JP2001041359A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JP2001041359A JP11216625A JP21662599A JP2001041359A JP 2001041359 A JP2001041359 A JP 2001041359A JP 11216625 A JP11216625 A JP 11216625A JP 21662599 A JP21662599 A JP 21662599A JP 2001041359 A JP2001041359 A JP 2001041359A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルの孔部に対するカップ部の挿入性を向
上させる。 【解決手段】 ワイヤハーネス26を挿通する筒状部9
と、筒状部に交差する封止壁3を有し、パネル13の孔
部14に嵌着するカップ部2とを備え、封止壁3が縮径
方向の可撓性を有し、可撓性の封止壁3によってカップ
部2が縮径される。封止壁3が断面略S字状に屈曲形成
された。封止壁3に続くカップ部2の肩部4の内周面側
が湾曲状に肉抜き(5)された。また、カップ部2の厚
肉の裾部7に、グロメット軸方向に延びる溝部8が形成
された。溝部8は断面V字状に形成された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスを
パネルの孔部に挿通する際に使用される防水用の弾性の
グロメットに係り、パネルの孔部にカップ部の後部側か
ら容易に挿入し得るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のグロメットの一例を示すも
のである。このグロメット31は合成ゴムで形成され、
車両のパネル13の円形の孔部14に嵌合するカップ部
32と、カップ部32を貫通して形成された筒状部33
と、筒状部33に続き、カップ部32の内側に反転して
収容された防音膜34とを備えている。筒状部33には
ワイヤハーネス26が挿通固定され、カップ部32はパ
ネル13の孔部14を塞いで、パネル13の外側から内
側への水や塵の侵入を防止する。
【0003】カップ部32は厚肉の周壁35と、筒状部
33に直交するやや薄肉の封止壁36とで構成され、周
壁35の外周に、パネル13に対する嵌着溝37が設け
られ、周壁35の後端から外向きに鍔状のシールリップ
38が突出形成されている。本明細書ではカップ部31
の開口39側を後部側と定義する。
【0004】周壁35は封止壁36側から嵌着溝37に
かけて略テーパ状に肉厚を増し、嵌着溝37からシール
リップ38にかけては真直な厚肉の裾部40となってい
る。裾部40の外径は傾斜状の肩部41の外径よりも大
きく、嵌着溝37の一側面は他側面よりも大径に形成さ
れて、パネル13を肩部41側から確実に当接可能とな
っている。肩部41の外周には、パネル13との摺動抵
抗を軽減させるための断面鋸歯状の突条42が複数形成
されている。
【0005】シールリップ38は裾部40の後端から湾
曲して鍔状に形成され、薄肉で前方向への可撓性を有し
ている。防音膜34はカップ部32を通じて室外の音が
室内に侵入するのを防止するためのものであり、カップ
部32内に環状の中空層43を構成している。
【0006】筒状部33の一方は防音膜34の屈曲部に
続き、筒状部33の他方はカップ部32の封止壁36か
ら前方に突出して、ワイヤハーネス26をビニルテープ
で巻回固定する小径部44に続いている。ワイヤハーネ
ス26はグロメット31をパネル13に装着する前にグ
ロメット31内に挿通される。
【0007】一般的にグロメット31をパネル13の孔
部14に嵌着させるには、パネル13の後方から孔部1
4に筒状部33を通し、パネル13の前側から筒状部3
3を引っ張って(この際、ワイヤハーネス44が挿通さ
れているから、筒状部33が潰れることはない)、カッ
プ部32の肩部41をパネル13の孔部14に摺接させ
つつ、図3の如く嵌着溝37を孔部14の周縁に嵌合さ
せる。シールリップ38はパネル側の例えば防音材15
の表面に密着する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パネル
13の後側にグロメット31を仮置きするスペースがな
い場合や、部品組付上、パネル13の前側からしかグロ
メット31をパネル13に組み付けることができない場
合には、図4の如くグロメット31を斜めにした状態
で、カップ部32の後端側からパネル13の孔部14に
挿入し、パネル13の前方にはみ出したカップ部32の
厚肉の裾部40を手で潰しながらカップ部全体をパネル
13の後方に入れ、次いで筒状部33を前方に引っ張る
ことで、孔部14の周縁を嵌着溝37に嵌合させる。
【0009】この作業において、上記従来のグロメット
31は、カップ部32の剛性が高いために、カップ部3
2を手で潰しながらパネル13の孔部14に挿入する作
業や、孔部14に嵌着溝37を嵌合させる作業が大変で
あった。
【0010】また、図4の如く、グロメット31を傾け
てカップ部32の一側方をパネル13の孔部14内に挿
入した際に、孔部14の周縁がカップ部32の他側方の
厚肉の裾部40やシールリップ38に干渉しやすく、カ
ップ部32やシールリップ38が傷付きやすいという問
題もあった。シールリップ38が傷付いた場合は、防水
性や遮音性が悪くなるという懸念があった。また、カッ
プ部32の後部を孔部14に挿入した後、筒状部33を
引っ張ってカップ部32の外周を孔部14の周縁に摺接
させた際に、カップ部32の剛性が高いために、カップ
部32の外周が傷付きやすいという問題もあった。
【0011】本発明は、上記した点に鑑み、カップ部を
パネルの孔部に挿入して嵌着させる作業を容易に、しか
もカップ部やシールリップ部に傷を付けることなく確実
に行うことができるグロメットを提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ワイヤハーネスを挿通する筒状部と、該
筒状部に交差する封止壁を有し、パネルの孔部に嵌着す
るカップ部とを備える弾性のグロメットにおいて、前記
封止壁が縮径方向の可撓性を有し、該可撓性の封止壁に
よって前記カップ部が縮径されることを特徴とする(請
求項1)。前記封止壁が断面略S字状に屈曲形成された
ことも有効である(請求項2)。また、前記封止壁に続
く前記カップ部の肩部の内周面側が湾曲状に肉抜きされ
たことを特徴とする(請求項3)。また、ワイヤハーネ
スを挿通する筒状部と、該筒状部に続き、パネルの孔部
に嵌着するカップ部とを備える弾性のグロメットにおい
て、該カップ部の厚肉の裾部に、グロメット軸方向に延
びる溝部が形成されたことを特徴とする(請求項4)。
前記溝部が断面V字状に形成されたことも有効である
(請求項5)。請求項4又は5記載の溝部を有する請求
項1〜3の何れかに記載のグロメットも有効である(請
求項6)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係
るグロメットの一実施形態を示すものである。
【0014】このグロメット1は従来のグロメットに較
べて三つの特徴を有している。先ず、第一にカップ部2
の封止壁3が断面略S字状に屈曲して形成されている。
第二に、封止壁3に続くカップ部2の肩部4の内周側が
抉られて湾曲形状に肉抜き(5)されている。第三に、
カップ部2の周壁6の後部側の厚肉の裾部7の後端面7
a側に断面V字状の溝部8が環状に形成されている。
【0015】カップ部2の封止壁3は従来よりもやや薄
肉に形成され、封止壁3の基部は筒状部9に対してやや
前向きに傾斜して交差し、交差部10から後方に小さく
湾曲して続き、この小さな第一湾曲部(可撓部)11
は、前方に大きく湾曲した第二湾曲部(可撓部)12に
続き、両湾曲部11,12で断面略S字状の可撓性の封
止壁3を構成し、第二湾曲部12は肩部4に続いてい
る。
【0016】交差部10において筒状部9は内側に厚肉
に形成され、この厚肉部25によって剛性が付与されて
いる。肩部4の外周側は略テーパ状に、正確にはやや湾
曲して、パネル13に対する嵌着溝16に続いている。
肩部4の外周には従来同様に、パネル13の孔部14の
周縁との摺動抵抗を軽減させるための複数の突条17が
形成されている。カップ部2の肩部4の内周側は、従来
例(図3)と比較すると明らかな如く、肉抜き部5によ
って大きく湾曲状に抉られており、それによって肩部4
が薄肉化されている。断面略S字状の封止壁3の内面と
肩部4の内面とは肉抜き部5によって滑らかに繋がって
いる。
【0017】断面略S字状の可撓性の封止壁3によって
カップ部2の周壁6が径方向に縮み可能であり、肩部4
の肉抜き部5によって、肩部4の柔軟性が増し、肩部4
が潰れ方向に変形しやすくなる。肉抜き部5は、封止壁
3の第二湾曲部12の内面を大きく湾曲形成するために
も必要であり、肉抜き部5があることで、封止壁3の外
径を大きくせずに、封止壁3を断面略S字状に湾曲形成
することができる。断面略S字状の封止壁3と肩部4の
肉抜き部5との共働作用でカップ部2の縮径動作が容易
化する。
【0018】肉抜き部5はほぼ嵌着溝16の内側位置ま
で続いている。嵌着溝16は、肩部4の外周面に続く短
い一側面16aと、一側面16aに対向する長い他側面
16bとを有し、他側面16bは肩部4に対して段差を
もって厚肉の裾部7の外周面7bに続いている。裾部7
の外周面7bはややテーパ状に裾広がりに傾斜して後端
側の鍔状のシールリップ18の前面に続いている。シー
ルリップ18は従来同様に基部18a側が後方に湾曲し
て突出し、先端18b側がパネル13側の防音材15に
対してほぼ平行に位置する。
【0019】シールリップ18の後面は裾部7の後端面
7aに続いている。裾部7の後端面7aから嵌着溝16
に向けて裾部7の中間部まで断面V字状の溝部8が環状
に形成されている。溝部8は対向する側面8aを有して
いる。裾部7は溝部8によって径方向に二分された形と
なっている。溝部8の底部8bはV字の底の如く狭くな
っており、底部8bから溝部8の開口8c側にかけてテ
ーパ状に拡幅されている。溝部8の開口8cが裾部7の
後端面7aに位置している。
【0020】溝部8の深さは、裾部7の後端面7aから
嵌着溝16の幅広の側面16bまでの距離のほぼ半分程
度である。裾部7の後端面7aから嵌着溝16の側面1
6bまでの部分19が撓み支点となり、裾部7が断面V
字状の溝部8を潰す方向すなわち板厚方向(グロメット
径方向)に縮径可能である。
【0021】本実施形態のグロメット1のその他の部分
の構成については本発明の特徴部分ではないが一応説明
する。カップ部2の裾部7は内周面側においてグロメッ
ト軸方向に薄肉に延長されて、防音膜20の屈曲部21
に対する保護壁23となっている。防音膜20はカップ
部2内に反転した状態で収容され、反転部22はテーパ
状に厚肉に形成され、この剛性化により抜け出しが防止
されている。これらの構成は別件で提案する。
【0022】防音膜20の屈曲部21は傾斜部24を経
てカップ部2内の筒状部9に続き、筒状部9はカップ部
2から前方に突出延長されて、ワイヤハーネス26を密
着固定する小径部27に続いている。カップ部2の嵌着
溝16はパネル13の孔部14の周縁に係合可能であ
り、シールリップ18はパネル13と一体の防音材15
の面に密着可能である。
【0023】上記グロメット1をパネル13の孔部14
に装着する際には、図2に示す如く、カップ部2を径方
向に大きく縮めて、カップ部2の後部側からパネル13
の孔部14に挿入する。カップ部2は断面略S字状の湾
曲部11,12(図1)と肉抜き部5との相乗効果で封
止壁3から容易に潰れることができる。すなわち、第二
湾曲部12が前方に突出しているから、第二湾曲部12
の頂部を支点として第一湾曲部11と肩部4とが縮径方
向に移動しつつ相互に近接し、カップ部2の肩部4が小
さな力で径方向に窄まってカップ部全体が小径化する。
【0024】これにより、孔部14に対する摩擦力が低
減してカップ部2の挿入性が高まり、挿入作業が容易化
すると共に、孔部14の周縁14aに対するカップ部2
の擦れが小さくなり、カップ部2の外周の傷付きが防止
される。。
【0025】また、カップ部2の後部側の厚肉の裾部7
を径方向(内向き)に押圧することにより、断面V字状
の溝部8が潰れて裾部7が小径化する。前述の如くカッ
プ部全体が小径化した上に裾部7が縮径されるから、シ
ールリップ18を密着させた状態の裾部7の外径Dや、
シールリップ18から封止壁3の基部までの距離(高
さ)Hが大きく狭められる。これによっても孔部14へ
のカップ部2の後部側の挿入性が高まり、挿入作業が容
易化すると共に、孔部14の周縁14aに対するシール
リップ18の擦れが小さくなり、シールリップ18の傷
付きが防止される。
【0026】図2と従来例の図4との対比で明らかなよ
うに、カップ部全体が縮径し、且つ裾部7が縮径するこ
とで、図2の如くカップ部2の一側方を前方から孔部1
4に挿入した時点で、カップ部2の他側方は孔部14の
周縁14aと同一位置にあり、相互の干渉が極めて小さ
くなる。これによってもシールリップ18や裾部7の傷
付きが防止される。
【0027】また、図1において裾部7の外周面7aを
ややテーパ状に形成したことで、図2の如くシールリッ
プ18を裾部7の外周面7aに密着させた際に、シール
リップ18の基部(付根)18a側の湾曲が小さくな
り、基部18a側の突出量が小さくなる。これによって
も、パネル13の孔部14の周縁14aに対してシール
リップ18が干渉しにくくなり、シールリップ18の傷
付きが防止される。
【0028】従来同様に、カップ部2の後部側からパネ
ル13の孔部14に挿入した後、前側の筒状部9を持っ
てグロメット1を前方に引っ張ることで、嵌着溝16が
パネル13の孔部14に嵌合する。
【0029】なお、前記断面略S字状の封止壁3に代え
て断面波型状や断面略V字状の封止壁(図示せず)を用
いることも可能である。但し、断面略S字状の封止壁3
を用いた場合には、他の実施形態の封止壁よりも復元性
に優れ、且つ封止壁3の径方向の肥大化が防止される。
復元力は第一湾曲部11によっても発揮される。
【0030】また、前記断面V字状の溝部8に代えて断
面U字状の溝部(図示せず)を用いることも可能であ
る。但し、断面V字状の溝部8は断面U字状の溝部に較
べて裾部7を相互に完全密着させることができ、裾部7
をより縮径させやすい。
【0031】また、カップ部2の断面略S字状の封止壁
3と肉抜き部5とを備えたグロメット(この場合、溝部
8はない)をパネル13の孔部14に対して後方から前
方に挿入する場合でも、カップ部2が縮径することで、
挿入及び装着作業を容易且つ確実に行うことができる。
また、防音膜20のないグロメットにも本発明の特徴部
分を適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、グロメットをパネルの孔部に挿入する際に、カップ
部を小さな力で付根側の封止壁側から容易に縮径させる
ことができるから、挿入作業が容易化・効率化する。カ
ップ部を小さな力で容易に且つ確実に縮径させることが
できるから、カップ部の後端側からパネルの孔部に挿入
する場合でも作業が容易で、且つグロメットを確実にパ
ネルに装着することができる。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、断面
略S字状の封止壁によって縮径時に撓みを確実に吸収で
き、効率的に縮径できると共に、パネル挿入後の復元性
に優れ、カップ部を確実にパネルの孔部に密着固定させ
ることができる。
【0034】また、請求項3記載の発明によれば、肉抜
きによって肩部の柔軟性が増し、パネルの孔部への挿入
時に肩部が容易に撓んで挿入性が向上する。特に、可撓
性の封止壁との相乗効果でカップ部の可撓性が増し、カ
ップ部の縮径が効率良く且つ確実に行われるから、挿入
作業性が一層向上する。
【0035】また、請求項4記載の発明によれば、カッ
プ部の厚肉の裾部を径方向に押圧することで、溝部が潰
れ、裾部を小さな力で容易に縮径させることができるか
ら、カップ部の裾部側すなわち後端側からパネルの孔部
に挿入する場合に挿入作業を容易且つ確実に行うことが
できる。
【0036】また、請求項5記載の発明によれば、裾部
を径方向に押圧して溝部が潰れた際に、断面V字状の溝
部の対向する両側面が隙間なく密着するから、裾部が確
実に小径化され、前記挿入作業が一層容易化される。
【0037】また、請求項6記載の発明によれば、可撓
性の封止壁と、肉抜きされた柔軟な肩部によってカップ
部が全体的に縮径された上に、溝部によって裾部が縮径
されるから、三者の相乗効果で、カップ部を裾部側から
パネルの孔部に挿入する作業が一層容易化・確実化す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグロメットの一実施形態を示す自
由状態における縦断面図である。
【図2】グロメットを後部側からパネルの孔部に挿入す
る状態を示す縦断面図である。
【図3】従来のグロメットを示す縦断面図である。
【図4】同じくグロメットを後部側からパネルの孔部に
挿入する状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 グロメット 2 カップ部 3 封止壁 4 肩部 5 肉抜き部 7 裾部 8 溝部 9 筒状部 13 パネル 14 孔部 26 ワイヤハーネス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを挿通する筒状部と、該
    筒状部に交差する封止壁を有し、パネルの孔部に嵌着す
    るカップ部とを備える弾性のグロメットにおいて、前記
    封止壁が縮径方向の可撓性を有し、該可撓性の封止壁に
    よって前記カップ部が縮径されることを特徴とするグロ
    メット。
  2. 【請求項2】 前記封止壁が断面略S字状に屈曲形成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載のグロメット。
  3. 【請求項3】 前記封止壁に続く前記カップ部の肩部の
    内周面側が湾曲状に肉抜きされたことを特徴とする請求
    項1又は2記載のグロメット。
  4. 【請求項4】 ワイヤハーネスを挿通する筒状部と、該
    筒状部に続き、パネルの孔部に嵌着するカップ部とを備
    える弾性のグロメットにおいて、該カップ部の厚肉の裾
    部に、グロメット軸方向に延びる溝部が形成されたこと
    を特徴とするグロメット。
  5. 【請求項5】 前記溝部が断面V字状に形成されたこと
    を特徴とする請求項4記載のグロメット。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の溝部を有すること
    を特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のグロメッ
    ト。
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