JP2001028603A - 複合情報通信方法及びそのネットワークシステム - Google Patents

複合情報通信方法及びそのネットワークシステム

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JP2001028603A
JP2001028603A JP20062399A JP20062399A JP2001028603A JP 2001028603 A JP2001028603 A JP 2001028603A JP 20062399 A JP20062399 A JP 20062399A JP 20062399 A JP20062399 A JP 20062399A JP 2001028603 A JP2001028603 A JP 2001028603A
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JP20062399A
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Shinichi Daitoku
眞一 大徳
Jun Kawakita
潤 川北
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NIPPON NIKKUSU KK
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M V P KK
NIPPON NIKKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の通信端末からの各種情報の編集等の複
合処理の容易化とともに、異種の通信端末、通信インフ
ラ又はプロトコル等に無関係に情報授受の実現化及び容
易化を図った複合情報通信方法及びそのネットワークシ
ステムを提供する。 【解決手段】 任意の通信端末(情報通信端末11〜1
N)からの一次情報を任意の通信媒体(通信インフラ3
1〜3N)を通して受け、通信端末からの指示により一
次情報を伝送すべき二次情報に変換するとともに任意の
通信サービス事業体が指定するデータ送受形態(フォー
マット)に変換し、異種の仕様や異種の搭載ソフトウェ
アの通信端末、異種の通信インフラ、異種のプロトコル
を持つ各種の通信端末(情報通信端末11〜1N)間で
の情報の授受が可能であって、各種通信端末間における
文字、図形、画像、音声、音楽、プログラム及びそれら
の動作の送受信を実現している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の通信端末を
用いて伝送される文字、図形、画像、音声、音楽、プロ
グラム等の単一の情報又は任意に複合された情報の変換
及び伝送をする複合情報通信方法及びそのネットワーク
システムに関する。
【0002】この複合情報通信方法及びそのネットワー
クシステムについて、詳述すれば、据置型及び携帯用コ
ンピュータ、NC(ネットワークコンピュータ)、簡易
コンピュータ端末、通信機能付ゲーム機、ケーブルテレ
ビジョン受信機、衛星放送受信機、携帯用電話端末、カ
ーナビゲーションシステム等に対して、静止画像、動
画、音声、音楽、文字、デザインされた意匠、電子メー
ルメールアドレス情報、URL(Uniform Resource Loc
ator)アドレス情報、ソフトウェアの全種類もしくは一
部から構成される電子情報コンプレックスを送信する際
の電子情報送信方式及びプッシュ&プル型の電子的情報
トランザクションを実行するための電子情報コンプレッ
クス・メーリングシステム、即ち、電子的通信システム
である。
【0003】
【従来の技術】従来、異なる情報通信端末間において、
画像、音声及びその動作等を形成するファイルを送受信
し、受信した情報通信端末上で編集者の意図で閲覧や再
生をで処理することは不可能である。即ち、同一仕様の
情報通信端末間や閲覧、再生機能を有するソフトウェア
を予め搭載した情報通信端末間でのみ同義のプロセスが
実用化されてきた。
【0004】図16は、従来の情報通信端末間の情報の
授受を示している。情報の授受を行う情報通信端末とし
て携帯電話機が使用されるが、伝言を送る人が携帯電話
機902から通信サービス業者が備えるコンピュータの
記憶媒体である伝言板904に公衆電話回線を通して伝
言登録をするとともに、その伝言を聞くべき人を指定す
る。伝言を聞く人は、携帯電話機906から通信サービ
ス業者が備える前記コンピュータを呼び出し、伝言板9
04から登録されている伝言を聞くことができる。この
場合、音声は音声スプール908に記録されており、伝
言メッセージを肉声と同様の音声で受け取ることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通信サービ
ス業者が提供する同義のサービスでは、異なる通信サー
ビス業者に属する情報通信端末間での同義のプロセスの
実行が不可能であり、パソコン、インターネット又はパ
ソコン通信を利用した同義のプロセスには、画像処理や
通信に関する高度な知識が必要であり、汎用性に乏しい
という欠点があった。
【0006】テレビ電話に代表されるリアルタイム通信
は、送受信者の双方が同一の環境及び状況にあることが
条件とされる等の制約を受け、しかも、その通信品質や
通信コストは通信インフラ環境によって大きく異なって
いる。
【0007】そこで、本発明は、任意の通信端末から発
信された各種情報の編集等の複合処理の容易化ととも
に、異種の通信端末、通信インフラ又はプロトコル等に
無関係に情報授受の実現化及び容易化を図った複合情報
通信方法及びそのネットワークシステムを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の複合情報通信方
法及びそのネットワークシステムは、任意の通信端末
(情報通信端末11〜1N)からの一次情報を任意の通
信媒体(通信インフラ31〜3N)を通して受け、通信
端末からの指示により一次情報を伝送すべき二次情報
(公開情報)に変換するとともに任意の通信サービス事
業体が指定するデータ送受形態(フォーマット)に変換
し、異種の仕様や異種の搭載ソフトウェアの通信端末、
異種の通信インフラ、異種のプロトコルを持つ各種の通
信端末(情報通信端末11〜1N)間での情報の授受が
可能であって、各種通信端末間における文字、図形、画
像、音声、音楽、プログラム及びそれらの動作の送受信
を実現している。
【0009】本発明の複合情報通信方法(請求項1)
は、任意の通信端末(11〜1N)から入力されて伝送
される一次情報を任意の通信媒体(31〜3N)を通し
て受け、前記通信端末からの指示に基づき、前記一次情
報を前記通信端末又は他の通信端末に伝送すべき二次情
報に変換して保持するとともに、この二次情報を任意の
通信サービス事業体が指定するデータ送受形態に変換
し、前記通信端末からの指示により前記通信端末又は他
の通信端末に伝送することを特徴とする。
【0010】即ち、一次情報とは通信端末から伝送され
た原始情報であり、二次情報はその原始情報の加工情報
ないし編集情報であり、例えば、原始情報が独立した文
字、図形、画像、音声、音楽であるとすれば、二次情報
はそれらの組み合わせで形成された複合情報であって、
文字が音声として出力され、画像に任意の音声や音楽が
付加されたり、モノクロ画像がカラー化される等の各種
の加工ないし編集された情報である。そこで、任意の通
信端末から伝送された一次情報は、公衆電話回線や特定
業者の電話回線を通して伝送され、その情報は一次情報
として登録されるが、その通信端末の指示により任意に
改変、編集等の変換処理を経て伝送すべき二次情報に変
換される。この二次情報は、一次情報と同様に登録され
て保護されるとともに、任意の通信サービス事業体が指
定するデータ送受形態に変換される。この結果、前記通
信端末又は他の通信端末からの指示によりその二次情報
を受けることができ、その通信端末に指定されるデータ
送受形態に全く左右されることなく、伝送すべき二次情
報を受け取ることができる。しかも、一次情報を登録し
た者は、その形態を任意に変更し、編集することによ
り、文字、図形、画像、音声、音楽又はプログラム等、
各種の複合情報を二次情報として他の通信端末に伝送す
ることができる。したがって、この複合情報通信方法に
よれば、情報通信の多様化を実現することができる。
【0011】本発明の複合情報通信方法(請求項2)
は、前記通信端末が通信機能を有し、文字、図形、画
像、音声、音楽、プログラム等の1つもしくは複数の入
力手段又は出力手段又は入出力手段を有する端末である
ことを特徴とする。即ち、通信端末には電話機、携帯電
話機、簡易型携帯電話機(PHS)、コンピュータ、ケ
ーブルテレビジョン端末、衛星放送端末、ネットワーク
型コンピュータ(NC)、簡易型コンピュータ、電子手
帳、ワードプロセッサ、ゲーム機、ポケットボード、ポ
ケットベル、カーナビゲーションシステム、ファック
ス、複写機、医療機器、健康機器、家庭用もしくは産業
用セキュリティ端末、通信機能を有する電子レンジ等の
情報家電機器、情報家具等の情報入力手段、情報出力手
段、情報入出力手段が存在するが、これら同種又は異種
の通信端末間、同種又は異種の通信媒体や通信サービス
事業体の障壁を取り去って情報の授受を可能にしてい
る。
【0012】本発明の複合情報通信方法(請求項3)
は、前記一次情報が文字、図形、画像、音声、音楽、プ
ログラム等の単一の情報又は任意に複合された情報であ
ることを特徴とする。即ち、一次情報は、現存する情報
の全てを対象とする。
【0013】本発明の複合情報通信方法(請求項4)
は、前記通信媒体が有線又は無線の公衆通信回線、有線
又は無線の特定通信回線、衛星放送等の放送であること
を特徴とする。即ち、本発明は、既存のデータ送受形態
を使用することができるので、全ての通信媒体を対象と
し、通信媒体に制約を受けない。
【0014】本発明の複合情報通信方法(請求項5)
は、前記通信端末から伝送される一次情報とは別にフォ
ーマットが同種又は異種の一次情報を準備し、この一次
情報を前記通信端末の指示により選択可能に設定したこ
とを特徴とする。即ち、一次情報は、通信端末から伝送
されるもの以外の一次情報でもよく、フォーマットが同
種又は異種の一次情報を予め準備し、それを通信端末の
指示により選択可能に設定することにより、二次情報の
バリエーションを拡大することができる。
【0015】本発明の複合情報通信方法(請求項6)
は、前記通信サービス事業体が公衆電話通信事業体、移
動通信電話会社等の特定電話通信事業体、通信回線を媒
体とする複数のコンピュータの集合体(インターネッ
ト)等の各種の情報インフラストラクチャであることを
特徴とする。即ち、通信サービス事業体が指定するデー
タ送受形態に二次情報を変換するため、通信サービス事
業体の種別を越えた情報の授受が可能である。
【0016】本発明の複合情報通信方法(請求項7)
は、前記二次情報を任意の前記通信サービス事業体のデ
ータ送受形態への変換を前記通信端末又は他の通信端末
の指示によって行うことを特徴とする。即ち、通信サー
ビス事業体が指定するデータ送受形態、即ち、フォーマ
ットは、通信サービス事業体毎に異なっており、これが
異種フォーマット間の情報授受の障壁であるから、その
障壁を除く処理として、二次情報を伝送すべき通信サー
ビス事業体が指定するフォーマットに変換する必要があ
る。この変換処理は一次情報を発信した通信端末又は他
の通信端末の指示によって行い、又は、情報を受ける側
の通信端末又は他の通信端末の指示によっても可能とし
たものである。
【0017】本発明の複合情報通信方法(請求項8)
は、前記通信サービス事業体が指定するデータ送受形態
に変換された前記二次情報を前記通信端末又は他の通信
端末からの指示により伝送可能に保持することを特徴と
する。即ち、通信サービス事業体が指示するデータ送受
形態に変換された二次情報は一次情報を発信した通信端
末又は他の通信端末からの指示により伝送可能に保持す
ることで、その指示によって必要な二次情報を前記通信
端末又は他の通信端末で受け取ることができる。
【0018】本発明の複合情報通信方法(請求項9)
は、前記一次情報の前記二次情報への変換処理に情報の
加工、変換、生成、選択等の1又は2以上の処理を含む
ことを特徴とする。即ち、一次情報とは通信端末から伝
送された原始情報であり、二次情報はその原始情報の加
工情報ないし編集情報であるから、一次情報から二次情
報を得る処理は、情報の加工、変換、生成、選択等の1
又は2以上の処理を含み、バリエーションに富んだ複合
情報を得ることができる。
【0019】本発明の複合情報通信方法(請求項10)
は、前記二次情報が前記一次情報を編集等して得られる
変換情報、その他の文字、図形、画像、音声、音楽、プ
ログラム等の情報の1又は2以上を複合して形成された
複合情報であることを特徴とする。即ち、二次情報は、
一次情報を原始情報として加工ないし編集された複合情
報であり、文字、図形、画像、音声、音楽、プログラム
等の情報からなるものである。
【0020】本発明の複合情報通信方法(請求項11)
は、前記一次情報又は前記二次情報が、登録者が持つ識
別符号、前記通信端末又はその他の識別情報で特定され
ることを特徴とする。即ち、識別情報を以て一次情報又
は二次情報を特定することにより、これら一次情報及び
二次情報の秘匿性、公開性、非可逆性、自由選択性等の
情報の価値を高め、その利用度を向上させることができ
る。
【0021】本発明の複合情報通信ネットワークシステ
ム(請求項12)は、任意の一次情報を入力し、任意の
通信媒体(通信インフラ31〜3N)に伝送する通信端
末(情報通信端末11〜1N)と、この通信端末から前
記通信媒体を通して伝送される前記一次情報を前記通信
媒体を通して受け、前記通信端末又は他の通信端末の指
示に基づき、前記一次情報を前記通信端末又は他の通信
端末に伝送する二次情報へ変換するとともに任意の通信
サービス事業体のデータ送受形態に変換する複合情報処
理手段(処理装置2)とを備えたことを特徴とする。
【0022】このような構成とすれば、任意の通信端末
から伝送された一次情報は、公衆電話回線や特定業者の
電話回線を通して複合処理手段に伝送される。一次情報
は通信端末から伝送された原始情報であって、文字、図
形、画像、音声、音楽又はプログラム等である。これら
一次情報は、発信された通信端末からの指示により複合
情報処理手段に、その発信者の識別情報とともに登録さ
れる。そして、複合情報処理手段では、その通信端末の
指示により任意に改変、編集等の変換処理を経て伝送す
べき二次情報に変換される。即ち、一次情報が例えば、
文字、図形、画像、音声、音楽であるとすれば、それら
の組み合わせで形成された複合情報であって、文字が音
声として出力され、画像に任意の音声や音楽が付加され
たり、モノクロ画像がカラー化される等の各種の加工な
いし編集されて二次情報が得られる。
【0023】この二次情報は、一次情報と同様に発信者
の識別情報とともに登録されて保護され、また、任意の
通信サービス事業体が指定するデータ送受形態、即ち、
特定のフォーマットに変換され、伝送準備が行われる。
【0024】そして、複合情報処理手段は、前記通信端
末又は他の通信端末からの指示によりその二次情報を前
記通信端末又は他の通信端末に伝送し、その二次情報を
文字、図形、画像、音声、音楽又はプログラム等の複合
情報として再現する。
【0025】したがって、各種の通信端末に指定される
データ送受形態に全く左右されることなく、方式の異な
る通信端末で二次情報を受け取ることができ、情報通信
の多様化を図ることができる。
【0026】本発明の複合情報通信ネットワークシステ
ム(請求項13)は、前記複合情報処理手段が、前記通
信端末からの指示により選択可能な前記一次情報とフォ
ーマットが同種又は異種の一次情報を有することを特徴
とする。即ち、複合情報処理手段は、通信端末から伝送
される一次情報だけでなく、選択可能な一次情報を準備
し、その内容を通信端末側で選択するようにすれば、情
報変換や編集によってバリエーションに富んだ二次情報
を得ることができる。この場合、通信端末からの情報種
や情報量に制限がある場合、複合情報処理手段が有する
多様な一次情報を利用することにより情報量の不足を補
って、バリエーションに富んだ二次情報を得ることがで
きる。
【0027】本発明の複合情報通信ネットワークシステ
ム(請求項14)は、前記複合情報処理手段が、一次情
報を二次情報に変換する変換手段(変換装置4)、一次
情報及び二次情報を蓄積する蓄積手段(蓄積装置6)、
通信端末間を中継する中継手段(中継装置8)を備えた
ことを特徴とする。即ち、一次情報から二次情報への変
換機能、それらの蓄積機能及び通信端末間の中継機能を
備えることにより、複合情報の作成、保管及び通信を行
うネットワークシステムを構築し、情報の処理の容易化
とともに有効利用を実現することができる。
【0028】本発明の複合情報通信ネットワークシステ
ム(請求項15)は、前記蓄積手段が、前記一次情報又
は前記二次情報を特定する識別情報を蓄積し、その識別
情報を以て前記一次情報又は前記二次情報の読出しが可
能である。即ち、識別情報を以て一次情報又は二次情報
を特定することにより、これら一次情報及び二次情報の
秘匿性、公開性、非可逆性、自由選択性等の情報の価値
及び信頼性を高め、利用度の向上を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
形態を参照して詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の複合情報通信方法及びそ
のネットワークシステムの一実施形態として基本システ
ム構成を示している。複合情報処理手段としての処理装
置2は、一次情報を二次情報に変換する変換装置4、一
次情報又は二次情報を蓄積する蓄積装置6、情報授受の
中継を行う中継装置8を備えており、通信機能を有する
コンピュータで構成される。ここで、変換装置4、蓄積
装置6及び中継装置8は、具体的な手段だけでなく、変
換機能、蓄積機能又は中継機能を想定したものであり、
具体的なハードウェアに限定されるものではない。ま
た、一次情報とは、各種の情報通信端末11、12・・
・1Nから処理装置2に向けて伝送される原始情報又は
処理装置2が予め準備する原始情報であって、文字、図
形、画像、音声、音楽、プログラム等の各種の1又は2
以上の情報であり、蓄積装置6に蓄積される。また、二
次情報は、一次情報を加工や編集等して得られる変換情
報、その他の文字、図形、画像、音声、音楽、プログラ
ム等の情報の1又は2以上を複合して形成された複合情
報である。
【0031】処理装置2には、情報通信端末11〜1N
が通信媒体として個別に通信インフラ31、32・・・
3Nを通して連係され、情報通信端末11〜1Nの相互
間は処理装置2を媒介として連係され、必要な情報の授
受を処理装置2を通して行うことができる。情報通信端
末11〜1Nは、通信機能を有し、文字、図形、画像、
音声、音楽、プログラム等の1つもしくは複数の入力手
段又は出力手段又は入出力手段を有する端末であって、
発信者がカメラやキーボード等の入力手段を通して任意
の一次情報を入力し、任意の通信媒体に伝送する手段で
あり、処理装置2は、各情報通信端末11〜1Nから伝
送される一次情報を受け、情報通信端末11又は他の情
報通信端末12〜1Nの指示に基づき、一次情報を情報
通信端末11又は他の情報通信端末12〜1Nに伝送す
る二次情報へ変換するとともに任意の通信サービス事業
体のデータ送受形態に変換する手段である。
【0032】通信インフラ31〜3Nは、有線又は無線
の公衆通信回線、有線又は無線の特定通信回線、衛星放
送等の放送を含み、通信サービス事業体が所有する既存
の情報通信媒体である。この情報通信媒体は、公衆電話
通信事業体、移動通信電話会社等の特定電話通信事業
体、通信回線を媒体とする複数のコンピュータの集合体
(インターネット)等の各種の情報インフラストラクチ
ャである。
【0033】このような構成とすれば、任意の情報通信
端末11〜1Nから伝送された一次情報は、公衆電話回
線や特定業者の電話回線等の通信インフラ31〜3Nを
通して処理装置2に伝送される。一次情報は情報通信端
末11〜1Nから伝送された原始情報であって、文字、
図形、画像、音声、音楽又はプログラム等であるから、
これら一次情報は、発信された情報通信端末11〜1N
からの指示により処理装置2に、その発信者の識別情報
とともに登録される。
【0034】処理装置2では、その情報通信端末11〜
1Nの指示により任意に改変、編集等の変換処理を経て
伝送すべき二次情報に変換される。即ち、一次情報が例
えば、文字、図形、画像、音声、音楽であるとすれば、
それらの組み合わせで形成された複合情報であって、文
字が音声として出力され、画像に任意の音声や音楽が付
加されたり、モノクロ画像がカラー化される等の各種の
加工ないし編集されて二次情報が得られることになる。
この二次情報は、一次情報と同様に発信者の識別情報と
ともに蓄積装置6に蓄積されて保護され、また、任意の
通信サービス事業体が指定するデータ送受形態、即ち、
特定のフォーマットに変換され、伝送準備が行われる。
【0035】そして、処理装置2は、情報通信端末11
又は他の情報通信端末12〜1Nからの指示によりその
二次情報を情報通信端末11又は他の情報通信端末12
〜1Nに伝送し、その二次情報を文字、図形、画像、音
声、音楽又はプログラム等の複合情報として再現するこ
とができる。
【0036】本発明の複合情報通信方法及びそのネット
ワークシステムは、次のような基本的な機能及びバリエ
ーション機能を含む。
【0037】即ち、処理装置2では、二次情報を任意の
通信サービス事業体のデータ送受形態、即ち、フォーマ
ットへの変換を情報通信端末11又は他の情報通信端末
12〜1Nの指示によって行う。
【0038】処理装置2では、通信サービス事業体が指
定するデータ送受形態に変換された二次情報を情報通信
端末11又は他の情報通信端末12〜1Nからの指示に
より伝送可能に蓄積装置6に蓄積、保持する。
【0039】処理装置2の変換装置4による情報変換に
おいて、一次情報の二次情報への変換処理に情報の加
工、変換、生成、選択等の1又は2以上の情報処理を含
む。
【0040】そして、処理装置2における蓄積装置6
は、情報通信端末11〜1Nからの指示により選択可能
な一次情報とフォーマットが同種又は異種の一次情報を
蓄積している。即ち、処理装置2は、情報通信端末11
〜1Nから伝送される一次情報だけでなく、選択可能な
一次情報を準備し、その内容を情報通信端末11〜1N
側で選択するようにすれば、情報変換や編集によってバ
リエーションに富んだ二次情報を得ることができる。こ
の場合、情報通信端末11〜1Nからの情報種や情報量
に制限がある場合には、処理装置2が有する多様な一次
情報を利用することにより情報量の不足を補うことがで
き、変化に富んだ二次情報が得られる。
【0041】そして、この複合情報通信方法及びそのネ
ットワークシステムによれば、一次情報から変化に富む
二次情報への変換、異なるフォーマット間の情報の授受
を可能にし、しかも、情報通信端末11〜1N毎の電話
番号、登録者の識別符号等の識別情報を以て一次情報及
び二次情報の授受、それらの蓄積、及びその公開を可能
にしたことから、情報の秘匿性、公開性、非可逆性、自
由選択性等、情報の信頼性を高めることができる。即
ち、情報の秘匿性については、情報通信端末11〜1N
と処理装置2との通信、即ち、利用がID情報及びパス
ワードにて実行され、情報の公開に伴う情報公開者の氏
名等個人特定情報の開示は必須でなく、公開者の意思に
より任意に設定可能とし、設定は、事前又は二次情報編
集時(つまり公開する情報毎)に公開者により可能であ
る。すべての情報の送受信は、処理装置2を介して実行
されるため、個人特定に関わる情報の漏洩、二次利用は
不可能である。送受信者の一方又は双方が希望する場
合、個人特定情報を公開することもできる。
【0042】また、情報の公開性については、情報を送
信者が意図する特定層、特定グループに対し、効果的に
伝送することは困難であった。例えば、インターネット
では、そのホームページにおける情報発信が、不特定多
数に対して均一に情報を開示しているが、このシステム
では、処理装置2上にて、公開する情報の情報カテゴリ
や意図する公開先の特定が可能であって、情報受信希望
者を予め登録してあるため、情報公開者と情報受信希望
者を効果的に仲介することができる。
【0043】また、情報の非可逆性については、編集処
理及び情報の送受信が処理装置2上又は処理装置2を介
して実行される。このとき、処理装置2上にて、公開す
る二次情報のファイルに対し、再生に必要なパスワー
ド、複製を抑制するプログラム、パスワードを要求する
ファイル圧縮等を実行、内蔵することにより、本情報フ
ァイルの改ざんや二次利用等を制約することができ、第
三者による公開者が意図しない送信グループ内での制限
的な利用や利用目的における利己的利用を抑制すること
が可能になる。
【0044】そして、情報の自由選択性については、公
開者のニーズ「公開したい情報」と受信者のニーズ「欲
しい、必要な情報」は、それぞれの意思により自由に設
定可能であり、より多くの選択肢を提供することができ
る。また、複数のニーズから新たなニーズが派生するこ
とも考えられるが、これもすべての処理が処理装置2に
て一元化されていることにより実現できる。
【0045】このように処理装置2を媒介として情報通
信端末11〜1Nの機種や情報のフォーマットを越える
多様な情報通信を実現しており、その利用性及び信頼性
を高めることができる。
【0046】次に、図2は、本発明の複合情報通信方法
及びそのネットワークシステムの一実施形態としてシス
テム構成の全容を示している。
【0047】処理装置2は通信機能を有するコンピュー
タで構成され、変換装置4 、蓄積装置6及び中継装置8
を備えている。変換装置4は、二次情報である公開情報
を管理する公開情報管理システム41、会員管理システ
ム42、編集システム43、WWW(World Wide Web:
情報検索)システム44、CTI(Computer and Teleph
one Integration:コンピュータ・電話機能統合) システ
ム45の各種システムで構成される。また、蓄積装置6
は、前記一次情報、会員を識別するための会員情報及び
前記二次情報を記憶するデータベースで構成される。ま
た、中継装置8は、インターネット接続装置81、PB
X(Private Branch Exchange: 構内交換設備) 電話交換
機82、他の接続装置83等を備えて接続機能を有す
る。
【0048】また、通信インフラ31〜3Nは、通信サ
ービス事業体が提供するインストラクチャである。
【0049】そして、情報通信端末11〜1Nは、パソ
コン、電話機等の通信用端末で構成される。
【0050】このようなネットワークシステムにより、
文字、図形、画像、音声、音楽、プログラム等の1つも
しくは複数の情報である一次情報が、任意の情報通信端
末11〜INから入力されて伝送される任意の通信媒体
としての通信インフラ31〜3Nを通して処理装置2の
蓄積装置6に会員情報とともに蓄積され、入力した例え
ば、情報通信端末11、又は他の情報通信端末12〜1
Nからの指示により編集等が行われ、二次情報に変換さ
れる。この二次情報は、一次情報と同様に蓄積装置6に
会員情報と一定の関係を以て蓄積される。そして、この
二次情報は、任意の通信サービス事業体が指定するデー
タ送受形態、即ち、情報を受ける側の情報通信端末11
〜INに対応するため、特定のフォーマットに変換され
る。したがって、情報通信端末11〜1N側で指定した
任意の情報通信端末11〜1Nからの指示に基づいて、
任意の通信サービス事業体により通信インフラ31〜3
Nを通して情報通信端末11又は他の情報通信端末12
〜1Nに伝送され、読み取ることができる。
【0051】次に、図3は、変換装置4の一実施形態で
あるシステム構成及びモジュールの相関関係を示してい
る。
【0052】変換装置4は、公開情報管理システム4
1、会員管理システム42、編集システム43、WWW
システム44、CTIシステム45の各種システムで構
成される。WWWシステム44及びCTIシステム45
は情報通信端末11〜INと通信インフラ31〜3Nを
通して連係される。
【0053】WWWシステム44は情報通信端末11〜
1Nから一次情報及び会員情報を受け、一次情報は公開
情報管理システム41に書込みのために転送され、ま
た、会員情報は登録済の会員情報と参照するために会員
管理システム42に転送される。
【0054】また、WWWシステム44又はCTIシス
テム45から転送された編集命令は、編集システム43
に転送され、これが編集処理の開始条件である。この編
集システム43は、公開情報管理システム41から読込
みのため一次情報の転送を受け、また、会員管理システ
ム42からの会員情報の転送を受け、会員毎に情報通信
端末11〜INからの指示に基づき一次情報から二次情
報への編集処理を行う。そして、得られた二次情報は、
書込み処理のために公開情報管理システム41に転送さ
れる。
【0055】そして、情報通信端末11〜INは、画像
登録、音声登録、編集及び閲覧再生の各種処理を行うた
めの指示等を行う。
【0056】次に、図4は、変換装置4における公開情
報管理システム41のシステム構成及び機能を示してい
る。
【0057】この公開情報管理システム41は、公開情
報管理アプリケーション410を実行するため、登録イ
ンタフェース411、登録モジュール412、検索モジ
ュール413、更新モジュール414、データベース部
415、参照インタフェース416を備える。即ち、登
録インタフェース411は、画像や音声ファイル及び公
開情報ファイルの、他システムへの出力及び他システム
からの書込みを制御する接続モジュールである。登録モ
ジュール412は、画像や音声ファイルの特定個人ボッ
クスへの書込み、保存処理を行う。検索モジュール41
3は、ある特定条件による画像や音声ファイル並びに公
開情報ファイルの検索、結果出力処理を行う。更新モジ
ュール414は、データベース部415上の画像や音声
及び公開情報ファイルの更新処理を行う。データベース
部415は、上記モジュールにより処理されたファイル
を効率的な保存、書込み及び出力を制御する。そして、
参照インタフェース416は、他システムが本システム
上のファイルを参照、読込み等を実行するための接続モ
ジュールである。
【0058】次に、図5は、変換装置4における会員管
理システム42のシステム構成及び機能を示している。
【0059】この会員管理システム42は、会員管理ア
プリケーション420を実行するため、CGIインタフ
ェース4211、登録インタフェース4212、登録モ
ジュール4213、検索モジュール4214、更新モジ
ュール4215、発番制御モジュール4216、データ
ベース部4217、参照インタフェース4218を備え
る。
【0060】即ち、CGIインタフェース4211は、
WWWシステム44から入力された整合性に関する情報
の送受信を行う接続モジュールである。登録インタフェ
ース4212は、会員情報登録、検索、更新や結果表示
といった一連の処理命令を入出力するモジュールであ
る。登録モジュール4213は、データベース部421
7に会員情報を書込み、保存処理を行う。検索モジュー
ル4214は、ある特定条件による会員情報の検索、結
果出力処理を行う。更新モジュール4215は、データ
ベース部4217上の会員情報の更新処理を行う。発番
制御モジュール4216は、入力された会員情報に対
し、各種識別番号を発番処理する。各種識別番号とは、
会員番号、パスワード、個人ボックス番号等である。デ
ータベース部4217は、上記モジュールにより処理さ
れた情報を効果的な保存、書込み及び出力を制御する。
そして、参照インタフェース4218は、他システムが
本システム上の会員情報を参照、読込み等を実行するた
めの接続モジュールである。
【0061】次に、図6は、変換装置4における編集シ
ステム43のシステム構成及びモジュールの相関関係を
示している。
【0062】この編集システム43は、編集アプリケー
ション430を実行する。この編集アプリケーション4
30は、CTIシステム接続インタフェース431、読
込・書込モジュール432、個人ボックスリスト更新モ
ジュール433、編集モジュール434、個人ボックス
リストファイル435、編集命令リストファイル43
6、データエンコードモジュール437、リスト作成モ
ジュール438を備える。
【0063】即ち、CTIシステム接続インタフェース
431は、CTIシステム45上の編集命令生成アプリ
ケーション452から編集命令を受信する接続モジュー
ルである。リスト作成モジュール438は、編集に必要
な各種編集項目の追加、更新を処理する。リスト作成モ
ジュール438により作成された各種編集項目は、編集
命令リストファイル436に保存される。
【0064】読込・書込モジュール432は、編集対象
ファイルの読込み及び編集後ファイルの書込み処理を実
行する。読込みは公開情報管理システム41より、ま
た、書込みは公開情報管理システム41及びWWWシス
テム44に対し実行される。編集モジュール434は、
CTIシステム45により受信した編集命令に基づき編
集処理を実行し、公開情報ファイルを生成する。
【0065】編集を実行する画像及び音声等のデータフ
ァイルに関する情報は、個人ボックスリストファイル4
35に保存されている。個人ボックスリストファイル4
35は、会員管理システム42からの命令により追加、
削除、更新処理を行う。個人ボックスリストファイル4
35は、会員管理システム42内に保存されている情報
と同期化される。
【0066】そして、データエンコードモジュール43
7は、各種情報通信端末11〜1Nに対応するフォーマ
ットへの変換処理を行う。
【0067】次に、図7は、変換装置4におけるWWW
システム44のシステム構成及びモジュールの相関関係
を示している。
【0068】このWWWシステム44では、ホームペー
ジアプリケーション441及びメールアプリケーション
442が実行され、ホームページアプリケーション44
1と他システムとの接続、同期化はCGI(Common Gate
way Interface:WWW〜他システム間接続) 443を介
して実行される。
【0069】ところで、ホームページ機能は、HTML
(Hyper Text Markup Language: ハイパーテキスト記述
言語)を中心にプログラミングされるが、Compact-HT
MLやWML(Wireless Markup Language)といった各
種移動情報通信端末向けに規格化された言語も併せて用
いることにより、異機種間での情報伝達を実現する。
【0070】ホームページアプリケーション441は、
画像登録ページ4411、画像編集ページ4412、公
開情報ページ4413、メールサービス登録ページ44
14、ID認証機能4415、会員専用ページ441
6、利用者ページ4417、サービス事業者トップペー
ジ4418を備える。
【0071】即ち、画像登録ページ4411は、会員に
よる画像書込み及び保存処理を行う。画像編集ページ4
412は、会員による画像編集命令の受信及び編集シス
テム43への伝送処理を行う。公開情報ページ4413
は、会員により編集された公開情報を出力処理する。メ
ールサービス登録ページ4414は、登録希望者による
登録処理及び登録情報のアドレスリスト444への書込
み処理を行う。会員専用ページ4416は、会員による
画像登録及びその編集機能を有する。利用者ページ44
17は、公開情報表示機能及びメールサービス登録機能
を有する。
【0072】また、WWWシステム44は、アドレスリ
スト444、メール生成モジュール445の処理を行
う。メールアプリケーション442は、画像登録メール
受信モジュール4421、メール送信モジュール442
2、メール機能モジュール4423を備える。
【0073】即ち、メール生成モジュール445は、特
定されたメールサービス登録者へのメールヘッダを生成
処理する。画像登録メール受信モジュール4421は、
会員によるメールに添付された画像を受信処理する。メ
ール機能モジュール4423は、予め登録されたメール
サービス登録者のメールアドレスに対し、自動的にメー
ルを発信する機能を有する。
【0074】そして、WWWシステム44は、インター
ネット接続装置81を介してインターネット810と接
続される。
【0075】次に、図8は、変換装置4におけるCTI
システム45のシステム構成及びモジュールの相関関係
を示している。
【0076】このCTIシステム45は、API(Appli
cation Programing Interface:プログラミング・インタ
フェース)450を備え、電話制御アプリケーション4
51及び編集命令生成アプリケーション452を実行す
る。即ち、API450は、会員の情報通信端末11〜
1Nより入力された信号を編集命令生成アプリケーショ
ン452に伝達する接続モジュールである。
【0077】電話制御アプリケーション451は、電話
制御モジュール4531、発着信制御モジュール453
2、ログモジュール4533、音声処理モジュール45
34、他機能モジュール4535を備える。
【0078】即ち、PBX83と公衆電話網830との
物理的接続及び電気信号送受は、電話制御モジュール4
531で処理される。番号発信及び着信の制御は、発着
信制御モジュール4532で処理される。回線毎の通話
時間及び回数のデータ集積は、ログモジュール4533
にて処理される。会員によるメッセージ音声の録音及び
蓄積は、音声処理モジュール4534で処理される。
【0079】また、編集命令生成アプリケーション45
2は、ID(Identification: 識別符号)リストファイ
ル4541、編集命令作成モジュール4542、音声応
答制御モジュール4543、音声ファイル化処理モジュ
ール4544、着信ID認証モジュール4545を備え
る。
【0080】即ち、編集命令作成モジュール4542
は、入力された信号を編集システム43のインタフェー
ス仕様に変換し、送信する。入力された信号の不足や誤
り制御も本機能部分が行う。音声応答制御モジュール4
543は、編集に必要な入力音声案内を会員の入力進度
に則して再生する。音声ファイル化処理モジュール45
44は、会員の音声メッセージを、特定のフォーマット
への変換を行う。フォーマットは、WAV(Word Audio
Video: サウンドファイルフォーマット)といった標準
規格を採用する。着信ID認証モジュール4545は、
入力された会員IDとパスワードの一致、不一致を検出
する。会員IDと対応するパスワードのリストはIDリ
ストファイル4541として、本システム内に保存され
ているものを参照する。IDリストは会員管理システム
42より複製、同期化される。
【0081】次に、本発明の複合情報通信方法及びその
ネットワークシステムにおける処理を画像書込み、編集
及び閲覧・再生の順序に従って説明する。
【0082】図9は、複合情報通信処理の概要を示すフ
ローチャートである。複合情報通信処理は、会員特定処
理P1、画像登録・更新処理P2、編集・公開処理P3
及び閲覧・再生処理P4等を包含する。
【0083】会員特定処理P1は、予め準備された条件
処理に基づき、このシステムに参加可能な会員の特定を
実施するプロセスである。ここで、特定とは、携帯情報
通信端末を有する参加希望者に対する会員番号や暗証番
号等の以後システム利用に当たって必要となる特定情報
の発行手続きである。この処理の完了により、会員は、
携帯電話機やパソコン等の情報通信端末11〜1Nにて
以降の処理を実行することができる。
【0084】次に、図10は、画像登録・更新処理P2
における画像書込みフローチャートを示している。
【0085】この画像書込み処理は、サービス事業者に
よる処理210、220及び公開情報管理システム41
による処理230を含んでいる。サービス事業者による
処理210には、 a.サービス事業者に会員が持ち込んだ画像 b.会員が郵送等の配送手段で持ち込んだ写真、デジタ
ル画像 c.インターネット等の情報通信媒体を通したデジタル
画像 等の処理があり、会員は、自ら用意した画像を登録する
ことができる。
【0086】ステップS211では、サービス事業者が
画像登録の希望者がIDを所有しているか否かを確認す
る。IDが無い場合にはこの処理を終了する。IDを所
有する場合には、ステップS231に移行して新規登録
か否かの確認をする。新規登録の場合には、ステップS
232に移行して個人ボックスを生成する。即ち、登録
する画像ファイルは、公開情報管理システム41のハー
ドディスク上の特定エリアに保存される。保存先の特定
エリアはID毎に作成され(この特定エリアを以下「個
人ボックス」という)、画像の更新や新規追加の際は個
人ボックスファイル4221に保存されることになる。
【0087】ステップS231で新規登録でないことが
確認された場合、又はステップS232を経てステップ
S221に移行し、デジタル画像か否かを確認する。デ
ジタル画像の場合には、処理230のステップS233
に移行してそのデジタル画像が個人ボックスファイル4
221に保存される。ここで、デジタル画像の所定サイ
ズとは、表示寸法(縦mm×横mm)及びファイルサイ
ズを意味し、サービス事業者の公開方法や閲覧者の利用
する端末仕様に適した値に変換する。
【0088】デジタル画像でない場合には、ステップS
222に移行して画像スキャニング処理を経てステップ
S223で符号化・圧縮処理、例えば、JPEG(Join
t Photographic Experts Group: カラー静止画圧縮) 処
理2231、GIF(Graphics Interchange Format: 画
像フォーマット)処理2232、PICT(画像フォー
マット)処理2233を経て、処理230のステップS
233に移行し、個人ボックスファイル4221に保存
される。ここで、デジタル画像の符号化とは、ある画像
フォーマットへの変換を意味し、サービス事業者の公開
方法や閲覧者の利用する各種情報通信端末11〜1Nが
持つ任意仕様に対応するフォーマットへの変換処理であ
る。これらのフォーマットへの変換処理は一例として掲
げたものであり、この発明における一次情報から二次情
報への変換及びその公開性について、これらのフォーマ
ット変換に限定されるものではない。
【0089】次に、図11は、編集・公開処理P3にお
ける編集命令生成フローチャートを示している。
【0090】文字、画像等の一次情報の編集命令生成処
理4500は、CTIシステム45における処理であ
る。会員は、情報通信端末11〜1Nによってサービス
事業者のシステムに接続し、以後の処理を音声メッセー
ジ案内に従い行うことができる。即ち、システムでは電
話着信を受けると、ステップS4511で音声案内を発
し、会員はその音声メッセージに従う。この音声メッセ
ージに従わない場合にはステップS4512に移行し、
アクセス拒否となる。そして、ステップS4513で
は、その音声メッセージに従って入力を行う。即ち、以
下の#ダイアルによる一連の処理は、文字及び画像表示
機能を有する情報通信端末11〜1N及びその通信業者
サービス経由にて、追加や代替が可能である。
【0091】ステップS4514では、入力された会員
番号、暗証番号でID認証を行い、また、ステップS4
515ではパスワードの確認を行う。IDやパスワード
の確認ができない場合には、アクセス拒否となる。
【0092】音声メッセージに従い、登録画像の編集命
令を入力する。ステップS4516で削除か更新かを確
認し、更新の場合には編集処理となる。編集とは、フレ
ーム選択(ステップS4517)、動作選択(ステップ
S4518)、音声登録(ステップS4519)、公開
期日設定(ステップS4520)及び公開情報のカテゴ
リ選択(ステップS4521)等の処理である。選択す
るフレームや動作及びカテゴリについては、サービス事
業者が予め用意したパターン内より選択することにな
る。なお、文字及び画像表示機能を有さない情報通信端
末11〜1Nで入力される編集命令は、0〜9及び*と
#の数字及びその組合わせにより実行される。
【0093】ステップS4522では、編集内容を確認
し、不都合な部分がある場合には対応する変更処理を行
い、その内容確認の後、ステップS4523で編集命令
選択、ステップS4524で音声ファイル生成を行う。
ステップS4525では、入力された数字及びその組合
せにより、編集命令を選択し、編集システム43に送信
する。
【0094】ステップS4524では、音声メッセージ
案内に従い、登録する音声メッセージを録音する。音声
はCTIシステム45によりファイル化処理される。
【0095】そして、ステップS4526では、ファイ
ル化された音声ファイルは公開情報管理システム41に
送信され、公開情報管理システム41はこのファイルを
データベース部415の個人ボックス内に保存する。
【0096】また、ステップS4516で情報の削除が
確認された場合には、ステップS4527で編集システ
ム43へ送信され、この処理を終了する。
【0097】そして、編集システム43は受信した編集
命令に従い、公開情報管理サーバ内の登録画像及び登録
音声の編集処理を実行する。この処理により、登録画像
と登録音声は公開する情報(以下;公開情報ファイル)
として、公開情報管理サーバ内のデータベース部415
の個人ボックス内に再び保存される。同時にWWWサー
バ上に公開される。
【0098】次に、図12は、編集・公開処理P3にお
ける編集・公開フローチャートを示している。
【0099】この編集公開には、公開情報管理システム
41の処理4100、編集システム43の処理4300
及びWWWシステム44の処理4400を含んでいる。
編集システム43は、CTIシステム45より編集命令
を受信する。編集システム43は、CTIシステム45
より編集命令を受信すると、ステップS4301でコマ
ンド読込みを行い、編集命令に付随するID情報に基づ
き、ステップS4302で公開情報管理システム41へ
の接続を行い、ステップS4101に移行して公開情報
管理システム41が個人ボックスより出力された画像及
び音声ファイルをステップS4303で読み込み、ステ
ップS4304に移行して編集処理を行う。
【0100】また、ステップS4305では、生成した
二次情報を各種データ送受形態へのフォーマットへ変換
する。
【0101】また、ステップS4306では、公開情報
管理システム41に接続して編集処理が完了した公開情
報ファイルの書込みを行う。即ち、処理4100のステ
ップS4102に移行して公開情報管理システム41内
のIDに基づく個人ボックス内に保存して終了する。ま
た、ステップS4307では、この保存と同時に、WW
Wシステム44に対し、作成した公開情報ファイルをホ
ームページ上に公開するための命令を送信する。
【0102】処理4400では、ステップS4401で
編集システム43から公開命令を受信したWWWシステ
ム44は、ステップS4402に移行して既存のホーム
ページのプログラミング言語(HTML;Hyper Text M
arkup Language)にて編集し、ステップS4403でペ
ージ上に上書保存することにより、新たな公開情報ファ
イルの公開が完了し、公開を開始する。この場合、プロ
グラミング言語をHTMLの他に、各種情報通信端末1
1〜1Nに対応した異なるプログラミング言語も同時に
利用し、編集又は公開してもよい。
【0103】次に、図13は、閲覧・再生処理P4にお
ける閲覧・再生フローチャートを示している。
【0104】二次情報の閲覧・再生は、情報通信端末1
1〜1Nによる処理1000、WWWシステム44の処
理4400、公開情報管理システム41の処理4100
を含んでいる。
【0105】利用者は、公開された公開情報ファイルを
情報通信端末11〜1Nを通して所定の手順によって入
手及び閲覧することができる。即ち、利用者は、情報通
信端末11〜1Nを用いることにより、利用者はブラウ
ザを起動し(ステップS1001)、サービス事業者の
WWWシステム44にアクセスする。WWWシステム4
4に接続し(ステップS1002)、表示されている公
開情報リストより、希望するファイルを選択(ステップ
S1003)し、ダウンロードを要求する(ステップS
1004)。このオペレーションは汎用ブラウザの有す
る基本的機能により実行可能である。
【0106】選択の際は、利用者のデータ送受形態を選
択することにより、そのデータ送受形態に対応したフォ
ーマットの二次情報ファイルがダウンロードされる(ス
テップS4404)。
【0107】公開情報ファイル(ステップS4111)
は、WWWシステム44内又は公開情報管理システム4
1内に保存されている。利用者は、公開情報ファイルを
クリックすることで、画像、音声又は動作を再生するこ
とができる(ステップS4401〜S4403)。
【0108】以上述べた処理P2〜P4を行うことによ
り、画像登録から閲覧・再生に至る処理を実現でき、図
14はその具体化例を示している。
【0109】伝言を送る人は、携帯電話機、パソコンや
入力サービス等の情報通信端末11〜1Nを通して画像
Px、Pyや伝言mを入力すると、処理装置2では、そ
れらを蓄積装置6に一次情報として登録する。即ち、画
像は画像データベース601に蓄積され、音声は音声ス
プール602に蓄積されてそれぞれ保存される。この場
合、図示しないが、各情報の識別のために識別情報が登
録される。そして、一次情報であるこれらの情報は、情
報通信端末11〜1Nの指示により、処理装置2上で所
望の編集処理が行われる。この編集処理によって得られ
た二次情報XOは、ファイルYとして登録されて保存さ
れるとともに、例えば、処理装置2の伝言板Zに公開さ
れる。この伝言板Zの内容は、情報通信端末11〜1N
の指示によりインターネット810を通して情報通信端
末11〜1Nで参照され又はダウンロード等が可能であ
る。
【0110】次に、図15は、閲覧・再生処理P4にお
ける他の閲覧・再生フローチャートを示している。この
応用例は、メールシステム等を包含する。
【0111】この閲覧・再生処理P4は、情報通信端末
11〜1Nによる処理1000、メールシステムによる
処理4000、公開情報管理システム41による処理4
100、会員管理システム42による処理4200、編
集システム43による処理4300、WWWシステム4
4による処理4400を含んでいる。
【0112】即ち、この応用例である閲覧・再生処理P
4はサービス事業者により提供することができ、ブラウ
ザによる閲覧も同様に可能である。また、利用者は、自
らの利便性により選択(都度選択)することが可能であ
る。
【0113】この場合、次のような事前準備が必要であ
る。 A. 任意のインターネットプロバイダにメールボックス
開設 B. サービス事業者のメールサービスに登録 B1 受信メールアドレスの登録 B2 受信を希望する公開情報カテゴリを選択 B3 受信する端末OSや環境の登録:OS(バージョ
ン)、通信環境等の登録
【0114】WWWシステム44は、編集システム43
より新規公開情報ファイル公開命令(ステップS431
1)を受信することにより(ステップS4411)、以
降のメール生成を実行する(S4412)。
【0115】受信した公開情報のカテゴリにより、送信
先アドレス(利用者のメールアドレス)を検索する(ス
テップS4211)。送信先アドレスに関する情報は、
WWWシステム44内又は会員管理システム42内に予
め登録且つ保存されている。
【0116】公開情報ファイルは、メールの添付ファイ
ルとしてメールに添付される(ステップS4111、S
4413)。送信先アドレス情報には、利用者の受信環
境(端末OS)が含まれており、この受信環境により送
信するメールを作成するとともに(ステップS441
2)、フォーマット形式を選択し、公開情報ファイルを
添付(ステップS4413)して変換を実行し(ステッ
プS4414)、送信する(ステップS4415)。
【0117】フォーマット形式は、MIME(Multipur
pose Internet Mail Extension)やBinHex(Binary Hex
adecimal)といった汎用的に使用されている形式へ対応
するが、利用者端末の動向を加味し、追加や変更を行う
場合がある(ステップS4414)。
【0118】利用者はメールを受信し(ステップS40
11)、それを利用者メールボックスに書込み(ステッ
プS4012)、受信したメールに添付された公開情報
ファイルをクリックするのみで、画像、音声及び動作を
再生することができる(ステップS1013、S101
4、S1015)。即ち、情報通信端末11〜1Nで
は、メール起動を行い(ステップS1011)、メール
サーバに接続(ステップS1012)することにより、
利用者メールボックスから公開情報ファイルをメール受
信し(ステップS1013)、受信したメールに添付さ
れた公開情報ファイルをクリックするのみで、画像、音
声及び動作を再生することができる。
【0119】なお、実施形態では、単一の処理装置2を
例示して説明したが、これは説明を判り易くするためで
あって、本発明は、複数の処理装置2を連係させて処理
装置2のネットワークが可能であり、現存するデータベ
ース等との連係が可能であることは言うまでもない。
【0120】そして、本発明は、実施形態で述べた範囲
に限定されるものではなく、本発明の目的を達成する上
で、明細書に開示した実施形態及びその作用から推測さ
れる技術を包含するものである。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。 a 通信端末から伝送された情報を基に変化に富んだ情
報の編集をすることができ、異なる通信端末間で画像、
音声及びその動作等の変化に富んだ情報の送受信を実現
することができる。 b 異なる通信インフラ及び通信プロトコル間での画
像、音声及びその動作の送受信が可能となる。 c 異なる通信サービス事業者に属する通信端末間での
画像、音声及びその動作が可能となる。 d 各種通信端末に対応するため、利用者は自身の知
識、予算、環境、状況に応じた利用手段(通信端末選
択)を選択可能となり、習熟者や世代による障壁を取り
除くことができる。 e 画像、音声及びその動作等は通信サービス事業者の
システム内に蓄積され、受信者が任意に読込み、閲覧及
び再生することができ、送受情報の多様化を実現でき
る。 f そして、現存する一次情報から多様な二次情報への
変換及びその支援を可能にし、多様な価値のあるしかも
信頼性の高い情報の作成及び授受に寄与することがで
き、フォーマット等の情報の障壁を除き、何らの束縛を
受けることなく、各種の通信端末を以て信頼性の高い情
報通信を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合情報通信方法及びそのネットワー
クシステムの一実施形態である基本システムを示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の複合情報通信方法及びそのネットワー
クシステムの一実施形態であるシステムの概要を示すブ
ロック図である。
【図3】変換装置のシステム構成及びモジュールの相関
関係を示すブロック図である。
【図4】変換装置における公開情報管理システムのシス
テム構成及び機能を示している。
【図5】変換装置における会員管理システムのシステム
構成及び機能を示している。
【図6】変換装置における編集システムのシステム構成
及びモジュールの相関関係を示している。
【図7】変換装置におけるWWWシステムのシステム構
成及びモジュールの相関関係を示している。
【図8】変換装置におけるCTIシステムのシステム構
成及びモジュールの相関関係を示している。
【図9】複合情報通信処理の概要を示すフローチャート
である。
【図10】画像登録・更新処理における画像書込みフロ
ーチャートを示している。
【図11】編集・公開処理における編集命令生成ローチ
ャートを示している。
【図12】編集・公開処理における編集・公開フローチ
ャートを示している。
【図13】閲覧・再生処理における閲覧・再生フローチ
ャートを示している。
【図14】本発明の複合情報通信方法及びそのネットワ
ークシステムによる画像登録から閲覧・再生に至る処理
を実現した具体化例を示している。
【図15】閲覧・再生処理における他の実施形態である
閲覧・再生フローチャートを示している。
【図16】従来の情報通信端末間の情報の授受を示して
いる。
【符号の説明】
2 処理装置(複合情報処理手段) 4 変換装置(変換手段) 6 蓄積装置(蓄積手段) 8 中継装置(中継手段) 11、12・・・1N 情報通信端末(通信端末) 31、32・・・3N 通信インフラ(通信媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/487 H04N 1/00 104B 5K101 11/08 H04L 11/20 B 9A001 H04N 1/00 104 (72)発明者 川北 潤 東京都中央区日本橋茅場町2丁目3番6号 エムブイピー株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GB03 KA09 KF05 KH04 5C062 AA01 AA02 AA11 AA12 AA13 AA29 AA30 AA33 AA34 AA37 AB42 AC22 AC23 AC24 AC29 AC44 AE02 AE03 AE04 AE08 AE11 AF12 5K015 AA00 AB00 GA00 GA01 GA02 GA06 GA07 5K030 HA06 HB01 HB02 HB21 HC01 HD05 JL01 JL02 LD07 5K051 BB01 BB02 CC00 CC01 CC04 CC07 DD01 DD03 EE01 EE02 FF01 FF04 FF07 GG02 HH15 HH17 HH26 JJ01 JJ11 JJ16 JJ18 5K101 KK16 KK18 LL00 LL03 MM07 NN03 NN06 NN07 NN13 NN17 NN18 NN19 NN21 NN22 PP03 RR05 SS07 TT05 TT06 9A001 BB03 BB04 CC03 CC05 DD10 EE02 EE04 FF03 HH17 HH23 HH30 HH31 JJ18 JJ19 JJ25 KK56 LL03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の通信端末から入力されて伝送され
    る一次情報を任意の通信媒体を通して受け、前記通信端
    末からの指示に基づき、前記一次情報を前記通信端末又
    は他の通信端末に伝送すべき二次情報に変換して保持す
    るとともに、この二次情報を任意の通信サービス事業体
    が指定するデータ送受形態に変換し、前記通信端末から
    の指示により前記通信端末又は他の通信端末に伝送する
    ことを特徴とする複合情報通信方法。
  2. 【請求項2】 前記通信端末は、通信機能を有し、文
    字、図形、画像、音声、音楽、プログラム等の1つもし
    くは複数の入力手段又は出力手段又は入出力手段を有す
    る端末であることを特徴とする請求項1記載の複合情報
    通信方法。
  3. 【請求項3】 前記一次情報は、文字、図形、画像、音
    声、音楽、プログラム等の単一の情報又は任意に複合さ
    れた情報であることを特徴とする請求項1記載の複合情
    報通信方法。
  4. 【請求項4】 前記通信媒体は、有線又は無線の公衆通
    信回線、有線又は無線の特定通信回線、衛星放送等の放
    送であることを特徴とする請求項1記載の複合情報通信
    方法。
  5. 【請求項5】 前記通信端末から伝送される一次情報と
    は別にフォーマットが同種又は異種の一次情報を準備
    し、この一次情報を前記通信端末の指示により選択可能
    に設定したことを特徴とする請求項1記載の複合情報通
    信方法。
  6. 【請求項6】 前記通信サービス事業体は、公衆電話通
    信事業体、移動通信電話会社等の特定電話通信事業体、
    通信回線を媒体とする複数のコンピュータの集合体(イ
    ンターネット)等の各種の情報インフラストラクチャで
    あることを特徴とする請求項1記載の複合情報通信方
    法。
  7. 【請求項7】 前記二次情報を任意の前記通信サービス
    事業体のデータ送受形態への変換を前記通信端末又は他
    の通信端末の指示によって行うことを特徴とする請求項
    1記載の複合情報通信方法。
  8. 【請求項8】 前記通信サービス事業体は、指定するデ
    ータ送受形態に変換された前記二次情報を前記通信端末
    又は他の通信端末からの指示により伝送可能に保持する
    ことを特徴とする請求項1記載の複合情報通信方法。
  9. 【請求項9】 前記一次情報の前記二次情報への変換処
    理に情報の加工、変換、生成、選択等の1又は2以上の
    処理を含むことを特徴とする請求項1記載の複合情報通
    信方法。
  10. 【請求項10】 前記二次情報は、前記一次情報を編集
    等して得られる変換情報、その他の文字、図形、画像、
    音声、音楽、プログラム等の情報の1又は2以上を複合
    して形成された複合情報であることを特徴とする請求項
    1記載の複合情報通信方法。
  11. 【請求項11】 前記一次情報又は前記二次情報は、登
    録者が持つ識別符号、前記通信端末又はその他の識別情
    報で特定されることを特徴とする請求項1記載の複合情
    報通信方法。
  12. 【請求項12】 任意の一次情報を入力し、任意の通信
    媒体に伝送する通信端末と、 この通信端末から前記通信媒体を通して伝送される前記
    一次情報を前記通信媒体を通して受け、前記通信端末又
    は他の通信端末の指示に基づき、前記一次情報を前記通
    信端末又は他の通信端末に伝送する二次情報へ変換する
    とともに任意の通信サービス事業体のデータ送受形態に
    変換する複合情報処理手段と、 を備えたことを特徴とする複合情報通信ネットワークシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記複合情報処理手段は、前記通信端
    末からの指示により選択可能な前記一次情報とフォーマ
    ットが同種又は異種の一次情報を有することを特徴とす
    る請求項12記載の複合情報通信ネットワークシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記複合情報処理手段は、一次情報を
    二次情報に変換する変換手段、一次情報及び二次情報を
    蓄積する蓄積手段、通信端末間を中継する中継手段を備
    えたことを特徴とする請求項12記載の複合情報通信ネ
    ットワークシステム。
  15. 【請求項15】 前記蓄積手段は、前記一次情報又は前
    記二次情報を特定する識別情報を蓄積し、その識別情報
    を以て前記一次情報又は前記二次情報の読出しが可能で
    ある請求項12記載の複合情報通信ネットワークシステ
    ム。
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