる。また振動指示デ
ータには、予め振動するタイミングを設定したり、強弱
をつけたり、振動方向を指定したりすることができ、ペ
ージ番号順に文書を開いたときのみ振動するようにする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小説やマンガなど
のテキストと画像を含む文書データを表示する文書表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、小説やマンガなどのデータが
記憶されたCD−ROMやICカードを用いて、その内
容を表示する携帯型の文書表示装置が提案されている。
【0003】例えば、特開平6−319102号公報に
は、マンガなどの静止画データ、及びその吹き出し部分
の文字データ、及びその文字を音声に変換した音声デー
タ、及び音楽データなどを記憶したICカードを装着
し、頁めくりキーを押下することで任意の頁を表示し
て、その頁に対応した音声(吹き出しの音声やBGM)
を放音する再生表示装置に関する技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記記
載の技術においては、頁めくりキーの押下に応じて、表
示されている頁に対応した音声が放音されるが、例えば
電車内など人の多く集まるような場所では、周囲の人に
迷惑となってしまうという問題がある。また、イヤホン
を用いると周囲には迷惑はかからないが、わざわざイヤ
ホンを使うことは煩わしいという問題がある。さらに、
放音しないようにスイッチを切り換えたり、ボリューム
を下げるなどで対応することもできるが、それでは読ん
でいるマンガや小説などの内容に臨場感が無く、あじけ
ないものとなってしまうという問題がある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、特定範囲の文書
を表示した際に装置を振動させることができ、またその
振動はタイミングデータや強弱データに基づいて行わ
れ、振動の方向を指定することもでき、さらにページ番
号順にページを送ったときにのみ振動するような文書表
示装置を提供することである。
【0006】また、別の目的とするところは、耳の不自
由な人など誰でも、振動による臨場感を楽しむことが可
能な文書表示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文書表示装
置は、文書データを記憶する文書記憶手段と、記憶され
ている文書データの表示頁や表示範囲を指示指定する操
作指示手段と、指定された頁や範囲の文書を表示する表
示手段とを備えた文書表示装置であって、装置の全体あ
るいはその一部を振動させる振動発生手段と、操作指示
手段にて指定された頁や範囲の文書データ内に振動指示
データが含まれている場合には、振動発生手段を駆動し
て振動させる駆動手段と、を備えてなることを特徴とす
る。
【0008】また、本発明に係る文書表示装置は、振動
指示データには、振動発生手段を駆動させるためのタイ
ミングを指示するタイミングデータが含まれており、振
動発生手段は、タイミングデータに基づいて振動するこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る文書表示装置は、振動
指示データには、振動発生手段を駆動させるための強さ
を指示する強弱データが含まれており、振動発生手段
は、強弱データに基づいて振動することを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る文書表示装置は、振動
する方向の異なる複数個の振動発生手段を備え、振動指
示データには、振動発生手段を駆動させる方向を指示す
る振動方向データが含まれており、振動発生手段は振動
方向データに基づいて振動することを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る文書表示装置は、操作
指示段によって指定された文書データ内の頁や範囲が、
直前に指定されていた文書データ内の頁や範囲より先頭
方向である場合には、振動発生手段は駆動させないこと
を特徴とする。
【0012】また、本発明に係る文書表示装置は、文書
データは、画像データと、文字データと、振動指示デー
タの少なくともいずれかから構成されており、振動発生
手段は振動指示データに基づいて振動することを特徴と
する。
【0013】また、本発明に係る文書表示装置は、文書
データは、画像データと、文字データのいずれかから構
成されており、振動発生手段は文字データに付随した文
字属性データに基づいて振動することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における文書表示
装置の実施形態について図面を用いてその一実施例を説
明する。
【0015】尚、本発明における文書表示装置は、携帯
型の表示装置に限定されず、携帯型の情報端末や通信端
末(携帯電話やPHS等を含む)、通常のパーソナルコ
ンピュータやワードプロセッサなどの表示機能を備えた
装置であればいずれのものに対しても適用できる。
【0016】図1は本発明における文書表示装置の構成
の一例を示したブロック図である。
【0017】CPU(Central Process
ing Unit)(制御手段)1は、予め記憶されて
いるプログラムやデータにしたがって本文書表示装置の
各部を制御して本発明を実現する。
【0018】プログラムメモリ2には、CPU1によっ
て本発明を実現する処理を行わせるためのプログラムが
予め記憶されている。
【0019】データメモリ3には、プログラムメモリ2
のプログラムを実行するために必要なデータや、本文書
表示装置の現在の状態を示すデータ、例えば現在表示中
の文書の文書名やページ番号などが記憶されている。ま
たデータメモリ3は、電源スイッチが切られてもその内
容が消えないように、バッテリバックアップされている
DRAM、あるいはフラッシュメモリやEEPROM等
の不揮発性メモリなどで構成されている。
【0020】外部メディアである記憶媒体5は、この記
憶媒体5にアクセスするための記憶媒体アクセスインタ
ーフェイス4(記憶媒体5に対して読み書きできるため
の機能を備えている)を介して接続され、記憶媒体5に
は、電子化された文書データ、例えば小説文書データや
マンガ文書データなどを1つあるいは複数個記憶してい
る。構成内容の詳細については後述する。
【0021】表示部(表示手段)7は、表示インターフ
ェイス6を介して接続されており、記憶媒体5から読み
出した文書データや操作メニューなどを表示する。この
表示部7は、LCDやCRTを含めた表示機能を備えた
ものであればいずれのものであってもよい。
【0022】振動部(振動発生手段)9は、本文書表示
装置全体あるいは一部を振動させる手段(駆動手段)を
備えており、従来から携帯電話のバイブレーション呼出
機能などで使用されている振動発生装置を用いるとよい
が、これに限定するものではない。
【0023】また、文書表示装置には、使用者の指示操
作を入力する操作入力部(操作指示手段)8、時間を計
測するタイマー10も接続されている。さらに、インタ
ーネット等の外部ネットワークとアクセスできるよう
に、公衆回線と接続ができ、あるいは携帯電話やPHS
と接続ができ、あるいは情報の提供を主たる目的とした
端末と接続ができ、有線または光や電波を含む無線での
通信制御及び処理が実行できる通信部11を備えてい
る。
【0024】上記記憶媒体5は、本体装置と分離可能に
構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテー
プ等のテープ系、フロッピーディスクやハードディスク
等の磁気ディスクやCD-ROM/MO/MD/DVD等の光ディス
クのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/
光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EE
PROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固
定的にデータを担持する媒体であってもよい。
【0025】また、上記説明では、電子化された文書デ
ータ、例えば小説文書データやマンガ文書データなどは
記憶媒体5に格納されていることを前提として説明しま
したが、これに限定されることない。例えば、本文書表
示装置には通信部11が備えられており、インターネッ
トを含む外部の通信ネットワークと接続可能なシステム
構成であることから、通信ネットワークからデータをダ
ウンロードし、上記記憶媒体5に格納するようなシステ
ム構成であってもよい。さらに、記憶媒体5に格納され
ているデータや通信によってダウンロードしたデータ
は、電子化された文書データ、例えば小説文書データや
マンガ文書データとして予めデータメモリ3に格納して
おき、そこからデータを表示するシステム構成であって
もよい。
【0026】尚、上記説明では制御手段としては、CP
U1とプログラムメモリ2とデータメモリ3とから構成
されたものであってもよいし、CPU1とプログラムメ
モリ2とから構成されたものであってもよい。また、文
書記憶手段としては、データメモリ3であってもよい
し、外部メディアである記憶媒体5であってもよい。ま
た、操作指示手段は、使用者の指示操作を入力する操作
入力部8から構成されている。また、表示手段は表示部
7で構成されている。さらに、振動発生手段は、振動部
9に相当し、その内部には本文書表示装置全体あるいは
一部を振動させる駆動手段を備えた構成となっている。
【0027】図2は、本文書表示装置の外観を示す斜視
図である。図1と対応している部分には同じ符号を付け
ている。
【0028】図2において、100は文書表示装置の筐
体であり、7は文書データや操作メニューなどを表示す
るLCDなどからなる表示部であり、8は使用者の指示
操作を入力する操作入力部(操作指示手段)で、81は
表示文書選択を指示するための文書選択ボタンで、82
は現在表示されているページの前ページの表示を指示す
る前ページ指示ボタンで、83及び84はメニューを選
択するための選択ボタンで、85は現在表示されている
ページの次ページの表示を指示する次ページ指示ボタン
で、86は操作指示を取り消すための取消指示ボタン
で、87は操作指示の実行を指示するための実行指示ボ
タンである。尚、上記ボタンの構成は一例であり、他の
ボタンを追加したり、あるいはボタンを用いず、表示一
体型タブレットなどのポインティングデバイスによって
指示を行うようにしてもよい。上記操作入力部(操作指
示手段)8を構成する各種ボタンを操作することでデー
タメモリ3あるいは外部メディアである記憶媒体5に記
憶されている文書データに対して、使用者が表示画面上
で見たいページや1コマや文書の領域範囲を指定するこ
ともできる。
【0029】91及び92は、振動発生装置(手段)で
ある。振動発生装置91及び振動発生装置92は振動す
る方向が異なっている。例えば振動発生装置91は文書
表示装置の筐体100を前後方向に振動させ、振動発生
装置92は文書表示装置の筐体100を左右方向に振動
させる。また、振動発生装置は、図2のように筐体10
0の左右方向の側面に限定されず、筐体100の上下つ
まり表面または底面に備えられて、上下方向に振動させ
てもよい。
【0030】図3は、外部メディアである記憶媒体5内
に記憶されている文書データのデータフォーマットの一
例を示している。ここでは文書データの一例としてマン
ガ文書データが記憶されているものとするが、このマン
ガに限定されるものではなく、例えば、絵画データとそ
の説明文であってもよい。以下の記載では、マンガを例
にとって説明する。このマンガ文書データは、マンガ画
像データとマンガ吹き出し文字データと振動指示データ
のいずれかで構成されている(画像データと文字デー
タ、画像データと振動指示データ、文字データと振動指
示データ、画像データと文字データと振動指示データの
いずれの組み合わせパターンであってもよい)。尚、こ
のデータフォーマットは、外部メディアである記憶媒体
5内のみではなく、記憶媒体5や通信部11からデータ
を読み出してデータメモリ3に格納して使用する場合に
は、このデータメモリ3に対しても適用されます。
【0031】30は1つの文書に対するヘッダデータ
で、文書名31と、その文書の全ページ数32と、各ペ
ージのインデックスデータが記憶されているアドレスを
指定するページADR33と、ヘッダデータの終了を示
すENDコード34が記憶されている。尚、本実施例に
おいて「ページ」を、マンガの1つの「コマ」と置き換
えてもよい。
【0032】40は各ページに対するインデックスデー
タで、そのページの表示が指示されてから実際にデータ
(画像データあるいは文字データなど)を出力(表示)
するまでの時間を示すタイミングデータ41と、データ
の種類(画像データ・文字データ・振動指示データ(振
動強弱、タイミング等のデータ)のいずれか)を指示す
る種類コード42と、実際のデータが記憶されているア
ドレスを指定するデータADR43と、各ページ単位の
INDEX情報の終了を示すENDコード44が記憶さ
れている。
【0033】例えば、種類コード42が「画像」を示す
コードの場合には、データADR43には実際の画像デ
ータが記憶されているアドレスが記憶されており、種類
コード42が「文字」を示すコードの場合には、データ
ADR43には実際の文字データが記憶されているアド
レスが記憶されており、種類コード42が「振動」を示
すコードの場合には、データADR43には振動指示デ
ータが記憶されているアドレスが記憶されている。
【0034】尚、各ページに対して前記タイミングデー
タ41・種類コード42・データADR43の対が1つ
以上記憶されており、後述する処理によってタイミング
データ41に応じた所定の時刻に、順次各データが出力
される。
【0035】50は実際の画像データが記憶されている
領域で、各画像データ(例えば、マンガの画像データ)
51と各画像データの終了(区切りを含む)を示すEN
Dコード52から構成されている。
【0036】60は文字データが記憶されている領域
で、文字データ(例えば、マンガの吹き出し文字データ
を含む一般的な文字データであってもよい)及びその文
字属性データ(文字の書体やフォントサイズなどの表示
形式)61と、各文字データ及びその文字属性データの
終了(区切りを含む)を示すENDコード62から構成
されている。
【0037】70は振動指示データ記憶領域で、振動発
生装置91または振動発生装置92を選択する選択指示
コード(駆動させる方向を指示するデータ)や、振動さ
せる強さ(強弱を含む)を指示するデータや、振動させ
る時間(タイミングや期間を含む)を指示するデータ、
などからなる振動データ71と、各振動指示データの終
了(区切りを含む)を示すENDコード72から構成さ
れている。
【0038】尚、上記文字属性データ(文字の書体やサ
イズなどの表示形式)(例えば、吹き出し文字を含む文
字データにおける文字属性データ)は、場合によっては
振動発生装置を振動させるためのデータ、つまり上記振
動指示データの代わりに使用される。
【0039】図4は、本文書表示装置の処理を示したメ
インのフローチャートである。尚、本フローチャートに
おける処理のシーケンスは、本文書表示装置の電源がオ
ンされた後、プログラムメモリ2に記憶されたプログラ
ムにしたがってCPU1が動作することによって実現さ
れる。
【0040】データメモリ3には前回の使用時の内容
(電源がオフされる直前の内容)がそのまま記憶されて
いるものとする。まず、データメモリ3の内容から既に
文書が選択されているか否かを判断し(ステップS10
1)、選択済みであればステップS104へ移行する。
選択されていなければ、外部メディアである記憶媒体5
が存在しているか(アクセスしてもアクセスできる状態
か)否かをチェックし、存在していない(アクセスでき
ない)状態であれば、存在している(アクセスできる)
状態となるように促し、存在している(アクセスでき
る)状態であれば、外部メディアである記憶媒体5に記
憶されている複数の文書名を一覧表示するなどして、ユ
ーザに文書を選択させる(ステップ102)。それか
ら、現在表示中のページ番号を示す変数P1に1を代入
し(ステップS103)、ステップS104へ移行す
る。尚、変数P1の記憶領域はデータメモリ3内に確保
されている。
【0041】次に、ステップS104では、タイマー1
0の値を0に初期化して計時を開始し、タイマー10の
値と、変数P1で示されるページの各項目におけるタイ
ミングデータ41の値とを比較する(ステップS10
5)。両者が一致あるいはタイマー10の値の方が大き
ければ、そのタイミングデータ41に対応する種類のデ
ータを出力し、表示/振動処理を行う(ステップS10
6)。最初はタイマー10の値は0であるため、タイミ
ングデータ41の値が0であるデータをすべて出力す
る。尚、ステップS106における、表示/振動処理の
詳細は後述する。
【0042】ステップ105において、タイミングデー
タ41の値の方が大きければ、前ページ指示ボタン82
あるいは次ページ指示ボタン85のいずれかが押された
か否かを判断する(ステップS107)。押されている
場合には、ステップS108へ移行する。押されていな
い場合には、文書選択ボタン81が押されたか否かを判
断し(ステップS110)、押されている場合にはステ
ップS102へ、押されていない場合にはステップS1
05へ戻る。
【0043】一方、ステップS108では、直前に表示
されたページ番号を示す変数P0に変数P1の値を代入
し、さらに、変数P1に選択している新しいページ番
号、例えば前ページ指示ボタン82が押された場合には
変数P1の値−1の値を、または次ページ指示ボタン8
5が押された場合には変数P1の値+1の値を、更新さ
れた新しい変数P1の値として代入し(ステップS10
9)、ステップS104へ戻る。尚、変数P0の記憶領
域はデータメモリ3内に確保されている。
【0044】以上、上記ステップS105、ステップS
106、ステップS107、ステップS110を繰り返
すことによって、所定のタイミングで文書データが順次
出力されて表示することになる。
【0045】図5は、表示/振動処理の詳細を示したフ
ローチャートである。つまり、上記図4のステップS1
06での詳細な動作を示したフローチャートである。
【0046】図4のステップS105において、タイマ
ー10の値と変数P1で示されるページの各項目におけ
るタイミングデータ41の値とを比較して、両者が一致
あるいはタイマー10の値の方が大きい場合、該当する
項目の種類コード42が「画像」を示すコードであるか
否かを判断し(ステップS201)、そうであれば対応
する画像データを表示部7に出力して表示し(ステップ
S202)、本処理を終了する(図4のステップS10
7へ移行する)。
【0047】ステップS201において、種類コード4
2が「画像」を示すコードでなければ、種類コード42
が「文字」を示すコードであるか否かを判断し(ステッ
プS203)、そうでなければさらに、変数P1の値が
変数P0の値より大きいか否か、すなわち現在表示中の
ページが直前に表示していたページより後方であるか判
断する(ステップS208)。後方でなければ本処理を
終了し(図4のステップS107へ移行する)、後方で
あると判断すれば、対応する振動データ71に応じた強
さ・時間・振動方向で振動発生装置91または振動発生
装置92を駆動して(ステップS209)、本処理を終
了する(図4のステップS107へ移行する)。
【0048】ステップS203において、種類コード4
2が「文字」を示すコードであれば、対応する文字デー
タ及び文字属性データを表示部7に出力して表示する
(ステップS204)。上記文字属性データが特定のデ
ータ、例えばフォントの種類が特定の種類であるか判断
し(ステップS205)、そうでなければ本処理を終了
する(図4のステップS107へ移行する)。
【0049】特定の種類であれば振動させるものとし
て、変数P1の値が変数P0の値より大きいか、すなわ
ち現在表示中のページが直前に表示していたページより
後方であるか否かを判断し(ステップS206)、そう
でなければ本処理を終了する(図4のステップS107
へ移行する)。
【0050】変数P1の値が変数P0の値より大きけれ
ば、例えば文字サイズなどの上記文字属性データ(文字
の書体やフォントサイズなどの表示形式)に応じた強さ
・時間で振動発生装置91または振動発生装置92を駆
動し(ステップS207)、本処理を終了する(図4の
ステップS107へ移行する)。例えば、この時の振動
は、フォントサイズが大きい場合に振動させたり、柔ら
かい書体の場合には振動させたりというものである。
【0051】以上、ここまで挙げた実施形態における内
容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載内容に限
定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】本発明における文書表示装置では、以下
の効果が得られる。
【0053】文書データやマンガデータを表示すること
のできる文書表示装置において、文書の特定ページを表
示した際に、文書表示装置が特定のタイミング・強さで
振動するため、周囲に迷惑をかけることもなく、またイ
ヤホンなどを使用する煩わしさを感じることもなく、文
書を読む際の臨場感が増すという効果がある。
【0054】また、振動によって文書を演出するため、
耳の不自由な人など誰でも臨場感を楽しむことが可能で
ある。
【0055】さらに、文書の前方から後方へページ繰り
をした場合は振動し、逆に後方から前方へページ繰りを
した場合は振動しないようにしているため、ちょっと前
へ戻って読み直したい場合などに振動してしまうといっ
たことがなく、その違和感を低減できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書表示装置におけるハードウェアの
ブロック図である。
【図2】本発明の文書表示装置における外観を示す斜視
図である。
【図3】本発明の文書表示装置における文書データのデ
ータフォーマットである。
【図4】本発明の文書表示装置における動作を示すメイ
ンのフローチャートである。
【図5】本発明の文書表示装置における表示/振動処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 プログラムメモリ 3 データメモリ 4 記憶媒体アクセスインターフェイス 5 外部メディアである記憶媒体 6 表示インターフェイス 7 表示部 8 操作入力部 9 振動部 10 タイマー 11 通信部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/403 380A (72)発明者 宇多 強 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 菊池 将之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B075 PQ02 PQ60 PQ67 UU11 5C094 AA56 CA30 GA10 HA08 HA10 5E501 AA04 AA17 AC15 AC16 AC19 BA11 BA14 BA17 CA04 CA06 CA10 CB03 EA32 FA13 FA14 FA32 FB33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データを記憶する文書記憶手段と、
    記憶されている文書データの表示頁や表示範囲を指示指
    定する操作指示手段と、指定された頁や範囲の文書を表
    示する表示手段とを備えた文書表示装置であって、 前記装置の全体あるいはその一部を振動させる振動発生
    手段と、 前記操作指示手段にて指定された頁や範囲の文書データ
    内に振動指示データが含まれている場合には、前記振動
    発生手段を駆動して振動させる駆動手段と、を備えてな
    ることを特徴とする文書表示装置。
  2. 【請求項2】 前記振動指示データには、前記振動発生
    手段を駆動させるためのタイミングを指示するタイミン
    グデータが含まれており、 前記振動発生手段は、前記タイミングデータに基づいて
    振動することを特徴とする請求項1記載の文書表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記振動指示データには、前記振動発生
    手段を駆動させるための強さを指示する強弱データが含
    まれており、 前記振動発生手段は、前記強弱データに基づいて振動す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の文書表
    示装置。
  4. 【請求項4】 前記文書表示装置は、振動する方向の異
    なる複数個の振動発生手段を備え、 前記振動指示データには、前記振動発生手段を駆動させ
    る方向を指示する振動方向データが含まれており、 前記振動発生手段は前記振動方向データに基づいて振動
    することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の文書
    表示装置。
  5. 【請求項5】 前記操作指示段によって指定された文書
    データ内の頁や範囲が、直前に指定されていた文書デー
    タ内の頁や範囲より先頭方向である場合には、 前記振動発生手段は駆動させないことを特徴とする請求
    項1乃至請求項4記載の文書表示装置。
  6. 【請求項6】 文書データは、画像データと、文字デー
    タと、振動指示データの少なくともいずれかから構成さ
    れており、 前記振動発生手段は前記振動指示データに基づいて振動
    することを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の文書
    表示装置。
  7. 【請求項7】 文書データは、画像データと、文字デー
    タのいずれかから構成されており、 前記振動発生手段は前記文字データに付随した文字属性
    データに基づいて振動することを特徴とする請求項1乃
    至請求項5記載の文書表示装置。
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