JP2015121987A - プログラム更新システム - Google Patents

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Abstract

【課題】給湯装置の制御プログラムを簡単に更新する。【解決手段】プログラム更新システム1は、各々が、給湯装置の制御プログラムを格納する記憶部、およびプロセッサを含む複数の装置と、複数の装置のうちの一の装置と他の装置とを接続する通信路と、を備える。他の装置のプロセッサは、予め定めた操作を受け付けると、当該他の装置の記憶部の制御プログラムの少なくとも一部を、送信する手段を含む。一の装置のプロセッサは、当該一の装置の記憶部の制御プログラムの少なくとも一部を、受信した制御プログラムの少なくとも一部に書換える手段を、含む。【選択図】図1

Description

この発明はプログラム更新システムに関し、特に、制御用プログラムを更新するためのプログラム更新システムに関する。
従来の給湯器用リモコンに搭載される制御プログラムをバージョンアップしたい場合には、パソコン(パーソナルコンピュータの略)に接続されたマイコン書換ツールをリモコン(リモートコントローラの略)に接続し、パソコンにてマイコン書換用ソフトを起動し、マイコン書換用ソフト内に、バージョンアップしたリモコン制御用マイコンのプログラムをダウンロードする。その後に、パソコンからマイコン書換ツールを用いてリモコン制御用マイコンにアクセスし、プログラムバージョンアップを行なっていた。
一例として、特許文献1(特開2002−135860号公報)では、給湯器のリモコンの制御プログラムを書換えるために、パーソナルコンピュータに相当するデータ書き込み装置を準備する。データ書き込み装置は制御プログラムを作成して、作成した制御プログラムを通信ラインからリモコンに送信し、リモコンの制御プログラムを更新する。
特開2002−135850号公報
特許文献1等の従来の技術では、給湯器のリモコン制御プログラムの書換えを行なうためには、パーソナルコンピュータ、書換ツール、書換用ソフト、各種接続用ケーブル等が必要となる。したがって、各家庭に取付けられた給湯器のリモコンをすべてバージョンアップしようとすると多大な準備と工数がかかっていた。
それゆえにこの発明の目的は、給湯装置の制御プログラムを簡単に更新することができるプログラム更新システムを提供することである。
この発明のある局面に従うプログラム更新システムは、各々が、給湯装置の制御プログラムを格納する記憶部、およびプロセッサを含む複数の装置と、複数の装置のうちの一の装置と他の装置とを接続する通信路と、を備える。
他の装置のプロセッサは、予め定めた操作を受け付けると、当該他の装置の記憶部の制御プログラムの少なくとも一部を、送信する手段を含む。
一の装置のプロセッサは、当該一の装置の記憶部の制御プログラムの少なくとも一部を、受信した制御プログラムの少なくとも一部に書換える手段を、含む。
好ましくは、書換える手段による書換前において、一の装置の構成と、他の装置の構成とは、制御プログラムを除いて略同一である。
好ましくは、一の装置および他の装置のそれぞれは、さらに、給湯装置と通信したとき、通信の履歴を格納するための手段を含み、他の装置のプロセッサは、予め定めた操作を受け付けた場合に、当該他の装置に履歴が格納されているときは、送信する手段による制御プログラムの送信を禁止する。
好ましくは、一の装置および他の装置のそれぞれは、さらに、給湯装置と通信したとき、通信の履歴を格納するための手段を含み、他の装置のプロセッサは、当該他の装置に履歴が格納されているときは、予め定めた操作が示す指示を破棄する。
好ましくは、複数の装置のそれぞれは、さらに、一の装置および前記他の装置のそれぞれは、さらに、ユーザ操作を受け付けるための操作受付手段と、給湯装置と通信したとき、通信の履歴を格納するための手段を含み、他の装置のプロセッサは、当該他の装置に履歴が格納されているときは、予め定めた操作を受付けないように操作受付手段を制御する。
この発明によれば、対象装置がその制御用プログラムを更新すべき装置であるかを判断して、その判断結果に基づき制御用プログラムを更新のために送信することができる。
本発明の実施の形態に係るプログラム更新システムの概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る新リモコンの構成図である。 本発明の実施の形態に係る旧リモコンの機能構成図である。 本発明の実施の形態に係るメモリの内容例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る処理フローチャートである。 本発明の実施の形態に係る書換処理を説明するための通信シーケンス図である。
以下この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。各図中同一符号は同一または相当部分を示し、明瞭化のために説明は繰返さない。
(システム構成)
図1は、発明の実施の形態に係るプログラム更新システム1の概略構成図である。プログラム更新システム1は、給湯装置に相当する湯水を加熱するための熱源機300、熱源機300に接続された旧リモコン(旧給湯用リモコン)200、新リモコン(新給湯用リモコン)100、および熱源機リモコンを操作するための他リモコン600を備える。新リモコン100は、旧リモコン200の旧制御プログラムを書換えるために、新制御プログラムを格納し、当該新制御プログラムを旧リモコン200に送信し、旧制御プログラムを書換える。ここで、制御プログラムは、少なくとも、熱源機300を制御する、より特定的には遠隔制御するためのプログラムを含む。
プログラム更新システム1は、さらに、熱源機300と旧リモコン200を接続する重畳2芯線(熱源機との通信と電源供給のための配線)500、半2重によるシリアル通信のための通信路であるツール接続専用線400を備える。旧リモコン200は、重畳2芯線500により熱源機300と相互に通信し、熱源機300の動作を遠隔制御する。旧リモコン200には、旧リモコン200を制御するための制御プログラムを格納する。制御プログラム書換の際には、新リモコン100と旧リモコン200との間は、ツール接続専用線400がコネクタ101と201を介して接続されて、両者はツール接続専用線400を介して通信する。
本実施の形態では、新リモコン100と旧リモコン200とも量産品であるため、専用コネクタであるコネクタ101と201も同一タイプである。ツール接続専用線400の端部のうち、新リモコン100に接続される方は5本の信号線を有し、旧リモコン200に接続される方は4本の信号線を有する。または、信号線数は同数であって、コネクタ101と201の配線態様を異なるタイプとしてもよい。
なお、図1では2台のリモコンを示したが、3台以上の複数のリモコンを備える場合であっても、本実施の形態は同様に適用することができる。
(リモコンの構成)
図2は、本発明の実施の形態に係る新リモコン100の構成図である。新リモコン100は、MPU(Micro Processing Unit)10、外部の入出力部1Aと入出力するための入出力I/F(インターフェイスの略)16、各種の外部機器(熱源機300を含む)と通信するための通信I/F17、およびコネクタ101に対応するコネクタ部15を備える。MPU10は、プロセッサ11および記憶部に相当するメモリ12を含む。メモリ12は、プログラムを格納するプログラムメモリ13およびデータを格納するデータメモリ14を有する。プログラムメモリ13は、書込用プログラム130および新制御プログラム131を格納する。新制御プログラム131は、熱源機300を制御するための新たな制御プログラムである。書込用プログラム130は、旧リモコン200の旧制御プログラムを更新するために、プログラムメモリ13から新制御プログラム131を読出し、旧リモコン200に送信するためにプロセッサ11によって実行されるプログラムである。
本実施の形態では、書込用プログラム130は、プログラムメモリ13のうちROM(Read Only memory)に格納され、新制御プログラム131は、書換え可能なROMである、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等に格納される。
入出力部1Aは、表示部18および操作部19を含む。表示部18は、MPU10からの出力情報を表示するための液晶表示装置等を含む。操作部19は、ユーザの操作を受付けるためのボタン,スイッチ等を含む。ここでは、表示部18と操作部19は個別に設けたが、両者を一体化したもの(例えば、タッチパネル等)でもよい。
図3は、本発明の実施の形態に係る旧リモコン200の機能構成図である。旧リモコン200は、図2の新リモコン100と同様の構成を有し、ここでは簡単に説明する。旧リモコン200は、MPU20、入出力部2Aと入出力するための入出力I/F26、各種の外部機器(熱源機300を含む)と通信するための通信I/F27、およびコネクタ201に対応するコネクタ部25を備える。MPU20は、プロセッサ21および記憶部に相当するメモリ22を含む。メモリ22は、プログラムメモリ23およびデータメモリ24を有する。入出力部2Aは、表示部28および操作部29を含む。これらは、両者を一体化したもの(例えば、タッチパネル等)でもよい。
プログラムメモリ23は、書込用プログラム230および旧制御プログラム231を格納する。旧制御プログラム231は、旧リモコン200の制御プログラムであるが、本実施の形態では、旧バージョンであり更新が必要なプログラムであると想定する。書込用プログラム230は、書込用プログラム130と同様の機能を有し、プロセッサ21によって実行される。本実施の形態では、書込用プログラム230は、プログラムメモリ23のうちROMに格納され、旧制御プログラム231は、書換え可能なROMである、例えばEEPROM等に格納される。
旧リモコン200は、熱源機300と重畳2芯線500を介して通信した履歴を示す履歴データ241を、データメモリ24に格納する。具体的には、熱源機300と旧リモコン200は、電源投入された時点で通信を開始し、通信開始後の通信内容は履歴データ241として格納される。履歴データ241は電源断後も消去されずに保持される。なお、履歴データ241は電源断後には消去されるRAMに格納されてもよい。
本実施の形態では、制御プログラムを格納したメモリをEEPROMとしたが、格納されるプログラム等が電気的に消去または書換が可能なメモリであれば、EEPROMに限定されるものではない。
(メモリの内容例)
図4は、本発明の実施の形態に係るメモリの内容例を示す図である。図4を参照して、制御プログラム書換え前後の内容を説明する。図4では、新制御プログラム131を格納した新リモコン100のメモリ12と、旧制御プログラム231を格納した旧リモコン200のメモリ22とが示される。メモリ12は書込用プログラム130と新制御プログラム131が格納される記憶領域E1と、後述の履歴データ241も格納可能なデータメモリ14の記憶領域E2を有する。一方、旧リモコン200のメモリ22には、書込用プログラム230および旧制御プログラム231が格納される記憶領域E1aと、履歴データ241を含むデータメモリ24の記憶領域E2aを含む。説明のために、記憶領域E1aにおける旧制御プログラム231が格納される領域を、記憶領域TEとして示す。
旧制御プログラム231を更新する場合、まず、新リモコン100のメモリ12の新制御プログラム131が読出されて旧リモコン200へ送信される。旧リモコン200は、受信する新制御プログラム131を、記憶領域TEに書込んで格納する。これにより、記憶領域TEの内容は新制御プログラム131に書換えられる。
記憶領域TEの書換時には、予め記憶領域TEを初期化(オールゼロ)に書換えた後に、新制御プログラム131が格納される。または初期化せずに新制御プログラム131を旧制御プログラム231により上書きして更新する。
なお、本実施の形態では、旧制御プログラム231のすべてを書換える(更新する)としているが、旧制御プログラム231の少なくとも一部を新制御プログラム131の少なくとも一部によって書換えるとしてもよい。なお、旧制御プログラム231に限らず、書込用プログラム230も書換え対象としてもよい。
このように、本実施の形態では、制御プログラムの書換前においては、新リモコン100と旧リモコン200の構成は、制御プログラムを除いて略同一である。
(処理フロー)
図5は、この発明の実施の形態に係る処理フローチャートである。このフローチャートは予め書込用プログラム130(または230)としてプログラムメモリ13(または23)に格納されて、プロセッサ11(21)がメモリから当該プログラムを読出し、実行することにより処理が実現される。ここでは、説明を簡単にするために、図5の処理は、新リモコン100側で実施されると想定する。
まず、新リモコン100のプロセッサ11は、操作部19からユーザのスイッチ操作によるプログラム更新指示があったかどうかを判定する(ステップS1)。プロセッサ11はプログラム更新指示を入力しないと判定する間は(ステップS1でNO)、S1の処理を繰返すが、入力したと判定すると(ステップS1でYES)、プロセッサ11は、当該新リモコン100が熱源機300と通信したか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、データメモリ14に履歴データ241が格納されているか否かに基づき判定する。
履歴データ241が格納されていると判定すると(ステップS3でYES)、プロセッサ11は当該ユーザ操作を受付けない(ステップS5)。すなわち、入力したプログラム更新指示を破棄(無視)する。したがって、プログラム更新指示に基づくプログラム更新処理は実行されない。ここでは、このフローチャートは新リモコン100側で実行されているから、履歴データ241が格納されていると判定されず、したがって、S5の処理も実行されない。このとき、プロセッサ11は、表示部18に“操作受付許否”の旨を表示させる。
なお、プログラム更新指示の破棄に代替して、次のように構成しても良い。つまり、入出力部1Aがタブレット端末で構成される場合には、プロセッサ11は、プログラム更新に係るユーザ操作用のボタン(アイコン)等を表示しないように、表示部18を制御する。
また、表示部20に“操作受付許否”の旨を表示せず、いきなり書換処理に移ってもよい。
ここでは、図5の処理は、新リモコン100側で実施されているから、履歴データ241が格納されているとは判定されず(ステップS3でNO)、したがって、S5の処理は実行されない。仮に、図5の処理が、旧リモコン200側で実施された場合には、プロセッサ21は履歴データ241が格納されていると判定し(ステップS3でYES)、当該ユーザ操作を受付けず(ステップS5)、プログラム更新処理を実行せずに、S1に戻る。なお、ステップS3では、履歴データ241の参照に代替して、通信I/F17(27)の端子電圧レベルから、熱源機300が通信可能に接続されているか否かを判定するとしてもよい。
したがって、図1に示すように新リモコン100と旧リモコン200が正常に接続されている場合であっても、ユーザが旧リモコン200の操作部29においてプログラム更新指示の操作を行ったときは、プログラム更新処理は実行開始されない。これにより、旧制御プログラム231によって新リモコン100の新制御プログラム131が上書き更新されてしまうのを防止することができる。
一方、プロセッサ11は、新リモコン100は熱源機300と通信していないと判定すると(ステップS3でNO)、ユーザ操作を受付け(ステップS7)、表示部18に操作受付けの“OK”表示をさせる。そして、当該ユーザ操作が示すプログラム更新指示に基づき、書込用プログラム130の実行による書換処理(図6参照)を実施する(ステップS9)。書換処理を終了後は、S1の処理に戻る。
(書換処理)
図6は、図5の書換処理(ステップS9)を説明するための新リモコン100(プロセッサ11)と旧リモコン200(プロセッサ21)との間のツール接続専用線400を介した通信シーケンスを示す。まず、新リモコン100から書換モード切換要求が送信される(ステップS11)。旧リモコン200は当該要求を受信すると、プロセッサ21は書込用プログラム230を実行開始し、旧リモコン200の動作モードを実行制御用プログラム書換モードに切換える(ステップS13)。以降、旧リモコン200でも書換処理が実施される。
制御用プログラム書換モードに切換えられると、プロセッサ21は旧制御プログラム231の実行(記憶領域TEからの読出し)を停止し、プログラム書換が可能な状態とする。
動作モードを切換えると、旧リモコン200はプログラム書換可能状態となったことを通知するためにACK(acknowledge)通知を、新リモコン100に送信する(ステップS15)。新リモコン100は、ACK通知を受信すると、プログラム書換のための予め定めた通信速度の設定通知を送信する(ステップS17)。
旧リモコン200は、通信速度設定通知を受信すると(ステップS18)、設定された通信速度でデータを受信できるよう各部を制御する。例えば、図示しない受信バッファのサイズを設定する。通信速度設定通知により、新リモコン100と旧リモコン200との間で、以降のプログラム転送において同期をとって転送処理を行なうことができる。
旧リモコン200は、通信速度設定を受信すると、応答信号を送信する(ステップS19)。新リモコン100は、応答信号を受信すると、記憶領域のクリア指令を送信する(ステップS21)。
旧リモコン200は、クリア指令を受信すると、旧制御プログラム231が格納されている記憶領域TEをクリア(初期化)処理する(ステップS23)。なお、クリア指令が、新制御プログラム131のプログラムサイズを含む場合には、クリア処理(ステップS23)では、指定されたプログラムサイズ分の領域のクリア処理が実施されるようにして、正確なプログラム書換が行なわれるようにしてもよい。また、制御プログラムの一部を書換える場合には、クリア指令は書換対象のアドレスデータを含むとしても良い。
記憶領域TEのクリア処理が終了すると、旧リモコン200は、ACK通知を送信する(ステップS25)。新リモコン100は、ACK通知を受信すると、新制御プログラム131を記憶領域E1から読出し、旧リモコン200への送信を開始する。新制御プログラム131は、上述の通信速度に基づくデータサイズ毎に、旧リモコン200へ転送される(ステップS27)。旧リモコン200は新制御プログラム131のデータ受信と記憶領域TEへの書込(ステップS29)を実施し、書込終了後はエンド通知を新リモコン100に送信する(ステップS30)。このような転送、書込およびエンド通知が新制御プログラム131の転送が終了するまで繰返される。転送が終了すると、新リモコン100からプログラム転送終了通知が送信される(ステップS33)。
本実施の形態では、プログラムの転送は、たとえばパケットまたはフレーム単位で送信される。パケットまたはフレームは、プログラムデータと当該プログラムデータが書込まれるべき記憶領域TEのアドレスデータの組合せを含む。旧リモコン200では、受信したプログラムのデータを、対応のアドレスデータに基づくアドレス指定により記憶領域TEに書込む。本実施の形態では、メモリ12と22は、図4に示すように同一の構成をとるとすれば、当該アドレス指定に用いるアドレスデータは、新制御プログラム131のメモリ12における記憶アドレスに相当する。
新制御プログラム131の書込みが終了し、旧リモコン200は終了通知(ステップS33)を受信すると、新制御プログラム131による更新が正常に完了したことを判定するために、両者はベリファイチェックの通信を実施する(ステップS34)。
ベリファイチェックでは、新リモコン100は、旧リモコン200から受信した記憶領域TEの少なくとも一部アドレスのプログラムデータを受信し、受信したプログラムデータと記憶領域E1の対応アドレスのプログラムデータとを照合し、一致することを判定する(ステップS35)。
また、新リモコン100と旧リモコン200は、チェックサムの通信を実施する(ステップS36)。旧リモコン200は、記憶領域TEの格納データについて算出したチェックサム値を新リモコン100に送信する。新リモコン100は、受信したチェックサム値と、新制御プログラム131から算出したチェックサム値とを照合し、両値が一致することを判定する(ステップS37)。
新リモコン100は、ステップS35およびS37の照合結果の判定に基づき、新制御プログラム131による更新が正常に行われたと判定すると、処理終了通知を送信する(ステップS38)。旧リモコン200は、処理終了通知を受信すると、ACK信号を新リモコン100に送信し(ステップS39)、新リモコン100がACK信号を受信することにより、一連の書換処理は終了する。
なお、ここではベリファイチェックの照合とチェックサムの照合とを実施するようにしたが、いずれか一方の照合のみが行なわれてもよい。また、照合結果、値が一致せず制御プログラムが正常に更新されなかったと判定したときは、書換処理を再実行するようにしてもよく、または通信速度を変更する、または旧リモコン200における新制御プログラム131の格納領域を変更するようにしてもよい。
(実施の形態の効果)
旧制御プログラム231を新制御プログラム131に書換える際には、図1で説明したツール接続専用線400とコネクタ101,201の特徴または図5のステップS3の判定により、制御プログラムの更新対象ではないリモコンを対象にして、その制御プログラムを誤って書換えてしまい当該リモコンの正常動作が保証されなくなる事態を防止することができる。
また、制御プログラムを除いては同様の構成を有したリモコン同士で制御プログラムの更新を実現できるので、各家庭に取り付けられた給湯装置のリモコンをすべてバージョンアップしようとする場合でも、かかる工数およびコストを少なくすることができる。
本実施の形態に係るプログラム更新はリモコンに適用したが、これに限定されず、通信装置と通信する装置であれば、どのような装置にも適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 プログラム更新システム、100 新リモコン、130,230 書込用プログラム、131 新制御プログラム、200 旧リモコン、231 旧制御プログラム、241 履歴データ、300 熱源機、400 ツール接続専用線。

Claims (5)

  1. 各々が、給湯装置の制御プログラムを格納する記憶部、およびプロセッサを含む複数の装置と、
    前記複数の装置のうちの一の装置と他の装置とを接続する通信路と、を備え、
    前記他の装置のプロセッサは、
    予め定めた操作を受け付けると、当該他の装置の記憶部の前記制御プログラムの少なくとも一部を、送信する手段を含み、
    前記一の装置のプロセッサは、
    当該一の装置の記憶部の制御プログラムの少なくとも一部を、受信した前記制御プログラムの少なくとも一部に書換える手段を、含む、プログラム更新システム。
  2. 前記書換える手段による書換前において、前記一の装置の構成と、前記他の装置の構成とは、前記制御プログラムを除いて略同一である、請求項1に記載のプログラム更新システム。
  3. 前記一の装置および前記他の装置のそれぞれは、さらに、
    前記給湯装置と通信したとき、通信の履歴を格納するための手段を含み、
    前記他の装置のプロセッサは、
    前記予め定めた操作を受け付けた場合に、当該他の装置に前記履歴が格納されているときは、前記送信する手段による前記制御プログラムの送信を禁止する、請求項1または2に記載のプログラム更新システム。
  4. 前記一の装置および前記他の装置のそれぞれは、さらに、
    前記給湯装置と通信したとき、通信の履歴を格納するための手段を含み、
    前記他の装置のプロセッサは、
    当該他の装置に前記履歴が格納されているときは、前記予め定めた操作が示す指示を破棄する、請求項1または2に記載のプログラム更新システム。
  5. 前記複数の装置のそれぞれは、さらに、
    前記一の装置および前記他の装置のそれぞれは、さらに、
    ユーザ操作を受け付けるための操作受付手段と、
    前記給湯装置と通信したとき、通信の履歴を格納するための手段を含み、
    前記他の装置のプロセッサは、
    当該他の装置に前記履歴が格納されているときは、予め定めた操作を受付けないように前記操作受付手段を制御する、請求項1または2に記載のプログラム更新システム。
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