JPH10271392A - 画像への字幕スーパー重畳システム - Google Patents
画像への字幕スーパー重畳システムInfo
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- JPH10271392A JPH10271392A JP8759897A JP8759897A JPH10271392A JP H10271392 A JPH10271392 A JP H10271392A JP 8759897 A JP8759897 A JP 8759897A JP 8759897 A JP8759897 A JP 8759897A JP H10271392 A JPH10271392 A JP H10271392A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主に、聴覚障害者社会参加支援システムの一
環としてドラマやテレビ番組において放映画像に整合す
るタイミングで音声内容を加工処理した字幕スーパーを
当該放映画像に重畳表示するシステムを提供する。 【解決手段】 字幕化処理された文字等データを多種類
蓄積する記憶媒体を有したセンター側字幕スーパー配信
手段と端末側字幕スーパー受信手段より成り、当該端末
側字幕スーパー受信手段が、入力部７、データ伸張部
８、記憶媒体９、重畳始動部１０、読出指令部１１、重
畳指令部１２、重畳消去上位指令部１３、画像フレーム
カウント部１４、画像フレーム枚数検出部１５、画像字
幕合成部１６、出力部１７、画像フレーム枚数変更調整
部１８、第二制御部１９、通信用入出力部２２、通信終
了指令部２３、振動指令部２４、及び振動装置２５から
構成される。
環としてドラマやテレビ番組において放映画像に整合す
るタイミングで音声内容を加工処理した字幕スーパーを
当該放映画像に重畳表示するシステムを提供する。 【解決手段】 字幕化処理された文字等データを多種類
蓄積する記憶媒体を有したセンター側字幕スーパー配信
手段と端末側字幕スーパー受信手段より成り、当該端末
側字幕スーパー受信手段が、入力部７、データ伸張部
８、記憶媒体９、重畳始動部１０、読出指令部１１、重
畳指令部１２、重畳消去上位指令部１３、画像フレーム
カウント部１４、画像フレーム枚数検出部１５、画像字
幕合成部１６、出力部１７、画像フレーム枚数変更調整
部１８、第二制御部１９、通信用入出力部２２、通信終
了指令部２３、振動指令部２４、及び振動装置２５から
構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラマやテレビ番
組において、放映画像に整合するタイミングで音声内容
を加工処理した字幕スーパーを当該放映画像に重畳表示
するシステムであり、難聴者や聴覚障害者等をサポート
する新規な情報システムに関し、詳しくは、ドラマやテ
レビ番組の音声内容を画像の放映スピードに適合させる
ように字幕化処理した文字等データを多種蓄積している
字幕スーパー配信センターに、端末装置の操作により一
般電話の公衆回線を介し必要とする文字データの配信を
受ける一方、当該文字データを当該端末装置の記憶回路
に収納するようにし、次に画像の放映開始を感知して上
記記憶回路より上記文字データを読み出し、放映画像に
整合するタイミングで字幕スーパーとして重畳表示する
ようにした、画像への字幕スーパー重畳システムに係る
ものである。
組において、放映画像に整合するタイミングで音声内容
を加工処理した字幕スーパーを当該放映画像に重畳表示
するシステムであり、難聴者や聴覚障害者等をサポート
する新規な情報システムに関し、詳しくは、ドラマやテ
レビ番組の音声内容を画像の放映スピードに適合させる
ように字幕化処理した文字等データを多種蓄積している
字幕スーパー配信センターに、端末装置の操作により一
般電話の公衆回線を介し必要とする文字データの配信を
受ける一方、当該文字データを当該端末装置の記憶回路
に収納するようにし、次に画像の放映開始を感知して上
記記憶回路より上記文字データを読み出し、放映画像に
整合するタイミングで字幕スーパーとして重畳表示する
ようにした、画像への字幕スーパー重畳システムに係る
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、難聴者や聴覚障害者等が映像メデ
ィアを介して音声による情報を得るには、手話によるか
字幕表示による助けが必要であった。近年、生番組や生
放送で手話を介して音声情報を難聴者や聴覚障害者等に
伝達する試みがなされているが、手話は指、手によって
表現できる単語を羅列するものであることから、特に感
情を主とした表現には不向きであるという欠点があっ
た。更に、ドラマの放映画面を一部カットして手話に基
づく台詞の置き替えを表示することは不可能な場合もあ
ると共に、放映画像のイメージを損なうものでもある。
ィアを介して音声による情報を得るには、手話によるか
字幕表示による助けが必要であった。近年、生番組や生
放送で手話を介して音声情報を難聴者や聴覚障害者等に
伝達する試みがなされているが、手話は指、手によって
表現できる単語を羅列するものであることから、特に感
情を主とした表現には不向きであるという欠点があっ
た。更に、ドラマの放映画面を一部カットして手話に基
づく台詞の置き替えを表示することは不可能な場合もあ
ると共に、放映画像のイメージを損なうものでもある。
【０００３】一方、現在、難聴者や聴覚障害者等を対象
に、邦画の画像に日本語字幕をスーパーインポーズして
記録した邦画鑑賞用のビデオテープを貸出すサービス機
関がある。しかしながら、上記サービスにおいてはビデ
オデープのダビング本数に経済的限りがあること、利用
者が貸出し希望を欲してから、実際にそのサービスの提
供を受けるまでに相当の日数を要すこと、貸出し、返却
のために往復郵送料金を必要とすること等の問題があ
り、利用率が伸びないというのが現状である。
に、邦画の画像に日本語字幕をスーパーインポーズして
記録した邦画鑑賞用のビデオテープを貸出すサービス機
関がある。しかしながら、上記サービスにおいてはビデ
オデープのダビング本数に経済的限りがあること、利用
者が貸出し希望を欲してから、実際にそのサービスの提
供を受けるまでに相当の日数を要すこと、貸出し、返却
のために往復郵送料金を必要とすること等の問題があ
り、利用率が伸びないというのが現状である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の項に
記載のように、難聴者や聴覚障害者等を対象とした、日
本語字幕入り邦画に係るビデオテープの貸出しサービス
機関はあるものの、提供し得る邦画の種類がさほど多く
ないこと、ダビング本数に経済的な限界があること、往
復郵送料金を必要とすることからサービス料金が比較的
高価であること、貸出したビデオテープの受返送の手続
が煩雑であること、実際にサービスの提供を受けるまで
に相当の日数を要すること等の欠点があった。
記載のように、難聴者や聴覚障害者等を対象とした、日
本語字幕入り邦画に係るビデオテープの貸出しサービス
機関はあるものの、提供し得る邦画の種類がさほど多く
ないこと、ダビング本数に経済的な限界があること、往
復郵送料金を必要とすることからサービス料金が比較的
高価であること、貸出したビデオテープの受返送の手続
が煩雑であること、実際にサービスの提供を受けるまで
に相当の日数を要すること等の欠点があった。
【０００５】そこで、本発明は上記従来の技術の欠点な
どに鑑み成されたものであり、その目的とするところ
は、難聴者や聴覚障害者等を対象に廉価に提供し得る新
規な情報システムを提供するものであり、ドラマやテレ
ビ番組において放映画像に整合するタイミングで音声内
容を加工処理した字幕スーパーを当該放映画像に重畳表
示するシステムを提供することにある。
どに鑑み成されたものであり、その目的とするところ
は、難聴者や聴覚障害者等を対象に廉価に提供し得る新
規な情報システムを提供するものであり、ドラマやテレ
ビ番組において放映画像に整合するタイミングで音声内
容を加工処理した字幕スーパーを当該放映画像に重畳表
示するシステムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像への字幕スーパー重畳システムは
以下の構成より成る。即ち、本発明に係る画像への字幕
スーパー重畳システムは、センター側字幕スーパー配信
手段と端末側字幕スーパー受信手段より成るシステムで
あり、センター側字幕スーパー配信手段が、ドラマやテ
レビ番組の音声内容を画像の放映スピードに適合させる
ように字幕化処理した文字等データを多種記憶する記憶
媒体と、端末側から指定されたドラマや番組名を判別す
る判別部と、当該判別部からのドラマや番組名識別信号
を受けて前記記憶媒体より当該ドラマや番組名信号に対
応するドラマや番組の文字等データを読み取るデータ読
取り部と、当該データ読取り部によって読み取られた文
字等データ信号を圧縮するデータ圧縮部と、更に当該デ
ータ圧縮部により圧縮された文字等データ信号を所要の
一般公衆回線網に送出する出力部と、上記判別部、デー
タ読取り部、データ圧縮部及び出力部を制御する第一制
御部から構成される一方、端末側字幕スーパー受信手段
が、所要の一般電話公衆回線にドラマや番組の指定等を
入力する入力部と、当該入力部の入力信号によりセンタ
ー側より配信されてきた文字等データ信号を伸張するデ
ータ伸張部と、当該データ伸張部より伸張された文字等
データを記憶する記憶媒体と、放映画像への文字重畳を
始動させるための重畳始動部と、上記記憶媒体より文字
等データを読み出すタイミングを指令する読出指令部
と、当該読出指令部に放映画像との重畳指令を出す重畳
指令部と、当該重畳指令部に指示を出すタイミング及び
放映画像に重畳された文字等を消去させる重畳消去上位
指令部と、当該重畳消去指令部に指令を出すタイミング
を調整するために重畳される画像のフレーム枚数をカウ
ントする画像フレームカウント部と、上記フレーム枚数
のカウントのために画像フレーム枚数を検出する画像フ
レーム枚数検出部と、放映画像に文字等データに基づく
字幕スーパーを重畳するための画像字幕合成部と、当該
画像字幕合成部の信号を表示装置に送出する出力部と、
重畳消去のタイミングを調整するための画像フレーム枚
数変更調整部と、前記入力部、データ伸張部、記憶媒
体、重畳始動部、読出指令部、重畳指令部、重畳消去上
位指令部、画像フレームカウント部、画像フレーム枚数
検出部、画像字幕合成部、出力部及び画像フレーム枚数
変更調整部を制御する第二制御部から構成されることを
要旨とする。
め、本発明に係る画像への字幕スーパー重畳システムは
以下の構成より成る。即ち、本発明に係る画像への字幕
スーパー重畳システムは、センター側字幕スーパー配信
手段と端末側字幕スーパー受信手段より成るシステムで
あり、センター側字幕スーパー配信手段が、ドラマやテ
レビ番組の音声内容を画像の放映スピードに適合させる
ように字幕化処理した文字等データを多種記憶する記憶
媒体と、端末側から指定されたドラマや番組名を判別す
る判別部と、当該判別部からのドラマや番組名識別信号
を受けて前記記憶媒体より当該ドラマや番組名信号に対
応するドラマや番組の文字等データを読み取るデータ読
取り部と、当該データ読取り部によって読み取られた文
字等データ信号を圧縮するデータ圧縮部と、更に当該デ
ータ圧縮部により圧縮された文字等データ信号を所要の
一般公衆回線網に送出する出力部と、上記判別部、デー
タ読取り部、データ圧縮部及び出力部を制御する第一制
御部から構成される一方、端末側字幕スーパー受信手段
が、所要の一般電話公衆回線にドラマや番組の指定等を
入力する入力部と、当該入力部の入力信号によりセンタ
ー側より配信されてきた文字等データ信号を伸張するデ
ータ伸張部と、当該データ伸張部より伸張された文字等
データを記憶する記憶媒体と、放映画像への文字重畳を
始動させるための重畳始動部と、上記記憶媒体より文字
等データを読み出すタイミングを指令する読出指令部
と、当該読出指令部に放映画像との重畳指令を出す重畳
指令部と、当該重畳指令部に指示を出すタイミング及び
放映画像に重畳された文字等を消去させる重畳消去上位
指令部と、当該重畳消去指令部に指令を出すタイミング
を調整するために重畳される画像のフレーム枚数をカウ
ントする画像フレームカウント部と、上記フレーム枚数
のカウントのために画像フレーム枚数を検出する画像フ
レーム枚数検出部と、放映画像に文字等データに基づく
字幕スーパーを重畳するための画像字幕合成部と、当該
画像字幕合成部の信号を表示装置に送出する出力部と、
重畳消去のタイミングを調整するための画像フレーム枚
数変更調整部と、前記入力部、データ伸張部、記憶媒
体、重畳始動部、読出指令部、重畳指令部、重畳消去上
位指令部、画像フレームカウント部、画像フレーム枚数
検出部、画像字幕合成部、出力部及び画像フレーム枚数
変更調整部を制御する第二制御部から構成されることを
要旨とする。
【０００７】また、上記本発明に係る画像への字幕スー
パー重畳システムにおいては、音声中に含まれる効果音
を字幕スーパーとして表現する際に、効果音発生源の画
像位置に字幕スーパーを重畳する手段として、コンポジ
ットビデオ信号を計数して、画面上の任意の位置に効果
音を文字として重畳する方法を採用することができる。
パー重畳システムにおいては、音声中に含まれる効果音
を字幕スーパーとして表現する際に、効果音発生源の画
像位置に字幕スーパーを重畳する手段として、コンポジ
ットビデオ信号を計数して、画面上の任意の位置に効果
音を文字として重畳する方法を採用することができる。
【０００８】更に、上記本発明に係る画像への字幕スー
パー重畳システムにおいて、文字等データは、読出指令
信号部、画像フレームカウント部のカウント信号要素
部、表示文字の色・大きさ・表示文字の動きを指定した
文字表示要素と表示文字の表示位置を指定した文字表示
位置要素及び台詞・効果音などの音声文字変換要素から
成る字幕スーパーデータ部、消去指令信号部より構成さ
れるものを採用することができる。
パー重畳システムにおいて、文字等データは、読出指令
信号部、画像フレームカウント部のカウント信号要素
部、表示文字の色・大きさ・表示文字の動きを指定した
文字表示要素と表示文字の表示位置を指定した文字表示
位置要素及び台詞・効果音などの音声文字変換要素から
成る字幕スーパーデータ部、消去指令信号部より構成さ
れるものを採用することができる。
【０００９】続いて、上記本発明に係る画像への字幕ス
ーパー重畳システムにおいて、字幕スーパーの始動タイ
ミングは、対応するドラマや番組の放映開始直後の音声
パターンを予め端末側の記憶部に記憶させておき、当該
音声パターンと一致する音声パターンの出力が一致検出
されたときに得られる検出信号に基づき整合させる方法
を採用することができる。
ーパー重畳システムにおいて、字幕スーパーの始動タイ
ミングは、対応するドラマや番組の放映開始直後の音声
パターンを予め端末側の記憶部に記憶させておき、当該
音声パターンと一致する音声パターンの出力が一致検出
されたときに得られる検出信号に基づき整合させる方法
を採用することができる。
【００１０】続いてまた、上記本発明に係る画像への字
幕スーパー重畳システムにおいて文字等データが、読出
指令信号部、画像フレームカウント部のカウント信号要
素部、表示文字の色・大きさ・表示文字の動きを指定し
た文字表示要素と表示文字の表示位置を指定した文字表
示位置要素及び台詞・効果音などの音声文字変換要素か
ら成る字幕スーパーデータ部、消去指令信号部の他、難
聴者や聴覚障害者等のシステム利用者に臨場感を付与す
るために、利用者が接触して感触が得られる振動装置の
振動を指令する、音振動データを付加したものである文
字等データをも採用することができる。
幕スーパー重畳システムにおいて文字等データが、読出
指令信号部、画像フレームカウント部のカウント信号要
素部、表示文字の色・大きさ・表示文字の動きを指定し
た文字表示要素と表示文字の表示位置を指定した文字表
示位置要素及び台詞・効果音などの音声文字変換要素か
ら成る字幕スーパーデータ部、消去指令信号部の他、難
聴者や聴覚障害者等のシステム利用者に臨場感を付与す
るために、利用者が接触して感触が得られる振動装置の
振動を指令する、音振動データを付加したものである文
字等データをも採用することができる。
【００１１】
【作用】本発明に係る画像への字幕スーパー重畳システ
ムにおいて、難聴者や聴覚障害者等のシステム利用者
は、最寄りのレンタルビデオ店から貸し出しを受けたビ
デオテープであれ、テレビ放送における番組であれ、録
画されたテレビ番組の再生であれ、字幕スーパー配信セ
ンターにおいて対応する上記ドラマや番組についての音
声内容を画像の放映スピードに適合させるように字幕化
処理した文字データとして蓄積保有するものであれば、
配信元から開示されているリストから該当するコードを
読取り、端末装置から一般電話公衆回線を介して上記字
幕スーパー配信センターにアクセスして、センターに蓄
積されている文字等データの中から必要な文字等データ
を入手し、端末側記憶部に当該文字等データを記憶する
ことができる。次に、所望のドラマや番組が放映される
と端末側においては放映される画像の進捗に則して、上
記端末側記憶部から文字等データが読み出され、放映画
面に字幕スーパーとして重畳表示されるよう作用する。
ムにおいて、難聴者や聴覚障害者等のシステム利用者
は、最寄りのレンタルビデオ店から貸し出しを受けたビ
デオテープであれ、テレビ放送における番組であれ、録
画されたテレビ番組の再生であれ、字幕スーパー配信セ
ンターにおいて対応する上記ドラマや番組についての音
声内容を画像の放映スピードに適合させるように字幕化
処理した文字データとして蓄積保有するものであれば、
配信元から開示されているリストから該当するコードを
読取り、端末装置から一般電話公衆回線を介して上記字
幕スーパー配信センターにアクセスして、センターに蓄
積されている文字等データの中から必要な文字等データ
を入手し、端末側記憶部に当該文字等データを記憶する
ことができる。次に、所望のドラマや番組が放映される
と端末側においては放映される画像の進捗に則して、上
記端末側記憶部から文字等データが読み出され、放映画
面に字幕スーパーとして重畳表示されるよう作用する。
【００１２】本発明に係る画像への字幕スーパー重畳シ
ステムにおいて、文字等データは、難聴者や聴覚障害者
等のシステム利用者に臨場感を付与するために、利用者
が接触して感触が得られる振動装置を指令する音振動デ
ータを付加することができるが、これは台詞の喜怒哀楽
や効果音の音質等の情報を振動感触により置換表現した
ものであり、台詞・効果音などの音信号の強弱を上記振
動装置を振動させる振動指令信号に置換するか、あるい
は、放映画像の音情報を利用者に判り易く伝えるために
センター側で意図的に構成した振動指令信号によること
ができ、上記振動感触は字幕スーパーによる文字伝達を
補完する作用がある。
ステムにおいて、文字等データは、難聴者や聴覚障害者
等のシステム利用者に臨場感を付与するために、利用者
が接触して感触が得られる振動装置を指令する音振動デ
ータを付加することができるが、これは台詞の喜怒哀楽
や効果音の音質等の情報を振動感触により置換表現した
ものであり、台詞・効果音などの音信号の強弱を上記振
動装置を振動させる振動指令信号に置換するか、あるい
は、放映画像の音情報を利用者に判り易く伝えるために
センター側で意図的に構成した振動指令信号によること
ができ、上記振動感触は字幕スーパーによる文字伝達を
補完する作用がある。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、更に本発明に係る好適な実
施の形態を適し引続き本発明について詳説するものとす
る。
施の形態を適し引続き本発明について詳説するものとす
る。
【００１４】図１は、本発明に係る画像への字幕スーパ
ー重畳システムのセンター側の一例を示したブロック図
であり、図２は、本発明に係る画像への字幕スーパー重
畳システムの端末側の一例を示したブロック図である。
先ず、図１において記憶媒体１は、ドラマやテレビ番組
の音声内容を画像の放映スピードに適合させるように字
幕化処理した文字等データを多種蓄積するものであり、
当該文字等データには、台詞・効果音、ナレーション、
説明文等の音声文字変換要素と共に、表示文字の色・大
きさ、表示文字の動きを指定する文字表示要素と表示文
字の表示位置を指定した文字表示位置要素から成る字幕
スーパーデータ部、文字等データの読出し指令に係る読
出指令信号データ部、画像に字幕スーパーを重畳する際
のタイミングを計数するための画像フレームカウント部
のカウント信号データ部、重畳表示文字の消去指令に係
る消去指令信号データ部、後述する振動装置２５の振動
を指令するための、音振動データを付加したものからデ
ータ構成されている。更に、当該データ構成には字幕ス
ーパーの始動タイミングをとるためにドラマやテレビ番
組の放映開始直後の音声パターンを記憶させておくこと
ができる。次に、判別部２は、端末側から指定されたド
ラマや番組名を判別するものであり、後述する端末側の
通信用入出力部２２から出力されて電話回線を介してセ
ンター側の通信用入出力部５に到達したドラマや番組名
識別信号を判別するものである。続いてデータ読取り部
３は判別部２からのドラマや番組名識別信号に則して記
憶媒体１から当該識別信号に対応する文字等データを読
み取るものである。そして、上記読み取られた文字等デ
ータは、データ圧縮部４により通信効率の改善のために
論理的にデータの圧縮加工が成される。次に、このよう
にデータの圧縮加工が成された文字等データは通信用入
出力部５により端末側に送出される。ここで、第一制御
部６は、上記判別部２、データ読取り部３、データ圧縮
部４及び通信用入出力部５の各作動を制御するものであ
る。
ー重畳システムのセンター側の一例を示したブロック図
であり、図２は、本発明に係る画像への字幕スーパー重
畳システムの端末側の一例を示したブロック図である。
先ず、図１において記憶媒体１は、ドラマやテレビ番組
の音声内容を画像の放映スピードに適合させるように字
幕化処理した文字等データを多種蓄積するものであり、
当該文字等データには、台詞・効果音、ナレーション、
説明文等の音声文字変換要素と共に、表示文字の色・大
きさ、表示文字の動きを指定する文字表示要素と表示文
字の表示位置を指定した文字表示位置要素から成る字幕
スーパーデータ部、文字等データの読出し指令に係る読
出指令信号データ部、画像に字幕スーパーを重畳する際
のタイミングを計数するための画像フレームカウント部
のカウント信号データ部、重畳表示文字の消去指令に係
る消去指令信号データ部、後述する振動装置２５の振動
を指令するための、音振動データを付加したものからデ
ータ構成されている。更に、当該データ構成には字幕ス
ーパーの始動タイミングをとるためにドラマやテレビ番
組の放映開始直後の音声パターンを記憶させておくこと
ができる。次に、判別部２は、端末側から指定されたド
ラマや番組名を判別するものであり、後述する端末側の
通信用入出力部２２から出力されて電話回線を介してセ
ンター側の通信用入出力部５に到達したドラマや番組名
識別信号を判別するものである。続いてデータ読取り部
３は判別部２からのドラマや番組名識別信号に則して記
憶媒体１から当該識別信号に対応する文字等データを読
み取るものである。そして、上記読み取られた文字等デ
ータは、データ圧縮部４により通信効率の改善のために
論理的にデータの圧縮加工が成される。次に、このよう
にデータの圧縮加工が成された文字等データは通信用入
出力部５により端末側に送出される。ここで、第一制御
部６は、上記判別部２、データ読取り部３、データ圧縮
部４及び通信用入出力部５の各作動を制御するものであ
る。
【００１５】一方、図２の入力部７は、字幕スーパーの
配信手段と所要の一般電話公衆回線にドラマや番組名識
別信号を入力するものであり、電話機のプッシュボタン
スイッチの番号組合せにより操作することができる。即
ち、本発明に係るシステムの利用者は事前に配布のあっ
たプログラムメニューから、所望のドラマ等を選択す
る。そして、最寄りのレンタルビデオ店から当該ドラマ
が録画されているビデオテープの貸し出しを受ける。次
に、端末側から字幕スーパー配信センターへの電話番号
を入力して電話回線を接続し、続いて上記プログラムメ
ニューに記載されているドラマ名等識別信号を電話プッ
シュボタンスイッチである入力部より入力し、上記入力
に応答して字幕スーパー配信センターから上記ドラマに
係る文字等データの配信が成される。更にまた、データ
伸張部８は、上記のようにセンター側から配信のあった
文字等データを伸張するものであり、圧縮された配信デ
ータを論理的に元来の文字等データに変換する。そし
て、記憶媒体９は上記データ伸張部８により復元された
文字等データを記憶収納するものである。続いてまた、
重畳始動部１０は画像への重畳を始動させるためのもの
である。次に、フレームカウント部１４は、重畳消去上
位指令部１３に指令を出すタイミングを計るために放映
画像のフレーム枚数を計算するものであり、上記文字等
データの構成中に含まれているカウントデータとの比較
を行ない、指示カウント数と一致した場合に重畳または
消去の指令を出すようになっている。一方、フレーム枚
数検出部１５は画像フレームの枚数を検出するものであ
り、コンポジットビデオ信号により計数することができ
る。そして、重畳消去上位指令部１３は、フレームカウ
ント部１４の指令を受け重畳指令部１２に重畳及び画像
に重畳された字幕スーパーを消去するタイミング信号を
送出するものであり、更に、重畳指令部１２は上記重畳
消去上位指令部１３のタイミング信号を受けて読出指令
部１１に画像との重畳指令を出すものである。そしてま
た、上記読出指令部１１は重畳指令部１２の指令を受け
記憶媒体９より文字等データを読み出すものである。続
いて、画像字幕合成部１６は放映画像に字幕スーパーを
重畳する合成部であり、読み出された文字等データの指
示に則して重畳、消去が成され、続いてまた、上記画像
字幕合成部１６の信号は出力部１７により表示装置２０
に送り出される。また、フレーム枚数変更調整部１８は
重畳、消去のタイミングを調整するために設けられたも
のであって、何らかの原因により字幕と台詞等の表示が
時間的にずれを生じた場合に更正することができる。そ
して、通信終了指令部２３は、文字等データから受信終
了信号を受けて、電話回線の通話終了を通信用入出力部
２２に指令するものである。一方、文字等データに含ま
れている音振動データは、振動指令部２４に入力され、
振動装置２５を振動させる。更に、第二制御部１９は、
データ伸張部８、記憶媒体９、重畳始動部１０、読出指
令部１１、重畳指令部１２、重畳消去上位指令部１３、
フレームカウント部１４、フレーム枚数検出部１５、画
像字幕合成部１６、出力部１７、フレーム枚数変更調整
部１８、通信用入出力部２２、通信終了指令部２３及
び、振動指令部２４の各作動を制御するものである。
尚、図２中の符号２１はビデオデッキ２１である。
配信手段と所要の一般電話公衆回線にドラマや番組名識
別信号を入力するものであり、電話機のプッシュボタン
スイッチの番号組合せにより操作することができる。即
ち、本発明に係るシステムの利用者は事前に配布のあっ
たプログラムメニューから、所望のドラマ等を選択す
る。そして、最寄りのレンタルビデオ店から当該ドラマ
が録画されているビデオテープの貸し出しを受ける。次
に、端末側から字幕スーパー配信センターへの電話番号
を入力して電話回線を接続し、続いて上記プログラムメ
ニューに記載されているドラマ名等識別信号を電話プッ
シュボタンスイッチである入力部より入力し、上記入力
に応答して字幕スーパー配信センターから上記ドラマに
係る文字等データの配信が成される。更にまた、データ
伸張部８は、上記のようにセンター側から配信のあった
文字等データを伸張するものであり、圧縮された配信デ
ータを論理的に元来の文字等データに変換する。そし
て、記憶媒体９は上記データ伸張部８により復元された
文字等データを記憶収納するものである。続いてまた、
重畳始動部１０は画像への重畳を始動させるためのもの
である。次に、フレームカウント部１４は、重畳消去上
位指令部１３に指令を出すタイミングを計るために放映
画像のフレーム枚数を計算するものであり、上記文字等
データの構成中に含まれているカウントデータとの比較
を行ない、指示カウント数と一致した場合に重畳または
消去の指令を出すようになっている。一方、フレーム枚
数検出部１５は画像フレームの枚数を検出するものであ
り、コンポジットビデオ信号により計数することができ
る。そして、重畳消去上位指令部１３は、フレームカウ
ント部１４の指令を受け重畳指令部１２に重畳及び画像
に重畳された字幕スーパーを消去するタイミング信号を
送出するものであり、更に、重畳指令部１２は上記重畳
消去上位指令部１３のタイミング信号を受けて読出指令
部１１に画像との重畳指令を出すものである。そしてま
た、上記読出指令部１１は重畳指令部１２の指令を受け
記憶媒体９より文字等データを読み出すものである。続
いて、画像字幕合成部１６は放映画像に字幕スーパーを
重畳する合成部であり、読み出された文字等データの指
示に則して重畳、消去が成され、続いてまた、上記画像
字幕合成部１６の信号は出力部１７により表示装置２０
に送り出される。また、フレーム枚数変更調整部１８は
重畳、消去のタイミングを調整するために設けられたも
のであって、何らかの原因により字幕と台詞等の表示が
時間的にずれを生じた場合に更正することができる。そ
して、通信終了指令部２３は、文字等データから受信終
了信号を受けて、電話回線の通話終了を通信用入出力部
２２に指令するものである。一方、文字等データに含ま
れている音振動データは、振動指令部２４に入力され、
振動装置２５を振動させる。更に、第二制御部１９は、
データ伸張部８、記憶媒体９、重畳始動部１０、読出指
令部１１、重畳指令部１２、重畳消去上位指令部１３、
フレームカウント部１４、フレーム枚数検出部１５、画
像字幕合成部１６、出力部１７、フレーム枚数変更調整
部１８、通信用入出力部２２、通信終了指令部２３及
び、振動指令部２４の各作動を制御するものである。
尚、図２中の符号２１はビデオデッキ２１である。
【００１６】続いて、各図により本発明に係る画像への
字幕スーパー重畳システムの作動について説明するもの
とする。図１におけるセンター側の記憶媒体１には、ド
ラマやテレビ番組の音声内容を画像の放映スピードに適
合させるように字幕化処理した文字等データが多種蓄積
されている。ここで、上記文字等データには各々アドレ
スが付されており、各アドレス毎に重畳される字幕スー
パーとして必要な情報が記録されている。一方、上記ド
ラマやテレビ番組の選択は、端末側の入力部７より入力
されるものであり、プログラムメニューからドラマ名等
識別番号（電話機のプッシュボタンスイッチにおける、
０〜９、＊、＃の１２種類の組合せにより構成されたも
の）を読み取る。そして、読み取ったドラマ名等識別番
号を端末側の通信用入出力部２２よりセンター側の通信
用入出力部５へ、ＩＳＤＮ等のデジタル回線網を介して
送信する。尚、端末側には個々に固有の認識番号が付与
されていて、上記ドラマ名等認識番号と共に端末側の認
識番号もセンター側に送られるようになっている。ま
た、当該認識番号はパスワードになっておりセンター側
のその後の動作を実施させるものとなる。次に、端末側
より送信のあったドラマ名等認識番号は、センター側の
通信用入出力部５より入力され第一制御部６を介し、判
別部２で記憶媒体１のアドレスと照会する。この照会に
よって選択されたドラマ名等認識番号に対応する文字等
データの存在が確認されたら、第一制御部６を介し読取
り部３の作動により記憶媒体１から該当した文字等デー
タの読取りを行なうようになる。更に、上記に読み取っ
た文字等データは逐次データ圧縮部４に送られ必要な論
理的データの圧縮が成される。続いて、圧縮によりパッ
ケージされたデータは、第一制御部６の指示により端末
側に配信が開始される。そして、選択されたドラマ名等
認識番号に対応する文字等データが全て配信を完了した
時点で送信終了信号が付記されており通信用入出力部５
からの配信を終了するようになる。また、圧縮されて配
信されてきた文字等データはデータ伸張部８において元
来の文字等データに変換され、変換が終了したパッケー
ジはその都度記憶媒体９に収納される。
字幕スーパー重畳システムの作動について説明するもの
とする。図１におけるセンター側の記憶媒体１には、ド
ラマやテレビ番組の音声内容を画像の放映スピードに適
合させるように字幕化処理した文字等データが多種蓄積
されている。ここで、上記文字等データには各々アドレ
スが付されており、各アドレス毎に重畳される字幕スー
パーとして必要な情報が記録されている。一方、上記ド
ラマやテレビ番組の選択は、端末側の入力部７より入力
されるものであり、プログラムメニューからドラマ名等
識別番号（電話機のプッシュボタンスイッチにおける、
０〜９、＊、＃の１２種類の組合せにより構成されたも
の）を読み取る。そして、読み取ったドラマ名等識別番
号を端末側の通信用入出力部２２よりセンター側の通信
用入出力部５へ、ＩＳＤＮ等のデジタル回線網を介して
送信する。尚、端末側には個々に固有の認識番号が付与
されていて、上記ドラマ名等認識番号と共に端末側の認
識番号もセンター側に送られるようになっている。ま
た、当該認識番号はパスワードになっておりセンター側
のその後の動作を実施させるものとなる。次に、端末側
より送信のあったドラマ名等認識番号は、センター側の
通信用入出力部５より入力され第一制御部６を介し、判
別部２で記憶媒体１のアドレスと照会する。この照会に
よって選択されたドラマ名等認識番号に対応する文字等
データの存在が確認されたら、第一制御部６を介し読取
り部３の作動により記憶媒体１から該当した文字等デー
タの読取りを行なうようになる。更に、上記に読み取っ
た文字等データは逐次データ圧縮部４に送られ必要な論
理的データの圧縮が成される。続いて、圧縮によりパッ
ケージされたデータは、第一制御部６の指示により端末
側に配信が開始される。そして、選択されたドラマ名等
認識番号に対応する文字等データが全て配信を完了した
時点で送信終了信号が付記されており通信用入出力部５
からの配信を終了するようになる。また、圧縮されて配
信されてきた文字等データはデータ伸張部８において元
来の文字等データに変換され、変換が終了したパッケー
ジはその都度記憶媒体９に収納される。
【００１７】一方、本発明に係るシステムの利用者は、
例えばビデオテープを既設のビデオデッキ２１にセット
して画像の再生を表示装置２０にて開始する。次に、予
め定められたタイミングで利用者は重畳始動部１０を作
動開始するが、ここで、当該重畳始動部１０の作動開始
は、人為的に行なう方法と、予めドラマ等の内容で最初
に字幕を必要とする音声パターンを記憶させておき、そ
の音声パターンとの一致検出を行ない、一致検出により
得られる検出信号に基づき自動的にスタートする方法の
いずれかを採用することができる。続いて、重畳始動部
１０の作動開始からフレーム枚数検出部１５で検出され
ているフレーム枚数をフレームカウント部１４で計数を
行なうようになっており、文字等データ中に含まれてい
る文字重畳アドレスのフレームカウント枚数に達した時
点でそのフレーム枚数に合致する文字等情報が上記デー
タに定められた文字表示要素と文字表示位置要素に基づ
き放映画像に重畳される。続いて、この重畳された字幕
スーパーはフレームカウント枚数が消去指令枚数に達し
た時点で画像より消去される。更に、台詞と字幕に不整
合を生じた場合には、フレーム枚数の加減を行なうフレ
ーム枚数変更調整部１８により調整して整合させるよう
にする。一方、文字等データの構成に含まれている音振
動データの入力により振動指令部２４が作動指令し振動
装置２５が振動するようになる。ここで、上記振動装置
２５の振動は、台詞の喜怒哀楽や効果音の音質等の音情
報を振動感触により置換表現したものである。更に、上
記振動装置２５の振動は、縦波、横波、円振動波等の多
彩な波形で構成され、振幅も変化できるものとしたの
で、拳銃音、ささやく様な小声、歌う様に弾んだ声、怒
鳴り声、車の音等を当該振動により疑似的に表現でき
る。従って、これより利用者には臨場感が付与される。
例えばビデオテープを既設のビデオデッキ２１にセット
して画像の再生を表示装置２０にて開始する。次に、予
め定められたタイミングで利用者は重畳始動部１０を作
動開始するが、ここで、当該重畳始動部１０の作動開始
は、人為的に行なう方法と、予めドラマ等の内容で最初
に字幕を必要とする音声パターンを記憶させておき、そ
の音声パターンとの一致検出を行ない、一致検出により
得られる検出信号に基づき自動的にスタートする方法の
いずれかを採用することができる。続いて、重畳始動部
１０の作動開始からフレーム枚数検出部１５で検出され
ているフレーム枚数をフレームカウント部１４で計数を
行なうようになっており、文字等データ中に含まれてい
る文字重畳アドレスのフレームカウント枚数に達した時
点でそのフレーム枚数に合致する文字等情報が上記デー
タに定められた文字表示要素と文字表示位置要素に基づ
き放映画像に重畳される。続いて、この重畳された字幕
スーパーはフレームカウント枚数が消去指令枚数に達し
た時点で画像より消去される。更に、台詞と字幕に不整
合を生じた場合には、フレーム枚数の加減を行なうフレ
ーム枚数変更調整部１８により調整して整合させるよう
にする。一方、文字等データの構成に含まれている音振
動データの入力により振動指令部２４が作動指令し振動
装置２５が振動するようになる。ここで、上記振動装置
２５の振動は、台詞の喜怒哀楽や効果音の音質等の音情
報を振動感触により置換表現したものである。更に、上
記振動装置２５の振動は、縦波、横波、円振動波等の多
彩な波形で構成され、振幅も変化できるものとしたの
で、拳銃音、ささやく様な小声、歌う様に弾んだ声、怒
鳴り声、車の音等を当該振動により疑似的に表現でき
る。従って、これより利用者には臨場感が付与される。
【００１８】
【本発明の効果】本発明は、上記記載のように構成され
ているので、以下の効果を奏す。
ているので、以下の効果を奏す。
【００１９】本発明に係る画像への字幕スーパー重畳シ
ステムによれば、利用者側の端末装置を操作することに
より、難聴者や聴覚障害者等であっても放映画像に整合
するタイミングで音声内容を加工処理した字幕スーパー
入りのドラマやテレビ番組の提供を受けることができる
とうい効果がある。
ステムによれば、利用者側の端末装置を操作することに
より、難聴者や聴覚障害者等であっても放映画像に整合
するタイミングで音声内容を加工処理した字幕スーパー
入りのドラマやテレビ番組の提供を受けることができる
とうい効果がある。
【００２０】本発明に係る画像への字幕スーパー重畳シ
ステムによれば、従来の字幕入りビデオテープの貸出し
サービスに比べ、一般電話公衆回線を利用するようにし
たので、簡易に、廉価な利用料金による迅速なサービス
の提供を受けることができると共に、利用し得る映像情
報を飛躍的に拡大することが可能となるという効果もあ
る。
ステムによれば、従来の字幕入りビデオテープの貸出し
サービスに比べ、一般電話公衆回線を利用するようにし
たので、簡易に、廉価な利用料金による迅速なサービス
の提供を受けることができると共に、利用し得る映像情
報を飛躍的に拡大することが可能となるという効果もあ
る。
【図１】本発明に係る画像への字幕スーパー重畳システ
ムのセンター側の一例を示したブロック図。
ムのセンター側の一例を示したブロック図。
【図２】本発明に係る画像への字幕スーパー重畳システ
ムの端末側の一例を示したブロック図。
ムの端末側の一例を示したブロック図。
１、９ 記憶媒体 ２ 判別部 ３ 読取り部 ４ データ圧縮部 ５、２２ 通信用入出力部 ６ 第一制御部 ７ 入力部 ８ データ伸張部 １０ 重畳始動部 １１ 読出指令部 １２ 重畳指令部 １３ 重畳消去上位指令部 １４ フレームカウント部 １５ フレーム枚数検出部 １６ 画像字幕合成部 １７ 出力部 １８ フレーム枚数変更調整部 １９ 第二制御部 ２０ 表示装置 ２１ ビデオデッキ ２３ 通信終了指令部 ２４ 振動指令部 ２５ 振動装置
Claims (5)
- 【請求項１】 センター側字幕スーパー配信手段と端末
側字幕スーパー受信手段より成るシステムであり、セン
ター側字幕スーパー配信手段が、ドラマやテレビ番組の
音声内容を画像の放映スピードに適合させるように字幕
化処理した文字等データを多種類記憶する記憶媒体と、
端末側から指定されたドラマや番組名を判別する判別部
と、当該判別部からのドラマや番組名識別信号を受けて
前記記憶媒体より当該ドラマや番組名信号に対応するド
ラマや番組の文字等データを読み取るデータ読取り部
と、当該データ読取り部によって読み取られた文字等デ
ータ信号を圧縮するデータ圧縮部と、更に当該データ圧
縮部により圧縮された文字等データ信号を所要の一般電
話公衆回線網に送出する出力部と、上記判別部、データ
読取り部、データ圧縮部及び出力部を制御する第一制御
部から構成される一方、端末側字幕スーパー受信手段
が、所要の一般電話公衆回線にドラマや番組の指定等を
入力する入力部と、当該入力部の入力信号によりセンタ
ー側より配信されてきた文字等データ信号を伸張するデ
ータ伸張部と、当該データ伸張部により伸張された文字
等データを記憶する記憶媒体と、放映画像への文字重畳
を始動させるための重畳始動部と、上記記憶媒体より文
字等データを読み出すタイミングを指令する読出指令部
と、当該読出指令部に放映画像との重畳指令を出す重畳
指令部と、当該重畳指令部に指令を出すタイミング及び
放映画像に重畳された文字等を消去させる重畳消去上位
指令部と、当該重畳消去上位指令部に指令を出すタイミ
ングを調整するために重畳される画像のフレーム枚数を
カウントする画像フレームカウント部と、上記フレーム
枚数のカウントのために画像フレーム枚数を検出する画
像フレーム枚数検出部と、放映画像に文字等データに基
づく字幕スーパーを重畳するための画像字幕合成部と、
当該画像字幕合成部の信号を表示装置に送出する出力部
と、重畳消去のタイミングを調整するための画像フレー
ム枚数変更調整部と、前記入力部、データ伸張部、記憶
媒体、重畳始動部、読出指令部、重畳指令部、重畳消去
上位指令部、画像フレームカウント部、画像フレーム枚
数検出部、画像字幕合成部、出力部及び画像フレーム枚
数変更調整部を制御する第二制御部から構成されること
を特徴とする、画像への字幕スーパー重畳システム。 - 【請求項２】 音声中に含まれる効果音を字幕スーパー
として表現する際に、効果音発生源の画像位置に字幕ス
ーパーを重畳する手段として、コンポジットビデオ信号
を計数して、画面上の任意の位置に効果音を文字として
重畳するようにした、請求項１記載の画像への字幕スー
パー重畳システム。 - 【請求項３】 請求項１に記載の文字等データが、読出
指令信号データ部、画像フレームカウント部のカウント
信号データ部、表示文字の色・大きさ・表示文字の動き
を指定した文字表示要素と表示文字の表示位置を指定し
た文字表示位置要素及び台詞・効果音などの音声文字変
換要素から成る字幕スーパーデータ部、消去指令信号デ
ータ部より構成されていることを特徴とする、画像への
字幕スーパー重畳システム。 - 【請求項４】 字幕スーパーの始動タイミングを放映開
始直後の音声パターンとの一致検出信号により行なうよ
うにした、請求項１記載の画像への字幕スーパー重畳シ
ステム。 - 【請求項５】 請求項３に記載の文字等データに、本発
明に係るシステムの利用者が接触して感触が得られる振
動装置の振動を指令するための、音振動データを付加し
たものであることを特徴とする、画像への字幕スーパー
重畳システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8759897A JPH10271392A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 画像への字幕スーパー重畳システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8759897A JPH10271392A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 画像への字幕スーパー重畳システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10271392A true JPH10271392A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13919435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8759897A Withdrawn JPH10271392A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 画像への字幕スーパー重畳システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10271392A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001042791A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-16 | Sharp Corp | 文書表示装置 |
| JP2002247531A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-30 | Sharp Corp | 画像処理システム |
| JP2012249816A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Olympia:Kk | 遊技機 |
| CN114008566A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-02-01 | 索尼集团公司 | 信息处理装置、信息处理方法和程序 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP8759897A patent/JPH10271392A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001042791A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-16 | Sharp Corp | 文書表示装置 |
| JP2002247531A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-30 | Sharp Corp | 画像処理システム |
| JP2012249816A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Olympia:Kk | 遊技機 |
| CN114008566A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-02-01 | 索尼集团公司 | 信息处理装置、信息处理方法和程序 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |