JP2001041563A - 給湯器制御基板のデータ移植方法および給湯器の制御基板 - Google Patents
給湯器制御基板のデータ移植方法および給湯器の制御基板Info
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Abstract
を簡単かつ確実に行い得る給湯器制御基板のデータ移植
方法を提供する。 【解決手段】 交換する新旧両制御基板1,1′にそれ
ぞれ無線通信手段4,4′を設け、旧制御基板1のデー
タ記憶手段3に記憶されたデータを上記無線通信手段
4,4′を介して新制御基板1′に転送する。新旧両制
御基板1,1′は、いずれも給湯器の電源基板9から同
時に電源供給を受ける。この電源供給開始からの経過時
間を計時手段8,8′で相互にカウントし、双方のカウ
ント値が一致した場合にデータの転送を行う。
Description
データ移植方法および給湯器の制御基板に関し、より詳
細には、給湯器の制御基板交換時において、旧制御基板
内に保有されているデータを無線通信によって新制御基
板に移植する技術に関する。
タの記憶手段(メモリ)を備え、このメモリに給湯器に
関する種々の情報(たとえば、機種や燃料の種別、排気
バリエーションや燃焼補正用のデータ等の給湯器に関す
る固有情報の他、ユーザが設定する給湯温度や浴槽の水
位等のユーザー設定情報、さらには故障履歴等)をデー
タとして記憶させている。
やバージョンアップなどによって制御基板の交換が必要
となった場合、その交換作業に伴って、交換前の旧制御
基板が保有していた上記データを、交換によって取り替
えた新制御基板に移しかえる(移植する)作業が行われ
ている。そして、この作業は、これまでは専ら新旧両制
御基板を通信ケーブルで接続し、この通信ケーブルを介
して旧制御基板から新制御基板へデータを転送すること
により行われていた。
換に伴うデータの転送を通信ケーブルを介して行ってい
たのでは以下のような問題があり、その改善が望まれて
いた。
交換に際して、新旧両制御基板間に通信ケーブルを接続
する必要があり作業が面倒であった。つまり、新旧両制
御基板間に接続される通信ケーブルは、データの移植作
業が完了した後には取り外さなければならず、この通信
ケーブルの接続ならびに取り外し作業のために基板交換
作業に手間がかかるという問題があった。
のリモートコントローラとの間が無線通信で結ばれた給
湯システムが提供されるに至っているが、かかる無線通
信方式を採用する給湯システムにおいて上述したような
有線接続によるデータ移植を行おうとすると、制御基板
に別途有線接続用の端子等を設けなければならず、制御
基板の構成が複雑になるという問題があった。
もので、その主たる目的は、旧制御基板から新制御基板
へのデータの移植を簡単かつ確実に行い得る給湯器制御
基板のデータ移植方法を提供することにある。
に、本発明に係る給湯器制御基板のデータ移植方法は、
給湯器制御基板の交換時における旧制御基板から新制御
基板へのデータの移植方法であって、新旧両制御基板
は、いずれも少なくとも基板各部の動作を制御するマイ
クロコンピュータと、所定のデータを記憶するデータ記
憶手段と、上記データの送受信を行う無線通信手段とを
備えて構成され、旧制御基板が保有する上記データが、
上記無線通信手段を介して新制御基板に転送されること
を特徴とする。
タ移植方法によれば、旧制御基板に保有されるデータが
無線通信によって新制御基板に転送されるので、制御基
板の交換に際して新旧両制御基板を通信ケーブルで接続
することなく旧制御基板の保有するデータを新制御基板
へ移植することができる。
ータ移植方法は、その好適な実施態様として、新旧両制
御基板のそれぞれに、電源が供給されてからの経過時間
を計測する計時手段を設けるとともに、これら新旧両制
御基板に対して同じタイミングで電源供給を開始し、旧
制御基板側の計時手段で計測された経過時間と、新制御
基板の計時手段で計測された経過時間とを比較して、両
経過時間が合致したことを条件として旧制御基板から新
制御基板へデータの転送を開始することを特徴とする。
転送を無線通信によって行わせる場合、データ転送を行
う新旧両制御基板を相互に正しく認識させないと、旧制
御基板から送信されるデータが誤ってデータを転送すべ
き新制御基板以外の他の制御基板(たとえば、周辺に設
置された他の給湯器に装着されている制御基板等)にデ
ータが転送されるおそれがある。そのため、この実施態
様では、新旧両制御基板を相互に正しく認識させる方法
として、新旧両制御基板に同時に電源を投入し、電源投
入からの経過時間を双方の制御基板でカウントさせ、こ
のカウント値が合致した場合にのみ旧制御基板から新制
御基板へのデータの転送を行わせることとし、これによ
って、データを送信する旧制御基板から誤って他の制御
基板にデータが転送されるのを防止している。
供給する方法としては、たとえば新旧両制御基板を給湯
器に設けた電源端子に接続し、この状態で給湯器に電源
を投入する方法が好適に採用される。
少なくとも基板各部の動作を制御するマイクロコンピュ
ータと、データを記憶するデータ記憶手段と、無線通信
手段とを有する給湯器の制御基板であって、基板交換時
における旧制御基板から新制御基板へのデータの移植が
上記無線通信手段による無線通信によって行われるもの
において、該制御基板のマイクロコンピュータに新旧い
ずれの制御基板であるかを認識させる新旧基板設定手段
が設けられ、この新旧基板設定手段での設定に基づいて
制御基板がデータの送信または受信のいずれかの処理を
行うように構成されたことを特徴とし、そして、好まし
くは、上記新旧基板設定手段は、上記マイクロコンピュ
ータと接続された機械式スイッチの形態とされる。
通信によって行わせる場合、上述したように誤って他の
給湯器の制御基板にデータを送信するおそれがあるだけ
でなく、新旧両制御基板同士が互いに自己の役割を正確
に認識しない場合(たとえばデータを受信する新制御基
板がデータの受信すべきであることを認識していない場
合)がある。このような場合、旧制御基板からデータの
送信が行われても新制御基板側がそれを受信しないこと
になるため、この給湯器の制御基板では、各制御基板に
新旧基板設定手段を設けて、この新旧基板設定手段の設
定に応じてマイクロコンピュータにデータの送信処理ま
たはデータの受信処理を行わせることによって、上述し
たようなデータの転送ミスの解消を図っている。
の実施態様は、少なくとも基板各部の動作を制御するマ
イクロコンピュータと、データを記憶するデータ記憶手
段と、無線通信手段とを有する給湯器の制御基板であっ
て、基板交換時における旧制御基板から新制御基板への
データの移植が上記無線通信手段による無線通信によっ
て行われるものにおいて、該制御基板に、データ移植の
進行状況を目視確認可能に表示する表示手段を設けたこ
とを特徴とする。そして、好ましくは、上記表示手段
は、発光素子の点滅によってデータ移植の進行状況を表
示するように構成される。
にデータ移植の進行状況を目視確認できるような表示手
段を設けたものである。これは従来のデータ移植におい
ては、データ移植完了時点で給湯器のファンモータを回
転させたり、あるいは給湯器の電磁弁を開閉させるなど
の処理を行って、作業員にデータ移植作業の完了を知ら
せていたが、これでは作業完了を正確に認識しずらい。
そのため、この実施形態ではデータ移植作業の完了を目
視確認できるように構成されている。
板のデータ移植方法および給湯器の制御基板を図面に基
づいて詳細に説明する。
概略構成を示すブロック図である。この制御基板1は、
図示しない給湯器に交換可能に装着される制御基板であ
って、図示しない給湯器のリモートコントローラとの間
で無線通信を行い、給湯器各部の動作制御を行うもので
ある。
動作および基板各部の動作を制御するマイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンと称する)2と、所定のデータを
記憶するデータ記憶手段3と、上記無線通信を行う無線
通信手段4とを主要部として備える他、本実施形態では
後述するデータ移植の進行状況を表示する表示手段5
と、データ移植時に新旧いずれの制御基板であるかを設
定する新旧基板設定手段6とを備えている。また、図1
において符号7は、制御基板1に電源を供給するための
電源コネクタ(電源端子)を示しており、この電源コネ
クタ7を介して供給される電源が制御基板1各部の駆動
電源として供給される。
よび制御基板1の各部の動作を制御するコンピュータで
あって、中央処理装置(CPU)と読み取り専用記憶装
置(ROM)と読み取り書き込み記憶装置(RAM)と
を主要部として構成される。そして、このROM内に記
憶された所定のプログラムに従って上記CPUにおいて
給湯器の制御と後述する制御基板1の各部の動作の処理
が行われる。
クを利用して上記電源コネクタ7に外部から電源供給が
開始されてからの経過時間をカウントするものとされる
(計時手段8)。なお、この計時手段8においてカウン
トされたカウント値は、後述するデータ移植時の処理に
おいて用いられる。
の情報(たとえば、機種や燃料の種別、排気バリエーシ
ョンや燃焼補正用のデータ等の給湯器に関する固有情報
の他、ユーザが設定する給湯温度や浴槽の水位等のユー
ザー設定情報、さらには故障履歴等)をデータとして記
憶するメモリであって、このメモリには、EEPROM
やフラッシュメモリなどのデータの書き込みが可能な不
揮発性メモリが好適に採用される。なお、このデータ記
憶手段3に記憶される上記データ(所定データ)は、後
述するように、制御基板1の交換時に、交換によって取
り外される旧制御基板1から新たに装着される新制御基
板1′(図2参照)に移植される。
ートコントローラの制御基板との間で無線によるデータ
通信を行うための通信装置であって、本実施形態では、
後述するように、この無線通信手段4を介して新旧両制
御基板1,1′間でも相互にデータ通信可能とされてい
る。
御される表示装置であって、本実施形態では、図3に示
すような発光素子(たとえば発光ダイオード)の形態と
される。そして、この表示手段5は、上記マイコン2か
らの制御信号によって点灯ないしは消灯することによっ
て旧制御基板1から新制御基板1′へのデータの移植状
況を目視確認可能に表示するものとされている。
ば旧制御基板1から新制御基板1′へのデータの転送が
開始されると、新旧両制御基板1,1′の表示手段5,
5′が双方ともに点滅(点灯/消灯の繰り返し)し、デ
ータの転送が正常に終了した時点で両表示手段5,5′
が点灯(点灯状態の維持)するように制御される。ま
た、データ転送が不調に終わった場合には点滅周期を変
更するように制御される。つまり、作業者は、この表示
手段5の点灯状態を目視することで、データ移植作業の
進行状況を容易に確認できるものとされている。
対して制御基板1の役割(具体的には、交換によって取
り外される制御基板であるのか、交換によって新たに装
着される制御基板であるのか)の設定を行うものであっ
て、本実施形態では、この新旧基板設定手段6として、
図3に示すような一対の機械式の切替スイッチ61,6
2が好適に採用されている。この切替スイッチ61,6
2は、いずれも上記マイコン2と接続されており、これ
ら切替スイッチ61,62の操作(図示例では、上下の
切り換え操作)によって当該操作が行われた制御基板が
交換によって取り外される旧制御基板1であるか、ある
いは新たに装着される新制御基板1′であるのかの設定
がなされる。
ッチ61が新制御基板1′であるか否かを設定するスイ
ッチとされ、また、切替スイッチ62が旧制御基板1で
あるか否かを設定するスイッチとされる。つまり、旧制
御基板1から新制御基板1′にデータの移植を行う場
合、図3に示すように、旧制御基板1側の切替スイッチ
61をオフ、切替スイッチ62をオンとし、新制御基板
1′側の切替スイッチ61′をオン、切替スイッチ6
2′をオフとすることにより、旧制御基板1側のマイコ
ン2がデータの送信処理を実行することとなり、新制御
基板1′側のマイコン2′がデータの受信処理を実行す
ることとなる。
ための接続端子であって、この接続端子7を介して制御
基板1の各部に駆動電源が供給される。
御基板1を新制御基板1′に交換する作業(具体的には
データの移植作業)の要領について図2に基づいて説明
する。
の外部電源と接続された給湯器の電源基板を示してお
り、また符号10は、当該電源基板9から基板外部へ電
源を供給するための電源コネクタを示している。この電
源コネクタ10は、本来なら一の制御基板に対してのみ
電源供給ができれば十分であるが、本実施形態では、新
旧両制御基板1,1′に対して同時に電源供給ができる
ように並列接続された二つの接続端子で構成されてい
る。
御基板1の交換が必要となった場合、まず最初に給湯器
と外部電源との接続が遮断される(給湯器の電源断)。
制御基板1が給湯器から取り外され、旧制御基板1を取
り外した場所に、交換によって新たに装着する新制御基
板1′が装着される。
て、新制御基板1′の電源コネクタ7′と電源基板9の
電源コネクタ10とが接続されるとともに、旧制御基板
1の電源コネクタ7と電源基板9の電源コネクタ10と
が電源ケーブル11を介して接続され、また、この状態
で新旧両制御基板1,1′の切替えスイッチ61,6
2,61′,62′のポジションが図3に示すポジショ
ンとなるように設定される。
入して、新旧両制御基板1,1′に同時に電源供給を開
始する。これにより、新旧両制御基板1,1′では、ま
ず上記新旧基板設定手段6,6′の設定に基づいて送信
処理を行うか、受信処理を行うかの判断が行われる。
制御基板1,1′の計時手段8,8′では、電源供給開
始時点からの経過時間のカウントが開始され、そして、
新旧両制御基板1,1′のいずれか一方(たとえば旧制
御基板1の方とする)から他方(つまり新制御基板
1′)に対してこのカウント値が送信される。
基板1′側では、受信されたカウント値(つまり、旧制
御基板1の計時手段8のカウント値)と計時手段8′で
のカウント値とが比較され、その結果、両計時手段8,
8′でのカウント値が一致した場合に旧制御基板1に対
してデータの送信を要求する信号を送信する。
からのデータ送信要求を受信することにより、上記デー
タ記憶手段3に記憶されている所定のデータを無線通信
手段4を介して新制御基板1′の無線通信手段4′に対
して送信する。
始されると、上記表示手段5,5′が上述したように点
滅を開始し、データを受信した新制御基板1′側では、
受信したデータがデータ記憶手段3′に随時書き込まれ
る。
手段3に記憶されているデータの送信が全て完了する
と、上記表示手段5,5′が点灯状態となって、作業者
にデータ移植作業の完了が報知される。
1から新制御基板1′へのデータ移植が無線通信によっ
て行われるので、データ移植に際して新旧両制御基板
1,1′間に通信ケーブルを接続する必要がない。ま
た、新旧両制御基板1,1′は、いずれもその駆動電源
を給湯器の電源基板9から得ているので、データの移植
作業に際して別途電源を用意する必要もないので、基板
の交換作業を電源ケーブル11の接続だけで簡単に行う
ことができる。
基板であるかが、新旧基板設定手段6,6′のスイッチ
操作によって容易に行なえるので、新旧両制御基板1,
1′は互いの役割を正確に認識でき、データの転送ミス
の発生が抑制される。しかも、旧制御基板1から新制御
基板1′へのデータの送信に先立って計時手段8,8′
でのカウント値の照合が行われるので、誤って他の給湯
器の制御基板にデータが転送されることがなく、確実に
データの移植を行うことができる。
は表示手段5,5′が点滅等してデータの移植の進行状
況が目視確認可能に表示されるので、作業者はデータ移
植作業の進行状況を的確に把握することができる。
明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれ
に限定されることなくその発明の範囲内で種々の設計変
更が可能である。
として発光ダイオードのような発光素子を用いた場合を
示したが、この発光ダイオードでの表示方法(点滅や点
灯による表示)は適宜設計変更可能であることは勿論の
こと、表示手段5として他の表示デバイス(たとえば、
液晶パネルなど)を用いることも可能である。つまり、
この表示手段5は、マイコン2で制御可能で、かつデー
タ移植の進行状況を目視確認可能に表示できるものであ
れば、他の表示デバイスに置換することも可能である。
段6として機械式の切替えスイッチ61,62を用いた
場合を示したが、この新旧基板設定手段6は基板の交換
現場において設定可能なものであれば他の形態によるこ
とも可能である。したがって、ジャンパー線による設定
や、また給湯器のリモートコントローラのスイッチ操作
によってマイコン2のメモリの設定を書き換えるなどの
構成を採用することも可能である。
1,1′が給湯器の電源基板から電源供給を受ける構成
を示したが、新旧両制御基板1,1′の計時手段8,
8′に対して同時に電源供給を開始できるような接続で
あれば他の電源(たとえば、屋内ブレーカ等)から電源
供給を受けるように構成することも可能である。
板1,1′に電源供給が開始され、計時手段8,8′で
のカウントが照合されると直ちにデータの移植が開始さ
れる構成を示したが、たとえばデータ移植の開始に先立
って、新制御基板1′の故障診断を行わせたり、あるい
は新制御基板1′が給湯器に適合する基板であるか否か
の判定を行わせる等の処理を行わせることも可能であ
る。
器制御基板のデータ移植方法によれば、給湯器の制御基
板の交換に際して、旧制御基板が保有するデータが無線
通信手段を介して新制御基板に転送されるので、電源ケ
ーブルの接続だけの簡単な作業で容易にデータの移植を
行うことができ、基板交換に掛かる手間を少なくして作
業を容易かつ迅速に進めることができる他、近時提供さ
れるに至った給湯器とリモートコントローラの間が無線
通信で結ばれた給湯システムに適したデータ移植方法を
提供できる。
ミングで電源供給を開始するとともに、データの転送に
先立って新旧両制御基板における電源供給開始時点から
の経過時間の照合を行うことにより、無線通信によるデ
ータ移植に特有の問題、つまり誤って他の給湯器の制御
基板にデータが転送されるのを防止できる。
ば、制御基板のマイクロコンピュータに対して新旧いず
れの制御基板であるかを認識させる新旧基板設定手段が
設けられたことにより、新旧両制御基板がそれぞれの役
割を正確に認識できるので、データの転送ミスの発生を
抑制することができる。
況を目視確認可能に表示する表示手段を設けたことによ
り、作業者はデータ移植作業の進行状況を的確に把握す
ることができるようになり、データ移植作業を円滑に進
めることができる。
ロック図である。
によるデータ移植作業時の新旧両制御基板の接続状況を
示す説明図である。
略を示す制御基板の正面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 給湯器制御基板の交換時における旧制御
基板から新制御基板へのデータの移植方法であって、 新旧両制御基板は、いずれも少なくとも基板各部の動作
を制御するマイクロコンピュータと、所定のデータを記
憶するデータ記憶手段と、前記データの送受信を行う無
線通信手段とを備えて構成され、 旧制御基板が保有する前記データが、前記無線通信手段
を介して新制御基板に転送されることを特徴とする給湯
器制御基板のデータ移植方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の給湯器制御基板のデー
タ移植方法において、 新旧両制御基板のそれぞれに、電源が供給されてからの
経過時間を計測する計時手段を設けるとともに、これら
新旧両制御基板に対して同じタイミングで電源供給を開
始し、 旧制御基板側の計時手段で計測された経過時間と、新制
御基板の計時手段で計測された経過時間とを比較して、
両経過時間が合致したことを条件として旧制御基板から
新制御基板へデータの転送を開始することを特徴とする
給湯器制御基板のデータ移植方法。 - 【請求項3】 新旧両制御基板が、いずれも給湯器に設
けられた電源端子から電源供給を受けることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の給湯器制御基板のデ
ータ移植方法。 - 【請求項4】 少なくとも基板各部の動作を制御するマ
イクロコンピュータと、データを記憶するデータ記憶手
段と、無線通信手段とを有する給湯器の制御基板であっ
て、基板交換時における旧制御基板から新制御基板への
データの移植が前記無線通信手段による無線通信によっ
て行われるものにおいて、 該制御基板のマイクロコンピュータに、新旧いずれの制
御基板であるかを認識させる新旧基板設定手段が設けら
れ、 この新旧基板設定手段での設定に基づいて制御基板がデ
ータの送信または受信のいずれかの処理を行うように構
成されたことを特徴とする給湯器の制御基板。 - 【請求項5】 前記新旧基板設定手段が、前記マイクロ
コンピュータと接続された機械式スイッチの形態とされ
ていることを特徴とする請求項4に記載の給湯器の制御
基板。 - 【請求項6】 少なくとも基板各部の動作を制御するマ
イクロコンピュータと、データを記憶するデータ記憶手
段と、無線通信手段とを有する給湯器の制御基板であっ
て、基板交換時における旧制御基板から新制御基板への
データの移植が前記無線通信手段による無線通信によっ
て行われるものにおいて、 該制御基板に、データ移植の進行状況を目視確認可能に
表示する表示手段を設けたことを特徴とする給湯器の制
御基板。 - 【請求項7】 前記表示手段が、発光素子の点滅によっ
てデータ移植の進行状況を表示するように構成されてい
ることを特徴とする請求項6に記載の給湯器の制御基
板。
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JP21178999A JP4061782B2 (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 給湯器制御基板のデータ移植方法 |
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- 1999-07-27 JP JP21178999A patent/JP4061782B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4061782B2 (ja) | 2008-03-19 |
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