JP2005149667A - 半導体記憶装置および不良セルの救済方法 - Google Patents

半導体記憶装置および不良セルの救済方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 アドレス指定に基づいて特定アドレスのメモリセルを複数回救済できるようにする。
【解決手段】 ロウデコーダ4の前段にロウアドレスに基づいてワード線を選択するプリロウデコーダ4aを配置するとともに、プリロウデコーダ4aの前段にロウアドレスに基づいてワード線を選択するプリロウデコーダ4bを配置し、メモリセルアレイ1のメモリセルに不良が発生した場合、プリロウデコーダ4aにロウスペアセル2aを選択させ、ロウスペアセル2aに不良が発生した場合、プリロウデコーダ4bにロウスペアセル2bを選択させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体記憶装置および不良セルの救済方法に関し、特に、半導体記憶装置の冗長回路に適用して好適なものである。
従来の半導体記憶装置では、ウェハレベルバーンインなどによる信頼性試験や温度特性試験などでメモリセルに不良が発生した場合、その不良メモリセルを冗長メモリセル(スペアセルとも言う。)に切り替えることにより、その不良メモリセルの救済が行なわれている。
また、例えば、特許文献1には、救済既ビットに隣接する未救済ビットの救済を可能とするために、欠陥ワード線または欠陥ビット線を含む複数のワード線または複数のビット線単位で冗長ワード線または冗長ビット線に切り替えるようにした第1欠陥救済回路に加え、それらの複数のワード線または複数のビット線に物理的に隣接して配置された第1ワード線または第1ビット線の選択信号を、変更信号によりそれらの複数のワード線または複数のビット線のうた第1ワード線または第1ビット線とは物理的に隣接しないいずれか1つのワード線またはビット線に伝えるようにする第2欠陥救済回路を設ける方法が開示されている。
特開2002−42487号公報
しかしながら、従来の半導体記憶装置では、冗長ラインは複数設けられているが、主セルと冗長セルとの切り替えが行なわれるため、冗長セルに不良が発生しても、冗長セルを再置換することができなかった。また、一度ヒューズカットして主セルが冗長セルに置換された場合、その後の試験で不良が発生すると、未使用の冗長セルが残っている場合においても、救済解の計算が複雑になるため、不良セルの救済が難しかった。
また、特許文献1に開示された方法では、救済既ビットに隣接する未救済ビットに不良が発生した場合、その未救済ビットを救済することができるが、救済既ビットに再び不良が発生した場合、その救済既ビットを再救済することができないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、アドレス指定に基づいて特定アドレスのメモリセルを複数回救済することが可能な半導体記憶装置および不良セルの救済方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様に係る半導体記憶装置によれば、メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、アドレス入力に基づいて前記メモリセルを選択するデコーダと、前記メモリセルと置換可能な第1スペアセルと、前記メモリセルまたは前記第1スペアセルと置換可能な第2スペアセルと、前記デコーダの前段に配置され、前記アドレス入力で選択されるメモリセルに代えて前記第1スペアセルを選択する第1プリデコーダと、前記第1プリデコーダの前段に配置され、前記アドレス入力で選択されるメモリセルまたは第1スペアセルに代えて前記第2スペアセルを選択する第2プリデコーダとを備えることを特徴とする。
これにより、第1プリデコーダに第1スペアセルを選択させることで、不良メモリセルを第1スペアセルに置換することが可能となるとともに、第2プリデコーダに第2スペアセルを選択させることで、不良が発生した第1スペアセルを第2スペアセルに置換することが可能となり、特定アドレスのメモリセルを複数回救済することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る半導体記憶装置によれば、指定されたアドレスに対応する前記メモリセルの選択を禁止させるとともに、前記第1スペアセルを前記第1プリデコーダに選択させる第1切替回路と、指定されたアドレスに対応する前記メモリセルまたは前記第1スペアセルの選択を禁止させるとともに、前記第2スペアセルを前記第2プリデコーダに選択させる第2切替回路とを備えることを特徴とする。
これにより、アドレス指定に基づいて、不良メモリセルを第1スペアセルに置換することが可能となるとともに、不良が発生した第1スペアセルを第2スペアセルに置換することが可能となり、救済解の計算を複雑化させることなく、特定アドレスのメモリセルを複数回救済することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る不良セルの救済方法によれば、不良メモリセルを第1冗長メモリセルに切り替えるステップと、不良が発生した第1冗長メモリセルを第2冗長メモリセルに切り替えるステップとを備えることを特徴とする。
これにより、1回目の試験で発生した不良メモリセルを冗長メモリセルに置換した後、2回目の試験において、不良メモリセルの救済に用いられた冗長メモリセルの不良が発生した場合においても、その冗長メモリセルを救済することができ、複数回の試験が行なわれる場合においても、メモリセルの歩留まりを向上させることができる。
また、本発明の一態様に係る不良セルの救済方法によれば、前記不良メモリセルを第1冗長メモリセルに切り替えるステップは、前記不良メモリセルを選択するアドレスをプログラムすることにより、前記不良メモリセルの選択を禁止するとともに、前記第1冗長メモリセルを選択するステップを備え、前記不良が発生した第1冗長メモリセルを第2冗長メモリセルに切り替えるステップは、前記第1冗長メモリセルを選択するアドレスをプログラムすることにより、前記第1冗長メモリセルの選択を禁止するとともに、前記第2冗長メモリセルを選択するステップを備えることを特徴とする。
これにより、アドレス指定に基づいて、不良メモリセルを第1冗長メモリセルに置換することが可能となるとともに、不良が発生した第1冗長メモリセルを第2冗長メモリセルに置換することが可能となり、救済解の計算を複雑化させることなく、特定アドレスのメモリセルを複数回救済することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る半導体記憶装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、メモリセルアレイ1には、メモリセルがマトリックス状に配列されている。ここで、各メモリセルには、ロウ方向のメモリセルを選択するワード線およびカラム方向のメモリセルを選択するビット線を設けることができる。なお、メモリセルとしては、例えば、DRAM、SRAM、EPROM、あるいはEEPROMなどを用いることができる。
そして、メモリセルアレイ1の周囲には、ロウアドレスに基づいてワード線を選択するロウデコーダ4が配置されるとともに、カラムアドレスに基づいてビット線を選択するカラムデコーダ7が配置されている。
また、メモリセルアレイ1を間に挟んでカラムデコーダ7の反対側には、メモリセルアレイ1に設けられたロウ方向のメモリセルを置換可能なロウスペアセル2aが配置されるとともに、メモリセルアレイ1に設けられたロウ方向のメモリセルまたはロウスペアセル2aを置換可能なロウスペアセル2bが配置されている。ここで、各ロウスペアセル2a、2bには、ロウ方向のロウスペアセル2a、2bをそれぞれ選択するワード線およびカラム方向のロウスペアセル2a、2bをそれぞれ選択するビット線を設けることができる。
そして、ロウアドレスに基づいてロウスペアセル2aのワード線を選択するスペアデコーダ6aが設けられるとともに、ロウアドレスに基づいてロウスペアセル2bのワード線を選択するスペアデコーダ6bが設けられている。
一方、メモリセルアレイ1を間に挟んでロウデコーダ4の反対側には、メモリセルアレイ1に設けられたカラム方向のメモリセルを置換可能なカラムスペアセル3aが配置されるとともに、メモリセルアレイ1に設けられたカラム方向のメモリセルまたはカラムスペアセル3aを置換可能なカラムスペアセル3bが配置されている。ここで、各カラムスペアセル3a、3bには、ロウ方向のカラムスペアセル3a、3bをそれぞれ選択するワード線およびカラム方向のカラムスペアセル3a、3bをそれぞれ選択するビット線を設けることができる。
そして、カラムアドレスに基づいてカラムスペアセル3aのビット線を選択するスペアデコーダ9aが設けられるとともに、カラムアドレスに基づいてカラムスペアセル3bのビット線を選択するスペアデコーダ9bが設けられている。
また、ロウデコーダ4の前段には、ロウアドレスに基づいて、メモリセルアレイ1またはロウスペアセル2aのワード線を選択するプリロウデコーダ4aが配置され、さらに、プリロウデコーダ4aの前段には、ロウアドレスに基づいて、メモリセルアレイ1またはロウスペアセル2bのワード線を選択するプリロウデコーダ4bが配置されている。
そして、プリロウデコーダ4aには冗長切替回路5aが設けられ、プリロウデコーダ4aは冗長切替回路5aを介してスペアデコーダ6aに接続されている。ここで、冗長切替回路5aは、メモリセルアレイ1に発生した不良セルが含まれるロウアドレスをプログラムすることができる。なお、不良セルが含まれるロウアドレスをプログラムする方法としては、例えば、冗長切替回路5aに設けられたヒューズを切断する方法や、EPROMやEEPROMなどの不揮発性記憶素子にそのロウアドレスを書き込む方法などを用いることができる。
そして、冗長切替回路5aにはアドレスを比較する比較回路が設けられ、冗長切替回路5aは、アドレスバッファ10を介して入力されたロウアドレスと冗長切替回路5aにプログラムされたロウアドレスとを比較することができる。そして、アドレスバッファ10を介して入力されたロウアドレスと冗長切替回路5aにプログラムされたロウアドレスとが一致する場合、冗長切替回路5aにプログラムされたロウアドレスに対応するメモリセルアレイ1のメモリセルの選択を禁止させるとともに、ロウスペアセル2aをプリロウデコーダ4aに選択させることができる。
また、プリロウデコーダ4bには冗長切替回路5bが設けられ、プリロウデコーダ4bは冗長切替回路5bを介してスペアデコーダ6bに接続されている。ここで、冗長切替回路5bは、メモリセルアレイ1に発生した不良セルが含まれるロウアドレスまたはロウスペアセル2aに切り替えられたロウアドレスをプログラムすることができる。
そして、冗長切替回路5bにはアドレスを比較する比較回路が設けられ、冗長切替回路5bは、アドレスバッファ10を介して入力されたロウアドレスと冗長切替回路5bにプログラムされたロウアドレスとを比較することができる。そして、アドレスバッファ10を介して入力されたロウアドレスと冗長切替回路5bにプログラムされたロウアドレスとが一致する場合、冗長切替回路5bにプログラムされたロウアドレスに対応するメモリセルアレイ1のメモリセルまたはロウスペアセル2aの選択を禁止させるとともに、ロウスペアセル2bをプリロウデコーダ4bに選択させることができる。
一方、カラムデコーダ7の前段には、カラムアドレスに基づいて、メモリセルアレイ1またはカラムスペアセル3aのビット線を選択するプリカラムデコーダ7aが配置され、さらに、プリカラムデコーダ7aの前段には、カラムアドレスに基づいて、メモリセルアレイ1またはカラムスペアセル3bのビット線を選択するプリカラムデコーダ7bが配置されている。
そして、プリカラムデコーダ7aには冗長切替回路8aが設けられ、プリカラムデコーダ7aは冗長切替回路8aを介してスペアデコーダ9aに接続されている。ここで、冗長切替回路8aは、メモリセルアレイ1に発生した不良セルが含まれるカラムアドレスをプログラムすることができる。
そして、冗長切替回路8aにはアドレスを比較する比較回路が設けられ、冗長切替回路8aは、アドレスバッファ10を介して入力されたカラムアドレスと冗長切替回路8aにプログラムされたカラムアドレスとを比較することができる。そして、アドレスバッファ10を介して入力されたカラムアドレスと冗長切替回路8aにプログラムされたカラムアドレスとが一致する場合、冗長切替回路8aにプログラムされたカラムアドレスに対応するメモリセルアレイ1のメモリセルの選択を禁止させるとともに、カラムスペアセル3aをプリカラムデコーダ7aに選択させることができる。
また、プリカラムデコーダ7bには冗長切替回路8bが設けられ、プリカラムデコーダ7bは冗長切替回路8bを介してスペアデコーダ9bに接続されている。ここで、冗長切替回路8bは、メモリセルアレイ1に発生した不良セルが含まれるカラムアドレスまたはカラムスペアセル3aに切り替えられたカラムアドレスをプログラムすることができる。
そして、冗長切替回路8bにはアドレスを比較する比較回路が設けられ、冗長切替回路8bは、アドレスバッファ10を介して入力されたカラムアドレスと冗長切替回路8bにプログラムされたカラムアドレスとを比較することができる。そして、アドレスバッファ10を介して入力されたカラムアドレスと冗長切替回路8bにプログラムされたカラムアドレスとが一致する場合、冗長切替回路8bにプログラムされたカラムアドレスに対応するメモリセルアレイ1のメモリセルまたはカラムスペアセル3aの選択を禁止させるとともに、カラムスペアセル3bをプリカラムデコーダ7bに選択させることができる。
そして、プリロウデコーダ4bおよびプリカラムデコーダ7bの前段には、プリロウデコーダ4b、4aを介してロウデコーダ4にロウアドレスを供給するとともに、プリカラムデコーダ7b、7aを介してカラムデコーダ7にカラムアドレスを供給するアドレスバッファ10が配置されている。
ここで、ロウデコーダ4の前段にプリロウデコーダ4aを配置することにより、メモリセルアレイ1のメモリセルに不良が発生した場合においても、プリロウデコーダ4aにロウスペアセル2aを選択させることが可能となり、メモリセルアレイ1の不良セルをロウスペアセル2aに置換することを可能として、メモリセルアレイ1の不良セルを救済することができる。
また、プリロウデコーダ4aの前段にプリロウデコーダ4bを配置することにより、メモリセルアレイ1の不良セルを救済した後に、ロウスペアセル2aに不良が発生した場合においても、プリロウデコーダ4bにロウスペアセル2bを選択させることが可能となり、不良が発生したロウスペアセル2aをロウスペアセル2bに置換することを可能として、特定アドレスのメモリセルを複数回救済することが可能となる。
また、カラムデコーダ7の前段にプリカラムデコーダ7aを配置することにより、メモリセルアレイ1のメモリセルに不良が発生した場合においても、プリカラムデコーダ7aにカラムスペアセル3aを選択させることが可能となり、メモリセルアレイ1の不良セルをカラムスペアセル3aに置換することを可能として、メモリセルアレイ1の不良セルを救済することができる。
また、プリカラムデコーダ7aの前段にプリカラムデコーダ7bを配置することにより、メモリセルアレイ1の不良セルを救済した後に、カラムスペアセル3aに不良が発生した場合においても、プリカラムデコーダ7bにカラムスペアセル3bを選択させることが可能となり、不良が発生したカラムスペアセル3aをカラムスペアセル3bに置換することを可能として、特定アドレスのメモリセルを複数回救済することが可能となる。
この結果、例えば、高温測定で発生した不良セルを救済した後、低温測定で救済セルに不良が発生した場合においても、その不良セルを再び救済することができ、複数回の試験が行なわれる場合においても、メモリセルの歩留まりを向上させることができる。
図2は、本発明の一実施形態に係る不良セルの救済方法を示すブロック図である。
図2(a)において、特定のロウアドレスに対応したメモリセルアレイ1のメモリセルに不良が発生した場合、そのロウアドレスを冗長切替回路5aにプログラムすることにより、そのロウアドレスで選択されるメモリセルアレイ1のワード線L1の選択を禁止させるとともに、ロウスペアセル2aのワード線L2をプリロウデコーダ4aに選択させる。
例えば、ロウアドレスが8ビットデータA0〜A7から構成され、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスで指定されるメモリセルアレイ1のメモリセルに不良が発生した場合、例えば、ヒューズカットにより、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスを冗長切替回路5aにプログラムする。
そして、アドレスバッファ10およびプリロウデコーダ4bを介し、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスがプリロウデコーダ4aに入力されると、冗長切替回路5aは、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスで選択されるメモリセルアレイ1のワード線L1の選択を禁止させるとともに、ロウスペアセル2aのワード線L2をプリロウデコーダ4aに選択させる。
これにより、高温測定などにより、メモリセルアレイ1のメモリセルに不良が発生した場合においても、メモリセルアレイ1の不良セルをロウスペアセル2aに置換することが可能となり、メモリセルアレイ1の不良セルを救済することができる。
次に、図2(b)に示すように、ワード線L2に接続されたロウスペアセル2aに不良が発生した場合、そのロウアドレスを冗長切替回路5bにプログラムすることにより、そのロウアドレスで選択されるロウスペアセル2aのワード線L2の選択を禁止させるとともに、ロウスペアセル2bのワード線L3をプリロウデコーダ4bに選択させる。
例えば、ロウアドレスが8ビットデータA0〜A7から構成され、(A0〜A7)=(00001010)のロウアドレスで指定されるロウスペアセル2aに不良が発生した場合、例えば、ヒューズカットにより、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスを冗長切替回路5bにプログラムする。
そして、アドレスバッファ10を介し、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスがプリロウデコーダ4bに入力されると、冗長切替回路5bは、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスで選択されるロウスペアセル2aのワード線L2の選択を禁止させるとともに、ロウスペアセル2bのワード線L3をプリロウデコーダ4bに選択させる。
これにより、高温測定後の低温測定などにより、ロウスペアセル2aに不良が発生した場合においても、不良が発生したロウスペアセル2aをロウスペアセル2bに置換することが可能となり、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスで指定されるメモリセルアレイ1の不良セルを複数回救済することができる。
また、ワード線L1に接続されたメモリセルアレイ1のメモリセルに不良が発生した後、ワード線L4に接続されたメモリセルアレイ1のメモリセルに不良が発生した場合、そのロウアドレスを冗長切替回路5bにプログラムすることにより、そのロウアドレスで選択されるメモリセルアレイ1のワード線L4の選択を禁止させるとともに、ロウスペアセル2bのワード線L5をプリロウデコーダ4bに選択させることができる。
例えば、ロウアドレスが8ビットデータA0〜A7から構成され、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスで指定されるメモリセルアレイ1の不良セルをロウスペアセル2aにて救済した後、(A0〜A7)=(01010000)のロウアドレスで指定されるメモリセルアレイ1のメモリセルに不良が発生した場合、例えば、ヒューズカットにより、(A0〜A7)=(01010000)というロウアドレスを冗長切替回路5bにプログラムする。
そして、プリロウデコーダ4aには、(A0〜A7)=(00001010)というロウアドレスで選択されるメモリセルアレイ1のワード線L1の選択を禁止させるとともに、ロウスペアセル2aのワード線L2を選択させ、プリロウデコーダ4bには、(A0〜A7)=(01010000)というロウアドレスで選択されるメモリセルアレイ1のワード線L4の選択を禁止させるとともに、ロウスペアセル2bのワード線L5を選択させることができる。
これにより、メモリセルアレイ1のメモリセルを救済した後に、メモリセルアレイ1の別のメモリセルに不良が発生した場合においても、救済解の計算を複雑化させることなく、メモリセルアレイ1の別のメモリセルを救済することができる。
なお、上述した実施形態では、カラムとロウの双方にスペアセルを設ける方法について説明したが、カラムとロウのいずらか一方にのみスペアセルを設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、プリロウデコーダ4a、4bおよびプリカラムデコーダ7a、7bをそれぞれ2段ずつ設ける方法について説明したが、プリロウデコーダおよびプリカラムデコーダをそれぞれ3段以上設けてもよい。
本発明の一実施形態に係る半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る不良セルの救済方法を示すブロック図。
符号の説明
1 メモリセルアレイ、2a、2b ロウスペアセル、3a、3b カラムスペアセル、4 ロウデコーダ、4a、4b プリロウデコーダ、5a、5b、8a、8b 冗長切替回路、6a、6b、9a、9b スペアデコーダ、7 カラムデコーダ、7a、7b プリカラムデコーダ、10 アドレスバッファ、L1〜L5 ワード線

Claims (4)

  1. メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、
    アドレス入力に基づいて前記メモリセルを選択するデコーダと、
    前記メモリセルと置換可能な第1スペアセルと、
    前記メモリセルまたは前記第1スペアセルと置換可能な第2スペアセルと、
    前記デコーダの前段に配置され、前記アドレス入力で選択されるメモリセルに代えて前記第1スペアセルを選択する第1プリデコーダと、
    前記第1プリデコーダの前段に配置され、前記アドレス入力で選択されるメモリセルまたは第1スペアセルに代えて前記第2スペアセルを選択する第2プリデコーダとを備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 指定されたアドレスに対応する前記メモリセルの選択を禁止させるとともに、前記第1スペアセルを前記第1プリデコーダに選択させる第1切替回路と、
    指定されたアドレスに対応する前記メモリセルまたは前記第1スペアセルの選択を禁止させるとともに、前記第2スペアセルを前記第2プリデコーダに選択させる第2切替回路とを備えることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 不良メモリセルを第1冗長メモリセルに切り替えるステップと、
    不良が発生した第1冗長メモリセルを第2冗長メモリセルに切り替えるステップとを備えることを特徴とする不良セルの救済方法。
  4. 前記不良メモリセルを第1冗長メモリセルに切り替えるステップは、
    前記不良メモリセルを選択するアドレスをプログラムすることにより、前記不良メモリセルの選択を禁止するとともに、前記第1冗長メモリセルを選択するステップを備え、
    前記不良が発生した第1冗長メモリセルを第2冗長メモリセルに切り替えるステップは、
    前記第1冗長メモリセルを選択するアドレスをプログラムすることにより、前記第1冗長メモリセルの選択を禁止するとともに、前記第2冗長メモリセルを選択するステップを備えることを特徴とする請求項3記載の不良セルの救済方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10665316B2 (en) 2018-06-15 2020-05-26 Winbound Electronics Corp. Memory device

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