JP2001039104A - スタッドレスタイヤ - Google Patents

スタッドレスタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 氷雪路面での粘着、凝着摩擦と掘り起こし摩
擦、ひっかき摩擦および耐摩耗性を同時に向上、あるい
はバランスさせた氷雪上性能に優れたタイヤを提供す
る。 【解決手段】 ジエン系ゴムに、平均繊維径が1〜10
0μm、平均長さが0.1〜5mmの非金属短繊維をト
レッド厚さ方向に配向するように分散させ、25℃で測
定したそのトレッド厚さ方向の複素弾性率E1とタイヤ
周方向の弾性率E2の比が、1.1≦E1/E2≦4で
あり、かつ−10℃で測定したときのトレッドゴム硬度
が45〜75度であるトレッドを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、とくに雪上および
氷上性能に優れたタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、積雪寒冷地において冬時期に自動車が走行する場合
には、タイヤにスパイクを打ち込んだスパイクタイヤを
用いるか、またはタイヤの外周にタイヤチェーンを装着
して雪上・氷上路面での安全を確保していた。しかしな
がら、スパイクタイヤまたはタイヤチェーンを装着した
タイヤでは、道路の摩耗や損傷が発生しやすく、またそ
れが粉塵となって公害を引き起こし大きな環境問題とな
っていた。そこで、このような安全問題と環境問題を解
決するために、スタッドレスタイヤが広く普及してい
る。
【0003】このスタッドレスタイヤの氷雪上性能を向
上させる技術としては、たとえば特開平4−11021
1号公報にあるように、氷上での摩擦力向上のため、す
なわち低温での粘着、凝着摩擦力を向上させるために、
低温特性のよい、すなわち低温でもしなやかなゴム化合
物に、たとえばセルロース短繊維のような非金属短繊維
を配合し、トレッド部のブロック部表面に沿って短繊維
が配向することによるブロック部の表面、あるいは壁面
と内部のゴムの弾性率の違いによりタイヤブロック部の
剛性を制御して、路面との粘着、凝着摩擦力を上げる試
みがなされている。しかしながら、一般に短繊維をトレ
ッドゴムに配合し、押出方式にて成型した場合には、配
合された短繊維は押し出し方向、すなわちタイヤ周方向
にそって配向し、タイヤに成型加硫した場合には、路面
に接地するトレッドゴムの大部分は短繊維がタイヤ周方
向に配向し、これによりゴム表面は補強されて硬くな
り、路面の凹凸に接地する際には逆に接地性が悪くな
る。
【0004】また、短繊維の大部分はタイヤ周方向に配
向しており、掘り起こし、ひっかき摩擦に対する効果は
充分ではなく、さらに多量に配合すると耐摩粍性が低下
するという問題が生じる。
【0005】また、特開平2−274602号公報に
は、棒状の粒子形状を有する、比較的大きい粒子の粉体
または短繊維を、トレッドの周方向ではなく厚さ方向に
配向させたスタッドレスタイヤとその製造方法の技術が
開示されている。これは氷雪路面を粒子粉体、短繊維に
よるひっかき、掘り起こし摩擦を向上させる技術である
が、掘り起こし効果のために短繊維、粒子粉体をトレッ
ドゴム表面より突出させる必要がある。開示されている
実施例では鋼短繊維を使用しているが、金属のように硬
い短繊維を配合した場合には、ゴムが硬くなると同時に
耐摩耗性がゴムと金属で大幅に異なり、突出した金属短
繊維が路面とのゴムの接触を妨げることによる接触面積
の低下により、粘着、凝着摩擦力の減少を引き起こし、
氷雪路性能が劣ることになる。
【0006】このように、氷雪路面での粘着、凝着摩擦
と掘り起こし摩擦、ひっかき摩擦および耐摩耗性を同時
に向上、あるいはバランスさせた氷雪上性能に優れたタ
イヤは未だ存在しないのが現状である。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを目的として行われたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ジ
エン系ゴムに、平均繊維径が1〜100μm、平均長さ
が0.1〜5mmの非金属短繊維をトレッド厚さ方向に
配向するように分散させ、25℃で測定したそのトレッ
ド厚さ方向の複素弾性率E1とタイヤ周方向の弾性率E
2の比が、1.1≦E1/E2≦4であり、かつ−10
℃で測定したときのトレッドゴム硬度が45〜75度で
あるトレッドを有するスタッドレスタイヤ(請求項
1)、前記非金属短繊維が非金属無機短繊維である請求
項1記載のスタッドレスタイヤ(請求項2)、および前
記非金属無機短繊維がグラスファイバーまたはカーボン
ファイバーである請求項2記載のスタッドレスタイヤ
(請求項3)に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】非金属短繊維をタイヤトレッドの
厚さ方向に配向させることにより、タイヤと路面との粘
着、凝着摩擦と掘り起こし、ひっかき摩擦を向上させ
て、またはバランスさせて氷雪上性能を大幅に改善する
ことが可能となった。
【0010】非金属短繊維をトレッド厚さ方向に配向さ
せることにより、タイヤトレッドゴム表面は短繊維の配
向方向の影響はなくなり、路面の凹凸に追随する柔らか
さを保ち粘着、凝着摩擦を改善する。また、タイヤ表面
には厚さ方向に配向した非金属短繊維により、局部的に
接地圧が高い部分が作り出される。これにより、たとえ
ばタイヤ空転時に凍結路面とタイヤ表面の間に発生する
水膜を押しのけ、粘着、凝着摩擦を改善するとともに、
掘り起こし、ひっかき摩擦をも同時に向上させることを
見いだした。
【0011】本発明では、特定の種類と形状の短繊維を
トレッドゴムに配合し、そのトレッドゴムを用いたタイ
ヤのトレッド厚さ方向と周方向の弾性率の比を特定する
ことで、粘着、凝着摩擦、掘り起こし摩擦を向上させ、
とくに、氷雪上走行性能が大幅に優れた空気入りタイヤ
が提供される。
【0012】配合する短繊維の径は1〜100μmが好
ましく、3〜50μmがより好ましい。短繊維の径が1
μmより小さい場合、トレッド厚さ方向に配向した短繊
維がトレッド表面に作り出す接地圧の高い部分を、短繊
維断面積が小さいことにより充分に作り出すことができ
ない。一方、100μmより大きい場合、凍結路面とタ
イヤトレッド表面の水膜を押しのける働きが劣るため、
粘着、凝着摩擦が充分に働かない。
【0013】短繊維の長さは0.1〜5mmであること
が好ましく、0.1〜3mmであることがより好まし
い。短繊維の長さが0.1mmより繊維長が短い場合、
走行により短繊維がトレッド面から脱落しやすくなり、
水膜を押しのける効果が低下する。一方、5mmより長
い場合、短繊維を分散させ配向させにくくなり、ゴムの
加工性が低下する。
【0014】本発明で使用するジエン系ゴムとしては、
たとえば天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエ
ンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリロ
ニトリルブタジエンゴムなどがあげられる。
【0015】トレッド厚さ方向の複素弾性率Elとトレ
ッドのタイヤ周方向の複素弾性率E2の比は1.1〜4
が好ましく、1.2〜3.5がより好ましい。1.1よ
り小さい場合、接地面に接地圧の高い部分を充分に形成
できない。その結果、トレッド面と接地面の間の水膜を
除去する効果が小さくなり、粘着、凝着摩擦、ひっか
き、掘り起こし摩擦は改善されない。また、El/E2
が4より大きい場合、タイヤのトレッドブロックの剛性
が高くなりすぎて、トレッドゴム表面を氷雪路面に追随
させることができなくなり、粘着、凝着摩擦が低下す
る。
【0016】短繊維の材質としては、路面を傷つける恐
れがなく、ゴムと摩耗速度の差が小さい非金属短繊維が
トレッドと氷雪路面の接地を確保するのに適している。
また、非金属短繊維としては、非金属無機短繊維が好ま
しい。さらに、ゴムを混練りする過程で適度な長さに折
れて、短くなるグラスファイバーまたはカーボンファイ
バーが、分散および配向させやすく、複素弾性率の比が
適度なゴムが得られやすいので好ましい。
【0017】−10℃で測定したときのトレッドゴム硬
度は45〜75度が好ましく、45〜60度がより好ま
しい。−10℃の硬度が45度より小さい場合、常温に
おけるゴムが柔らかくなりすぎ、たとえば乾燥路面での
操縦安定性がわるくなる。一方、75度より大きい場
合、ゴムそのものが硬くなりすぎ、トレッドゴム表面と
氷雪路面との接地性が劣り氷雪路性能が劣る。ここで、
トレッドゴム硬度とは、トレッド厚さ方向の硬度をい
う。
【0018】非金属短繊維は、ジエン系ゴム100重量
部に対して、2〜28重量部であることが好ましく、3
〜20重量部であることがより好ましい。2重量部より
小さい場合、トレッド表面に接地圧を形成する短繊維の
量が少なくなり、水膜を除去する効果が十分でなく、一
方、28重量部より大きい場合、トレッドブロック剛性
が高くなりすぎて、トレッドゴム表面を氷雪路面に追随
させることができなくなり、粘着、凝着摩擦が低下す
る。
【0019】トレッドの形成方法としては、通常用いら
れる押し出し方式が用いられる。単純に押し出してトレ
ッドを形成した場合には、図1(a)に示すように、短
繊維はトレッド周方向に配向する。一方、図2に示すよ
うに、カレンダーロールによって短繊維を含有するゴム
組成物を圧延加工し、得られたシートを折りたたむこと
によって、図1(b)に示すような短繊維がトレッド周
方向に配向したタイヤを製造することができる。
【0020】
【実施例】つぎに本発明を実施例に基づいてさらに詳し
く説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0021】実施例および比較例で使用した原料、およ
び得られたタイヤの評価方法を、以下にまとめて示す。
【0022】 天然ゴム :RSS♯3グレード ハイシスポリブタジエン:宇部興産(株)製、UBEPOL BR150B SBRN9521 :日本ゼオン(株)製、ニッポール9521 SBR1502 :住友化学(株)製、SBR1501 N220 :昭和キャポット(株)製、ショウブラックN220 シリカ ニプシルVN3:日本シリカ(株)製、ニプシルVN3 パラフィンオイル :出光興産(株)製、ダイアナプロセスオイル ワックス :大内新興化学(株)製、サンノックN 老化防止剤 :大内新興化学(株)製、ノクラック6C ステアリン酸 :日本油脂(株)製、ステアリン酸 亜鉛華 :三井金属工業(株)製、酸化亜鉛2種 グラスファイバー :平均繊維径11μm、カット長さ3mm カーボンファイバー :平均繊維径14.5μm、カット長さ6mm シランカップリング剤 :デグサ社製、Si69(ビス(3−トリエトキシシリ ルプロピル)テトラスルファイド) イオウ :鶴見化学(株)製、粉未イオウ 加硫促進剤 :大内新興化学(株)製、ノクセラーCZ
【0023】(ゴム中の短繊維の平均長さ)未加硫の状
態のゴムをメチルエチルケトン、ナフサ、ヘキサンなど
の溶剤に溶解させた後の不溶物に含まれるの繊維の長さ
を20本測定し、その平均値を平均長さとした。
【0024】(複素弾性率)所定の測定条件(温度25
℃、測定周波数10Hz、初期歪み10%、動歪み1
%)で、岩本製作所製粘弾性スペクトロメーターを用い
て測定した。なお、サンプルは厚さ1.0mm、幅4m
m 長さ5mmの形状のゴム片を、タイヤトレッド部か
ら切り出して測定に使用した。
【0025】(氷上制動性能) タイヤサイズ195/65R15 テスト車両は国産2000CCのFR車にて氷板上で時
速30km/hからの制動停止距離を測定し、比較例1
をリフェレンスとして、下記式から計算した。 (比較例1の制動停止距離)÷(停止距離)×100 指数が大きいほど、氷上制動性能は良好である。なお、
テスト実施前にタイヤの表面のならし走行を、おのおの
200km実施した。
【0026】(耐摩耗性)タイヤサイズ195/65R
15にて国産FF車に装着し走行距離4000km後の
タイヤトレッド部の溝深さを測定し、タイヤ溝深さが1
mm減るときの走行距離を算出し下記の式により指数化
した。 (1mm溝深さが減るときの走行距離)÷(比較例1の
タイヤ溝が1mm減るときの走行距離)×100 指数が大きいほど、耐摩耗性が良好である。
【0027】(ゴム硬度)JIS Aに準じて−10℃
の雰囲気下にて測定した。 実施例1〜2および比較例1〜5 表1に示すゴム組成物を使用して、通常用いられる押し
出し方式で短繊維をトレッド周方向に配向させたもの、
または図2に示す方法で短繊維をトレッド厚さ方向に配
向させたものを作製した。なお、図2に示す方法では、
厚さ1mm、幅1.5mでカレンダーロールにて圧延加
工された短繊維が配合されたゴム組成物を用いて、折り
返しを繰り返し、図に示されるようなトレッドを形成し
た。
【0028】得られたタイヤを用いて、前記評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】実施例1、2は特許請求範囲の短繊維を配
合し、トレッド厚さ方向に短繊維を配向させるために、
図2に示すトレッド作成方法に基づいて厚さ1mmのゴ
ムシートを折り重ねて形成したタイヤトレッドを用いて
試作したタイヤのテスト結果である。
【0031】短繊維を配合していないトレッドを用いた
比較例1、2、短繊維を用いているがトレッドの厚さ方
向に短繊維が配向しておらずタイヤ厚さ方向の複素弾性
率とタイヤ周方向の複素弾性率が特許請求の範囲からは
ずれる比較例3、短繊維はトレッド厚さ方向に配向して
いるが複素弾性率が特許請求範囲からはずれる比較例
4、−10℃のトレッド硬度が特許請求範囲からはずれ
る比較例5は氷雪上性能、耐摩耗性が実施例より劣って
いることがわかる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、氷雪路面での粘着、凝
着摩擦と掘り起こし摩擦、ひっかき摩擦および耐摩耗性
を同時に向上させた、あるいはバランスさせた氷雪上性
能に優れたタイヤを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤトレッドの断面図である。
【図2】本発明のトレッドの作製方法を表す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 タイヤトレッド 2 非金属短繊維 3 ゴム組成物 4 ゴムシート 5 ロール A 非金属短繊維の配向方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 武 大阪府豊中市千里園1−8−17 Fターム(参考) 4F071 AA11 AA12 AA13 AB03 AB28 AF20Y AH08 BC05 BC10 4J002 AC011 AC031 AC061 AC071 AC081 AC091 DA016 DL006 FA046 GN01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジエン系ゴムに、平均繊維径が1〜10
    0μm、平均長さが0.1〜5mmの非金属短繊維をト
    レッド厚さ方向に配向するように分散させ、25℃で測
    定したそのトレッド厚さ方向の複素弾性率E1とタイヤ
    周方向の弾性率E2の比が、 1.1≦E1/E2≦4 であり、かつ−10℃で測定したときのトレッドゴム硬
    度が45〜75度であるトレッドを有するスタッドレス
    タイヤ。
  2. 【請求項2】 前記非金属短繊維が非金属無機短繊維で
    ある請求項1記載のスタッドレスタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記非金属無機短繊維がグラスファイバ
    ーまたはカーボンファイバーである請求項2記載のスタ
    ッドレスタイヤ。
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