JP2001029628A - 遊技システム - Google Patents

遊技システム

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JP2001029628A
JP2001029628A JP11202203A JP20220399A JP2001029628A JP 2001029628 A JP2001029628 A JP 2001029628A JP 11202203 A JP11202203 A JP 11202203A JP 20220399 A JP20220399 A JP 20220399A JP 2001029628 A JP2001029628 A JP 2001029628A
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JP
Japan
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game
card
time
gaming
specific
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JP11202203A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Masato Kosuge
真人 小菅
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の様々なニーズに対応でき、利便性に富
んだ遊技システムを提供する。 【解決手段】 遊技システムは、所定の遊技時間又は所
定量の遊技使用可能価値に相当する特定遊技価値データ
に基づいて所定の遊技時間分又は所定量の遊技使用可能
価値による遊技機での遊技を許容する遊技管理手段と、
特定遊技価値データに基づいた特定遊技時以外の通常遊
技時に得られた遊技結果価値については景品交換を可能
とする一方、前記特定遊技時に得られた遊技結果価値に
ついては景品交換を不可とする景品交換管理手段とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やスロ
ットマシンなどの遊技機が設置された遊技ホールにおい
て採用される遊技システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりパチンコ機やスロットマシンな
どの遊技機が複数台設置された遊技ホールにおいては、
顧客は金銭と引き替えに貸玉或いは貸メダルを入手し、
当該貸玉などを用い、遊技機にて遊技(プレー)を行
う。そして、遊技の結果顧客所有となった打玉やメダル
は、所定の交換率によって景品と交換できると云う方式
が採られていた。
【0003】また、近年では特開平10−216327
号に示されるように、貸玉や払出玉(遊技結果価値)を
データとしてICカードに記録し、管理することによっ
て、大量に打玉を使用し、或いは、持ち運ばなくとも済
むようなシステムも開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、顧客によっ
ては(特に、女性や老人客)景品交換を目的とせず、純
粋に遊技機でのプレーを楽しみたいと欲しているケース
も多く、或いは、時間潰しの目的で遊技機でのプレーを
行っている顧客も少なくない。
【0005】一方で、近年パチンコ機などにおいて、デ
ィスプレイを用いたキャラクタ表示により、大当たりや
確率変動などの様々な興趣向上の機能が開発されてお
り、それに伴って顧客が投入すべき金銭の額も上昇して
来ている。そのため、上述の如き顧客には却って費用が
高騰し、遊技意欲を低下させる結果となる。
【0006】また、同様の理由で近年パチンコ機は比較
的速いサイクルで新機種が開発されているが、顧客によ
っては新たに登場したパチンコ機を試しに使ってみて、
興趣の状況を判断したいと欲する場合もある。
【0007】本発明は係る従来の状況に鑑み、顧客の様
々なニーズに対応でき、利便性に富んだ遊技システムを
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本出願の請求項1
の発明の遊技システムは、所定の遊技時間又は所定量の
遊技使用可能価値に相当する特定遊技価値データに基づ
いて所定の遊技時間分又は所定量の遊技使用可能価値に
よる遊技機での遊技を許容する遊技管理手段と、特定遊
技価値データに基づいた特定遊技時以外の通常遊技時に
得られた遊技結果価値については景品交換を可能とする
一方、特定遊技時に得られた遊技結果価値については景
品交換を不可とする景品交換管理手段とを備えたことを
特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明の遊技システムは、
金銭と引き替えに遊技用記録媒体に書き込まれる所定の
遊技時間又は所定量の遊技使用可能価値に相当する特定
遊技価値データを読み取り、所定の遊技時間分又は所定
量の遊技使用可能価値による遊技機での遊技を許容する
遊技管理手段と、特定遊技価値データに基づいた特定遊
技時以外の通常遊技時に得られた遊技結果価値について
は景品交換を可能とする一方、特定遊技時に得られた遊
技結果価値については景品交換を不可とする景品交換管
理手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明によれば、遊技管理手段は所定の遊
技時間又は所定量の遊技使用可能価値に相当する特定遊
技価値データに基づいて所定の遊技時間分又は所定量の
遊技使用可能価値に基づいた遊技機での遊技を許容す
る。そして、景品交換管理手段は、特定遊技価値データ
に基づいた特定遊技時以外の通常遊技時に得られた遊技
結果価値については景品交換を可能とする一方、特定遊
技時に得られた遊技結果価値については景品交換を不可
とするので、以上により景品交換を目的としない所定の
遊技時間分又は所定量の遊技使用可能価値に基づいた遊
技機での遊技が可能となる。
【0011】これにより、例えば純粋に遊技機での遊技
を楽しみたい顧客、時間潰しになれば良い顧客或いは新
しい遊技機を試したい顧客などの利便性を向上させ、結
果的に遊技意欲の著しい高揚と新規顧客の増加を図るこ
とができるようになる。特に請求項2の如く金銭と引き
替えに特定遊技価値データが記録媒体に書き込まれるよ
うにすれば、遊技ホールの売上向上を図ることができる
ようになるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の遊技システ
ムを適用した遊技ホールのシステム構成図である。遊技
ホールには多数のパチンコ機やスロットマシン等の遊技
機が設置されているが、それらは遊技機設置島と呼ばれ
る遊技機群に分かれており、その遊技機設置島が複数集
まって遊技ホールを構成している。
【0013】遊技機設置島には多数のパチンコ機20が
ほぼ等間隔で配置されており、それぞれのパチンコ機2
0に対してカード処理装置21と台管理装置22が1台
ずつその近傍に設置されている。
【0014】そして、顧客は遊技用記録媒体としての遊
技用カード100を使用して遊技を行う。遊技用カード
100としては、ICカード、磁気カード等の情報の読
み書きが可能なカードが利用できるが、不正書き込みの
防止等のセキュリティ上の観点からはICカードが好ま
しい。
【0015】最初に顧客は所定の金額の金銭を支払い、
遊技用カード100にその金額を記録する。パチンコ機
20で遊技を行う場合、その近傍に設置されたカード処
理装置21に遊技用カード100を挿入し、パチンコ機
20のボタン操作により貸玉(カード残額から持玉数情
報への変換)を行う。
【0016】貸玉を行うと、遊技用カード100に記録
されていた金額の残高が貸玉の分だけ減額され、持玉数
が貸玉数だけ増加されて記録される。また、遊技中に持
玉がなくなった場合に、貸玉を遊技用カード100の残
高内で自動的に行うようにも設定できる。遊技用カード
100には、遊技中にも顧客の持玉の増減、残高等の遊
技機情報が常に更新記録されていく。顧客が遊技を終了
して、遊技用カード100をカード処理装置21から排
出する際には、持玉、残高の最終情報が遊技用カード1
00に記録されており、さらに、顧客が遊技を行ってい
たパチンコ機20の台番号が遊技用カード100に記録
される。
【0017】ホール管理コンピュータ30は、その本体
と、CRTや液晶表示板等の表示手段42、マウス、キ
ーボード等の入力手段43、通信インターフェース48
等により構成される。通信インターフェース48は通信
ケーブル31に接続されている。複数の台管理装置(遊
技管理手段を構成する)22がその通信ケーブル31に
よりホール管理コンピュータ30に接続されている。パ
チンコ機20の近傍に取り付けられた台管理装置22
は、パチンコ機20およびその周辺装置から遊技機情報
を取得し、台管理装置22内部のメモリに記憶してお
く。この場合、台管理装置22にはバックアップ電源を
備えておけば、メモリの内容はバックアップ電源により
バックアップされ、電源電圧低下や停電によっても記憶
内容が消失することはない。
【0018】図2はホール管理コンピュータ30の構成
を示すブロック図である。ホール管理コンピュータ30
の本体には、種々のデータ処理を行う情報処理手段とし
てのCPU40が設けられており、CPU40にはバス
51を介して主メモリであるROM52およびRAM5
3が接続されている。CPU40は、ROM52に記憶
されているシステムプログラムおよびデータと、RAM
53にロードされたプログラムおよびデータに従って動
作する。
【0019】RAM53にロードされるプログラムおよ
びデータとしては、表示手段42への表示を制御する表
示制御プログラムや、台管理装置22との間でデータの
やり取りを行うプログラム等がある。CPU40にはバ
ス51を介して固定ディスク装置54が接続されてい
る。固定ディスク装置54からRAM53にCPU40
によって実行されるべき種々のプログラム等がロードさ
れる。そして、台管理装置22からの遊技機情報を逐次
固定ディスク装置54に記録していく際に、遊技機情報
を後述する遊技用カード100の利用区分毎に分類して
それぞれの格納場所に記録していく(図3参照)。
【0020】また、CPU40にはバス51を介して入
出力装置55が接続されている。入出力装置55は、フ
レキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、
光磁気ディスク等の外部記憶媒体の入出力装置等を含
み、固定ディスク装置54に記録された台管理装置22
からの遊技機情報のデータをフレキシブルディスク等に
保存したり、保存しておいたデータを読み込んだりする
ことができる。ホール管理コンピュータ30には、この
他に周辺装置が接続されている。周辺装置としては、文
字および図形を表示する前記表示手段42、係員がデー
タを入力するための前記入力手段43がインターフェー
ス回路を介して接続されている。
【0021】周辺装置としてはさらに、プリンタ45、
前記通信インターフェース48が接続されている。通信
インターフェース48には通信ケーブル31を介して前
述の如く複数の台管理装置22が接続されており、台管
理装置22にて取得されたパチンコ機20およびその周
辺装置から前記遊技機情報は、通信ケーブル31を介し
てホール管理コンピュータ30に収集される。
【0022】図3はこのホール管理コンピュータ30の
固定ディスク装置54に記録された遊技機情報ファイル
を示している。この遊技機情報ファイルに記録された遊
技機情報データには、各パチンコ機20における売上
(或いは利益)、賞球玉数、打込玉数、大当り信号、当
り信号、磁石検出信号、電波検出信号などが含まれ、各
パチンコ機20の台番号で管理されている。尚、賞球玉
数、打込玉数は、それぞれ賞球信号、打込信号のカウン
ト値から求められる。また、始動入賞数や図柄変動回数
(有効始動数)や遊技に関する情報が入力され、記録さ
れるようにしても良く、それらに限定するものではな
い。
【0023】また、これらのデータは遊技用カード10
0の利用区分毎にも区別して集計される。この利用区分
は、「1」が通常のビジターカード、「2」は会員カー
ドである。そして、利用区分「3」は本発明に係る特定
遊技カードを意味する。この利用区分「3」の特定遊技
カードについては後に詳述するが、景品交換を目的とす
るものではないため、各データは景品交換を目的とした
利用区分「1」と「2」(これらは合算されている)と
区別される。そして、ホール管理コンピュータ30にお
いてはこれらデータの集計処理等が行われてプリンタ4
5や表示手段42に出力されることになる。
【0024】次に、各パチンコ機20の近傍に設けられ
たカード処理装置21は、それぞれのパチンコ機20の
台管理装置22に接続されており、遊技用カード100
内の情報を台管理装置22に送出したり、台管理装置2
2からの信号により遊技用カード100に遊技機情報を
書き込んだりすることが可能である。実施例では、カー
ド処理装置21と台管理装置22とは別体で設置されて
いるが、カード処理装置21と台管理装置22とを一体
の装置として設置してもよい。そして、複数のカード処
理装置21は通信ケーブル81を介してカード管理コン
ピュータ(これも遊技データ管理手段を構成する)1に
接続されている。
【0025】このカード管理コンピュータ1は、その本
体と、CRTや液晶表示板等の表示手段2、マウス、キ
ーボード等の入力手段3等により構成される。また、カ
ード管理コンピュータ1には、カード入出力装置4が接
続されており、カード管理コンピュータ1の係員がその
場で遊技用カード100の情報の読み取り、および、書
き込みを行うことが可能である。さらに、カード管理コ
ンピュータ1にはプリンタ5が接続されており、遊技用
カード100に関する一覧データや種々の帳票出力を行
うことが可能である。
【0026】カード管理コンピュータ1から遠隔位置
に、カード発行入金処理装置(これも遊技データ管理手
段を構成する)6およびカード景品交換処理装置(景品
交換管理手段を構成する)7が設けられ、カード管理コ
ンピュータ1と接続されている。カード発行入金処理装
置6は、顧客が操作可能な遊技用カード100の発行、
入金処理を行う装置である。顧客は所定の金額を支払
い、新規の遊技用カード100にその金額を記録した
り、既に持っている遊技用カード100に金額を追加し
たりすることができる。また、遊技用カード100の発
行入金の処理は、カード管理コンピュータ1とカード入
出力装置4を使い、カード管理コンピュータ1の係員が
行うこともできる。
【0027】このようなカード発行入金処理装置6或い
はカード管理コンピュータ1における遊技用カード10
0の発行の際、顧客或いは係員は遊技用カード100の
前記利用区分(「1」、「2」、「3」)を選択でき
る。カード発行入金処理装置6などは選択された利用区
分を当該遊技用カード100に設定する。
【0028】このとき、遊技用カード100が通常のビ
ジターカードとなる利用区分「1」や会員カードとなる
利用区分「2」の場合には通常の玉貸し手続きとなる
が、利用区分「3」の場合には前述の如く遊技用カード
100は特定遊技用カードとなる。この特定遊技用カー
ドの場合、例えば1000円で1時間、2000円で3
時間、3000円で6時間、5000円で12時間など
の遊技時間が設定され、この設定された遊技時間だけパ
チンコ機20にて遊技し放題となる。但し、後述する如
くこの特定遊技用カードにて遊技した結果得られた持玉
(得点)では景品交換できない。
【0029】尚、特定遊技用カードに設定されるデータ
としては上述の他に、例えば1000円で打込6000
発、2000円で打込18000発、3000円で打込
36000発、5000円で打込72000発と云うよ
うな打玉数であっても良い。何れにしても特定遊技用カ
ードの場合には、景品交換が不可であり、パチンコ機2
0の使用のみを目的としているため、打玉1個当たりの
金額は通常のプレーの場合より低く設定される。
【0030】カード景品交換処理装置7は、顧客が操作
可能な景品交換処理を行う装置である。顧客が遊技の結
果得た持玉数は遊技用カード100に記録されているた
め、顧客は自分の遊技用カード100をカード景品交換
処理装置7に挿入し、持玉数に応じた景品を選択するだ
けで、景品交換を行うことができる。この景品交換処理
も、カード管理コンピュータ1とカード入出力装置4を
使い、カード管理コンピュータ1を操作する係員が行う
こともできる。
【0031】ここで、挿入された遊技用カード100の
利用区分が前記特定遊技用カードを示す「3」である場
合には、カード景品交換処理装置7は景品交換を拒否す
るものである。
【0032】図4は前記カード管理コンピュータ1の構
成を示すブロック図である。カード管理コンピュータ1
の本体には、種々のデータ処理を行う情報処理手段とし
てのCPU10が設けられており、CPU10にはバス
11を介して主メモリであるROM12およびRAM1
3が接続されている。CPU10は、ROM12に記憶
されているシステムプログラムおよびデータと、RAM
13にロードされたプログラムおよびデータに従って動
作する。
【0033】RAM13にロードされるプログラムおよ
びデータとしては、表示手段2への表示を制御する表示
制御プログラムや遊技用カード100に記録された情報
を読み取り、固定ディスク装置14に記録するカード情
報記録プログラムなどがある。CPU10にはバス11
を介して固定ディスク装置14が接続されている。固定
ディスク装置14からRAM13にCPU10によって
実行されるべき種々のプログラムなどがロードされる。
そして、遊技用カード100の情報をカード情報記録プ
ログラムにより、逐次固定ディスク装置14に記録して
いく。
【0034】図5はこのカード管理コンピュータ10の
固定ディスク装置14に記録されたカード情報ファイル
を示している。このカード情報ファイルに記録されたカ
ード情報データには、前記利用区分(「1」、「2」、
或いは、「3」)、日付、地域エリア、店番号、残高、
合計持玉数、最終持玉数、打込玉合計、台番号、台種
別、中断、貯玉合計、貯玉再プレー計、普通景品合計、
特殊景品合計などが遊技用カード100のカード番号で
管理されている。
【0035】ここで、遊技用カード100が利用区分
「3」の特定遊技用カードである場合には、当然に普通
景品合計および特殊景品合計は0となっている。また、
特定遊技カードに設定されるデータが遊技時間である場
合には、残高は残時間となる。
【0036】また、CPU10にはバス11を介して入
出力装置15が接続されている。入出力装置15は、フ
レキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、
光磁気ディスク等の外部記憶媒体の入出力装置等を含
み、固定ディスク装置14に記録された遊技用カード1
00のデータファイルをフレキシブルディスク等に保存
したり、保存しておいたデータを読み込んだりすること
ができる。カード管理コンピュータ1には、この他に周
辺装置が接続されている。周辺装置としては、文字およ
び図形を表示する前記表示手段2、係員がデータを入力
するための前記入力手段3がインターフェース回路を介
して接続されている。
【0037】周辺装置としてはさらに、カード入出力装
置4、プリンタ5、カード発行入金処理装置6、カード
景品交換処理装置7、通信インターフェース8が接続さ
れている。通信インターフェース8には通信ケーブル8
1を介して前述の如く複数のカード処理装置21が接続
されており、各カード処理装置21に挿入された遊技用
カード100のデータ(カード内情報)が通信ケーブル
81を介してカード管理コンピュータ本体1に収集され
る。
【0038】カード内情報の収集は、カード入出力装置
4、カード発行入金処理装置6、カード景品交換処理装
置7を通して行うこともできる。ただし、通信インター
フェース8および通信ケーブル81はシステムとして必
須のものではない。設備コストを低減させるために、通
信インターフェース8および通信ケーブル81を省略
し、遊技用カード100のカード内情報の収集は、カー
ド入出力装置4、カード発行入金処理装置6、カード景
品交換処理装置7を通してのみ行うようにすることもで
きる。
【0039】次に、パチンコ機20を用いた実際のプレ
ー(遊技)手順について図6〜図8のフローチャートを
参照しながら説明する。図6はカード発行入金処理装置
6において新たに遊技用カード100を購入する際の操
作の流れを示している。尚、会員カードを新規に作成す
る場合には別途手続きが必要となるので、ここでは説明
しない。従って、以下は通常のビジターカードか特定遊
技用カードを新規に購入する場合となる。
【0040】ステップS1で顧客が金銭を投入し、ステ
ップS2で遊技用カード100の利用区分を選択する。
この際選択される利用区分は前記ビジターカードとなる
利用区分「1」と特定遊技用カードとなる利用区分
「3」である。ステップS2で遊技用カード100の利
用区分が選択されると、ステップS3で投入された金額
と利用区分がカードに書き込まれ、遊技用カード100
として排出される。そして、ステップS4でこれらデー
タがカード管理コンピュータ1に配信される。
【0041】次に、図7は遊技機20におけるプレーの
流れを示している。ステップS5で顧客が上記の如く購
入した遊技用カード100をカード処理装置21に挿入
すると、ステップS6で真偽判断および金額・利用区分
の判定が成される。つまり、先ず正規のカードであるか
判定され、利用区分が何であるか、その利用区分に対す
る残高(残高金額、遊技可能時間等)があるか判定され
るのである。この判定結果はカード処理装置21から台
管理装置22に送られ、ステップS7で前述の如き貸玉
操作の後、台管理装置22により遊技機20が稼動(遊
技が許容)される。つまり、判定結果が正規のカードで
ない、又は、残高が0の場合は、カードが返却されるな
どして遊技機でプレーすることができない(ハンドル操
作して玉を発射しようとしても持玉が0であると打球発
射装置が駆動しない)が、正規のカードであり残高があ
るのであれば、貸玉操作により残高が持玉となり(また
は遊技可能時間が表示されて)、ハンドル操作すること
により打球発射装置が駆動し、打玉が発射される。払出
玉はパチンコ機20から払い出されず、直接遊技用カー
ド100に書き込まれる。
【0042】尚、持玉および遊技可能時間がなくなれば
打球発射装置は駆動停止される。このとき、例えば台管
理装置22には特定遊技中表示器22A(表示手段)が
設けられており、遊技用カード100の利用区分が
「3」の特定遊技用カードである場合、台管理装置22
は遊技時間(或いは残り遊技可能時間、若しくは残高金
額(或いは残り玉数))をこの特定遊技中表示器22A
に表示する。これにより、当該パチンコ機20で顧客が
特定遊技を行っていることを遊技ホールの係員が容易に
認識できるようになると共に、特定遊技を行っている顧
客は残りどの位遊技可能かを判別できるようになる。
【0043】また、台管理装置22は残り遊技可能時間
(或いは残高など)が少なくなって一定値以下となると
特定遊技中表示器22Aの表示を比較的長い間隔で点滅
させる。これにより、特定遊技中の顧客は遊技時間が残
り僅かとなっていることが分かる。そして、遊技可能時
間(或いは残高など)が終了した場合には、特定遊技中
表示器22Aの表示(0となっている)を短い間隔で点
滅させ、特定遊技が終了したことを顧客に報知する。そ
の後、台管理装置22は遊技状態を自動初期化(電源投
入時の状態)する。
【0044】このようなプレーが終了すると、持玉、残
高の最終情報が台管理装置22からカード処理装置21
に送られて遊技用カード100に記録され、さらに、顧
客が遊技を行っていたパチンコ機20の台番号が遊技用
カード100に記録されてカード処理装置21から排出
される。この場合、遊技用カード100が利用区分
「3」の特定遊技用カードである場合には、プレー時間
の減算(或いは打玉数の減算)のみが成されるが、特定
遊技中表示器22Aにはその間の遊技で得られた得点が
表示される。これにより臨場感が向上する。尚、特定遊
技が打玉数で設定される場合にもカード或いはデータフ
ァイルへの払出玉の加算は行わない。
【0045】そして、ステップS9でこれらデータがカ
ード処理装置21からカード管理コンピュータ1に配信
されると共に、台管理装置22からはホール管理コンピ
ュータ30に配信される。
【0046】次に、図8はカード景品交換処理装置7の
操作手順を示している。ステップS10で顧客が遊技用
カード100を挿入すると、ステップS11で真偽判断
および持玉数、利用区分の判定が成される。そして、遊
技用カード100が利用区分「3」の特定遊技用カード
でない場合には、ステップS13で持玉数内での景品交
換を受け付ける。
【0047】挿入された遊技用カード100が利用区分
「3」の特定遊技用カードである場合には、ステップS
14で景品交換を拒否(表示する)する。そして、何れ
の場合にもステップS15でカード管理コンピュータ1
へデータの配信が行われる。
【0048】このように本発明では、台管理装置22は
所定の遊技時間又は所定量の打玉数(持点)に相当する
特定遊技価値データに基づいて所定の遊技時間分又は所
定量の打玉数(持点)に基づいたパチンコ機20での遊
技を許容する。そして、カード景品交換装置7は、特定
遊技価値データに基づいた特定遊技時以外の通常遊技時
に得られた出玉(点数)については景品交換を可能とす
る一方、特定遊技時に得られた出玉(点数)については
景品交換を不可とするので、以上により景品交換を目的
としない所定の遊技時間分又は所定量の打玉数に基づい
たパチンコ機20のプレーが可能となる。
【0049】これにより、例えば純粋にパチンコ機での
遊技を楽しみたい顧客、時間潰しになれば良い顧客或い
は新しいパチンコ機20を試したい顧客などの利便性を
向上させ、結果的に遊技意欲の著しい高揚と新規顧客の
増加を図ることができ、特に金銭と引き替えに特定遊技
価値データが遊技用カード100に書き込まれるように
すれば、遊技ホールの売上向上を図ることができるよう
になる。
【0050】尚、遊技用カード100が会員カードの場
合には、金額投入の際に通常遊技か特定遊技かを選択す
ることにより、前記ビジターカードと同様のデータの他
に、特定遊技用カードと同様のデータをカード100に
記録し、或いは、カード情報ファイルを作成して区別し
て管理し、特定遊技用カードと同様のプレーを行えるよ
うにしても良い。
【0051】また、実施例では打玉が払い出されない所
謂封入式のパチンコ機を例に採り上げたが、打玉を画像
化し、遊技盤面が全て映像化されているいわゆる映像式
パチンコ機でも良く、さらには払出玉を通常のプレー
(景品交換を目的としたプレー)で得たものと区別して
管理できれば、通常のパチンコ機でも実施可能である。
更に、遊技機としては実施例のパチンコ機に限らずスロ
ットマシンなどでも良いことは云うまでもない。
【0052】また、上述した実施例の如く遊技用カード
100を特定遊技用カードとして用いることにより、遊
技ホール(係員)側の手間は省けるが、以下に例示する
如き方式でも本発明は有効である。即ち、 遊技用カードによって特定遊技を設定すること無
く、係員の操作(台管理装置22などにおけるスイッチ
操作、或いは、係員が所持するリモコン操作)により、
パチンコ機20のモードを切り換え、特定遊技が所定時
間(或いは所定の持玉数分)許容される。但し、その間
遊技して得られる得点(持玉数)は景品交換できないよ
うにするため、その得点は遊技用カード100に書き込
まれない。尚、その間はカード残高が減算されないよう
にしても良く、逆に所定の金額(例えば1000円な
ど)だけ玉貸操作をすることを条件に特定遊技を許容す
る(例えば1000円分引き落とせば1時間遊技可能と
なるなど)ようにしても良い。 遊技ホールで提供するサービスの一環として金銭を
徴収すること無く一定期間(或いは一定の持玉数分)特
定遊技を可能とする方式と、上記の如く所定の金額(例
えば1000円)を支払ったことを条件に所定期間(例
えば1時間)特定遊技を許容する方式の何れかの方式を
遊技ホール側で選択できる設定スイッチを台管理装置2
2やホール管理コンピュータ30などに設ける。 特定遊技用カードとなる遊技用カード100に遊技
時間或いは持点(持玉数)を書き込まず、カード管理コ
ンピュータ1などが時間や持点数を管理する。 特定遊技用カードとなる遊技用カード100に獲得
した得点を書き込むが、それによる景品交換はできな
い。逆に、獲得した得点を特定遊技用カードとなる遊技
用カードには書き込まないで、得点が0では景品交換が
できないものとする。即ち、仮に特定遊技用カードに得
点が書き込まれていた場合には、カード種別を判断しな
いので景品交換は行われる。しかし、この場合でも獲得
した持点を遊技用カードに書き込まないことで、特定遊
技時の遊技結果価値を景品交換不可にしている。即ち、
この場合は景品交換管理手段として台管理装置22も含
まれる。但し、その場合はどのように発生した得点かを
照合するためのデータをカード管理コンピュータ1が記
憶していて照合できた方が望ましい。 遊技可能な点数を残高金額というかたちで与えて、
その金額を点数(持玉数)に変換した値の分だけ特定遊
技が許容される。 金銭と引き替えではなくて一般に貯玉と云われる遊
技場預り玉数(点数)と引き替えてカードに特定遊技で
きる時間等を書き込むものでも良い。 実施例では特定遊技時の払出玉(遊技結果価値)で
は景品交換できないようにしたが、例えば通常遊技より
も低い交換比率で景品交換を許容しても良い。また、例
えば特定遊技中に大当たりした場合にはタバコやジュー
スなどの嗜好品を提供するなどのサービスを行うように
しても良い。
【0053】以上から把握される発明としては、さらに
以下のものが考えられる。 (1) 所定量の遊技使用可能価値又は所定の遊技時間
に相当する特定遊技価値データを通常の遊技価値データ
と区別し、会員毎に管理可能とされた遊技データ管理手
段と、前記特定遊技価値データに基づいて所定量の遊技
使用価値分又は所定の遊技時間分、当該会員による遊技
機での遊技を許容する遊技管理手段と、前記特定遊技価
値データに基づいた特定遊技時以外の通常遊技時に得ら
れた遊技結果価値については景品交換を可能とする一
方、前記特定遊技時に得られた遊技結果価値については
景品交換を不可とする景品交換管理手段とを備えたこと
を特徴とする遊技システム。 (2) 所定の遊技時間又は所定量の遊技使用可能価値
に相当する特定遊技価値データに基づいて所定の遊技時
間分又は所定量の遊技使用可能価値による遊技機での遊
技を許容する遊技管理手段と、前記遊技時間又は遊技使
用可能価値、或いは、その残余値を表示する表示手段
と、前記特定遊技価値データに基づいた特定遊技時以外
の通常遊技時に得られた遊技結果価値については景品交
換を可能とする一方、前記特定遊技時に得られた遊技結
果価値については景品交換を不可とする景品交換管理手
段とを備えたことを特徴とする遊技システム。 (3) 所定の遊技時間又は所定量の遊技使用可能価値
に相当する特定遊技価値データに基づいて所定の遊技時
間分又は所定量の遊技使用可能価値による遊技機での遊
技を許容する遊技管理手段と、前記特定遊技価値データ
に基づいた特定遊技時に得られた遊技結果価値を表示す
る表示手段と、前記特定遊技時以外の通常遊技時に得ら
れた遊技結果価値については景品交換を可能とする一
方、前記特定遊技時に得られた遊技結果価値については
景品交換を不可とする景品交換管理手段とを備えたこと
を特徴とする遊技システム。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、遊技
管理手段は所定の遊技時間又は所定量の遊技使用可能価
値に相当する特定遊技価値データに基づいて所定の遊技
時間分又は所定量の遊技使用可能価値に基づいた遊技機
での遊技を許容する。そして、景品交換管理手段は、特
定遊技価値データに基づいた特定遊技時以外の通常遊技
時に得られた遊技結果価値については景品交換を可能と
する一方、特定遊技時に得られた遊技結果価値について
は景品交換を不可とするので、以上により景品交換を目
的としない所定の遊技時間分又は所定量の遊技使用可能
価値に基づいた遊技機での遊技が可能となる。
【0055】これにより、例えば純粋に遊技機での遊技
を楽しみたい顧客、時間潰しになれば良い顧客或いは新
しい遊技機を試したい顧客などの利便性を向上させ、結
果的に遊技意欲の著しい高揚と新規顧客の増加を図るこ
とができるようになる。特に請求項2の如く金銭と引き
替えに特定遊技価値データが記録媒体に書き込まれるよ
うにすれば、遊技ホールの売上向上を図ることができる
ようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した遊技ホールのシステム構成図
である。
【図2】図1におけるホール管理コンピュータの構成を
示すブロック図である。
【図3】図2のホール管理コンピュータが保有する遊技
機情報ファイルを示す図である。
【図4】図1におけるカード管理コンピュータの構成を
示すブロック図である。
【図5】図4のカード管理コンピュータが保有するカー
ド情報ファイルを示す図である。
【図6】本発明におけるカード発行処理手順を説明する
フローチャートである。
【図7】本発明における遊技機プレーの手順を説明する
フローチャートである。
【図8】本発明における景品交換処理手順を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 カード管理コンピュータ 6 カード発行入金装置 7 カード景品交換装置(景品交換管理手段) 20 パチンコ機 21 カード処理装置 22 台管理装置(遊技管理手段) 30 ホール管理コンピュータ 100 遊技用カード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の遊技時間又は所定量の遊技使用可
    能価値に相当する特定遊技価値データに基づいて所定の
    遊技時間分又は所定量の遊技使用可能価値による遊技機
    での遊技を許容する遊技管理手段と、 前記特定遊技価値データに基づいた特定遊技時以外の通
    常遊技時に得られた遊技結果価値については景品交換を
    可能とする一方、前記特定遊技時に得られた遊技結果価
    値については景品交換を不可とする景品交換管理手段と
    を備えたことを特徴とする遊技システム。
  2. 【請求項2】 金銭と引き替えに遊技用記録媒体に書き
    込まれる所定の遊技時間又は所定量の遊技使用可能価値
    に相当する特定遊技価値データを読み取り、所定の遊技
    時間分又は所定量の遊技使用可能価値による遊技機での
    遊技を許容する遊技管理手段と、 前記特定遊技価値データに基づいた特定遊技時以外の通
    常遊技時に得られた遊技結果価値については景品交換を
    可能とする一方、前記特定遊技時に得られた遊技結果価
    値については景品交換を不可とする景品交換管理手段と
    を備えたことを特徴とする遊技システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002355430A (ja) * 2001-06-01 2002-12-10 Daikoku Denki Co Ltd 遊技システム
JP6877800B1 (ja) * 2020-10-30 2021-05-26 株式会社ニッシン ワークの丸孔の仕上げ加工方法

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JP2002355430A (ja) * 2001-06-01 2002-12-10 Daikoku Denki Co Ltd 遊技システム
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