JP2002182658A - 楽曲データ配信方法、楽曲データ配信システム、楽曲データ配信装置および楽曲データ配信プログラム - Google Patents

楽曲データ配信方法、楽曲データ配信システム、楽曲データ配信装置および楽曲データ配信プログラム

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JP2002182658A
JP2002182658A JP2000378089A JP2000378089A JP2002182658A JP 2002182658 A JP2002182658 A JP 2002182658A JP 2000378089 A JP2000378089 A JP 2000378089A JP 2000378089 A JP2000378089 A JP 2000378089A JP 2002182658 A JP2002182658 A JP 2002182658A
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JP
Japan
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data
music
music data
user terminal
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Application number
JP2000378089A
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English (en)
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Yukinao Yasujima
幸直 安嶋
Satonobu Kitahara
聡信 北原
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For-Sidecom Co Ltd
For side com Co Ltd
Original Assignee
For-Sidecom Co Ltd
For side com Co Ltd
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Publication date
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飽きることなく楽曲データをダウンロードす
ることができ、ひいては各ユーザが積極的に楽曲データ
をダウンロードすることができること。 【解決手段】 携帯電話端末7などのユーザ端末からの
リクエストに応じて、楽曲配信サーバ5から楽曲データ
を配信するが、この配信に先立ちまたは同時に、付加デ
ータ配信サーバ6から、当該楽曲に関連するとともに上
記ユーザ端末で再生可能な付加データを送信する。ユー
ザは、楽曲データのダウンロード中、この付加データた
とえば歌詞、歌手の画像等を楽しむことができる。もの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット、
イントラネット、ATM(Asynchronous
Transfer Mode)交換網などのネット網を
通じて、音楽などの楽曲データを配信する楽曲データ配
信方法、楽曲データ配信システム、楽曲データ配信装置
および楽曲データ配信プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の急速なインターネットの発展によ
り、各種の情報をデータ配信装置からネット網を通じて
ユーザ端末へ提供するサービスが活発に行われようとし
ている。
【0003】このような時代の流れの中で、従来におい
てはコンパクトディスクに記録され、ディスクを単位と
して各ユーザに提供されてきた音楽などについても、イ
ンターネットに接続された楽曲データ配信装置から楽曲
データのみを各ユーザに提供することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに楽曲データを各ユーザに配信させようとした場合、
その楽曲データを商品レベルの高い音質に維持させよう
とした場合には、データサイズは決して小さいものとは
ならない。
【0005】特に、このような高品質の楽曲データを、
通信帯域が狭い携帯電話端末などにおいて配信させよう
とした場合、4分程度の音楽であっても、10分以上の
通信時間が必要となる。アルバムなどを配信しようとし
た場合には、その10倍程度の時間が必要となってしま
い、その間、何もせずに待つことは到底耐えられるもの
ではない。
【0006】しかも、ユーザにおいては楽曲データを配
信するために各種のキー操作をしなければならなかった
りするため、店舗においてコンパクトディスクを購入す
る場合よりも面倒であるなどの問題がある。
【0007】したがって、単に楽曲データを配信できる
ように、楽曲データ配信装置をネット網に接続したとし
ても、広くユーザに利用されるものとはならない。
【0008】本発明は、例え通信帯域が狭い携帯電話端
末において楽曲データを配信させた場合であっても、飽
きることなく楽曲データを配信することができ、ひいて
は各ユーザが積極的に楽曲データを受信することができ
る楽曲データ配信方法、楽曲データ配信システム、楽曲
データ配信装置および楽曲データ配信プログラムを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の楽曲データ配信方法は、ユーザ端末から
のリクエストに応じて楽曲データを楽曲データ配信装置
から当該ユーザ端末へ配信する楽曲データ配信方法であ
って、上記リクエストに応じて、楽曲データの配信に前
後して、上記楽曲データに関連するとともに上記ユーザ
端末で再生可能な付加データを上記ユーザ端末に送信す
るようにしている。
【0010】この方法を採用すれば、ユーザ端末を利用
するユーザは所望の楽曲データとともに、それと相前後
して当該楽曲データに関連する付加データを配信し、こ
れを当該ユーザ端末において再生して楽しむことができ
る。そして、各ユーザは当該付加データを配信したいが
為に当該楽曲データをあえて当該ユーザ端末にて配信す
るようになり、当該ユーザ端末の利用頻度を向上させる
ことができる。
【0011】本発明の楽曲データ配信方法は、ユーザ端
末からのリクエストに応じて楽曲データを楽曲データ配
信装置から当該ユーザ端末へ配信する楽曲データ配信方
法であって、上記リクエストに応じて、当該リクエスト
にかかる楽曲データの配信に先立って、上記楽曲データ
に関連するとともに上記ユーザ端末で再生可能な付加デ
ータを上記ユーザ端末に送信するようにしている。
【0012】この方法を採用すれば、ユーザ端末を利用
するユーザは所望の楽曲データとともに当該楽曲データ
に関連する付加データを配信し、これを当該ユーザ端末
において再生して楽しむことができる。そして、各ユー
ザは当該付加データを配信したいが為に当該楽曲データ
をあえて当該ユーザ端末にて配信するようになり、当該
ユーザ端末の利用頻度を向上させることができる。
【0013】しかも、付加データが楽曲データに先立っ
て送信されるので、ユーザは当該付加データを楽しみな
がら、楽曲データが配信されるのを待つことができる。
したがって、たとえその楽曲データの配信に数分から数
十分かかったとしても、各ユーザはその時間を待つこと
ができ、確実に楽曲データを配信させることができる。
【0014】本発明の楽曲データ配信方法は、ユーザ端
末からのリクエストに応じて楽曲データを楽曲データ配
信装置から当該ユーザ端末へ配信する楽曲データ配信方
法であって、上記リクエストに応じて、当該リクエスト
にかかる楽曲データの配信に先立って、上記楽曲データ
に関連するとともに上記ユーザ端末で再生可能な付加デ
ータを上記ユーザ端末に送信し、当該楽曲データを配信
している間は当該付加データをユーザ端末において再生
するようにしている。
【0015】この方法を採用すれば、ユーザ端末を利用
するユーザは所望の楽曲データとともに当該楽曲データ
に関連する付加データを配信し、これを当該ユーザ端末
において再生して楽しむことができる。そして、各ユー
ザは当該付加データを配信したいが為に当該楽曲データ
をあえて当該ユーザ端末にて配信するようになり、当該
ユーザ端末の利用頻度を向上させることができる。
【0016】また、付加データが楽曲データに先立って
送信されるので、ユーザは当該付加データを楽しみなが
ら、楽曲データが配信されるのを待つことができる。し
たがって、たとえその楽曲データの配信に数分から数十
分かかったとしても、各ユーザはその時間を待つことが
でき、確実に楽曲データを配信させることができる。
【0017】しかも、当該楽曲データを配信している間
は付加データを再生するので、当該付加データの終了に
て楽曲データの配信を確実に知ることができ、配信すれ
ば直に楽曲データを楽しむことが可能となる。
【0018】本発明の楽曲データ配信方法は、前記楽曲
データ配信装置は、前記楽曲データを配信中にも付加デ
ータを配信するようにしている。
【0019】この方法を採用すれば、ユーザは順次送信
される付加データに応じて順次変化する付加データを楽
しむことができる。しかも、このような付加データを楽
曲データの配信前に全て配信してしまう場合に比べて、
より短い待ち時間にて楽曲データの配信を開始すること
ができるので、ユーザがリクエストを送信してから付加
データが再生されるまでの待っているだけの時間を最小
にしつつ、且つ、楽曲データの配信中においては順次変
化する付加データを楽しむことができる。
【0020】本発明の楽曲データ配信方法は、前記付加
データとして、楽曲の歌詞データ・楽譜データ・ライナ
ーノーツデータ・広告・その他のテキストデータ、歌手
や演奏者の写真・アルバムなどのジャケット写真・楽曲
のイメージに合わせた写真・広告・その他の画像デー
タ、着信メロディ・着信待受画像・その他の携帯電話端
末にて再生可能なデータの少なくとも1種類を採用し、
送信するようにしている。
【0021】この方法を採用すれば、ユーザは、リクエ
ストをした楽曲データに直接的に関連する付加データを
楽曲データの配信中に楽しむことができ、より興味をも
って付加データを再生することになるので、より待ち時
間を短く感じさせることができる。
【0022】本発明の楽曲データ配信方法は、楽曲の歌
詞データあるいは楽譜データを前記付加データとして配
信し、前記ユーザ端末は、楽曲データの配信に応じて当
該楽曲の歌詞データあるいは楽譜データの文字の色を変
化させるようにしている。
【0023】この方法を採用すれば、ユーザは、楽曲デ
ータの配信中に、その配信の進行状態をリアルタイムに
知ることができる。したがって、待ち時間があとどのく
らい残っているのかを把握することができる。
【0024】本発明の楽曲データ配信方法は、前記ユー
ザ端末は、携帯電話端末であるものである。
【0025】この方法を採用すれば、携帯電話端末の狭
い通信帯域がために当該楽曲データの配信に時間がかか
ったとしても、ユーザは携帯電話端末を再生して付加デ
ータを楽しみながら楽曲データの配信を待つことができ
る。
【0026】本発明の楽曲データ配信システムは、ネッ
ト網と、上記ネット網に接続されたユーザ端末と、上記
ネット網に接続され、当該ネット網からのリクエストに
応じて楽曲データを配信する楽曲データ配信装置と、を
備える楽曲データ配信システムであって、上記楽曲デー
タ配信装置は、上記ユーザ端末からのリクエストにかか
る楽曲データの配信に前後して、当該楽曲データに関連
するとともに上記ユーザ端末で再生可能な付加データを
上記ユーザ端末に送信するものである。
【0027】この構成を採用すれば、ユーザ端末を利用
するユーザは所望の楽曲データとともに当該楽曲データ
に関連する付加データを配信し、これを当該ユーザ端末
において再生して楽しむことができる。そして、各ユー
ザにおいては当該付加データを入手したいが為に当該楽
曲データをあえて当該ユーザ端末にて受信するようにな
り、当該ユーザ端末による楽曲データの配信サービスの
利用頻度を向上させることができる。
【0028】本発明の楽曲データ配信システムは、ネッ
ト網と、上記ネット網に接続されたユーザ端末と、上記
ネット網に接続され、当該ネット網からのリクエストに
応じて楽曲データを配信する楽曲データ配信装置と、を
備える楽曲データ配信システムであって、上記楽曲デー
タ配信装置は、上記ユーザ端末からのリクエストにかか
る楽曲データの配信に先立って、当該楽曲データに関連
するとともに上記ユーザ端末で再生可能な付加データを
上記ユーザ端末に送信するものである。
【0029】この構成を採用すれば、ユーザ端末を利用
するユーザは所望の楽曲データとともに当該楽曲データ
に関連する付加データを配信し、これを当該ユーザ端末
において再生して楽しむことができる。そして、各ユー
ザは当該付加データを配信したいが為に当該楽曲データ
をあえて当該ユーザ端末にて配信するようになり、当該
ユーザ端末の利用頻度を向上させることができる。
【0030】しかも、付加データが楽曲データに先立っ
て送信されるので、ユーザは当該付加データを楽しみな
がら、楽曲データが配信されるのを待つことができる。
したがって、たとえその楽曲データの配信に数分から数
十分かかったとしても、各ユーザはその時間を待つこと
ができ、確実に楽曲データを配信させることができる。
【0031】本発明の楽曲データ配信システムは、ネッ
ト網と、上記ネット網に接続されたユーザ端末と、上記
ネット網に接続され、当該ネット網からのリクエストに
応じて楽曲データを配信する楽曲データ配信装置と、を
備える楽曲データ配信システムであって、上記楽曲デー
タ配信装置は、上記ユーザ端末からのリクエストにかか
る楽曲データの配信に先立って、当該楽曲データに関連
するとともに上記ユーザ端末で再生可能な付加データを
上記ユーザ端末に送信し、上記ユーザ端末は、上記楽曲
データの受信が完了するまで、上記付加データを再生す
るものである。
【0032】この構成を採用すれば、ユーザ端末を利用
するユーザは所望の楽曲データとともに当該楽曲データ
に関連する付加データを配信し、これを当該ユーザ端末
において再生して楽しむことができる。そして、各ユー
ザは当該付加データを配信したいが為に当該楽曲データ
をあえて当該ユーザ端末にて配信するようになり、当該
ユーザ端末の利用頻度を向上させることができる。
【0033】また、付加データが楽曲データに先立って
送信されるので、ユーザは当該付加データを楽しみなが
ら、楽曲データが配信されるのを待つことができる。し
たがって、たとえその楽曲データの配信に数分から数十
分かかったとしても、各ユーザはその時間を待つことが
でき、確実に楽曲データを配信させることができる。
【0034】しかも、当該楽曲データの受信が完了する
まで、付加データを再生するので、当該付加データの終
了にて楽曲データの配信を確実に知ることができ、配信
すれば直に楽曲データを楽しむことが可能となる。
【0035】本発明の楽曲データ配信システムは、前記
楽曲データ配信装置は、前記楽曲データを配信中にも前
記付加データを配信するものである。
【0036】この構成を採用すれば、ユーザは順次送信
される付加データに応じて順次変化する付加データを楽
しむことができる。しかも、このような付加データを楽
曲データの配信前に全て配信してしまう場合に比べて、
より短い待ち時間にて付加データの再生を開始すること
ができるので、ユーザがただまっている時間を最小にし
つつ、且つ、楽曲データの配信中においては順次変化す
る付加データを楽しむことができる。
【0037】本発明の楽曲データ配信システムは、上記
付加データが、楽曲の歌詞データ・楽譜データ・ライナ
ーノーツデータ・広告・その他のテキストデータ、歌手
や演奏者の写真・アルバムなどのジャケット写真・楽曲
のイメージに合わせた写真・広告・その他の画像デー
タ、着信メロディ・着信待受画像・その他の携帯電話端
末にて再生するデータの少なくとも1種類であるもので
ある。
【0038】この構成を採用すれば、ユーザは、楽曲デ
ータに直接的に関連する付加データを楽曲データの配信
中に楽しむことができ、より待ち時間を短く感じさせる
ことができる。
【0039】本発明の楽曲データ配信システムは、前記
付加データが、楽曲の歌詞データあるいは楽譜データで
あり、前記ユーザ端末は、前記楽曲データの配信に応じ
て当該楽曲の歌詞データあるいは楽譜データの文字の色
を変化させるものである。
【0040】この構成を採用すれば、ユーザは、楽曲デ
ータの配信中に、その配信状態をリアルタイムに知るこ
とができる。したがって、待ち時間があとどのくらい残
っているのかを把握することができる。
【0041】本発明の楽曲データ配信システムは、前記
ユーザ端末は、携帯電話端末であるものである。
【0042】この構成を採用すれば、携帯電話端末の狭
い通信帯域がために当該楽曲データの配信に時間がかか
ったとしても、ユーザは携帯電話端末を利用して楽曲デ
ータを楽しみながら待って配信することができる。
【0043】本発明の楽曲データ配信装置は、ネット網
を介したユーザ端末からの楽曲データのリクエストに応
じて、当該楽曲データと、当該楽曲データに関連する付
加データを配信する楽曲データ配信装置であって、上記
ネット網に接続されたネット網インタフェース部と、複
数の楽曲データの付加データを記憶する付加データ格納
領域と、各楽曲データの楽曲名あるいは当該楽曲を収録
しているアルバム名と、当該楽曲に関連する付加データ
の上記付加データ格納領域における格納場所とを関連づ
ける付加データ検索データベースと、上記リクエストに
応じて当該付加データ検索データベースを検索し、抽出
された格納場所から付加データを読出し、上記ネット網
インタフェース部に送信させる制御手段とを備えるもの
である。
【0044】この構成を採用すれば、ユーザ端末を利用
するユーザは所望の楽曲データとともに当該楽曲データ
に関連する付加データを配信し、これを当該ユーザ端末
において再生して楽しむことができる。そして、各ユー
ザは当該付加データを配信したいが為に当該楽曲データ
をあえて当該ユーザ端末にて配信するようになり、当該
ユーザ端末の利用頻度を向上させることができる。
【0045】本発明の楽曲データ配信装置は、ネット網
を介したユーザ端末からの楽曲データのリクエストに応
じて、当該楽曲データと、当該楽曲データに関連する付
加データを配信する楽曲データ配信装置であって、上記
ネット網に接続されたネット網インタフェース部と、複
数の楽曲データの付加データを記憶する付加データ格納
領域と、各楽曲データの楽曲名あるいは当該楽曲を収録
しているアルバム名と、当該楽曲に関連する付加データ
の上記付加データ格納領域における格納場所とを関連づ
ける付加データ検索データベースと、上記リクエストに
応じて当該付加データ検索データベースを検索し、抽出
された格納場所から付加データを読出し、上記ネット網
インタフェース部に送信させ、更に、当該付加データの
送信の後に上記楽曲データを送信させる制御手段と、を
備えるものである。
【0046】この構成を採用すれば、ユーザ端末を利用
するユーザは所望の楽曲データとともに当該楽曲データ
に関連する付加データを配信し、これを当該ユーザ端末
において再生して楽しむことができる。そして、各ユー
ザは当該付加データを配信したいが為に当該楽曲データ
をあえて当該ユーザ端末にて配信するようになり、当該
ユーザ端末の利用頻度を向上させることができる。
【0047】しかも、付加データが楽曲データに先立っ
て送信されるので、ユーザは当該付加データを楽しみな
がら、楽曲データが配信されるのを待つことができる。
したがって、たとえその楽曲データの配信に数分から数
十分かかったとしても、各ユーザはその時間を待つこと
ができ、確実に楽曲データを配信させることができる。
【0048】本発明の楽曲データ配信装置は、前記制御
手段は、前記楽曲データの送信を開始した後にも、前記
付加データを配信するものである。
【0049】この構成を採用すれば、ユーザは順次送信
される付加データに応じて順次変化する付加データを楽
しむことができる。しかも、このような付加データを楽
曲データの配信前に全て配信してしまう場合に比べて、
より短い待ち時間にて付加データの再生を開始すること
ができるので、ユーザがただまっている時間を最小にし
つつ、且つ、楽曲データの配信中においては順次変化す
る付加データを楽しむことができる。
【0050】本発明の楽曲データ配信装置は、前記付加
データ格納領域には、楽曲の歌詞データ・楽譜データ・
ライナーノーツデータ・広告・その他のテキストデー
タ、歌手や演奏者の写真・アルバムなどのジャケット写
真・楽曲のイメージに合わせた写真・広告・その他の画
像データ、着信メロディ・着信待受画像・その他の携帯
電話端末にて再生可能なデータのいずれか1種類以上の
データが付加データとして格納されているものである。
【0051】この構成を採用すれば、ユーザは、楽曲デ
ータに直接的に関連する付加データを楽曲データの配信
中に楽しむことができ、より待ち時間を短く感じさせる
ことができる。
【0052】本発明の楽曲データ配信プログラムは、ネ
ット網を介したユーザ端末からの楽曲データのリクエス
トに応じて、当該楽曲データと、当該楽曲データに関連
する付加データを配信する処理をコンピュータ上で実現
するための楽曲データ配信プログラムであって、上記リ
クエストに応じて、各楽曲データの楽曲名あるいは当該
楽曲を収録しているアルバム名と、当該楽曲に関連する
上記付加データの付加データ格納領域における格納場所
とが関連づけて記憶されている付加データ検索データベ
ースを検索するステップと、当該検索結果として抽出さ
れた格納場所から上記付加データを読み出すステップ
と、当該読み出した付加データをユーザ端末に送信する
ステップとを、備えるものである。
【0053】このプログラムをインストールすれば、ユ
ーザ端末を利用するユーザは所望の楽曲データとともに
当該楽曲データに関連する付加データを配信し、これを
当該ユーザ端末において再生して楽しむことができる。
そして、各ユーザは当該付加データを配信したいが為に
当該楽曲データをあえて当該ユーザ端末にて配信するよ
うになり、当該ユーザ端末の利用頻度を向上させること
ができる。
【0054】本発明の楽曲データ配信プログラムは、ネ
ット網を介したユーザ端末からの楽曲データのリクエス
トに応じて、当該楽曲データと、当該楽曲データに関連
する付加データを配信する処理をコンピュータ上で実現
するための楽曲データ配信プログラムであって、上記リ
クエストに応じて、各楽曲データの楽曲名あるいは当該
楽曲を収録しているアルバム名と、当該楽曲に関連する
上記付加データの付加データ格納領域における格納場所
とが関連づけて記憶されている付加データ検索データベ
ースを検索するステップと、当該検索結果として抽出さ
れた格納場所から上記付加データを読み出すステップ
と、当該付加データの送信の後に上記リクエストに係る
楽曲データを上記ユーザ端末へ送信させるステップと
を、備えるものである。
【0055】このプログラムをインストールすれば、ユ
ーザ端末を利用するユーザは所望の楽曲データとともに
当該楽曲データに関連する付加データを配信し、これを
当該ユーザ端末において再生して楽しむことができる。
そして、各ユーザは当該付加データを配信したいが為に
当該楽曲データをあえて当該ユーザ端末にて配信するよ
うになり、当該ユーザ端末の利用頻度を向上させること
ができる。
【0056】しかも、付加データが楽曲データに先立っ
て送信されるので、ユーザは当該付加データを楽しみな
がら、楽曲データが配信されるのを待つことができる。
したがって、たとえその楽曲データの配信に数分から数
十分かかったとしても、各ユーザはその時間を待つこと
ができ、確実に楽曲データを配信させることができる。
【0057】本発明の楽曲データ配信プログラムは、ネ
ット網を介したユーザ端末からの楽曲データのリクエス
トに応じて、当該楽曲データと、当該楽曲データに関連
する付加データを配信する処理をコンピュータ上で実現
するための楽曲データ配信プログラムであって、上記リ
クエストに応じて、各楽曲データの楽曲名あるいは当該
楽曲を収録しているアルバム名と、当該楽曲に関連する
上記付加データの付加データ格納領域における格納場所
とが関連づけて記憶されている付加データ検索データベ
ースを検索するステップと、当該検索結果として抽出さ
れた格納場所から上記付加データを読み出すステップ
と、当該付加データの送信の後に上記リクエストに係る
楽曲データを上記ユーザ端末へ送信させるステップと、
当該楽曲データの配信開始後に、更に他の上記付加デー
タを上記ユーザ端末へ配信するステップとを、備えるも
のである。
【0058】このプログラムをインストールすれば、ユ
ーザは順次送信される付加データによって順次変化する
付加データを楽しむことができる。しかも、このような
付加データを楽曲データの配信前に全て配信してしまう
場合に比べて、より短い待ち時間にて付加データの再生
を開始することができるので、ユーザがただまっている
時間を最小にしつつ、且つ、楽曲データの配信中におい
ては順次変化する付加データを楽しむことができる。
【0059】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る楽曲デ
ータ配信方法、楽曲データ配信システム、楽曲データ配
信装置および楽曲データ配信プログラムについて図に基
いて説明する。なお、楽曲データ配信方法については楽
曲データ配信システムの説明に併せて説明する。また、
楽曲データ配信プログラムは、コンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録されたものを、後述する付加データ
配信サーバのプログラム格納部にインストールしたもの
として説明する。
【0060】図1は本発明の実施の形態に係る楽曲デー
タ配信システムの一例を示す全体構成図である。
【0061】この楽曲データ配信システムのネット網
は、主に、インターネット1と、ATM交換網2と、イ
ンターネット1とATM交換網2とを接続するプロトコ
ル変換装置3と、ATM交換網2に接続され、データを
無線送受信する基地局4と、を備える。
【0062】また、インターネット1には、楽曲データ
配信サービスを提供する企業などが設置した楽曲配信サ
ーバ5と、楽曲配信サーバ5を設置した企業等あるいは
その企業等と共同して楽曲データ配信サービスを提供す
る企業などが設置した付加データ配信サーバ6と、が接
続されている。なお、これら楽曲配信サーバ5と付加デ
ータ配信サーバ6とで、楽曲データ配信装置は構成され
ている。
【0063】更に、上記基地局4のデータ送受信圏内に
は、楽曲配信サービスの提供を受けるユーザが所有する
ユーザ端末としての携帯電話端末7が存在するものとす
る。
【0064】プロトコル変換装置3は、インターネット
1上のデータとATM交換網2上のデータを相互に変換
するものであり、これにより異なるデータ転送プロトコ
ルにてデータを転送するインターネット1とATM交換
網2とをあたかも1つのネット網であるかのように機能
させることかできる。
【0065】また、基地局4は、携帯電話端末7との間
で無線回線を確立するとともに、この無線回線を通じて
携帯電話端末7から受信したデータをATM交換網2に
出力し、ATM交換網2から入力されたデータを携帯電
話端末7へ送信するものである。
【0066】図2は、図1の楽曲データ配信システム中
の、携帯電話端末7のハードウェア構成を示す概略ブロ
ック図である。
【0067】携帯電話端末7は、その入出力機器とし
て、主に、アンテナを備える無線送受信部8と、ユーザ
の音声をそれと相似的にエネルギーが変化する電気信号
に変換するマイク9と、電気信号のエネルギーに基いて
音を生成するスピーカ10と、電気信号に基いて所定の
データを表示する表示デバイス11と、ユーザが指で情
報を入力するための多数のキーを備えるキーユニット1
2と、を備える。
【0068】携帯電話端末7は、音声通話用の内部電気
回路として、主に、マイク9及びスピーカ10に接続さ
れ、マイク9から出力される上記アナログ電気信号をサ
ンプリングしてエネルギーの大きさに比例する値を有す
るデジタル電気信号(サンプリングデジタル電気信号)
を生成したり、スピーカ10に対してエネルギーの大き
さが変化するアナログ電気信号を出力するコンバータ1
3と、コンバータ13と無線送受信部8との間に設けら
れ、コンバータ13との間で上記デジタル電気信号と同
等のデジタル電気信号を入出力し、且つ、無線送受信部
8との間でサンプリングデジタル電気信号を所定の方法
でコーディングしたコーディングデジタル電気信号を入
出力するコーデック14と、を備える。
【0069】また、携帯電話端末7は、他にも、無線送
受信部8、キーユニット12、表示デバイス11および
スピーカ10に接続された制御部15と、この制御部1
5が実行するプログラムなどを記憶するメモリ16と、
制御部15に対してタイマ割り込みを行うタイマ17
と、制御部15と表示デバイス11との間に挿入配設さ
れた表示セレクタバッファ18と、制御部15およびコ
ンバータ13とスピーカ10との間に挿入配設された音
声出力セレクタバッファ19と、を備える。
【0070】表示セレクタバッファ18は、たとえば図
2に示すように、表示デバイスドライバ20と制御部1
5との間の信号配線を2つに分岐させるとともにセレク
タ21に入力し、更にその一方の分岐配線上に制御部1
5から出力されたデータをFIFO形式でバッファリン
グするデータバッファ22を設けたものである。なお、
このデータバッファ22のサイズは、楽曲データをダウ
ンロードしている際にタイマ17に設定される最大のタ
イムアウト時間よりも長い間において表示デバイス11
を制御可能なデータ量を保存できるサイズとしている。
【0071】音声出力セレクタバッファ19は、同様
に、スピーカドライバ23と制御部15との間の信号配
線を2つに分岐させるとともにセレクタ24に入力し、
更にその一方の分岐配線上に制御部15から出力された
データをFIFO形式でバッファリングするデータバッ
ファ25を設けたものである。また、このセレクタ24
には、コンバータ13からのアナログ電気信号も入力さ
れ、この3つの入力信号から1つを選択する。なお、こ
のデータバッファ25のサイズは、楽曲データをダウン
ロードしている際にタイマ17に設定される最大のタイ
ムアウト時間よりも長い間においてスピーカ10を制御
可能なデータ量を保存できるサイズとしている。
【0072】メモリ16には、携帯電話端末7の運搬の
利便性を考えた場合、その全部に半導体メモリを使用す
るのが好ましい。この場合、半導体メモリは、その全て
が携帯電話端末7内に固定的に配設されてもよいが、こ
の楽曲データ配信システムでのユーザの利便性を考慮し
た場合、半導体メモリにダウンロードした楽曲データを
携帯電話端末7から取り出して図示外のパーソナルコン
ピュータなどでも利用できるように、少なくともその一
部のメモリ26が携帯電話端末7から着脱可能に構成さ
れている方が好ましい。
【0073】図3は、図1の楽曲データ配信システム中
の、携帯電話端末7のメモリ16に記憶されているデー
タを示すメモリ内データ説明図である。
【0074】メモリ16は、動作モード制御プログラム
27、データ送受信プログラム28、楽曲再生プログラ
ム29、付加データ再生プログラム30、およびその他
のプログラムであって制御部15が実行するプログラム
等が格納されているプログラム格納部31と、動作モー
ド設定テーブル32、送信データ格納領域33、受信デ
ータ格納領域34、およびその他のデータであって制御
部15がプログラムを実行する際に利用する各種のデー
タ等を記憶するデータ格納部35と、を備える。
【0075】動作モード設定テーブル32は、携帯電話
端末7の使用状態に応じた動作モードが設定されるテー
ブルである。本実施の形態における携帯電話端末7で
は、たとえばユーザが音声による通話を行う音声通話モ
ードや、楽曲データや付加データをダウンロードするダ
ウンロードモード、楽曲データを再生する楽曲再生モー
ドなどの動作モードが設定される。
【0076】送信データ格納領域33は、キーユニット
12から制御部15に入力された一連の入力データなど
を格納する領域である。
【0077】受信データ格納領域34は、無線送受信部
8から制御部15に入力されたデータなどを格納する領
域である。
【0078】動作モード制御プログラム27は、たとえ
ばタイマ17から周期的なタイマ割り込みなどに基いて
制御部15にて実行されるものである。そして、このプ
ログラム27を実行する制御部15は、動作モード設定
テーブル32に所定の動作モードを設定し、更にこのテ
ーブル32の設定内容に応じて各種回路に対して制御信
号を出力する。
【0079】具体的にはたとえば、音声通話モードが設
定されている場合には、コーデック14、コンバータ1
3などに対して動作を指示するとともに、音声出力表示
セレクタバッファ19のセレクタ24に対してコンバー
タ13の出力を選択させる制御信号を出力する。楽曲再
生モードにおいては、表示セレクタバッファ18のセレ
クタ21や音声出力表示セレクタバッファ19のセレク
タ24に対して制御部15からの信号をそのまま出力さ
せる制御信号を出力する。また、ダウンロードモードに
おいては、楽曲データのみをダウンロードする場合に
は、表示セレクタバッファ18のセレクタ21や音声出
力表示セレクタバッファ19のセレクタ24に対して制
御部15からの直接の出力を選択させる制御信号を出力
し、楽曲データとともに各種の付加データをダウンロー
ドする場合にはデータバッファ22,25の出力を選択
させる制御信号を出力する。
【0080】データ送受信プログラム28は、無線送受
信部8から制御部15へデータ(受信データ)が入力さ
れたり、送信データ格納領域33に所定のデータが格納
されている場合に、制御部15にて実行されるものであ
る。そして、このプログラム28を実行する制御部15
は、受信データを受信データ格納領域34に格納し、送
信データ格納領域33から送信データを読み出して無線
送受信部8へ出力する。
【0081】楽曲再生プログラム29は、キーユニット
12の操作などに応じて制御部15にて実行されるもの
である。そして、このプログラム29に基いて動作する
制御部15は、受信データ格納領域34から楽曲データ
を読出し、楽曲再生データを音声出力セレクタバッファ
19へ出力する。なお、この楽曲再生データは、楽曲を
一定の時間間隔毎にサンプリングしたデジタルデータと
同様のデータであり、上記受信データ格納領域34から
読み出した楽曲データのデータ形式がこれとは異なる形
式である場合には、上記制御部15はデータの変換処理
を併せて行う。
【0082】付加データ再生プログラム30は、データ
送受信プログラム28が楽曲データをダウンロードして
いる期間などにおいて制御部15において実行されるも
のである。そして、このプログラム30を実行する制御
部15は、受信データ格納領域34から付加データを読
出し、付加データを表示セレクタバッファ18や音声出
力セレクタバッファ19へ出力する。
【0083】図4は、図1の楽曲データ配信システム中
の、楽曲配信サーバ5の構成を示す楽曲配信サーバ構成
図である。
【0084】楽曲配信サーバ5は、インターネットイン
タフェース部(インターネットI/F部)36、制御部
37などからなるサーバ本体38と、プログラム格納部
39、データ格納部40などからなる記憶機器41と、
を備える。プログラム格納部39には、音楽配信プログ
ラム42、およびその他のプログラムであって制御部3
7が実行する各種のプログラムが格納されている。ま
た、データ格納部40には、楽曲検索データベース4
3、楽曲データ格納部44、およびその他のデータであ
って制御部37がプログラムを実行する際に利用する各
種のデータが格納されている。
【0085】インターネットI/F部36は、インター
ネット1に直接に接続され、インターネット1から自分
宛てのデータを受信して制御部37へ出力するととも
に、制御部37から入力されたデータを所定の送信先を
指定してインターネット1へ出力するものである。
【0086】制御部37は、プログラム格納部39に格
納されている各種のプログラムを実行して、このインタ
ーネットI/F部36でのデータ送受信などを制御する
ものである。
【0087】楽曲データ格納領域44には、高品質な音
で再生可能な楽曲データが1曲単位にて多数格納されて
いる。なお、この楽曲データ格納領域44には、音楽な
どの楽曲以外にも、トーク番組や落語などの会話などを
データ化した音声データや、ひいては、音楽のプロモー
ションビデオや映画などの映像データなども必要に応じ
て格納することができる。これらはマルチメディアデー
タとして総称することができる。
【0088】なお、ここで高品質とは、音楽業界がカセ
ットテープやコンパクトディスクなどを用いて販売提供
している品質と同じ品質のみならず、それと同等の品質
にて再生可能なデータとしてユーザに提供されている圧
縮データなどが含まれる。
【0089】楽曲検索データベース43は、楽曲データ
格納領域44内の各楽曲データの格納場所を楽曲名毎お
よび/またはアルバム名毎に分類して記憶するものであ
る。
【0090】音楽配信プログラム42は、インターネッ
トI/F部36からのデータ入力に応じて制御部37に
て実行されるものである。そして、このプログラム42
を実行する制御部37は、上記入力データに含まれるダ
ウンロードリクエストの楽曲名やアルバム名などを用い
て楽曲検索データベース43を検索し、合致した楽曲デ
ータをその記憶場所から読み出し、更にこの楽曲データ
をインターネットI/F部36から携帯電話端末7に送
信(応答)させる。
【0091】図5は、図1の楽曲データ配信システム中
の、付加データ配信サーバ6の構成を示す付加データ配
信サーバ構成図である。
【0092】付加データ配信サーバ6は、インターネッ
トインタフェース部(インターネットI/F部)45、
制御部46などからなるサーバ本体47と、プログラム
格納部48、データ格納部49などからなる記憶機器5
0と、を備える。プログラム格納部48には、付加デー
タ配信プログラム51、およびその他のプログラムであ
って制御部46が実行する各種のプログラムが格納され
ている。また、データ格納部49には、付加データ検索
データベース52、付加データ格納領域53、およびそ
の他のデータであって制御部46がプログラムを実行す
る際に利用する各種のデータが格納されている。
【0093】付加データ格納領域53には、各楽曲に対
応付けられる各種の付加データが多数格納されている。
【0094】なお、この付加データとしては、テキスト
データ、画像データ、音声データ等であって携帯電話端
末7によって再生できる全てのデータが含まれる。具体
的には、楽曲の歌詞データ・楽譜データ・ライナーノー
ツデータ・広告・その他のテキストデータ、歌手や演奏
者の写真・アルバムなどのジャケット写真・楽曲のイメ
ージに合わせた写真・広告・その他の画像データ、着信
メロディ・着信待受画像・その他の携帯電話端末にて利
用するデータなどが挙げられる。これらの付加データの
少なくとも1種類のデータが付加データ格納領域53に
格納されているが、各楽曲に対応するテキストデータ、
画像データ、音声データ、着信メロディを格納するのが
好ましい。また、これらのデータとしては、既存の写真
や文章などを利用しても良いが、サイトによる音楽配信
のために特別に用意された写真や文章などを利用しても
よい。更に、テキストデータ、画像データ、音声データ
などにおいては、広告と歌詞データなどのように上述し
た複数の素材を組み合わせてなるデータとしてもよい。
【0095】また、この付加データのデータサイズとし
てはどのようなサイズであっても良いが、特にダウンロ
ード時に楽曲データとまとめて配信されるようなデータ
に関しては、携帯電話端末7のデータ転送帯域幅が狭い
ことを考慮して、できる限り付加データのデータサイズ
を小さくするように心がけるとよい。
【0096】付加データ検索データベース52は、付加
データ格納領域53内の各付加データの格納場所情報を
楽曲名毎あるいはアルバム名毎に分類して記憶するもの
である。
【0097】付加データ配信プログラム51は、インタ
ーネットI/F部45からのデータ入力に応じて制御部
46にて実行されるものである。そして、このプログラ
ム51を実行する制御部46は、上記入力データに含ま
れるダウンロードリクエストの楽曲名やアルバム名など
を用いて付加データ検索データベース52を検索し、合
致した付加データをその記憶場所から読み出し、更にこ
の付加データをインターネットI/F部45から携帯電
話端末7に送信(応答)させる。
【0098】なお、インターネットI/F部45および
制御部46は、楽曲配信サーバ5の同名の構成要素と同
一のものであり、説明を省略する。
【0099】次に、以上のようなシステム構成を有する
楽曲データ配信システムの運営手順について説明する。
【0100】まず、ユーザが、楽曲データのダウンロー
ドリクエストを楽曲配信サーバ5に直接送信した場合に
ついて説明する。
【0101】ユーザは、楽曲データのダウンロードリク
エストを、携帯電話端末7のキーを操作して入力する。
この楽曲データのダウンロードリクエストが入力される
と、携帯電話端末7の制御部15は、動作モード制御プ
ログラム27に基く動作を開始し、ダウンロードモード
に切り替える処理を行う。これにより、無線送受信部8
は制御部15との間で送受信データを交換し、この制御
部15から出力された画像データは表示セレクタバッフ
ァ18を介して表示デバイス11に供給され、且つ、制
御部15から出力された音声データは音声出力セレクタ
バッファ19を介してスピーカ10に供給される。な
お、コーデック14およびコンバータ13は制御部15
からの制御信号によって停止している。
【0102】このようなモード設定処理がダウンロード
リクエストに基づいてなされると、制御部15は、デー
タ送受信プログラム28を実行し、楽曲配信サーバ5を
当該リクエストの送信先に指定して無線送受信部8から
上記ダウンロードリクエストを送信させる。
【0103】無線送受信部8から無線送信されたダウン
ロードリクエストは、基地局4にて受信された後、AT
M交換網2、プロトコル変換装置3およびインターネッ
ト1を介して楽曲配信サーバ5にて受信される。楽曲配
信サーバ5では、インターネットI/F部36が当該ダ
ウンロードリクエストを受信すると、制御部37が音楽
配信プログラム42を実行する。
【0104】そして、たとえばこのダウンロードリクエ
ストにおいて楽曲名あるいはアルバム名が指定されてい
ると、音楽配信プログラム42を実行する制御部37
は、当該楽曲名あるいはアルバム名をキーとして楽曲検
索データベース43を検索する。この検索の結果、楽曲
名が合致するものがあった場合には、当該楽曲名に対応
付けられた格納場所を楽曲検索データベース43から読
出し、更に、当該格納場所に格納されている楽曲データ
を楽曲データ格納領域44から読み出す。
【0105】更に、音楽配信プログラム42を実行する
制御部37は、上記携帯電話端末7を送信先に指定し
て、当該楽曲データをインターネットI/F部36へ出
力し、インターネットI/F部36はこの楽曲データを
インターネット1へ出力する。なお、上記制御部37
は、インターネットI/F部36からエラーメッセージ
などを送信させる。
【0106】インターネット1に送出された楽曲データ
は、上記リクエストとは逆に、インターネット1、プロ
トコル変換装置3、ATM交換網2および基地局4を介
して携帯電話端末7にて受信される。
【0107】携帯電話端末7では、無線送受信部8から
この楽曲データが出力されると、データ送受信プログラ
ム28を実行する制御部15は、当該楽曲データを受信
データ格納領域34に格納する。このとき、携帯電話端
末7から着脱可能なメモリ20上に格納するとよい。
【0108】なお、ダウンロードリクエストにおいて楽
曲名あるいはアルバム名が指定されていない場合には、
楽曲名あるいはアルバム名を用いた検索に先立って、楽
曲配信サーバ5から携帯電話端末7へ楽曲リストあるい
はアルバムリストを送信し、これに対する選択情報を携
帯電話端末7から楽曲配信サーバ5へ応答させるようす
ればよい。
【0109】このようなダウンロードの後、ユーザのキ
ー操作によって楽曲再生リクエストが入力されると、携
帯電話端末7の制御部15は、まず動作モード制御プロ
グラム27を実行し、携帯電話端末7の動作モードを楽
曲モードに設定する。なお、上記楽曲データのみをダウ
ンロードした直後であれば、これらのモードにおける設
定が同一であるため、動作モード設定テーブル32を変
更しなくても良い。
【0110】また、ユーザのキー操作に応じて、制御部
15は、楽曲再生プログラム29を実行する。楽曲再生
プログラム29を実行する制御部15は、受信データ格
納領域34から楽曲データを読出し、楽曲再生データを
音声出力セレクタバッファ19へ出力する。これによ
り、制御部15で生成されたデータに基いくアナログ電
気信号がスピーカドライバ23からスピーカ10に入力
され、ユーザは楽曲を聞くことができる。
【0111】次に、ユーザが楽曲データのダウンロード
リクエストを付加データ配信サーバ6に送信した場合に
ついて説明する。
【0112】携帯電話端末7から送信された上記ダウン
ロードリクエストをインターネットI/F部45が受信
すると、付加データ配信サーバ6の制御部46は、付加
データ配信プログラム51を実行する。
【0113】付加データ配信プログラム51を実行する
制御部46は、まず、楽曲リストなどに対する選択処理
などによって楽曲名あるいはアルバム名が指定される
と、当該ダウンロードリクエストに含まれる楽曲名ある
いはアルバム名をキーとして付加データ検索データベー
ス52を検索し、同一楽曲名あるいはアルバム名に関連
連れられた付加データの格納場所情報を取得し、付加デ
ータのリストを携帯電話端末7に送信する。この通信を
電子メールの形式にて行うのが好ましいが、他の方法を
採用しても良い。
【0114】無線送受信部8がこの付加データのリスト
を受信すると、データ送受信プログラム28を実行する
制御部15は、ユーザのキー操作に応じて所定の付加デ
ータをダウンロードするためのリクエストを生成し、無
線送受信部8にこれを送信させる。
【0115】なお、携帯電話端末7の制御部15は、こ
の付加データの選択リストの受信や、上記楽曲データの
ダウンロード要求を生成する際に、ダウンロードモード
に設定する。この場合のダウンロードモードでは、表示
セレクタバッファ18のセレクタ21や音声出力表示セ
レクタバッファ19のセレクタ24に対してデータバッ
ファ22,25からの出力を選択させるための制御信号
を出力する。
【0116】上記付加データの選択リクエストをインタ
ーネットI/F部45が受信すると、付加データ配信プ
ログラム51を実行する制御部46は、付加データ格納
領域53中の、選択された付加データの格納場所情報か
ら付加データを読出し、これをインターネットI/F部
45から送信させる。この通信を電子メールの形式にて
行うのが好ましいが、他の方法を採用しても良い。
【0117】無線送受信部8がこの付加データを受信す
ると、データ送受信プログラム28を実行する制御部1
5は、当該付加データを受信データ格納領域34に格納
した後、楽曲データのダウンロードリクエストを無線送
受信部8にて付加データ配信サーバ6または楽曲配信サ
ーバ5に送信させるとともに、付加データ再生プログラ
ム30も併せて実行する。
【0118】付加データ再生プログラム30を実行する
制御部15は、受信データ格納領域34に格納されてい
る付加データを読出し、これを再生する。この再生の際
には、制御部15から出力されたデータは、データバッ
ファ22,25に一時的に格納され、古くに格納された
データから順番に表示デバイス11あるいはスピーカ1
0に供給される。
【0119】なお、このように複数のプログラムを実行
した場合、制御部15は、各プログラムの実行を管理す
るために各種のタイミングをタイマ17に設定する。そ
して、このタイマ17からのタイムアウト割り込み毎
に、各プログラムによる動作を中断し、これにより複数
のプログラムをタイムシェアリングにて同時に処理する
ことができる。そして、上記データバッファ22,25
は、付加データ再生プログラム30のためにタイマ17
に設定する設定期間において、その期間全体におけるス
ピーカ10の音や表示デバイス11の表示動作が連続的
なものとなるようなサイズになっている。
【0120】これにより、付加データ再生プログラム3
0を実行する制御部15は、その動作が間欠的に実行さ
れているのにもかかわらず、音切れや表示の停止などが
生じることが無く、ユーザに所定の付加データを所望の
音や表示で提供することができる。したがって、ユーザ
は楽曲データのダウンロード期間において楽曲を楽しむ
ことができ、待ち時間において飽きてしまうことは無
く、確実にダウンロードを完了させることができる。
【0121】このような付加データの再生処理が携帯電
話端末7の制御部15において時分割に実行される一方
で、楽曲データのダウンロードリクエストを受信した付
加データ配信サーバ6は、付加データ配信プログラム5
1を実行する制御部46が上記楽曲名あるいはアルバム
名を携帯電話端末7に対して送信するリクエストを生成
する。インターネットI/F部45はこのリクエストを
楽曲配信サーバ5に送信する。なお、携帯電話端末7か
ら送信される楽曲データのダウンロードリクエストは、
直接、楽曲配信サーバ5へ配信されるようにしてもよ
い。
【0122】これ以降の楽曲データのダウンロード処理
は、当該リクエストを携帯電話端末7から楽曲配信サー
バ5へ直接送信した場合と同様であり説明を省略する。
なお、この際の楽曲データは、楽曲配信サーバ5から携
帯電話端末7に直接送信されても良いが、付加データ配
信サーバ6を経由して携帯電話端末7に配信されても良
い。また、経由させる場合には、付加データと楽曲デー
タとを1つのパケットにまとめて送信しても良い。
【0123】また、この楽曲データのダウンロードが開
始された後で、付加データを更に配信する場合には、携
帯電話端末7の制御部15は、予め付加データの一部と
してダウンロードされているタイムアウト時間をタイマ
17に設定し、このタイムアウトに基いて追加の付加デ
ータをダウンロードするためのリクエストを生成し、こ
れを無線送受信部8から送信させる。付加データ配信サ
ーバ6では、この追加リクエストを受信すると、追加要
求に係る付加データを付加データ格納領域53から読出
し、これを携帯電話端末7に送信する。
【0124】携帯電話端末7では、無線送受信部8が楽
曲データの受信処理の間でこの付加データを受信した場
合には、新たに受信した付加データを楽曲データとは区
別可能な状態で受信データ格納領域34にそれぞれのデ
ータを格納する。
【0125】これにより、制御部15は、楽曲データの
期間中において、必要な付加データを複数回に分けてそ
の必要に応じてダウンロードすることができる。これに
より、たとえ携帯電話端末7などのように通信帯域が狭
い端末において楽曲データをダウンロードし、その楽曲
データのダウンロード時間が数分あるいは数十分となっ
たとしても、ユーザに飽きさせることなく快適に楽曲デ
ータをダウンロードさせることができる。
【0126】更に、楽曲データの受信処理が完了する
と、データ送受信プログラム28を実行する制御部15
は、付加データ再生プログラム30の実行を停止させ
る。あるいは、表示画像を反転切替えなどに制御する。
これにより、ユーザは楽曲データのダウンロードが完了
したことを表示デバイスにおける表示やスピーカから出
力される音の停止などによって判断することができる。
【0127】なお、たとえば歌詞などを付加データとし
てダウンロードした場合、その歌詞の文字列の色が楽曲
データのダウンロード量に応じて変化するようにしても
よい。これにより、ユーザは歌詞を読みながら、どこま
でダウンロードが完了し、あとどの程度待つ必要がある
のかを感覚的に理解することができる。
【0128】図6は、図1の楽曲データ配信システム中
の、携帯電話端末7における楽曲データのダウンロード
時の表示画面の一例を示すものである。
【0129】このように、表示画面には、ダウンロード
中の楽曲に対応する付加データの種類(ジャケット写
真、歌詞、楽譜、着信メロディ)が表示され、更に選択
された付加データ(ここでは曲名、歌詞)が表示されて
いる。また、どの程度の割合がダウンロードされたかを
示すインジケータも表示されている。そして、このイン
ジケータに示される値に応じて、上記歌詞の文字列の色
が順次たとえば白から赤などのように変化していく。
【0130】以上の実施の形態は、本発明の好適な実施
の形態であるが、発明の趣旨を逸脱しない範囲において
適宜変更であることはいうまでもない。たとえば、上記
システムでは、付加データを楽曲データとともにダウン
ロードさせるような最適なサイトの運営方法を例に説明
したが、その場合、付加データの後に楽曲データの送
信、付加データの一部の送信のうえに楽曲データと残り
の付加データの送信、付加データと楽曲データの併信の
3種類のほか、付加データの一部と楽曲データの併信の
後に付加データの残りの送信、さらには楽曲データの送
信の後に付加データの送信の2種類の送信を採用するこ
とができる。
【0131】また、両データの同時または連続的な送信
以外に、付加データは楽曲とは別にダウンロードさせる
ようにしてもよい。このとき、付加データに先立って楽
曲データをダウンロードすることを許容しても良い。更
に、付加データは携帯電話端末7からのユーザリクエス
トに基いて配信するのではなく、楽曲データのダウンロ
ードリクエストがあったときは、付加データを自動的に
楽曲データの配信に先立ちまたは同時に配信したり、た
とえば電子メールの送受信技術などを用いて付加データ
配信サーバ6から適宜配信させるようにしてもよい。
【0132】また、楽曲データのダウンロード開始前の
み、または、当該ダウンロード開始前と楽曲データのダ
ウンロード中の両期間において、付加データを複数回に
わけてダウンロードさせるようにしているが、これら複
数の付加データをまとめてダウンロードさせるようにし
てもよい。また、楽曲データのダウンロード中において
付加データをダウンロードするためにタイマ17を用い
ているが、他にも、表示デバイス11に追加ダウンロー
ドの選択指示やリンクを表示しておき、これに対するキ
ー操作に応じて追加の付加データのダウンロードリクエ
ストを生成するようにしてもよい。
【0133】更に、楽曲配信サーバ5や付加データ配信
サーバ6において、各ユーザのダウンロード履歴を保持
させ、一旦ダウンロードしたユーザに対しては、同一の
楽曲に関しては何度もダウンロードできるように管理し
ても良い。更に、このダウンロードできる回数や期間に
制限を設けたり、ダウンロードを中断したユーザに対し
ては残部から続けてダウンロードできるようにしてもよ
い。
【0134】また、ユーザ端末としては、所謂携帯電話
端末、PHS端末などと呼ばれる携帯電話端末7以外
に、ノートパソコン、PDA(パーソナルデータアシス
タント)などのデータの送受信を行うことができる種々
の端末を採用することができる。
【0135】
【発明の効果】本発明では、たとえ通信帯域が狭い携帯
電話端末において楽曲データを配信させた場合であって
も、飽きることなく楽曲データを配信することができ、
ひいては各ユーザが積極的に楽曲データを受信すること
ができる楽曲データ配信方法、楽曲データ配信システ
ム、楽曲データ配信装置および楽曲データ配信プログラ
ムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る楽曲データ配信シ
ステムの一例を示す全体構成図である。
【図2】 図1の楽曲データ配信システム中の、携帯電
話端末のハードウェア構成を示す概略ブロック図であ
る。
【図3】 図1の楽曲データ配信システム中の、携帯電
話端末のメモリに記憶されているデータを示すメモリ内
データ説明図である。
【図4】 図1の楽曲データ配信システム中の、楽曲配
信サーバの構成を示す楽曲配信サーバ構成図である。
【図5】 図1の楽曲データ配信システム中の、付加デ
ータ配信サーバの構成を示す付加データ配信サーバ構成
図である。
【図6】 図1の楽曲データ配信システム中の、携帯電
話端末における楽曲データのダウンロード時の表示画面
の一例を示すものである。
【符号の説明】
1 インターネット(ネット網) 2 ATM交換網(ネット網) 3 プロトコル変換装置(ネット網) 4 基地局(ネット網) 5 楽曲配信サーバ(楽曲データ配信装置の一部) 6 付加データ配信サーバ(楽曲データ配信装置の一
部) 7 携帯電話端末(ユーザ端末) 8 無線送受信部 9 マイク 10 スピーカ 11 表示デバイス 12 キーユニット 13 コンバータ 14 コーデック 15 制御部 16 メモリ 17 タイマ 18 表示セレクタバッファ 19 音声出力セレクタバッファ 20 表示デバイスドライバ 21 セレクタ 22 データバッファ 23 スピーカドライバ 24 セレクタ 25 データバッファ 26 メモリ 27 動作モード制御プログラム 28 データ送受信プログラム 29 楽曲再生プログラム 30 付加データ再生プログラム 31 プログラム格納部 32 動作モード設定テーブル 33 送信データ格納領域 34 受信データ格納領域 35 データ格納部 36 インターネットインタフェース部(インターネッ
トI/F部) 37 制御部 38 サーバ本体 39 プログラム格納部 40 データ格納部 41 記憶機器 42 音楽配信プログラム 43 楽曲検索データベース 44 楽曲データ格納部 45 インターネットインタフェース部(インターネッ
トI/F部) 46 制御部 47 サーバ本体 48 プログラム格納部 49 データ格納部 50 記憶機器 51 付加データ配信プログラム 52 付加データ検索データベース 53 付加データ格納領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AB01 AB02 GA00 5K024 AA76 CC11 FF04 FF05 5K101 KK16 KK18 MM07 NN06 NN15 NN18

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末からのリクエストに応じて楽
    曲データを楽曲データ配信装置から当該ユーザ端末へ配
    信する楽曲データ配信方法であって、 上記リクエストに応じて、楽曲データの配信に前後し
    て、上記楽曲データに関連するとともに上記ユーザ端末
    で再生可能な付加データを上記ユーザ端末に送信するこ
    とを特徴とする楽曲データ配信方法。
  2. 【請求項2】 ユーザ端末からのリクエストに応じて楽
    曲データを楽曲データ配信装置から当該ユーザ端末へ配
    信する楽曲データ配信方法であって、 上記リクエストに応じて、当該リクエストにかかる楽曲
    データの配信に先立って、上記楽曲データに関連すると
    ともに上記ユーザ端末で再生可能な付加データを上記ユ
    ーザ端末に送信することを特徴とする楽曲データ配信方
    法。
  3. 【請求項3】 ユーザ端末からのリクエストに応じて楽
    曲データを楽曲データ配信装置から当該ユーザ端末へ配
    信する楽曲データ配信方法であって、 上記リクエストに応じて、当該リクエストにかかる楽曲
    データの配信に先立って、上記楽曲データに関連すると
    ともに上記ユーザ端末で再生可能な付加データを上記ユ
    ーザ端末に送信し、 当該楽曲データを配信している間は当該付加データをユ
    ーザ端末において再生することを特徴とする楽曲データ
    配信方法。
  4. 【請求項4】 前記楽曲データ配信装置は、前記楽曲デ
    ータを配信中にも付加データを配信することを特徴とす
    る請求項2または請求項3記載の楽曲データ配信方法。
  5. 【請求項5】 前記付加データとして、楽曲の歌詞デー
    タ・楽譜データ・ライナーノーツデータ・広告・その他
    のテキストデータ、歌手や演奏者の写真・アルバムなど
    のジャケット写真・楽曲のイメージに合わせた写真・広
    告・その他の画像データ、着信メロディ・着信待受画像
    ・その他の携帯電話端末にて再生可能なデータの少なく
    とも1種類を採用し、送信することを特徴とする請求項
    1から3のうちの何れか1項記載の楽曲データ配信方
    法。
  6. 【請求項6】 楽曲の歌詞データあるいは楽譜データと
    して前記付加データを配信し、前記ユーザ端末は、前記
    楽曲データの配信に応じて当該楽曲の歌詞データあるい
    は楽譜データの文字の色を変化させることを特徴とする
    請求項3記載の楽曲データ配信方法。
  7. 【請求項7】 前記ユーザ端末は、携帯電話端末である
    ことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項
    記載の楽曲データ配信方法。
  8. 【請求項8】 ネット網と、 上記ネット網に接続されたユーザ端末と、 上記ネット網に接続され、当該ネット網からのリクエス
    トに応じて楽曲データを配信する楽曲データ配信装置
    と、を備える楽曲データ配信システムであって、 上記楽曲データ配信装置は、上記ユーザ端末からのリク
    エストにかかる楽曲データの配信に前後して、当該楽曲
    データに関連するとともに上記ユーザ端末で再生可能な
    付加データを上記ユーザ端末に送信することを特徴とす
    る楽曲データ配信システム。
  9. 【請求項9】 ネット網と、 上記ネット網に接続されたユーザ端末と、 上記ネット網に接続され、当該ネット網からのリクエス
    トに応じて楽曲データを配信する楽曲データ配信装置
    と、を備える楽曲データ配信システムであって、 上記楽曲データ配信装置は、上記ユーザ端末からのリク
    エストにかかる楽曲データの配信に先立って、当該楽曲
    データに関連するとともに上記ユーザ端末で再生可能な
    付加データを上記ユーザ端末に送信することを特徴とす
    る楽曲データ配信システム。
  10. 【請求項10】 ネット網と、 上記ネット網に接続されたユーザ端末と、 上記ネット網に接続され、当該ネット網からのリクエス
    トに応じて楽曲データを配信する楽曲データ配信装置
    と、を備える楽曲データ配信システムであって、 上記楽曲データ配信装置は、上記ユーザ端末からのリク
    エストにかかる楽曲データの配信に先立って、当該楽曲
    データに関連するとともに上記ユーザ端末で再生可能な
    付加データを上記ユーザ端末に送信し、 上記ユーザ端末は、上記楽曲データの受信が完了するま
    で、上記付加データを再生することを特徴とする楽曲デ
    ータ配信システム。
  11. 【請求項11】 前記楽曲データ配信装置は、前記楽曲
    データを配信中にも前記付加データを配信することを特
    徴とする請求項9または10記載の楽曲データ配信シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記付加データが、楽曲の歌詞データ
    ・楽譜データ・ライナーノーツデータ・広告・その他の
    テキストデータ、歌手や演奏者の写真・アルバムなどの
    ジャケット写真・楽曲のイメージに合わせた写真・広告
    ・その他の画像データ、着信メロディ・着信待受画像・
    その他の携帯電話端末にて再生可能なデータの少なくと
    も1種類であることを特徴とする請求項8から10のう
    ちのいずれか1項記載の楽曲データ配信システム。
  13. 【請求項13】 前記付加データが、楽曲の歌詞データ
    あるいは楽譜データであり、 前記ユーザ端末は、前記楽曲データの配信に応じて当該
    楽曲の歌詞データあるいは楽譜データの文字の色を変化
    させることを特徴とする請求項10記載の楽曲データ配
    信システム。
  14. 【請求項14】 前記ユーザ端末は、携帯電話端末であ
    ることを特徴とする請求項8から10のうちのいずれか
    1項記載の楽曲データ配信システム。
  15. 【請求項15】 ネット網を介したユーザ端末からの楽
    曲データのリクエストに応じて、当該楽曲データと、当
    該楽曲データに関連する付加データを配信する楽曲デー
    タ配信装置であって、 上記ネット網に接続されたネット網インタフェース部
    と、 複数の楽曲データの付加データを記憶する付加データ格
    納領域と、 各楽曲データの楽曲名あるいは当該楽曲を収録している
    アルバム名と、当該楽曲に関連する付加データの上記付
    加データ格納領域における格納場所とを関連づける付加
    データ検索データベースと、 上記リクエストに応じて当該付加データ検索データベー
    スを検索し、抽出された格納場所から付加データを読出
    し、上記ネット網インタフェース部に送信させる制御手
    段とを備えることを特徴とする楽曲データ配信装置。
  16. 【請求項16】 ネット網を介したユーザ端末からの楽
    曲データのリクエストに応じて、当該楽曲データと、当
    該楽曲データに関連する付加データを配信する楽曲デー
    タ配信装置であって、 上記ネット網に接続されたネット網インタフェース部
    と、 複数の楽曲データの付加データを記憶する付加データ格
    納領域と、 各楽曲データの楽曲名あるいは当該楽曲を収録している
    アルバム名と、当該楽曲に関連する付加データの上記付
    加データ格納領域における格納場所とを関連づける付加
    データ検索データベースと、 上記リクエストに応じて当該付加データ検索データベー
    スを検索し、抽出された格納場所から付加データを読出
    し、上記ネット網インタフェース部に送信させ、更に、
    当該付加データの送信の後に上記楽曲データを送信させ
    る制御手段と、を備えることを特徴とする楽曲データ配
    信装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記楽曲データの送
    信を開始した後にも、前記付加データを配信することを
    特徴とする請求項15または16記載の楽曲データ配信
    装置。
  18. 【請求項18】 前記付加データ格納領域には、楽曲の
    歌詞データ・楽譜データ・ライナーノーツデータ・広告
    ・その他のテキストデータ、歌手や演奏者の写真・アル
    バムなどのジャケット写真・楽曲のイメージに合わせた
    写真・広告・その他の画像データ、着信メロディ・着信
    待受画像・その他の携帯電話端末にて再生可能なデータ
    のいずれか1種類以上のデータが付加データとして格納
    されていることを特徴とする請求項15または16に記
    載の楽曲データ配信装置。
  19. 【請求項19】 ネット網を介したユーザ端末からの楽
    曲データのリクエストに応じて、当該楽曲データと、当
    該楽曲データに関連する付加データを配信する処理をコ
    ンピュータ上で実現するための楽曲データ配信プログラ
    ムであって、 上記リクエストに応じて、各楽曲データの楽曲名あるい
    は当該楽曲を収録しているアルバム名と、当該楽曲に関
    連する上記付加データの付加データ格納領域における格
    納場所とが関連づけて記憶されている付加データ検索デ
    ータベースを検索するステップと、 当該検索結果として抽出された格納場所から上記付加デ
    ータを読み出すステップと、 当該読み出した付加データを上記ユーザ端末に送信する
    ステップとを、備えることを特徴とする楽曲データ配信
    プログラム。
  20. 【請求項20】 ネット網を介したユーザ端末からの楽
    曲データのリクエストに応じて、当該楽曲データと、当
    該楽曲データに関連する付加データを配信する処理をコ
    ンピュータ上で実現するための楽曲データ配信プログラ
    ムであって、 上記リクエストに応じて、各楽曲データの楽曲名あるい
    は当該楽曲を収録しているアルバム名と、当該楽曲に関
    連する付加データの上記付加データ格納領域における格
    納場所とが関連づけて記憶されている付加データ検索デ
    ータベースを検索するステップと、 当該検索結果として抽出された格納場所から上記付加デ
    ータを読み出すステップと、 当該付加データの送信の後に上記リクエストに係る楽曲
    データを上記ユーザ端末へ送信させるステップとを、備
    えることを特徴とする楽曲データ配信プログラム。
  21. 【請求項21】 ネット網を介したユーザ端末からの楽
    曲データのリクエストに応じて、当該楽曲データと、当
    該楽曲データに関連する付加データを配信する処理をコ
    ンピュータ上で実現するための楽曲データ配信プログラ
    ムであって、 上記リクエストに応じて、各楽曲データの楽曲名あるい
    は当該楽曲を収録しているアルバム名と、当該楽曲に関
    連する上記付加データの付加データ格納領域における格
    納場所とが関連づけて記憶されている付加データ検索デ
    ータベースを検索するステップと、 当該検索結果として抽出された格納場所から上記付加デ
    ータを読み出すステップと、 当該付加データの送信の後に上記リクエストに係る楽曲
    データを上記ユーザ端末へ送信させるステップと、 当該楽曲データの配信開始後に、更に他の上記付加デー
    タを上記ユーザ端末へ配信するステップとを、備えるこ
    とを特徴とする楽曲データ配信プログラム。
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