JP2001032308A - 小型マンホールの底部ブロック及びそれを用いた小型マンホールの施工方法 - Google Patents

小型マンホールの底部ブロック及びそれを用いた小型マンホールの施工方法

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JP2001032308A JP2000139515A JP2000139515A JP2001032308A JP 2001032308 A JP2001032308 A JP 2001032308A JP 2000139515 A JP2000139515 A JP 2000139515A JP 2000139515 A JP2000139515 A JP 2000139515A JP 2001032308 A JP2001032308 A JP 2001032308A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易迅速に行えるとともに、導流溝による流
動案内を良好に行うことができるように設置することが
できる小型マンホールの底部ブロックを提供する点にあ
る。 【解決手段】 管接続用の継手7を少なくとも一個備え
た側壁8と、下水等を流動案内するための導流溝9Aが
形成されたインバート9とを一体化して、小型マンホー
ルの底部ブロック2を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に人が入るこ
とができない小型マンホールの底部ブロック及びそれを
用いた小型マンホールの施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人がマンホール内に入って作業を
行う必要がない例えば下水道管の維持管理等を行うもの
として、人が入ることができない直径に形成された小型
のマンホールが用いられている。このような小型マンホ
ールの底部を施工する場合には、まず基礎版を設置し、
この基礎版の上面に、管接続用の貫通孔を備えた筒状の
側壁を固定した後、マンホール本体の底部、つまり前記
基礎版の上面に下水等を流動案内するための導流溝が形
成されたインバート付底版を設置するようにしている。
【0003】上記のように基礎版に対して側壁を設置し
た後、側壁の内部を通してインバート付底版を挿入して
基礎版の上面に接着剤等を用いて設置固定しなければな
らず、それらの設置作業が手間のかかる煩わしい作業に
なっていた。特に、小型マンホールのような内部に入っ
て作業が行えない場合においては、前記不都合が顕著な
ものであった。又、マンホール本体とインバート付底版
との間のシール処理も行わなければならず、更に手間が
かかるものになっていた。又、マンホール本体が基礎版
に所定の姿勢で設置されているとしても、インバート付
底版が基礎版に所定の姿勢で設置されているとは限ら
ず、導流溝を良好に機能させることができないことがあ
り、改善の余地があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、容易迅速に行えると
ともに、導流溝による流動案内を良好に行うことができ
るように設置することができる小型マンホールの底部ブ
ロックを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、管接続用の継手を少なくとも一個備えた側
壁と、下水等を流動案内するための導流溝が形成された
インバートとを一体化して、小型マンホールの底部ブロ
ックを構成した。上記のように側壁とインバートが一体
化されているから、底部ブロックを設置するだけで、従
来のように側壁とインバートとを別々に設置する作業を
不要にすることができるだけでなく、側壁とインバート
のシール処理作業も不要にすることができる。又、底部
ブロックの姿勢を確認すれば、インバートの姿勢、つま
り導流溝の姿勢を容易に判断することができる。又、側
壁に備えた継手に管を容易かつ迅速に接続することがで
きる。
【0006】前記継手が、フランジ部を備えた基端部が
前記底部ブロック内に埋設固定されたゴム製の筒状部か
らなり、この筒状部の基端部から外側に突出した先端部
までの部位に蛇腹部を備えさせ、かつ、先端部に内嵌さ
れる管を接着固定するために該先端部の内径面に粘着剤
層を備えさせている。上記のようにフランジ部が埋設さ
れることによって、フランジ部によるアンカー効果によ
り継手が底部ブロックから外れることを確実に阻止する
ことができる。又、管(流入管や流出管)の先端の位置
や向きが多少異なっていても、蛇腹部により継手を曲げ
たり伸縮させることにより、継手の位置や向きを変更し
て、前記管を継手に確実に接続させることができる。し
かも、接続後において地震や地盤沈下等により発生する
振動を前記継手により良好に吸収することができる。
又、継手の先端部に管を内嵌するだけで粘着剤層により
管を継手に固定することができる。尚、前記継手の上か
ら締め付けバンド等により締め付けることにより、前記
接続力を増大させることができる。又、前記構成の継手
は、実公平4−29190号(実開昭62−11239
0号)の円筒状ジョイントゴムであり、管の材質に無関
係に有効な接続用継手である。
【0007】前記底部ブロックを生コンクリートにて形
成する場合において、前記フランジ部に単又は複数個の
貫通孔が形成された継手を用いて、底部ブロックを構成
している。上記のように貫通孔に生コンクリートが流れ
込んで固化することにより、継手の筒状部外面がこれと
接触する側壁に対して剥離することを、貫通孔に入り込
んで固化したコンクリートにて確実に阻止することがで
きる。尚、前記貫通孔が円形の小さな孔である場合に
は、多ければ多いほど前記剥離阻止効果を高めることが
できるが、貫通孔を周方向に長い長孔に形成した場合も
ほぼ同等の効果を得ることができる。
【0008】前記側壁の部位のうちの継手を備えていな
い部位に貫通孔を形成し、この貫通孔に該貫通孔よりも
小さな外径を有する管を内挿し、前記貫通孔と管との隙
間に溶融されたゴム等の弾性材を流し込むことにより該
貫通孔に管を固定するのである。上記のようにゴム等の
弾性材を流し込んで側壁に管を一体化することによっ
て、貫通孔に筒状のゴム製の継手を接着剤等を用いて取
り付け、この取り付けられた継手に管を挿入した後、管
の抜け止め防止用の金属製のバンド(必ずしも必要では
ない)を締め付けて管を側壁に装着するものに比べて、
側壁への管の取付作業性において有利になるだけでな
く、接着不良等による継手の剥がれやバンドの緩みや腐
食等のトラブル発生を確実に阻止して長期間に渡って管
と側壁との間に強靱な接合力を発揮させることができ
る。又、施工時の管同士の接続や地震等により発生する
振動等の外力をゴム等の弾性材により確実に吸収させる
ことができる。前記貫通孔に筒状のゴム製の継手を接着
剤等を用いて取り付ける場合の他、貫通孔にゴム製の継
手を挿入した後、管を押し込むことによって、継手が管
と貫通孔との間に圧着されて管を側壁に接続する方法も
あるが、この場合も、施工時の管の接続や地震等により
大きな外力が作用することにより、管が側壁から抜けて
しまうものであり、本願発明のように構成することによ
って、管と側壁との間に強靱な接合力を発揮させて管が
側壁から抜けることを確実に阻止することができるので
ある。前記弾性材としては、ゴムの他、弾性力を有する
各種のプラスチック材でもよい。
【0009】基礎版の上面に前記構成の底部ブロックを
載置固定し、前記底部ブロックの上端に筒状の直壁を載
置固定した後、この直壁の上端に筒状の斜壁、上下調整
部を介して蓋体を装着し、前記継手に管を内嵌接続して
いる。前述の底部ブロックを用いて小型マンホールを施
工する場合には、上記のように、まず基礎版の上面に底
部ブロックを接着剤等を用いて載置固定した後、底部ブ
ロックの上端に筒状の直壁を接着剤等を用いて載置固定
する。次に、直壁の上端に筒状の斜壁、上下調整部を順
に接着剤等を用いて載置固定した後、蓋体を装着し、継
手に管を内嵌接続して、小型マンホールの施工を終了す
るのである。前記継手に管を内嵌接続する順番は、前記
基礎版の上面に底部ブロックを載置固定した後でもよ
く、どのような順番でもよい。
【0010】前記基礎版に、それの中心部に位置合わせ
用の貫通孔を形成し、かつ、該貫通孔を挟んで前記基礎
版の一端から他端に渡ってバール等の工具の先端を突っ
込むことができる溝を形成し、前記基礎版の表面に、前
記底部ブロックを位置決めするための印を備えさせてい
る。従って、基礎版の設置位置に基礎版の貫通孔の中心
を合わせることにより、容易迅速に基礎版の位置決めを
行うことができる。そして、基礎版に対して底部ブロッ
クを載置する場合には、基礎版の表面に備えさせている
印に合わせて容易迅速に位置決めすることができる。こ
のとき、基礎版に対して底部ブロックを載置する段階で
ずれている場合には、基礎版に形成の溝にバール等の工
具の先端を突っ込み、工具を梃子代わりに利用すること
により、底部ブロックを容易に移動させて位置調節する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に、小型マンホールを示して
いる。この小型マンホールは、下から基礎版1、底部ブ
ロック2、直壁3、斜壁4、上下調整部5、蓋体6を主
要構成部材としているが、これら各部材の具体構成は、
図に示されるものに限定されるものではない。
【0012】前記基礎版1は、図2〜図4に示すよう
に、平面視においてほぼ正方形の板状のものからなり、
対角線が交わる中心部に、位置合わせ用の貫通孔1Aを
形成して、図2に1点鎖線で示すように設置位置に貫通
孔1Aの中心軸Xを合わせることにより、基礎版1を所
望位置に確実に配置することができるようにしている。
又、前記貫通孔1Aを挟んで前記基礎版1の一端から他
端に渡ってバール等の工具の先端を突っ込むことができ
る直線状の一組の溝1B,1Bを形成して、基礎版1上
に載置した前記底部ブロック2を溝1B,1Bの形成方
向で移動させることができるようにしている。尚、前記
溝1B,1Bは、直線状に形成する方が好ましいが、必
ずしも直線状でなくてもよい。又、前記溝1B,1Bを
4辺のうちの並行な1組の2辺に渡って形成したが、2
組の2辺に渡って形成することにより溝を十文字状に形
成することで、底部ブロック2の移動を左右前後の両方
向で行えるようにしてもよい。又、前記基礎版1の表面
に、前記底部ブロック2を位置決めするための印1Sを
4箇所設けて、図4に示すようにこれら4つの印1S…
を結ぶことにより囲まれるほぼ正方形状の範囲(図4に
2点鎖線で示す範囲)内に底部ブロック2が収まるよう
に載置することにより、底部ブロック2の位置決めを行
えるようにしている。前記印としては、凸部や凹部から
構成する他、ペンキ等を塗って色を付すものから構成し
てもよい。又、4箇所に印1Sを付けるだけでなく、図
4に2点鎖線で示すように線上に印したものや底部ブロ
ック2の載置する部分を面積で印したものでもよい。
【0013】前記底部ブロック2は、図1に示すよう
に、2つの管接続用の継手7,7を高さが図において右
側の方が左側よりも少し高くなり、かつ、外周方向で1
80°異なる位置に備えた円筒状の側壁8と、下水等を
流動案内するために図の左側ほど低くなるように勾配を
付けた導流溝9Aが形成されたインバート9とを一体化
して、構成されている。具体的には、型枠内に生コンク
リートを充填し、固化して形成されたコンクリート製の
ものや、金型内に溶融樹脂や溶融金属を流し込んで固化
して形成された金属製や合成樹脂製のもの等、どのよう
なもので底部ブロック2を製造してもよい。図1及び図
2に示す8Kは、前記インバート9の導流溝9Aに下水
等を流動案内するために、前記側壁8に形成した傾斜案
内面である。
【0014】前記継手7は、前記底部ブロック2内、つ
まり前記側壁8とインバート9とに渡って埋設されたフ
ランジ部7Aを基端部の外面に備えさせたゴム製(ブチ
ルゴム製が好ましい)の筒状部からなり、この筒状部7
の基端部7Bから外側に突出した先端部7Dまでの中間
部位に蛇腹部7Cを備えさせ、かつ、先端部7Dに内嵌
される管(図1において右側が流入管11であり、左側
が流出管12である)を接着固定するために該先端部7
Dの内径面7dに粘着剤層10を塗布している。そし
て、前記継手7の基端部7Bを、前述した型枠内又は金
型内に予め入れておき、一体化するようにしている。従
って、流入管11又は流出管12を継手7に内嵌する場
合に、流入管11又は流出管12の軸芯が継手7の中心
軸と一致していなくても(互いの向きが異なっていて
も)、これを可撓性を有する継手7により吸収すること
によって、拗れ等のない良好な状態で接続することがで
きるだけでなく、流入管11又は流出管12を継手7に
挿入するだけで粘着剤層10が両者を固定する(貼り付
ける)ことができるようにしている。前記粘着剤層10
は、コンクリート製や塩化ビニール製あるいは金属製等
どのような材質の前記流入管11又は流出管12であっ
ても良好に固定することができる利点を持っており、詳
しくは実公平4−29190号公報に記載の通りであ
る。前記流入管11又は流出管12を継手7に挿入した
後、流入管11又は流出管12の外側をバンド(図示せ
ず)等により締め付けることにより、更に強固に両者を
固定することができるが、必ずしも必要ではない。図1
では、前記底部ブロック2に2つの継手7を備えさせた
場合を示しているが、1つの継手又は3つ以上の継手を
備えさせた底部ブロック2でもよい。又、前記底部ブロ
ック2に作業現場で貫通孔を形成し、その形成した貫通
孔に継手を備えさせるようにしてもよい。
【0015】前記直壁3は、前記側壁8と同形同厚の円
筒状に形成され、下端に該側壁8の上端に形成の環状の
凸部8Aが係止する凹部3Bを形成し、かつ、上端に前
記斜壁4の下端に形成の環状の凹部4Bが係止する凸部
3Aを形成してあり、それら凸部8A又は3Aと凹部3
B又は4Bを係止するだけで両者、つまり直壁3と側壁
8又は直壁3と斜壁4の位置決めが容易に行えるように
している。尚、前記直壁3と側壁8及び直壁3と斜壁4
は、モルタルやコーキング剤等を互いに接当している部
分に塗布することにより固定することになる。又、前記
側壁8を有する底部ブロック2、前記直壁3、前記斜壁
4に鉄筋等の補強材を埋設することにより強度アップを
図るようにしてもよい。
【0016】前記斜壁4は、前記直壁3と同一内径を有
し、かつ、外形が下端から上方に向かうほど外側に位置
するテーパ部4Aと、このテーパ部4Aの上端から上端
まで同一外形を有する環状部4Cとを有するものから構
成している。そして、前記環状部4Cの上部に、ねじ部
13Aの先端が上端面から上方に突出するボルト13の
頭部側を埋設している。図では4本のボルト13を埋設
しているが、複数本であれば何本でもよい。前記蓋体6
を受け止め支持する受枠14の下端フランジ部14A
に、前記ボルト13のねじ部13Aが貫通する貫通孔1
4aの4個を備えさせてあり、これら4本のボルト13
のねじ部13Aに受枠14の貫通孔14aを上方から貫
通させた後、ねじ部13Aの先端に螺合する各ナット1
5を締め付け操作することにより、受枠14を地面の上
下レベルに合わせることができるとともに、地面の面と
並行になるように角度調節を行うことができるようにし
ている。図1に示す16が前記受枠14の下端を受け止
めるためにボルト13のねじ部13Aに螺合させている
ナットである。そして、前記受枠14の上下調節及び角
度調節が完了すると、受枠14と斜壁4との隙間を埋め
るために、内側及び外側を発砲スチロール等により覆い
養生を行った後、受枠14の下端フランジ部14Aに形
成の孔(図示せず)を通して生コンクリート等を流し込
み、固化することにより、前記隙間を埋める環状(ドー
ナツ型)のスペーサ17を構成できるようにしている。
前記ボルト13及びナット15,16をもって前記上下
調整部5を構成している。前記スペーサ17を、生コン
クリート等を流し込んで固化することにより得るように
したが、上下の厚みの異なる環状(ドーナツ型)のスペ
ーサ17の複数個を用意しておき、それらの中から合っ
たスペーサ17を選択して受枠14と斜壁4との間に介
在するようにしてもよい。この場合、前記ナット16が
不要になる。
【0017】前記蓋体6は、金属製又は鋳物製あるいは
樹脂製のもの等どのような材質で形成してもよい。又、
蓋体6は、図1に示すように、前記受枠14に内嵌可能
であるとともに、受枠14の内側面に形成の突出受部1
4Bにて下端を受け止められている。前記蓋体6を受枠
14にヒンジ等を用いて開閉可能に取り付けてもよい。
又、前記蓋体6の下面には、多数の縦方向のリブ6Aが
形成されており、軽量化を図りながらも、強度アップを
図ることができるようにしている。
【0018】前記底部ブロック2は、図1において右か
ら左に下水を流すようにしたが、図5及び図6に示すよ
うに、底部ブロック2に他の箇所から流れ込んだ下水を
図5において左側に排出するように構成してもよい。こ
の場合、導流溝9Aを平面視において側壁8の中心から
外周部に向かうほど外拡がりとなるほぼ扇型形状とし、
かつ、その扇型形状の底面を外周部に向かうほど低くな
るような勾配を付けて構成し、前記扇型形状の導流溝9
Aに流動案内するための湾曲案内面8Bを側壁8の下部
に形成している。又、図7及び図8に、底部ブロック2
に他の箇所から流れ込んだ下水を下方に排出するように
構成したものを示している。この場合、導流溝9Aを側
壁8の中心に流動案内するための湾曲案内面に導流溝9
Aを形成することになる。図5〜図8において、説明し
ていない他の構成は、図1及び図2の構成と同一であ
り、同一符号を付すとともに、説明を省略する。
【0019】前記フランジ部7Aに、図9及び図10に
示すように多数の円形の貫通孔7Kを周方向に適当間隔
をおいて形成したり、図11に示すように周方向に長い
2つの長孔7Mを形成して実施してもよい。前記継手7
の基端部7Bを、前述した型枠内に予め入れておき、生
コンクリートを型枠内に流し込んで固化することによ
り、側壁8と継手7とを一体化するようにしている。そ
して、前記生コンクリートが貫通孔7K(図9参照)又
は長孔7Mにも入り込んで固化することにより、継手7
が自重等により下方に移動することを貫通孔7K又は長
孔7Mに入り込んで固化したコンクリートにて阻止する
ことができるようにしている。
【0020】図12(a),(b)に、前記底部ブロッ
ク2とは異なる底部ブロック2を示している。つまり、
前述のように側壁8の外周面の特定一箇所に継手7を取
り付けると共に、この継手7と外周方向で180°異な
る位置に管18の一端を取り付けている。又、図におい
て下方に形成した湾曲案内面8Bのほぼ中間部から左側
ほど低くなるように勾配を付けた導流溝8Mが形成され
たインバート9と前記側壁8とを一体化している。詳述
すれば、製造工場等において、前記継手7を側壁8に一
体化した後、この継手7を備えていない側壁8の部位、
つまり継手7の取付位置と外周方向で180°異なる位
置に貫通孔8Cを形成し、この貫通孔8Cに貫通孔8C
よりも小さな外径を有する管18を内挿し、前記貫通孔
8Cと管18との隙間21に溶融されたゴム19を流し
込むことにより貫通孔8Cに管18を固定してもよい。
前記管18の取り付けは、具体的に、側壁8に貫通孔8
Cを形成した後、図12(a)に示すように、側壁8の
内側から前記貫通孔8Cを閉じるための型枠20を該側
壁8の内部に挿入すると共に、貫通孔8Cに装着する管
18の一端を貫通孔8C内に前記型枠20に接当する位
置まで挿入し、その姿勢を図示していない保持具等によ
り保持させた状態にする。この状態で、貫通孔8Cと管
18との隙間21に溶融されたゴム19を流し込んで固
化させる。尚、前記ゴム19が固化した後は、前記型枠
20を側壁8から取り外すことになる。前記のように継
手7及び管18が取り付けられた底部ブロック2は、施
工現場に移動された後、図12(b)に示すように、一
方の継手7に流出管12が内挿され、それら両者を必要
に応じて例えば管の抜け止め用の金属製のバンドにより
締め付けて固定し、他方の管18の先端(遊端)に継手
(図示せず)を介して他の管(図示せず)を接続して施
工作業を行うことになる。前記型枠20は、半球状の底
部を備える有底筒状の本体20Aと、この本体20Aの
底部に前記貫通孔8Cから継手7側へ流動案内する前記
導流溝8Mの始端部を閉じるために接合した円弧状の板
部20Bとからなり、側壁8の内径よりも少しだけ大き
な寸法にし、かつ、弾力性のある材質で構成することに
より、型枠20を側壁8の内部に挿入したときに側壁8
の内面への圧接力が作用してゴム19の注入時におい
て、型枠20を強力な力で側壁8に押さえ付けなくて
も、ゴム19が側壁8内部にはみ出ることがないように
することができる。又、前記ゴム19に変えて弾力性を
有する樹脂等を用いてもよい。
【0021】前記型枠20を、図14(a),(b)又
は図15(a),(b)に示すように構成して実施する
ことができる。つまり、図14(a),(b)のもの
は、貫通孔8C側を塞ぐための円弧状の第1板部材22
Aと、これの中心部に対してほぼ対向する位置に側壁8
の内面に接当する該第1板部材22Aよりも小さな円弧
状の第2板部材22Bと、これら両板部材22A,22
Bを枢支連結するための一対の連結部材22C,22D
とから構成している。そして、前記一方の連結部材22
Dを弾性力を有する材料により構成しているが、他方の
連結部材22Cも弾力性を有する材料により構成しても
よい。従って、前述のように側壁8に型枠20を挿入し
た後、図14(a)に示すように連結部材22C,22
Dの枢支連結部22Eを下方に押し下げることによっ
て、図14(b)に示すように連結部材22Dが下方に
湾曲し、この連結部材22Dが一直線状となる状態に戻
ろうとする復帰力を利用することで、側壁8の内面に第
1板部材22A及び第2板部材22Bを押圧することが
できるようにしている。尚、前記連結部材22C,22
Dの枢支連結部22Eを上方に押し上げることによっ
て、前記側壁8の内面への第1板部材22A及び第2板
部材22Bの押圧力を解除することができるようにして
いる。図15(a),(b)は、前記第1板部材22A
及び第2板部材22Bそれぞれに一端が固定され、か
つ、他端外面に雄ねじ22Nが形成された棒状部材22
F,22Gと、これら棒状部材22F,22Gの他端の
雄ねじ22N,22Nに螺合する雌ねじ23Aが内面に
形成された円筒状の連結金具23とから、第1板部材2
2A及び第2板部材22Bの間隔を調節する調節機構を
構成している。従って、連結金具23を例えば図15
(b)の矢印の方向に回転操作することによって、棒状
部材22F,22Gを互いに離間する方向に移動させ
て、前記と同様に側壁8の内面に第1板部材22A及び
第2板部材22Bを押圧することができるようにし、
又、前記連結金具23を前記とは逆の方向に回転操作す
ることによって、棒状部材22F,22Gを互いに接近
する方向に移動させて、前記側壁8の内面への第1板部
材22A及び第2板部材22Bの押圧力を解除すること
ができるようにしている。
【0022】
【発明の効果】請求項1によれば、側壁とインバートが
一体化されているから、底部ブロックを設置するだけ
で、従来のように側壁とインバートとを別々に設置する
作業を不要にすることができるだけでなく、側壁とイン
バートのシール処理作業も不要にすることができ、小型
マンホールの施工作業を容易迅速に行うことができる。
又、底部ブロックの姿勢を確認すれば、インバートの姿
勢、つまり導流溝の姿勢を容易に判断することができ、
施工後において導流溝が良好に機能しないといったこと
がなく、施工のやり直し等のない施工面において有利に
することができる。又、側壁に備えた継手に管を容易か
つ迅速に接続することができるから、前記小型マンホー
ルの施工作業をより一層容易迅速に行うことができる。
【0023】請求項2によれば、継手のフランジ部を埋
設することによって、フランジ部によるアンカー効果に
より継手が底部ブロックから外れることを確実に阻止す
ることができ、不良品の少ない製品を提供することがで
きる。又、管(流入管や流出管)の先端の位置や向きが
多少異なっていても、蛇腹部により継手を曲げたり伸縮
させることにより、継手の位置や向きを変更させるだけ
で、管を移動させたり、底部ブロックを移動させること
なく管の接続を行うことができ、施工面において有利に
なる。しかも、接続後において地震や地盤沈下等により
発生する振動を前記継手により良好に吸収することがで
き、管の破損等がなく、耐久面において有利になる。
又、継手の先端部に管を内嵌するだけで粘着剤層により
管を継手に固定することができ、下水工事作業の迅速化
を推進することができる。
【0024】請求項3によれば、貫通孔に生コンクリー
トが流れ込んで固化することにより、継手の筒状部外面
がこれと接触する側壁に対して剥離することを、貫通孔
に入り込んで固化したコンクリートにて確実に阻止する
ことができ、長期間に渡って良好に使用することができ
る信頼性の高い底部ブロックを得ることができる。
【0025】請求項4によれば、ゴム等の弾性材を流し
込んで側壁に管を一体化することによって、貫通孔に筒
状のゴム製の継手を接着剤等を用いて取り付け、この取
り付けられた継手に管を挿入した後、管の抜け止め防止
用の金属製のバンド(必ずしも必要ではない)を締め付
けて管を側壁に装着するものに比べて、側壁への管の取
付作業性において有利になるだけでなく、接着不良等に
よる継手の剥がれやバンドの緩みや腐食等のトラブル発
生を確実に阻止して長期間に渡って管と側壁との間に強
靱な接合力を発揮させることができ、取付作業面及び長
期使用面のいずれにおいても有利な底部ブロックとする
ことができる。又、貫通孔にゴム製の継手を挿入した
後、管を押し込むことによって、継手が管と貫通孔との
間に圧着されて管を側壁に接続した場合に、外力により
管が側壁から抜けてしまうことを確実に阻止することが
できる。又、施工時の管同士の接続や地震等により発生
する振動等の外力をゴム等の弾性材により確実に吸収さ
せることができ、外力による管の破損を確実に阻止する
ことができる。
【0026】請求項5によれば、底部ブロックを用いて
小型マンホールを施工することによって、作業工程数の
削減化による作業の容易迅速化を図ることができ、小型
マンホールの施工を短時間で行うことができる。しか
も、底部ブロック、直壁、斜壁を分けることによって、
各部材が大重量の取扱難いものになることを抑制するこ
とができ、部材点数の割りには施工を迅速に行うことが
できる。
【0027】請求項6によれば、基礎版の設置位置に基
礎版の貫通孔の中心を合わせることにより、容易迅速に
基礎版の位置決めを行うことができる。そして、基礎版
に対して底部ブロックを載置する場合には、基礎版の表
面に備えさせている印に合わせて容易迅速に位置決めす
ることができる。このとき、基礎版に対して底部ブロッ
クを載置する段階でずれている場合には、基礎版上を無
理矢理底部ブロックを移動させる場合に発生する破損
(損傷)がなく、しかも基礎版に形成の溝にバール等の
工具の先端を突っ込み、底部ブロックを小さな力で容易
に移動させて位置調節することができる。従って、基礎
版及び底部ブロックの施工作業を的確かつ迅速に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型マンホールの縦断面図である。
【図2】小型マンホールの分解斜視図である。
【図3】底部ブロック部の縦断面図である。
【図4】底部ブロック部の半分を断面にした平面図であ
る。
【図5】別の底部ブロック部を示す縦断面図である。
【図6】図5の底部ブロック部の半分を断面にした平面
図である。
【図7】別の底部ブロック部を示す縦断面図である。
【図8】図7の底部ブロック部の平面図である。
【図9】別の継手を側壁に備えさせた縦断面図である。
【図10】図9の継手の正面図である。
【図11】別の継手の正面図である。
【図12】別の底部ブロック部を製造する工程を示す縦
断面であり、(a)は型枠を側壁内部に挿入して管を側
壁に装着した状態を示し、(b)は型枠を取り外した状
態を示している。
【図13】図12で用いた型枠を示し、(a)はそれの
平面図、(b)はそれの側面図である。
【図14】別の型枠を示し、(a)は側壁内に型枠を入
れた状態を示し、(b)は型枠を側壁内面に押し付けた
状態を示している。
【図15】別の型枠を示し、(a)はそれの平面図、
(b)は要部の一部断面にした平面図である。
【符号の説明】
1 基礎版 1A 貫通孔 1B 溝 1S 印 2 底部ブロック 3 直壁 3A 凸部 3B 凹部 4 斜壁 4A テーパ部 4B 凹部 4C 環状部 5 上下調整部 6 蓋体 6A リブ 7 継手 7A フランジ部 7B 基端部 7C 蛇腹部 7D 先端部 7d 内径面 7K 貫通孔 7M 長孔 8 側壁 8A 凸部 8B 湾曲案内面 8C 貫通孔 8M 導流溝 8K 傾斜案内面 9 インバート 9A 導流溝 10 粘着剤層 11 流入管 12 流出管 13 ボルト 13A ねじ部 14 受枠 14A フランジ部 14B 突出受部 14a 貫通孔 15,16 ナット 17 スペーサ 18 管 19 ゴム 20 型枠 20A 本体 20B 板部 22A 第1板部材 22B 第2板部材 22C,22D 連結部材 22N 雄ねじ 23 連結金具 23A 雌ねじ X 中心軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管接続用の継手を少なくとも一個備えた
    側壁と、下水等を流動案内するための導流溝が形成され
    たインバートとを一体化してなる小型マンホールの底部
    ブロック。
  2. 【請求項2】 前記継手が、フランジ部を備えた基端部
    が前記底部ブロック内に埋設固定されたゴム製の筒状部
    からなり、この筒状部の基端部から外側に突出した先端
    部までの部位に蛇腹部を備えさせ、かつ、先端部に内嵌
    される管を接着固定するために該先端部の内径面に粘着
    剤層を備えさせてなる請求項1記載の小型マンホールの
    底部ブロック。
  3. 【請求項3】 前記底部ブロックを生コンクリートにて
    形成する場合において、前記フランジ部に単又は複数個
    の貫通孔が形成された継手を用いてなる請求項2記載の
    小型マンホールの底部ブロック。
  4. 【請求項4】 前記側壁の部位のうちの継手を備えてい
    ない部位に貫通孔を形成し、この貫通孔に該貫通孔より
    も小さな外径を有する管を内挿し、前記貫通孔と管との
    隙間に溶融されたゴム等の弾性材を流し込むことにより
    該貫通孔に管を固定してなる請求項1記載の小型マンホ
    ールの底部ブロック。
  5. 【請求項5】 基礎版の上面に前記構成の底部ブロック
    を載置固定し、前記底部ブロックの上端に筒状の直壁を
    載置固定した後、この直壁の上端に筒状の斜壁、上下調
    整部を介して蓋体を装着し、前記継手に管を内嵌接続し
    てなる小型マンホールの施工方法。
  6. 【請求項6】 前記基礎版に、それの中心部に位置合わ
    せ用の貫通孔を形成し、かつ、該貫通孔を挟んで前記基
    礎版の一端から他端に渡ってバール等の工具の先端を突
    っ込むことができる溝を形成し、前記基礎版の表面に、
    前記底部ブロックを位置決めするための印を備えさせて
    なる請求項5記載の小型マンホールの施工方法。
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