JP3712967B2 - 通信システム、通信装置、通信方法、通信プログラム及び通信プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents
通信システム、通信装置、通信方法、通信プログラム及び通信プログラムが記録された記録媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチメディア端末での音声によるウェブ閲覧の実現を図った通信システム、通信装置、通信方法、通信プログラム及び通信プログラムが記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年にあっては、携帯型や固定型のマルチメディア電話端末でウェブの閲覧が行える。例えば、端末にURLをキー入力すると、端末はURLをウェブサーバへリクエストし、ウェブサーバはURLを元に取得したインターネットのリソースを端末へ応答する。したがって、かかる端末を利用して世界中から所望する情報を入手することができる。
【0003】
その一方で、キー入力の煩雑さを緩和するために音声認識エンジンを搭載した電話端末も実用化の段階に入っている。かかる端末をウェブ閲覧に利用すれば、ハンズフリーで情報取得が行えるので、その利便性向上の効果は大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、マルチメディア電話端末では、メモリ容量などのリソースが少ないため、音声認識エンジンが電話帳の氏名程度の認識しかできない。また、音声認識エンジンを搭載すれば、自ずとコストアップになる。また、マルチメディア電話端末が使用する公衆回線は帯域が狭く音声をディジタル化した音声データを伝送できない場合もあり、仮にできたとしても、ウェブサーバによって理解されない。したがって、マルチメディア電話端末での音声によるウェブ閲覧は現実的には実現されていない。
【0005】
そこで本発明は、上記の従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、マルチメディア端末での音声によるウェブ閲覧の実現を図った通信システム、通信装置、通信方法、通信プログラム及び通信プログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するため、請求項1の本発明は、情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムであって、
前記信号変換装置は、前記端末からの音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信する
ことを特徴とする通信システムをもって解決手段とする。
【0007】
請求項2の本発明は、前記端末は、音声を音声データに変換して前記信号変換装置へ送信することを特徴とする請求項1記載の通信システムをもって解決手段とする。
【0008】
請求項3の本発明は、前記信号変換装置は、前記端末からの非音声データを前記情報提供サーバへ転送することを特徴とする請求項1または2記載の通信システムをもって解決手段とする。
【0009】
請求項4の本発明は、前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を音声データに変換して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該音声データを基に音声を再生することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の通信システムをもって解決手段とする。
【0010】
請求項5の本発明は、情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムであって、
前記端末は、音声を変換して得た音声データ、非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、非音声データについては前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信する
ことを特徴とする通信システムをもって解決手段とする。
【0011】
請求項6の本発明は、前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を変換して得た音声データ、前記情報提供サーバから応答された非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データを基に音声を再生し、非音声データについては該非音声データに適した処理を行い処理結果を出力することを特徴とする請求項5記載の通信システムをもって解決手段とする。
【0012】
請求項7の本発明は、請求項5または6記載の通信システムの端末として利用される通信装置であって、データ入出力部、データ分割結合部、音声入出力部、コーデック、音声分割結合部及び結合/振り分け部を備え、
データ入出力部は、入力機構とデータ処理部とを含み、入力機構への入力により得られる非音声データをデータ分割結合部に与えるとともに、データ分割結合部からの非音声データに適した処理をデータ処理部で行い処理結果を出力し、
データ分割結合部は、データ入出力部からの非音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部へ与えるとともに、結合/振り分け部からの非音声データを必要に応じサイズに結合してデータ入出力部へ与え、
音声入出力部は、音声入力部と音声再生部を含み、音声入力部への音声入力により得たアナログ音声信号をコーデックに与えるとともに、コーデックからのアナログ音声信号を音声再生部に与えて音声を再生させ、
コーデックは、音声入出力部からのアナログ音声信号をディジタル化して音声データを生成し、これを音声分割結合部へ与えるとともに、音声分割結合部からの音声データをアナログ音声信号に変換して音声入出力部へ与え、
音声分割結合部は、コーデックからの音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部へ与えるとともに、結合/振り分け部からの音声データを必要に応じ結合してコーデックへ与え、
結合/振り分け部は、データ分割結合部からの非音声データと音声分割結合部からの音声データとを結合したパケット、またはいずれかのデータにその識別子を付与したパケットからなるパケット列を生成して信号変換装置へ送信し、また、信号変換装置から送信されるパケット列から音声データや非音声データを取り出し、音声データは音声分割結合部へ、非音声データはデータ分割結合部へそれぞれ与え、必要に応じ電話発着信制御機能で信号変換装置との呼接続を行うことを特徴とする通信装置をもって解決手段とする。
【0013】
請求項8の本発明は、請求項5または6記載の通信システムの信号変換装置として利用される通信装置であって、
データ入出力部、データ分割結合部、音声入出力部、コーデック、音声分割結合部及び結合/振り分け部を備え、
データ入出力部は、情報提供サーバから送信される非音声データをデータ分割結合部に与えるとともにデータ分割結合部からの非音声データを情報提供サーバへ送信し、
データ分割結合部は、データ入出力部からの非音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部へ与えるとともに結合/振り分け部からの非音声データを必要に応じ結合してデータ入出力部へ与え、
音声入出力部は、音声ポータルサーバから送信されるアナログ音声信号をコーデックに与えるとともにコーデックからのアナログ音声信号を音声ポータルサーバへ送信し、
コーデックは、音声入出力部からのアナログ音声信号を音声データに変換して音声分割結合部へ与えるとともに、音声分割結合部からの音声データをアナログ音声信号に変換して音声入出力部へ与え、
音声分割結合部は、コーデックからの音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部へ与えるとともに結合/振り分け部からの音声データを必要に応じ結合してコーデックへ与え、
結合/振り分け部は、データ分割結合部からの非音声データと音声分割結合部からの音声データとを結合したパケット、またはいずれかのデータにその識別子を付与したパケットからなるパケット列を生成して端末へ送信するとともに端末から送信されるパケット列から音声データや非音声データを取り出して音声分割結合部やデータ分割結合部へ与え、
必要に応じ電話発着信制御機能で端末や音声ポータルサーバとの呼接続を行うことを特徴とする通信装置をもって解決手段とする。
【0014】
請求項9の本発明は、情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムで実行される通信方法であって、
前記端末は、音声を変換して得た音声データ、非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、非音声データについては前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を変換して得た音声データ、前記情報提供サーバから応答された非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データを基に音声を再生し、非音声データについては該非音声データに適した処理を行い処理結果を出力することを特徴とする通信方法をもって解決手段とする。
【0015】
請求項10の本発明は、情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムで実行される通信プログラムであって、
前記端末は、音声を変換して得た音声データ、非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、非音声データについては前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を変換して得た音声データ、前記情報提供サーバから応答された非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データを基に音声を再生し、非音声データについては該非音声データに適した処理を行い処理結果を出力するという通信方法を実行させる通信プログラムをもって解決手段とする。
【0016】
請求項11の本発明は、情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムで実行される通信プログラムが記録された記録媒体であって、
前記端末は、音声を変換して得た音声データ、非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、非音声データについては前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を変換して得た音声データ、前記情報提供サーバから応答された非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データを基に音声を再生し、非音声データについては該非音声データに適した処理を行い処理結果を出力するという通信方法を実行させる通信プログラムが記録された記録媒体をもって解決手段とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。なお、使用するデータは、そのサイズや形式等に関わらず、本発明のユーザが発声した音声、または当該ユーザに対しての音声を再現するためのデータであるときは音声データといい、音声データ以外のデータであるときは非音声データという。また、通話のための呼を単に呼という。またHTML等のマークアップ言語で記述されたソースコードを単にソースコードという。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。本実施の形態において端末1は、携帯型または固定型のマルチメディア電話端末であり、移動体通信網や固定電話網等の公衆網を介して、信号変換装置であるターミナルアダプタ2に接続される。ターミナルアダプタ2は、ターミナルアダプタ2及び音声ポータルサーバ3及びウェブサーバ4はアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)などにより運営管理され、ターミナルアダプタ2は、図示しないASP内のデータ通信網を介してウェブサーバ4に接続される。また、ターミナルアダプタ2は音声ポータルサーバ3に図示しない電話回線(公衆網でもよい)を介して接続される。また、音声ポータルサーバ3とウェブサーバ4とはASPのデータ通信網を介して接続される。なお、ウェブサーバ4は情報提供サーバに相当し、情報提供サーバはftpサーバなどでもよい。
【0019】
端末1は、キーパッド等の入力機構と液晶ディスプレイ等の出力部とマイクロフォン等の音声入力部とスピーカ等の音声再生部と電話発着信制御機能とデータ通信機能とデータ処理部を有しており、入力機構への入力により得た文字データ等の非音声データと音声入力部への入力により得た音声データとを結合したパケット、またはいずれかのデータにその識別子を付与したパケットからなるパケット列をターミナルアダプタ2へ送信する。また、ターミナルアダプタ2から送信される同様のパケット列から音声データや非音声データを取り出し、非音声データに適した処理を行い処理結果を出力し、また音声データにより音声再生を行う。なお、出力部が音声再生部の機能を共用して曲データ等を再生できるようにしてもよい。
【0020】
ターミナルアダプタ2は、データ通信機能と電話発着信制御機能とを備えたコンピュータであり、端末1から音声データが送信されると、必要なら電話発着信制御機能で音声ポータルサーバ3に呼接続した上で、音声データをアナログ音声信号に変換し送信する。また、音声ポータルサーバ3からのアナログ音声信号を音声データに変換し、これをパケット列に含めて端末1へ送信する。また、ターミナルアダプタ2は、端末1からの非音声データをウェブサーバ4に送信するとともに、ウェブサーバ4からの非音声データをパケット列に含めて端末1へ送信する。また、変換された音声データと非音声データとを結合しパケット列に含めて端末1へ送信する。
【0021】
音声ポータルサーバ3は、音声認識エンジン、音声合成エンジン及び電話発着信制御機能を備え、電話発着信制御機能でターミナルアダプタ2からの呼を着呼した上で、送信されるアナログ音声信号を音声認識エンジンで文字データ等の非音声データに変換しウェブサーバ4へ送信する。また、ウェブサーバ4から文字データ等の非音声データが送信されると、必要なら電話発着信制御機能でターミナルアダプタ2へ呼接続した上で、この非音声データを音声合成エンジンでアナログ音声信号に変換しターミナルアダプタ2へ送信する。
【0022】
ウェブサーバ4には、ウェブ閲覧用の言語で記述されたソースコードや該コードに指定された地図情報等を格納した提供情報データベース5がLAN(構内通信網)やインターネット等を介して接続される。ウェブサーバ4は、ターミナルアダプタ2から非音声データとして、または音声ポータルサーバ3から非音声データとして送信されるURL等に基づいて提供情報データベース5からソースコード等を読み出す。また、このソースコード等をターミナルアダプタ2へ送信し、また音声に変換して出力すべき文字データ等の非音声データがソースコードに含まれていれば音声ポータルサーバ3へ送信する。
【0023】
図2は、端末1及びターミナルアダプタ2の構成及び通信システムの動作を示す図である。
【0024】
端末1は、データ入出力部11、データ分割結合部12、音声入出力部13、コーデック14、音声分割結合部15及び結合/振り分け部16を備えて構成される。
【0025】
データ入出力部11は、入力機構と出力部とを含み、入力機構への入力により得られる文字データ等の非音声データをデータ分割結合部12に与えるとともに、データ分割結合部12からの非音声データに適した処理をデータ処理部で行い処理結果を出力部に出力する。
【0026】
データ分割結合部12は、データ入出力部11からの非音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部16へ与えるとともに、結合/振り分け部16からの非音声データを必要に応じ結合してデータ入出力部11へ与える。
【0027】
音声入出力部13は、音声入力のための音声入力部と音声再生のための音声再生部とを含み、音声入力部への音声入力により得たアナログ音声信号をコーデック14に与えるとともに、コーデック14からのアナログ音声信号を音声再生部に与えて音声を再生させる。
【0028】
コーデック14は、音声入出力部13からのアナログ音声信号をPCM形式等へのディジタル化を行って音声データを生成し、これを音声分割結合部15へ与えるとともに、音声分割結合部15からの音声データをアナログ化して音声入出力部13へ与える。
【0029】
音声分割結合部15は、コーデック14からの音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部16へ与えるとともに、結合/振り分け部16からの音声データを必要に応じ結合してコーデック14へ与える。
【0030】
結合/振り分け部16は、データ分割結合部12からの非音声データと音声分割結合部15からの音声データとを結合したパケット、またはいずれかのデータにその識別子を付与したパケットを含むパケット列を生成してターミナルアダプタ2へ送信する。また、ターミナルアダプタ2から送信される同様のパケット列から音声データや非音声データを取り出し、音声データは音声分割結合部15へ、非音声データはデータ分割結合部12へそれぞれ与える。なお、結合/振り分け部16は必要に応じ電話発着信制御機能によりターミナルアダプタ2との呼接続を行う。
【0031】
ターミナルアダプタ2は、データ入出力部21、データ分割結合部22、音声入出力部23、コーデック24、音声分割結合部25及び結合/振り分け部26を備えて構成される。
【0032】
データ入出力部21は、ウェブサーバ4から送信されるソースコード等の非音声データをデータ分割結合部22に与えるとともにデータ分割結合部22からの非音声データをウェブサーバ4へ送信する。
【0033】
データ分割結合部22は、データ入出力部21からの非音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部26へ与えるとともに結合/振り分け部26からの非音声データを必要に応じ結合してデータ入出力部21へ与える。
【0034】
音声入出力部23は、音声ポータルサーバ3から送信されるアナログ音声信号をコーデック24に与えるとともにコーデック24からのアナログ音声信号を音声ポータルサーバ3へ送信する。
【0035】
コーデック24は、音声入出力部23からのアナログ音声信号をPCM形式等にディジタル化して音声データを生成し、これを音声分割結合部25へ与えるとともに、音声分割結合部25からの音声データをアナログ化して音声入出力部23へ与える。
【0036】
音声分割結合部25は、コーデック24からの音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部26へ与えるとともに結合/振り分け部26からの必要に応じ音声データを結合してコーデック24へ与える。
【0037】
結合/振り分け部26は、データ分割結合部22からの非音声データと音声分割結合部25からの音声データとを結合したパケット、またはいずれかのデータにその識別子を付与したパケットからなるパケット列を生成して端末1へ送信するとともに端末1から送信される同様のパケット列から音声データや非音声データを取り出して音声分割結合部25やデータ分割結合部22へ与える。
【0038】
なお、ターミナルアダプタ2は、必要に応じ電話発着信制御機能で端末1や音声ポータルサーバ3との呼接続する。
【0039】
図3は、端末1、ターミナルアダプタ2間で送受信されるパケットの形式を示す図である。パケットは、例えば、図3(a)のように、非音声データと音声データとを、またはいずれか一方を、各データについて予め定められた領域に格納し、さらに制御情報で囲んだ形式を有する。またパケットは、図3(b)のように、非音声データまたは音声データに対し、このデータが非音声データか音声データかを示す識別子を付加し、これを制御情報で囲んだ構成を有する。したがって、パケットを解析すれば、パケットのデータが非音声データとして含まれているか、音声データとして含まれているかを判別することができる。なお、以下の説明においては、かかる格納形式の違いについて特に言及せず、単にパケットという。また、本実施の形態では連続的に送信されるパケットをパケット列という。
【0040】
次に、本実施の形態の通信システムの動作をウェブ閲覧を例にして説明する。いま端末1にて、提供情報データベース5に格納された情報のURL(以下URL)がキー入力等される(S1)と、データ入出力部11は、URLをデータ分割結合部12に与え(S3)、データ分割結合部12は、このURLを分割して結合/振り分け部16へ与える(S5)。結合/振り分け部16は、電話発着信制御機能を起動してターミナルアダプタ2と呼接続した上で、結合/振り分け部26との間で、データ転送用のプロトコル(PIAFS:PHS Internet Access Forum Standardの場合のインバンドネゴシエーション等)によりデータリンクを確立する(S7)。そして、結合/振り分け部16は、データの種別を判定する(S9)。ここでは、分割されたURLがデータ分割結合部12から与えられたので、このURLを非音声データとし、このURLを非音声データとして含めたパケット列をターミナルアダプタ2の結合/振り分け部26へ送信する(S11)。ターミナルアダプタ2の結合/振り分け部26は、送信されたパケット列内のデータの種別を判定する(S13)。ここでは、URLが非音声データとして含まれているとして、このURLを取り出し、分割されたままデータ分割結合部22へ与える(S15)。データ分割結合部22は、これを結合してデータ入出力部21へ与え(S17)、データ入出力部21は、このURLを予め定められたプロトコルによりウェブサーバ4へ送信する(S19)。
【0041】
ウェブサーバ4は、送信されたURLを基に提供情報データベース5からソースコードを読み出して(S21)、ターミナルアダプタ2のデータ入出力部21へ送信する(S23)。なお、ウェブサーバ4は、ソースコードに音声出力すべき操作ガイダンスの文字データがあると、これを音声ポータルサーバ3へ送信する(S25)。
【0042】
ターミナルアダプタ2のデータ入出力部21は、送信されたソースコードをデータ分割結合部22に与え(S27)、データ分割結合部22は、このソースコードを分割して結合/振り分け部26へ与える(S29)。
【0043】
一方、音声ポータルサーバ3は、ウェブサーバ4から送信された操作ガイダンスを音声合成エンジンでアナログ音声信号に変換し(S31)、電話発着信制御機能でターミナルアダプタ2へ呼接続して送信する(S33)。
【0044】
ターミナルアダプタ2の音声入出力部13は、送信されたアナログ音声信号をコーデック24に与え(S35)、コーデック24は、アナログ音声信号をディジタル化して、音声分割結合部25へ与える(S37)。音声分割結合部25はディジタル化された操作ガイダンス等を分割して結合/振り分け部26へ与える(S39)。
【0045】
結合/振り分け部26は、ソースコードが与えられると、このデータの種別を判定する(S41)。ここでは、ソースコードがデータ分割結合部22から与えたので、これを非音声データと判定する。また操作ガイダンスが与えられると、同様にしてデータの種別を判定する。ここでは、操作ガイダンスが音声分割結合部25から与えられたので、これを音声データと判定する。そして、これらデータをそれぞれ非音声データ、音声データとして含ませたパケット列を生成し端末1の結合/振り分け部16へ送信する(S43)。
【0046】
端末1の結合/振り分け部16は、ターミナルアダプタ2から送信されたパケット列内のデータの種別を判定する(S45)。ここでは、ソースコードが非音声データとしてパケット列に含まれているとして、これをデータ分割結合部12へ与える(S47)。また、操作ガイダンスが音声データとして含まれているとして、これを音声分割結合部15へ与える(S49)。
【0047】
データ分割結合部12は、結合/振り分け部16からの分割されたソースコードを結合してデータ入出力部11へ与え(S51)、データ入出力部11はこのソースコードに基づいた表示を行う(S53)。
【0048】
一方、音声分割結合部15は、結合/振り分け部16からの分割された操作ガイダンスを結合してコーデック14へ与え(S55)、コーデック14は、これをアナログ音声信号に変換して音声入出力部13へ与え(S57)、音声入出力部13がこのアナログ音声信号を基に操作ガイダンスの音声をスピーカで再生する(S59)。
【0049】
なお、ソースコードに記述された画像データのURLも非音声データとして扱われて、端末1からターミナルアダプタ2を経てウェブサーバ4へ送信され、ウェブサーバ4から画像データがターミナルアダプタ2を経て端末1へと送信されて表示が行われる。
【0050】
いま端末1に対し、別のURLが音声でマイク入力される(S61)と、音声入出力部13は、この音声から得たアナログ音声信号をコーデック14に与える(S63)。コーデック14は、このアナログ音声信号をディジタル化して音声分割結合部15に与える(S65)。音声分割結合部15は、この音声で入力されたURLを分割して結合/振り分け部16へ与える(S67)。
【0051】
そして、結合/振り分け部16は、与えられたデータの種別を判定する(S69))。ここでは、URLが音声分割結合部15から与えられたので、これを音声データとし、このURLを音声データとして含めたパケット列をターミナルアダプタ2の結合/振り分け部26へ送信する(S71)。
【0052】
結合/振り分け部26は、送信されたパケット列内のデータの種別を判定する(S73)。ここでは、URLが音声データとして含まれているとして、このURLを取り出し、分割されたまま音声分割結合部25へ与える(S75)。音声分割結合部25は、これを結合してコーデック24へ与え(S77)、コーデック24は、これをアナログ音声信号に変換して音声入出力部23へ与える(S79)。音声入出力部23は、このアナログ音声信号を音声ポータルサーバ3へ送信する(S81)。
【0053】
音声ポータルサーバ3は、ターミナルアダプタ2から送信されたアナログ音声信号を音声認識エンジンで文字データに変換し(S83)、これを予め定められたプロトコルによりウェブサーバ4へ送信する(S85)。
【0054】
これ以降は、このURLを基に読み出されたソースコードや画像データの送受信が前述のように行われる。なお、端末1及び音声ポータルサーバ3を介してウェブサーバ4へと与える要求は、URLや画像データに限らないあらゆるインターネットリソースの取得要求とすることが可能である。また、音声ポータルサーバ3とウェブサーバ4とを同一のLAN内に構成した実施形態を採用することも可能であり、この実施形態にあっても同様の作用効果をもたらすことは明らかである。
【0055】
また、上記説明した処理は、端末1、ターミナルアダプタ2、音声ポータルサーバ3及びウェブサーバ4が磁気記憶装置等から読み込んで実行するコンピュータプログラムにより実現される。そして、かかるプログラムを半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したり、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
【0056】
なお、音声ポータルサーバ3でアナログ音声信号を合成する方式としては、1)テキストを音声に変換するTTS(Text to Speech)、2)録音しておいた音声のファイルを組み合わせるという2つの方式のいずれを用いてもよい。
【0057】
以上説明したように、本実施の形態によれば、音声により端末でインターネットのブラウジングが出来るため、キー操作に慣れないユーザでも簡単に情報を入手できる。また、音声データからの音声の再生を行うので記録を残すことができる。
【0058】
なお、上記実施の形態ではウェブ閲覧の形態を説明したが、本発明はコンテンツやプログラムの配信にも適用できる。
【0059】
つまり、コンテンツ配信では、ウェブサーバ4がコンテンツサーバを兼ねるようにして、先ず端末1で"宇多田ヒカルの曲"と音声入力し、音声ポータルサーバ3が、このキーワードを認識し"宇多田ヒカル"と"曲"というテキストデータをウェブサーバ4に送信し、ウェブサーバ4が曲のデータベースを検索して宇多田ヒカルの曲の一覧データを端末1に送信し、端末1が宇多田ヒカルの曲一覧データを表示し、端末で"ファーストラブ"と音声入力されたときは、音声ポータルサーバ3でこれを認識して曲コードをウェブサーバ4に送信し、ウェブサーバ4で当該コードに対応する曲データを検索して端末1へ送信し、端末1でこれを再生するといった利用方法が実施できる。なお、例えば、"宇多田ヒカルのファーストラブ"と最初に音声入力すれば、宇多田ヒカルの曲一覧の検索をしないで、ファーストラブの曲データをダウンロードすることも可能である。
【0060】
また、プログラム配信でも、コンテンツ配信の曲データと同様にゲーム、見積書、金利等の計算プログラムといったプログラムをその種類を問わずにダウンロードすることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リソースの少ない端末での音声による情報取得の実現が可能となるので、キー操作に慣れないユーザであっても、マルチメディア電話端末から簡単に情報を入手できる。また、音声データからの音声の再生を行うのでその記録を残すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。
【図2】端末1及びターミナルアダプタ2の構成及び通信システムの動作を示す図である。
【図3】端末1、ターミナルアダプタ2間で送受信されるパケットの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 端末(マルチメディア電話端末)
2 ターミナルアダプタ(信号変換装置)
3 音声ポータルサーバ
4 ウェブサーバ(情報提供サーバ)
Claims (11)
- 情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムであって、
前記信号変換装置は、前記端末からの音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 前記端末は、音声を音声データに変換して前記信号変換装置へ送信することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
- 前記信号変換装置は、前記端末からの非音声データを前記情報提供サーバへ転送することを特徴とする請求項1または2記載の通信システム。
- 前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を音声データに変換して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該音声データを基に音声を再生することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の通信システム。 - 情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムであって、
前記端末は、音声を変換して得た音声データ、非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、非音声データについては前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を変換して得た音声データ、前記情報提供サーバから応答された非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データを基に音声を再生し、非音声データについては該非音声データに適した処理を行い処理結果を出力することを特徴とする請求項5記載の通信システム。 - 請求項5または6記載の通信システムの端末として利用される通信装置であって、データ入出力部、データ分割結合部、音声入出力部、コーデック、音声分割結合部及び結合/振り分け部を備え、
データ入出力部は、入力機構とデータ処理部とを含み、入力機構への入力により得られる非音声データをデータ分割結合部に与えるとともに、データ分割結合部からの非音声データに適した処理をデータ処理部で行い処理結果を出力し、
データ分割結合部は、データ入出力部からの非音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部へ与えるとともに、結合/振り分け部からの非音声データを必要に応じ結合してデータ入出力部へ与え、
音声入出力部は、音声入力部と音声再生部を含み、音声入力部への音声入力により得たアナログ音声信号をコーデックに与えるとともに、コーデックからのアナログ音声信号を音声再生部に与えて音声を再生させ、
コーデックは、音声入出力部からのアナログ音声信号をディジタル化して音声データを生成し、これを音声分割結合部へ与えるとともに、音声分割結合部からの音声データをアナログ音声信号に変換して音声入出力部へ与え、
音声分割結合部は、コーデックからの音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部へ与えるとともに、結合/振り分け部からの音声データを必要に応じ結合してコーデックへ与え、
結合/振り分け部は、データ分割結合部からの非音声データと音声分割結合部からの音声データとを結合したパケット、またはいずれかのデータにその識別子を付与したパケットからなるパケット列を生成して信号変換装置へ送信し、また、信号変換装置から送信されるパケット列から音声データや非音声データを取り出し、音声データは音声分割結合部へ、非音声データはデータ分割結合部へそれぞれ与え、必要に応じ電話発着信制御機能で信号変換装置との呼接続を行うことを特徴とする通信装置。 - 請求項5または6記載の通信システムの信号変換装置として利用される通信装置であって、
データ入出力部、データ分割結合部、音声入出力部、コーデック、音声分割結合部及び結合/振り分け部を備え、
データ入出力部は、情報提供サーバから送信される非音声データをデータ分割結合部に与えるとともにデータ分割結合部からの非音声データを情報提供サーバへ送信し、
データ分割結合部は、データ入出力部からの非音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部へ与えるとともに結合/振り分け部からの非音声データを必要に応じ結合してデータ入出力部へ与え、
音声入出力部は、音声ポータルサーバから送信されるアナログ音声信号をコーデックに与えるとともにコーデックからのアナログ音声信号を音声ポータルサーバへ送信し、
コーデックは、音声入出力部からのアナログ音声信号を音声データに変換して音声分割結合部へ与えるとともに、音声分割結合部からの音声データをアナログ音声信号に変換して音声入出力部へ与え、
音声分割結合部は、コーデックからの音声データを必要に応じ予め定められたサイズに分割して結合/振り分け部へ与えるとともに結合/振り分け部からの音声データを必要に応じ結合してコーデックへ与え、
結合/振り分け部は、データ分割結合部からの非音声データと音声分割結合部からの音声データとを結合したパケット、またはいずれかのデータにその識別子を付与したパケットからなるパケット列を生成して端末へ送信するとともに端末から送信されるパケット列から音声データや非音声データを取り出して音声分割結合部やデータ分割結合部へ与え、
必要に応じ電話発着信制御機能で端末や音声ポータルサーバとの呼接続を行うことを特徴とする通信装置。 - 情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムで実行される通信方法であって、
前記端末は、音声を変換して得た音声データ、非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、非音声データについては前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を変換して得た音声データ、前記情報提供サーバから応答された非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データを基に音声を再生し、非音声データについては該非音声データに適した処理を行い処理結果を出力することを特徴とする通信方法。 - 情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムで実行される通信プログラムであって、
前記端末は、音声を変換して得た音声データ、非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、非音声データについては前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を変換して得た音声データ、前記情報提供サーバから応答された非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データを基に音声を再生し、非音声データについては該非音声データに適した処理を行い処理結果を出力するという通信方法を実行させる通信プログラム。 - 情報提供サーバへの非音声データに対する応答がなされる端末と信号変換装置、該信号変換装置と音声ポータルサーバ、該音声ポータルサーバと前記情報提供サーバがそれぞれ接続される通信システムで実行される通信プログラムが記録された記録媒体であって、
前記端末は、音声を変換して得た音声データ、非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データをアナログ音声信号に変換して前記音声ポータルサーバへ送信し、非音声データについては前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、当該アナログ音声信号を非音声データに変換して前記情報提供サーバへ送信し、
前記音声ポータルサーバは、前記情報提供サーバからの非音声データをアナログ音声信号に変換して前記信号変換装置へ送信し、
前記信号変換装置は、当該アナログ音声信号を変換して得た音声データ、前記情報提供サーバから応答された非音声データ、またはこれら両方のデータを、共通な形式のパケットに格納して前記端末へ送信し、
前記端末は、当該パケットに音声データが格納されているときは当該音声データを基に音声を再生し、非音声データについては該非音声データに適した処理を行い処理結果を出力するという通信方法を実行させる通信プログラムが記録された記録媒体。
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