JP2001133035A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2001133035A
JP2001133035A JP31771099A JP31771099A JP2001133035A JP 2001133035 A JP2001133035 A JP 2001133035A JP 31771099 A JP31771099 A JP 31771099A JP 31771099 A JP31771099 A JP 31771099A JP 2001133035 A JP2001133035 A JP 2001133035A
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remote controller
memory member
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connected device
water heater
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Tetsuji Yamamoto
徹二 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は市場における給湯装置の設置されて
いる現場において、ソフトウエアーによる不都合が生じ
てもコントローラ全体を取り替えることなく、給湯装置
のプログラムやデータの現場での書き換えを可能にし、
特に書き換えの確実化を図った信頼性の高い給湯装置を
提供する。 【解決手段】 バーナおよび熱交換器を有する給湯装置
本体と、該給湯装置本体を遠隔位置から操作するリモコ
ンと、該リモコンに設けられ着脱自在なフラッシュメモ
リー等のメモリ部材と、該メモリ部材がリモコンにセッ
トされたことを検出して接続機器を待機状態にする制御
手段と、前記メモリ部材から新たなプログラムを送信し
て接続機器の記憶部に記憶させる書込み手段とを設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス、石油、電気を
燃料とする給湯器、給湯付風呂釜、暖房付給湯器等の給
湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給湯装置においては、遠隔位置で
ある浴室および台所から給湯操作を行うために浴室およ
び台所にそれぞれリモコンを設置し、このリモコンによ
って給湯、温度調節、自動給湯、時刻設定、音声ガイド
音量設定等の操作を行っている。そして、給湯器には近
年オプションとして浴槽残湯水の洗濯への利用を図るた
め洗濯注湯装置や太陽熱温水器あるいは床暖房装置等が
接続機器としてリモコンを経由して接続されている。こ
れら各機器を制御するリモコンにはマイクロコンピュー
タが使用されており、このマイクロコンピュータのプロ
グラムはワンタイムもしくはマスクROMと称されるも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
給湯装置のマイクロコンピュータでは一度プログラムを
書き込むと、市場でトラブルが起こってもプログラムを
書き換えることはできないため、コントローラ全体ある
いはコントロール基板を交換せざるを得ず、交換した後
のコントローラは廃棄処分とされ、環境上も好ましくな
いという問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、市場における給
湯装置の設置されている現場において、ソフトウエアー
による不都合が生じてもコントローラ全体を取り替える
ことなく、給湯装置のプログラムやデータの現場での書
き換えを可能にし、特に書き換えの確実化を図った信頼
性の高い給湯装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の給湯装置は、バーナおよび熱交換器を有す
る給湯装置本体と、該給湯装置本体を遠隔位置から操作
するリモコンと、該リモコンに設けられ着脱自在なフラ
ッシュメモリ等のメモリ部材と、該メモリ部材がリモコ
ンにセットされたことを検出して接続機器を待機状態に
する制御手段と、前記メモリ部材から新たなプログラム
を送信して接続機器の記憶部に記憶させる書込み手段と
を設けたことを第1の特徴としている。上記第1の特徴
によれば、フラッシュメモリ等のメモリ部材を給湯器の
リモコンに対して着脱自在にしたので、新しいプログラ
ムを記憶させた板状のメモリを例えば台所リモコンの箱
体に抜き差しすることで、給湯装置のソフトウエアーの
故障が生じてもマイクロコンピュータを搭載したコント
ローラ基板を交換廃棄することなく、現場でのソフトの
書き換えによって対処することができる。また、メモリ
部材がリモコンにセットされたことを検出してその後接
続機器を待機状態とし、そのあとにプログラムを書き換
えるようにすることで、接続機器の動作中にプログラム
が書き換えられてしまうおそれもなく、プログラムの書
き換えが確実となる。また上記課題を解決するために、
本発明の給湯装置は、バーナおよび熱交換器を有する給
湯装置本体と、該給湯装置本体を遠隔位置から操作する
リモコンと、該リモコンに設けられ着脱自在なフラッシ
ュメモリ等のメモリ部材と、該メモリ部材がリモコンに
セットされたことを検出して接続機器を待機状態にする
制御手段と、接続機器と前記メモリ部材とのプログラム
バージョンを比較するバージョン比較手段と、該バージ
ョン比較手段によりメモリ部材よりも接続機器の方が古
い場合には前記メモリ部材から新たなプログラムを送信
して接続機器の記憶部に記憶させる書込み手段とを設け
たことを第2の特徴としている。上記第2の特徴によれ
ば、フラッシュメモリ等のメモリ部材を給湯器のリモコ
ンに対して着脱自在にしたので、新しいプログラムを記
憶させた板状のメモリを例えば台所リモコンの箱体に抜
き差しすることで、給湯装置のソフトウエアーの故障が
生じてもマイクロコンピュータを搭載したコントローラ
基板を交換廃棄することなく、現場で書き換えによって
対処することができる。また、メモリ部材がリモコンに
セットされたことで接続機器を待機状態にすることで、
プログラムの書き換えが確実となる。さらに、バージョ
ンを比較してバージョンが古い場合にのみ書込みを行な
うようにしているので、書き換えが既になされている場
合には重複して書き込まれることがなくなり、書き換え
の確実化を図ることができる。また本発明の給湯装置
は、バーナおよび熱交換器を有する給湯装置本体と、該
給湯装置本体を遠隔位置から操作するリモコンと、該リ
モコンに設けられ着脱自在なフラッシュメモリ等のメモ
リ部材と、該メモリ部材がリモコンにセットされたこと
を検出して接続機器を待機状態にする制御手段と、プロ
グラムの書き換え対象機器を選択する選択手段と、該選
択手段によって選択された選択接続機器と前記メモリ部
材とのプログラムバージョンを比較するバージョン比較
手段と、該バージョン比較手段によりメモリ部材よりも
選択接続機器の方が古い場合には前記メモリ部材から新
たなプログラムを送信して選択接続機器の記憶部に記憶
させる書込み手段とを設けたことを第3の特徴としてい
る。上記第3の特徴によれば、第1、第2の特徴に加え
て給湯装置に複数のオプション機器が設置接続されてい
てもバージョンアップの必要な任意の接続機器を選んで
書き込みを行なえるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態を示す給湯装置の全体構成図である。図2は本発明
の一実施形態を示すリモコンのコントローラ部のブロッ
ク図である。図3は本発明一実施形態を示す給湯器およ
びオプション機器等である接続機器のコントローラ部の
ブロック図である。図4は本発明の一実施形態を示すリ
モコンにおけるソフトウエア書き換えの前半を示すフロ
ーチャートである。図5は本発明の一実施形態を示すリ
モコンにおけるソフトウエア書き換えの後半を示すフロ
ーチャートである。図6は本発明の一実施形態を示す接
続機器におけるソフトウエア書き換えの前半を示すフロ
ーチャートである。図7は本発明の一実施形態を示す接
続機器におけるソフトウエア書き換えの後半を示すフロ
ーチャートである。
【0007】図1において、1は給湯装置で本実施形態
では風呂機能を有する風呂給湯装置としてあり、その内
部には給湯用熱交換器2、その下方に設けたガスバーナ
3、風呂用熱交換器4、その下方に設けたガスバーナ
5、本体コントローラ6を備えている。7は給湯装置1
を台所等から遠隔操作すると共に給湯温度・時刻・操作
状態等を画面に表示する表示部を有するリモコンであ
り、リモコンコントローラ8を内蔵してある。40はリ
モコン7に設けた運転スイッチであり、他に給湯温度の
設定を行うための湯温調整スイッチ、自動給湯スイッチ
等の給湯操作スイッチ41を設けてある。このリモコン
は給湯装置の制御の中枢をなすものであり、給湯装置を
構成する風呂給湯装置1のみならず例えば洗濯注湯装
置、太陽熱温水器、床暖房装置等の周辺オプション機器
である接続機器42のコントローラ43をも制御するも
のである。そして風呂給湯装置1はリモコン7側からみ
ればリモコンに接続した接続機器となる。43は接続機
器である洗濯注湯装置42のコントローラである。前記
リモコン7には、プログラムの書き換え時に書き換えの
対象となる上記接続機器を選択するための選択スイッチ
44を設けてある。この選択スイッチ44によりリモコ
ン自身を選択することも可能である。
【0008】図2はリモコンコントローラ8部のブロッ
ク図であり、図において45はマイクロコンピュータで
あり各種の制御指令を司る。46は蛍光管、タッチパネ
ル等の表示部、47は各接続機器に対する通信用のイン
ターフェイスである。48はリモコン7に対して着脱自
在に設けたフラッシュメモリ等からなるメモリ部材であ
り、例えばカード状のメモリカードから構成してある。
このメモリ部材48には最新の機器制御用のプログラム
が書き込まれており、メーカから出荷するものである。
そしてメモリカードの記憶内容は通信によりリモコン、
給湯器および接続機器の各記憶部に後述する方法によっ
て書き込まれる。49はメモリカードの内容を送信する
ためのメモリカードインターフェイスであり、本実施形
態ではメモリカード48を抜き差し自在としてある。5
0はプログラムの内容を記憶するフラッシュメモリ等か
らなる記憶部である。51はRAMである。なお、マイ
クロコンピュータ45には選択スイッチ44の他操作指
令用の図示しない各種スイッチ、センサ、制御機器等が
接続されている。
【0009】図3は風呂給湯装置およびその周辺機器で
ある接続機器42のコントローラ6、43の内部を示す
ブロック図であり、図においてマイクロコンピュータ5
2には図示しない各種スイッチ、センサ、制御機器等の
他通信用の通信インターフェイス53等が接続されてい
る。55はプログラムの内容を記憶するフラッシュメモ
リ等からなる記憶部である。56はRAMである。
【0010】図1に戻って16はガスバーナ3に至るガ
ス管であり、このガス管16にはガス通路を開閉する駆
動部材としてのガス電磁弁17、比例ガス弁等を設けて
ある。19は浴槽と連結する風呂給湯装置1の循環路で
あり、この循環路19には浴槽の湯温を検出する温度セ
ンサ20、循環ポンプ21を設けてある。22は出湯管
11から分岐して循環路19に接続した給湯落し込み管
であり、途中には電磁弁23を設けてある。24はガス
バーナ5に至るガス通路25に設けたガス電磁弁であ
る。また本体コントローラ6とリモコンコントローラ8
とは通信用インターフェースを介して接続され、温度セ
ンサ15、水量センサ14の他各種センサからの検出信
号に基づいて給湯装置本体の状態を判定するとともに、
リモコン7からの制御指令信号に基づいて給湯装置本体
の各部(例えばガス電磁弁、ガス比例弁)の動作を制御
するものである。さらに風呂給湯に際しては、電磁弁2
3を開いて循環路19を介して浴槽18に給湯を行い、
予め設定した浴槽湯量を注湯することにより自動給湯を
停止する機能を有するようにしてある。
【0011】また図2において、本実施形態ではメモリ
部材48を着脱自在に収納できるようにしてあるが、こ
の例に限られることなく、リモコン本体に対して公知の
コネクタのように着脱自在に差し替えるようにしても良
い。
【0012】次に、リモコン、風呂給湯装置およびオプ
ション機器を対象とした、通信ラインを介してのプログ
ラムやデータの書き換えについて図4から図7に基づい
て説明する。
【0013】プログラムの書き換えに際しては、まずメ
モリカード48をメモリカードインターフェイス49に
挿入する。そして図4のフローに示されるように、マイ
クロコンピュータ45にはメモリカードであるメモリ部
材がリモコンにセットされたことを検出して接続機器を
待機状態にする制御手段を設けているので、マイクロコ
ンピュータ45によりメモリカードの挿入が検出される
(ステップS1)。このとき、メモリカード48の挿入
が検出されなければ、従来通り通常のプログラムでの動
作モードにより動作する。メモリカード48の挿入、す
なわちメモリ部材がリモコンにセットされたことが検出
されると(ステップS1でイエスの場合)、マイクロコ
ンピュータより、すべての機器を待機状態にし、プログ
ラムの書き換えモードに移行するための、プログラム書
き換えモード指示コマンドが送出される(ステップS
2)。
【0014】そして機器側からの移行完了通知を受ける
と(ステップS3)、リモコンに接続されている機器の
種類、機器バージョンを確認するために、バージョン番
号確認コマンドが送出され(ステップS4)、機器側か
らのバージョン情報の送出があれば(ステップS5)、
リモコンの表示部に接続機器の一覧と機器のバージョン
番号、プログラムやデータの番号等が表示される(ステ
ップS6)。
【0015】ここで、プログラムを書き換える必要のあ
る対象機器を選択する。この選択はリモコンの選択スイ
ッチ44によってなされる(ステップS7)。選択が完
了すると(ステップS8でイエスの場合)、接続機器と
メモリ部材とのプログラムバージョンを比較するバージ
ョン比較手段を設けているので、メモリカードと接続機
器のバージョン番号が比較され(ステップS9)、接続
機器のバージョン番号の方が古くない場合(ステップS
10でノーの場合)には書き換える必要がないので書き
換えの必要がない旨のメッセージが生成され表示され、
また接続機器のバージョン番号の方が古い場合(ステッ
プS10でイエスの場合)には次のステップ、すなわち
後半のステップに移る。
【0016】図5は後半のステップを示すものであり、
選択された接続機器がリモコン8自身の場合(ステップ
S11でイエスの場合)には、メモリカードからプログ
ラム内容がリモコン8のRAM51に転送され(ステッ
プS12)、しかもフラッシュメモリである記憶部50
にメモリカードのプログラム内容が書き換えられる(ス
テップS13)。そして、RAM51の内容と記憶部5
0の内容とを比較し、その内容が一致していれば、すな
わちベリファイチェックがOKであれば(ステップS1
4でイエスの場合)、完了のメッセージが表示部に表示
され(ステップS15)、この状態でメモリカードをリ
モコンから抜き出せば(ステップS16)、リセット指
示されリセットされる(ステップS17)。
【0017】次に、図5において、選択の対象にリモコ
ン以外の接続機器、すなわち本体コントローラ6あるい
はオプション機器のコントローラ43が選択された場合
について説明する。
【0018】今、ステップS11で例えば本体コントロ
ーラ6がプログラム変更の対象として選択されている場
合(ステップS11でノーの場合)には、リモコン側か
らデータの送信開始通知が送出され(ステップS1
8)、本体コントローラ6からデータ受信準備の完了の
通知がくれば(ステップS19でイエスの場合)、メモ
リカードの内容を通信インターフェイスを介して本体コ
ントローラ6に送出する(ステップS20)。そして、
本体コントローラ6から全データの受信完了の通知があ
り全データの送信が終了し(ステップS21)、その後
の受信側である本体コントローラ6のチェックサムが正
常であり(ステップS22でイエスの場合)、しかも本
体コントローラ6から正常書き換え通知を受け本体コン
トローラが正常に書き換え完了した場合(ステップS2
3でイエスの場合)には、リモコンの表示部に完了のメ
ッセージが表示される(ステップS15)。また本体コ
ントローラ6側のチェックサムが正常でなかった場合
(ステップS22でノーの場合)には、再トライのメッ
セージがリモコンの表示部に表示されるので、再度トラ
イすれば良い。
【0019】上記は本体コントローラ6が選択された場
合についてリモコン側から説明したが、次にこれを本体
コントローラ側からみたフローを図6および図7に基づ
いて説明する。
【0020】図6において、メモリカードが挿入された
後、リモコン側からのプログラム書き換えモード指示を
受信した場合(ステップS24でイエスの場合)には、
本体コントローラ6のマイクロコンピュータによりプロ
グラム書き換えモードに移行し(ステップS25)、リ
モコンに移行完了を通知する(ステップS26)。そし
て、前述したようにリモコン側から機器のバージョン番
号確認コマンドを受信すれば、すなわちステップS27
でイエスの場合には、機器のバージョン情報を本体コン
トローラからリモコンに送出する(ステップS28)。
【0021】次に、選択スイッチにより本体コントロー
ラが選択されているときには、リモコン側からデータ送
信開始通知が送出され、本体コントローラ側でデータ送
信開始通知を受けた場合には(ステップS29でイエス
の場合)、データの受信準備に入った(ステップS3
0)後、リモコン側から送られてきたデータの受信処理
を行なうと共にRAMに記憶する(ステップS31)。
そして全データの受信が完了し(ステップS32でイエ
スの場合)、チェックサムが正常でなく異常終了通知を
送信する場合を除きチェックサムが正常の場合(ステッ
プS33でイエスの場合)には、フラッシュメモリから
なる記憶部にデータの書き換えがなされる(ステップS
34)。そして次に記憶部のデータとRAMのデータを
比較して、例えばベリファイコードの比較を行い、コー
ドが一致すれば(ステップS35でイエスの場合)、リ
モコンおよびその他の接続機器に対して正常書き換えが
終了したことを通知するために送信し(ステップS3
6)、その後リモコンからの自己リセット通知を受信す
れば(ステップS37でイエスの場合)、自己リセット
をかけて(ステップS38)終了する。このとき通常の
動作モードに戻るようにしても良い。
【0022】なお、上述した実施形態は本発明の好適な
実施形態を示すものであって、本発明はこれに限定され
ることなく、その範囲内で各種設計変更可能である。例
えば、上記実施形態においては、リモコンおよび本体コ
ントローラにおけるプログラム変更の場合を示したが、
洗濯注湯装置等の接続機器のプログラムを変更する場合
も同様の方法で実施することが可能である。また、プロ
グラムのみならずこれに付随するデータの書き換えも可
能である。さらに上記実施形態では、風呂給湯装置本体
とリモコンとが有線接続された場合を図示したが、もち
ろんこれらの間を無線方式で連携させることも可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、請
求項1に記載の給湯装置によれば、バーナおよび熱交換
器を有する給湯装置本体と、該給湯装置本体を遠隔位置
から操作するリモコンと、該リモコンに設けられ着脱自
在なフラッシュメモリー等のメモリ部材と、該メモリ部
材がリモコンにセットされたことを検出して接続機器を
待機状態にする制御手段と、前記メモリ部材から新たな
プログラムを送信して接続機器の記憶部に記憶させる書
込み手段とを設け、フラッシュメモリ等のメモリ部材を
給湯器のリモコンに対して着脱自在にしたので、新しい
プログラムを記憶させた板状のメモリを例えば台所リモ
コンの箱体に抜き差しすることで、給湯装置のソフトウ
エアーの故障が生じてもマイクロコンピュータを搭載し
たコントローラ基板を交換廃棄することなく、現場での
ソフトの書き換えによって対処することができる。ま
た、メモリ部材がリモコンにセットされたことを検出し
てその後接続機器を待機状態とし、そのあとにプログラ
ムを書き換えるようにすることで、接続機器の動作中に
プログラムが書き換えられてしまうおそれもなく、プロ
グラムの書き換えが確実となる。また、請求項2に記載
の給湯装置によれば、バーナおよび熱交換器を有する給
湯装置本体と、該給湯装置本体を遠隔位置から操作する
リモコンと、該リモコンに設けられ着脱自在なフラッシ
ュメモリー等のメモリ部材と、該メモリ部材がリモコン
にセットされたことを検出して接続機器を待機状態にす
る制御手段と、接続機器と前記メモリ部材とのプログラ
ムバージョンを比較するバージョン比較手段と、該バー
ジョン比較手段によりメモリ部材よりも接続機器の方が
古い場合には前記メモリ部材から新たなプログラムを送
信して接続機器の記憶部に記憶させる書込み手段とを設
け、フラッシュメモリ等のメモリ部材を給湯器のリモコ
ンに対して着脱自在にしたので、新しいプログラムを記
憶させた板状のメモリを例えば台所リモコンの箱体に抜
き差しすることで、給湯装置のソフトウエアーの故障が
生じてもマイクロコンピュータを搭載したコントローラ
基板を交換廃棄することなく、現場で書き換えによって
対処することができる。また、メモリ部材がリモコンに
セットされたことで接続機器を待機状態にすることで、
プログラムの書き換えが確実となる。さらに、バージョ
ンを比較してバージョンが古い場合にのみ書込みを行な
うようにしているので、書き換えが既になされている場
合には重複して書き込まれることがなくなり、書き換え
の確実化を図ることができる。また、請求項3に記載の
給湯装置によれば、バーナおよび熱交換器を有する給湯
装置本体と、該給湯装置本体を遠隔位置から操作するリ
モコンと、該リモコンに設けられ着脱自在なフラッシュ
メモリー等のメモリ部材と、該メモリ部材がリモコンに
セットされたことを検出して接続機器を待機状態にする
制御手段と、プログラムの書き換え対象機器を選択する
選択手段と、該選択手段によって選択された選択接続機
器と前記メモリ部材とのプログラムバージョンを比較す
るバージョン比較手段と、該バージョン比較手段により
メモリ部材よりも選択接続機器の方が古い場合には前記
メモリ部材から新たなプログラムを送信して選択接続機
器の記憶部に記憶させる書込み手段とを設けたので、第
1、第2の特徴に加えて給湯装置に複数のオプション機
器が設置接続されていてもバージョンアップの必要な任
意の接続機器を選んで書き込みを行なえる利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した給湯装置の全体構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態を示すリモコン部のブロッ
ク図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す接続機器のブロック
図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すリモコンソフトウエ
アの前半を示すフローチャートである
【図5】本発明の一実施形態を示すリモコンソフトウエ
アの後半を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態を示す接続機器のソフトウ
エアの前半を示すフローチャートである
【図7】本発明の一実施形態を示す接続機器のソフトウ
エアの後半を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 給湯装置 2 給湯用熱交換器 3 バーナ 6 本体コントローラ 7 リモコン 8 リモコンコントローラ 42 接続機器 44 選択スイッチ 48 メモリ部材 50 記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナおよび熱交換器を有する給湯装置本
    体と、該給湯装置本体を遠隔位置から操作するリモコン
    と、該リモコンに設けられ着脱自在なフラッシュメモリ
    ー等のメモリ部材と、該メモリ部材がリモコンにセット
    されたことを検出して接続機器を待機状態にする制御手
    段と、前記メモリ部材から新たなプログラムを送信して
    接続機器の記憶部に記憶させる書込み手段とを設けたこ
    とを特徴とする給湯装置。
  2. 【請求項2】バーナおよび熱交換器を有する給湯装置本
    体と、該給湯装置本体を遠隔位置から操作するリモコン
    と、該リモコンに設けられ着脱自在なフラッシュメモリ
    ー等のメモリ部材と、該メモリ部材がリモコンにセット
    されたことを検出して接続機器を待機状態にする制御手
    段と、接続機器と前記メモリ部材とのプログラムバージ
    ョンを比較するバージョン比較手段と、該バージョン比
    較手段によりメモリ部材よりも接続機器の方が古い場合
    には前記メモリ部材から新たなプログラムを送信して接
    続機器の記憶部に記憶させる書込み手段とを設けたこと
    を特徴とする給湯装置。
  3. 【請求項3】バーナおよび熱交換器を有する給湯装置本
    体と、該給湯装置本体を遠隔位置から操作するリモコン
    と、該リモコンに設けられ着脱自在なフラッシュメモリ
    ー等のメモリ部材と、該メモリ部材がリモコンにセット
    されたことを検出して接続機器を待機状態にする制御手
    段と、プログラムの書き換え対象機器を選択する選択手
    段と、該選択手段によって選択された選択接続機器と前
    記メモリ部材とのプログラムバージョンを比較するバー
    ジョン比較手段と、該バージョン比較手段によりメモリ
    部材よりも選択接続機器の方が古い場合には前記メモリ
    部材から新たなプログラムを送信して選択接続機器の記
    憶部に記憶させる書込み手段とを設けたことを特徴とす
    る給湯装置。
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