JP2004151149A - 配信システム、オーディオ機器および受信制御方法 - Google Patents

配信システム、オーディオ機器および受信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】配信されるコンテンツを適切に受信制御できる配信システムを提供することである。
【解決手段】オーディオ機器1は、データサーバ3に配信を要求し(S11)、ストリーミング配信される番組コンテンツを順次再生する(S12)。そして、D/Lキーが押下されると(S14)、オーディオ機器1は、現在の伝送帯域を確認し(S15)、並列配信が可能か否かを判別する(S16)。オーディオ機器1は、並列配信が可能と判別すると、データサーバ3にダウンロード配信も要求し(S17)、番組コンテンツを再生すると共に、ダウンロード配信される楽曲データを格納する(S18)。一方、並列配信が可能でないと判別すると、オーディオ機器1は、ストリーミング配信が完了した後に(S22)、配信を要求し(S23)、ダウンロード配信される楽曲データを格納する(S24)。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、配信システム、オーディオ機器および受信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワークの高速化や、データ圧縮技術の発展に伴って、楽曲データ等の配信を行う情報配信システムが普及して来ている。このような情報配信システムにおいて、一般に、利用者は、パーソナルコンピュータ(パソコン)を使用してインターネットに接続し、所定の音楽配信サイト等にアクセスする。そして、パソコンは、利用者の操作に従って、アクセス先の音楽配信サイトから所望の楽曲データをダウンロードし、ダウンロードが完了した楽曲データを再生する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−74814号公報 (第6−7頁、第1図)
【0004】
また、音楽配信サイトにおいては、ストリーミングと呼ばれ、楽曲データ全てのダウンロードを待たずに、楽曲データを順次受信しながら再生するタイプの音楽配信も行われている。このようなストリーミングによる音楽配信では、複数の楽曲データ等から構成される番組コンテンツが配信される場合が多い。
つまり、比較的容量の大きい番組コンテンツ(複数曲分のデータ等)をダウンロード後に再生する場合、再生開始までに利用者をかなり待たせてしまうが、順次受信しながら再生が可能なストリーミングでは、あまり利用者を待たせることがない。
そのため、このような番組コンテンツは、ダウンロード配信ではなく、ストリーミング配信される場合が多い。
【0005】
これらのダウンロード配信及びストリーミング配信を併用する音楽配信サイトでは、パソコンからの要求(利用者の要求に)応じて、例えば、番組コンテンツをストリーミング配信し、また、楽曲データをダウンロード配信している。
具体的に説明すると、利用者は、ストリーミングにより配信される番組コンテンツ(複数曲分のデータ等)をパソコンにて順次再生させ、再生される楽曲音を聴取する。また、気に入った楽曲があれば、ストリーミング配信が終了後に、パソコンを操作し、所望の楽曲(楽曲データ)のダウンロード配信を音楽配信サイトに要求する。
そして、利用者は、ダウンロード配信される楽曲データをパソコンのハードディスク等に記憶させ、いつでも好きな時に格納した楽曲データを再生させて聴取することができる。
【0006】
それでも、利用者の中には、ストリーミング配信中に、ダウンロード配信を要求してしまう場合も多い。例えば、ストリーミング配信される番組コンテンツを聴取中に、気に入った楽曲があると、直ちにその楽曲のダウンロード配信を要求してしまう場合等である。
この場合、パソコンにてネット接続した回線帯域(伝送帯域)が十分でないと、番組コンテンツの聴取に支障が生じてしまうことになる。つまり、ストリーミング配信とダウンロード配信とを並行して行えるだけの伝送帯域が確保されていなければ、ストリーミング配信の途中で、伝送量が急激に低下してしまい、番組コンテンツの再生が途絶えてしまう場合があった。
また、その場合、ダウンロード配信側の伝送量も十分でないため、楽曲データの格納が完了(ダウンロード配信が完了)するまでに、極めて長い時間を要してしまう場合もある。
【0007】
これは、伝送帯域が利用者の(パソコンの)ネット接続環境に依存し、また、ネット接続中に伝送帯域が変動してしまうことがあるためである。つまり、利用者のネット接続環境には、伝送帯域が定常的に低い環境や、伝送帯域がある程度高い環境であっても、取得した回線帯域が低くなってしまう場合もある。また、一般にパソコンがベストエフォートにてネット接続されているため、配信中の伝送量が急激に低下してしまう場合もある。
そして、何よりも、このような現実のネット接続の現状が、パソコン側にて何の考慮もなされていないことに問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、所定の伝送帯域において配信されるコンテンツを、適切に受信制御することのできる配信システム、オーディオ機器および受信制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る配信システムは、
サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
前記サーバは、
配信対象のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記オーディオ機器からの要求に応答して、前記コンテンツ記憶手段に記憶された対象のコンテンツをストリーミング配信又はダウンロード配信にて、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、を備え、
前記オーディオ機器は、
前記配信手段により前記サーバから配信されるコンテンツを受信する受信手段と、
前記受信手段がストリーミング配信されるコンテンツを受信中に、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により並行配信が可能であると判別されると、前記受信手段に、ストリーミング配信されるコンテンツの受信と並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを受信させる受信制御手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0010】
前記受信制御手段は、前記判別手段により並行配信が可能でないと判別されると、前記受信手段を制御して、ストリーミング配信されるコンテンツの受信が完了した後に、ダウンロード配信されるコンテンツを受信させてもよい。
【0011】
前記取得手段は、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを逐次取得し、
前記判別手段は、前記取得手段が逐次取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを逐次判別し、
前記受信制御手段は、前記判別手段により並行配信が可能であると判別されているタイミングで、前記受信手段に、ストリーミング配信されるコンテンツと並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを所定量だけ受信させてもよい。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る配信システムは、
サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
前記サーバは、
複数の楽曲データから構成される番組コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
前記オーディオ機器からの要求に応じて、前記コンテンツ記憶手段に記憶された対象の番組コンテンツを、ストリーミング配信にて前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、を備え、
前記オーディオ機器は、
前記配信手段により前記サーバからストリーミング配信される番組コンテンツを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した番組コンテンツをストリーミング再生する再生手段と、
任意の楽曲データの格納を指示する指示情報に対応し、前記再生手段がストリーミング再生するのと並行して、前記受信手段が受信した番組コンテンツ中の対象となる楽曲データを所定の記憶部に格納する格納手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0013】
前記配信手段は、オーディオ機器からの要求に応じて、番組コンテンツ中の任意の楽曲データから始まるように、番組コンテンツを再配信し、
前記格納手段は、前記再生手段が再配信された番組コンテンツをストリーミング再生するのと並行して、前記受信手段が受信した再配信された最初の楽曲データを所定の記憶部に格納してもよい。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るオーディオ機器は、
コンテンツをストリーミング配信又はダウンロード配信にて配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
前記サーバから配信されるコンテンツを受信する受信手段と、
前記受信手段がストリーミング配信されるコンテンツを受信中に、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により並行配信が可能であると判別されると、前記受信手段に、ストリーミング配信されるコンテンツの受信と並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを受信させる受信制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0015】
前記取得手段は、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを逐次取得し、
前記判別手段は、前記取得手段が逐次取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを逐次判別し、
前記受信制御手段は、前記判別手段により並行配信が可能であると判別されているタイミングで、前記受信手段に、ストリーミング配信されるコンテンツと並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを所定量だけ受信させてもよい。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係るオーディオ機器は、
複数の楽曲データから構成される番組コンテンツをストリーミング配信にて配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
前記サーバからストリーミング配信される番組コンテンツを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した番組コンテンツをストリーミング再生する再生手段と、
任意の楽曲データの格納を指示する指示情報に対応し、前記再生手段がストリーミング再生するのと並行して、前記受信手段が受信した番組コンテンツ中の対象となる楽曲データを所定の記憶部に格納する格納手段と、
を備えることを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係る受信制御方法は、
コンテンツをストリーミング配信又はダウンロード配信にて配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器における受信制御方法であって、
サーバから配信されるコンテンツを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにてストリーミング配信されるコンテンツを受信中に、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを取得する取得ステップと、
前記取得ステップにて取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを判別する判別ステップと、
前記判別ステップにて並行配信が可能であると判別されると、前記受信ステップを制御し、ストリーミング配信されるコンテンツの受信と並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを受信させる受信制御ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0018】
前記取得ステップは、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを逐次取得し、
前記判別ステップは、前記取得ステップにて逐次取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを逐次判別し、
前記受信制御ステップは、前記判別ステップにて並行配信が可能であると判別されているタイミングで、前記受信ステップを制御して、ストリーミング配信されるコンテンツと並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを所定量だけ受信させてもよい。
【0019】
上記目的を達成するため、本発明の第6の観点に係る受信制御方法は、
複数の楽曲データから構成される番組コンテンツをストリーミング配信にて配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器における受信制御方法であって、
サーバからストリーミング配信される番組コンテンツを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて受信した番組コンテンツをストリーミング再生する再生ステップと、
任意の楽曲データの格納を指示する指示情報に対応し、前記再生ステップにてストリーミング再生されるのと並行して、前記受信ステップにて受信した番組コンテンツ中の対象となる楽曲データを所定の記憶部に格納する格納ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる情報配信システムについて、以下図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、この発明の実施の形態に適用される情報配信システムの構成の一例を示す模式図である。図示するように、このシステムは、オーディオ機器1と、データサーバ3とから構成される。なお、オーディオ機器1とデータサーバ3とは、インターネット等のネットワーク9を介して接続されている。
【0022】
まず、オーディオ機器1について、図2を参照して説明する。図2は、オーディオ機器1の構成の一例を示すブロック図である。図示するように、オーディオ機器1は、チューナユニット11と、MD記録再生ユニット12と、信号処理部13と、ネットワークアダプタ14と、ハードディスク15と、フラッシュメモリ16と、計時ユニット17と、操作部18と、表示部19と、制御部20と、ソース選択部21と、アンプ22と、スピーカ23とを含んで構成される。
【0023】
チューナユニット11は、所定のアンテナを介してAM放送やFM放送等の放送番組を受信し、受信した番組音声をソース選択部21に供給する。
【0024】
MD(ミニディスク)記録再生ユニット12は、信号処理部13に制御され、MD(記録用MD)に楽曲データを記録する。
例えば、MD記録再生ユニット12は、NetMD(登録商標)規格に準じた記録再生ユニットであり、ハードディスク15に格納された楽曲データを、MDに記録し(チェックアウトし)、また、MDに記録した楽曲データをハードディスク15に戻す(チェックインする)。
また、MD記録再生ユニット12は、MDに記録した楽曲データから音声信号を再生し、再生した音声信号をソース選択部21に供給する。
【0025】
信号処理部13は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)等からなり、制御部20から供給される動作命令等に従って、MD記録再生ユニット12の記録・再生動作を制御する。
また、信号処理部13は、データサーバ3からストリーミング配信された番組コンテンツ(例えば、複数の楽曲データ等からなるストリームデータ)が供給されると、デコード等を行い、復号した音声信号をソース選択部21に供給する。更に、ハードディスク15に格納された楽曲データ(例えば、暗号化されたATRAC3データやPCMデータ等のダウンロードデータ)の抽出及び、復号を行い、音声信号を再生する。そして、再生した音声信号をソース選択部21に供給する。
【0026】
ネットワークアダプタ14は、例えば、LAN(Local Area Network)カードや高速モデム等からなり、制御部20に制御され、ネットワーク9を介してデータサーバ3との間で必要な情報を送受信する。
例えば、ネットワークアダプタ14は、番組コンテンツや楽曲データの配信(ストリーミング配信やダウンロード配信)を要求する配信要求情報をデータサーバ3に送信する。また、送信した配信要求情報に応答してデータサーバ3から配信される番組コンテンツ(ストリームデータ)や楽曲データ(ダウンロードデータ)等を受信する。
【0027】
ハードディスク15は、所定容量の磁気ディスクユニットからなり、データサーバ3からダウンロード配信された楽曲データ(ダウンロードデータ)を記憶する。
また、ハードディスク15は、制御部20に制御され、記憶している楽曲データを信号処理部13等に供給する。
【0028】
フラッシュメモリ16は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等からなり、ユーザID、パスワード及び、機器ID等を記憶する。
これらのユーザIDやパスワード等は、制御部20に適宜読み出され、オーディオ機器1がネットワーク9を介して最初にデータサーバ3にアクセスする際に、ユーザ認証のために使用される。
【0029】
計時ユニット17は、クロック回路等からなり、現在日付(年月日)及び、現在時間(時分秒)等を計時する。
また、計時ユニット17は、タイマ機能も備えており、設定された日時が到来(経過)すると、制御部20に対して、所定動作の開始を指示する。
【0030】
操作部18は、オーディオ機器1の前面に配置された複数のキースイッチやアナログスイッチ等からなり、利用者の操作に従った指示情報を入力して制御部20に供給する。
例えば、操作部18には、データサーバ3に対して番組コンテンツのストリーミング配信を要求するための要求キーや、楽曲データのダウンロード配信を要求するためのD/L(ダウンロード)キー等が含まれている。
【0031】
表示部19は、蛍光表示管や液晶表示ユニット等からなり、制御部20に制御され、オーディオ機器1の動作状況等を示すシンボルやメッセージ等を表示する。
例えば、表示部19は、データサーバ3にて配信可能となる番組コンテンツの一覧(番組一覧)等の情報を表示する。
【0032】
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及び、RAM(Random Access Memory)を含んだ1チップマイコン等からなり、オーディオ機器1全体を制御する。
【0033】
例えば、制御部20は、利用者による操作部18(要求キー)の操作に従って、所望の番組コンテンツのストリーミング配信を要求するための配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する。そして、データサーバ3から対象となる番組コンテンツがストリーミング配信されると、受信した番組コンテンツを信号処理部13に供給して、楽曲音等をスピーカ23から出力させる。
また、制御部20は、利用者による操作部18(D/Lキー)の操作に従って、所望の楽曲データのダウンロード配信を要求する配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する。そして、データサーバ3から対象となる楽曲データがダウンロード配信されると、受信した楽曲データをハードディスク15に格納する。
なお、ストリーミング配信中に、D/Lキーが操作されると、制御部20は、現在の伝送帯域を確認し、更にダウンロード配信が並行して行えるか否かを判別する。
そして、制御部20は、伝送帯域が十分であり、両方の配信を並行して行えると判別した場合に、直ちにダウンロード配信をデータサーバ3に要求し、番組コンテンツと楽曲データとを並行して受信する。
一方、伝送帯域が不十分であり、ストリーミング配信しか行えないと判別した場合に、制御部20は、ストリーミング配信が完了した後に、ダウンロード配信をデータサーバ3に要求する。
【0034】
ソース選択部21は、入力切換スイッチ等からなり、制御部20に制御され、チューナユニット11、MD記録再生ユニット12及び、信号処理部13の何れか1つを入力ソースとして選択する。ソース選択部21は、選択した入力ソースから出力される音声信号をアンプ22に供給する。
【0035】
アンプ22は、所定の増幅回路等からなり、ソース選択部21を介して供給された音声信号を適宜増幅し、増幅した音声信号をスピーカ23に供給する。
【0036】
スピーカ23は、ステレオスピーカ等からなり、アンプ22にて増幅された音声信号に従って、音声(楽曲音等)を出力する。
【0037】
次に、データサーバ3について、図3を参照して説明する。図3は、データサーバ3の構成の一例を示すブロック図である。図示するように、データサーバ3は、データベース30と、処理制御部41と、エンコード処理ユニット42と、通信制御部43とを含んで構成される。
【0038】
データベース30は、例えば、コンテンツ管理DB31と、利用者情報管理DB32とからなる。
コンテンツ管理DB31は、複数の楽曲データ等から構成される番組コンテンツ及び、各楽曲データを管理するデータベースである。具体的にコンテンツ管理DB31は、図4(a)に示すような番組コンテンツ管理情報及び、図4(b)に示すような楽曲データ管理情報を使用して、自己に格納される番組コンテンツ及び楽曲データを管理する。
【0039】
図4(a)に示す番組コンテンツ管理情報は、例えば、番組ID、ch番号、番組名、及び、格納アドレス等からなる。
なお、番組IDとは、番組コンテンツを特定するためのユニークな識別情報である。また、ch番号とは、番組(番組コンテンツ)に割り振られたチャンネル番号である。
また、図4(b)に示す楽曲データ管理情報は、例えば、楽曲ID、楽曲名、及び、格納アドレス等からなる。
なお、楽曲IDとは、楽曲データを特定するためのユニークな識別情報である。
【0040】
利用者情報管理DB32は、データサーバ3にアクセスしサービスを利用できる利用者についての情報を管理するデータベースである。具体的に利用者情報管理DB32は、図5に示すように、利用者を特定するユーザID、パスワード及びユーザ名等や、利用者が好んで聴く楽曲のジャンル、楽曲名やアーティスト等を設定しておくための嗜好情報等を記憶する。
【0041】
図3に戻って、処理制御部41は、所定のコンピュータユニットからなり、データサーバ3全体を制御する。
例えば、処理制御部41は、通信制御部43を介して、オーディオ機器1から送られる配信要求情報を受信すると、コンテンツ管理DB31を検索し、対応する番組コンテンツや楽曲データを取得する。
つまり、オーディオ機器1からストリーミング配信が要求された場合、処理制御部41は、図4(a)に示す番組コンテンツ管理情報を参照してコンテンツ管理DB31を検索し、対応する番組コンテンツを取得する。
また、ダウンロード配信が要求された場合、処理制御部41は、図4(b)に示す楽曲データ管理情報を参照してコンテンツ管理DB31を検索し、対応する楽曲データを取得する。
そして、処理制御部41は、取得した番組コンテンツを、エンコード処理ユニット42に供給してオーディオ機器1に向けたストリーミング配信を行い、また、取得した楽曲データを、通信制御部43を介してダウンロード配信する。
【0042】
エンコード処理ユニット42は、番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)を、オーディオ機器1にて再生可能となるストリームデータ形式に、リアルタイムにエンコードするエンコーダ回路等からなる。
エンコード処理ユニット42は、処理制御部41から供給された番組コンテンツをストリームデータに順次エンコードし、エンコードした番組コンテンツ(ストリームデータ)を、通信制御部43を介してオーディオ機器1に向けて配信する。その際、ストリームデータには、楽曲データに対応した楽曲ID等が付加される。より詳細には、ストリームパケットのヘッダに、楽曲ID等がセットされる。
そして、このような番組コンテンツ(ストリームデータ)がストリーミング配信され、オーディオ機器1にて再生される際に、楽曲データ(現在再生中の楽曲データ)を特定するための楽曲ID等が取得可能となる。
【0043】
なお、エンコード処理ユニット42によって番組コンテンツを順次エンコードする代わりに、予めストリーミング配信用にオーサリングされた番組コンテンツ(ストリームデータ)をコンテンツ管理DB31に格納しておいてもよい。この場合にも、ストリームデータには、楽曲データに対応した楽曲ID等が付加されているものとする。
【0044】
通信制御部43は、回線制御装置やゲートウェイ装置等からなり、ネットワーク9を介して、データサーバ3とオーディオ機器1との間に必要な情報を送受信する。
【0045】
以下、この発明の形態にかかる情報配信システムの動作について、図面を参照して説明する。
まず、図6を参照して、この発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ受信処理及び、コンテンツ配信処理を説明する。
図6は、オーディオ機器1にて実行されるコンテンツ受信処理及び、データサーバ3にて実行されるコンテンツ配信処理を説明するためのフローチャートである。
なお、このコンテンツ受信処理は、例えば、ストリーミング配信の対象となる番組(番組コンテンツ)の一覧が表示部19に表示された状態で、操作部18を介して利用者により任意の番組が選択された後に、制御部20により実行されるものとする。また、コンテンツ配信処理は、オーディオ機器1からのネットワーク9を介したアクセスに応答して、処理制御部41により実行されるものとする。
【0046】
まず、オーディオ機器1の制御部20は、ストリーミング配信を要求するための配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS11)。
例えば、制御部20は、操作部18(要求キー)の押下に応じて、番組一覧から選択された番組ID等を含んだ配信要求情報を生成し、対応する番組コンテンツのストリーミング配信をデータサーバ3に要求する。
その後、制御部20は、データサーバ3からのストリーミング配信が開始されるまで待機する。
【0047】
一方、データサーバ3の処理制御部41は、オーディオ機器1から送られる配信要求情報を受信するまで待機し(ステップS31)、配信要求情報を受信すると、この配信要求情報に従って、コンテンツ管理DB31から対象のコンテンツを読み出す(ステップS32)。
この場合、処理制御部41は、配信要求情報に含まれる番組ID等に従って、図4(a)に示す番組コンテンツ管理情報を参照して、コンテンツ管理DB31から対象の番組コンテンツを読み出す。
【0048】
処理制御部41は、読み出したコンテンツを、オーディオ機器1に向けて配信する(ステップS33)。
この場合、処理制御部41は、ストリーミング配信を行うために、読み出した番組コンテンツをエンコード処理ユニット42に供給する。そして、エンコード処理ユニット42は、供給された番組コンテンツを、所定のストリームデータ形式に順次エンコードし(ストリームデータを順次生成し)、生成したストリームデータを通信制御部43を介して要求元のオーディオ機器1に向けて順次配信する。
なお、配信されるストリームデータには、上述したように、楽曲データに対応した楽曲ID等が付加されている。
【0049】
配信開始を待機していたオーディオ機器1の制御部20は、配信が開始されると、データサーバ3からストリーミング配信される番組コンテンツを順次再生する(ステップS12)。
つまり、制御部20は、ネットワークアダプタ14にて順次受信したストリームデータを信号処理部13に供給し、信号処理部13にてデコードした(再生した)楽曲音をスピーカ23から出力させる。
【0050】
制御部20は、番組コンテンツのストリーミング配信が完了したか否かを判別する(ステップS13)。
制御部20は、ストリーミング配信が完了したと判別すると、コンテンツ受信処理を終了する。
逆に、ストリーミング配信が完了していないと判別した場合に、制御部20は、操作部18のD/Lキーが押下されたか否かを判別する(ステップS14)。すなわち、利用者により現在再生中(聴取中)の楽曲を指定したダウンロード指示がなされたか否かを判別する。
制御部20は、D/Lキーが押下されていないと判別すると、ステップS12に処理を戻し、上述のステップS12〜S14の処理を繰り返し実行する。
【0051】
逆に、D/Lキーが押下されたと判別した場合に、制御部20は、現在の伝送帯域を確認する(ステップS15)。
例えば、制御部20は、ネットワークアダプタ14がネット接続時に取得した取得回線帯域や、ストリーミング配信において所定量分の番組コンテンツを受信するのに必要となる所要時間等から、現在の伝送帯域を求める。
制御部20は、求めた現在の伝送帯域により、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを判別する(ステップS16)。
例えば、ストリーミング配信とダウンロード配信とで、132kbpsの伝送帯域が必要である場合に、制御部20は、ステップS15にて求めた現在の伝送帯域が132kbps以上である場合に、並行配信が可能であると判別する。
【0052】
制御部20は、両方の並行配信が可能であると判別すると、ダウンロード配信を要求するための配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS17)。
例えば、制御部20は、現在再生しているストリームデータに付加された楽曲ID等(ストリームパケットのヘッダにセットされている楽曲ID等)を取得し、この楽曲ID等を含んだ配信要求情報を生成し、対応する楽曲データのダウンロード配信をデータサーバ3に要求する。
その後、制御部20は、引き続きストリーミング配信される番組コンテンツを再生しつつ、データサーバ3からのダウンロード配信を待機する。
【0053】
一方、データサーバ3の処理制御部41は、上述したストリーミング配信と同様に、配信要求情報を受信すると(ステップS31)、配信要求情報に従って、コンテンツ管理DB31から対象のコンテンツを読み出す(ステップS32)。この場合、処理制御部41は、配信要求情報に含まれる楽曲ID等に従って、図4(b)に示す楽曲データ管理情報を参照して、コンテンツ管理DB31から対象の楽曲データ(ダウンロードデータ)を読み出す。
そして、処理制御部41は、読み出したコンテンツを、オーディオ機器1に向けて配信する(ステップS33)。
この場合、処理制御部41は、ダウンロード配信を行うために、読み出した楽曲データ(ダウンロードデータ)を、通信制御部43を介して要求元のオーディオ機器1に向けて順次送信する。
【0054】
ストリーミング配信を受信しつつ、ダウンロード配信を待機していたオーディオ機器1の制御部20は、データサーバ3からのダウンロード配信が開始されると、ストリーミング配信される番組コンテンツを順次再生すると共に、ダウンロード配信される楽曲データをハードディスク15に順次格納する(ステップS18)。
つまり、制御部20は、両方の配信に十分な伝送帯域が確保されているため、ストリーミング配信される番組コンテンツと、ダウンロード配信される楽曲データとを並行して受信する。
制御部20は、ダウンロード配信が完了したか否かを判別する(ステップS19)。
制御部20は、ダウンロード配信が完了していないと判別した場合、上述したステップS18に処理を戻し、ストリーミング配信の受信と、ダウンロード配信の受信を並行して行う。
逆に、ダウンロード配信が完了したと判別した場合に、制御部20は、上述したステップS12に処理を戻す。
【0055】
また、上述のステップS16にて、並行配信が可能でないと判別した場合に、制御部20は、ダウンロード配信の対象となる楽曲データの楽曲ID等を取得して記憶する(ステップS20)。
例えば、制御部20は、現在再生しているストリームデータに付加される楽曲ID等を取得し、この楽曲ID等を自己のRAM内に一時的に記憶する。
制御部20は、引き続きデータサーバ3からストリーミング配信される番組コンテンツを再生しながら(ステップS21)、ストリーミング配信の完了を待機する(ステップS22)。
そして、ストリーミング配信が完了すると、制御部20は、楽曲データのダウンロード配信をデータサーバ3に要求する(ステップS23)。つまり、制御部20は、ステップS20にて記憶した楽曲ID等を含んだ配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する。
なお、この配信要求情報は、データ量が少ないので、ストリーミング配信の完了を待つことなく、ストリーミング配信中に、データサーバ3に向けて送信してもよい。
その後、制御部20は、データサーバ3からのダウンロード配信を待機する。
【0056】
一方、データサーバ3の処理制御部41は、同様に、配信要求情報を受信すると(ステップS31)、この配信要求情報に従って、コンテンツ管理DB31から対象の楽曲データ(ダウンロードデータ)を読み出す(ステップS32)。そして、読み出した楽曲データをオーディオ機器1に向けてダウンロード配信する(ステップS33)。
【0057】
配信を待機していたオーディオ機器1の制御部20は、データサーバ3から配信が開始されると、ダウンロード配信される楽曲データをハードディスク15に順次格納する(ステップS24)。制御部20は、ダウンロード配信の完了を判別しながら(ステップS25)、ステップS24にて楽曲データの格納を繰り返す。
そして、ダウンロード配信が完了すると、制御部20は、コンテンツ受信処理を終了する。
【0058】
このように、図6を参照して説明したコンテンツ受信処理及びコンテンツ配信処理により、オーディオ機器1で伝送帯域が確認され、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能な場合にだけ、両方の配信がデータサーバ3に要求される。そして、オーディオ機器1は、両方の配信に十分な伝送帯域が確保されている状態で、ストリーミング配信される番組コンテンツと、ダウンロード配信される楽曲データとを並行して受信する。
また、並行配信が可能でない場合は、ストリーミング配信が完了した後に、オーディオ機器1によりダウンロード配信がデータサーバ3に要求される。そして、オーディオ機器1は、両方の配信に不十分な伝送帯域にて、ダウンロード配信される楽曲データを単独に受信する。
【0059】
このため、回線帯域(伝送帯域)を有効に活用でき、併せて、回線負荷を最小限にできる。そして、ストリーミング配信の途中で、番組コンテンツの再生が途絶えてしまうことを防止でき、また、楽曲データのダウンロード配信が適正時間で完了することとなる。
この結果、所定の伝送帯域において配信されるコンテンツを、適切に受信制御することができる。
【0060】
上記の第1の実施の形態では、ストリーミング配信中にダウンロード配信が指示された際に、伝送帯域が1度だけ確認され、両方の配信に十分な伝送帯域が確保されている場合に、そのまま並行配信を行う場合について説明した。しかしながら、伝送帯域が途中で変動することも考慮して、並行配信途中にも伝送帯域を逐次確認するようにしてもよい。
次に、この発明の第2の実施の形態に係るコンテンツ受信処理について、図7を参照して説明する。
【0061】
図7は、オーディオ機器1にて実行されるコンテンツ受信処理を説明するためのフローチャートである。
このコンテンツ受信処理も、例えば、ストリーミング配信の対象となる番組コンテンツの一覧が表示部19に表示された状態で、操作部18を介して利用者により任意の番組が選択された後に、制御部20により実行される。
なお、データサーバ3では、上述した図6に示すようなコンテンツ配信処理が処理制御部41により実行され、要求された番組コンテンツをストリーミング配信し、また、要求された楽曲データをダウンロード配信するものとする。
【0062】
まず、オーディオ機器1の制御部20は、ストリーミング配信を要求する配信要求情報(例えば、番組一覧から選択された番組ID等を含んだ配信要求情報)を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS41)。
一方、データサーバ3の処理制御部41は、この配信要求情報に応答して、コンテンツ管理DB31から番組コンテンツを読み出し、エンコード処理ユニット42等を制御して、番組コンテンツをオーディオ機器1に向けてストリーミング配信する。
【0063】
配信が開始されると、オーディオ機器1の制御部20は、データサーバ3からストリーミング配信される番組コンテンツを順次再生する(ステップS42)。制御部20は、番組コンテンツのストリーミング配信が完了したか否かを判別する(ステップS43)。
制御部20は、ストリーミング配信が完了していないと判別すると、操作部18のD/Lキーが押下されたか否かを判別する(ステップS44)。
【0064】
制御部20は、D/Lキーが押下されていないと判別すると、ステップS42に処理を戻し、上述のステップS42〜S44の処理を繰り返し実行する。
逆に、D/Lキーが押下されたと判別した場合に、制御部20は、ダウンロード配信を要求するための配信要求情報(例えば、現在再生しているストリームデータから取得した楽曲ID等を含んだ配信要求情報)を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS45)。
一方、データサーバ3の処理制御部41は、この配信要求情報に応答して、コンテンツ管理DB31から楽曲データを読み出し、通信制御部43を介して要求元のオーディオ機器1に向けて送信する(ダウンロード配信を試みる)。
【0065】
オーディオ機器1の制御部20は、ダウンロードを停止状態にする(ステップS46)。すなわち、制御部20は、配信されてくる楽曲データを受信しないことにより、データサーバ3からのダウンロード配信を停止状態とする。
それでも、データサーバ3からストリーミング配信される番組コンテンツだけは受信し、この番組コンテンツを順次再生する(ステップS47)。
【0066】
制御部20は、現在の伝送帯域を確認し(ステップS48)、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを判別する(ステップS49)。
制御部20は、両方の並行配信が可能でない(両方の配信に十分な伝送帯域でない)と判別すると、ステップS46に処理を戻し、上述のステップS46〜S49の処理を繰り返し実行する。つまり、伝送帯域を確認しながら、ストリーミング配信による番組コンテンツの再生だけを行う。
逆に、両方の並行配信が可能である(両方の配信に十分な伝送帯域である)と判別した場合に、制御部20は、ダウンロードの停止状態を解除し、ダウンロード配信される楽曲データを、所定量だけ受信して、ハードディスク15に格納する(ステップS50)。つまり、この間だけ、ストリーミング配信と並行して、ダウンロード配信が行われることとなる。すなわち、制御部20は、ダウンロードの停止状態を解除すると、ストリーミング配信される番組コンテンツを順次再生すると共に、ダウンロード配信される楽曲データを所定量だけ受信し、ハードディスク15に格納する。
制御部20は、ダウンロード配信が完了したか否かを判別する(ステップS51)。制御部20は、ダウンロード配信が完了していないと判別すると、上述のステップS46に処理を戻す。逆に、ダウンロード配信が完了したと判別した場合に、制御部20は、上述のステップS42に処理を戻す。
また、上述のステップS43にて、ストリーミング配信が完了したと判別した場合に、制御部20は、コンテンツ受信処理を終了する。
【0067】
このように、図7を参照して説明したコンテンツ受信処理により、オーディオ機器1は、並行配信途中にも伝送帯域が逐次確認し、両方の配信に十分な伝送帯域が確保されている場合にだけ、ストリーミング配信される番組コンテンツと、ダウンロード配信される楽曲データとを並行して受信する。
このため、伝送帯域が途中で変動する場合でも、回線帯域(伝送帯域)を有効に活用でき、併せて、回線負荷を最小限にできる。そして、ストリーミング配信の途中で、番組コンテンツの再生が途絶えてしまうことを防止でき、また、楽曲データのダウンロード配信が適正時間で完了することとなる。
この結果、所定の伝送帯域において配信されるコンテンツを、適切に受信制御することができる。
【0068】
上述した第1及び第2の実施の形態では、伝送帯域を確認しつつ、ストリーミング配信とダウンロード配信とを並行して行う場合について説明した。それでも、ダウンロード配信の代わりにストリーミング配信される番組コンテンツの必要箇所(楽曲データ)をハードディスク15に格納できるならば、ストリーミング配信だけで、伝送帯域を占有できることになる。つまり、あえて、ストリーミング配信とダウンロード配信とを並行して行う必要がなくなり、伝送帯域をあまり考慮しなくて済むようになる。
次に、この発明の第3の実施の形態に係るコンテンツ受信処理について、図8を参照して説明する。
【0069】
図8は、オーディオ機器1にて実行されるコンテンツ受信処理を説明するためのフローチャートである。
このコンテンツ受信処理も、例えば、ストリーミング配信の対象となる番組コンテンツの一覧が表示部19に表示された状態で、操作部18を介して利用者により任意の番組が選択された後に、制御部20により実行される。
なお、データサーバ3では、上述した図6に示すようなコンテンツ配信処理が処理制御部41により実行され、要求された番組コンテンツだけをストリーミング配信するものとする。
【0070】
まず、オーディオ機器1の制御部20は、ストリーミング配信を要求する配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS61)。
一方、データサーバ3の処理制御部41は、この配信要求情報に応答して、対応する番組コンテンツをオーディオ機器1に向けてストリーミング配信する。
【0071】
配信が開始されると、オーディオ機器1の制御部20は、データサーバ3からストリーミング配信される番組コンテンツを順次再生する(ステップS62)。制御部20は、番組コンテンツのストリーミング配信が完了したか否かを判別する(ステップS63)。
制御部20は、ストリーミング配信が完了していないと判別すると、操作部18のD/Lキーが押下されたか否かを判別する(ステップS64)。
【0072】
制御部20は、D/Lキーが押下されていないと判別すると、ステップS62に処理を戻し、上述のステップS62〜S64の処理を繰り返し実行する。
逆に、D/Lキーが押下されたと判別した場合に、制御部20は、楽曲を指定した番組コンテンツの再配信を要求するための再配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS65)。
例えば、制御部20は、現在再生している番組コンテンツの番組ID及び、再生しているストリームデータに付加される楽曲ID等を含んだ再配信要求情報を生成し、その楽曲からの番組コンテンツの再配信をデータサーバ3に要求する。
【0073】
一方、データサーバ3の処理制御部41は、この再配信要求情報に応答して、エンコード処理ユニット42等を制御して、指定された楽曲(楽曲データ)から始まる番組コンテンツをオーディオ機器1に向けてストリーミング配信する。例えば、処理制御部41は、コンテンツ管理DB31から対象の番組コンテンツを読み出すと、対象の楽曲データの直前までデータを読み飛ばした後に、番組コンテンツをエンコード処理ユニット42に供給する。そして、エンコード処理ユニット42は、指定された楽曲データから始まる番組コンテンツの再配信を開始する。
【0074】
再配信が開始されると、データサーバ3からストリーミング配信される楽曲データを順次再生すると共に、配信される楽曲データ(ストリームデータ)を順次ハードディスク15に格納する(ステップS66)。つまり、それまで再生されていた番組コンテンツ(楽曲データ)は途中で中断され、同じ楽曲データの頭から再度再生される。そして、これと並行して、楽曲データ(ストリームデータ)が順次ハードディスク15に格納される。
【0075】
制御部20は、楽曲配信(現在の楽曲データのストリーミング配信)が完了したか否かを判別する(ステップS67)。
制御部20は、楽曲配信が完了していないと判別すると、上述のステップS66にて楽曲データの再生及び格納を繰り返す。逆に、楽曲配信が完了したと判別した場合に、制御部20は、上述のステップS62に処理を戻す。
また、上述のステップS63にて、ストリーミング配信が完了したと判別した場合に、制御部20は、コンテンツ受信処理を終了する。
【0076】
このように、図8を参照して説明したコンテンツ受信処理により、ストリーミング配信される番組コンテンツ中における所望の楽曲データが、ダウンロード配信される楽曲データの代わりに、ハードディスク15に格納される。これにより、ストリーミング配信とダウンロード配信とを並行して行う必要がなくなり、伝送帯域をあまり考慮しなくて済むようになる。
この場合も、所定の伝送帯域において配信されるコンテンツを、適切に受信制御することができる。
【0077】
上記の実施の形態では、データサーバ3が番組コンテンツや楽曲データを配信する場合について説明したが、配信対象のコンテンツは、楽曲データ等に限られず任意である。例えば、データサーバ3は、映像データから構成されるコンテンツを配信してもよい。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、所定の伝送帯域において配信されるコンテンツを、適切に受信制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報配信システムの構成の一例を示す模式図である。
【図2】オーディオ機器の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】データサーバの構成の一例を示すブロック図である。
【図4】コンテンツ管理DBに記憶される情報の一例を示す模式図であって、(a)が番組コンテンツ管理情報の図であり、(b)が楽曲データ管理情報の図である。
【図5】利用者情報管理DBの具体的な内容の一例を示す模式図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ受信処理及び、コンテンツ配信処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るコンテンツ受信処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るコンテンツ受信処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 オーディオ機器
11 チューナユニット
12 MD記録再生ユニット
13 信号処理部
14 ネットワークアダプタ
15 ハードディスク
16 フラッシュメモリ
17 計時ユニット
18 操作部
19 表示部
20 制御部
21 ソース選択部
22 アンプ
23 スピーカ
3 データサーバ
30 データベース
31 コンテンツ管理DB
32 利用者情報管理DB
41 処理制御部
42 エンコード処理ユニット
43 通信制御部

Claims (11)

  1. サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
    前記サーバは、
    配信対象のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記オーディオ機器からの要求に応答して、前記コンテンツ記憶手段に記憶された対象のコンテンツをストリーミング配信又はダウンロード配信にて、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、を備え、
    前記オーディオ機器は、
    前記配信手段により前記サーバから配信されるコンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信手段がストリーミング配信されるコンテンツを受信中に、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により並行配信が可能であると判別されると、前記受信手段に、ストリーミング配信されるコンテンツの受信と並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを受信させる受信制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする配信システム。
  2. 前記受信制御手段は、前記判別手段により並行配信が可能でないと判別されると、前記受信手段を制御して、ストリーミング配信されるコンテンツの受信が完了した後に、ダウンロード配信されるコンテンツを受信させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配信システム。
  3. 前記取得手段は、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを逐次取得し、
    前記判別手段は、前記取得手段が逐次取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを逐次判別し、
    前記受信制御手段は、前記判別手段により並行配信が可能であると判別されているタイミングで、前記受信手段に、ストリーミング配信されるコンテンツと並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを所定量だけ受信させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配信システム。
  4. サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
    前記サーバは、
    複数の楽曲データから構成される番組コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記オーディオ機器からの要求に応じて、前記コンテンツ記憶手段に記憶された対象の番組コンテンツを、ストリーミング配信にて前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、を備え、
    前記オーディオ機器は、
    前記配信手段により前記サーバからストリーミング配信される番組コンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した番組コンテンツをストリーミング再生する再生手段と、
    任意の楽曲データの格納を指示する指示情報に対応し、前記再生手段がストリーミング再生するのと並行して、前記受信手段が受信した番組コンテンツ中の対象となる楽曲データを所定の記憶部に格納する格納手段と、を備える、
    ことを特徴とする配信システム。
  5. 前記配信手段は、オーディオ機器からの要求に応じて、番組コンテンツ中の任意の楽曲データから始まるように、番組コンテンツを再配信し、
    前記格納手段は、前記再生手段が再配信された番組コンテンツをストリーミング再生するのと並行して、前記受信手段が受信した再配信された最初の楽曲データを所定の記憶部に格納する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の配信システム。
  6. コンテンツをストリーミング配信又はダウンロード配信にて配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
    前記サーバから配信されるコンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信手段がストリーミング配信されるコンテンツを受信中に、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により並行配信が可能であると判別されると、前記受信手段に、ストリーミング配信されるコンテンツの受信と並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを受信させる受信制御手段と、
    を備えることを特徴とするオーディオ機器。
  7. 前記取得手段は、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを逐次取得し、
    前記判別手段は、前記取得手段が逐次取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを逐次判別し、
    前記受信制御手段は、前記判別手段により並行配信が可能であると判別されているタイミングで、前記受信手段に、ストリーミング配信されるコンテンツと並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを所定量だけ受信させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載のオーディオ機器。
  8. 複数の楽曲データから構成される番組コンテンツをストリーミング配信にて配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
    前記サーバからストリーミング配信される番組コンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した番組コンテンツをストリーミング再生する再生手段と、
    任意の楽曲データの格納を指示する指示情報に対応し、前記再生手段がストリーミング再生するのと並行して、前記受信手段が受信した番組コンテンツ中の対象となる楽曲データを所定の記憶部に格納する格納手段と、
    を備えることを特徴とするオーディオ機器。
  9. コンテンツをストリーミング配信又はダウンロード配信にて配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器における受信制御方法であって、
    サーバから配信されるコンテンツを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにてストリーミング配信されるコンテンツを受信中に、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにて並行配信が可能であると判別されると、前記受信ステップを制御し、ストリーミング配信されるコンテンツの受信と並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを受信させる受信制御ステップと、
    を備えることを特徴とする受信制御方法。
  10. 前記取得ステップは、伝送用に確保されている伝送帯域の大きさを逐次取得し、
    前記判別ステップは、前記取得ステップにて逐次取得した伝送帯域の大きさに従って、ストリーミング配信とダウンロード配信との並行配信が可能であるか否かを逐次判別し、
    前記受信制御ステップは、前記判別ステップにて並行配信が可能であると判別されているタイミングで、前記受信ステップを制御して、ストリーミング配信されるコンテンツと並行して、ダウンロード配信されるコンテンツを所定量だけ受信させる、
    ことを特徴とする請求項9に記載の受信制御方法。
  11. 複数の楽曲データから構成される番組コンテンツをストリーミング配信にて配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器における受信制御方法であって、
    サーバからストリーミング配信される番組コンテンツを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信した番組コンテンツをストリーミング再生する再生ステップと、
    任意の楽曲データの格納を指示する指示情報に対応し、前記再生ステップにてストリーミング再生されるのと並行して、前記受信ステップにて受信した番組コンテンツ中の対象となる楽曲データを所定の記憶部に格納する格納ステップと、
    を備えることを特徴とする受信制御方法。
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