JP2009245331A - 空調装置の制御装置および空調装置の制御装置のソフトウェアバージョンアップ方法 - Google Patents

空調装置の制御装置および空調装置の制御装置のソフトウェアバージョンアップ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】空調装置のマイコンのソフトウェアのバージョンアップに伴う工数の低減。
【解決手段】マイコン3と、マイコン3の制御用データが格納されたEEPROM4とを備えた空調装置のプリント配線基板を対象としている。EEPROM4は、ソフトウェアに対応するマイコン3の設定データに基づく設定バージョン情報が格納されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調装置の制御装置に関し、特に、ソフトウェアのバージョンアップに係るものである。
従来、空気調和装置の制御装置としては、プリント基板上にマイコンおよび不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)を備えたものが知られている。上記制御装置は、例えば空気調和装置に内蔵され、該空気調和装置における各種空調機器を制御している。この制御装置は、空気調和装置の製造時に、マイコンに所定のソフトウェアをインストールする一方、不揮発性メモリに、マイコンが空気調和装置を制御するための設定データを格納している。つまり、制御装置は、所定のソフトウェアおよび不揮発性メモリに格納された設定データに基づいてマイコンが空気調和装置を制御するよう構成されている。
特開平9−258968号公報 特開2002−14850号公報 特開2002−78957号公報 特開2002−207599号公報 特開2007−87103号公報
しかしながら、従来の空気調和装置の制御装置では、マイコンのソフトウェアをバージョンアップさせるたびに不揮発性メモリに格納された設定データを全て書き換えていた。一方、マイコンのソフトウェアをバージョンアップさせるたびにバージョンアップした全てのソフトウェアに対して製品検査を行っていた。これらによって、マイコンのソフトウェアのバージョンアップに伴う工数が増加するという問題があった。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、ソフトウェアのバージョンアップに伴う工数を低減させることを目的とする。
第1の発明は、所定の空調機器を所定のソフトウェアに基づいて制御する制御部(3)と、該制御部(3)の制御用データが格納された記憶部(4)とを備えた空調装置の制御装置であって、上記記憶部(4)は、上記ソフトウェアに対応する上記制御部(3)の制御用データに基づく設定バージョン情報が格納されている。
上記第1の発明では、記憶部(4)に、ソフトウェアに対応する制御用データに基づいた設定バージョン情報を格納する。ここで、上記ソフトウェアをバージョンアップする際、上記記憶部(4)に格納された設定バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定の設定バージョン情報であれば、上記記憶部(4)に格納された制御用データを書き換えない。一方、上記記憶部(4)に格納された設定バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定の設定バージョン情報でなければ、該記憶部(4)に格納された制御用データをバージョンアップ後のソフトウェアに対応する制御用データに書き換える。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記記憶部(4)は、上記ソフトウェアに対応する製品検査に基づいたソフトウェア検査バージョン情報が格納されている。
上記第2の発明では、記憶部(4)に、ソフトウェアに対応する製品検査に基づいたソフトウェア検査バージョン情報を格納する。ここで、上記ソフトウェアをバージョンアップする際、上記記憶部(4)に格納されたソフトウェア検査バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定のソフトウェア検査バージョン情報であれば、バージョンアップ後のソフトウェアに対して製品検査を行わない。一方、上記記憶部(4)に格納されたソフトウェア検査バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定のソフトウェア検査バージョン情報でなければ、該ソフトウェアに対して製品検査を行う。
第3の発明は、所定の空調機器を所定のソフトウェアに基づいて制御する制御部(3)と、該制御部(3)の制御用データが格納された記憶部(4)とを備えた空調装置の制御装置のソフトウェアバージョンアップ方法であって、上記ソフトウェアのバージョンアップを実行する第1ステップと、上記バージョンアップを実行した後、上記記憶部(4)に格納された上記制御部(3)の制御用データに基づく設定バージョン情報が、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定の設定バージョン情報であるか否か判定する第2ステップと、上記バージョンアップ前の設定バージョン情報が、上記所定の設定バージョン情報でないと判定されると、書込手段(10)が上記記憶部(4)にバージョンアップ後のソフトウェアに対応する制御用データを書き込む第3ステップと、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する制御用データに基づく設定バージョン情報を上記書込手段(10)が新たに上記記憶部(4)に書き込む第4ステップとを備えている。
上記第3の発明では、先ず制御部(3)のソフトウェアのバージョンアップを実行した後、上記記憶部(4)に格納された制御用データに基づく設定バージョン情報が、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定の設定バージョン情報であるか否か判定する。ここで、上記記憶部(4)に格納された設定バージョン情報が、上記所定の設定バージョン情報であると判定されると、該記憶部(4)に格納された制御部(3)の制御用データを書き換えない。一方、上記記憶部(4)に格納された設定バージョン情報が、上記所定の設定バージョン情報でないと判定されると、書込手段(10)が上記記憶部(4)にバージョンアップ後のソフトウェアに対応する制御用データを書き込む。そして、この書き込んだ制御用データに基づく設定バージョン情報を上記書込手段(10)が新たに上記記憶部(4)に書き込む。つまり、記憶部(4)には、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する設定バージョン情報が新たに格納される。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記記憶部(4)に格納されたバージョンアップ前のソフトウェアに対応する製品検査に基づいたソフトウェア検査バージョン情報が、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定のソフトウェア検査バージョン情報であるか否か判定する第5ステップと、上記バージョンアップ前のソフトウェア検査バージョン情報が、上記所定のソフトウェア検査バージョン情報でないと判定されると、上記ソフトウェアに対して製品検査を行う第6ステップと、上記製品検査に基づくソフトウェア検査バージョン情報を書込手段(10)が新たに記憶部(4)に書き込む第7ステップとを備えている。
上記第4の発明では、バージョンアップ前のソフトウェアに対応する製品検査に基づいたソフトウェア検査バージョン情報が、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定のソフトウェア検査バージョン情報であるか否か判定する。ここで、バージョンアップ前のソフトウェア検査バージョン情報が、上記所定のソフトウェア検査バージョン情報であると判定されると、バージョンアップ後のソフトウェアに対して製品検査は行わない。一方、バージョンアップ前のソフトウェア検査バージョン情報が、上記所定のソフトウェア検査バージョン情報でないと判定されると、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対して製品検査を行う。そして、バージョンアップ後のソフトウェアに対する製品検査に基づくソフトウェア検査バージョン情報を書込手段(10)が新たに記憶部(4)に書き込む。つまり、記憶部(4)には、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する検査バージョン情報が新たに格納される。
上記第1の発明によれば、記憶部(4)に制御用データに基づいた設定バージョン情報を格納したため、該制御用データが、バージョンアップ後のソフトウェアに対応するか否か容易に判定することができる。このため、上記設定バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応していない場合は、記憶部(4)に格納された制御用データを書き換える一方で、上記設定バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応している場合は、記憶部(4)に格納された制御用データを書き換えないようにすることができる。これにより、ソフトウェアのバージョンアップに伴って、必要な場合にのみ、記憶部(4)の制御用データを書き換えることができる。この結果、制御部(3)のソフトウェアのバージョンアップに伴う工数を低減させることができる。
上記第2の発明によれば、記憶部(4)にソフトウェアに対応する製品検査に基づいたソフトウェア検査バージョン情報を格納したため、該ソフトウェア検査バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応しているか否かを容易に判定することができる。このため、上記ソフトウェア検査バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応していない場合は、上記ソフトウェアに対して製品検査を行う一方で、上記ソフトウェア検査バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応している場合は、上記ソフトウェアに対して製品検査を行わないようにすることができる。これにより、ソフトウェアのバージョンアップに伴って、必要な場合にのみ、ソフトウェアに対して製品検査を行うことができる。この結果、制御部(3)のソフトウェアのバージョンアップに伴う工数を低減させることができる。
上記第3の発明によれば、バージョンアップ前のソフトウェアに対応する制御用データに基づく設定バージョン情報が、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定の設定バージョン情報であるか否か判定するようにしたため、記憶部(4)に格納されている設定バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応していない場合は、上記記憶部(4)に格納された制御用データを書き換える一方で、上記設定バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応している場合は、上記記憶部(4)に格納された制御用データを書き換えないようにすることができる。これにより、ソフトウェアのバージョンアップに伴って、必要な場合にのみ、記憶部(4)の制御用データを書き換えることができる。この結果、制御部(3)のソフトウェアのバージョンアップに伴う工数を低減させることができる。
上記第4の発明によれば、バージョンアップ前のソフトウェアに対応する製品検査に基づくソフトウェア検査バージョン情報が、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定のソフトウェア検査バージョン情報であるか否か判定するようにしたため、記憶部(4)に格納されているソフトウェア検査バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応していない場合は、上記ソフトウェアに対して製品検査を行う一方で、上記ソフトウェア検査バージョン情報が、バージョンアップ後のソフトウェアに対応している場合は、上記ソフトウェアに対して製品検査を行わないようにすることができる。これにより、ソフトウェアのバージョンアップに伴って、必要な場合にのみ、ソフトウェアに対して製品検査を行うことができる。この結果、制御部(3)のソフトウェアのバージョンアップに伴う工数を低減させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<空気調和装置の構成>
図1に示すように、本実施形態は、空気調和装置に本発明を適用したものである。
空気調和装置(1)は、対象となる室内空間の空気を調和させるものである。空気調和装置(1)は、制御装置であるプリント配線基板(2)と、室内機と、室外機とを備えている。この空気調和装置(1)は、冷媒が循環して蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成すると共に、冷媒循環が可逆な冷媒回路を有し、冷房および暖房を切り換えて行うよう構成されている。これにより、室内機の設置された空間において空気調和が行われる。
上記室外機は、図示はしないが、圧縮機、送風ファン、および室外熱交換器によって構成されている。これらの圧縮機および送風ファンは、それぞれ圧縮機操作回路およびファン操作回路を流れる電流によって駆動制御されている。そして、この圧縮機の駆動状態や送風ファンの駆動状態は、後述するプリント配線基板(2)のマイコン(3)によって制御されている。
上記室内機は、図示はしないが、室内熱交換器および送風ファンで構成され、上記室外機と冷媒配管で接続されている。
上記プリント配線基板(2)は、図1に示すように、制御部であるマイコン(3)と、記憶部であるEEPROM(4)とを備え、入出力ポート(5)を介して室内機および室外機に接続されている。
上記EEPROM(4)は、不揮発性のメモリで構成されている。このEEPROM(4)には、空気調和装置の制御に用いられる制御用データである設定データと、所定のバージョンデータとが格納されている。
上記設定データは、具体的には、室内機に係る室内温度データ、室内熱交換器温度データおよびファン駆動データ、室外機に係る室外温度データ、室外熱交換器温度データおよびファン駆動データ等で構成されている。
上記所定のバージョンデータは、上記設定データに基づいた設定バージョンデータと、後述するマイコン(3)にインストールされたソフトウェアに対する検査データに基づいた検査バージョンデータとで構成されている。尚、上記ソフトウェアに対する検査データは、検査方法および検査項目等で構成されている。
上記マイコン(3)は、単一のLSIによって構成され、上記EEPROM(4)に電気的に接続されている。マイコン(3)には、空気調和装置(1)の制御に係る所定のソフトウェアがインストールされ、上記EEPROM(4)に格納された設定データに基づいて上記空気調和装置(1)を制御している。このソフトウェアは、適宜バージョンアップできるように構成されている。
つまり、プリント配線基板(2)は、上記空気調和装置の空気調和に係る各機器の制御を行うよう構成されている。
<チェッカー(10)の構成>
次に、マイコン(3)のソフトウェアのバージョンアップに用いられるチェッカー(10)について説明する。
上記チェッカー(10)は、例えばパソコン等をベースとする製造用の治具であって、所定のデータを処理するデータ処理部(11)と、所定のデータを格納するデータ記憶部(12)とを備え、図1に示すように、配線によって上記プリント配線基板(2)のチェッカー用入出力ポート(6)に接続されている。つまり、チェッカー(10)とプリント配線基板(2)とは、所定のデータを互いに送受信できるようになっている。
上記データ記憶部(12)は、ソフトウェアのバージョンアップデータと、該バージョンアップしたソフトウェアに対応する設定データと、該設定データに基づく設定バージョンデータと、上記バージョンアップしたソフトウェアに対応する検査バージョンデータとが格納されている。
上記データ処理部(11)は、バージョンアップ処理、読込処理、判定処理および書込処理を行うよう構成されている。
上記バージョンアップ処理は、上記データ記憶部(12)のソフトウェアのバージョンアップデータに基づいてマイコン(3)のソフトウェアのバージョンアップを行うよう構成されている。
上記読込処理は、プリント配線基板(2)のEEPROM(4)に格納された所定のバージョンデータをチェッカー(10)に読み込むよう構成されている。
上記判定処理は、上記読込処理で読み込んだEEPROM(4)に格納されたバージョンデータと、バージョンアップ後のソフトウェアに対応するバージョンデータとが一致するか否か判定するよう構成されている。
上記書込処理は、上記判定処理によって互いのデータが異なると判定された場合、所定のデータをEEPROM(4)に書き込むよう構成されている。
<ソフトウェアのバージョンアップ方法>
次に、上述したチェッカー(10)によるマイコン(3)のソフトウェアのバージョンアップ方法について説明する。このソフトウェアのバージョンアップは、主に空気調和装置の動作に新機能等を付加する場合等に行われるものである。
図2に示すように、先ず、チェッカー(10)によってマイコン(3)のソフトウェアのバージョンアップを実行するバージョンアップ工程(S1)が行われる。このバージョンアップ工程(S1)は、チェッカー(10)のデータ記憶部(12)に格納されているソフトウェアのバージョンアップデータに基づきデータ処理部(11)のバージョンアップ処理によって行われる。
次に、EEPROM(4)に格納された設定バージョンデータをチェッカー(10)に読み込む設定バージョンデータ読込工程(S2)が行われる。この設定バージョンデータ読込工程(S2)は、EEPROM(4)に格納されている設定バージョンデータが、チェッカー(10)のデータ処理部(11)の読込処理によって読み込まれる。
次に、上記読込工程(S2)で読み込んだ設定バージョンデータと、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する設定バージョンデータが一致するか否か判定する設定バージョン判定工程(S3)が行われる。この設定バージョン判定工程(S3)は、チェッカー(10)のデータ処理部(11)の判定処理によって判定される。
ここで、上記設定バージョン判定工程(S3)において、互いの設定バージョンデータが一致しない場合は、EEPROM(4)にバージョンアップ後のソフトウェアに対応する設定データを書き込む設定データ書込工程(S4)が行われる。この設定データ書込工程(S4)は、チェッカー(10)のデータ記憶部(12)に格納されているバージョンアップ後のソフトウェアに対応した設定データが、チェッカー(10)のデータ処理部(11)の書込処理によってEEPROM(4)に書き込まれる。
次に、上記設定データ書込工程(S4)で書き込んだ設定データに基づく設定バージョンデータをEEPROM(4)に書き込む設定バージョンデータ書込工程(S5)が行われる。この設定バージョンデータ書込工程(S5)により、EEPROM(4)の設定バージョンデータが、バージョンアップ後のソフトウェアに対応することになる。
尚、上記設定バージョン判定工程(S3)において、互いの設定バージョンデータが一致した場合は、上記設定データ書込工程(S4)および設定バージョンデータ書込工程(S5)が省略される。
次に、EEPROM(4)に格納された検査バージョンデータをチェッカー(10)に読み込む検査バージョンデータ読込工程(S6)が行われる。この検査バージョンデータ読込工程(S6)は、EEPROM(4)に格納されている検査バージョンデータが、チェッカー(10)のデータ処理部(11)の読込処理によって読み込まれる。
次に、上記読込工程(S6)で読み込んだ検査バージョンデータと、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する検査バージョンデータが一致するか否か判定する検査バージョン判定工程(S7)が行われる。この検査バージョン判定工程(S7)は、チェッカー(10)のデータ処理部(11)の判定処理によって判定される。
ここで、上記検査バージョン判定工程(S7)において、互いの検査バージョンデータが一致しない場合は、バージョンアップ後のソフトウェアに対して製品検査が行われる(S8)。
次に、上記製品検査の検査データに基づいた検査バージョンデータをEEPROM(4)に書き込む検査バージョンデータ書込工程(S9)が行われる。この検査バージョンデータ書込工程(S9)により、EEPROM(4)の検査バージョンデータが、バージョンアップ後のソフトウェアに対応することになり、ソフトウェアのバージョンアップが完了する(S10)。
尚、上記検査バージョン判定工程(S7)において、互いの検査バージョンデータが一致した場合は、上記製品検査(S8)および検査バージョンデータ書込工程(S9)が省略され、ソフトウェアのバージョンアップが完了する(S10)。
また、設定バージョンデータ読込工程(S2)から設定バージョンデータ書込工程(S5)までの工程と、検査バージョンデータ読込工程(S6)から検査バージョンデータ書込工程(S9)までの工程とは、それぞれ別々に行うこともできる。
−実施形態の効果−
上記本実施形態によれば、EEPROM(4)に格納された設定データに基づく設定バージョンデータが、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する設定バージョンデータと一致するか否か判定するようにした。このため、互いの設定バージョンデータが一致する場合は、EEPROM(4)に格納された設定データおよび設定バージョンデータを書き換える必要がなくなる。また、EEPROM(4)に格納された検査バージョンデータが、バージョンアップ後のソフトウェアに対応する検査バージョンデータと一致するか否か判定するようにした。このため、互いの検査バージョンデータが一致する場合は、バージョンアップ後のソフトウェアに対して新たに製品検査を行う必要がない。これらにより、マイコン(3)のソフトウェアのバージョンアップに伴う工数を確実に低減させることができる。
また、EEPROM(4)には、上記設定バージョンデータおよび検査バージョンデータが格納されているため、ソフトウェアのバージョンアップを行う際、両方のバージョンデータに係る判定を行うことができる。これにより、マイコン(3)のソフトウェアのバージョンアップに伴う工程を確実に低減させることができる。
〈その他の実施形態〉
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
本実施形態は、室内機および室外機を有する空気調和装置に本発明を適用したが、本発明は、冷凍機等に対しても適用することができる。
尚、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、空調装置の制御装置のソフトウェアのバージョンアップ手段について有用である。
本実施形態に係る空気調和装置の概略ブロック構成図である。 本実施形態に係るソフトウェアのバージョンアップ工程図である。
符号の説明
2 プリント配線基板
3 マイコン
4 EEPROM
10 チェッカー

Claims (4)

  1. 所定の空調機器を所定のソフトウェアに基づいて制御する制御部(3)と、該制御部(3)の制御用データが格納された記憶部(4)とを備えた空調装置の制御装置であって、
    上記記憶部(4)は、上記ソフトウェアに対応する上記制御部(3)の制御用データに基づく設定バージョン情報が格納されている
    ことを特徴とする空調装置の制御装置。
  2. 請求項1において、
    上記記憶部(4)は、上記ソフトウェアに対応する製品検査に基づいたソフトウェア検査バージョン情報が格納されている
    ことを特徴とする空調装置の制御装置。
  3. 所定の空調機器を所定のソフトウェアに基づいて制御する制御部(3)と、該制御部(3)の制御用データが格納された記憶部(4)とを備えた空調装置の制御装置のソフトウェアバージョンアップ方法であって、
    上記ソフトウェアのバージョンアップを実行する第1ステップと、
    上記バージョンアップを実行した後、上記記憶部(4)に格納された制御部(3)の制御用データに基づく設定バージョン情報が、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定の設定バージョン情報であるか否か判定する第2ステップと、
    上記バージョンアップ前の設定バージョン情報が、上記所定の設定バージョン情報でないと判定されると、書込手段(10)が上記記憶部(4)にバージョンアップ後のソフトウェアに対応する制御用データを書き込む第3ステップと、
    上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する制御用データに基づく設定バージョン情報を上記書込手段(10)が新たに上記記憶部(4)に書き込む第4ステップとを備えている
    ことを特徴とする空調装置の制御装置のソフトウェアバージョンアップ方法。
  4. 請求項3において、
    上記記憶部(4)に格納されたバージョンアップ前のソフトウェアに対応する製品検査に基づいたソフトウェア検査バージョン情報が、上記バージョンアップ後のソフトウェアに対応する所定のソフトウェア検査バージョン情報であるか否か判定する第5ステップと、
    上記バージョンアップ前のソフトウェア検査バージョン情報が、上記所定のソフトウェア検査バージョン情報でないと判定されると、上記ソフトウェアに対して製品検査を行う第6ステップと、
    上記製品検査に基づくソフトウェア検査バージョン情報を書込手段(10)が新たに記憶部(4)に書き込む第7ステップとを備えている
    ことを特徴とする空調装置の制御装置のソフトウェアバージョンアップ方法。
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