JP2018031131A - 低層建築物及び基礎工事用アンカーホルダー - Google Patents
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Abstract
Description
このような低層建築物における基礎工事は、施工する基礎の形状に合わせて木製の型枠を組み上げて固定し、その中にコンクリートを流し込んで養生、固化させることで行われる。
図12に示す基礎1は、コンクリートで形成された水平部101と、水平部101から上方に垂直に延びる垂直部102とから成る。垂直部102の上面に根太や柱等を構築して構造駆体とし、壁や屋根等を施工することで建物2が完成する。
また、ベタ基礎にしろ布基礎にしろ、最初に水平部を形成するためにコンクリートを流し込んで養生、固化させ、その後、垂直部を形成するためにコンクリートを流し込んで養生、固化させることが必要である。即ち、二段階に分けて施工されている。このため、どうしても工期が長くなり易い。その上、それぞれの段階で型枠の組み上げと取り外しの作業が必要で、工期の長期化は深刻である。
本願の発明は、低層建築物における従来の基礎構造が有するこのような問題を解決するために為されたものであり、低層建築物において、専門の職人でなくとも容易に施工が可能で、且つ工期も大幅に短縮でき、さらに強度の面でも優れた性能である基礎構造を提供することを目的としている。
基礎は、建物の水平方向の輪郭に沿って周状に形成された周状立ち上がりを含んでおり、
周状立ち上がりは、周の内側に位置する内板と、周の外側に位置する外板と、内板と外板との間に充填されて固化したコンクリート層とを備えており、
内板は、建物の水平方向の輪郭に沿って多数並べられており、
外板は、建物の水平方向の輪郭に沿って多数並べられており、
内板は、スチール製又は樹脂製であり、
外板は、スチール製又は発泡樹脂を除く樹脂製であり、
各外板は各内板よりも高さが高く、各外板の上端と各内板の上端とは高さ方向で同じ位置に位置しており、
各内板及び各外板は、コンクリート層の充填及び固化の際に型枠として使用されたものであって建物の完成後も残存しているものであり、
コンクリート層は、各内板と前記各外板との間の垂直部と、各内板の下端から内側にはみ出して形成された水平部とを有し、一度に充填されて固化したものであって垂直部と水平部との間に界面は形成されておらず、
地表面は各外板の下端と上端との間にあって、各外板は下側が地中に埋設されており、
向かい合う各内板と各外板は、嵌め込み型の連結部材で連結されているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記コンクリート層の水平部は、建物の下側の領域を全て覆う形状であり、前記基礎はベタ基礎となっているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項1又は2の構成において、前記コンクリート層の水平部の上面は、地表面より低い位置であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1、2又は3の構成において、垂直部には水平方向に延びる梁鉄筋が埋設されて垂直部を補強しており、
前記連結部材は、梁鉄筋の保持に兼用されているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項5記載の発明は、前記請求項1乃至4いずれかの構成において、前記各外板の下側にはレールが設けられており、
レールは、前記建物の水平方向の輪郭に沿って延びており、
レールは、前記各外板の下端が嵌め込まれることで前記各外板を保持する凹部を有する形状であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明は、4階までの低層建築物における基礎であって、スチール製又は発泡樹脂を除く樹脂製の外板とスチール製又は樹脂製の内板より成る残存型の一対の枠板と、一対の枠板の間に充填されて固化したコンクリート層と、コンクリート層内に下端が埋設され上端がコンクリート層の上面から露出したアンカーボルトとを備えた基礎を施工する際に使用される基礎工事用アンカーホルダーであって、
一対の枠板の離間間隔に相当する長さのプレート状の主部と、
主部の長さ方向の両端に形成され、一対の枠板の上端に嵌め込まれる嵌め込み部と、
アンカー保持部と
を備えており、
アンカー保持部は、主部よりも上側の位置でアンカーボルトの頭部が引っ掛けられる切り欠き又は開口を有しており、
主部は、アンカー保持部で保持されたアンカーボルトが挿通される切り欠き又は開口を有しており、
嵌め込み部は、基礎の一対の枠板の上端の外側の面に引っ掛けられる形状であるという構成を有する。
また、型枠として用いた各枠板がそのまま残留しており、これらの板材によってコンクリート層の垂直部が補強される。
また、各外板の途中の高さが地表面となっており、下側が地中に埋設され、上側が地表から露出しているので、コンクリート層の補強、保護効果が高い。
さらに、板連結具が嵌め込み型のものである点は、熟練工でなくとも容易に基礎の施工が可能である。
また、請求項3記載の発明によれば、水平部の上面の高さは地表面よりも下側となっているので、コンクリートの量が多くなってコスト高となる問題はなく、また床下空間が広く確保できるので、点検等が行い易く、好適である。
また、請求項4記載の発明によれば、連結部材が梁鉄筋の保持に兼用されているので、構造的にシンプルで、施工がさらに容易になる。
また、請求項5記載の発明によれば、外板を垂直に立てて並べていく際、レールに差し込むだけで良いので、さらに施工が容易になる。
また、請求項6記載の発明によれば、構造躯体用のアンカーボルトを含む基礎工事の施工において当該アンカーボルトの保持のための枠作業が簡単になり、この点でさらに施工が容易になる。
図1は、実施形態の低層建築物の断面概略図である。低層とは4階までを指し、典型的には一戸建ての木造住宅が低層建築物に該当する。
図1に示す低層建築物は、基礎1と、基礎1の上に構築された建物2から成る。基礎1は、主たる要素としてコンクリート層3を含んでいる。コンクリート層3は、水平部31と垂直部32,33とを有する。この実施形態における基礎1は、いわゆるべた基礎であり、水平部31は、建物2の下側の領域を全て覆う形状である。
図2に示すように、コンクリート層3の垂直部は、建物2の施工領域の輪郭に沿って周状に延びた部分(以下、周状垂直部)32を有している。周状垂直部32は、同様に方形(ロ状)である。図2に示すように、垂直部は、周状部から内側に延びた部分(以下、内側延長垂直部)33を有している。内側延長垂直部33は、建物2の構造に応じて基礎1で支えるべき箇所として設けられており、建物2の構造によってその位置や形状が決定される。
周状垂直部32を挟んだ一対の板状部材4,5において、建物2の施工領域の中央に近い板状部材4を内板と呼び、遠い側の板状部材5を外板と呼ぶ。図1、図3及び図4に示すように、外板5は内板4よりも高さが高く、外板5の上端と内板4の上端とは高さ方向で同じ位置に位置している。したがって、外板5の下端は、内板4よりも下方に位置する。
また、内板4の下端は、コンクリート層3の水平部31の上面の高さとなっている。即ち、コンクリート層3は、内板4の下端において周状垂直部32と水平部31とが連続しており、L字状の断面形状を成している。
各内板4も、下側に設けられたレール(以下、内レールという)41に下端が差し込まれて保持されている。内レール41も外レール51と同様で、平板状の部材を断面凹状に折り曲げた形状であり、相互に繋ぎ合わされて建物2の水平方向の輪郭のほぼ全長に亘っている。
内レール41は、外板5に対して内レール固定具42により固定されている。内レール固定具42は、先端で内レール41を保持し、後端が外板5に対してピン打ち機等により固定されている。内レール固定具42は、外レール51に対して固定される場合もある。内レール固定具42は、外板5及び下板を下側において橋渡すように取り付けられているので、外板5と下板とを下側において連結する機能も有する。
各内板4についても同様であり、同様の形状のカバー(以下、内カバーという)43が被せられている。内カバー43も、建物2の水平方向の輪郭のほぼ全長に亘っている。
また、この実施形態では、各レールや各カバー、各レール固定具もスチール製となっている。例えば溶融亜鉛メッキ鋼板に対して切断、打ち抜き、塑性変形等の加工を行うことで形成されたものが使用される。
この種の溶融亜鉛メッキ鋼板は、ステンレスに比べて安価であり、且つ錆にも強いという特性を有している。したがって、実施形態における各外板5、各内板4及び各枠板6等の材料として好適である。
また、垂直部32,33には、梁鉄筋83,84が配設されている。梁鉄筋83、84は、図3、図5の紙面垂直方向に延びており、従って垂直部32,33が水平面内で延びる方向と同じ方向に延びている。従来の基礎の構造では、コンクリート層の垂直部には、垂直方向に延びる鉄筋(以下、垂直鉄筋という。)に等間隔に多数配設され、これに保持される形で梁鉄筋が配設される。即ち、垂直な面内で格子となるよう鉄筋が組み合わされる。しかしながら、基礎の構造計算上、垂直鉄筋は特に意味がなく、重要なのは水平方向に延びる梁鉄筋である。垂直鉄筋は、梁鉄筋を保持するものとして設けられ、特に構造上必要なものではない。
実施形態の低層建築物における基礎1の施工する場合、図6(1)に示すように、建物2の施工領域(水平方向の領域)より少し広い領域を掘り下げ、底部を地固めして砕石301を敷き詰める(地業する)。そして、砕石91の上にコンクリートを流し込み、養生させて捨てコン30を形成する。
捨てコン30が固化した後、図6(1)に示すように、アンカーボルト521の打設により各外レール固定具52を捨てコン30に固定する。各外レール固定具52の固定箇所は、コンクリート層3のうちの周状垂直部32を形成する位置である。したがって、設計図に基づいて捨てコン30の表面に墨出しが行われ、墨出しに沿って外レール固定具52が取り付けられる。
そして、外レール51に対して外板5を次々に嵌め込んでいく。外板5は、外レール51の長さ方向の全てに嵌め込まれ、外板5によって周状に壁が形成されたような状態となる。この際、必要に応じて、隣り合う外板5同士の端部を重ね合わせたり、重ね合わせた端部同士をネジで固定したりすることがあり得る。
次に、図6(3)に示すように、外板5又は外レール51に対して、内レール固定具42を取り付ける。そして、内レール固定具42に対して内レール41を取り付ける。この結果、外板5又は外レール51に固定された内レール固定具42が内レール41を宙づりで保持した状態となる。
このようにして組み上げた型枠(各外板5、各内板4、各枠板6)に対して、コンクリートの打設(流し込み)を行う。コンクリートは、まず格子鉄筋81が配設された箇所に流し込まれ、水平方向に充填される。これで、水平部31用のコンクリートの打設が完了する。その後、引き続いて(養生工程を介在させることなく)、各垂直部32,33の上からコンクリートを流し込み、各外板5と各内板4の間、各枠板6の間に充填する。
その後、図6(6)に示すように、埋め戻しを行って地表面GLを平らにすると、基礎1の施工が完了である。基礎工事の完了後も、各外板5、各内板4、各枠板6、各板連結具7、各外レール固定具52、各内レール固定具42、各レール固定具等は取り外されず、残存する。
また、型枠として用いた各外板5、各内板4及び各枠板6がそのまま残留しており、これらの板材によってコンクリート層3の垂直部32,33が補強される。また、各外板5は、建物2の下側で露出しており、外部からの衝撃等に対して基礎1を保護、補強している。
また別の問題として、従来の低層建築物では、水平部101の上面が地表面GLよりも高いため、水平部101と床との間の空間(床下空間)の高さが低い。この部分は床や基礎1の点検等のために十分な空間が確保されることが好ましいが、水平部101の上面を地表面GLよりも高くする関係上、十分な空間を確保することは難しい。
尚、板連結具7は、基礎1の施工後に残留させても良いが、取り除いても良い。上側の構造躯体等の施工の際に邪魔になるようであれば、取り除かれる。
図7は、第二の実施形態の低層建築物の主要部を示した断面概略図であり、第二の実施形態における基礎1の構造の主要部を示した断面概略図である。
第二の実施形態では、型枠として用いられる各内板4が第一の実施形態と異なっている。各外板5には、第一の実施形態と同様、スチール製の波板状の板状部材が使用されているが、各内板4は発砲スチロール製となっている。発砲スチロール製の各内板4は、図7に示すように厚いものであり、ブロック状というのが適切である。この明細書では、ブロック状の部材も、「板」の概念に含めるものとする。発砲スチロール製の内板4の厚さ(図6にtで示す)は、50〜100mm程度である。
各内板4は、同様に建物2の水平方向の輪郭に沿って並べられている。第二の実施形態では、各内板4についてレール状のものは設けられておらず、樹脂製のジョイント44,45によって相互に連結されている。そして、ジョイント44,45に対して内板保持具46が取り付けられており、ジョイント44,45を介して各内板4は内板保持具46で保持されている。
各ジョイント44,45は、主部441,451と、内板4を保持した保持部442,452とから成っている。主部441,451は、水平方向に長い帯板状であり、幅方向を垂直にした姿勢となっている。保持部442,452は、Tの字を横にしたような断面形状である。
内板保持具46は、スチール製の板状の部材である。内板保持具46の一端は外板5にネジ止めされており、他端は図8に示すように上方に折れ曲がっている。折れ曲がった他端は、先端で下ジョイント45を引っ掛けている。即ち、下ジョイント45の主部は、上端が断面L字状に折れ曲がっており、内板保持具46の他端は、先端を下ジョイント45の主部451の折れ曲がった部分に引っ掛ける形で下ジョイント45を保持している。尚、内板保持具46の他端は、下ジョイント45と内板4との間には差し込まれた状態である。このような構造により、内板4は、下ジョイント45を介して内板保持具46に保持されている。
図7に示すように、一列に並んだ外レール51には同様に外カバー53が被せられており、上連結具47の一端は、外カバー53の上から外レール51の上端に嵌め込まれている。上連結具47の他端は、図8に示すように下側に折れ曲がっており、下端が上ジョイント44と内板4との間に差し込まれている。これにより、上側において、内板4と外板5との離間距離が保持されている。
尚、第二の実施形態でも、内板4の上面には内カバー43が被せられている。内カバー43は、上方に部材を取り付ける際に内板4が損傷しないようにするための保護カバーである。
尚、外板5についても発泡スチロール製とすることが可能であるが、外部からの衝撃に対する保護の点ではスチール製の方が好ましい。外板5を発泡スチロール製とする場合、厚さが厚くなるので、それに応じた幅広の外レール51を用意し、捨てコン30にアンカー止めした後、同様に外レール51に外板5を差し込みながら並べていく。また、発泡スチロール製の内板4又は外板5は、必要に応じて補強用のコーティングが表面に施されたものが使用される。
図9は、第三の実施形態の低層建築物の断面概略図である。第三の実施形態の低層建築物は、いわゆる軟弱地盤に建築されることを想定したものとなっている。
具体的に説明すると、この実施形態の低層建築物は、地盤対策を施した構造を有している。即ち、基礎1の下側には、地盤置換層が形成されている。地盤置換層は、地盤の土よりも比重の軽い部材で空間を置換し、それによって不同沈下を防止するものである。この実施形態では、樹脂(発泡スチロールを除く)製のブロック(以下、樹脂ブロックとう)91を水平方向に並べて敷き詰めることで形成された樹脂ブロック層9によって地盤置換をしている。
捨てコン30の形成後の工程は、上記第一の実施形態と同様である。格子鉄筋81の配設の後、外板5、内板4、枠板6を多数並べて組み上げる。そして、各梁鉄筋83,84を配設した後、コンクリートを打設して養生させ、コンクリート層3を形成することで基礎1が完成する。その後、建物2の建築が行われる。
また、上記各実施形態において、水平部31の下側は捨てコン30でない場合もある。即ち、各アンカーボルトや各ロングアンカーボルトを地中に直接打設して固定する場合もある。
尚、第三の実施形態において、樹脂ブロック層9は、建物1の施工領域の全面に設けられる場合もあるが、必要な箇所にのみ設けられる場合もある。必要な箇所とは、柱の下側とか、各垂直部32,33の下側とかである。
また、低層建築物としては、住居用の他、小規模の商業施設や幼稚園、保育園、老人ホーム等の福祉・教育施設、集会場等の地域の公共施設等、種々の用途のものであり得る。
図10は、実施形態に係る基礎工事用アンカーホルダーの斜視概略図である。このアンカーホルダーは、上記各実施形態における基礎1の施工の際に好適に用いられるアンカーホルダーである。
基礎の施工においては、その上に施工する建物の構造躯体の固定用のアンカーボルト(以下、躯体用アンカーボルトという。)も同時に施工される場合が多い。実施形態のアンカーホルダーは、この躯体用アンカーボルトを施工中に保持するものとなっている。
図10に示すように、嵌め込み部702は、主部701の両端から下方に折れ曲がった部位となっている。折れ曲がりは二段階となっており、主部701の両端から下方に延びる第一の垂直板部704と、第一の垂直板部704の下端から外側に水平に延びる水平板部705と、水平板部705の先端から下方に延びる第二の垂直板部706とから成る形状となっている。
また、図10に示すように、主部701は、一対の側板部707が立ち上がった部分では切り欠きとなっている。図10に矢印で示すように、この切り欠きを通して躯体用アンカーボルト21が挿通される。
尚、嵌め込み部702の水平板部705や第二の垂直板部706には、固定用のビス孔709が設けられている。
実施形態のアンカーホルダーは、上述した基礎1の施工において枠板4,5,6を組み上げた際に併せて取り付けられる。即ち、前述したように捨てコン30に対して各レール41,51,61を固定した後、内板4及び外板5、一対の枠体6をそれぞれ並べていき、各カバー43,53,63を被せる。そして、図12に示すように、各カバー43,53,63の上から各枠板4,5,6に対してアンカーホルダー700を取り付ける。
コンクリート層3の施工が完了した後、アンカーホルダー700は取り外される。即ち、固定用のビスを取り外し、躯体用アンカーボルト21のナット22も一時的に取り外す。そして、アンカーホルダー700を上側に引き抜くと、躯体用アンカーボルト21のみが残留した状態となる。その後、ナット22は元に戻して(躯体用アンカーボルト21の頭部に取り付けて)おく。これで、基礎工事が全て完了である。躯体用アンカーボルト21は、この後に施工される構造躯体に対する固定用として使用される。尚、図10に示すように、躯体用アンカーボルト21の下端は折れ曲がっている。これは、引き抜きに対する抵抗力を確保するためである。
また、一対の嵌め込み部702は、一対の枠板4,5,6の外面に引っ掛けられた状態となるので、コンクリートの養生中に一対の枠板4,5,6を連結する作用も有する。即ち、実施形態のアンカーホルダーは、前述した板連結具7と同様の作用を持ち、コンクリートを打設した際、一対の枠板4,5,6が広がってしまうのを防止する。即ち、実施形態のアンカーホルダーは、一対の枠体4,5,6の連結とアンカーボルト21の保持という二つの機能を有する。このため、板連結具7の代わりにアンカーホルダーを取り付けることで、板連結具7の数を少なくしたり、場合によっては板連結具7を無くしたりする(すべてアンカーホルダーでまかなう)ことも可能である。
尚、レール43,53,63が使用されない場合、アンカーホルダーは一対の枠板4,5,6に対して直接取り付けられる。
また、躯体用アンカーボルト21を挿通させる形状として切り欠きが設けられたが、開口であっても良い。
2 建物
3 コンクリート層
31 水平部
32 周状垂直部
33 内側延長垂直部
4 内板
41 内レール
43 内カバー
5 外板
51 外レール
53 外カバー
6 枠板
61 レール
63 カバー
7 板連結具
81 格子鉄筋
83 上側梁鉄筋
9 樹脂ブロック層
91 樹脂ブロック
700 アンカーホルダー
701 主部
702 嵌め込み部
703 アンカー保持部
704 第一の垂直板部
706 第二の垂直板部
基礎は、建物の水平方向の輪郭に沿って周状に形成された周状立ち上がりを含んでおり、
周状立ち上がりは、周の内側に位置する内板と、周の外側に位置する外板と、内板と外板との間に充填されて固化したコンクリート層とを備えており、
内板は、建物の水平方向の輪郭に沿って多数並べられており、
外板は、建物の水平方向の輪郭に沿って多数並べられており、
内板は、スチール製又は樹脂製であり、
外板は、スチール製又は発泡樹脂を除く樹脂製であり、
各外板は各内板よりも高さが高く、各外板の上端と各内板の上端とは高さ方向で同じ位置に位置しており、
各内板及び各外板は、コンクリート層の充填及び固化の際に型枠として使用されたものであって建物の完成後も残存しているものであり、
コンクリート層は、各内板と前記各外板との間の垂直部と、各内板の下端から内側にはみ出して形成された水平部とを有し、一度に充填されて固化したものであって垂直部と水平部との間に界面は形成されておらず、
地表面は各外板の下端と上端との間にあって、各外板は下側が地中に埋設されており、
向かい合う各内板と各外板は、嵌め込み型の連結部材で連結されており、嵌め込み型の連結部材は、一端に外板用の外嵌め込み部を有し、他端に内板用の内嵌め込み部を有する連結部材であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記コンクリート層の水平部は、建物の下側の領域を全て覆う形状であり、前記基礎はベタ基礎となっているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項1又は2の構成において、前記コンクリート層の水平部の上面は、地表面より低い位置であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1、2又は3の構成において、垂直部には水平方向に延びる梁鉄筋が埋設されて垂直部を補強しており、
前記連結部材は、梁鉄筋の保持に兼用されているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項5記載の発明は、前記請求項1乃至4いずれかの構成において、前記各外板の下側にはレールが設けられており、
レールは、前記各外板の幅よりも長いものであって前記建物の水平方向の輪郭に沿って延びており、
レールは、前記各外板の下端が嵌め込まれることで前記各外板を保持する凹部を有する形状であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明は、前記請求項1乃至5いずれかの構成において、
前記各外板の上端には外カバーが被せられており、
外カバーは各外板の幅よりも長いものであり、
前記連結具の外嵌め込み部には、カバーを挟み込んだ状態で前記外板が嵌め込まれているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項7記載の発明は、4階までの低層建築物における基礎であって、スチール製又は発泡樹脂を除く樹脂製の外板とスチール製又は樹脂製の内板より成る残存型の一対の枠板と、一対の枠板の間に充填されて固化したコンクリート層と、コンクリート層内に下端が埋設され上端がコンクリート層の上面から露出したアンカーボルトとを備えた基礎を施工する際に使用される基礎工事用アンカーホルダーであって、
一対の枠板の離間間隔に相当する長さのプレート状の主部と、
主部の長さ方向の両端に形成され、一対の枠板の上端に嵌め込まれる嵌め込み部と、
アンカー保持部と
を備えており、
アンカー保持部は、主部よりも上側の位置でアンカーボルトの頭部が引っ掛けられる切り欠き又は開口を有しており、
アンカー保持部は、主部から上方に延びる一対の側板部と、一対の側板部を上端部で橋渡しした上端板部とから成っており、アンカーボルトの頭部が引っ掛けられる切り欠き又は開口は上端板部に設けられており、
主部は、アンカー保持部で保持されたアンカーボルトが挿通される切り欠き又は開口を有しており、
嵌め込み部は、基礎の一対の枠板の上端の外側の面に引っ掛けられる形状であるという構成を有する。
また、型枠として用いた各枠板がそのまま残留しており、これらの板材によってコンクリート層の垂直部が補強される。
また、各外板の途中の高さが地表面となっており、下側が地中に埋設され、上側が地表から露出しているので、コンクリート層の補強、保護効果が高い。
さらに、板連結具が嵌め込み型のものである点は、熟練工でなくとも容易に基礎の施工が可能である。
また、請求項3記載の発明によれば、水平部の上面の高さは地表面よりも下側となっているので、コンクリートの量が多くなってコスト高となる問題はなく、また床下空間が広く確保できるので、点検等が行い易く、好適である。
また、請求項4記載の発明によれば、連結部材が梁鉄筋の保持に兼用されているので、構造的にシンプルで、施工がさらに容易になる。
また、請求項5記載の発明によれば、外板を垂直に立てて並べていく際、レールに差し込むだけで良いので、さらに施工が容易になる。
また、請求項7記載の発明によれば、構造躯体用のアンカーボルトを含む基礎工事の施工において当該アンカーボルトの保持のための枠作業が簡単になり、この点でさらに施工が容易になる。
基礎は、建物の水平方向の輪郭に沿って周状に形成された周状立ち上がりを含んでおり
周状立ち上がりは、周の内側に位置する内板と、周の外側に位置する外板と、内板と外板との間に充填されて固化したコンクリート層とを備えており、
内板は、建物の水平方向の輸郭に沿って多数並べられており、
外板は、建物の水平方向の輪部に沿って多数並べられており、
内板は、スチール製又は樹脂製であり、
外板は、スチール製又は発泡樹脂を除く樹脂製であり、
各外板は各内板よりも高さが高く、各外板の上端と各内板の上端とは高さ方向で同じ位置に位置しており、
各内板及び各外板は、コンクリート層の充項及び固化の際に型枠として使用されたものであって建物の完成後も残存しているものであり、
コンクリート層は、各内板と前記各外板との間の垂直部と、各内板の下端から内側にはみ出して形成された水平部とを有し、一度に充填されて固化したものであって垂直部と水平部との間に界面は形成されておらず、
地表面は各外板の下端と上端との間にあって、各外板は下側が地中に理設されており、
向かい合う各内板と各外板は、嵌め込み型の連結部材で連結されており、嵌め込み型の 連結部材は、一端に外板の上端を挟持するような嵌め込みで連結を行う外板用の外嵌め込み部を有し、
他端に内板の上端を挟持するような嵌め込みで連結を行う内板用の内嵌め込み部を有する連結部材であることを特徴とする低層建築物。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において前記コンクリート層の水平部は、建物の下側の領域を全て覆う形状であり、前記基礎はベタ基礎となっているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項1又は2の構成において、前記コンクリート層の水平部の上面は、地表面より低い位置であるという構成を有する。
また、上記課題、を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1、2又は3の構成において、垂直部には水平方向に延びる梁鉄筋が理設されて垂直部を補強しており、
前記連結部材は、梁鉄筋の保持に兼用されているという構成を有する。
また、上記課題を.解決するため、請求項5記載の発明は、前記請求項1乃至4いずれかの構成において、前記各外板の下側にはレールが設けられており、
レールは、前記各外板の幅よりも長いものであって前記建物の水平方向の輪郭に沿って延びており、
レールは、前記各外板の下端が嵌め込まれることで前記各外板を保持する凹部を有する形状であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明は、前記請求項1乃至5いずれか の構成において、
前記各外板の上端には外カバーが被せられており、
外カバーは各外板の幅よりも長いものであり、
前記連結具の外嵌め込み部には。カバーを挟み込んだ状態で前記外板が嵌め込まれてい るという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項7記載の発明は、4階までの低層建築物における基礎であって、スチール製又は発泡樹脂を除く樹脂製の外板とスチール製又は樹脂製の内板より成る残存型の一対の枠板と一対の枠板の間に充填されて固化したコンクリート層と、コンクリート層内に下端が理設され上端がコンクリート層
であって、
一対の忰板の離間間隔に相当する長さのプレート状の主部と、
主部の長さ方向の両端に形成され、一対の枠板の上端に嵌め込まれる嵌め込み部と、
アンカー保持部と
を備えており、
アンカー保持部は、主部よりも上側の位置でアンカーボルトの頭部が引っ掛けられる切り欠き又は開口を有しており、
アンカー保持部は、主部から上方に延びる一対の測板部と、一対の測板部を上端部で橋渡しした
上端板部とから成っており、アンカーボルトの頭部が引っ掛けられる切り欠き又は開口は
上端板部に設けられており、
主部は、アンカー保持部で保持されたアンカーボルトが挿通される切り欠き又は開口を有しており、
嵌め込み部は、基礎の一対の枠板の上端の外側の面に引っ掛けられる形状であるという構成を有する。
Claims (6)
- 基礎と、基礎の上に構築された3階までの建物より成る低層建築物であって、
基礎は、建物の水平方向の輪郭に沿って周状に形成された周状立ち上がりを含んでおり、
周状立ち上がりは、周の内側に位置する内板と、周の外側に位置する外板と、内板と外板との間に充填されて固化したコンクリート層とを備えており、
内板は、建物の水平方向の輪郭に沿って多数並べられており、
外板は、建物の水平方向の輪郭に沿って多数並べられており、
内板は、スチール製又は樹脂製であり、
外板は、スチール製又は発泡樹脂を除く樹脂製であり、
各外板は各内板よりも高さが高く、各外板の上端と各内板の上端とは高さ方向で同じ位置に位置しており、
各内板及び各外板は、コンクリート層の充填及び固化の際に型枠として使用されたものであって建物の完成後も残存しているものであり、
コンクリート層は、各内板と前記各外板との間の垂直部と、各内板の下端から内側にはみ出して形成された水平部とを有し、一度に充填されて固化したものであって垂直部と水平部との間に界面は形成されておらず、
地表面は各外板の下端と上端との間にあって、各外板は下側が地中に埋設されており、
向かい合う各内板と各外板は、嵌め込み型の連結部材で連結されていることを特徴とする低層建築物。 - 前記コンクリート層の水平部は、建物の下側の領域を全て覆う形状であり、前記基礎はベタ基礎となっていることを特徴とする請求項1記載の低層建築物。
- 前記コンクリート層の水平部の上面は、地表面より低い位置であることを特徴とする請求項2記載の低層建築物。
- 垂直部には水平方向に延びる梁鉄筋が埋設されて垂直部を補強しており、
前記連結部材は、梁鉄筋の保持に兼用されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の低層建築物。 - 前記各外板の下側にはレールが設けられており、
レールは、前記建物の水平方向の輪郭に沿って延びており、
レールは、前記各外板の下端が嵌め込まれることで前記各外板を保持する凹部を有する形状であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の低層建築物。 - 3階までの低層建築物における基礎であって、スチール製又は発泡樹脂を除く樹脂製の外板とスチール製又は樹脂製の内板より成る残存型の一対の枠板と、一対の枠板の間に充填されて固化したコンクリート層と、コンクリート層内に下端が埋設され上端がコンクリート層の上面から露出したアンカーボルトとを備えた基礎を施工する際に使用される基礎工事用アンカーホルダーであって、
一対の枠板の離間間隔に相当する長さのプレート状の主部と、
主部の長さ方向の両端に形成され、一対の枠板の上端に嵌め込まれる嵌め込み部と、
アンカー保持部と
を備えており、
アンカー保持部は、主部よりも上側の位置でアンカーボルトの頭部が引っ掛けられる切り欠き又は開口を有しており、
主部は、アンカー保持部で保持されたアンカーボルトが挿通される切り欠き又は開口を有しており、
嵌め込み部は、基礎の一対の枠板の上端の外側の面に引っ掛けられる形状であることを特徴とする基礎工事用アンカーホルダー。
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