JP2001039325A - 車線追従装置 - Google Patents

車線追従装置

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JP2001039325A
JP2001039325A JP11219170A JP21917099A JP2001039325A JP 2001039325 A JP2001039325 A JP 2001039325A JP 11219170 A JP11219170 A JP 11219170A JP 21917099 A JP21917099 A JP 21917099A JP 2001039325 A JP2001039325 A JP 2001039325A
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automatic steering
automatic
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佐藤  茂樹
Kiyonari Kaminuma
研也 上沼
Hiroshi Mori
宏 毛利
Hiroyuki Kosho
裕之 古性
Masayasu Shimakage
正康 島影
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム原価が低く、操舵感を損なうことも
なく、ドライバーの意図を反映し、ドライバーに違和感
を与えることなく自動操舵から手動操舵方向への切り替
えを達成する車線追従装置を提供すること。 【解決手段】 操舵力伝達系aに設けられ、操舵トルク
もしくは操舵反力トルクを与える自動操舵アクチュエー
タbと、自動操舵時、実操舵角が制御目標操舵角に一致
するように自動操舵アクチュエータbに制御指令を出力
する自動操舵制御手段fと、を備えた車線追従装置にお
いて、自動操舵モードでの走行時、操舵角情報の変化に
基づいてドライバーが自動操舵に介入しているかどうか
を判定する自動操舵介入判定手段gを設け、自動操舵介
入判定手段gによる自動操舵介入判定時、自動操舵アク
チュエータbによる制御量を小さく抑える補正をする制
御量補正手段hを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車線情報を取り込
み、操舵トルクを操舵力伝達系に与えることで前方車線
に自車を追従させる自動操舵を行う制御装置、もしく
は、操舵反力トルクを操舵力伝達系に与えることで前方
車線に自車を追従させるべくドライバー操舵をサポート
する制御装置として適用される車線追従装置の技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、車線追従装置としては、例えば、
特開平9−240502号公報に記載のものが知られて
いる。
【0003】この公報には、スイッチによらず運転者の
意図を的確に捕捉して自動運転と手動運転とを切り替え
ることを目的とし、運転者からの操舵トルクを検出する
トルクセンサを設け、トルクセンサからの出力が所定の
しきい値未満のときには自動操舵モードに設定し、トル
クセンサからの出力が所定のしきい値以上のときには手
動操舵モードに設定する技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車線追従装置にあっては、下記に列挙する問題があ
る。
【0005】(1) 高価なトルクセンサを設ける必要があ
るし、トルクセンサは出力値のドリフトに対する補正等
を考慮するとシステム原価は高くなる。
【0006】(2) トルクセンサは軸のねじれ角を抵抗値
変化に置き換えて検出するものであり、ねじれ剛性の高
い部分に設定したのでは精度の高いトルク検出ができな
い。よって、操舵トルクが伝達されるステアリングシャ
フトの一部をトルクセンサ設置のために細いシャフトに
する必要がある。このため、ステアリング系のねじり剛
性が下がることになり、操舵感が悪くなる。
【0007】(3) 自動操舵モードと手動操舵モードがO
N/OFF的に切り替えられるため、自動操舵モードか
ら手動操舵モードへの変更時、アクチュエータにより付
与されていた操舵トルクが急にゼロとなるように、急激
な操舵トルクの変動があり、ドライバーに違和感を与え
る。
【0008】本発明は上記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、システム原価が低く、操
舵感を損なうこともなく、ドライバーの意図を反映し、
ドライバーに違和感を与えることなく自動操舵から手動
操舵方向への切り替えを達成する車線追従装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、図1のクレーム対応図に示すように、操舵力伝達系
aに設けられ、操舵トルクもしくは操舵反力トルクを与
える自動操舵アクチュエータbと、実操舵角を検出する
実操舵角検出手段cと、前方道路の車線状態を検出する
車線情報検出手段dと、前方車線に自車を追従させるた
めに必要な制御目標操舵角を算出する制御目標操舵角算
出手段eと、自動操舵時、実操舵角が制御目標操舵角に
一致するように前記自動操舵アクチュエータbに制御指
令を出力する自動操舵制御手段fと、を備えた車線追従
装置において、自動操舵モードでの走行時、操舵角情報
の変化に基づいてドライバーが自動操舵に介入している
かどうかを判定する自動操舵介入判定手段gを設け、前
記自動操舵介入判定手段gによる自動操舵介入判定時、
自動操舵アクチュエータbによる制御量を小さく抑える
補正をする制御量補正手段hを設けたことを特徴とす
る。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
車線追従装置において、前記制御量補正手段hを、自動
操舵介入判定時、ドライバー介入度合いが第1設定レベ
ルから第2設定レベルまでは自動操舵アクチュエータに
よる制御量を介入度合いが大きくなるほど徐々に小さく
なる制御量に補正し、ドライバー介入度合いが第2設定
レベルを超えると自動操舵アクチュエータによる制御量
をゼロにする補正を行う手段としたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の車線追従装置において、前記自動操舵介
入判定手段gを、検出される実操舵角と算出される制御
目標操舵角の偏差が設定偏差以上のときにドライバー介
入時であると判定する手段としたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の車線追従装置において、前記自動操舵介
入判定手段gを、検出される実操舵角と算出される制御
目標操舵角の偏差の微分値が設定偏差微分値以上のとき
にドライバー介入時であると判定する手段としたことを
特徴とする。
【0013】
【発明の作用および効果】請求項1記載の発明では、自
動操舵時、制御目標操舵角算出手段eにおいて、車線情
報検出手段dにより検出された前方車線に自車を追従さ
せるために必要な制御目標操舵角が算出され、自動操舵
制御手段fにおいて、実操舵角検出手段cからの実操舵
角が、制御目標操舵角算出手段eからの制御目標操舵角
に一致するように、操舵力伝達系aに操舵トルクもしく
は操舵反力トルクを与える自動操舵アクチュエータbに
制御指令が出力される。
【0014】そして、上記自動操舵モードでの走行時、
自動操舵介入判定手段gにおいて、操舵角情報の変化に
基づいてドライバーが自動操舵に介入しているかどうか
が判定され、制御量補正手段hにおいて、自動操舵介入
判定時、自動操舵アクチュエータbによる制御量を小さ
く抑える補正がなされる。
【0015】このように、ドライバーの自動操舵への介
入を、自動操舵制御で用いられる操舵角情報の変化に基
づいて判定するようにしているため、従来のトルクセン
サからのセンサ情報を用いる場合に比べ、システム原価
が低くなるばかりでなく、ステアリング系のねじり剛性
が下がって操舵感を損なうこともない。
【0016】また、自動操舵中にドライバーによる手動
操舵介入を判定することにより、ドライバーの操舵意図
がそのまま反映される。
【0017】さらに、自動操舵介入判定時、自動操舵ア
クチュエータbによる制御量を小さく抑える補正によ
り、自動操舵から手動操舵方向へ切り替えられる。つま
り、この切り替えは、モード切替ではなく、自動操舵モ
ードでの制御量を抑えて手動操舵を許容するものである
ため、従来のON/OFF的なモード切替に比べ、ドラ
イバーに違和感を与えることがない。
【0018】請求項2記載の発明では、制御量補正手段
hにおいて、自動操舵介入判定時、ドライバー介入度合
いが第1設定レベルから第2設定レベルまでは自動操舵
アクチュエータによる制御量を介入度合いが大きくなる
ほど徐々に小さくなる制御量に補正され、ドライバー介
入度合いが第2設定レベルを超えると自動操舵アクチュ
エータによる制御量がゼロにされる補正が行なわれる。
【0019】よって、この切り替えは、ドライバー介入
度合いが第1設定レベルから第2設定レベルまでは自動
操舵モードを維持しながら手動操舵入力の許容量を徐々
に増してゆき、ドライバー介入度合いが第2設定レベル
を超えると手動操舵モードへの切り替えがなされるた
め、ドライバーへ違和感を与えない円滑なモード切り替
えを達成することができる。
【0020】請求項3記載の発明では、自動操舵介入判
定手段gにおいて、検出される実操舵角と算出される制
御目標操舵角の偏差が設定偏差以上のときにドライバー
介入時であると判定される。
【0021】すなわち、自動操舵モードでの走行中にド
ライバーが、例えば、直進走行時に走行車線を右か左に
オフセットするべくステアリング操作を行うと、検出さ
れる実操舵角が変化するのに対し、制御目標操舵角は一
定舵角を保とうとし、両操舵角の偏差が大きくなる。つ
まり、この偏差が設定偏差以上となる場合、ドライバー
が自動操舵に介入したと判定することができる。
【0022】よって、自動操舵制御で制御情報として用
いられる実操舵角と制御目標操舵角の偏差量を監視する
ことで、ドライバーが自動操舵にどの程度介入している
かまで精度良く判定することができる。
【0023】請求項4記載の発明では、自動操舵介入判
定手段gにおいて、検出される実操舵角と算出される制
御目標操舵角の偏差の微分値が設定偏差微分値以上のと
きにドライバー介入時であると判定される。
【0024】すなわち、自動操舵モードでの走行中にド
ライバーが、例えば、直進走行時に障害物を避けようと
して急にステアリング操作を行うと、検出される実操舵
角が急変するのに対し、制御目標操舵角は一定舵角を保
とうとし、両操舵角の偏差微分値が大きくなる。つま
り、この偏差微分値が設定偏差微分値以上となる場合、
ドライバーが自動操舵に介入したと判定することができ
る。
【0025】よって、自動操舵制御で制御情報として用
いられる実操舵角と制御目標操舵角の偏差微分値を監視
することで、急操舵時にドライバーの自動操舵への介入
を応答良く判定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)実施の形態1は
請求項1〜3に記載の発明に対応する車線追従装置であ
る。
【0027】まず、構成を説明する。
【0028】図2は実施の形態1の車線追従装置が適用
された自動車用操舵系を示す全体システム図であり、図
2において、1はステアリングホイール、2はステアリ
ングシャフト(操舵力伝達系aに相当)、3は自在継
手、4はラックアンドピニオン式ステアリングギヤボッ
クス、5はサイドロッド、6はウォームホイールギヤ、
7はモータ(自動操舵アクチュエータbに相当)、8は
ウォームギヤ、9は電磁クラッチ、10は操舵角センサ
(実操舵角検出手段cに相当)、11はCCDカメラ
(車線情報検出手段dに相当)、12は自動操舵コント
ローラである。
【0029】前記ステアリングシャフト2は、ステアリ
ングホイール1と一体に回転するアッパーシャフト2a
と、アッパーシャフト2aとは自在継手3により連結さ
れたロアシャフト2bとで構成され、アッパーシャフト
2aの上端にステアリングホイール1が取り付けられ、
ロアシャフト2bの下端に設けられたピニオンがラック
アンドピニオン式ステアリングギヤボックス4内で車両
左右方向に延びるサイドロッド5の螺合されている。
【0030】前記アッパーシャフト2aの下部には、ウ
ォームホイールギヤ6が設けられ、これに螺合するウォ
ームギヤ8がモータ7のモータ軸に設けられ、モータ駆
動によりアッパーシャフト2aにモータ操舵トルクが与
えられる。尚、モータ7には電磁クラッチ9が内蔵され
ている。
【0031】前記操舵角センサ10は、アッパーシャフ
ト2aの上部に設けられていて、アッパーシャフト2a
の回転角θを検出し、その信号を自動操舵コントローラ
12に送る。そして、自動操舵コントローラ12の実操
舵角演算部では、回転角θとステアリングギヤ比を用い
て実操舵角θdが算出される。
【0032】前記CCDカメラ11は、進行方向の前方
道路を撮影し、その映像信号を自動操舵コントローラ1
2に送る。そして、自動操舵コントローラ12の画像処
理部では、CCDカメラ11からの信号に基づく前方映
像を画像処理し、白線あるいはセンターラインなどの前
方車線の境界線が抽出識別され、自車走行状態情報が作
成される。
【0033】前記自動操舵コントローラ12では、自動
操舵モード選択時、自車走行状態情報に基づいて前方車
線に自車を追従させるために必要な操舵トルクTrと目
標操舵角θoptが算出され、実操舵角θdが目標操舵角
θoptに一致するように、前記モータ7に操舵トルクT
r(=モータ操舵トルクTrout)を得る制御指令(モー
タ電流)を出力する自動操舵の基本制御が行われる。
【0034】次に、作用を説明する。
【0035】[自動操舵制御作動]図3は自動操舵コン
トローラ12の自動操舵制御部(自動操舵制御手段fに
相当)で行われる自動操舵制御作動の流れを示すフロー
チャートで、以下、各ステップについて説明する。
【0036】ステップ30では、実操舵角演算部からの
実操舵角θdと、画像処理部からの自車走行状態情報が
読み込まれる。
【0037】ステップ31では、自車走行状態情報に基
づいて前方車線に自車を追従させるために必要な操舵ト
ルクTrと目標操舵角θoptが算出される(制御目標操
舵角算出手段eに相当)。
【0038】ステップ32では、実操舵角θdと目標操
舵角θoptとの差の絶対値である偏差操舵角θh(=|
θd−θopt|)が算出される。
【0039】ステップ33では、偏差操舵角θhが第1
しきい値θ0未満かどうかが判断される。
【0040】ステップ34では、ステップ33でθh<
θ0であると判断されたとき、モータ操舵トルク(電
流)Troutが、ステップ31で算出された操舵トルク
Trに設定される。
【0041】ステップ35では、ステップ33でθh≧
θ0であると判断されたとき、偏差操舵角θhが第2し
きい値2θ0未満かどうかが判断される。
【0042】ステップ36では、ステップ35でθh<
2θ0であると判断されたとき、モータ操舵トルク(電
流)Troutが、Trout=Tr(2θ0−θh)/θ0
に設定される。つまり、偏差操舵角θhがθ0≦θh<
2θ0の範囲であるとき、偏差操舵角θhが大きくなる
ほどTroutが徐々に小さくなる。
【0043】ステップ37では、ステップ35でθh≧
2θ0であると判断されたとき、モータ操舵トルク(電
流)Troutが、Trout=0に設定される。
【0044】尚、ステップ33及びステップ35が自動
操舵介入判定手段gに相当し、ステップ36及びステッ
プ37が制御量補正手段hに相当する。
【0045】[自動操舵作用]自動操舵モードの選択時
であって、ドライバーの介入が無い、もしくは、ほとん
ど無いとき、図3のフローチャートにおいて、ステップ
30→ステップ31→ステップ32→ステップ33→ス
テップ34へと進む流れとなり、ステップ34では、モ
ータ操舵トルク(電流)Troutが、ステップ31で算
出された操舵トルクTrに設定され、モータ操舵トルク
Troutを得るモータ電流が自動操舵コントローラ12
からモータ7へ出力される。
【0046】よって、実操舵角θdと目標操舵角θopt
との差の絶対値である偏差操舵角θhが第1しきい値θ
0未満であるときは、ドライバーが自動操舵に介入して
いないと判定され、実操舵角θdが前方車線に自車を追
従させるために必要な目標操舵角θoptに一致するよう
に、操舵力伝達系にモータ7により操舵トルクを与える
自動操舵制御が行われることになる。
【0047】つまり、ドライバーが操舵に介入していな
い自動操舵制御時、偏差操舵角θhを無くすフィードバ
ック制御が行われ、目標操舵角θoptの変更に伴い実操
舵角θdとの間には偏差操舵角θhが発生する。偏差第
1しきい値θ0は、各制御周期で生じ得る最大偏差操舵
角に誤差やバラツキ分を加えた値に設定される。これに
よって、偏差操舵角θhが第1しきい値θ0未満である
ときは、ドライバーの介入が無い、もしくは、ほとんど
無いと精度良く判定することができる。
【0048】[自動操舵から手動操舵への切り替え作
用]自動操舵モードの選択時であって、走行車線の変更
等のためにドライバーがステアリング操作を行うと、ド
ライバーの介入により実操舵角θdが変化し、実操舵角
θdと目標操舵角θoptとの差の絶対値である偏差操舵
角θhが第1しきい値θ0以上となる。よって、図3の
フローチャートにおいて、ステップ30→ステップ31
→ステップ32→ステップ33→ステップ35へと進む
流れとなり、ドライバーの介入初期である場合には、ス
テップ35からステップ36へ進み、ステップ36で
は、モータ操舵トルク(電流)Troutが、Trout=T
r(2θ0−θh)/θ0に設定され、このモータ操舵
トルクTroutを得るモータ電流が自動操舵コントロー
ラ12からモータ7へ出力される。
【0049】そして、ドライバーの介入が本格的にな
り、偏差操舵角θhが第2しきい値2θ0以上となる
と、図3にフローチャートにおいて、ステップ30→ス
テップ31→ステップ32→ステップ33→ステップ3
5→ステップ37へ進み、ステップ37では、モータ操
舵トルク(電流)Troutが、Trout=0に設定され、
自動操舵コントローラ12からモータ7への電流出力が
遮断され、実質的に自動操舵モードから操舵トルクの付
与がない手動操舵モードへ切り替えられたことになる。
【0050】つまり、偏差操舵角θhが第1しきい値θ
0以上であることで、ドライバーの操舵介入時である
が、偏差操舵角θhが第1しきい値θ0をわずかに超え
た領域(θ0≦θh<2θ0)であるときは、ドライバ
ー介入初期であると判定され、図4に示すように、偏差
操舵角θhが大きくなるほど制御量であるTroutを徐
々に小さく抑える補正がなされる。そして、偏差操舵角
θhが第2しきい値2θ0以上となった時点からTrou
t=0に設定される。
【0051】よって、自動操舵介入初期は、モード切替
ではなく、自動操舵モードでの制御量を抑えて手動操舵
を許容するものであるため、従来のON/OFF的なモ
ード切替に比べ、ドライバーに違和感を与えることがな
い。
【0052】さらに、自動操舵介入判定の開始から、ド
ライバー介入度合いに応じて手動操舵入力の許容量を徐
々に増してゆき、スムーズに手動操舵モードへ切り替え
るようにしているため、ドライバーへ違和感を与えない
円滑なモード切り替えを達成することができる。
【0053】次に、効果を説明する。
【0054】(1) 自動操舵モードでの走行時、偏差操舵
角θhに基づいてドライバーが自動操舵に介入している
かどうかが判定され、自動操舵介入判定時、モータ7に
よるモータ操舵トルクTroutを小さく抑える補正がな
されるため、システム原価が低く、操舵感を損なうこと
もなく、ドライバーの意図を反映し、ドライバーに違和
感を与えることなく自動操舵から手動操舵方向への切り
替えを達成する車線追従装置を提供することができる。
【0055】すなわち、ドライバーの自動操舵への介入
を、偏差操舵角θhに基づいて判定するようにしている
ため、従来のトルクセンサからのセンサ情報を用いる場
合に比べ、システム原価が低くなるばかりでなく、ステ
アリング系のねじり剛性が下がって操舵感を損なうこと
もない。
【0056】また、自動操舵中にドライバーによる手動
操舵介入を判定することにより、ドライバーの操舵意図
がそのまま反映される。
【0057】さらに、自動操舵介入判定時、モータ7に
よるモータ操舵トルクTroutを小さく抑える補正によ
り、自動操舵から手動操舵方向へ切り替えられる。つま
り、この切り替えは、モード切替ではなく、自動操舵モ
ードでの制御量を抑えて手動操舵を許容するものである
ため、従来のON/OFF的なモード切替に比べ、ドラ
イバーに違和感を与えることがない。
【0058】(2) 制御量であるモータ操舵トルクTrou
tを補正するにあたって、偏差操舵角θhがθ0≦θh
<2θ0の領域であるときは、ドライバー介入初期であ
ると判定され、偏差操舵角θhが大きくなるほど制御量
であるTroutを徐々に小さく抑える補正がなされ、偏
差操舵角θhが第2しきい値2θ0以上となった時点か
らTrout=0に設定たため、偏差操舵角θhが2θ0
までは自動操舵モードを維持しながら手動操舵入力の許
容量を徐々に増してゆき、偏差操舵角θhが2θ0以上
になると手動操舵モードへの切り替えがなされるため、
ドライバーへ違和感を与えない円滑なモード切り替えを
達成することができる。
【0059】(3) 実操舵角θdと目標操舵角θoptとの
差の絶対値である偏差操舵角θhが第1しきい値θ0以
上のときにドライバー介入時であると判定するため、自
動操舵制御で制御情報として用いられる実操舵角θdと
目標操舵角θoptの偏差操舵角θhを監視することで、
ドライバーが自動操舵にどの程度介入しているかまで精
度良く判定することができる。
【0060】すなわち、自動操舵モードでの走行中にド
ライバーが、例えば、直進走行時に走行車線を右か左に
オフセットするべくステアリング操作を行うと、実操舵
角θdが変化するのに対し、目標操舵角θoptは一定舵
角を保とうとし、両操舵角θd,θoptの偏差操舵角θ
hが自動操舵制御での偏差レベル以上に大きくなる。つ
まり、この偏差操舵角θhが第1しきい値θ0以上とな
る場合、ドライバーが自動操舵に介入したと判定するこ
とができる。
【0061】(実施の形態2)実施の形態2は請求項
1,2,4に記載の発明に対応する車線追従装置であ
り、構成については、図2に示す実施の形態1の自動車
用ステアリング系を示す全体システム図と同様であるの
で、図示並びに説明を省略する。
【0062】次に、作用を説明する。
【0063】[自動操舵制御作動]図5は実施の形態2
における自動操舵コントローラ12の自動操舵制御部
(自動操舵制御手段fに相当)で行われる自動操舵制御
作動の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップ
について説明する。
【0064】ステップ30及びステップ31は、図3と
同様である。
【0065】ステップ32では、実操舵角θdと目標操
舵角θoptとの差である偏差操舵角θh(=θd−θop
t)が算出される。
【0066】ステップ38では、ステップ32で求めら
れた今回の偏差操舵角θhとメモリに格納されている前
回または数制御周期前の偏差操舵角θhとの差をとる微
分演算により偏差微分値dθhが算出される。
【0067】ステップ33’では、偏差微分値dθhが
第1しきい値θD未満かどうかが判断される。
【0068】ステップ34では、ステップ33’でdθ
h<θDであると判断されたとき、モータ操舵トルク
(電流)Troutが、ステップ31で算出された操舵ト
ルクTrに設定される。
【0069】ステップ35’では、ステップ33’でd
θh≧θDであると判断されたとき、偏差微分値dθh
が第2しきい値2θD未満かどうかが判断される。
【0070】ステップ36’では、ステップ35’でd
θh<2θDであると判断されたとき、モータ操舵トル
ク(電流)Troutが、Trout=Tr(2θD−dθ
h)/θDに設定される。つまり、偏差微分値dθhが
θD≦dθh<2θDの範囲であるとき、偏差微分値d
θhが大きくなるほどTroutが徐々に小さくなる。
【0071】ステップ37では、ステップ35’でdθ
h≧2θDであると判断されたとき、モータ操舵トルク
(電流)Troutが、Trout=0に設定される。
【0072】尚、ステップ33’及びステップ35’が
自動操舵介入判定手段gに相当し、ステップ36’及び
ステップ37が制御量補正手段hに相当する。
【0073】[自動操舵作用]自動操舵モードの選択時
であって、ドライバーの介入が無い、もしくは、ほとん
ど無いとき、図5のフローチャートにおいて、ステップ
30→ステップ31→ステップ32’→ステップ38→
ステップ33’→ステップ34へと進む流れとなり、ス
テップ34では、モータ操舵トルク(電流)Trout
が、ステップ31で算出された操舵トルクTrに設定さ
れ、モータ操舵トルクTroutを得るモータ電流が自動
操舵コントローラ12からモータ7へ出力される。
【0074】よって、偏差微分値dθhが第1しきい値
θD未満であるときは、ドライバーが自動操舵に介入し
ていないと判定され、実操舵角θdが前方車線に自車を
追従させるために必要な目標操舵角θoptに一致するよ
うに、操舵力伝達系にモータ7により操舵トルクを与え
る自動操舵制御が行われることになる。
【0075】つまり、ドライバーが操舵に介入していな
い自動操舵制御時、偏差操舵角θhを無くすフィードバ
ック制御が行われ、目標操舵角θoptの変更に伴い実操
舵角θdとの間には偏差操舵角θhが発生する。しか
し、偏差操舵角θhの変化速度は目標操舵角θoptの変
化レベルであるので、第1しきい値θDは、各制御周期
で生じ得る最大偏差変化レベルに誤差やバラツキ分を加
えた値に設定される。これによって、偏差微分値dθh
が第1しきい値θD未満であるときは、ドライバーの介
入が無い、もしくは、ほとんど無いと精度良く判定する
ことができる。
【0076】[自動操舵から手動操舵への切り替え作
用]自動操舵モードの選択時であって、前方障害物回避
等のためにドライバーが急操舵を行うと、ドライバーの
介入により偏差微分値dθhが大きくなり、偏差微分値
dθhが第1しきい値θD以上となる。よって、図5に
フローチャートにおいて、ステップ30→ステップ31
→ステップ32’→ステップ38→ステップ33’→ス
テップ35’へと進む流れとなり、ドライバーの介入初
期である場合には、ステップ35’からステップ36’
へ進み、ステップ36’では、モータ操舵トルク(電
流)Troutが、Trout=Tr(2θD−dθh)/θ
Dに設定され、このモータ操舵トルクTroutを得るモ
ータ電流が自動操舵コントローラ12からモータ7へ出
力される。
【0077】そして、ドライバーの介入が本格的にな
り、偏差微分値dθhが第2しきい値2θD以上となる
と、図5のフローチャートにおいて、ステップ30→ス
テップ31→ステップ32’→ステップ38→ステップ
33’→ステップ35’→ステップ37へ進み、ステッ
プ37では、モータ操舵トルク(電流)Troutが、T
rout=0に設定され、自動操舵コントローラ12から
モータ7への電流出力が遮断され、実質的に自動操舵モ
ードから操舵トルクの付与がない手動操舵モードへ切り
替えられたことになる。
【0078】つまり、偏差微分値dθhが第1しきい値
θD以上であることで、ドライバーの操舵介入時である
が、偏差微分値dθhが第1しきい値θDをわずかに超
えた領域(θD≦dθh<2θD)であるときは、ドラ
イバー介入初期であると判定され、図6に示すように、
偏差微分値dθhが大きくなるほど制御量であるTrou
tを徐々に小さく抑える補正がなされる。そして、偏差
微分値dθhが第2しきい値2θD以上となった時点か
らTrout=0に設定される。
【0079】よって、自動操舵介入初期は、モード切替
ではなく、自動操舵モードでの制御量を抑えて手動操舵
を許容するものであるため、従来のON/OFF的なモ
ード切替に比べ、ドライバーに違和感を与えることがな
い。
【0080】さらに、自動操舵介入判定の開始から、ド
ライバー介入度合いに応じて手動操舵入力の許容量を徐
々に増してゆき、スムーズに手動操舵モードへ切り替え
るようにしているため、ドライバーへ違和感を与えない
円滑なモード切り替えを達成することができる。
【0081】次に、効果を説明する。
【0082】実施の形態1の上記(1),(2)の効果に加
え、下記の効果が得られる。
【0083】(3) 偏差微分値dθhが第1しきい値θD
以上のときにドライバー介入時であると判定するため、
自動操舵制御で制御情報として用いられる実操舵角θd
と目標操舵角θoptの偏差微分値dθhを監視すること
で、急操舵時にドライバーの自動操舵への介入を応答良
く判定することができる。
【0084】すなわち、自動操舵モードでの走行中にド
ライバーが、例えば、直進走行時に障害物を避けようと
して急にステアリング操作を行うと、実操舵角θdが急
変するのに対し、目標操舵角θoptは一定舵角を保とう
とし、両操舵角θd,θoptの偏差微分値dθhが大き
くなる。つまり、この偏差微分値dθhが第1しきい値
θD以上となる場合、ドライバーが自動操舵に介入した
と判定することができる。つまり、緊急回避のためのス
テアリング操作に対し応答良く手動操舵モードへ切り替
えることができ有用である。
【0085】(その他の実施の形態)実施の形態1,2
では、自動操舵時に操舵トルクを付与する制御装置への
適用例を示したが、自動操舵時に操舵反力トルクを付与
する制御装置へ適用しても良い。この場合、ドライバー
の介入度合いが大きいほど操舵反力トルクが小さくなる
制御が行われる。
【0086】実施の形態1,2では、制御量である出力
トルクを小さく抑える補正制御例を示したが、制御目標
操舵角を補正することで結果的に制御量を小さく抑える
ようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車線追従装置を示すクレーム対応図で
ある。
【図2】実施の形態1の車線追従装置が適用された自動
車用ステアリング系を示す全体システム図である。
【図3】実施の形態1における自動操舵コントローラの
自動操舵制御部で行われる自動操舵制御作動の流れを示
すフローチャートである。
【図4】実施の形態1の自動操舵制御での偏差操舵角に
対するモータ出力トルク(制御演算出力トルク)特性を
示す図である。
【図5】実施の形態2における自動操舵コントローラの
自動操舵制御部で行われる自動操舵制御作動の流れを示
すフローチャートである。
【図6】実施の形態2の自動操舵制御での偏差操舵角に
対するモータ出力トルク(制御演算出力トルク)特性を
示す図である。
【符号の説明】
a 操舵力伝達系 b 自動操舵アクチュエータ c 実操舵角検出手段 d 車線情報検出手段 e 制御目標操舵角算出手段 f 自動操舵制御手段 g 自動操舵介入判定手段 h 制御量補正手段 1 ステアリングホイール 2 ステアリングシャフト 3 自在継手 4 ラックアンドピニオン式ステアリングギヤボックス 5 サイドロッド 6 ウォームホイールギヤ 7 モータ 8 ウォームギヤ 9 電磁クラッチ 10 操舵角センサ 11 CCDカメラ 12 自動操舵コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛利 宏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 古性 裕之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 島影 正康 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D032 CC08 CC20 CC48 DA03 DA09 DA84 DA88 DC03 DC29 DC33 DC34 DC38 DC40 DD02 DD17 DE02 EA01 EB04 EB11 EB12 EC23 GG01 5H301 AA03 AA10 BB20 CC06 EE08 EE13 GG01 HH02 HH05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵力伝達系に設けられ、操舵トルクも
    しくは操舵反力トルクを与える自動操舵アクチュエータ
    と、 実操舵角を検出する実操舵角検出手段と、 前方道路の車線状態を検出する車線情報検出手段と、 前方車線に自車を追従させるために必要な制御目標操舵
    角を算出する制御目標操舵角算出手段と、 自動操舵時、実操舵角が制御目標操舵角に一致するよう
    に前記自動操舵アクチュエータに制御指令を出力する自
    動操舵制御手段と、 を備えた車線追従装置において、 自動操舵モードでの走行時、操舵角情報の変化に基づい
    てドライバーが自動操舵に介入しているかどうかを判定
    する自動操舵介入判定手段を設け、 前記自動操舵介入判定手段による自動操舵介入判定時、
    自動操舵アクチュエータによる制御量を小さく抑える補
    正をする制御量補正手段を設けたことを特徴とする車線
    追従装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車線追従装置において、 前記制御量補正手段を、自動操舵介入判定時、ドライバ
    ー介入度合いが第1設定レベルから第2設定レベルまで
    は自動操舵アクチュエータによる制御量を介入度合いが
    大きくなるほど徐々に小さくなる制御量に補正し、ドラ
    イバー介入度合いが第2設定レベルを超えると自動操舵
    アクチュエータによる制御量をゼロにする補正を行う手
    段としたことを特徴とする車線追従装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の車線追従
    装置において、 前記自動操舵介入判定手段を、検出される実操舵角と算
    出される制御目標操舵角の偏差が設定偏差以上のときに
    ドライバー介入時であると判定する手段としたことを特
    徴とする車線追従装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の車線追従
    装置において、 前記自動操舵介入判定手段を、検出される実操舵角と算
    出される制御目標操舵角の偏差の微分値が設定偏差微分
    値以上のときにドライバー介入時であると判定する手段
    としたことを特徴とする車線追従装置。
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