JP2001038681A - 食品スライサの食肉移送装置 - Google Patents
食品スライサの食肉移送装置Info
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- JP2001038681A JP2001038681A JP2000181495A JP2000181495A JP2001038681A JP 2001038681 A JP2001038681 A JP 2001038681A JP 2000181495 A JP2000181495 A JP 2000181495A JP 2000181495 A JP2000181495 A JP 2000181495A JP 2001038681 A JP2001038681 A JP 2001038681A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 食肉を安定状態で連続的に供給し，切断され
た切断肉片をきちんと整列して移送する食品スライサの
食肉移送装置を提供する。 【解決手段】 食肉塊が載せられる供給コンベヤベルト
（２０）をピンコンベヤで構成し，切断刃（５０）に近
接した位置に加圧ロール（３５）を設けて，食肉塊を先
端部で安定的に供給し，前記加圧ロールのほかに，ピン
コンベヤの上部にピンを有する加圧コンベヤ（２３）を
設けることにより，上部の前後で食肉塊を加圧移送し，
切断刃により切断された切断肉片を移送コンベヤで案内
支持装置（４５）で支持することにより，切断肉片のく
ずれや飛散を防止するとともに切断肉片をきちんと整列
して移送する。
た切断肉片をきちんと整列して移送する食品スライサの
食肉移送装置を提供する。 【解決手段】 食肉塊が載せられる供給コンベヤベルト
（２０）をピンコンベヤで構成し，切断刃（５０）に近
接した位置に加圧ロール（３５）を設けて，食肉塊を先
端部で安定的に供給し，前記加圧ロールのほかに，ピン
コンベヤの上部にピンを有する加圧コンベヤ（２３）を
設けることにより，上部の前後で食肉塊を加圧移送し，
切断刃により切断された切断肉片を移送コンベヤで案内
支持装置（４５）で支持することにより，切断肉片のく
ずれや飛散を防止するとともに切断肉片をきちんと整列
して移送する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は食肉を切断する切断
機（チョップカッター（ｃｈｏｐ ｃｕｔｔｅｒ），肉
切機，スライサ）に関するもので，特に切断すべき食肉
を安定状態で連続的に供給するとともに切断された切断
肉片をきちんと整列して移送するようにした食品スライ
サの食肉移送装置装置に関するものである。
機（チョップカッター（ｃｈｏｐ ｃｕｔｔｅｒ），肉
切機，スライサ）に関するもので，特に切断すべき食肉
を安定状態で連続的に供給するとともに切断された切断
肉片をきちんと整列して移送するようにした食品スライ
サの食肉移送装置装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】肉類を用いる飲食文化が繁盛するにした
がって，冷凍肉，生肉などの肉類を加工する機械装置，
例えば，冷蔵，冷凍及び生肉切断機（以下，スライサと
いう），骨切機，脂肪除去及び分離機などの肉類加工機
器が開発されている。
がって，冷凍肉，生肉などの肉類を加工する機械装置，
例えば，冷蔵，冷凍及び生肉切断機（以下，スライサと
いう），骨切機，脂肪除去及び分離機などの肉類加工機
器が開発されている。
【０００３】このような食肉切断装置は，切断すべき食
肉塊を載せて切断刃に供給する肉載置部及び供給装置
と，供給される食肉塊を切断する切断刃と，切断刃によ
り切断された後，移送する移送装置と，前記切断刃から
離隔されて，切断厚さを調節する厚さ調節装置とから主
に構成される。
肉塊を載せて切断刃に供給する肉載置部及び供給装置
と，供給される食肉塊を切断する切断刃と，切断刃によ
り切断された後，移送する移送装置と，前記切断刃から
離隔されて，切断厚さを調節する厚さ調節装置とから主
に構成される。
【０００４】前記スライサの供給装置は，肉載置部に載
置された食肉塊を切断刃に供給するために，供給コンベ
ヤとともに食肉塊の固定及び離脱防止を図るとともに上
部から食肉を加圧して供給する供給ロールを有する。
置された食肉塊を切断刃に供給するために，供給コンベ
ヤとともに食肉塊の固定及び離脱防止を図るとともに上
部から食肉を加圧して供給する供給ロールを有する。
【０００５】このような移送供給装置は，食肉の性質，
つまり冷凍肉，生肉などの肉種，かつ食肉の状態，一例
えば食肉塊の凸凹な面に応じて適切な加圧などの変化が
与えられないので，結果的に供給ニーズに対応できてい
ない。
つまり冷凍肉，生肉などの肉種，かつ食肉の状態，一例
えば食肉塊の凸凹な面に応じて適切な加圧などの変化が
与えられないので，結果的に供給ニーズに対応できてい
ない。
【０００６】すなわち，冷凍肉の場合は，食肉塊が冷凍
されていて，表面が硬くて滑りやすいので，移送不良が
生じたり，あるいは切断による衝撃により食肉塊が供給
コンベヤベルトから後進及び遊動したりすることによ
り，正確に供給できないことがある。その結果，切断厚
さを一様に維持できないという問題が生じたり，表面の
凸凹などの不規則性のため，食肉を堅固に固定できない
という問題が発生する。
されていて，表面が硬くて滑りやすいので，移送不良が
生じたり，あるいは切断による衝撃により食肉塊が供給
コンベヤベルトから後進及び遊動したりすることによ
り，正確に供給できないことがある。その結果，切断厚
さを一様に維持できないという問題が生じたり，表面の
凸凹などの不規則性のため，食肉を堅固に固定できない
という問題が発生する。
【０００７】また，生肉の場合は，食肉が柔らかく，そ
の表面が一定でないため，堅固な加圧と正確な移送が困
難であるため，少量ずつ分割して供給手段を使用してい
る。
の表面が一定でないため，堅固な加圧と正確な移送が困
難であるため，少量ずつ分割して供給手段を使用してい
る。
【０００８】その上，切断刃により切断された切断肉片
を直接移送コンベヤに落下させた場合には，そのコンベ
ヤにより切断肉片が整列されずに無秩序に移送されるた
め，作業者がこれを整列し直さなければならず，作業が
煩雑である。
を直接移送コンベヤに落下させた場合には，そのコンベ
ヤにより切断肉片が整列されずに無秩序に移送されるた
め，作業者がこれを整列し直さなければならず，作業が
煩雑である。
【０００９】また，冷凍又は冷蔵肉を切断する場合は，
固い食肉塊を強い力で切断することにより，切断と同時
に，その衝撃により外部に飛び出るという現象が引き起
こされ，これにより，切断肉片が飛散して機体の外に落
ちることになる。
固い食肉塊を強い力で切断することにより，切断と同時
に，その衝撃により外部に飛び出るという現象が引き起
こされ，これにより，切断肉片が飛散して機体の外に落
ちることになる。
【００１０】また，あちこちに落下した切断片を取り去
って整列することに長い時間と人力が要求される問題を
有する。
って整列することに長い時間と人力が要求される問題を
有する。
【００１１】このような問題は，多量の切断肉片を得る
ために高速切断作業に対応する最近の連続式スライサが
開発されるにしたがって，より多くの不便を招来するこ
とになる。
ために高速切断作業に対応する最近の連続式スライサが
開発されるにしたがって，より多くの不便を招来するこ
とになる。
【００１２】前記問題点を改善するため，本発明者の先
出願である韓国実用新案登録出願１９９９年第１２１８
５号では，食肉塊が載せられる移送コンベヤベルトをピ
ンコンベヤで構成して，載置された食肉の滑りが発生し
ないようにするとともに，肉載置部の上部に，弾性スプ
リングで弾設されたレバーによる加圧ロールを多数設け
て，それぞれの加圧ロールが食肉塊の凹凸にそれぞれ相
違した加圧力及び位置で加圧し得るようにすることで，
従来の問題点を改善したことがあるが，高速連続型で
は，大量で食肉を供給及び移送する関係で，より安定し
た構成が要求されるとともに，切断された食肉片をきち
んと整列して移送させる作業の便利性が要求される。
出願である韓国実用新案登録出願１９９９年第１２１８
５号では，食肉塊が載せられる移送コンベヤベルトをピ
ンコンベヤで構成して，載置された食肉の滑りが発生し
ないようにするとともに，肉載置部の上部に，弾性スプ
リングで弾設されたレバーによる加圧ロールを多数設け
て，それぞれの加圧ロールが食肉塊の凹凸にそれぞれ相
違した加圧力及び位置で加圧し得るようにすることで，
従来の問題点を改善したことがあるが，高速連続型で
は，大量で食肉を供給及び移送する関係で，より安定し
た構成が要求されるとともに，切断された食肉片をきち
んと整列して移送させる作業の便利性が要求される。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来の問
題点を改善するためになされたもので，切断すべき食肉
を安定状態で連続的に供給し，切断された切断肉片をき
ちんと整列して移送するようにした食品スライサの食肉
移送装置装置を提供することをその目的とする。
題点を改善するためになされたもので，切断すべき食肉
を安定状態で連続的に供給し，切断された切断肉片をき
ちんと整列して移送するようにした食品スライサの食肉
移送装置装置を提供することをその目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め，本発明は，スライサ機体の駆動手段に連動する供給
コンベヤと移送コンベヤを切断刃の前後に設け，供給コ
ンベヤに加圧ロールを設けた通常の食品スライサにおい
て，供給コンベヤは，突出ピンが形成されたピンコンベ
ヤで構成して，その上に載置された食肉塊の滑りを防止
し，前記供給コンベヤの上部の機体に駆動軸で軸設され
た加圧移送コンベヤを設け，連動装置で連動させること
により，供給コンベヤの前記食肉塊を上部で移送させ，
前記機体の動力により連動される連動軸に連動アームを
軸設するとともにスプリングで弾設されたテンションア
ームに軸設し，テンションアームの下部には固定幹と一
対の加圧ロールを設け，前記固定幹を機体の案内ガイド
に遊設することにより，加圧ロールがスプリングの弾力
で弾支されて供給食肉塊を加圧するようにし，前記連動
軸とテンションアーム及び加圧ロールにスプロケットを
設け，これらをチェーンで連動させることにより，連動
軸の動力で加圧ロールを連動させて，加圧された食肉塊
を供給する食品スライサの食肉移送装置を提供する。
め，本発明は，スライサ機体の駆動手段に連動する供給
コンベヤと移送コンベヤを切断刃の前後に設け，供給コ
ンベヤに加圧ロールを設けた通常の食品スライサにおい
て，供給コンベヤは，突出ピンが形成されたピンコンベ
ヤで構成して，その上に載置された食肉塊の滑りを防止
し，前記供給コンベヤの上部の機体に駆動軸で軸設され
た加圧移送コンベヤを設け，連動装置で連動させること
により，供給コンベヤの前記食肉塊を上部で移送させ，
前記機体の動力により連動される連動軸に連動アームを
軸設するとともにスプリングで弾設されたテンションア
ームに軸設し，テンションアームの下部には固定幹と一
対の加圧ロールを設け，前記固定幹を機体の案内ガイド
に遊設することにより，加圧ロールがスプリングの弾力
で弾支されて供給食肉塊を加圧するようにし，前記連動
軸とテンションアーム及び加圧ロールにスプロケットを
設け，これらをチェーンで連動させることにより，連動
軸の動力で加圧ロールを連動させて，加圧された食肉塊
を供給する食品スライサの食肉移送装置を提供する。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下，本発明の構成を添付図面に
基づいてより具体的に詳細に説明する。
基づいてより具体的に詳細に説明する。
【００１６】図１及び図２は本発明による食肉塊の移送
状態を示す作動説明図である。これら図に示すように，
スライサ機体１０の駆動手段に連動する供給コンベヤ２
０と移送コンベヤ４０を切断刃５０の前後に設け，供給
コンベヤ２０に加圧ロール３５を設けた通常の食品スラ
イサにおいて，供給コンベヤ２０は，突出ピン２１が形
成されたピンコンベヤで構成して，その上に載置された
食肉塊１００の滑りを防止し，前記供給コンベヤ２０の
上部の機体１０に駆動軸２２で軸設された加圧移送コン
ベヤ２３を設け，連動装置で連動させることにより，供
給コンベヤ２０の前記食肉塊１００を上部で移送させ，
前記機体１０の動力により連動される連動軸３０に連動
アーム３１を軸設するとともにスプリング３２で弾設さ
れたテンションアーム３３に軸設し，テンションアーム
３３の下部には固定幹３４と一対の加圧ロール３５を設
け，前記固定幹３４を機体１０の案内ガイド３６に遊設
することにより，加圧ロール３５がスプリング３２の弾
力で弾支されて供給食肉塊１００を加圧するようにし，
前記連動軸３０とテンションアーム３３及び加圧ロール
３５にスプロケット３７を設け，これらをチェーン３８
で連動させることにより，連動軸３０の動力で加圧ロー
ル３５を連動させて，加圧された食肉塊１００を前進さ
せて切断刃５０に供給するものである。
状態を示す作動説明図である。これら図に示すように，
スライサ機体１０の駆動手段に連動する供給コンベヤ２
０と移送コンベヤ４０を切断刃５０の前後に設け，供給
コンベヤ２０に加圧ロール３５を設けた通常の食品スラ
イサにおいて，供給コンベヤ２０は，突出ピン２１が形
成されたピンコンベヤで構成して，その上に載置された
食肉塊１００の滑りを防止し，前記供給コンベヤ２０の
上部の機体１０に駆動軸２２で軸設された加圧移送コン
ベヤ２３を設け，連動装置で連動させることにより，供
給コンベヤ２０の前記食肉塊１００を上部で移送させ，
前記機体１０の動力により連動される連動軸３０に連動
アーム３１を軸設するとともにスプリング３２で弾設さ
れたテンションアーム３３に軸設し，テンションアーム
３３の下部には固定幹３４と一対の加圧ロール３５を設
け，前記固定幹３４を機体１０の案内ガイド３６に遊設
することにより，加圧ロール３５がスプリング３２の弾
力で弾支されて供給食肉塊１００を加圧するようにし，
前記連動軸３０とテンションアーム３３及び加圧ロール
３５にスプロケット３７を設け，これらをチェーン３８
で連動させることにより，連動軸３０の動力で加圧ロー
ル３５を連動させて，加圧された食肉塊１００を前進さ
せて切断刃５０に供給するものである。
【００１７】図３は図１の構成により供給され，切断さ
れた切断片の整列装置の構成図，図４は本発明により支
持された切断肉片を移送した状態を示す作動説明図で，
これら図に示すように，前記切断肉片１０１用の移送コ
ンベヤ４０には，サーボモータＭにより連動される連動
カム４１と作動幹４２を設け，この作動幹４２は移送コ
ンベヤ本体４３に軸設された連動幹４４に軸設し，連動
幹４４には案内支持板４５を設けることにより，機体１
０の案内溝４６に遊設された案内支持板４５が切断され
た食肉片を支持及び整列し，サーボモータＭの動作によ
り前記案内支持板４５が支持された切断片１０１を解除
するとともに，移送コンベヤ４０が整列された切断肉片
１０１を移送することになる。
れた切断片の整列装置の構成図，図４は本発明により支
持された切断肉片を移送した状態を示す作動説明図で，
これら図に示すように，前記切断肉片１０１用の移送コ
ンベヤ４０には，サーボモータＭにより連動される連動
カム４１と作動幹４２を設け，この作動幹４２は移送コ
ンベヤ本体４３に軸設された連動幹４４に軸設し，連動
幹４４には案内支持板４５を設けることにより，機体１
０の案内溝４６に遊設された案内支持板４５が切断され
た食肉片を支持及び整列し，サーボモータＭの動作によ
り前記案内支持板４５が支持された切断片１０１を解除
するとともに，移送コンベヤ４０が整列された切断肉片
１０１を移送することになる。
【００１８】図５は本発明の第２実施例を示す作動説明
図で，前記供給コンベヤ２０と切断刃５０を斜めに構成
するとともに切断肉片案内支持板４５を多数の連結アー
ム４７で構成して折曲効果を増大する構成である。
図で，前記供給コンベヤ２０と切断刃５０を斜めに構成
するとともに切断肉片案内支持板４５を多数の連結アー
ム４７で構成して折曲効果を増大する構成である。
【００１９】以上のように構成された本発明の作用効果
を説明するとつぎのようである。
を説明するとつぎのようである。
【００２０】図１及び図２は本発明による食肉塊の移送
状態を示す作動説明図で，駆動手段により連動する供給
コンベヤ２０と移送コンベヤ４０と切断刃５０とから構
成される本発明の前記供給コンベヤ２０に切断すべき食
肉塊１００が載せられる。
状態を示す作動説明図で，駆動手段により連動する供給
コンベヤ２０と移送コンベヤ４０と切断刃５０とから構
成される本発明の前記供給コンベヤ２０に切断すべき食
肉塊１００が載せられる。
【００２１】このように，供給コンベヤ２０上に食肉塊
１００が載せられると，上部の機体１０に駆動軸２２で
軸設された加圧移送ピンコンベヤ２３が食肉塊１００を
上方から荷重で加圧しながら供給コンベヤ２０とともに
回転することで，載置された食肉塊１００を滑りなく前
進させて正確に供給することになる。
１００が載せられると，上部の機体１０に駆動軸２２で
軸設された加圧移送ピンコンベヤ２３が食肉塊１００を
上方から荷重で加圧しながら供給コンベヤ２０とともに
回転することで，載置された食肉塊１００を滑りなく前
進させて正確に供給することになる。
【００２２】また，前記機体１０の動力により動作され
る連動軸３０に連動アーム３１が軸設され，この連動ア
ーム３１にはスプリング３２でテンションアーム３３が
連結され，テンションアーム３３の下部には固定幹３４
と一対の加圧ロール３５が設けられ，前記機体１０のガ
イド３６で上下移動する加圧ロール３５がスプリング３
２の弾力で食肉塊１００の先端部を加圧し，前記連動軸
３０とテンションアームと加圧ロール３５にスプロケッ
ト３７が設けられ，これらスプロケット３７にチェーン
３８がかけられているので，加圧された状態の食肉塊１
００が前進されて切断刃５０に供給される。
る連動軸３０に連動アーム３１が軸設され，この連動ア
ーム３１にはスプリング３２でテンションアーム３３が
連結され，テンションアーム３３の下部には固定幹３４
と一対の加圧ロール３５が設けられ，前記機体１０のガ
イド３６で上下移動する加圧ロール３５がスプリング３
２の弾力で食肉塊１００の先端部を加圧し，前記連動軸
３０とテンションアームと加圧ロール３５にスプロケッ
ト３７が設けられ，これらスプロケット３７にチェーン
３８がかけられているので，加圧された状態の食肉塊１
００が前進されて切断刃５０に供給される。
【００２３】このように，供給コンベヤ２０とともに上
部から加圧して前進供給するので，食肉塊１００が滑り
なく切断刃５０に供給される。
部から加圧して前進供給するので，食肉塊１００が滑り
なく切断刃５０に供給される。
【００２４】前記供給された食肉塊１００は切断刃５０
により切断され，切断された切断肉片１０１は，図３の
切断された切断肉片の整列装置の構成図と図４の本発明
により支持された切断肉片を移送した状態を示す作動説
明図に示すように，前記食肉塊１００が切断刃５０によ
り切断されて切断肉片１０１に形成されると，移送コン
ベヤ４０のサーボモータＭにより動作する連動カム４１
と作動幹４２を介して移送コンベヤ本体４３に連結され
た連動幹４４に軸設された案内支持板４５が前記切断刃
５０の裏面部に位置して，切断刃５０により切断された
切断肉片１０１を支持することにより，切断肉片１０１
が飛散したり無秩序に落下して皺むことを防止する。
により切断され，切断された切断肉片１０１は，図３の
切断された切断肉片の整列装置の構成図と図４の本発明
により支持された切断肉片を移送した状態を示す作動説
明図に示すように，前記食肉塊１００が切断刃５０によ
り切断されて切断肉片１０１に形成されると，移送コン
ベヤ４０のサーボモータＭにより動作する連動カム４１
と作動幹４２を介して移送コンベヤ本体４３に連結され
た連動幹４４に軸設された案内支持板４５が前記切断刃
５０の裏面部に位置して，切断刃５０により切断された
切断肉片１０１を支持することにより，切断肉片１０１
が飛散したり無秩序に落下して皺むことを防止する。
【００２５】また，切断刃５０により切断される切断肉
片１０１は第１片，第２片がつづいて切断されるので，
前記切断肉片１０１を支持する案内支持板４５が第１
片，第２片の厚さだけ後方に押されて連動幹４４を移動
させることになる。
片１０１は第１片，第２片がつづいて切断されるので，
前記切断肉片１０１を支持する案内支持板４５が第１
片，第２片の厚さだけ後方に押されて連動幹４４を移動
させることになる。
【００２６】この際に，前記連動幹４４はその端部が案
内溝４６に遊設されているので，ここで滑走しながら上
向及び後進して第１片，第２片の厚さだけの離隔距離を
形成することになる。
内溝４６に遊設されているので，ここで滑走しながら上
向及び後進して第１片，第２片の厚さだけの離隔距離を
形成することになる。
【００２７】このような作動をより詳細に説明すると，
通常，切断すべき食肉塊１００は零下５〜１０℃の凍っ
た状態にある。
通常，切断すべき食肉塊１００は零下５〜１０℃の凍っ
た状態にある。
【００２８】通常，このような食肉塊１００は高速で下
降する切断刃５０の加圧力と衝撃により，切断肉片１０
１が巻かれるとともに外部に飛散される。
降する切断刃５０の加圧力と衝撃により，切断肉片１０
１が巻かれるとともに外部に飛散される。
【００２９】本発明では，切断刃５０に近接して位置す
る案内支持板４５が切断される切断肉片１０１を密着支
持することにより，切断肉片の巻かれ及び飛散を防止す
ることになる。
る案内支持板４５が切断される切断肉片１０１を密着支
持することにより，切断肉片の巻かれ及び飛散を防止す
ることになる。
【００３０】前記第１片につづいて第２片が切断される
と，第２片の厚さの分だけ前記案内支持板４５が後進
し，この際に，切断刃５０の動作又は供給コンベヤ２０
の動作を感知するコントローラからの信号に応じてサー
ボモータＭが動作して一定量回転することになる。
と，第２片の厚さの分だけ前記案内支持板４５が後進
し，この際に，切断刃５０の動作又は供給コンベヤ２０
の動作を感知するコントローラからの信号に応じてサー
ボモータＭが動作して一定量回転することになる。
【００３１】次いで，連動カム４１と作動幹４２が動作
して，これに軸設された連動幹４４を上向移動させるこ
とにより，これに一体的に連結された案内支持板４５を
上向移動させて一定距離だけ後進させることになる。
して，これに軸設された連動幹４４を上向移動させるこ
とにより，これに一体的に連結された案内支持板４５を
上向移動させて一定距離だけ後進させることになる。
【００３２】このように，多数の切断肉片１０１が切断
され整列されると，図４に示すように，サーボモータＭ
に信号を送信してサーボモータＭを作動させる。
され整列されると，図４に示すように，サーボモータＭ
に信号を送信してサーボモータＭを作動させる。
【００３３】すなわち，サーボモータＭが回転して出力
軸の連動カム４１と，この連動カム４１に軸設された作
動幹４２を動作させることにより，作動幹４２に連結さ
れた連動幹４４を上部の一点鎖線の位置に移動させるこ
とになる。
軸の連動カム４１と，この連動カム４１に軸設された作
動幹４２を動作させることにより，作動幹４２に連結さ
れた連動幹４４を上部の一点鎖線の位置に移動させるこ
とになる。
【００３４】これにより，その端部に連結された案内支
持板４５が同時に上向移動して切断肉片１０１を解除
し，移送コンベヤ４０が一定区間移動して前記整列され
た切断肉片１０１を移送することになる。
持板４５が同時に上向移動して切断肉片１０１を解除
し，移送コンベヤ４０が一定区間移動して前記整列され
た切断肉片１０１を移送することになる。
【００３５】また，サーボモータＭの継続的な回転によ
り，連動カム４１が再び図４の実線位置に移動し，切断
刃５０の上下運動が続くことにより，切断肉片１０１が
切断されるとともに案内支持板４５により整列される過
程を繰り返すことになる。
り，連動カム４１が再び図４の実線位置に移動し，切断
刃５０の上下運動が続くことにより，切断肉片１０１が
切断されるとともに案内支持板４５により整列される過
程を繰り返すことになる。
【００３６】また，本発明は，図５の第２実施例に示す
作動説明図に示すように，前記供給コンベヤ２０と切断
刃５０を斜めに構成して食肉塊１００の移送効果を増大
させることはもちろんのこと，案内支持板４５を多数の
連結アーム４７で連結して折曲効果を増大する構成の変
更を加えたものであり，この程度の変更は本発明の単純
実施例の範囲内にある。
作動説明図に示すように，前記供給コンベヤ２０と切断
刃５０を斜めに構成して食肉塊１００の移送効果を増大
させることはもちろんのこと，案内支持板４５を多数の
連結アーム４７で連結して折曲効果を増大する構成の変
更を加えたものであり，この程度の変更は本発明の単純
実施例の範囲内にある。
【００３７】このように，本発明は大きくて重い食肉塊
１００を安定的に切断刃に供給し，供給された食肉塊を
切断し，切断された切断肉片をきちんと整列するととも
に，一定量の束状態で移送させて，作業者が簡単につぎ
の作業を行うことができるので，作業が容易であり，大
量切断及び整列による便利性が得られる有用な発明であ
る。
１００を安定的に切断刃に供給し，供給された食肉塊を
切断し，切断された切断肉片をきちんと整列するととも
に，一定量の束状態で移送させて，作業者が簡単につぎ
の作業を行うことができるので，作業が容易であり，大
量切断及び整列による便利性が得られる有用な発明であ
る。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように，本発明は，切断装
置から供給される冷凍，冷蔵状態の食肉塊が精密で安定
に移送して一様な厚さに切断されるようにするととも
に，正確な移送により切断作業の精密性を高め，切断さ
れた切断肉片をきちんと整列して一定の束状態で移送す
ることで，つぎの作業が簡単で迅速に行えるようにする
発明である。
置から供給される冷凍，冷蔵状態の食肉塊が精密で安定
に移送して一様な厚さに切断されるようにするととも
に，正確な移送により切断作業の精密性を高め，切断さ
れた切断肉片をきちんと整列して一定の束状態で移送す
ることで，つぎの作業が簡単で迅速に行えるようにする
発明である。
【００３９】
【図１】本発明による食肉塊の移送状態を示す作動説明
図である。
図である。
【図２】本発明による食肉塊の移送状態を示す作動説明
図である。
図である。
【図３】図１の構成により供給され，切断された切断片
の整列装置の構成図である。
の整列装置の構成図である。
【図４】本発明により支持された切断肉片を移送した状
態を示す作動説明図である。
態を示す作動説明図である。
【図５】本発明の第２実施例を示す作動説明図である。
１０ 機体 ２０ 供給コンベヤ ２１ ピン ２２ 駆動軸 ２３ 加圧移送ピンコンベヤ ３０ 連動軸 ３１ 連動アーム ３２ スプリング ３３ テンションアーム ３４ 固定幹 ３５ 加圧ロール３６ ガイド ３７ スプロケット ３８ チェーン ４０ 移送コンベヤ ４１ 連動カム ４２ 作動幹 ４３ 移送コンベヤ本体 ４４ 連動幹 ４５ 案内支持板 ４６ 案内溝 ４７ 連結アーム ５０ 切断刃 １００ 食肉塊 １０１ 切断肉片 Ｍ サーボモータ
Claims (2)
- 【請求項１】 スライサ機体（１０）の駆動手段に連動
する供給コンベヤ（２０）と移送コンベヤ（４０）を切
断刃（５０）の前後に設けた食品スライサにおいて，前
記供給コンベヤ（２０）は，突出ピン（２１）が形成さ
れたピンコンベヤで構成され，その上に載置された食肉
塊（１００）の滑りを防止し，前記供給コンベヤ（２
０）の上部の前記機体（１０）に駆動軸（２２）で軸設
された加圧移送コンベヤ（２３）を設け，前記供給コン
ベヤ（２０）と前記加圧移送コンベヤ（２３とを連動装
置で連動させることにより，前記供給コンベヤ（２０）
上部で前記食肉塊（１００）を移送させ，前記機体（１
０）の動力により連動される連動軸（３０）に連動アー
ム（３１）を軸設するとともにスプリング（３２）で弾
設されたテンションアーム（３３）に軸設し，前記テン
ションアーム（３３）の下部には固定幹（３４）と一対
の加圧ロール（３５）を設け，前記固定幹（３４）を前
記機体（１０）の案内ガイド（３６）に遊設することに
より，前記加圧ロール（３５）が前記スプリング（３
２）の弾力で弾支されて供給される前記食肉塊（１０
０）を加圧するようにし，前記連動軸（３０）と前記テ
ンションアーム（３３）及び前記加圧ロール（３５）に
スプロケット（３７）を設け，これらをチェーン（３
８）で連動させることにより，前記連動軸（３０）の動
力で前記加圧ロール（３５）を連動させて，加圧された
前記食肉塊（１００）を供給することを特徴とする食品
スライサの食肉移送装置。 - 【請求項２】 スライサ機体（１０）の駆動手段に連
動する供給コンベヤ（２０）と移送コンベヤ（４０）を
切断刃（５０）の前後に設けた食品スライサにおいて，
前記移送コンベヤ（４０）には，サーボモータ（Ｍ）に
より連動される連動カム（４１）と作動幹（４２）を設
け，この作動幹（４２）は前記移送コンベヤ本体（４
３）に軸設された連動幹（４４）に軸設され，前記連動
幹（４４）には案内支持板（４５）を設けることによ
り，前記機体（１０）の案内溝（４６）に遊設された案
内支持板（４５）が切断された食肉片を支持及び整列
し，前記サーボモータ（Ｍ）の動作により前記案内支持
板（４５）が支持された切断片（１０１）を解除すると
ともに，移送コンベヤ（４０）が整列された切断肉片
（１０１）を移送することを特徴とする，食品スライサ
の食肉移送装置。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019990022502A KR100351959B1 (ko) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 식품슬라이서용 절단편 안내지지장치 |
| KR1999P22502 | 1999-07-30 | ||
| KR1019990031375A KR100350397B1 (ko) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 식품슬라이서의 고기이송장치 |
| KR1999P31375 | 1999-07-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001038681A true JP2001038681A (ja) | 2001-02-13 |
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ID=26635454
Family Applications (1)
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2000
- 2000-06-16 CN CN 00107811 patent/CN1278473A/zh active Pending
- 2000-06-16 JP JP2000181495A patent/JP3388515B2/ja not_active Expired - Fee Related
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