JP2001082787A - 電気機器の制御定数書き込み方法および電装品アセンブリの検査方法 - Google Patents

電気機器の制御定数書き込み方法および電装品アセンブリの検査方法

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JP2001082787A JP25544199A JP25544199A JP2001082787A JP 2001082787 A JP2001082787 A JP 2001082787A JP 25544199 A JP25544199 A JP 25544199A JP 25544199 A JP25544199 A JP 25544199A JP 2001082787 A JP2001082787 A JP 2001082787A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各機種に搭載される電装品ASSYを共通化
してASSY部品の大量生産によるコストメリットを得
るとともに、制御定数の書き込みや検査の作業を容易に
する。 【解決手段】 ワイヤレスリモコンとの間でデータの送
受信が可能な赤外線インターフェイスと、運転時の制御
定数を格納するためのEEPROMと、制御部とを実装
した後に、運転検査装置41から赤外線送受信装置43
を介して赤外線インターフェイスに対して書き込みデー
タを送信することによって、EEPROM内に制御定数
を格納させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の制御定
数書き込み方法および電装品アセンブリの検査方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】電気機器を制御するマイクロプロセッサ
や制御情報を格納したメモリなどを実装したプリント基
板は、樹脂製のケーシング内に内装されて電装品アセン
ブリ(ASSY)として供給される。このような電装品
ASSYを構成するASSY部品の在庫を圧縮し、かつ
納期を短縮するためには、機種毎の部品の共通化を図る
必要がある。また、各ASSY部品を海外へ大量一括発
注する際に、そのメリットを活かすこととリスクを回避
するためには、電装品ASSYの種類を極端に減らす必
要がある。
【0003】たとえば、空気調和機の場合、ファンの風
量設定、インバータの周波数設定、保護制御のための温
度設定値などの制御定数が機種毎に異なっており、室内
機に内装される電装品ASSYに含まれるメモリにこの
制御定数を格納しておく必要がある。この制御定数を格
納しておくメモリを各機種に共通の部品とする場合に
は、EEPROM(書き換え可能な不揮発性メモリ)を
用いることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、マイコンチ
ップに内蔵されるEEPROMまたは外付けのEEPR
OMに各機種毎の制御定数を納めるように構成してお
り、機種を指定するために外部にジャンパ線や抵抗など
を設ける必要がある。この結果、各電装品ASSYを1
種類のものとすることができず、コストメリットを得る
ことができないという問題を内包している。
【0005】また、設定スイッチを設けておき、この設
定スイッチの設定により機種を特定するように構成する
ことも考えられる。この場合、長期的に見ると接触不良
による誤入力のおそれがあり、また出荷後に故意または
過誤により設定が変えられてしまうおそれもある。EE
PROM内に制御定数を書き込む工程を最終工程とする
ためには、製品として完成した状態で、EEPROMへ
の書き込みができる状態となっている必要がある。この
ためには、EEPROMへの書き込みを行うためのコネ
クタなどが外部に露出している必要がある。セパレート
型空気調和機の場合、室内機と室外機とを接続する内外
伝送路に接続するためのコネクタが設けられており、こ
れを用いてEEPROMにデータを書き込むことが考え
られる。しかしながら、通常、この内外伝送路は通信速
度が遅く、EEPROMに対して全データを書き込みを
行うためにはかなり多くの時間を必要とし、実用的では
ない。
【0006】電装品ASSYの状態で各種検査を行う場
合には、ケーシング内に組み込んだ状態での検査が必要
となる。不都合があった場合にはケーシング内から取り
出して調整を行い、再度ケーシング内に組み込んでから
さらに検査を行う必要があり、作業が煩雑となる。本発
明は、各機種に搭載される電装品ASSYを共通化して
ASSY部品の大量生産によるコストメリットを得ると
ともに、制御定数の書き込みや検査の作業を容易にする
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気機器の
制御定数書き込み方法は、ワイヤレスリモコンとの間で
データの送受信が可能な赤外線インターフェイスと、運
転時の制御定数を格納するためのEEPROMと、赤外
線インターフェイスが受信する指示に対応してEEPR
OMに格納されている制御定数に基づく運転制御または
EEPROMの内容を書き換える制御部とを備える電気
機器において、赤外線インターフェイス、EEPRO
M、制御部を実装した後に、赤外線インターフェイスに
対して書き込みデータを送信することによって、EEP
ROM内に制御定数を格納させる。
【0008】ここで、書き込みデータのフォーマット
は、ワイヤレスリモコンにより送信不可能なデータ長と
することができる。また、電気機器は室内機と室外機と
を備える空気調和機の室内機とすることができる。この
場合、室内機は運転モードとテストモードとを備えてお
り、制御部は室内機がテストモードであるときのみ、赤
外線インターフェイスが受信する書き込みデータに基づ
いてEEPROM内の制御定数の更新を行うように構成
できる。
【0009】さらに、室内機の運転状態を検査するため
の運転検査装置と、書き込みデータを送信するための赤
外線送信部とを準備し、運転検査装置から室内機をテス
トモードに設定するとともに赤外線送信部より書き込み
データを送信するように構成できる。この場合、運転検
査装置による検査の実行と同時に、EEPROM内の制
御定数の更新をを行うように構成できる。
【0010】さらに、制御部は、受信した書き込みデー
タに基づいてEEPROM内の制御定数の更新を行い、
これを読み出して書き込みデータに含まれるチェックデ
ータと照合し、照合結果を運転検査装置に送信するよう
に構成できる。また、制御部によるEEPROM内の制
御定数の更新の開始、終了および照合結果を報知するよ
うに構成することも可能である。
【0011】室内機は室外機と接続される内外伝送路を
備え、運転検査装置は、内外伝送路を介して室内機と接
続され、内外伝送路を介して室内機をテストモードに設
定するように構成することができる。また、赤外線イン
ターフェイスは双方向通信手段とすることも可能であ
る。本発明に係る電装品アセンブリの検査方法は、動作
時の制御データを格納するためのEEPROMと、EE
PROMに格納された制御データに基づいた動作制御を
行い、EEPROM内の内容を書き換えることが可能な
制御部とが実装されてケーシング内に収納され、ワイヤ
レスリモコンとの間でデータの送受信が可能な赤外線イ
ンターフェイスが接続されるリモコン用伝送線および各
部と接続される伝送線がケーシング内より引き出されて
なる電装品アセンブリにおいて、リモコン用伝送線に赤
外線インターフェイスを接続するとともに、赤外線イン
ターフェイスに対して検査指示信号を送信することによ
って、制御部に検査時の動作を実行させるように構成す
る。
【0012】ここで、検査指示信号のフォーマットは、
ワイヤレスリモコンで送信不可能なデータ長とすること
ができる。また、電装品アセンブリは検査指示信号を受
け付けることが可能な検査モードを備える構成とするこ
とができる。さらに、電装品アセンブリは、空気調和機
の室内機内部に配置され、ファンモータ用伝送線を介し
てフィードバック制御用の回転数信号を出力するファン
モータと接続され、ファンモータ用伝送線を介して通常
ではあり得ない信号が入力されたとき検査モードとなる
ように構成できる。
【0013】また、制御部は、受信した検査指示信号に
基づいてEEPROM内の制御データの更新を行い、こ
れを読み出して検査指示信号に含まれるチェックデータ
と照合するように構成できる。制御部によるEEPRO
M内の制御データの更新の開始、終了および前記照合結
果を報知するように構成することも可能である。
【0014】さらに、赤外線インターフェイスは双方向
通信手段とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】〈電気機器としての空気調和機の
室内機の概略〉本発明の1実施形態が採用される空気調
和機の室内機を図1に示す。室内機1は、室内の壁面に
取り付けられるケーシング本体2と、ケーシング本体2
の前面に取り付けられる前面パネル3とを備える構成で
ある。前面パネル3は、前面開口部28が形成された前
面パネル本体22と、前面開口部28の前方に配置され
る遮蔽パネル23とよりなる。前面パネル本体22と遮
蔽パネル23との間には間隙が設けられており、室内空
気を吸引するための前面吸引口26が形成されている。
【0016】ケーシング本体2は、背面側フレーム11
とその前面に配置される前面側フレーム12とを含む。
前面側フレーム12には、上面に位置する上面吸引口
(図示せず)、下部に位置する送風口(図示せず)が設
けられている。前面側フレーム12の下部前面中央部に
は、表示部31が設けられている。表示部31は、運転
中であるか否かを示す運転表示部、タイマ作動中である
か否かを示すタイマ表示部、温度または湿度を示すため
の7セグメント表示部などを備えている。さらに、リモ
コンとのデータを送受信するための赤外線送信用LED
および赤外線受光素子などが内装されている。
【0017】〈運転検査装置〉室内機1の運転検査装置
の概略構成を図2に示す。運転検査装置41は、検査用
のプログラムが実装されたパーソナルコンピュータ、ワ
ークステーションなどで構成されている。室内機1に
は、室外機と接続される内外伝送路用のコネクタ(図示
せず)を備えている。運転検査装置41は、室内機1の
コネクタに接続される内外伝送線路42を介して、室内
機1と接続されている。
【0018】また、運転検査装置41には、赤外線送受
信装置43が接続されている。この赤外線送受信装置4
3は、少なくとも赤外線送信用LEDを備えており、室
内機1のリモコン用赤外線受光素子に対するデータの送
信が可能となっている。室内機1に設けられている赤外
線送信用LEDからのデータを受信可能な赤外線受光素
子を設けて、双方向通信が可能な構成とすることもでき
る。
【0019】〈室内機の制御部〉室内機1内に設けられ
る制御部の概略構成を図3に示す。ここでは、マイクロ
プロセッサで構成されるCPU51が設けられている。
このCPU51には、この装置の運転時における制御プ
ログラムが格納されるROM52および運転中における
各種パラメータなどが一時的に格納されるRAM53が
接続されている。
【0020】また、各機種毎に設定される制御定数が格
納されるEEPROM54がCPU51に接続されてい
る。このEEPROM54は、書き換え可能な不揮発性
メモリであって、その機種に応じたファンの風量設定、
インバータの周波数制御、保護制御のための温度設定値
などの制御定数が格納される。また、リモコンとの間で
データの送受信を行うための赤外線送受信部55がCP
U51に接続されている。この赤外線送受信部55は、
リモコンからのデータを受信するための赤外線受信素子
とリモコンへのデータを送信するためのデータ送信用L
EDなどで構成されている。
【0021】さらに、運転状態や室内外の温度、湿度な
どの情報を表示するためのLEDなどで構成される表示
素子56がCPU51に接続されている。表示素子56
は、例えば、図1に示す室内機1の外観図において、表
示部31に設けられる各種LEDなどの表示素子とする
ことができる。また、設定温度変更、運転モード切替、
その他の指示入力がリモコンからあった場合や各種警告
時に発音するためのブザー57がCPU51に接続され
ている。
【0022】この室内機1は室外機と内外伝送路を介し
て接続されるものであり、この内外伝送路に接続される
内外伝送路用インターフェイス58が設けられている。
この内外伝送路用インターフェイス58は、CPU51
に接続されており、室外機との間でデータの送受信が可
能となっている。さらに、他の入出力部59がCPU5
1に接続されている。
【0023】〈制御定数書き込みシーケンス〉赤外線送
受信装置43が接続された運転検査装置41(図2参
照)を用いて室内機のEEPROMに制御定数を書き込
むシーケンスは図4のように示すことができる。ここで
は、図2に示すように接続した各装置を、左から順に、
運転検査装置41、赤外線送受信装置43、室内機1の
CPU51、EEPROM54として示し、その間の信
号の流れを示している。
【0024】まず、運転検査装置41、赤外線送受信装
置43および室内機1のそれぞれを電源オン状態とす
る。室内機1のCPU51は、電源投入時に各種パラメ
ータの初期化やその他の初期化処理を実行する。運転検
査装置41からテストモード指令(1)が送信される
と、CPU51は室内機1をテストモードに設定する。
【0025】運転検査装置41では、対応する機種番号
の指定(2)を行い、この機種番号に応じた送信データ
の選択を行って、赤外線送受信装置43に送信処理を開
始させる。赤外線送受信装置43では、EEPROM5
4に格納するための書き込みデータ(3)を16バイト
毎に送信する。書き込みデータが送信されてくると、C
PU51はこの書き込みデータを4バイト単位でEEP
ROM54に書き込み処理(4)を実行する。最初の書
き込みデータの受信時に、受信確認のためにブザー57
により「ピッ音」を発音させる。4バイト毎の書き込み
を4回繰り返すことで、送信されてきた16バイトの書
き込みデータがEEPROM54に格納される。この
後、赤外線送受信装置43を介して16バイトの書き込
みデータの送信を繰り返して(5)、128バイトの書
き込みデータの送信処理を行う。
【0026】最後の書き込みデータの書込処理が終了す
ると、ブザー57により書き込みが完了した旨の「ピッ
ピ音」を発音させ。読み出しチェック処理に移行する。
読み出しチェック処理では、CPU51は、EEPRO
M54に格納された制御定数のデータを4バイト毎に読
み出し(6)、送信されてきた書き込みデータに含まれ
るチェックデータと照合する。この処理を32回繰り返
して(7)、128バイトのデータのエラーの有無を判
定する(8)。チェックデータとの照合により、EEP
ROM54に格納されたデータにエラーがあったと判断
した場合には、ブザー57により「ピーー音」を発音し
てエラー表示を行う。
【0027】この後、CPU51は、書き込みが完了し
た旨の信号およびエラーの有無などを送信(9)する。
この書き込み完了およびエラーの有無のデータは、内外
伝送路用インターフェイス58、内外伝送路42を介し
て運転検査装置41に送信される。運転検査装置41
は、書き込み完了の信号を受信すると機種確認処理を実
行する。ここでは、機種コードおよびデータIDの要求
信号(10)をCPU51に送信し、EEPROM54
内に格納されているデータの機種コードおよびデータI
Dコード(11)を受信する。受信した機種コードおよ
びデータIDコードと、書き込みデータを送信する際に
選択した機種コードとに基づいて、書き込みが正常に行
われた否かの書込良否判定を行い、処理を終了する。
【0028】〈運転検査装置の動作〉上述したシーケン
スのうち、運転検査装置41における制御フローチャー
トを図5に示す。ステップS11では、テストモード指
令を送信する。ここでは、内外伝送路42を用いてテス
トモード指令の信号を送信し、室内機1をテストモード
に設定させる。
【0029】ステップS12では、機種に応じた送信デ
ータを選択する。ここでは、用意された機種毎の制御定
数から書込を行う機種のデータを選択する。ステップS
13では、選択した機種のデータに基づいて赤外線送受
信装置43を介して書込データを送信する。図4におい
ては、16バイトずつ書込データを送信するように構成
しているが、運転検査装置41に搭載されているCPU
の能力により、これ以上またはこれ以下のデータ量を単
位として送信することも可能である。
【0030】書込データの送信が終了すると、ステップ
S14において、CPU51からの書込完了信号を待機
する。CPU51から書込完了の信号が送信されてきた
場合には、ステップ15に移行する。ステップS15で
は、機種確認処理を実行する。ここでは、前述したよう
に、CPU51に機種コード、データIDの要求信号を
送信し、EEPROM54内に格納されているデータの
機種コードおよびデータIDコードをCPU51に送信
させる。送信されてきたデータの機種コードおよびデー
タIDコードと、書き込みデータを送信する際に選択し
た機種コードとに基づいて、正常にデータの書き込みが
行われたか否かを判別する。
【0031】ステップS16は、ステップS15での判
別結果に基づいて、書込の良否判定を行う。たとえば、
正常な書き込みが実行されたと判断される場合には、こ
の旨の表示を行い、不良である場合には、再処理が必要
である旨の表示を行い、処理を完了する。 〈室内機のCPUの動作〉上述したシーケンスのうち、
室内機1のCPU51の制御フローチャートを図6に示
す。
【0032】電源が投入されると、ステップS21にお
いて、各種パラメータなどの初期化を行うなどの初期化
処理を実行する。ステップS22では、モード選択の指
示を待機する。ここでは、内外伝送路42を介してテス
トモード指令が送信されてきた場合に、ステップS23
に移行することとなる。ステップS23では、室内機1
をテストモードに設定する。テストモードでは、EEP
ROM54に対する書き込みデータの受付を可能な状態
とする。
【0033】書き込みデータは、通常のリモコンでの送
受信が不可能なデータ長によるデータフォーマットとす
ることができ、テストモードにおいて、このようなデー
タフォーマットの書き込みデータを受信可能な状態とす
る。たとえば、通常のリモコンで送信できるデータタイ
プは、図7に示すようなものがある。図7(A)は、E
タイプデータと呼ばれるものであり、そのデータ長は1
3バイトである。このEタイプデータでは、8バイト
目、9バイト目にタイマオン・オフ情報、10バイト目
に設定温度情報、11バイト目にファン風量などのデー
タが格納されて送信される。
【0034】また、図7(B)は、Fタイプデータと呼
ばれるものであり、そのデータ長は7バイトである。こ
のFタイプデータでは、1,2バイト目のメーカーカス
タムコード、3,4バイト目の自社製品コード、5バイ
ト目のデータIDなどのデータが格納されている。さら
に、図7(C)は、Jタイプデータと呼ばれるものであ
り、そのデータ長は15バイトである。このJタイプデ
ータでは、Eタイプデータに含まれるデータの他に2バ
イト分のデータが付加されて送信される。
【0035】書き込みデータとして送信されるデータ
は、図7に示すような通常のリモコンで送信可能なデー
タタイプのものよりもデータ長が長いものが用いられ、
例えば、図8に示すようなデータフォーマットのものが
用いられる。この図8に示すデータ(ここではKタイプ
データと称す)は、1,2バイト目のメーカーカスタム
コード、3,4バイト目の自社製品コードに続けて、5
バイト目に書き込みコマンド、6バイト目に書き込みア
ドレス、7バイト目〜22バイト目に書き込みデータ、
23バイト目にチェックコードが格納されている。
【0036】ステップS24では、書き込みデータを受
信したか否かを判別する。ここでは、前述したKタイプ
データが送信されてきた場合、書き込みデータを受信し
たと判断してステップS25に移行する。ステップS2
5では、送信されてきたKタイプデータのうち、7〜2
2バイト目に格納されている書き込みデータをEEPR
OM54に書き込む。ここでは、CPU51の能力によ
り、4バイトずつに分割して書込処理を行うように構成
しているが、これ以上の処理能力を有するCPUを用い
た場合には、8バイトずつ、16バイトずつあるいはそ
れ以上のデータ量毎に処理するように構成できる。
【0037】書込処理が終了すると、ステップS26に
移行する。ステップS26では、送信されてきた書き込
みデータが最終データであるか否かを判別する。送信さ
れてきた書き込みデータが最終データでない場合にはス
テップS24に移行し、送信されてきた書き込みデータ
が最終データである場合にはステップS27に移行す
る。
【0038】ステップS27では、EEPROM54へ
の書き込み処理が完了した旨の受信確認として、ブザー
57を介して「ピッピ音」を発音する。このとき、同時
に表示素子56の所定のものを点灯して報知するように
構成することもできる。ステップS28では、読み出し
チェック処理を実行する。ここでは、EEPROM54
に格納された制御定数のデータを4バイト毎に読み出
し、送信されてきた書き込みデータに含まれるチェック
データと照合する。この処理を32回繰り返して、12
8バイトのデータのエラーの有無を判定する。この場合
も、CPU51の処理能力により4バイト毎の処理を行
っているが、CPU51として処理能力が高いものを用
いた場合には、これ以上のデータ毎に処理することが可
能となる。
【0039】ステップS29では、読み出しチェック処
理においてエラーを発見したか否かを判別する。エラー
があった場合には、ステップS30に移行する。ステッ
プS30では、所定のエラー表示を行う。ここでは、ブ
ザー57を介して「ピーー音」を発音するようにしてお
り、同時に表示素子56のうち所定のものを点灯するよ
うに構成することも可能である。
【0040】ステップS31では、書き込みが完了した
旨データを送信する。ここでは、同時に、エラーがあっ
たか否かのエラー有無データの送信も行う。ステップS
32では、運転検査装置41側から機種コードおよびデ
ータIDを要求する信号が送信されてきたか否かを判別
する。内外伝送路を介して機種コード、データID要求
信号を受信した場合、ステップS33に移行する。ステ
ップS33では、運転検査装置41からの要求に基づい
て、EEPROM54に格納された制御定数に対応する
機種コードおよびデータIDコードを内外伝送路を介し
て送信する。ステップS34では、終了処理を行い、電
源をオフする。
【0041】〈第1実施形態の効果〉このようにうした
第1実施形態では、空気調和機の室内機1を完成した後
に、EEPROM54に対する制御定数の書き込みを行
うため、機種毎に異なるASSY部品を作成する必要が
なく、各機種に共通の部品を用いることが可能である。
また、リモコンとの間で赤外線データの送受信を行う赤
外線送受信部55を用いて、書き込みデータの送信を行
っているため、データの書き込み処理を高速に行うこと
ができる。また、テストモード指令によってテストモー
ドに設定されたときのみ書き込みデータを受け付けるよ
うに構成しており、かつ書き込みデータは通常のリモコ
ンで送信不可能なデータタイプとしているので、リモコ
ンの誤受信によりEEPROM54の内容が書き換えら
れることがない。
【0042】〈第1実施形態の変形例〉運転検査装置4
1に接続される赤外線送受信装置43と、室内機1に設
けられている赤外線送受信55との間で双方向通信を行
うように構成することが可能である。この場合、運転検
査装置41と室内機1との間で接続される内外伝送路4
2の構成を省略することが可能である。このことによ
り、運転検査装置41から室内機1に送信されるテスト
モード指令、室内機1から運転検査装置41に送信され
る書き込み完了データ、運転検査装置41から室内機1
に送信される機種コードおよびデータID要求信号、室
内機1から運転検査装置41に送信される機種コードお
よびデータIDコードの信号を、赤外線送受信装置43
と室内機1の赤外線送受信部55との間におけるワイヤ
レス送受信とすることができる。
【0043】また、空気調和機の室内機に限定されるも
のではなく、リモコンからの指令に基づいて動作するよ
うに構成された電気機器全般に適用することが可能であ
る。 〈電装品ASSYの機能検査〉CPUやEEPROMな
どが実装されたプリント基板が合成樹脂製のケーシング
内に収納された電装品ASSYの機能検査を行う例を第
2実施形態として示す。図9は、空気調和機の室内機に
内装される電装品ASSYの機能検査を行うための構成
を示す説明図である。
【0044】電装品ASSY61は、合成樹脂製のケー
シング62と、ケーシング62に内装されるプリント基
板63とを備えている。プリント基板63には、マイク
ロプロセッサで構成されるCPU51、この装置の運転
時における制御プログラムが格納されるROM、運転中
における各種パラメータなどが一時的に格納されるRA
M、各機種毎に設定される制御定数が格納されるEEP
ROMなどが実装されている。
【0045】電装品ASSY61は室内機の各部に接続
される伝送線が引き出し可能となっている。例えば、表
示素子64および赤外線送受信部65が実装された表示
/受光プリント基板66と接続されるリモコン用伝送線
67が引き出されている。また、ファンモータ68に対
して駆動信号を入力するためのファンモータ用伝送線6
9、ルーバー用ステッピングモータ70,70に対して
回転数パルス信号を入力するためのルーバー用伝送線7
1,71などが引き出されている。これら、赤外線用伝
送線67、ファンモータ用伝送線69、ルーバー用伝送
線71は、それぞれプリント基板63に接続されてお
り、実装されているCPUとの間でデータの送受信が可
能となっている。特に、赤外線用伝送線67は、表示/
受光プリント基板66に実装されている赤外線送受信部
65で受信したデータをプリント基板63に入力可能と
なっている。また、ファンモータ用伝送線69は、プリ
ント基板63側からファンモータ68に対する制御信号
を送信するとともに、現在の回転数を示すフィードバッ
ク制御用の回転数信号をファンモータ68からプリント
基板63側に入力可能となっている。
【0046】この第2実施形態で使用される機能検査装
置72は、第1実施形態の運転検査装置と同様に、検査
用のプログラムが実装されたパーソナルコンピュータ、
ワークステーションなどで構成されており、ファンモー
タ用伝送線69、ルーバー用伝送線71、その他各部に
対する伝送線が接続されている。また、機能検査装置7
2には、表示/受光プリント基板66に実装されている
赤外線送受信部65との間でデータの送受信が可能な赤
外線送受信装置73が接続されている。
【0047】〈機能検査装置の動作〉機能検査装置72
の動作を図10の制御フローチャートを用いて説明す
る。ステップS61において、機能検査装置72は、電
装品ASSY61に対してテストモード指令の信号を送
信する。たとえば、ファンモータ用伝送線69を介して
入力される回転数フィードバック信号が、実際ではあり
得ないような信号(具体的には、実使用域の2倍の回転
数に相当する回転数パルス)である場合に、電装品AS
SY61に内装されているCPUがテストモードに突入
するように構成することができる。この場合、機能検査
装置72は、ファンモータ用伝送線69を介して実際で
はあり得ないような回転数に相当する回転数パルス信号
を入力することによって、電装品ASSY61をテスト
モードにすることができる。
【0048】ステップS42では、EEPROMに対す
るデータの書き換えか否かを判別する。プリント基板6
3に実装されているEEPROMは、第1実施形態と同
様にして、機種別の制御定数を格納するものであって、
電装品ASSY61が前述の室内機1に取り付けられて
いない状態では、そのデータが書き込まれていない状態
となっている。この段階でEEPROMへのデータの書
き込みを行う場合には、ステップS43に移行する。
【0049】ステップS43〜ステップS46では、図
5のステップS13〜ステップS16と同様の処理が実
行されるものであり、ここでは説明を省略する。ステッ
プS42において、データの書き込みを行わない場合に
は、ステップS48に移行する。ステップS48では、
機能検査をおこなうか否かを判別する。機の検査を行う
場合には、ステップS49に移行する。ステップS49
では、検査指示データの送信を行う。この場合、赤外線
送受信装置73を介して検査指示データを送信する。
【0050】ステップS50では、送信した検査指示デ
ータに基づいてプリント基板63に実装されているCP
Uが制御を行った結果を検査データとして取得する。こ
こでは、接続されている各種伝送線を介して得られる信
号から、検査データを取得する。ステップS51では、
得られた検査データに基づいて検査の良否判定を行う。
ステップS47では、その他の処理を行う。
【0051】〈電装品ASSYの動作〉機能検査時の電
装品ASSY61の動作を図11に示す制御フローチャ
ートを用いて説明する。ステップS61では、機能検査
装置72からテストモード指令の信号が入力されたか否
かを判別する。ここでは、ファンモータ用伝送線69を
介して、実際ではあり得ないような信号(たとえば、実
使用域の2倍の回転数に相当する回転数パルス)が入力
された場合に、テストモード指令信号が入力されたと判
断しステップS62に移行する。
【0052】ステップS62では、電装品ASSY61
の各部をテストモードに設定する。ここでは、赤外線用
伝送線67を介して前述したようなKタイプデータや検
査指示データの受け付けが可能な状態とする。ステップ
S63では、EEPROMのデータ書き込みであるか否
かを判別する。EEPROMへのデータの書き込みであ
ると判断した場合にはステップS64に移行する。
【0053】EEPROMに対するデータの書き込み処
理については、第1実施形態と同様であり、ステップS
64〜ステップS73の処理は、図6のステップS24
〜ステップS33とほぼ同様の構成となるのでここでは
詳細を省略する。ステップS63において、EEPRO
Mへのデータの書き込み処理ではないと判断した場合、
ステップS75に移行する。ステップS75では、機能
検査処理を行うか否かを判別する。機能検査処理を行わ
ない場合にはステップS74に移行し、機能検査処理を
行う場合にはステップS76に移行する。
【0054】ステップS76では、EEPROM内に制
御データが格納されているか否かを判別する。EEPR
OM内に制御データが格納されている場合には、このデ
ータを用いて機能検査を行うこととし、ステップS78
に移行する。EEPROM内にデータが書き込まれてい
ないと判断した場合には、ステップS77に移行する。
ステップS77では、ROM内に検査用として格納され
ているパラメータを用いて機能検査を行うこととして、
このパラメータを読み出し、ステップS78に移行す
る。
【0055】ステップS78では、赤外線送受信装置7
3から送信されてくる検査指示データを赤外線送受信部
65で受信し、このデータに基づいて各部に対する制御
を行う。検査指示データは、第1実施形態の書き込みデ
ータと同様に、通常のリモコンで送信不可能なデータ長
のデータフォーマットとすることにより、製品完成後の
誤動作が防止できる。検査指示データに基づいて処理さ
れた制御データは各種伝送線を介して機能検査装置72
に入力され、検査結果に対応して表示素子64の対応す
るものを点灯して表示させるように構成できる。
【0056】ステップS79では、検査指示が終了した
か否かを判別する。検査指示が終了したと判断した場合
にはステップS74に移行する。ステップS74では、
他の処理を実行する。 〈第2実施形態の効果〉このように構成した電装品AS
SYの機能検査装置では、赤外線送受信部65に対して
検査指示データを送信することによって、機能検査を行
うことを可能としているため、ケーシング62内にプリ
ント基板63を組み込んだ状態で機能検査することを可
能とし、電装品ASSY61の状態での機能検査を行う
ことが可能となる。また、検査指示データを送信するた
めの引き出し線を特に設ける必要がなくなる。さらに、
テストモード指令に基づいてテストモードに突入した場
合にのみ機能検査を行うことが可能となり、また、通常
のリモコンで送信不可能なデータ長のデータフォーマッ
トを用いて検査指示データを送信しているため、製品完
成後に誤動作することを防止できる。
【0057】〈第2実施形態の変形例〉第1実施形態の
場合と同様に、検査指示データに対応する制御データを
赤外線送受信部65を介して、赤外線送受信装置73に
送信するように構成することも可能である。また、空気
調和機の室内機以外の電装品ASSYについても適用す
ることが可能である。
【0058】
【発明の効果】本発明では、EEPROMへのデータの
書き込みを赤外線インターフェイスを用いて行ってお
り、特別なコネクタやジャンパ線などの部品を必要とせ
ず、電装品アセンブリの段階での部品の共通化を図るこ
とができ、在庫管理や納期短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態が採用される空気調和機の
室内機の外観を示す斜視図。
【図2】第1実施形態の概略ブロック図。
【図3】室内機の制御部の概略構成を示すブロック図。
【図4】データ書き込みの手順を示すシーケンス図。
【図5】運転検査装置の制御フローチャート。
【図6】室内機のCPUの制御フローチャート。
【図7】通常のリモコンで送受信可能なデータタイプの
説明図。
【図8】データ書き込みに用いるデータタイプの説明
図。
【図9】第2実施形態の概略ブロック図。
【図10】機能検査装置の制御フローチャート。
【図11】電装品ASSYのCPUの制御フローチャー
ト。
【符号の説明】
1 室内機 41 運転検査装置 42 内外伝送路 43 赤外線送受信装置 51 CPU 52 ROM 53 RAM 54 EEPROM 55 赤外線送受信部 56 表示素子 57 ブザー 58 内外伝送路用インターフェイス 61 電装品ASSY 62 ケーシング 63 プリント基板 65 赤外線送受信部 66 表示/受光プリント基板 67 赤外線用伝送線 68 ファンモータ 69 ファンモータ用伝送線 70 ルーバー用ステッピングモータ 71 ルーバー用伝送線 72 機能検査装置 73 赤外線送受信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 秀敏 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 松村 達也 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3L061 BA07 BB01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤレスリモコンとの間でデータの送受
    信が可能な赤外線インターフェイス(55)と、 運転時の制御定数を格納するためのEEPROM(5
    4)と、 前記赤外線インターフェイス(55)が受信する指示に
    対応して前記EEPROM(54)に格納されている制
    御定数に基づく運転制御を行うかまたは前記EEPRO
    M(54)の内容を書き換える制御部(51)と、を備
    える電気機器(1)において、 前記赤外線インターフェイス(55)、EEPROM
    (54)、制御部(51)を実装した後に、前記赤外線
    インターフェイス(55)に対して書き込みデータを送
    信することによって、前記EEPROM(54)内に制
    御定数を格納させる電気機器の制御定数書き込み方法。
  2. 【請求項2】前記書き込みデータのフォーマットは、前
    記ワイヤレスリモコンにより送信不可能なデータ長であ
    ることを特徴とする、請求項1に記載の電気機器の制御
    定数書き込み方法。
  3. 【請求項3】前記電気機器は室内機と室外機とを備える
    空気調和機の室内機(1)である、請求項1または2に
    記載の電気機器の制御定数書き込み方法。
  4. 【請求項4】前記室内機(1)は運転モードとテストモ
    ードとを備えており、前記制御部(51)は前記室内機
    (1)がテストモードであるときのみ、前記赤外線イン
    ターフェイス(55)が受信する書き込みデータに基づ
    いて前記EEPROM(54)内の制御定数の更新を行
    う、請求項3に記載の電気機器の制御定数書き込み方
    法。
  5. 【請求項5】前記室内機(1)の運転状態を検査するた
    めの運転検査装置(41)と、前記書き込みデータを送
    信するための赤外線送信部(43)とを準備し、前記運
    転検査装置(41)から前記室内機(1)をテストモー
    ドに設定するとともに前記赤外線送信部(43)より書
    き込みデータを送信する、請求項4に記載の電気機器の
    制御定数書き込み方法。
  6. 【請求項6】前記運転検査装置(41)による検査の実
    行と同時に、前記EEPROM(54)内の制御定数の
    更新を行う、請求項5に記載の電気機器の制御定数書き
    込み方法。
  7. 【請求項7】前記制御部(51)は、受信した書き込み
    データに基づいて前記EEPROM(54)内の制御定
    数の更新を行い、これを読み出して前記書き込みデータ
    に含まれるチェックデータと照合し、照合結果を前記運
    転検査装置(41)に送信する、請求項5または6に記
    載の電気機器の制御定数書き込み方法。
  8. 【請求項8】前記制御部(51)による前記EEPRO
    M(54)内の制御定数の更新の開始、終了および前記
    照合結果を報知することを特徴とする、請求項7に記載
    の電気機器の制御定数書き込み方法。
  9. 【請求項9】前記室内機(1)は室外機と接続される内
    外伝送路(42)を備え、前記運転検査装置(41)
    は、前記内外伝送路(42)を介して室内機(1)と接
    続され、前記内外伝送路(42)を介して前記室内機
    (1)をテストモードに設定する、請求項5〜8のいず
    れかに記載の電気機器の制御定数書き込み方法。
  10. 【請求項10】前記赤外線インターフェイス(55)は
    双方向通信手段である、請求項1〜9のいずれかに記載
    の電気機器の制御定数書き込み方法。
  11. 【請求項11】動作時の制御データを格納するためのE
    EPROMと、前記EEPROMに格納された制御デー
    タに基づいた動作制御を行い、前記EEPROM内の内
    容を書き換えることが可能な制御部とが実装されてケー
    シング(62)内に収納され、ワイヤレスリモコンとの
    間でデータの送受信が可能な赤外線インターフェイス
    (65)が接続されるリモコン用伝送線(67)および
    各部と接続される伝送線が前記ケーシング(62)内よ
    り引き出されてなる電装品アセンブリ(61)におい
    て、 前記リモコン用伝送線(67)に赤外線インターフェイ
    ス(65)を接続するとともに、前記赤外線インターフ
    ェイス(65)に対して検査指示信号を送信することに
    よって、前記制御部(51)に検査時の動作を実行させ
    る、電装品アセンブリの検査方法。
  12. 【請求項12】前記検査指示信号のフォーマットは、前
    記ワイヤレスリモコンで送信不可能なデータ長であるこ
    とを特徴とする、請求項11に記載の電装品アセンブリ
    の検査方法。
  13. 【請求項13】前記電装品アセンブリ(61)は前記検
    査指示信号を受け付けることが可能な検査モードを備え
    る、請求項11または12に記載の電装品アセンブリの
    検査方法。
  14. 【請求項14】前記電装品アセンブリ(61)は、空気
    調和機の室内機内部に配置され、ファンモータ用伝送線
    (69)を介してフィードバック制御用の回転数信号を
    出力するファンモータ(68)と接続され、前記ファン
    モータ用伝送線(69)を介して通常ではあり得ない信
    号が入力されたとき検査モードとなることを特徴とす
    る、請求項11〜13のいずれかに記載の電装品アセン
    ブリの検査方法。
  15. 【請求項15】前記制御部は、受信した検査指示信号に
    基づいて前記EEPROM内の制御データの更新を行
    い、これを読み出して前記検査指示信号に含まれるチェ
    ックデータと照合する、請求項11〜14のいずれかに
    記載の電装品アセンブリの検査方法。
  16. 【請求項16】前記制御部による前記EEPROM内の
    制御データの更新の開始、終了および前記照合結果を報
    知することを特徴とする、請求項15に記載の電装品ア
    センブリの検査方法。
  17. 【請求項17】前記赤外線インターフェイス(65)は
    双方向通信手段である、請求項11〜16のいずれかに
    記載の電装品アセンブリの検査方法。
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