JP2001032421A - 基礎断熱型枠および基礎断熱型枠用支持具 - Google Patents

基礎断熱型枠および基礎断熱型枠用支持具

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JP2001032421A
JP2001032421A JP11206874A JP20687499A JP2001032421A JP 2001032421 A JP2001032421 A JP 2001032421A JP 11206874 A JP11206874 A JP 11206874A JP 20687499 A JP20687499 A JP 20687499A JP 2001032421 A JP2001032421 A JP 2001032421A
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heat insulating
basic heat
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insulating
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Toshiaki Otsuka
敏昭 大塚
Kenjiro Yoshida
賢二郎 吉田
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基礎の天端レベルを調整する必要がある場合
であっても、工期をさらに短縮することができる基礎断
熱型枠の提供。 【解決手段】 基礎構築時においてコンクリート打設用
の型枠となり基礎構築後も断熱材として残置させられる
基礎断熱型枠であって、基礎断熱型枠本体4と、該基礎
断熱型枠本体4の高さを調整するレベル調整手段5とを
具備することにより、レベル調整手段5で基礎断熱型枠
本体4の高さを予め調整しておき、調整後にコンクリー
トを基礎断熱型枠本体4の天端レベルまで打設すること
で、基礎の天端レベルを出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基礎構築時におい
てコンクリート打設用の型枠となり基礎構築後も断熱材
として残置させられる基礎断熱型枠および基礎断熱型枠
用支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートで構造物の基礎を形成する
際には、合板やスチール製の型枠を組んだ後、型枠で形
成された部分にコンクリートを打設し、コンクリートの
硬化後に型枠を取り外す工法が行われている。そして、
このような工法で構築された基礎に断熱性能が要求され
る場合、断熱材を後張りするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の工法では、
基礎構築後に、型枠を取り外し、さらに断熱材を後張り
するため、非常に手間がかかり、工期が長くなってしま
うという問題があった。また、断熱材を後張りするので
は、断熱材と基礎との間に隙間ができやすく、剥がれや
断熱性能の低下を生じてしまう。このため、工期の短縮
化、および断熱材の剥がれや断熱性能の低下を防止する
ことを目的として、発泡材系の型枠を基礎の両側となる
位置に配置しつつ基礎の長さ方向となる方向に多数連結
させ、その内側にコンクリートを打設してコンクリート
基礎を構築し、上記型枠を基礎構築後も断熱材として残
置させることを考えた。しかしながら、このような基礎
断熱型枠を用いても、基礎の天端レベルを調整する必要
がある場合には、基礎構築後にモルタルを塗って仕上げ
をしなければならず、工期短縮の点からさらなる改善の
余地があった。したがって、本発明は、基礎の天端レベ
ルを調整する必要がある場合であっても、工期をさらに
短縮することができる基礎断熱型枠および基礎断熱型枠
用支持具の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の基礎断熱型枠は、基礎構築
時においてコンクリート打設用の型枠となり基礎構築後
も断熱材として残置させられる基礎断熱型枠であって、
型枠となり断熱材となる基礎断熱型枠本体と、該基礎断
熱型枠本体に一体的に設けられて該基礎断熱型枠本体の
高さを調整するレベル調整手段と、を具備することを特
徴としている。
【0005】これにより、レベル調整手段で基礎断熱型
枠本体の高さを予め調整しておき、調整後にコンクリー
トを基礎断熱型枠本体の天端レベルまで打設すること
で、基礎の天端レベルを出すことができる。
【0006】本発明の請求項2記載の基礎断熱型枠は、
請求項1記載のものに関し、前記基礎断熱型枠本体は、
発泡材系の断熱材料からなる基材と、該基材に上下方向
に延在するように取り付けられる補強材とを有し、前記
レベル調整手段は、前記基材に、前記補強材で覆われる
ように設けられていることを特徴としている。
【0007】このように、発泡材系の断熱材料からなる
基材に上下方向に延在するように取り付けられる補強材
に覆われるようにレベル調整手段が設けられるため、レ
ベル調整手段が露出せず、邪魔にならない。
【0008】本発明の請求項3記載の基礎断熱型枠は、
請求項2記載のものに関し、前記基材には、上下方向に
延在するとともに前記補強材を配置させる溝部が形成さ
れており、前記レベル調整手段は、前記溝部に形成され
た凹部に配置されていることを特徴としている。
【0009】このように、基材に補強材を配置させるよ
う形成された溝部に形成された凹部にレベル調整手段を
設けるため、レベル調整手段を補強材で覆った上で、さ
らに補強材を基材に収めた状態とすることができる。し
たがって、全体形状を凹凸の少ない平坦な形状にするこ
とができる。
【0010】本発明の請求項4記載の基礎断熱型枠は、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のものに関し、前
記レベル調整手段は、前記基礎断熱型枠本体に回転が規
制された状態で設けられるナット部材と、該ナット部材
に螺合されるとともに該ナット部材に対し回転させられ
ることによって上下方向に移動して基礎断熱型枠本体の
高さを調整するボルト部材と、を具備することを特徴と
している。
【0011】このように、レベル調整手段がナット部材
とボルト部材とで構成されることになるため、安価にで
きる。
【0012】本発明の請求項5記載の基礎断熱型枠用支
持具は、基礎構築時においてコンクリート打設用の型枠
となり基礎構築後も断熱材として残置させられる基礎断
熱型枠を支持するものであって、前記基礎断熱型枠の高
さを調整するレベル調整手段を具備することを特徴とし
ている。
【0013】これにより、基礎断熱型枠を支持しつつ該
基礎断熱型枠の高さをレベル調整手段で予め調整してお
き、調整後にコンクリートを基礎断熱型枠本体の天端レ
ベルまで打設することで、基礎の天端レベルを出すこと
ができる。また、従来、ベタ基礎の場合には、ベタ床基
礎を形成して平滑な床基礎表面を形成した後、このベタ
床基礎の表面に、外周基礎の内側高さに等しい型枠を設
けて外周基礎のコンクリートの打設を行うことになり、
2回のコンクリート打設が必要になってしまって、作業
工数が嵩み、コスト高になってしまうという不都合があ
るとともに、2回のコンクリートの打ち継ぎの継ぎ目部
分から水等が侵入しやすくなるという問題があったが、
この基礎断熱型枠用支持具で基礎断熱型枠を支持すれ
ば、コンクリートの打設が1回で済むため、このような
問題が生じなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図面
を参照して以下に説明する。なお、以下における「上
下」は、基礎断熱型枠が構築された状態における「上
下」である。基礎断熱型枠1は、図1,図2,図5に示
すように、例えばポリスチレンフォーム等の発泡材系の
断熱材料からなる略平板状の基材2と該基材2に設けら
れた合成木材等の木材からなる補強材3,3,…とで構
成されてコンクリート打設時に型枠となりその後に断熱
材となる基礎断熱型枠本体4と、該基礎断熱型枠本体4
に一体的に組み込まれて該基礎断熱型枠本体4の高さを
調整するレベル調整機構(レベル調整手段)5とを具備
している。
【0015】図2に示すように、基材2には、一の面側
(基礎に対し反対側に配置される外面側)のみに、上下
に延在し上下に貫通する溝部7,7が所定のピッチで形
成されている。また、溝部7,7のうちの少なくとも一
つの底には、図2〜図6に示すように、溝部7と同様に
上下に延在し上下に貫通する凹部8が形成されている。
この凹部8は、図3,図4に示すように、平面視におい
て底側が半円状をなしかつ開口側が平行な一対の直線状
をなすとともにそれぞれ上部側および下部側に配置され
る一対のボルト挿通部8a,8bと、図4に示すよう
に、平面視略六角形状をなすとともにこれら上下のボル
ト挿通部8a,8bの間に配置されるナット装着部8c
とを有している。
【0016】そして、図5に示すように、この凹部8に
レベル調整機構5が配置されている。このレベル調整機
構5は、図5および図6に示すように、凹部8のナット
装着部8cに上下方向に中心軸線を延在させた状態で配
置され、基礎断熱型枠本体4に対し回転が規制されるよ
うに設けられる六角柱形状のナット部材9と、凹部8の
ボルト挿通部8a,8bに挿通されるとともにナット部
材9に螺合される全長にわたってオネジが形成されたボ
ルト部材10とで構成されており、基礎断熱型枠本体4
に固定されたナット部材9に対しボルト部材10が回転
させられることによって該ボルト部材10が上下移動す
る。その結果、ボルト部材10は基礎断熱型枠本体4か
ら上下方向に移動して該基礎断熱型枠本体4の高さを調
整する。
【0017】ここで、ナット装着部8cに対しナット部
材9を押込みかつ接着剤で接着させることで該ナット部
材9は基材2に固定されることになる。図5に示すよう
に、ボルト部材10の頭部12は、凹部8の上部開口か
ら挿入される治具11の係合部13に係合して該治具1
1に対する回転移動が規制される形状をなしている。な
お、この場合用いられる治具11は、クランク形状をな
している。
【0018】そして、図2に示すように、上記した溝部
7,7内にそれぞれ、レベル調整機構5を覆うように補
強材3が配置され、固定一体化されている。この補強材
3は、溝部7,7が成形された基材2に接着剤等で接着
させられる。
【0019】基礎断熱型枠1の基礎の長さ方向における
両端には、前記一の面側に、それぞれ切欠部7a,7a
が形成されており、基礎断熱型枠1(図2において実線
で示す)の切欠部7aと、基礎の長さ方向(図2におけ
る左右方向)に隣り合って配置される他の同形状の基礎
断熱型枠1(図2において二点鎖線で示す)の対向する
切欠部7aとが合わさって溝部7が形成されることにな
る。なお、このような切欠部7a,7aで形成される溝
部7には、レベル調整機構は設けられていない。
【0020】ここで、切欠部7a,7aの一方に予め補
強材3が接着剤等による接着で固定され他方には補強材
が取り付けられていない状態の基礎断熱型枠1を複数用
意し、図2に実線で示す一の基礎断熱型枠1の切欠部7
aに予め固定された補強材3の基材2からの突出部分
を、基礎の長さ方向において隣り合う図2に二点鎖線で
示す他の基礎断熱型枠1の補強材が固定されていない切
欠部7aに嵌め合わせつつ接着剤等で接着させる。これ
によって、基礎の長さ方向において隣り合う基礎断熱型
枠1,1同士が、切欠部7a,7aを合わせて溝部7を
形成しかつこの溝部7内に補強材3を配置した状態とな
り、該補強材3を介して互いに連結させられることにな
る。
【0021】勿論、いずれの切欠部7a,7aにも補強
材が設けられていない状態の基礎断熱型枠1を複数用意
し、一の基礎断熱型枠1の切欠部7aを、基礎の長さ方
向において隣り合う他の基礎断熱型枠1の切欠部7aと
合わせて溝部7を形成した状態とし、この状態で、この
溝部7に補強材3を嵌め込んで接着剤等による接着で固
定してもよい。これによっても、基礎の長さ方向におい
て隣り合う基礎断熱型枠1,1同士が、切欠部7a,7
aを合わせて溝部7を形成しかつこの溝部7に補強材3
を配置した状態となり、該補強材3を介して互いに連結
させられることになる。
【0022】補強材3,3,…のそれぞれの中間部分に
は、後述するセパレータを取り付けるためのセパレータ
取付穴部(穴部)15が、補強材3および基材2を厚さ
方向に貫通するように形成されている。なお、図2
(c)に示すように、補強材3,3,…の外面位置は、
基材2の外面位置より若干凹んでいる。
【0023】次に、基礎断熱型枠1,1同士を基礎の巾
方向に所定間隔をあけて連結させるベーススペーサ(基
礎断熱型枠取付用巾止部材)17、トップスペーサ(基
礎断熱型枠取付用巾止部材)18およびセパレータ(基
礎断熱型枠取付用巾止部材)19について説明する。
【0024】ベーススペーサ17は、基礎断熱型枠1と
は別体のもので、図7に示すように、略平板状の基部2
1と、該基部21の両端側の上側にそれぞれ設けられた
挟持部22,22とを有している。挟持部22,22
は、それぞれ内外一対の挟持片部23,24を有してお
り、これら挟持片部23,24間に基礎断熱型枠1の下
部を嵌合させて該基礎断熱型枠1を立設状態となるよう
挟持することになる。基部21には、挟持部22,22
の両外側に固定穴部20,20が形成されている。
【0025】ベーススペーサ17は、両挟持部22,2
2がそれぞれ基礎断熱型枠1を、具体的には補強材3の
位置で挟持することで、基礎断熱型枠1,1同士を所定
間隔をあけて連結させることになる。なお、図7はベー
ススペーサ17をABS樹脂等の合成樹脂で一体成形す
る例を示しているが、図8に示すように鋼板等の金物で
作成してもよい。このような構成のベーススペーサ17
は、ベーススペーサ17の挟持部22の位置が所望の位
置となるように基礎ベースBの所定の位置に、固定穴部
20,20を挿通するコンクリート釘25で固定される
ことになる。
【0026】トップスペーサ18も、基礎断熱型枠1と
は別体のもので、図9に示すように、略断面H型の直線
状の基部26と、該基部26の両端側の下側にそれぞれ
設けられた挟持部27,27とを有している。挟持部2
7,27は、それぞれ内外一対の挟持片部28,29を
有しており、これら挟持片部28,29に基礎断熱型枠
1の上部を嵌合させて該基礎断熱型枠1を挟持すること
になる。
【0027】トップスペーサ18は、両挟持部27,2
7がそれぞれ基礎断熱型枠1を、具体的には補強材3の
位置で挟持することで、基礎断熱型枠1,1同士を所定
間隔をあけて連結させることになる。加えて、トップス
ペーサ18には、両挟持部27,27の外側に、それぞ
れ下側凸の円弧状をなすことにより単管(管体)30を
嵌合固定状態で支持可能な支持部31が形成されてい
る。
【0028】ここで、この単管30は、基礎断熱型枠1
の上部の通りを良くするためのものである。このため、
上述したように、トップスペーサ18が嵌合される補強
材3の外面位置が基礎断熱型枠1の外面位置より若干凹
んでおり、この部分に挟持部27の外側の挟持片部29
すなわち支持部31の内側部分が入り込んで、支持部3
1に支持する単管30を基礎断熱型枠1に密着させて、
該基礎断熱型枠1の形状を直線状に保持させて通りを良
くするのである。
【0029】また、トップスペーサ18には、基部26
の中央に、アンカーボルト32を位置決めした状態で取
り付けるために挿通させるアンカー取付穴部(アンカー
取付部)33が上下方向に貫通形成されている。なお、
図9はトップスペーサ18をABS樹脂等の合成樹脂で
一体成形する例を示しているが、図10に示すように鋼
板等の金物で作成してもよい。また、図11に示すよう
に、トップスペーサ18の支持部31を一カ所のみとし
てもよい。
【0030】セパレータ19も、基礎断熱型枠1とは別
体のもので、一つが、図12に示すように、中間部材3
5と一対のボルト部材36,36とからなる。図13に
示す中間部材35は、基礎断熱型枠1,1同士の間に配
設されるもので、断面十字形状の中間部37と、該中間
部37の両端に形成されたナット部38,38とを有し
ている。これらナット部38,38には、共に、内側に
ボルト部材36を螺合させるメネジ部40が形成されて
いる。さらにナット部38,38は、共に、周方向の一
部に開口部39が形成された半割り形状とされており、
該開口部39を介してボルト部材36を半径方向外側か
らメネジ部40に嵌合させるようになっている。
【0031】ここで、ナット部38の開口部39を形成
する部分には、メネジ部40の各ネジ山40aに連続す
るガイド山40bが開口部39の開口端まで形成されて
おり、隣り合うガイド山40bの間の谷40cには、突
起40dが形成されている。ここで、互いに対向する突
起40d,40d同士の距離は、ボルト部材36のネジ
山の外径より若干狭くされており、これにより、突起4
0d,40dがボルト部材36の嵌合後の抜け止めを行
うようになっている。なお、中間部材35のナット部3
8,38の外径は、セパレータ取付穴部15よりも大径
とされている。
【0032】図14に示すボルト部材36は、基礎断熱
型枠1の補強材3および基材2に形成されたセパレータ
取付穴部15に外側から挿入されてナット部38のメネ
ジ部40に螺合可能なオネジ部42と、該オネジ部42
のメネジ部40への螺合によりナット部38とで基礎断
熱型枠1を挟持する頭部43と、これらオネジ部42お
よび頭部43を連結させる断面十字形状の中間部44と
を有している。頭部43のオネジ部42に対し反対側に
は、ボルト部材36に対し回転力を入力させる十字ドラ
イバ穴45が形成されている。ここで、頭部43は、セ
パレータ取付穴部15よりも大径とされている。また、
中間部44およびオネジ部42は、セパレータ取付穴部
15よりも小径とされている。なお、ボルト部材36
は、そのオネジ部42において、中間部材35のナット
部38に半径方向外側から嵌合可能となっており、該嵌
合でも、頭部43がナット部38とで基礎断熱型枠1を
挟持可能となっている。
【0033】セパレータ19は、中間部材35の各ナッ
ト部38,38と各ボルト部材36,36の頭部43,
43とでそれぞれ基礎断熱型枠1を挟持することで、基
礎断熱型枠1,1同士を所定間隔をあけて連結させるこ
とになる。なお、当然のことながら、セパレータ19に
よる基礎断熱型枠1,1の保持間隔とベーススペーサ1
7による保持間隔とトップスペーサ18による保持間隔
とは同じである。中間部材35およびボルト部材36,
36も、ナイロン等の合成樹脂でそれぞれが一体成形さ
れている。なお、中間部材35およびボルト部材36,
36を金物で作成することも可能であるが、半径方向の
嵌合を容易としかつ嵌合後の抜けを確実に防止するため
には可撓性の合成樹脂材料で作成するのが好ましい。
【0034】次に、これらを用いた基礎断熱型枠の取付
構造の施工について主に図5,図15,図16を参照し
て説明する。まず、鉄筋コンクリート等からなる基礎ベ
ースBを従来と同様に施工する。そして、基礎ベースB
上の所定位置にベーススペーサ17を、挟持部22,2
2を上側に向けた状態でその基部21において載置さ
せ、該基部21をコンクリート釘25,25,…で基礎
ベースBに対し固定する。
【0035】次に、このベーススペーサ17の一方の挟
持部22に一方の基礎断熱型枠1の下部を、その補強材
3が外側の挟持片部24に当接するように嵌合させ、他
方の挟持部22に他方の基礎断熱型枠1の下部を、その
補強材3が外側の挟持片部24に当接するように嵌合さ
せることにより、これら挟持部22,22に基礎断熱型
枠1,1をそれぞれの補強材3の位置にて挟持させる。
これにより、ベーススペーサ17は、両端側の挟持部2
2,22がそれぞれ基礎断熱型枠1の補強材3に接合さ
れ、両基礎断熱型枠1,1の下部同士を所定間隔をあけ
て連結させることになる。
【0036】そして、必要に応じて基礎断熱型枠本体4
の凹部8の上部開口から治具11を挿入し、該治具11
の係合部13をレベル調整機構5のボルト部材10の頭
部12に係合させた状態として該治具11を回転させる
ことで、ボルト部材10をナット部材9に対し回転さ
せ、ボルト部材10を下降させて、その下端部を基礎断
熱型枠本体4から突出させるとともに該ボルト部材10
の突出量を調整することで、基礎断熱型枠本体4の高さ
を調整する。
【0037】次いで、トップスペーサ18の一方の挟持
部27に一方の基礎断熱型枠1の上部を、その補強材3
が外側の挟持片部29に当接するように嵌合させ、他方
の挟持部27に他方の基礎断熱型枠1の上部を、その補
強材3が外側の挟持片部29に当接するように嵌合させ
るようにしてトップスペーサ18を両基礎断熱型枠1,
1に上方から取り付けることにより、これら挟持部2
7,27に基礎断熱型枠1,1をそれぞれの補強材3の
位置にて挟持させる。これにより、トップスペーサ18
は、両端側の挟持部27,27がそれぞれ基礎断熱型枠
1の補強材3に接合され、両基礎断熱型枠1,1の上部
同士を所定間隔をあけて連結させることになる。次に、
単管30をトップスペーサ18の支持部31に嵌合させ
るのみで固定状態とする。
【0038】次いで、一方の基礎断熱型枠1の補強材3
に形成されたセパレータ取付穴部15に外側からセパレ
ータ19の一方のボルト部材36のオネジ部42を挿入
させかつその頭部43を基礎断熱型枠1に当接させてお
き、他方の基礎断熱型枠1の補強材3に形成されたセパ
レータ取付穴部15に外側からセパレータ19の他方の
ボルト部材36のオネジ部42を挿入させかつその頭部
43を基礎断熱型枠1に当接させておく。
【0039】そして、この状態で、基礎断熱型枠1,1
間にセパレータ19の中間部材35を例えば上側から挿
入し、ナット部38,38の半割り部分の開口部39,
39を通過させることにより両ボルト部材36,36の
オネジ部42,42を半径方向外側から両ナット部3
9,39に嵌合させる。さらに、必要に応じて各ボルト
部材36,36あるいは中間部材35を回転させたりし
て、一方のボルト部材36の頭部43と中間部材35の
一方のナット部38とで一方の基礎断熱型枠1を挟持さ
せ、他方のボルト部材36と中間部材35の他方のナッ
ト部38とで他方の基礎断熱型枠1を挟持させて、基礎
断熱型枠1,1同士を連結させる。
【0040】あるいは、基礎断熱型枠1,1間に中間部
材35を先に配設させた状態で、一方の基礎断熱型枠1
のセパレータ取付穴部15に外側から一方のボルト部材
36のオネジ部42を挿入させ該オネジ部42を中間部
材35の一方のナット部38に螺合させて、該一方のボ
ルト部材36の頭部43と一方のナット部38とで一方
の基礎断熱型枠1を挟持させ、他方の基礎断熱型枠1の
セパレータ取付穴部15に外側から他方のボルト部材3
6のオネジ部42を挿入させ該オネジ部42を中間部材
35の他方のナット部38に螺合させて、該他方のボル
ト部材36の頭部43と他方のナット部38とで他方の
基礎断熱型枠1を挟持させて、基礎断熱型枠1,1同士
を連結させる。
【0041】なお、所望のタイミングで、トップスペー
サ18のアンカー取付穴部33にアンカーボルト32を
挿通させた後、該アンカーボルト32にナット部材47
を螺合させ、該アンカーボルト32の頭部48とナット
部材47とでトップスペーサ18の基部26を挟持する
ことにより、該アンカーボルト32を上方に延出する状
態でトップスペーサ18に固定する。
【0042】ここで、以上においては、便宜上、一対の
基礎断熱型枠1,1に対し一組みのベーススペーサ1
7、トップスペーサ18およびセパレータ19を取り付
けるように説明をしたが、勿論、各補強材3,3,…の
それぞれの位置に、ベーススペーサ17、トップスペー
サ18およびセパレータ19の組みがそれぞれ取り付け
られることになり、また、このような基礎断熱型枠1,
1の対が、基礎の長さ方向に沿って延在するよう複数配
置されることになる。この場合、基礎の長さ方向におい
て隣り合う基礎断熱型枠1,1同士は一つの補強材3を
介して連結させられることになる。
【0043】また、基礎断熱型枠本体4の高さ調整は、
以下のコンクリートの打設前のタイミングであれば、上
記タイミングに限定されることなく、いずれのタイミン
グで行ってもよい。
【0044】以上のようにして組み上げられた基礎断熱
型枠1,1の間に、コンクリートを基礎断熱型枠1,1
の上端位置まで打設してコンクリート基礎(布基礎)5
0を構築する。そして、コンクリート基礎50が硬化し
た後も、コンクリート打設用の型枠となった基礎断熱型
枠1,1は、断熱材として残置させられることになり、
これに加えて、ベーススペーサ17およびセパレータ1
9も残置させられることになる。
【0045】すなわち、構築された基礎60は、図16
に示すように、基礎断熱型枠1,1で形状が決められた
コンクリート基礎50の両側に基礎断熱型枠1,1が付
着させられた状態で残され、かつ、ベーススペーサ17
およびセパレータ19が、基礎断熱型枠1の補強材3に
接合され基礎断熱型枠1,1同士を連結させた状態で残
される。ここで、ベーススペーサ17は、その一部であ
る内側の挟持片部23,23およびこれらの間の基部2
1がコンクリート基礎50に付着することにより該コン
クリート基礎50に固定されることになる。加えて、セ
パレータ19は、その中間部材35がコンクリート基礎
50に埋設されることにより該コンクリート基礎50に
固定されることになる。
【0046】なお、トップスペーサ18は、単管30と
ともに、基礎構築後の必要なタイミングで、基礎から取
り外されることになる。すなわち、ナット部材47をア
ンカーボルト32から取り外した後アンカー取付穴部3
3からアンカーボルト32を引き抜くようにして、トッ
プスペーサ18は基礎から取り外されることになる。勿
論、この状態においてもアンカーボルト32は基礎に一
部埋設された状態で固定された状態が維持される。
【0047】以上に述べた第1の実施の形態によれば、
基礎断熱型枠1がコンクリート打設用の型枠となると同
時に断熱材となるため、基礎構築後に型枠を取り外しさ
らに断熱材を後張りする場合に比して、手間を大幅に減
らすことができて工期の短縮化が図れる。加えて、現場
での廃材がほとんどなくなり、省資源となる。基礎断熱
型枠1は、基材2が発泡材からなり軽いため、簡単に作
業を行うことができる。
【0048】また、上記基礎断熱型枠1に補強材3を設
けたため、該補強材3にラス網を止め付けることによ
り、外装仕上材としてのモルタルを施工可能とし剥離や
強度的問題をクリアすることができ、外装仕上げの信頼
性を向上させることができる。
【0049】また、コンクリートの打設前にレベル調整
機構5で基礎断熱型枠本体4の高さを予め調整してお
き、調整後にコンクリートを基礎断熱型枠本体4の天端
レベルまで打設することで、基礎60の天端レベルを出
すことができる。したがって、基礎構築後にモルタルを
塗って仕上げをするという手間のかかる作業が必要なく
なるため、工期をさらに短縮することができる。
【0050】しかも、レベル調整機構5は、基礎断熱型
枠本体4に一体的に組み込まれているため、これらを別
々に運搬して、現場で組み付ける等に煩雑な作業が不要
となる。
【0051】加えて、発泡材系の断熱材料からなる基材
2に上下方向に延在するように取り付けられる補強材3
に覆われるようにレベル調整機構5が設けられるため、
レベル調整機構5が露出せず、邪魔にならない。
【0052】さらに、基材2に補強材3を配置させるよ
う形成された溝部7に形成された凹部8にレベル調整機
構5を設けるため、レベル調整機構5を補強材3で覆っ
た上で、さらに補強材3を基材2に収めた状態とするこ
とができる。したがって、全体形状を凹凸の少ない平坦
な形状の基礎断熱型枠1にすることができる。
【0053】また、レベル調整機構5がナット部材9お
よびボルト部材10の二点のみで構成されることになる
ため、安価にできる。したがって、レベル調整機構5を
設けることに伴うコスト増を最小限に抑えることができ
る。
【0054】加えて、基礎断熱型枠1は、基礎の長さ方
向において隣り合う他の基礎断熱型枠1に補強材3を介
して連結させられることになるため、この連結部分の強
度を確保することができる。したがって、基礎断熱型枠
1が、コンクリート打設時に他の基礎断熱型枠1との連
結部分を破損させてしまうことを防止することができ
る。
【0055】また、基礎断熱型枠1,1同士の連結部分
においては、基礎断熱型枠1の基礎の長さ方向における
端部に形成された切欠部7aと、他の基礎断熱型枠1の
切欠部7aとで形成される溝部7内に、補強材3が配置
されることになるため、基礎の厚さ方向における補強材
3の基材からの出っ張り量を抑えることができる。した
がって、補強材3に引っ掛かってこれに剥離を生じさせ
ることがないため、基礎構築後も良好な状態を維持する
ことができる。
【0056】さらに、基材2の切欠部7a,7aの間位
置に溝部7,7が形成されており、これら溝部7,7内
に補強材3,3が配置されるため、基礎断熱型枠1は、
他の基礎断熱型枠1との連結部分だけでなく、その中間
部分も補強されることになる。したがって、コンクリー
ト打設時に基礎断熱型枠1の中間部分が破損してしまう
ことを防止することができる。
【0057】なお、上記ベーススペーサ17に代えて、
桟木を両基礎断熱型枠1,1間に当てがうだけでもよ
い。
【0058】次に、本発明の第2の実施の形態を図17
および図18を参照して以下に説明する。なお、第1の
実施の形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明
は略す。第1の実施の形態では、布基礎用の基礎断熱型
枠1にレベル調整機構5が一体的に組み込まれていた
が、第2の実施の形態においては、ベタ基礎用の基礎断
熱型枠1であってしかも基礎断熱型枠1にはレベル調整
機構5は組み込まれておらず、基礎断熱型枠1とは別に
設けられた該基礎断熱型枠1を基礎に支持するための支
持具(基礎断熱型枠用支持具)70にレベル調整手段が
設けられている。すなわち、第2の実施の形態では、捨
てコン上に載置される載置台部71と、一部屈曲すると
ともに少なくとも上部が上下方向に延在するボルト部材
72と、該ボルト部材72の上部に固定された台座73
と、ボルト部材72の台座73よりも上部に螺合される
ナット部材74と、台座73とナット部材74で挟持さ
れる支持部材75とを有する支持具70を有している。
ここで、ボルト部材72が一部屈曲しているのは、図1
7に示すように鉄筋100との干渉を防止するためであ
り、このとき、ボルト部材72は図17に実線および二
点鎖線で示すように左右どちらかにふることで鉄筋10
0との干渉を防止できる。そして、この支持具70の支
持部材75には、上下方向に延在するレベル調整手段と
しての長穴76が形成されており、この長穴76に挿通
されるボルト77が基礎断熱型枠1に固定されることで
支持具70が基礎断熱型枠1に取り付けられることにな
る。その結果、長穴76内におけるボルト77の高さを
調整することで、基礎断熱型枠1の高さを調整すること
になる。
【0059】なお、図18に示すように、支持部材75
に長穴を設けるのではなく、ボルト部材72に螺合され
支持部材75を上下から挟持する一対のナット部材7
8,79をレベル調整手段として用いてもよい。すなわ
ち、一対のナット部材78,79をボルト部材72上で
上下させることで支持部材75の高さを調整し、基礎断
熱型枠1の高さを調整するのである。
【0060】ここで、このような第2の実施の形態の支
持具を用いた基礎の構築について説明する。図19に示
すように、捨てコンクリート101上に鉄筋102を組
み、捨てコンクリート101上にランナ103を打ち付
け、外側の基礎断熱型枠1をランナ103に差し込み固
定した後、内側の基礎断熱型枠1を支持具70により高
さを調整しつつ捨てコンクリート101上に取り付ける
ことになる。このとき、図20に示すように、外側の基
礎断熱型枠1と内側の基礎断熱型枠1との間隔をセパレ
ータ19で調整することになるが、支持具70の長穴7
6に挿通されて基礎断熱型枠1を支持するためのボルト
をセパレータ19のボルト部材36で兼用する。そし
て、図21に示すように、外廻りを埋め戻して、コンク
リート104を打設する。このようにして、床基礎と外
周基礎とが1回のコンクリート打設で施工できることに
なる。すなわち、従来、ベタ基礎の場合には、ベタ床基
礎を形成して平滑な床基礎表面を形成した後、このベタ
床基礎の表面に、外周基礎の内側高さに等しい型枠を設
けて外周基礎のコンクリートの打設を行うことになり、
2回のコンクリート打設が必要になってしまって、作業
工数が嵩み、コスト高になってしまうという不都合があ
るとともに、2回のコンクリートの打ち継ぎの継ぎ目部
分から水等が侵入しやすくなるという問題があったが、
この支持具70で基礎断熱型枠1を支持すれば、上記の
ようにコンクリートの打設が1回で済むため、このよう
な問題が生じなくなる。なお、コラム用の基礎断熱型枠
を支持する支持具を上記構成としてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の基礎断熱型枠によれば、コンクリート打設前にレ
ベル調整手段で基礎断熱型枠本体の高さを予め調整して
おき、調整後にコンクリートを基礎断熱型枠本体の天端
レベルまで打設することで、基礎の天端レベルを出すこ
とができる。したがって、基礎構築後にモルタルを塗っ
て仕上げをするという手間のかかる作業が必要なくなる
ため、工期をさらに短縮することができる。
【0062】本発明の請求項2記載の基礎断熱型枠によ
れば、発泡材系の断熱材料からなる基材に上下方向に延
在するように取り付けられる補強材に覆われるようにレ
ベル調整手段が設けられるため、レベル調整手段が露出
せず、邪魔にならない。
【0063】本発明の請求項3記載の基礎断熱型枠によ
れば、基材に補強材を配置させるよう形成された溝部に
形成された凹部にレベル調整手段を設けるため、レベル
調整手段を補強材で覆った上で、さらに補強材を基材に
収めた状態とすることができる。したがって、全体形状
を凹凸の少ない平坦な形状にすることができる。
【0064】本発明の請求項4記載の基礎断熱型枠によ
れば、レベル調整手段がナット部材とボルト部材とで構
成されることになるため、安価にできる。したがって、
レベル調整手段を設けることに伴うコスト増を最小限に
抑えることができる。
【0065】本発明の請求項5記載の基礎断熱型枠用支
持具によれば、基礎断熱型枠を支持しつつ該基礎断熱型
枠の高さをレベル調整手段で予め調整しておくことで、
調整後にコンクリートを基礎断熱型枠本体の天端レベル
まで打設すれば、基礎の天端レベルを出すことができ
る。したがって、基礎構築後にモルタルを塗って仕上げ
をするという手間のかかる作業が必要なくなるため、工
期をさらに短縮することができる。また、従来、ベタ基
礎の場合には、ベタ床基礎を形成して平滑な床基礎表面
を形成した後、このベタ床基礎の表面に、外周基礎の内
側高さに等しい型枠を設けて外周基礎のコンクリートの
打設を行うことになり、2回のコンクリート打設が必要
になってしまって、作業工数が嵩み、コスト高になって
しまうという不都合があるとともに、2回のコンクリー
トの打ち継ぎの継ぎ目部分から水等が侵入しやすくなる
という問題があったが、この基礎断熱型枠用支持具で基
礎断熱型枠を支持すれば、コンクリートの打設が1回で
済むため、このような問題が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠等
を示す斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠を
示す正面図(a)、平面図(b)および部分拡大平面図
(c)である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠の
基材の一の部分拡大断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠の
基材の別の部分拡大断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠の
レベル調整機構等を示す部分拡大断面図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠の
基材およびナット部材を示す部分拡大断面図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠の
取り付けに用いられるベーススペーサの一例を示す正面
図(a)および平面図(b)である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠の
取り付けに用いられるベーススペーサの他の例を示す正
面図(a)および平面図(b)である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠の
取り付けに用いられるトップスペーサの一例を示す正面
図(a)および下面図(b)である。
【図10】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠
の取り付けに用いられるトップスペーサの他の例を示す
正面図(a)および下面図(b)である。
【図11】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠
の取り付けに用いられるトップスペーサのさらに他の例
を示す正面図(a)および下面図(b)である。
【図12】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠
の取り付けに用いられるセパレータを示す分解正面図で
ある。
【図13】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠
の取り付けに用いられるセパレータの中間部材を示す正
面図(a)、左側面図(b)、右側面図(c)および
(d)a−a断面図である。
【図14】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠
の取り付けに用いられるセパレータのボルト部材を示す
正面図(a)、左側面図(b)およびb−b断面図
(c)である。
【図15】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠
を用いて構築された基礎の一の断面図である。
【図16】 本発明の第1の実施の形態の基礎断熱型枠
を用いて構築された基礎の別の断面図である。
【図17】 本発明の第2の実施の形態の基礎断熱型枠
用支持具の一例を示す正面図(a)および側面図(b)
である。
【図18】 本発明の第2の実施の形態の基礎断熱型枠
用支持具の他の例を示す斜視図である。
【図19】 本発明の第2の実施の形態の基礎断熱型枠
用支持具を用いた基礎構築時の一状態を示す側面図であ
る。
【図20】 本発明の第2の実施の形態の基礎断熱型枠
用支持具を用いた基礎構築時の別の状態を示す側面図で
ある。
【図21】 本発明の第2の実施の形態の基礎断熱型枠
用支持具を用いた基礎構築時のさらに別の状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 基礎断熱型枠 2 基材 3 補強材 4 基礎断熱型枠本体 5 レベル調整機構(レベル調整手段) 7 溝部 7a 切欠部 8 凹部 9 ナット部材 10 ボルト部材 70 支持具(基礎断熱型枠用支持具) 76 長穴(レベル調整手段) 78,79 ナット部材(レベル調整手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎構築時においてコンクリート打設用
    の型枠となり基礎構築後も断熱材として残置させられる
    基礎断熱型枠であって、 型枠となり断熱材となる基礎断熱型枠本体と、 該基礎断熱型枠本体に一体的に設けられて該基礎断熱型
    枠本体の高さを調整するレベル調整手段と、を具備する
    ことを特徴とする基礎断熱型枠。
  2. 【請求項2】 前記基礎断熱型枠本体は、 発泡材系の断熱材料からなる基材と、 該基材に上下方向に延在するように取り付けられる補強
    材とを有し、 前記レベル調整手段は、前記基材に、前記補強材で覆わ
    れるように設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の基礎断熱型枠。
  3. 【請求項3】 前記基材には、上下方向に延在するとと
    もに前記補強材を配置させる溝部が形成されており、前
    記レベル調整手段は、前記溝部に形成された凹部に配置
    されていることを特徴とする請求項2記載の基礎断熱型
    枠。
  4. 【請求項4】 前記レベル調整手段は、 前記基礎断熱型枠本体に回転が規制された状態で設けら
    れるナット部材と、 該ナット部材に螺合されるとともに該ナット部材に対し
    回転させられることによって上下方向に移動して前記基
    礎断熱型枠本体の高さを調整するボルト部材と、を具備
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に
    記載の基礎断熱型枠。
  5. 【請求項5】 基礎構築時においてコンクリート打設用
    の型枠となり基礎構築後も断熱材として残置させられる
    基礎断熱型枠を支持する基礎断熱型枠用支持具であっ
    て、 前記基礎断熱型枠の高さを調整するレベル調整手段を具
    備することを特徴とする基礎断熱型枠用支持具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013079510A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Dannetsu Co Ltd 断熱基礎の施工方法及びその施工に用いる断熱型枠用支持具
JP2016069939A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 ジェイ建築システム株式会社 断熱型枠を用いた基礎構造、施工方法及び耐圧版式グリッドポスト基礎の形成方法
JP6137394B1 (ja) * 2016-08-22 2017-05-31 株式会社地耐協 低層建築物及び基礎工事用アンカーホルダー

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