JP2010020334A - 音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010020334A
JP2010020334A JP2009205269A JP2009205269A JP2010020334A JP 2010020334 A JP2010020334 A JP 2010020334A JP 2009205269 A JP2009205269 A JP 2009205269A JP 2009205269 A JP2009205269 A JP 2009205269A JP 2010020334 A JP2010020334 A JP 2010020334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music content
content distribution
sound source
terminal
music
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009205269A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Sato
慎吾 佐藤
Hideo Kuragaki
英男 倉垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Networks Co Ltd
Original Assignee
Sammy Networks Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Networks Co Ltd filed Critical Sammy Networks Co Ltd
Priority to JP2009205269A priority Critical patent/JP2010020334A/ja
Publication of JP2010020334A publication Critical patent/JP2010020334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】生活の中の様々な場面において、所望の音楽を聴いて楽しむことができるようにする。
【解決手段】端末により音楽コンテンツ配信システムに対して音楽コンテンツの配信を要求し、上記端末による要求に応じて上記音楽コンテンツ配信システムが暗号化された音楽コンテンツを配信し、上記音楽コンテンツ配信システムが配信した暗号化された音楽コンテンツを上記端末にダウンロードし、上記端末にダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを、上記音楽コンテンツ配信システムから配信された暗号化された音楽コンテンツをダウンロード可能な音源システムを備えた音楽コンテンツ配信対象物へ転送し、上記転送された暗号化された音楽コンテンツを上記音楽コンテンツ配信対象物の上記音源システムにダウンロードし、上記源システムが上記ダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを復号化するようにしたものである。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体に関し、さらに詳細には、各種のメロディやジングルあるいは音声などのような音楽コンテンツを配信する際に用いて好適な音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体に関する。
近年、日本を含め世界各国において、情報技術(IT:Information Technology)や通信技術の発展に伴い、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)などの情報網が大幅に整備されてきている。
一方、パーソナルハンディフォンシステム(PHS:Personal Handyphone System)や携帯電話システムなどの移動体通信システムも、日本を含め世界各国において急速に普及してきており、この移動体通信システムにおいては、情報技術の発展と相俟って、各種のサービスの提供が行われている。
こうしたサービスの一つとして、PHSシステムや携帯電話システムなどの移動体通信システムの端末たる移動体通信機器、即ち、PHS通話機や携帯電話機を発呼する際に、従来より知られた単音の発呼音により発呼を通知するのではなく、発呼音として各種のメロディやジングルなどのような音楽コンテンツを用いる、所謂、着信メロディサービスが知られている。
この着信メロディサービスにおいては、基地局を介して発呼音となる各種の音楽コンテンツを端末たる移動体通信機器、即ち、PHS通話機や携帯電話機などへダウンロードすることができるようになされている。
ところで、家庭内を鑑みると、家庭内には電子レンジやエアコンあるいは風呂の自動湯沸かし器などのように、作動に伴い音が発生する多数の機器がある。
しかしながら、こうした家庭内にあるような各種の機器は、作動に応じて予め内蔵された単一の音のみを発生するものであった。
然るに、最近においては、上記した着信メロディサービスもそうであるが、若年層を中心として、ライフスタイルの中に自分の好みの音楽を取り込みたいという欲求がある。こうした欲求は、例えば、部屋の中にあってはステレオセットやカセットテープデッキを用いて音楽を聴き、また、通勤や通学途中おいては携帯用カセットテーププレーヤーや携帯用CDプレーヤーあるいは携帯用MDプレーヤーを利用して音楽を聴くというような行動様式に表れている。
即ち、こうした若年層を中心とした世代においては、生活の中の様々な場面、例えば、電子レンジを使って食物を加熱したり、エアコンを作動させて室内の温度を変えたり、風呂の自動湯沸かし器により風呂の湯を加温したりする際などにおいて、各自の所望の音楽を聴いて楽しみたいという潜在的な強い要望があった。
なお、本願出願人が特許出願のときに知っている先行技術は、文献公知発明に係る発明ではないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
本発明は、上記したような従来からの要望に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生活の中の様々な場面で所望の音楽を聴いて楽しむことができるようにした音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、PHS通話機、携帯電話機、PDAあるいはパーソナルコンピューターなどの各種の移動体通信機器を利用して、生活の中の様々な場面で使用する各種のもの、例えば、家庭用電化製品に代表される各種の機器や玩具あるいは書籍などへ音楽コンテンツをダウンロードすることができるようにしたものである。
即ち、本発明のうち請求項1に記載の発明は、端末により音楽コンテンツ配信システムに対して音楽コンテンツの配信を要求し、上記端末による要求に応じて上記音楽コンテンツ配信システムが暗号化された音楽コンテンツを配信し、上記音楽コンテンツ配信システムが配信した暗号化された音楽コンテンツを上記端末にダウンロードし、上記端末にダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを、上記音楽コンテンツ配信システムから配信された暗号化された音楽コンテンツをダウンロード可能な音源システムを備えた音楽コンテンツ配信対象物へ転送し、上記転送された暗号化された音楽コンテンツを上記音楽コンテンツ配信対象物の上記音源システムにダウンロードし、上記音源システムが上記ダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを復号化するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、端末からの要求に応じて、音楽コンテンツ配信システムが音源システムを備えた音楽コンテンツ配信対象物へ音楽コンテンツを配信する音楽コンテンツ配信方法において、音楽コンテンツ配信システムと端末と音源システムとが、音楽コンテンツの利用可能な期間を示す期間制限情報と音楽コンテンツの利用可能な回数を示す回数制限情報とをそれぞれ記憶し、上記端末により音楽コンテンツの配信が指示されたときに、上記音楽コンテンツ配信システムと上記端末と上記音源システムとにおいては上記指示された音楽コンテンツに関する期間制限情報および回数制限情報を参照して、上記配信を指示された音楽コンテンツに関して、上記音楽コンテンツ配信システムと上記端末と上記音源システムとの全てにおいて期間制限情報が示す利用可能な期間であり、かつ、回数制限情報が示す回数以内のときのみ上記音楽コンテンツの配信を許可するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、暗号化された音楽コンテンツを配信する音楽コンテンツ配信システムと、上記音楽コンテンツ配信システムに対して暗号化された音楽コンテンツの配信を要求する端末と、上記端末の要求に応じて上記音楽コンテンツ配信システムから配信された暗号化された音楽コンテンツをダウンロード可能であるとともにダウンロードされた暗号化された音楽コンテンツを復号化する音源システムを備えた音楽コンテンツ配信対象物とを有し、上記端末は、上記音楽コンテンツ配信システムから配信された暗号化された音楽コンテンツをダウンロードするとともに、上記ダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを上記音楽コンテンツ配信対象物へ転送し、上記音楽コンテンツ配信対象物は、上記転送された暗号化された音楽コンテンツをダウンロードするとともにダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを復号化するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、端末からの要求に応じて、音楽コンテンツ配信システムが音源システムを備えた音楽コンテンツ配信対象物へ音楽コンテンツを配信する音楽コンテンツ配信システムにおいて、音楽コンテンツの利用可能な期間を示す期間制限情報と音楽コンテンツの利用可能な回数を示す回数制限情報とを記憶した音楽コンテンツ配信システムと、上記期間制限情報と上記回数制限情報とを記憶した端末と、上記期間制限情報と上記回数制限情報とを記憶した音源システムと、上記端末により音楽コンテンツの配信が指示されたときに、上記音楽コンテンツ配信システムと上記端末と上記音源システムとにおいては上記指示された音楽コンテンツに関する期間制限情報および回数制限情報を参照して、上記配信を指示された音楽コンテンツに関して、上記音楽コンテンツ配信システムと上記端末と上記音源システムとの全てにおいて期間制限情報が示す利用可能な期間であり、かつ、回数制限情報が示す回数以内のときのみ上記音楽コンテンツの配信を許可する制御手段とを有するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項5に記載の発明は、本発明のうち請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の発明をコンピューターに実行させるためのプログラムである。
また、本発明のうち請求項6に記載の発明は、本発明のうち請求項3または請求項4のいずれか1項に記載の発明としてコンピューターを機能させるためのプログラムである。
また、本発明のうち請求項7に記載の発明は、本発明のうち請求項5または請求項6のいずれか1項に記載の発明を記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体である。
本発明は、以上説明したように構成されているので、生活の中の様々な場面で所望の音楽を聴いて楽しむことを可能にさせるという優れた効果を奏する。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体の実施の形態の一例を詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施の形態においては、PHS通話機、携帯電話機、PDAあるいはパーソナルコンピューターなどの各種の移動体通信機器の一例として、携帯電話機を用いた場合について説明する。
図1には、本発明による音楽コンテンツ配信システムの概念図が示されており、この本発明による音楽コンテンツ配信システムにおいては、音楽コンテンツを配信する音楽コンテンツ配信事業者が管理する音楽コンテンツ配信事業者システム100と携帯電話機200とが、インターネット網300により接続されている。なお、これら音楽コンテンツ配信事業者システム100は、物理的にはコンピューターにより構成される。
また、音楽コンテンツ配信事業者システム100から携帯電話機200を介して赤外線通信により音楽コンテンツを配信される音楽コンテンツ配信対象物400としては、例えば、ユーザーが利用する電子レンジ、冷蔵庫、エアコンならびにテレビなどの家庭用電化製品のような各種の機器や、人形、ぬいぐるみならびに幼児用ベッド取付型メリーゴーランドなどの玩具や、絵本、雑誌などの書籍などがある。
これら音楽コンテンツ配信対象物400には、例えば、図2に示すような音源システム500が組み込まれている。
この音源システム500は、中央処理装置(CPU)502により全体の動作を制御するようになされており、CPU502にはバス504を介して、CPU502の制御のためのプログラムや各種のアプリケーションプログラムなどを記憶したリードオンリメモリ(ROM)506と、CPU502のワーキングエリアとして用いられる記憶領域や通信インターフェース510(後述する。)により受信された音楽コンテンツを記憶する領域などを備えたランダムアクセスメモリ(RAM)508と、音楽コンテンツ配信事業者システム100から配信された音楽コンテンツを受信するためにインターネット網300に接続された携帯電話機200との間で赤外線通信を行うための通信インターフェース510と、通信インターフェース510により受信されてRAM508に記憶された楽音コンテンツに基づいて楽音信号を生成する音源回路512と、音源回路512により生成された楽音信号を聴取し得る楽音として空間に放音するためのアンプやスピーカーよりなるサウンドシステム514とが接続されている。
なお、上記した音源システム500は、例えば、1チップよりなる音源ボードとして構成することができる。
また、音源システム500を搭載する家庭用電化製品などの音楽コンテンツ配信対象物400が、音源システム500を構成する上記した各構成要素の何れかあるいは全てと同様な構成を備えている場合には、音楽コンテンツ配信対象物400のそうした構成を利用して音源システム500を構築するようにしてもよい。
ここで、音源システム500としては、例えば、図3乃至図20に示す仕様を備えたIr音源(赤外線通信音源)を用いて構成することができる。
なお、この実施の形態においては、図3乃至図20に示す仕様における「Irホスト」は、制御手段としてコントロールアプリケーションプログラム(後述する。)を搭載した携帯電話機200に対応し、図3乃至図20に示す仕様における「Ir音源」および「制御ホスト」は、音源システム500に対応する。
また、図3乃至図20に示す仕様における「IrTMusic仕様」については、図23乃至図26を参照しながら後述する。
こうした図3乃至図20に示す仕様を備えた音源システム500は、図3乃至図20に示すように主な機能として、以下の(1)〜(4)の機能を備えている。
(1)データ受信:赤外線受光部より暗号化データを受信する。なお、本明細書においては、「暗号化データ」とは、音楽コンテンツのデータを暗号化したものを意味する。音楽コンテンツのデータの暗号化ならびに複合化については、図28を参照しながら後述する。
(2)データ解凍:暗号化データを復号化して解凍する。
(3)データ再生/停止:スイッチ信号を受けて楽曲データを再生/停止する。
(4)データ保存:メモリ内に書きこみデータを保存する。
次に、図21には、本発明による音楽コンテンツ配信システムの具体的な構成が示されており、音楽コンテンツ配信事業者システム100は、ユーザーデータベース(ユーザーDB)100aとウェブサーバー(Webサーバー)100bとを備えている。
ここで、ユーザーDB100aは、本発明による音楽コンテンツ配信システムの利用者、即ち、ユーザーを管理するための情報を記憶しておくデータベースである。こうしたユーザーを管理するための情報としては、例えば、利用者状況管理情報、個人情報管理情報、課金決済管理情報などがある。
また、利用者状況管理情報については、携帯電話機200と音源システム500とにおいてもそれぞれの記憶手段に記憶している。
一方、Webサーバー100bは、各種の音楽コンテンツとして暗号化データを記憶していて、携帯電話機200からの要求に応じて、インターネット網300を介して要求された音楽コンテンツに対応した暗号化データを配信するものである。音楽コンテンツ配信対象物400への音楽コンテンツに対応した暗号化データの配信の手法としては、この実施の形態においては、ユーザーが携帯電話機200を用いて音楽コンテンツの配信の要求を行うと、Webサーバー100bは要求された音楽コンテンツに対応する暗号化データを配信し、携帯電話機200はWebサーバー100bから配信された音楽コンテンツの暗号化データを当該携帯電話機200に一旦ダウンロードし、携帯電話機200の赤外線通信を利用したデータ転送により、当該ダウンロードした音楽コンテンツの暗号化データを音楽コンテンツ配信対象物104に配信するという手法を用いている。音楽コンテンツ配信対象物104の音源システム500においては、配信された暗号化データを復号化して、携帯電話機200が要求した音楽コンテンツを放音可能にする。
ここで、本発明の実施に関連する利用者状況管理情報としては、具体的には、ユーザーによる利用を制限するための期間制限情報と回数制限情報とがある。
期間制限情報とは各音楽コンテンツの利用可能な期間を示す情報であり、回数制限情報とは各音楽コンテンツの利用可能な回数を示す情報である。
音楽コンテンツ配信事業者システム100のユーザーDB100aと携帯電話機200と音源システム500とにおいては、期間制限情報と回数制限情報とをそれぞれ記憶しており、音楽コンテンツ配信事業者システム100のユーザーDB100aと携帯電話機200と音源システム500との間で音楽コンテンツの利用をそれぞれ独立して管理している。
即ち、この本発明による音楽コンテンツ配信システムにおいては、音楽コンテンツ配信事業者システム100のユーザーDB100aと携帯電話機200と音源システム500とのそれぞれの記憶手段において各音楽コンテンツ毎の期間制限情報および回数制限情報を記憶している。そして、ユーザーにより携帯電話機200から音楽コンテンツの配信が指示された場合には、ユーザーDB100aと携帯電話機200と音源システム500とにおいては当該指示された音楽コンテンツに関する期間制限情報および回数制限情報を参照して、当該配信を指示された音楽コンテンツに関して、ユーザーDB100aと携帯電話機200と音源システム500との全てにおいて期間制限情報が示す利用可能な期間であってかつ回数制限情報が示す回数以内の場合においてのみ配信を許可するものである。
なお、ユーザーDB100aと携帯電話機200と音源システム500とは、各音楽コンテンツの利用回数をそれぞれ履歴として記憶しており、その履歴を参照しながら当該配信を指示された音楽コンテンツの利用回数が回数制限情報が示す回数以内か否かを判断する。
上記のようにして、期間制限情報および回数制限情報をユーザーDB100aと携帯電話機200と音源システム500とのそれぞれにおいて管理することにより、音楽コンテンツを改竄などから保護している。
なお、ユーザーDB100aと携帯電話機200と音源システム500とのそれぞれの記憶手段に記憶された期間制限情報ならびに回数制限情報は、所定の値を予め設定されているが、随時に設定変更可能となされている。
次に、図22を参照しながら、本発明による音楽コンテンツ配信システムの全体の動作を説明する。
即ち、ユーザーがこの本発明による音楽コンテンツ配信システムを利用する際には、まず、携帯電話200のメモリに保存されたコントロールアプリケーションソフトウェアプログラムを起動する。
ここで、コントロールアプリケーションソフトウェアプログラムは、
1)楽曲閲覧機能
2)楽曲試聴機能
3)楽曲転送機能
の機能を実現する。
上記した3つの機能のうちの楽曲閲覧機能とは、携帯電話機200とWebサーバー100bとを接続し、ダウンロードする音楽コンテンツを選択する機能である。
また、上記した3つの機能のうちの楽曲試聴機能とは、試聴したい音楽コンテンツを一時的にストリーム再生させる機能である。
さらに、上記した3つの機能のうちの楽曲転送機能とは、選択した音楽コンテンツを音源システム500に転送する機能である。
ここで、Webサーバー100bと携帯電話機200と音源システム500との間においては、音楽コンテンツを暗号化した暗号化データを用いて音楽コンテンツの送受信が行われる。音源システム500が暗号化データを受信すると、暗号化データを復号化して音楽コンテンツを外部に放音する。
次に、携帯電話機200と音源システム500との間における赤外線通信の手法について説明する。
この実施の形態においては、携帯電話機200と音源システム500との間における赤外線通信の手法として、図23乃至図26に示す仕様を備えた双方向通信可能なIrMC規格(IrLAP、IrLMP、IrTinyTP、IrOBEX)レイヤー上で動作する通信プロトコルを用いている。以下、本明細書においては、この双方向通信可能なIrMC規格レイヤー上で動作する通信プロトコルを、「IrTMusic(Ir Trance Music:IrMC規格準拠音楽データ転送仕様)」と称することとする。
従って、この実施の形態における携帯電話機200ならびに音源システム500は、双方向通信可能なIrMC規格に準じた赤外線通信機能を持つように構成されている。
そして、このIrTMusicに示す仕様は、双方向通信可能なIrMC規格に準じた赤外線通信機能を持つ携帯電話機200などのような移動体通信機器と、同じく双方向通信可能なIrMC規格に準じた赤外線通信機能を持つ音源システム500との間のデータ通信について規定するものである。
上記したように、IrTMusicは、双方向通信可能なIrMC規格(IrLAP、IrLMP、IrTinyTP、IrOBEX)レイヤー上で動作するものであり、従来のデータのみの双方向通信を可能にするIrMCプロトコル上にIrTMusicプロトコルを搭載することにより、データコントロール可能な高速転送、ファイルセキュリティを実現できるようになる。
ここで、IrTMusicは、図23に示すように、データファイルのファイルフォーマット(以下、「Secure Music File Format」または「SMFF」と称する。)とデータファイルを転送するためのプロトコル(以下、「Music File Transfer Protocol」または「MFTP」と称する。)により構成されている。
SMFFとは、著作権保護を目的とした暗号化ファイルフォーマットであり、MIDI、ADPCMの音声データと制御プログラムを扱うものである。このSMFFは、図24に示すフォーマットを備えており、フォーマット上にて期間制限情報と回数制限情報とよりなる利用者状況管理情報を含む個別の管理情報、著作保護情報を保持できる。
また、MFTPとは、音楽データファイル転送プロトコル、即ち、IrMC上でSMFFデータを高速通信させるための通信手順(プログラム)であり、SMFFデータファイルを送信側(携帯電話機200などの移動体通信機器側)から、受信側(音源システム500などのIr音源(IrTMusic仕様対応、MIDI、ADPCMデコード機能搭載モジュール)あるいはIr音源を搭載した音声再生機器)へ送信する手順を規定し、転送制御はIrMC規格に準ずる。
具体的には、図25に示す転送手順により、図26に詳細を示す状態1〜5に遷移しながらデータ通信を行う。
ここで、図27には、IrTMusicによる携帯電話機200と音源システム500との間の通信に関する処理手順が示されており、携帯電話機200と音源システム500との間の通信は、携帯電話機200主導で行われる。
また、図28には、音楽コンテンツの暗号化と複合化との処理手順が示されており、音楽コンテンツのデータを暗号化してWebサーバー100bに保存しておき、暗号化データを携帯電話機200へ取り込んで記憶し、その暗号化データを音源システム500へ送信するようになされている。暗号化データの復号化は、音源システム500において行われる。
本発明によれば、各種のメロディやジングルあるいは音声などのような音楽コンテンツを家庭用電化製品に代表される各種の機器や玩具あるいは書籍などを利用して聴取することができるようになるので潜在的に大きな需要があり、本発明は、家庭用電化製品メーカーなどに代表される各種の機器メーカーや玩具メーカーあるいは出版社に利用されるものであることは勿論であり、音楽コンテンツを配信する音楽コンテンツ配信事業者や音楽コンテンツを配信するために利用するPHS通話機、携帯電話機、PDAあるいはパーソナルコンピューターなどの各種の移動体通信機器メーカーなどに利用される。
図1は、本発明による音楽コンテンツ配信システムの概念図である。 図2は、音楽コンテンツ配信対象物に組み込まれる音源システムのブロック構成図である。 図3は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図4は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図5は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図6は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図7は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図8は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図9は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図10は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図11は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図12は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図13は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図14は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図15は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図16は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図17は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図18は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図19は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図20は、音源システムの仕様を示す説明図である。 図21は、本発明による音楽コンテンツ配信システムの具体的な構成を示す説明図である。 図22は、本発明による音楽コンテンツ配信システムの全体の動作の説明図である。 図23は、双方向通信可能なIrMC規格(IrLAP、IrLMP、IrTinyTP、IrOBEX)レイヤー上で動作する通信プロトコルの仕様を示す説明図である。 図24は、双方向通信可能なIrMC規格(IrLAP、IrLMP、IrTinyTP、IrOBEX)レイヤー上で動作する通信プロトコルの仕様を示す説明図である。 図25は、双方向通信可能なIrMC規格(IrLAP、IrLMP、IrTinyTP、IrOBEX)レイヤー上で動作する通信プロトコルの仕様を示す説明図である。 図26は、双方向通信可能なIrMC規格(IrLAP、IrLMP、IrTinyTP、IrOBEX)レイヤー上で動作する通信プロトコルの仕様を示す説明図である。 図27は、携帯電話機と音源システムとの間の通信に関する処理手順を示す説明図である。 図28は、音楽コンテンツの暗号化と複合化との処理手順を示す説明図である。
100 音楽コンテンツ配信事業者システム
100a ユーザーデータベース(ユーザーDB)
100b ウェブサーバー(Webサーバー)
200 携帯電話機
300 インターネット網
400 音楽コンテンツ配信対象物
500 音源システム
502 中央処理装置(CPU)
504 バス
506 リードオンリメモリ(ROM)
508 ランダムアクセスメモリ(RAM)
510 通信インターフェース
512 音源回路
514 サウンドシステム

Claims (7)

  1. 端末により音楽コンテンツ配信システムに対して音楽コンテンツの配信を要求し、
    前記端末による要求に応じて前記音楽コンテンツ配信システムが暗号化された音楽コンテンツを配信し、
    前記音楽コンテンツ配信システムが配信した暗号化された音楽コンテンツを前記端末にダウンロードし、
    前記端末にダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを、前記音楽コンテンツ配信システムから配信された暗号化された音楽コンテンツをダウンロード可能な音源システムを備えた音楽コンテンツ配信対象物へ転送し、
    前記転送された暗号化された音楽コンテンツを前記音楽コンテンツ配信対象物の前記音源システムにダウンロードし、
    前記音源システムが前記ダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを復号化する
    ことを特徴とする音楽コンテンツ配信方法。
  2. 端末からの要求に応じて、音楽コンテンツ配信システムが音源システムを備えた音楽コンテンツ配信対象物へ音楽コンテンツを配信する音楽コンテンツ配信方法において、
    音楽コンテンツ配信システムと端末と音源システムとが、音楽コンテンツの利用可能な期間を示す期間制限情報と音楽コンテンツの利用可能な回数を示す回数制限情報とをそれぞれ記憶し、
    前記端末により音楽コンテンツの配信が指示されたときに、前記音楽コンテンツ配信システムと前記端末と前記音源システムとにおいては前記指示された音楽コンテンツに関する期間制限情報および回数制限情報を参照して、前記配信を指示された音楽コンテンツに関して、前記音楽コンテンツ配信システムと前記端末と前記音源システムとの全てにおいて期間制限情報が示す利用可能な期間であり、かつ、回数制限情報が示す回数以内のときのみ前記音楽コンテンツの配信を許可する
    ことを特徴とする音楽コンテンツ配信方法。
  3. 暗号化された音楽コンテンツを配信する音楽コンテンツ配信システムと、
    前記音楽コンテンツ配信システムに対して暗号化された音楽コンテンツの配信を要求する端末と、
    前記端末の要求に応じて前記音楽コンテンツ配信システムから配信された暗号化された音楽コンテンツをダウンロード可能であるとともにダウンロードされた暗号化された音楽コンテンツを復号化する音源システムを備えた音楽コンテンツ配信対象物と
    を有し、
    前記端末は、前記音楽コンテンツ配信システムから配信された暗号化された音楽コンテンツをダウンロードするとともに、前記ダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを前記音楽コンテンツ配信対象物へ転送し、
    前記音楽コンテンツ配信対象物は、前記転送された暗号化された音楽コンテンツをダウンロードするとともにダウンロードした暗号化された音楽コンテンツを復号化する
    ことを特徴とする音楽コンテンツ配信システム。
  4. 端末からの要求に応じて、音楽コンテンツ配信システムが音源システムを備えた音楽コンテンツ配信対象物へ音楽コンテンツを配信する音楽コンテンツ配信システムにおいて、
    音楽コンテンツの利用可能な期間を示す期間制限情報と音楽コンテンツの利用可能な回数を示す回数制限情報とを記憶した音楽コンテンツ配信システムと、
    前記期間制限情報と前記回数制限情報とを記憶した端末と、
    前記期間制限情報と前記回数制限情報とを記憶した音源システムと、
    前記端末により音楽コンテンツの配信が指示されたときに、前記音楽コンテンツ配信システムと前記端末と前記音源システムとにおいては前記指示された音楽コンテンツに関する期間制限情報および回数制限情報を参照して、前記配信を指示された音楽コンテンツに関して、前記音楽コンテンツ配信システムと前記端末と前記音源システムとの全てにおいて期間制限情報が示す利用可能な期間であり、かつ、回数制限情報が示す回数以内のときのみ前記音楽コンテンツの配信を許可する制御手段と
    を有することを特徴とする音楽コンテンツ配信システム。
  5. 請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の音楽コンテンツ配信方法をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  6. 請求項3または請求項4のいずれか1項に記載の音楽コンテンツ配信システムとしてコンピューターを機能させるためのプログラム。
  7. 請求項5または請求項6のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
JP2009205269A 2009-08-14 2009-08-14 音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体 Pending JP2010020334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009205269A JP2010020334A (ja) 2009-08-14 2009-08-14 音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009205269A JP2010020334A (ja) 2009-08-14 2009-08-14 音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004233982A Division JP2006053281A (ja) 2004-08-11 2004-08-11 音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010020334A true JP2010020334A (ja) 2010-01-28

Family

ID=41705207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009205269A Pending JP2010020334A (ja) 2009-08-14 2009-08-14 音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010020334A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001044983A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Ntt Docomo Inc 音楽データ配信システム、移動機および音楽データ受信用アダプタ
JP2002099459A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Omron Corp 情報保管サーバ及び情報配信サーバ並びに端末及び情報保管方法並びに処理方法
JP2002182658A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 For-Side.Com Co Ltd 楽曲データ配信方法、楽曲データ配信システム、楽曲データ配信装置および楽曲データ配信プログラム
JP2003015660A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Faith Inc 音楽配信システム、音楽配信方法、音楽配信用サーバ、端末機およびカード
JP2003108152A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Sony Communication Network Corp コンテンツ配信方法およびシステム
JP2004177586A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯通信端末、コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001044983A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Ntt Docomo Inc 音楽データ配信システム、移動機および音楽データ受信用アダプタ
JP2002099459A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Omron Corp 情報保管サーバ及び情報配信サーバ並びに端末及び情報保管方法並びに処理方法
JP2002182658A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 For-Side.Com Co Ltd 楽曲データ配信方法、楽曲データ配信システム、楽曲データ配信装置および楽曲データ配信プログラム
JP2003015660A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Faith Inc 音楽配信システム、音楽配信方法、音楽配信用サーバ、端末機およびカード
JP2003108152A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Sony Communication Network Corp コンテンツ配信方法およびシステム
JP2004177586A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯通信端末、コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104040631B (zh) 多流多点插口的音频流
JP6105757B2 (ja) ハウスホールド再生デバイスの自動設定
JP6157648B2 (ja) ハウスホールド再生デバイスの自動設定
CN109905761B (zh) 用于将回放设备与回放队列相关联的方法和系统、回放设备和计算机可读存储介质
CN110868618B (zh) 媒体回放系统中的播放列表更新
EP1964365B1 (en) Portable media player as a low power remote control and method thereof
CN101401081B (zh) 用于内容共享的本地传输
JP2020005279A (ja) サテライトボリュームコントロール
CN111585977B (zh) 媒体回放系统控制法、移动设备及计算机可读介质和程序
CN104126309A (zh) 用于联网音乐回放的系统和方法
WO2016112048A1 (en) Discovery, control, and streaming of multi-channel audio playback with enhanced times synchronization
CN104969561B (zh) 移动源媒体内容访问的方法、设备和计算机可读介质
JP2006053281A (ja) 音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体
JP2010020334A (ja) 音楽コンテンツ配信方法、音楽コンテンツ配信システム、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体
KR20110047390A (ko) Drm 컨텐츠 처리 방법, 장치 및 시스템
KR20070080381A (ko) 휴대단말기의 멀티미디어 데이터 재생 방법
JP2001265939A (ja) 配信システム
KR20130042672A (ko) 스마트 노래방 반주 시스템
JP2007028142A (ja) コンテンツ管理装置および方法、再生装置およびその制御方法、並びにプログラム
KR20090043100A (ko) 콘텐츠 미리듣기 서비스 제공 시스템 및 방법
JP2001111724A (ja) 携帯型電話装置及びデータ配信方法
JP2005159471A (ja) 通信装置、電子機器、サーバ装置及びネットワーク接続システム
JP2008172370A (ja) 音声・映像放送装置、音声・映像放送システム、音声・映像放送方法及び音声・映像放送プログラム
JP2004151149A (ja) 配信システム、オーディオ機器および受信制御方法
KR20060034001A (ko) 엠피쓰리 음원 재생 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20090911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110125