JP2001035186A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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Abstract
体記憶装置を提供する。 【解決手段】 メモリセルアレイ1と、メモリセルアレ
イ1の不良メモリセルを救済するめの複数の冗長セルア
レイ2,3と、アドレスをデコードしてメモリセルアレ
イ1のメモリセルを選択するデコーダ4,5と、ウェハ
状態で検出された不良アドレスに対して複数の冗長セル
アレイの一つを選択する置換信号を出力するための、ウ
ェハ状態でのプログラミングが可能な第1のアドレス比
較回路10a,11aと、チップをアセンブリした後に
検出された不良アドレスに対して複数の冗長セルアレイ
の他の一つを選択する置換信号を出力するための、アセ
ンブリ後のプログラミングが可能な第2のアドレス比較
回路10b,11bとを備えた。
Description
の冗長回路方式を採用した半導体記憶装置に関する。
モリセルアレイの不良ロウや不良カラムを冗長ロウや冗
長カラムに置換することにより救済することは一般に行
われている。この目的のためにチップ内には、冗長ロウ
や冗長カラムを含むセルアレイと共に、アドレス比較回
路が設けられる。アドレス比較回路は、ウェハ状態で行
うテスト(ダイソートテスト)結果に基づいて、不良ア
ドレスがプログラムされる。アドレス比較回路は、入力
されたアドレスとプログラムされた不良アドレスとが一
致した場合に置換信号を出力して、不良ロウ或いは不良
カラムに代わって冗長ロウ或いは冗長カラムを選択する
機能を持つ。
には通常、レーザによるプログラミングが行われるフュ
ーズ回路が用いられる。アドレス比較回路のプログラミ
ング後、良品メモリチップはウェハから切り出されてパ
ッケージにアセンブリされる。その後、ストレス試験を
経て、最終的にメモリが正常動作するか否かのメモリテ
ストが行われ、このメモリテストに合格した良品のみが
出荷され、残りは廃棄される。
での不良に対しては、レーザで溶断するヒューズ素子を
利用する場合、従来救済手段はなかった。従って、メモ
リの歩留まり向上のためには、ウェハプロセスを精度よ
く行い、ダイソート試験の収率を高めること、出荷試験
により破棄されるチップを少なくすることが重要であっ
た。しかし、出荷試験後に破棄されるチップを少なくす
るためには、アセンブリ後新たに発生した不良に対する
救済手段を持たせることが望まれる。
もので、アセンブリ後の不良救済をも可能とした半導体
記憶装置を提供することを目的としている。
憶装置は、メモリセルアレイと、このメモリセルアレイ
の不良メモリセルを救済するための複数の冗長セルアレ
イと、アドレスをデコードして前記メモリセルアレイの
メモリセルを選択するデコード回路と、ウェハ状態で検
出された不良アドレスに対して前記複数の冗長セルアレ
イの一つを選択する置換信号を出力するための、ウェハ
状態でのプログラミングが可能な第1のアドレス比較回
路と、チップをアセンブリした後に検出された不良アド
レスに対して前記複数の冗長セルアレイの他の一つを選
択する置換信号を出力するための、アセンブリ後のプロ
グラミングが可能な第2のアドレス比較回路とを備えた
ことを特徴とする。この発明において、具体的に例え
ば、第1のアドレス比較回路は、レーザによりプログラ
ミングされるフューズ回路を用いて構成され、第2のア
ドレス比較回路は、電気的にプログラミングされるフュ
ーズ回路を用いて構成される。
ミングを行う第1のアドレス比較回路に加えて、アセン
ブリ後にプログラミング可能な第2のアドレス比較回路
を備えることより、アセンブリ後のテストで発生する不
良をも救済することができ、メモリの救済効率を高いも
のとすることができる。
えば、複数のセルアレイブロックに分割され、複数の冗
長セルアレイは、各セルアレイプロック内をそれぞれ救
済するように各セルアレイブロック毎に配置された第1
群及び第2群の冗長セルアレイにより構成される。この
場合、(a)第1のアドレス比較回路は、複数のセルア
レイブロックで共有されて各セルアレイブロックの第1
群の冗長セルアレイにフレキシブルに対応可能とされ、
第2のアドレス比較回路は、複数のセルアレイブロック
で共有されて各セルアレイブロックの第2群の冗長セル
アレイにフレキシブルに対応可能とされる。或いは、
(b)第1のアドレス比較回路は、前記複数のセルアレ
イブロックで共有されて各セルアレイブロックの複数の
冗長セルアレイに対して特定の番地のものから順に対応
付けられ、第2のアドレス比較回路は、前記複数のセル
アレイブロックで共有されて各セルアレイブロックの複
数の冗長セルアレイに対して第1のアドレス比較回路と
は逆の順に対応付けられるものとする。
の冗長セルアレイの欠陥を検出するテスト回路を有する
ものとする。このテスト回路は例えば、第1のアドレス
比較回路に対応づけられていない冗長セルアレイを選択
してその欠陥を検出する機能を有するものとする。この
様なテスト回路を設ければ、第2のアドレス比較回路の
プログラミング時に欠陥冗長セルアレイを避けることが
できる。
の実施の形態を説明する。図1は、この発明の実施の形
態によるDRAMの構成を示す。メモリセルアレイ1
は、図2に示すように、複数本ずつの互いに交差するビ
ット線BL,bBLとワード線WLの各交差部にダイナ
ミック型メモリセルMCを配置して構成される。ビット
線BL,bBLの端部にはビット線センスアンプSAが
設けられている。ビット線BL,bBLは、カラム選択
線CSLにより駆動されるカラムゲートにより選択され
てデータ線DQ,bDQに接続される。
長回路として、冗長ロウセルアレイ2と冗長カラムセル
アレイ3が設けられている。冗長ロウセルアレイ2は、
複数本の不良ワード線を置換するための複数本のスペア
ワード線により構成される。冗長カラムセルアレイ3
は、複数本のビット線(具体的には、カラム選択線)を
置換するための複数本のスペアカラム選択線により構成
される。より具体的に、冗長ロウセルアレイ2は、1本
のワード線又は複数本のワード線の束を置換の単位(1
セット)として、複数セット設けられる。同様に、冗長
カラムセルアレイ3についても、1本のカラム選択線又
は複数本のカラム選択線の束を置換の単位(1セット)
として、複数セット設けられる。
ウアドレス、カラムアドレスはそれぞれ、ロウデコーダ
5、カラムデコーダ4によりデコードされる。ロウデコ
ーダ5のデコード出力によりメモリセルアレイ1のワー
ド線WLが選択駆動され、カラムデコーダ4のデコード
出力によりメモリセルアレイ1のビット線BL,bBL
の選択がなされる。これらのロウデコーダ5及びカラム
デコーダ4と並んで、それぞれ冗長ロウセルアレイ2及
び冗長カラムセルアレイ3を選択するための冗長ロウデ
コーダ7及び冗長カラムデコーダ6が設けられている。
き換えるために不良ロウアドレスを記憶し、不良ロウア
ドレスが入力されたときにそれとの一致検出を行って置
換信号を出力するためのロウアドレス比較回路として、
第1のロウアドレス比較回路10aと第2のロウアドレ
ス比較回路10bを有する。同様に、冗長カラムセルア
レイ3により不良カラムを置き換えるために不良カラム
アドレスを記憶し、不良カラムアドレスが入力されたと
きにそれとの一致検出を行って置換信号を出力するため
のカラムアドレス比較回路として、第1のカラムアドレ
ス比較回路11aと第2のカラムアドレス比較回路11
bを有する。
1のカラムアドレス比較回路11aは、ウェハ状態での
テスト結果により検出された不良アドレスをウェハ状態
でプログラミングするためのものであり、レーザにより
溶断されるフューズを用いたフューズ回路である。第2
のロウアドレス比較回路10b及び第2のカラムアドレ
ス比較回路11bは、チップをアセンブリした後のテス
ト結果により検出された不良アドレスをアセンブリ後に
プログラミングするためのものであり、電気的に高電圧
を印加することにより、切断又は接続されるフューズを
用いたフューズ回路を用いて構成される。
2のカラムアドレス比較回路11bは上述のように、ア
センブリ後、即ちDRAMチップをパッケージに収納し
た後に電気的にプログラミング可能とするものである。
そのために図1に示すように、これらの第2のロウアド
レス比較回路10b及び第2のカラムアドレス比較回路
11bに不良アドレスを書き込むためのプログラム回路
12が用意されている。このプログラム回路12は例え
ば、アセンブリ後の出荷テストに用いられるテスト回路
13のテスト結果に基づいて、第2のロウアドレス比較
回路10b及び第2のカラムアドレス比較回路11bの
電気的プログラミングを行う。
ハプロセスから出荷までの処理の流れを示している。ウ
ェハプロセス(S1)が終了すると、ウェハ状態でダイ
ソート試験が行われる(S2)。このダイソート試験で
検出された不良に対して、従来と同様に、レーザによる
冗長回路プログラム、即ち図1における第1のアドレス
比較回路10a,11aのプログラムが行われる(S
3)。その後、DRAMチップは分割されて各チップ毎
にアセンブリされ(S4)、バーンイン処理が行われる
(S5)。そして出荷試験が行われ(S6)、合格であ
れば出荷される。出荷試験で不合格となった場合は、新
たに検出された不良アドレスについて、電気的な冗長回
路プログラム、即ち図1における第2のアドレス比較回
路10b,11bのプログラムが行われる(S7)。プ
ログラム終了後、再度出荷試験(或いは破線で示すよう
にバーンイン試験)に戻され、最終的に良品となったも
のが出荷される。
に不良となるDRAMチップの多くは、不良ビット数は
少ない。従って、電気的プログラミングを行う第2のア
ドレス比較回路10b,11bは、少ないビット数でも
有効であり、従来破棄されていたチップを救済すること
が可能になる。
路による不良救済の基本的な構成と作用であるが、次に
具体的なアドレス比較回路と冗長回路の対応関係につい
て説明する。実際のDRAMでは、メモリセルアレイは
複数のセルアレイブロックに分けられ、各セルアレイブ
ロック内の不良を救済するように、各セルアレイブロッ
ク毎にそれぞれ冗長セルアレイが設けられる。これに対
応して、アドレス比較回路も複数個設けられる。
レイの対応関係には、2種類ある。但し、以下の説明は
全てロウ側のみに着目して行うが、カラム側についても
同様である。その一つは、図4に示すように、Nセット
のアドレス比較回路と、Nセットの冗長ロウセルアレイ
(通常、それぞれが複数本のスペアワード線の束からな
る)とを1:1に対応させる方法である。もう一つは、
図5に示すように、Mセットのアドレス比較回路をNセ
ットの冗長ロウセルアレイに対してフレキシブルに対応
させる方法である。
れば偏在していることが多く、従って冗長セルアレイが
全て使用されることはない。図4の方式を用いた場合、
平均して使用される冗長セルアレイが半分であれば、使
用されるアドレス比較回路の数も半分になる。この様に
実際に使用されないアドレス比較回路があることは、チ
ップの面積縮小の妨げとなる。これに対して、図5に示
すように、アドレス比較回路を冗長セルアレイに対して
フレキシブルに対応させる方式では、アドレス比較回路
の数Mは、実際に使用される冗長セルアレイの数だけあ
ればよく、M<Nとすることができる。実際に必要な冗
長セルアレイの数は、使用するプロセス技術に依存する
欠陥分布や欠陥モードの推定により事前に決定すること
ができ、これにより図5の方式の場合のアドレス比較回
路の数Mを決定することができる。従って、図5の方式
を採用することにより、チップ面積の縮小が可能にな
る。
ラミングを行うアドレス比較回路のみの場合は、一般に
用いられている。しかしこの発明では、上述のように2
種のアドレス比較回路を用いるから、これらを冗長セル
アレイに対してフレキシブルに対応させるのは、単純で
はない。冗長セルアレイと2種のアドレス比較回路の対
応関係が何らかの条件で特定されないと、2種のアドレ
ス比較回路による置換が同じ冗長セルアレイにより行わ
れるという事態、具体的には異なるアドレスにより同じ
冗長セルが選択されるという事態が生じる可能性がある
ためである。
じ冗長セルアレイの置換が行われることがないようにし
た一つの実施の形態である。メモリセルアレイ1は、複
数のセルアレイブロックMR0〜MRnに分割され、そ
れぞれに冗長ロウセルアレイ2が設けられる。この実施
の形態の場合、各セルアレイブロック毎に冗長ロウセル
アレイ2は、A,Bの2群に分けられており、それぞれ
複数本ずつのスペアワード線SWLを含む。
ス比較回路10aは、各セルアレイブロックのA群の冗
長セルアレイを選択する冗長ロウデコーダSRDaに対
してフレキシブルに対応できるようにしている。同様
に、アセンブリ後に電気的にプログラミングを行うアド
レス比較回路10bは、各セルアレイブロックのB群の
冗長セルアレイを選択する冗長ロウデコーダSRDbに
対してフレキシブルに対応できるようにしている。
2は、ダイソート時に使用するA群とアセンブリ後に使
用するB群として異なる番地をもって分けられているの
で、同一スペアワード線が二つのアドレス比較回路10
a,10bにより選択されることはない。なお具体的
に、二つのアドレス比較回路10a,10bをそれぞれ
A,B群の冗長セルアレイのみに対応させるには、不良
アドレスをプログラムするソフトウェア上で、或いは回
路的に制約を加えればよい。
に属するスペアワード線は一定であり、ダイソート時に
使用できるスペアワード線は、これにより制限される。
従って、ダイソート時にA群のスペアワード線数を超え
る不良があった場合には、救済不可能となる。従って、
実際の適用に際しては、冗長回路にA,B群という区別
がなく、ダイソート時には、全てのスペアワード線を使
用可能とし、アセンブリ後のプログラミングでは残りの
スペアワード線を使用するという使い方ができることが
好ましい。
の形態を示している。即ち先の図6の実施の形態と異な
りこの実施の形態では、二つのアドレス比較回路10
a,10bを、各セルアレイブロックの全ての冗長ロウ
デコーダSRDに対してフレキシブルに対応可能として
いる。言い換えれば、冗長ロウデコーダSRDは、二つ
のアドレス比較回路10a,10bとの対応関係が特定
されていない。従って、アドレス比較回路10a,10
bは、共に複数のセルアレイブロックで共有されるが、
実際の使用に際しては、アドレス比較回路10aは、各
セルアレイブロックの複数の冗長セルアレイ2に対して
特定の番地のものから順に対応付けられる。またアドレ
ス比較回路10bは、各セルアレイブロックの複数の冗
長セルアレイ2に対してアドレス比較回路10aとは逆
の順に対応付けられるようにする。
時のアドレス比較回路10aは、各セルアレイブロック
の複数の冗長ロウセルアレイを番地の小さい順に使用す
る。スペアワード線に欠陥がある場合には、その番地を
飛ばして次にスペアワード線を用いる。そして、アセン
ブリ後のアドレス比較回路10bは、逆に各セルアレイ
ブロックの複数の冗長ロウセルアレイを番地の大きい順
に使用する。
検出される不良が多い場合には、各セルアレイブロック
に付属する冗長ロウセルアレイを全て使うことも可能に
なる。出荷試験時の救済では、どのスペアワード線が未
使用であるかを調べることなく、番地の大きい方から使
用する。従って、出荷試験時に、既にダイソート時に使
用されたスペアワード線を重ねて使用する可能性はある
が、その確率は小さい。何故なら、欠陥は個々のチップ
毎に偏在しており、ダイソート時に全ての冗長セルアレ
イを使い切ることは殆どなく、また出荷試験での不良ビ
ット数は少ないからである。なお、小さい確率ながら、
上記のような重複使用が発生した場合には、最終的に出
荷試験でスクリーニングすればよい。
合には、その欠陥のスペアワード線により不良ワード線
を置換しても良品とはならない。従って不良救済効率を
高めるためには、スペアワード線の欠陥をテストできる
ようにすることが好ましい。図8は、その様なスペアワ
ード線の欠陥をテストすることを可能としたDRAMの
テスト回路の構成である。各種制御信号の組み合わせに
より、様々なテストを行うことが可能となっている。内
部ロウアドレス信号xa0,/xa0,…,xd0,/
xd0は、ワード線WLを選択するロウデコーダ5のデ
コードゲートG1に接続され、このデコードゲートG1
にはワード線活性化信号NTactが入力される。スペ
アワード線SWLを選択するデコードゲートG2には、
スペアワード線用アドレス信号xaR,/xaR,xb
R,/xbRと、ゲートG3の出力が入力される。
ワード線アドレス選択回路20により、スペアワード線
用アドレス切り換え信号SRtestに応じて、通常の
ロウアドレスxa,/xa,xb,/xb、或いはロウ
アドレスがアドレス比較回路に予めプログラムされた不
良アドレスに一致した場合にスペアワード線アドレス発
生回路21で発生されるアドレス信号xap,/xa
p,xbp,/xbpのどちらかが選択的に供給され
る。ゲートG3には、スペアワード線活性化信号/SR
actと、スペアロウデコーダ制御回路22の出力信号
SWLoffが入力される。スペアロウデコーダ制御回
路22は、ロウアドレスと、アドレス比較回路10a或
いは10bに予めプログラムされた不良アドレスが一致
しているかどうか、及び二種のテスト信号/MRtes
t1,/MRtest2に応じて出力信号SWLoff
を出す。
の具体的な回路構成である。この回路は、テスト信号/
MRtest1,/MRtest2が共に“H”の場
合、NANDゲート30の出力が“L”、従って、CM
OSトランスファゲート36がオンとなり、ヒット信号
RDhit1,RDhit1のいずれかが“H”のとき
に、出力信号SWLoff=“L”を出す。テスト信号
/MRtest1,/MRtest2のどちらかが
“L”のときは、トランスファゲート37がオンとな
る。
信号の組み合わせを示している。ユーザーが普通にメモ
りアクセスする通常動作の場合は、SRtestを除い
て他の制御信号は“L”である。従ってスペアワード線
は、ロウアドレスがアドレス比較回路10a,10bに
予めプログラムされた不良アドレスに一致した場合(即
ち、ヒット信号RDhit1,RDhit1のいずれか
が“H”)のみ活性化され、スペアワード線アドレス発
生回路21から出力されたアドレスに応じてスペアワー
ド線SWLが立ち上がり、不良ワード線は立ち上がらな
い。
行う場合は、制御信号NRactを“L”にして、ワー
ド線WLが立たないようにし、/SRactを“L”、
SRtestを“H”として、ロウデコーダに供給され
る下位アドレスに応じてスペアワード線SWLを立てる
ようにする。この方法により、冗長ロウセルアレイ部分
に含まれる不良スペアワード線を知ることができる。そ
してこれにより、レーザによりアドレス比較回路10a
をプログラムする際に、不良スペアワード線を使用しな
いようにすることができる。
ドレス比較回路10bを用いて不良救済を行うが、この
ときスペアワード線の使用状態を調べることなく番地の
大きい方から順に使用することは、先に説明した。この
場合、アドレス比較回路10a,10bで同じスペアワ
ード線を重複使用する確率は小さいものの、救済前に重
複使用となるか否かを簡単にチェックできれば好まし
い。更には、未使用のスペアワード線のみテストできれ
ば、不良スペアワード線を避けて不良ワード線救済を行
うことができる。
t,/MStest1を“L”、他の制御信号を“H”
にする。ここで、/MStest1は、ロウアドレス
と、アドレス比較回路10aにプログラムされた不良ア
ドレスが一致した場合はスペアワード線を立てないよう
にする信号である。SRtestが“H”であるので、
入力アドレスと不良アドレスの一致不一致に拘わらず、
デコードゲートG2には常にロウアドレスが供給され
る。またこの場合、/SRactが“H”であるから、
SWLoffが“H”であれば、スペアワード線SWL
は立たない。複数あるアドレス比較回路10aの中で、
入力アドレスとプログラムされた不良アドレスとが一致
すれば、ヒット信号RDhit1は“H”となり、/M
Stest1が“L”の場合はスペアロウデコーダ制御
回路22は、出力信号SWoff=“H”を出すから、
スペアワード線SWLは立たなくなる。アドレス比較回
路にプログラムされていなくても、欠陥セルを含むスペ
アワード線を不良する。従って、アドレス比較回路10
bに不良アドレスをプログラムする際には、既に使用さ
れているスペアワード線と、使用されていないが欠陥を
含むスペアワード線とを避けることができる。
に、試験コストとの関係でスペアワード線の使用状態を
調べることなく、置換後のテストのみを行う場合もあ
る。図8の回路構成は、スペアワード線の重複使用をチ
ェックする試験を行うことができる。その場合は、通常
動作時から/MRtest1を“L”にして、アドレス
比較回路10aでプログラムしたスペアワード線を立て
ない試験1と、通常動作時から/MRtest2を
“L”にして、アドレス比較回路10bでプログラムし
たスペアワード線を立てない試験2とを別々に行う。こ
れらの試験では、救済前の不良ワード線のアドレスに不
良が生じるので、試験1の不良アドレスと試験2の不良
アドレスの比較を行い、一致するものがあれば同一スペ
アワード線を使用しているものと判断することができ
る。これにより、スペアワード線を重複使用しているも
のをスクリーニングすることが可能になる。
ェハ状態でプログラミングを行う第1のアドレス比較回
路に加えて、アセンブリ後にプログラミング可能な第2
のアドレス比較回路を備えることより、アセンブリ後の
テストで発生する不良をも救済することができ、メモリ
の救済効率を高いものとすることができる。
示す図である。
イの構成を示す図である。
図である。
レイの対応関係の一例を示す図である。
レイの対応関係の他の例を示す図である。
を示す図である。
形態を示す図である。
ある。
す図である。
である。
冗長カラムセルアレイ、4…カラムデコーダ、5…ロウ
デコーダ、6…冗長カラムデコーダ、7…冗長ロウデコ
ーダ、8…アドレスバッファ、9…データバッファ、1
0a,11a…第1のアドレス比較回路、10b,11
b…第2のアドレス比較回路、13…テスト回路、12
…プログラム回路、20…スペアワード線アドレス選択
回路、21…スペアワード線アドレス発生回路、22…
スペアロウデコーダ制御回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 メモリセルアレイと、 このメモリセルアレイの不良メモリセルを救済するため
の複数の冗長セルアレイと、 アドレスをデコードして前記メモリセルアレイのメモリ
セルを選択するデコード回路と、 ウェハ状態で検出された不良アドレスに対して前記複数
の冗長セルアレイの一つを選択する置換信号を出力する
ための、ウェハ状態でのプログラミングが可能な第1の
アドレス比較回路と、 チップをアセンブリした後に検出された不良アドレスに
対して前記複数の冗長セルアレイの他の一つを選択する
置換信号を出力するための、アセンブリ後のプログラミ
ングが可能な第2のアドレス比較回路とを備えたことを
特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記メモリセルアレイは、複数のセルア
レイブロックに分割され、 前記複数の冗長セルアレイは、各セルアレイプロック内
をそれぞれ救済するように各セルアレイブロック毎に配
置された第1群及び第2群の冗長セルアレイからなり、
且つ前記第1のアドレス比較回路は、前記複数のセルア
レイブロックで共有されて各セルアレイブロックの前記
第1群の冗長セルアレイにフレキシブルに対応可能とさ
れ、 前記第2のアドレス比較回路は、前記複数のセルアレイ
ブロックで共有されて各セルアレイブロックの前記第2
群の冗長セルアレイにフレキシブルに対応可能とされて
いることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記メモリセルアレイは、複数のセルア
レイブロックに分割され、 前記複数の冗長セルアレイは、各セルアレイプロック内
をそれぞれ救済するように各セルアレイブロック毎に配
置された複数セットの冗長セルアレイからなり、且つ前
記第1のアドレス比較回路は、前記複数のセルアレイブ
ロックで共有されて各セルアレイブロックの複数の冗長
セルアレイに対して特定の番地のものから順に対応付け
られ、 前記第2のアドレス比較回路は、前記複数のセルアレイ
ブロックで共有されて各セルアレイブロックの複数の冗
長セルアレイに対して前記第1のアドレス比較回路とは
逆の順に対応付けられることを特徴とする請求項1記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記第1のアドレス比較回路は、レーザ
によりプログラミングされるフューズ回路を用いて構成
され、 前記第2のアドレス比較回路は、電気的にプログラミン
グされるフューズ回路を用いて構成されることを特徴と
する請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記複数の冗長セルアレイの欠陥を検出
するテスト回路を有することを特徴とする請求項1記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記テスト回路は、前記第1のアドレス
比較回路に対応づけられていない冗長セルアレイを選択
してその欠陥を検出する機能を有することを特徴とする
請求項5記載の半導体記憶装置。
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