JP3864909B2 - 冷凍装置の制御プログラムの書き換え方法 - Google Patents

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Description

本発明は、既設の冷凍装置に対して制御プログラムを書き換える方法に関する。
従来より、制御基板を交換しなくても制御プログラムの更新(バージョンアップ)が可能な冷凍装置が知られている。一般に、この種の冷凍装置の制御基板には、プログラムの書き換えが可能な記憶手段として、フラッシュメモリが設けられている。フラッシュメモリは、書き換えの際に既存のデータが一挙に消去されるという特性を有しており、消去の機能が単純になっていることから、書き換え自在な記憶手段のなかでも比較的安価なものである。
通常、上記制御プログラムのバージョンアップは、冷凍装置の保守点検を行うサービスマン等によって、以下のように実行される。まず、サービスマンは、制御プログラムを内蔵した端末装置を、通信ケーブルを介して冷凍装置の制御基板に接続する。そして、冷凍装置の機種を確認したうえでインストールすべき制御プログラムを選択し、当該制御プログラムを制御基板のフラッシュメモリに上書きする。
冷凍装置の機種によっては、制御プログラム記憶用のフラッシュメモリを複数備えているものも存在する。そのような冷凍装置に対しては、それぞれのフラッシュメモリに対してそれぞれの制御プログラムをインストールする。
しかし、フラッシュメモリに関しては、制御プログラムのバージョンアップの際に記憶内容の全体が入れ替えられるため、冷凍装置の制御プログラムの記憶手段として、以下のような課題を有していた。
すなわち、サービスマンが誤った制御プログラム(例えば、古いバージョンの制御プログラム、異なる機種用の制御プログラム、異なるフラッシュメモリ用の制御プログラム等)を選択してしまった場合でも、その誤った制御プログラムがそのまま上書きされてしまうという問題があった。その結果、冷凍装置の誤作動を招くおそれがあった。
近年、冷凍装置の設置現場において制御プログラムの書き換えを行う機会が増えている。また、今後とも制御プログラムの種類は増大し、バージョンアップの回数は増えていくものと予想されている。そのため、サービスマンにはより大きな負担がかかり、その結果、制御プログラムの書き換え作業に関して、従来以上の混乱が予想されている。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷凍装置の制御プログラム記憶用のフラッシュメモリに対して常に適正な制御プログラムを書き込む方法を提供することにある。
本発明に係る制御プログラムの書き換え方法は、制御プログラム記憶用のフラッシュメモリを有する既設の冷凍装置に対して、前記フラッシュメモリの制御プログラムを書き換える方法であって、少なくとも所定の機種の冷凍装置に関する最新バージョンの制御プログラムを内蔵した端末装置を、前記フラッシュメモリと通信自在な状態におき、前記フラッシュメモリから前記端末装置に、前記フラッシュメモリに現に記憶されている制御プログラムの適用対象機種およびバージョンの情報を含んだ識別情報を収集し、収集した制御プログラムの適用対象機種が前記端末装置に内蔵されている制御プログラムの適用対象機種と同一か否かを判定するとともに、収集した制御プログラムのバージョンが前記最新バージョンよりも古いか否かを判定し、前記各判定の結果がすべて合っている場合に、前記端末装置に内蔵されている最新バージョンの制御プログラムを前記フラッシュメモリに上書きする方法である。
このように上記方法では、制御プログラムの書き換えに先立ち、フラッシュメモリに現に記憶されている制御プログラムの識別情報を収集する。そして、現に記憶されている制御プログラムと端末装置に内蔵されている制御プログラムとが対比され、端末装置に内蔵されている制御プログラムが適正な制御プログラムであることを確認したうえで、プログラムの書き換えが行われることになる。
更に、本発明に係る制御プログラムの書き換え方法では、前記冷凍装置には、前記識別情報を記憶するための書き換え自在な補助記憶手段が設けられ、前記フラッシュメモリからの前記識別情報の収集に失敗すると、前記識別情報を前記補助記憶手段から収集し、前記フラッシュメモリに対する前記最新バージョンの制御プログラムの書き込みが正常に行われた後に、当該最新バージョンの制御プログラムの識別情報を前記補助記憶手段に上書きしている
このことにより、フラッシュメモリから端末装置に対して識別情報が正しく伝送されない場合であっても、補助記憶手段に記憶されている識別情報に基づいて、制御プログラムの書き換えが適正に行われることになる。これにより、フラッシュメモリに異なる機種の制御プログラムが上書きされたり、古いバージョンの制御プログラムが上書きされるといった事態は防止される。
本発明に係る他の制御プログラムの書き換え方法は、制御プログラム記憶用の複数のフラッシュメモリを有する既設の冷凍装置に対して、前記各フラッシュメモリの制御プログラムを書き換える方法であって、少なくとも所定の機種の冷凍装置に関する所定のフラッシュメモリ用の最新バージョンの制御プログラムを内蔵した端末装置を、前記既設冷凍装置のいずれか一つのフラッシュメモリと通信自在な状態におき、前記一のフラッシュメモリから前記端末装置に、前記フラッシュメモリに現に記憶されている制御プログラムの適用対象機種、適用対象フラッシュメモリおよびバージョンの情報を含んだ識別情報を収集し、収集した制御プログラムの適用対象機種が前記端末装置に内蔵されている制御プログラムの適用対象機種と同一か否かを判定し、収集した制御プログラムの適用対象フラッシュメモリが前記端末装置に内蔵されている制御プログラムの適用対象フラッシュメモリと同一か否かを判定し、収集した制御プログラムのバージョンが前記最新バージョンよりも古いか否かを判定し、前記各判定の結果がすべて合っている場合に、前記端末装置に内蔵されている最新バージョンの制御プログラムを前記フラッシュメモリに上書きする方法である。
このように上記方法では、各フラッシュメモリの制御プログラムの書き換えに先立ち、各フラッシュメモリに現に記憶されている制御プログラムの識別情報を収集する。そして、現に記憶されている制御プログラムと端末装置に内蔵されている制御プログラムとが対比され、端末装置に内蔵されている制御プログラムが適正な制御プログラムであることを確認したうえで、プログラムの書き換えが行われることになる。これにより、フラッシュメモリに異なる機種の制御プログラムが上書きされたり、異なるフラッシュメモリ用の制御プログラムが上書きされたり、古いバージョンの制御プログラムが上書きされるといった事態は防止される。
更に、本発明に係る他の制御プログラムの書き換え方法では、前記冷凍装置には、前記各フラッシュメモリの制御プログラムの識別情報を記憶するための書き換え自在な補助記憶手段が設けられ、前記フラッシュメモリからの前記識別情報の収集に失敗すると、前記識別情報を前記補助記憶手段から収集し、前記フラッシュメモリに対する前記最新バージョンの制御プログラムの書き込みが正常に行われた後に、当該最新バージョンの制御プログラムの識別情報を前記補助記憶手段に上書きしている
このことにより、フラッシュメモリから端末装置に対して識別情報が正しく伝送されない場合であっても、補助記憶手段に記憶されている識別情報に基づいて、制御プログラムの書き換えが適正に行われることになる。
なお、前記補助記憶手段はEEPROMによって構成されていてもよい。
また、前記補助記憶手段はジャンパまたはディップスイッチによって構成されていてもよい。
以上のように、本発明によれば、制御プログラムの書き換えに先立って、フラッシュメモリに現に記憶されている制御プログラムの識別情報を収集し、当該制御プログラムと端末装置に内蔵されている制御プログラムとを対比したうえで、プログラムの書き換えを行うようにした。そのため、プログラムの書き換え前に、上書きしようとしている制御プログラムが適正なプログラムであることを確認することができる。したがって、誤って不適切な制御プログラムを上書きしてしまう事態を防止することができる。
また、制御プログラムの識別情報を記憶するための補助記憶手段を設けているため、フラッシュメモリから識別情報を良好に収集できない場合に、フラッシュメモリの代わりに当該補助記憶手段から識別情報を収集することができる。したがって、フラッシュメモリから識別情報を収集できない場合であっても、制御プログラムの適正な書き換えを実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る冷凍装置はいわゆるビル用マルチエアコン(20)であり、図1に示すように、室外ユニット(21)と複数の室内ユニット(22,22,…)とが接続されて構成されている。
室外ユニット(21)には、圧縮機(24)と四路切換弁(25)と室外熱交換器(26)と電子膨張弁(27)とが設けられている。また、室外ユニット(21)には、制御基板等の電装品が収容された電装箱(1)が設けられている。各室内ユニット(22)には、電子膨張弁(29)と室内熱交換器(28)とが設けられている。
図2に示すように、電装箱(1)の内部には、マルチエアコン(20)の運転制御を実行するCPU(図示せず)と、このCPUに内蔵された第1フラッシュメモリ(11)および第2フラッシュメモリ(12)と、EEPROM(13)とが設けられている。なお、図2においては、理解の容易のために上記CPUの図示は省略している。両フラッシュメモリ(11,12)はマルチエアコン(20)の制御プログラムを記憶するものであり、第1フラッシュメモリ(11)には第1制御プログラムが記憶され、第2フラッシュメモリ(12)には上記第1制御プログラムと異なる第2制御プログラムが記憶されている。
第1制御プログラムおよび第2制御プログラムには、それぞれのプログラムを識別するための識別情報が含まれている。すなわち、各制御プログラムの特定のエリアには、マルチエアコン(20)の制御を実行するための実行プログラムの他に、識別情報が書き込まれている。識別情報としては、例えば、適用対象となっている冷凍装置の種類(適用対象機種)、適用対象となっているフラッシュメモリの番号(第1フラッシュメモリまたは第2フラッシュメモリ)、制御プログラムのプログラム名およびバージョン名などが挙げられる。
EEPROM(13)は、第1および第2フラッシュメモリ(11,12)に記憶されている制御プログラムの識別情報を記憶するためのものであり、フラッシュメモリ(11,12)の制御プログラムが書き換えられる度に、書き換え後の制御プログラムの識別情報が上書きされるように構成されている。
次に、図3を参照しながら、各制御プログラムの書き換え方法について説明する。まず、マルチエアコン(20)の保守点検を担当するサービスマンは、インターネット上の所定のホームページ(例えば、マルチエアコン(20)の製造元の会社またはメンテナンスを行う会社等のホームページなど)から自己の携帯用パソコン(15)(図2参照)に、マルチエアコン(20)に関する最新バージョンの制御プログラムをダウンロードする(ステップST1)。なお、説明の便宜のため、以下ではこの制御プログラムを“最新プログラム”という。
次に、サービスマンは、パソコン(15)を有線または無線の通信手段を介して第1フラッシュメモリ(11)と通信自在な状態におく。有線の通信手段としては、例えば、RS232CやUSB等のシリアル通信手段またはパラレル通信手段等を好適に用いることができる。無線の通信手段としては、赤外線信号を利用したワイヤレス通信手段等を好適に用いることができる。
そして、第1フラッシュメモリ(11)からパソコン(15)に、第1フラッシュメモリ(11)に現に記憶されている制御プログラム(この場合、第1制御プログラム)の識別情報を読み込む(ステップST2)。次に、この読み込みが正常に行われたか否かを判定し(ステップST3)、正常に行われた場合には、第1フラッシュメモリ(11)に記憶されている制御プログラムと前記最新プログラムとの適用対象機種が同一か否かを判定する(ステップST4)。つまり、前記最新プログラムの適用対象機種がマルチエアコン(20)であるか否かを判定する。一方、上記読み込みが正常に行われなかった場合は、第1フラッシュメモリ(11)の代わりにEEPROM(13)から上記識別情報を読み込み(ステップST5)、ステップST4の判定を行う。
ステップST4の判定の結果、適用対象機種が同一と判定された場合は、ステップST6に進み、第1フラッシュメモリ(11)に記憶されている制御プログラムと前記最新プログラムとの適用対象フラッシュメモリ番号が同一か否かを判定する。つまり、前記最新プログラムの適用対象フラッシュメモリが第1フラッシュメモリ(11)であるか否かを判定する。一方、ステップST4の判定結果がNOの場合は、パソコン(15)の画面に「対応ソフトがありません。」というエラーメッセージが表示される(ステップST8)。
ステップST6の判定の結果、適用対象フラッシュメモリ番号が同一と判定された場合は、ステップST7に進み、第1フラッシュメモリ(11)に記憶されている制御プログラムと前記最新プログラムとのバージョン名が同一か否かを判定する。つまり、第1フラッシュメモリ(11)に記憶されている制御プログラムのバージョンが最新のものか否かを判定する。判定結果がNOの場合は、以下のステップST10以降の処理を行う。一方、判定結果がYESの場合は、パソコン(15)の画面に「バージョンアップができません。」というエラーメッセージが表示される(ステップST9)。
ステップST10においては、第1フラッシュメモリ(11)からパソコン(15)に対して制御プログラムの読み込みが行われる。そして、ステップST11において、読み込んだ制御プログラムの中にデータ化けがないか否かが判定される。判定結果がNOの場合は、第1フラッシュメモリ(11)に異常が生じているおそれがあるので、パソコン(15)の画面に「フラッシュメモリの異常の可能性有り。」というエラーメッセージが表示され(ステップST16)、サービスマンの注意が喚起される。
一方、ステップST11の判定結果がYESの場合は、第1フラッシュメモリ(11)の制御プログラムの書き換えが実行される(ステップST12)。つまり、第1フラッシュメモリ(11)に記憶されている既存の制御プログラムが消去され、その代わりに、パソコン(15)から第1フラッシュメモリ(11)に最新プログラムが伝送され、当該第1フラッシュメモリ(11)に最新プログラムが書き込まれる。
上記最新プログラムの書き込みが終了すると、続いて、書き込み動作が正常に行われたか否かを確認するための照合作業が実行される。照合作業では、まず、第1フラッシュメモリ(11)からパソコン(15)に対して書き込み後の制御プログラムが転送され(ステップST13)、この転送された制御プログラムと前記最新プログラムとが照合される(ステップST14)。照合の結果、両プログラムが一致するときは、第1フラッシュメモリ(11)に最新プログラムが書き込まれている事実を記憶するために、EEPROM(13)に最新プログラムの識別情報が上書きされる(ステップST15)。一方、照合の結果、両プログラムが一致しないときは、ステップST16に進み、パソコン(15)の画面にエラーメッセージが表示される。
以上のようにして、第1フラッシュメモリ(11)に対する制御プログラムの書き換え作業が終了する。その後は、上記と同様にして、第2フラッシュメモリ(12)に対する制御プログラムの書き換え作業を実行する。
本実施形態によれば、各フラッシュメモリ(11,12)に現に記憶されている制御プログラムの識別情報を確認したうえでプログラムの書き換えを行うので、誤って不適切な制御プログラムを上書きしてしまうといった事態を確実に防止することができる。例えば、フラッシュメモリ(11,12)に異なる機種用の制御プログラムを書き込んでしまったり、第1フラッシュメモリ(11)に対して第2フラッシュメモリ(12)用の制御プログラムを書き込んでしまったり、フラッシュメモリ(11,12)に古いバージョンの制御プログラムを書き込んでしまったりすること等を確実に防止することができる。
その結果、サービスマン自らが制御プログラムを選択する必要はなくなり、サービスマンに対する制御プログラムの書き換え作業の負担は軽減される。
また、識別情報を記憶する補助記憶手段としてEEPROM(13)を設け、フラッシュメモリ(11,12)からの識別情報の伝送に失敗したときには、その代わりにEEPROM(13)から識別情報を収集することとしたので、識別情報をより確実に収集することができる。したがって、制御プログラムの書き換え作業の信頼性を向上させることができる。
なお、本発明の対象となる冷凍装置はマルチエアコン(20)に限定されず、その他の空気調和装置でもよい。また、冷蔵装置やフリーザー等、他の冷凍装置であってもよい。
マルチエアコン(20)には2つのフラッシュメモリ(11,12)が設けられていたが、冷凍装置に設けられるフラッシュメモリの個数は1個でもよく、3個以上であってもよい。フラッシュメモリを複数設ける場合、それらは同一仕様のフラッシュメモリであってもよく、異なる仕様のフラッシュメモリであってもよい。
本実施形態ではEEPROM(13)は1つしか設けられていないが、補助記憶手段としてのEEPROMの個数は特に限定されるものではない。EEPROMはフラッシュメモリの個数に応じて複数個設けられていてもよい。
補助記憶手段は、識別情報を電気的に記憶する記憶手段に限らず、識別情報を物理的に記憶する記憶手段であってもよい。例えば、補助記憶手段としてジャンパやディップスイッチなどを用いてもよい。
以上のように、本発明は、空気調和装置、冷蔵装置、冷凍を目的とする冷凍装置(狭義の冷凍装置)、除湿器等を含む広義の冷凍装置に特に有用である。
マルチエアコンの冷媒回路図である。 室外ユニットおよび携帯用パソコンの概念図である。 制御プログラムの書き換え方法のフローチャートである。

Claims (4)

  1. 制御プログラム記憶用のフラッシュメモリ(11,12)を有する既設の冷凍装置(20)に対して、前記フラッシュメモリ(11,12)の制御プログラムを書き換える方法であって、
    少なくとも所定の機種の冷凍装置に関する最新バージョンの制御プログラムを内蔵した端末装置(15)を、前記フラッシュメモリ(11,12)と通信自在な状態におき、
    前記フラッシュメモリ(11,12)から前記端末装置(15)に、前記フラッシュメモリ(11,12)に現に記憶されている制御プログラムの適用対象機種およびバージョンの情報を含んだ識別情報を収集し、
    収集した制御プログラムの適用対象機種が前記端末装置(15)に内蔵されている制御プログラムの適用対象機種と同一か否かを判定するとともに、収集した制御プログラムのバージョンが前記最新バージョンよりも古いか否かを判定し、
    前記各判定の結果がすべて合っている場合に、前記端末装置(15)に内蔵されている最新バージョンの制御プログラムを前記フラッシュメモリ(11,12)に上書きする一方、
    前記冷凍装置(20)には、前記識別情報を記憶するための書き換え自在な補助記憶手段(13)が設けられ、
    前記フラッシュメモリ(11,12)からの前記識別情報の収集に失敗すると、前記識別情報を前記補助記憶手段(13)から収集し、
    前記フラッシュメモリ(11,12)に対する前記最新バージョンの制御プログラムの書き込みが正常に行われた後に、当該最新バージョンの制御プログラムの識別情報を前記補助記憶手段(13)に上書きする
    ことを特徴とする冷凍装置の制御プログラムの書き換え方法。
  2. 制御プログラム記憶用の複数のフラッシュメモリ(11,12)を有する既設の冷凍装置(20)に対して、前記各フラッシュメモリ(11,12)の制御プログラムを書き換える方法であって、
    少なくとも所定の機種の冷凍装置に関する所定のフラッシュメモリ用の最新バージョンの制御プログラムを内蔵した端末装置(15)を、前記既設冷凍装置(20)のいずれか一つのフラッシュメモリ(11,12)と通信自在な状態におき、
    前記一のフラッシュメモリ(11,12)から前記端末装置(15)に、前記フラッシュメモリ(11,12)に現に記憶されている制御プログラムの適用対象機種、適用対象フラッシュメモリおよびバージョンの情報を含んだ識別情報を収集し、
    収集した制御プログラムの適用対象機種が前記端末装置(15)に内蔵されている制御プログラムの適用対象機種と同一か否かを判定し、収集した制御プログラムの適用対象フラッシュメモリが前記端末装置(15)に内蔵されている制御プログラムの適用対象フラッシュメモリと同一か否かを判定し、収集した制御プログラムのバージョンが前記最新バージョンよりも古いか否かを判定し、
    前記各判定の結果がすべて合っている場合に、前記端末装置(15)に内蔵されている最新バージョンの制御プログラムを前記フラッシュメモリ(11,12)に上書きする一方、
    前記冷凍装置(20)には、前記各フラッシュメモリ(11,12)の制御プログラムの識別情報を記憶するための書き換え自在な補助記憶手段(13)が設けられ、
    前記フラッシュメモリ(11,12)からの前記識別情報の収集に失敗すると、前記識別情報を前記補助記憶手段(13)から収集し、
    前記フラッシュメモリ(11,12)に対する前記最新バージョンの制御プログラムの書き込みが正常に行われた後に、当該最新バージョンの制御プログラムの識別情報を前記補助記憶手段(13)に上書きする
    ことを特徴とする冷凍装置の制御プログラムの書き換え方法。
  3. 請求項1又は2に記載の冷凍装置の制御プログラムの書き換え方法であって、
    前記補助記憶手段はEEPROM(13)によって構成されていることを特徴とする冷凍装置の制御プログラムの書き換え方法。
  4. 請求項1又は2に記載の冷凍装置の制御プログラムの書き換え方法であって、
    前記補助記憶手段は、ジャンパまたはディップスイッチによって構成されていることを特徴とする冷凍装置の制御プログラムの書き換え方法。
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