JP2004102035A - 配信システム、サーバ、オーディオ機器、配信制御方法および再生制御方法 - Google Patents

配信システム、サーバ、オーディオ機器、配信制御方法および再生制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】番組コンテンツ等の配信を適切に制御できる配信システムを提供することである。
【解決手段】通常再生状態である場合に、データサーバ3は、(a)に示すような番組コンテンツを、そのままエンコード処理し、(b)に示すように、連続したストリームデータを生成して、オーディオ機器1に向けて配信する。そして、オーディオ機器1は、連続したストリームデータが配信されると、(b)に示すように、通常再生による楽曲音を出力する。一方、早送り状態である場合に、データサーバ3は、(c)に示すような間引いた番組コンテンツをエンコード処理し、(d)に示すように、間引いたストリームデータを生成して、オーディオ機器1に向けて配信する。そして、オーディオ機器1は、間引かれたストリームデータが配信されると、(d)に示すように、早送り再生による楽曲音を出力する。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、配信システム、サーバ、オーディオ機器、配信制御方法および再生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワークの高速化や、データ圧縮技術の発展に伴って、楽曲データ等の配信を行う情報配信システムが普及して来ている。このような情報配信システムにおいて、一般に、利用者は、パーソナルコンピュータ(パソコン)を使用してインターネットに接続し、所定の音楽配信サイト等にアクセスする。そして、パソコンは、利用者の操作に従って、アクセス先の音楽配信サイトから所望の楽曲データをダウンロードし、ダウンロードが完了した楽曲データを再生する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−74814号公報 (第6−7頁、第1図)
【0004】
また、音楽配信サイトにおいては、ストリーミングと呼ばれ、楽曲データ全てのダウンロードを待たずに、楽曲データを順次受信しながら再生するタイプの音楽配信も行われている。このようなストリーミングによる音楽配信では、複数の楽曲データ等から構成される番組コンテンツが配信される場合が多い。つまり、容量の小さい楽曲データ(1曲分等)であれば、ダウンロード配信でも、再生までに利用者を待たせる必要がないが、容量の大きい番組コンテンツ(複数曲分のデータ等)であれば、利用者をかなり待たせてしまうこととなる。
そのため、順次受信しながら再生が可能な、ストリーミングにより、このような番組コンテンツが配信される場合が多い。
【0005】
このようなストリーミングによる音楽配信では、利用者は、順次配信される番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)をそのまま聴くのが一般的であった。例えば、音楽配信サイトとパソコンとの間で配信が開始されると、音楽配信サイトからは、一方的に楽曲データ等がストリーミング配信され、受信したパソコンにて楽曲データ等の再生が順次行われる。
つまり、ストリーミング配信では、一旦配信が開始されると、あたかも、既存のラジオ放送番組のように、番組内容を順番に配信して、利用者に聴かせることとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなストリーミング配信を行う従来の情報配信システムでは、以下のような問題が生じていた。
例えば、ストリーミング配信される番組コンテンツを聴いている途中で、好みでない楽曲(苦手な楽曲等)が流れた場合、利用者は、ラジオ放送番組を聴いているのと同様に、我慢して聴き続けたり、音量を下げたりする必要があった。
また、番組コンテンツの聴取を一旦止めてしまった後に、再度、同じ番組コンテンツの配信を受ける場合、利用者は、既に聴いてしまった楽曲等も含めて始めから番組コンテンツを聴き直す必要があった。
【0007】
このように、従来の情報配信システムでは、番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)を一方的にストリーミング配信するだけであるため、自由度がなく、利用者にとって極めて使いにくいものとなっていた。
【0008】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、番組コンテンツ等の配信を適切に制御することのできる配信システム、サーバ、オーディオ機器、配信制御方法および再生制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る配信システムは、
サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
前記サーバは、
配信対象のコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報を受信する要求情報受信手段と、
前記要求情報受信手段が受信した早送り要求情報に応答して、前記配信手段を制御し、予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを配信させる配信制御手段と、を備え、
前記オーディオ機器は、
前記配信手段によって前記サーバから配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
早送り再生を指示する指示情報に対応し、早送り要求情報を生成して、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る配信システムは、
サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
前記サーバは、
配信対象のコンテンツを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されるコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信手段と、
前記要求情報受信手段が早送り要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを配信させ、前記要求情報受信手段が通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して連続したストリームデータを配信させる配信制御手段と、を備え、
前記オーディオ機器は、
前記配信手段によって前記サーバから配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成手段と、
前記要求情報生成手段が生成した要求情報を、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る配信システムは、
サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
前記サーバは、
配信対象のコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報を受信する要求情報受信手段と、
前記要求情報受信手段が受信した早送り要求情報に応答して、前記配信手段を制御し、予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にてストリームデータを配信させる配信制御手段と、を備え、
前記オーディオ機器は、
前記配信手段によって前記サーバから配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
前記受信手段が高速の転送速度にて配信されるストリームデータを受信すると、受信したストリームデータを予め定められた規則で間引いて得たデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
早送り再生を指示する指示情報に対応し、早送り要求情報を生成して、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係る配信システムは、
サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
前記サーバは、
配信対象のコンテンツを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されるコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信手段と、
前記要求情報受信手段が早送り要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にてストリームデータを配信させ、前記要求情報受信手段が通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた通常の転送速度にてストリームデータを配信させる配信制御手段と、を備え、
前記オーディオ機器は、
前記配信手段によって前記サーバから配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
前記受信手段が高速の転送速度にて配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータを予め定められた規則で間引いて得たデータに従って、楽曲音を再生し、前記受信手段が通常の転送速度にて配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成手段と、
前記要求情報生成手段が生成した要求情報を、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係るサーバは、
ネットワークを介して接続されたオーディオ機器に、コンテンツを配信するサーバであって、
配信対象のコンテンツを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されるコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信手段と、
前記要求情報受信手段が早送り要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを配信させ、前記要求情報受信手段が通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して連続したストリームデータを配信させる配信制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の第6の観点に係るサーバは、
ネットワークを介して接続されたオーディオ機器に、コンテンツを配信するサーバであって、
配信対象のコンテンツを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されるコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信手段と、
前記要求情報受信手段が早送り要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にてストリームデータを配信させ、前記要求情報受信手段が通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた通常の転送速度にてストリームデータを配信させる配信制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明の第7の観点に係るオーディオ機器は、
コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成手段と、
前記要求情報生成手段が生成した要求情報を、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、
前記要求情報送信手段が送信した要求情報に応答して、前記サーバから配信される予め定められた規則に従って間引かれたストリームデータ又は、連続したストリームデータを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
を備えることを特徴とする。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明の第8の観点に係るオーディオ機器は、
コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成手段と、
前記要求情報生成手段が生成した要求情報を、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、
前記要求情報送信手段が送信した要求情報に応答して、前記サーバから予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にて配信されるストリームデータ又は、予め定められた通常の転送速度にて配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
前記受信手段が高速の転送速度にて配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータを予め定められた規則で間引いて得たデータに従って、楽曲音を再生し、前記受信手段が通常の転送速度にて配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
を備えることを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するため、本発明の第9の観点に係る配信制御方法は、
ネットワークを介して接続されたオーディオ機器に、コンテンツを配信するサーバにおける配信制御方法であって、
配信対象のコンテンツに従ったストリームデータを、オーディオ機器に向けて配信する配信ステップと、
オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信ステップと、
前記要求情報受信ステップにて早送り要求情報を受信した場合に、前記配信ステップを制御して予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを配信させ、前記要求情報受信ステップにて通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信ステップを制御して連続したストリームデータを配信させる配信制御ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0018】
上記目的を達成するため、本発明の第10の観点に係る配信制御方法は、
ネットワークを介して接続されたオーディオ機器に、コンテンツを配信するサーバにおける配信制御方法であって、
配信対象のコンテンツに従ったストリームデータを、オーディオ機器に向けて配信する配信ステップと、
オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信ステップと、
前記要求情報受信ステップにて早送り要求情報を受信した場合に、前記配信ステップを制御して予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にてストリームデータを配信させ、前記要求情報受信ステップにて通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信ステップを制御して予め定められた通常の転送速度にてストリームデータを配信させる配信制御ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0019】
上記目的を達成するため、本発明の第11の観点に係る再生制御方法は、
コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器における再生制御方法であって、
早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成ステップと、
前記要求情報生成ステップにて生成した要求情報を、サーバに向けて送信する要求情報送信ステップと、
前記要求情報送信ステップにて送信した要求情報に応答して、サーバから配信される予め定められた規則に従って間引かれたストリームデータ又は、連続したストリームデータを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0020】
上記目的を達成するため、本発明の第12の観点に係る再生制御方法は、
コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器における再生制御方法であって、
早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成ステップと、
前記要求情報生成ステップにて生成した要求情報を、サーバに向けて送信する要求情報送信ステップと、
前記要求情報送信ステップにて送信した要求情報に応答して、サーバから予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にて配信されるストリームデータ又は、予め定められた通常の転送速度にて配信されるストリームデータを受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて高速の転送速度で配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータを予め定められた規則で間引いて得たデータに従って、楽曲音を再生し、前記受信ステップにて通常の転送速度で配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる情報配信システムについて、以下図面を参照して説明する。
【0022】
図1は、この発明の実施の形態に適用される情報配信システムの構成の一例を示す模式図である。図示するように、このシステムは、オーディオ機器1と、データサーバ3とから構成される。なお、オーディオ機器1とデータサーバ3とは、インターネット等のネットワーク9を介して接続されている。
【0023】
まず、オーディオ機器1について、図2を参照して説明する。図2は、オーディオ機器1の構成の一例を示すブロック図である。図示するように、オーディオ機器1は、チューナユニット11と、MD記録再生ユニット12と、信号処理部13と、ネットワークアダプタ14と、ハードディスク15と、フラッシュメモリ16と、計時ユニット17と、操作部18と、表示部19と、制御部20と、ソース選択部21と、アンプ22と、スピーカ23とを含んで構成される。
【0024】
チューナユニット11は、所定のアンテナを介してAM放送やFM放送等の放送番組を受信し、受信した番組音声をソース選択部21に供給する。
【0025】
MD(ミニディスク)記録再生ユニット12は、信号処理部13に制御され、MD(記録用MD)に楽曲データを記録する。
例えば、MD記録再生ユニット12は、NetMD(登録商標)規格に準じた記録再生ユニットであり、ハードディスク15に格納された楽曲データを、MDに記録し(チェックアウトし)、また、MDに記録した楽曲データをハードディスク15に戻す(チェックインする)。
また、MD記録再生ユニット12は、MDに記録した楽曲データから音声信号を再生し、再生した音声信号をソース選択部21に供給する。
【0026】
信号処理部13は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)等からなり、制御部20から供給される動作命令等に従って、MD記録再生ユニット12の記録・再生動作を制御する。
また、信号処理部13は、ハードディスク15に格納された楽曲データ(例えば、暗号化されたATRAC3データやPCMデータ等)の抽出及び、復号を行い、音声信号を再生する。そして、再生した音声信号をソース選択部21に供給する。
更に、信号処理部13は、データサーバ3からストリーミング配信された番組コンテンツ(例えば、複数の楽曲データ等からなるストリームデータ)が供給されると、デコード等を行い、復号した音声信号をソース選択部21に供給する。
【0027】
ネットワークアダプタ14は、例えば、LAN(Local Area Network)カードや高速モデム等からなり、制御部20に制御され、ネットワーク9を介してデータサーバ3との間で必要な情報を送受信する。
例えば、ネットワークアダプタ14は、番組コンテンツ等の配信を要求する配信要求情報をデータサーバ3に送信する。また、送信した配信要求情報に応答してデータサーバ3から配信される番組コンテンツ(ストリームデータ等)や楽曲データ(ダウンロードデータ等)を受信する。
【0028】
ハードディスク15は、所定容量の磁気ディスクユニットからなり、データサーバ3から配信された楽曲データ(ダウンロードデータ等)を記憶する。
また、ハードディスク15は、制御部20に制御され、記憶している楽曲データを信号処理部13等に供給する。
【0029】
フラッシュメモリ16は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等からなり、ユーザID、パスワード及び、機器ID等を記憶する。
これらのユーザIDやパスワード等は、制御部20に適宜読み出され、オーディオ機器1がネットワーク9を介して最初にデータサーバ3にアクセスする際に、ユーザ認証のために使用される。
【0030】
計時ユニット17は、クロック回路等からなり、現在日付(年月日)及び、現在時間(時分秒)等を計時する。
また、計時ユニット17は、タイマ機能も備えており、設定された日時になると、制御部20に対して、所定動作の開始を指示する。
【0031】
操作部18は、オーディオ機器1の前面に配置された複数のキースイッチやアナログスイッチ等からなり、利用者の操作に従った指示情報を入力して制御部20に供給する。
例えば、操作部18には、データサーバ3に対して番組コンテンツ等の配信を要求するための要求キーや、配信される番組コンテンツの早送り再生を指示するための早送りキーや、早送り再生から通常再生への復帰を指示するための再生キー等が含まれている。
なお、早送り再生から通常再生への復帰を指示するためのキーは、再生キーに限られず任意である。例えば、早送り再生状態において、早送りキーを再度押すことにより、通常再生への復帰が指示されるようにしてもよい。
【0032】
表示部19は、蛍光表示管や液晶表示ユニット等からなり、制御部20に制御され、オーディオ機器1の動作状況等を示すシンボルやメッセージ等を表示する。
例えば、表示部19は、データサーバ3にて配信可能となる番組コンテンツの一覧(番組一覧)等の情報を表示したり、配信される番組コンテンツの再生状態(早送り再生や通常再生等)を示すシンボル等を表示したりする。
【0033】
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及び、RAM(Random Access Memory)を含んだ1チップマイコン等からなり、オーディオ機器1全体を制御する。
【0034】
例えば、制御部20は、利用者により操作部18の要求キーが押下されると、番組コンテンツの配信を要求するための配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する。そして、この配信要求情報に応答して、データサーバ3から番組コンテンツ(例えば、複数の楽曲データ等からなるストリームデータ)がストリーミング配信されると、制御部20は、受信した番組コンテンツ(ストリームデータ)を信号処理部13に順次供給して、楽曲音等をスピーカ23から出力させる。
また、ストリーミング配信される番組コンテンツを通常再生中に、利用者により操作部18の早送りキーが押下されると、制御部20は、間引いたストリームデータの配信を要求する早送り要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する。そして、この早送り要求情報に応答して、データサーバ3から間引かれたストリームデータが配信されると、制御部20は、受信したストリームデータを信号処理部13に順次供給して、早送りの楽曲音等をスピーカ23から出力させる。
更に、このような早送り再生中に、利用者により操作部18の再生キーが押下されると、制御部20は、通常の連続したストリームデータの配信を要求する復帰要求情報を生成して、データサーバ3に送信する。そして、この復帰要求情報に応答して、データサーバ3から通常の連続したストリームデータが配信されると、制御部20は、受信したストリームデータを信号処理部13に供給して、通常再生の楽曲音等をスピーカ23から出力させる。
【0035】
なお、このようなストリーミング配信でなく、ダウンロード配信により楽曲データ等が配信される場合には、制御部20は、1まとまり(1曲分等)の楽曲データ等を受信してハードディスク15に格納した後に、格納した楽曲データ等を再生する。
【0036】
ソース選択部21は、入力切換スイッチ等からなり、制御部20に制御され、チューナユニット11、MD記録再生ユニット12及び、信号処理部13の何れか1つを入力ソースとして選択する。ソース選択部21は、選択した入力ソースから出力される音声信号をアンプ22に供給する。
【0037】
アンプ22は、所定の増幅回路等からなり、ソース選択部21を介して供給された音声信号を適宜増幅し、増幅した音声信号をスピーカ23に供給する。
【0038】
スピーカ23は、ステレオスピーカ等からなり、アンプ22にて増幅された音声信号に従って、音声(楽曲音等)を出力する。
【0039】
次に、データサーバ3について、図3を参照して説明する。図3は、データサーバ3の構成の一例を示すブロック図である。図示するように、データサーバ3は、データベース30と、処理制御部41と、エンコード処理ユニット42と、通信制御部43とを含んで構成される。
【0040】
データベース30は、例えば、コンテンツ管理DB31と、利用者情報管理DB32とからなる。
コンテンツ管理DB31は、複数の楽曲データ等から構成される番組コンテンツを管理するデータベースである。具体的にコンテンツ管理DB31は、図4に示すように、番組ID、ch番号、番組名、及び、格納アドレス等の情報を記憶する。
なお、番組IDとは、番組コンテンツを特定するためのユニークな識別情報である。また、ch番号とは、番組(番組コンテンツ)に割り振られたチャンネル番号である。
【0041】
利用者情報管理DB32は、データサーバ3にアクセスしサービスを利用できる利用者についての情報を管理するデータベースである。具体的に利用者情報管理DB32は、図5に示すように、利用者を特定するユーザID、パスワード及びユーザ名等や、利用者が好んで聴く楽曲のジャンル、楽曲名やアーティスト等を設定しておくための嗜好情報等を記憶する。
【0042】
図3に戻って、処理制御部41は、所定のコンピュータユニットからなり、データサーバ3全体を制御する。
例えば、処理制御部41は、通信制御部43を介して、オーディオ機器1から送られる配信要求情報を受信すると、コンテンツ管理DB31を検索し、対応する番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)を取得する。そして、取得した番組コンテンツを、通信制御部43を介して、オーディオ機器1に向けて配信する。
その際、ストリーミング配信によって番組コンテンツをオーディオ機器1に配信する場合に、処理制御部41は、コンテンツ管理DB31から取得した番組コンテンツを、配信モードに従ってエンコード処理ユニット42に供給する。
なお、配信モードとは、オーディオ機器1における再生状態(早送り再生や通常再生等)に対応した配信動作を規定する情報である。具体的にこの配信モードには、例えば、「通常配信」又は「早送り配信」がセットされ、処理制御部41内のメモリ等に記憶保持される。
【0043】
そして、処理制御部41は、この配信モードに「通常配信」がセットされている状態で、通常の番組コンテンツをエンコード処理ユニット42に供給し、また、配信モードに「早送り配信」がセットされている状態で、データを間引いた番組コンテンツをエンコード処理ユニット42に供給する。
【0044】
エンコード処理ユニット42は、番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)を、オーディオ機器1にて再生可能となるストリームデータ形式に、リアルタイムにエンコードするエンコーダ回路等からなる。
エンコード処理ユニット42は、処理制御部41から供給された番組コンテンツをストリームデータに順次エンコードし、エンコードした番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)を、通信制御部43を介してオーディオ機器1に向けて配信する。
その際、通常の番組コンテンツが処理制御部41から供給されている状態(配信モード:「通常配信」)で、エンコード処理ユニット42は、通常の連続したストリームデータをオーディオ機器1に配信する。また、データの間引かれた番組コンテンツが処理制御部41から供給されている状態(配信モード:「早送り配信」)で、間引いたストリームデータをオーディオ機器1に配信する。
なお、エンコード処理ユニット42によって番組コンテンツを順次エンコードする代わりに、予め配信用にオーサリングされた番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)をコンテンツ管理DB31に格納しておいてもよい。
【0045】
通信制御部43は、回線制御装置やゲートウェイ装置等からなり、ネットワーク9を介して、データサーバ3とオーディオ機器1との間に必要な情報を送受信する。
【0046】
以下、この発明の実施の形態にかかる情報配信システムの動作について、図6等を参照して説明する。
図6は、オーディオ機器1にて実行される配信要求処理及び、データサーバ3にて実行される番組配信処理を説明するためのフローチャートである。
なお、オーディオ機器1では、例えば、配信対象の番組(番組コンテンツ)の一覧が表示部19に表示された状態で、操作部18を介して利用者により任意の番組が選択された後に、制御部20により配信要求処理が実行されるものとする。また、データサーバ3では、オーディオ機器1からのネットワーク9を介したアクセスに応答して、処理制御部41により番組配信処理が実行されるものとする。
【0047】
まず、オーディオ機器1の制御部20は、選択した番組コンテンツの配信を要求する配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS11)。
例えば、制御部20は、番組ID及びch番号を含む配信要求情報を生成し、対応する番組コンテンツの配信をデータサーバ3に要求する。
その後、制御部20は、データサーバ3から番組コンテンツの配信が開始されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS12)。
【0048】
一方、データサーバ3の処理制御部41は、オーディオ機器1から送られる配信要求情報の受信を待機し(ステップS21)、そして、配信要求情報を受信すると、受信した配信要求情報に含まれる番組ID等に従って、コンテンツ管理DB31から対象の番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)を読み出す(ステップS22)。
処理制御部41は、自己のメモリにて管理する配信モードに、初期値の「通常配信」をセットする(ステップS23)。
【0049】
そして、処理制御部41は、配信モードを参照し、現在の配信動作状況が早送り状態となっているか否かを判別する(ステップS24)。
処理制御部41は、早送り状態でない(配信モードが「通常配信」である)と判別した場合、エンコード処理ユニット42を制御して、通常に連続したストリームデータを、オーディオ機器1に向けて配信する(ステップS25)。
具体的に処理制御部41は、図7(a)に示すような番組コンテンツ(番組内容がa〜g・・・)を、そのままエンコード処理ユニット42に供給する。そして、エンコード処理ユニット42は、図7(b)に示すように、連続したストリームデータ(a〜d・・・のストリームパケット)を生成し、オーディオ機器1に向けて配信する。
【0050】
逆に、上述のステップS24にて、現在の配信動作状況が早送り状態である(配信モードが「早送り配信」である)と判別した場合に、処理制御部41は、エンコード処理ユニット42を制御して、予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを、オーディオ機器1に向けて配信する(ステップS26)。
具体的に処理制御部41は、図7(a)の番組コンテンツ(番組内容がa〜g・・・)を間引いて、図7(c)に示すような番組コンテンツ(番組内容がa,c,e,g,・・・)を生成して、エンコード処理ユニット42に供給する。そして、エンコード処理ユニット42は、図7(d)に示すように、間引いたストリームデータ(a,c,e,g,・・・のストリームパケット)を生成し、オーディオ機器1に向けて配信する。
なお、間引いたストリームデータの生成方法は任意である。例えば、通常の番組コンテンツが供給された状態で、エンコード処理ユニット42が予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを生成するようにしてもよい。
【0051】
図6に戻って、配信開始を待機していたオーディオ機器1の制御部20は、ストリーミング配信が開始されると、データサーバ3から配信される楽曲データ等(番組コンテンツ)を再生する(ステップS13)。つまり、制御部20は、ネットワークアダプタ14を介して順次受信したストリームデータを信号処理部13に供給し、信号処理部13にてデコードした(再生した)楽曲音をスピーカ23から出力させる。
【0052】
この際、図7(b)に示すように、データサーバ3から、連続したストリームデータが配信された場合に、制御部20は、受信したストリームデータを信号処理部13に順次供給し、通常再生による楽曲音(a〜d・・・の音声)をスピーカ23から出力する。
また、図7(d)に示すように、データサーバ3から、間引かれたストリームデータが配信された場合に、制御部20は、受信したストリームデータを信号処理部13に順次供給し、早送り再生による楽曲音(a,c,e,g,・・・の音声)をスピーカ23から出力する。
【0053】
図6に戻って制御部20は、操作部18の早送りキーが操作され、早送り指示がなされたか否かを判別する(ステップS14)。制御部20は、早送り指示がないと判別すると、後述するステップS16に処理を進める。
逆に、早送り指示があったと判別すると、制御部20は、間引いたストリームデータの配信を要求する早送り要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS15)。
なお、早送り要求情報をデータサーバ3に送信するのは、オーディオ機器1がその時点で通常再生状態であった場合に限り、この早送り要求情報をデータサーバ3に送信した後に、オーディオ機器1は、早送り再生状態となる。そして、制御部20は、早送り再生状態であることを示すシンボル等を表示部19に表示する。
【0054】
また、制御部20は、操作部18の再生キーが操作され、通常再生への復帰指示がなされたか否かを判別する(ステップS16)。制御部20は、復帰指示がないと判別すると、後述するステップS18に処理を進める。
逆に、復帰指示があったと判別すると、制御部20は、連続したストリームデータの配信を要求する復帰要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS17)。
なお、復帰要求情報をデータサーバ3に送信するのは、オーディオ機器1がその時点で早送り再生状態であった場合に限り、この復帰要求情報をデータサーバ3に送信した後に、オーディオ機器1は、通常再生状態となる。そして、制御部20は、通常再生状態であることを示すシンボル等を表示部19に表示する。
【0055】
制御部20は、番組コンテンツの配信が終了したか否かを判別する(ステップS18)。
制御部20は、配信が終了していないと判別すると、ステップS13に処理を戻し、上述のステップS13〜S18の処理を繰り返し実行する。
逆に、配信が終了したと判別すると、制御部20は、配信要求処理を終了する。
【0056】
一方、データサーバ3の処理制御部41は、オーディオ機器1から送られる早送り要求情報を受信したか否かを判別し(ステップS27)、早送り要求情報を受信した場合にだけ、配信モードに「早送り配信」をセットする(ステップS28)。
また、処理制御部41は、オーディオ機器1から送られる復帰要求情報を受信したか否かを判別し(ステップS29)、復帰要求情報を受信した場合にだけ、配信モードに「通常配信」をセットする(ステップS30)。
【0057】
処理制御部41は、番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)の配信が完了したか否かを判別する(ステップS31)。
処理制御部41は、配信が完了していないと判別すると、ステップS24に処理を戻し、上述のステップS24〜S31の処理を繰り返し実行する。
逆に、配信が完了したと判別すると、処理制御部41は、番組配信処理を終了する。
【0058】
このように、図6を参照して説明した配信要求処理及び番組配信処理により、オーディオ機器1から送られる要求情報(早送り要求情報又は、復帰要求情報)に応じて、データサーバ3の配信モードが切り替わり、配信モードに従ったストリームデータ(通常の連続したストリームデータ又は、間引かれたストリームデータ)がデータサーバ3から配信される。そして、オーディオ機器1では、配信されたストリームデータに従って通常再生又は、早送り再生の楽曲音が出力(再生)される。
【0059】
このため、オーディオ機器1にて楽曲音を聴いている利用者は、早送り再生したい場面において、操作部18の早送りキーを操作することで、早送りの楽曲音を聴くことができ、また、通常再生に戻りたい場面において、操作部18の再生キーを操作することで、通常の楽曲音を聴くことができる。
この結果、番組コンテンツ等の配信を適切に制御することができる。
【0060】
上述した図6の配信要求処理及び番組配信処理では、オーディオ機器1にて番組コンテンツの早送り再生を実現するために、データサーバ3から間引いたストリームデータを配信した。つまり、データサーバ3側だけが配信制御を行うことで、オーディオ機器1における早送り再生を可能とする場合について説明したが、オーディオ機器1側も再生制御を行うことにより、早送り再生を可能としてもよい。
以下、データサーバ3側が配信制御を行い、また、オーディオ機器1側も再生制御を行うことで早送り再生を可能とする情報配信システムの動作について、図8等を参照して説明する。
【0061】
図8は、オーディオ機器1にて実行される他の配信要求処理及び、データサーバ3にて実行される他の番組配信処理を説明するためのフローチャートである。この配信要求処理も、例えば、配信対象の番組(番組コンテンツ)の一覧が表示部19に表示された状態で、操作部18を介して利用者により任意の番組が選択された後に、制御部20により実行されるものとする。また、番組配信処理も、オーディオ機器1からのネットワーク9を介したアクセスに応答して、処理制御部41により実行されるものとする。
なお、制御部20は、自己のRAM等にオーディオ機器1の再生状態(早送り再生や通常再生等)を規定する再生モードを記憶保持しているものとする。
【0062】
まず、オーディオ機器1の制御部20は、選択した番組コンテンツの配信を要求する配信要求情報を生成し、データサーバ3に向けて送信する(ステップS41)。
制御部20は、自己のRAMにて管理する再生モードに初期値の「通常再生」をセットする(ステップS42)。
その後、制御部20は、データサーバ3から番組コンテンツの配信が開始されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS43)。
【0063】
一方、データサーバ3の処理制御部41は、オーディオ機器1から送られる配信要求情報の受信を待機し(ステップS61)、そして、配信要求情報を受信すると、受信した配信要求情報に従って、コンテンツ管理DB31から対象の番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)を読み出す(ステップS62)。
処理制御部41は、自己のメモリにて管理する配信モードに初期値の「通常配信」をセットする(ステップS63)。
【0064】
そして、処理制御部41は、配信モードを参照し、現在の配信動作が早送り状態となっているか否かを判別する(ステップS64)。
処理制御部41は、早送り状態でない(配信モードが「通常配信」である)と判別した場合、エンコード処理ユニット42を制御して、予め定められた通常の転送速度にて、ストリームデータをオーディオ機器1に向けて配信する(ステップS65)。
【0065】
逆に、上述のステップS64にて、早送り状態である(配信モードが「早送り配信」である)と判別した場合に、処理制御部41は、エンコード処理ユニット42を制御し、予め規定された高速の転送速度(例えば、通常の転送速度の倍の転送速度)にて、ストリームデータをオーディオ機器1に向けて配信する(ステップS66)。
具体的に処理制御部41は、図9(a)に示すような番組コンテンツ(番組内容がa〜i・・・)を、エンコード処理ユニット42に供給する。そして、エンコード処理ユニット42は、図9(b)に示すように、例えば、転送速度を倍まで上げたストリームデータ(a〜i・・・)を生成し、オーディオ機器1に向けて配信する。
【0066】
図8に戻って、配信開始を待機していたオーディオ機器1の制御部20は、ストリーミング配信が開始されると、自己の再生モードを参照し、現在の再生動作が早送り状態となっているか否かを判別する(ステップS44)。
制御部20は、早送り状態でない(再生モードが「通常再生」である)と判別した場合、データサーバ3から通常の転送速度にて配信されるストリームデータを通常再生する(ステップS45)。
【0067】
逆に、早送り状態である(再生モードが「早送り再生」である)と判別した場合に、制御部20は、データサーバ3から転送速度を上げて配信されるストリームデータを間引き再生する(ステップS46)。
具体的に制御部20は、ネットワークアダプタ14を介して順次受信した図9(b)に示すストリームデータ(a〜i・・・のストリームパケット)を、予め定められ規則に従って間引いて、図9(c)に示すようなストリームデータ(a,c,e,g,i,・・・のストリームパケット)を生成する。そして、間引いたストリームデータを信号処理部13に順次供給し、早送り再生による楽曲音(a,c,e,g,i,・・・の音声)をスピーカ23から出力する。
【0068】
図8に戻って、制御部20は、操作部18の早送りキーが操作され、早送り指示がなされたか否かを判別する(ステップS47)。制御部20は、早送り指示がないと判別すると、後述するステップS49に処理を進める。
逆に、早送り指示があったと判別すると、制御部20は、早送り要求情報を生成してデータサーバ3に送信し、また、再生モードに「早送り再生」をセットする(ステップS48)。
なお、早送り要求情報をデータサーバ3に送信するのは、その時点で通常再生状態(再生モードが「通常再生」)であった場合に限るものとする。そして、再生モードに「早送り再生」をセットした後に、制御部20は、早送り再生状態であることを示すシンボル等を表示部19に表示する。
【0069】
また、制御部20は、操作部18の再生キーが操作され、通常再生への復帰指示がなされたか否かを判別する(ステップS49)。制御部20は、復帰指示がないと判別すると、後述するステップS51に処理を進める。
逆に、復帰指示があったと判別すると、制御部20は、復帰要求情報を生成してデータサーバ3に送信し、また、再生モードに「通常再生」をセットする(ステップS50)。
なお、復帰要求情報をデータサーバ3に送信するのは、その時点で早送り再生状態(再生モードが「早送り再生」)であった場合に限るものとする。そして、再生モードに「通常再生」をセットした後に、制御部20は、通常再生状態であることを示すシンボル等を表示部19に表示する。
【0070】
制御部20は、番組コンテンツの配信が終了したか否かを判別する(ステップS51)。
制御部20は、配信が終了していないと判別すると、ステップS44に処理を戻し、上述のステップS44〜S51の処理を繰り返し実行する。
逆に、配信が終了したと判別すると、制御部20は、配信要求処理を終了する。
【0071】
一方、データサーバ3の処理制御部41は、オーディオ機器1から送られる早送り要求情報を受信したか否かを判別し(ステップS67)、早送り要求情報を受信した場合にだけ、配信モードに「早送り配信」をセットする(ステップS68)。
また、処理制御部41は、オーディオ機器1から送られる復帰要求情報を受信したか否かを判別し(ステップS69)、復帰要求情報を受信した場合にだけ、配信モードに「通常配信」をセットする(ステップS70)。
【0072】
処理制御部41は、番組コンテンツ(複数の楽曲データ等)の配信が完了したか否かを判別する(ステップS71)。
処理制御部41は、配信が完了していないと判別すると、ステップS64に処理を戻し、上述のステップS64〜S71の処理を繰り返し実行する。
逆に、配信が完了したと判別すると、処理制御部41は、番組配信処理を終了する。
【0073】
このように、図8を参照して説明した配信要求処理及び番組配信処理により、オーディオ機器1から送られる要求情報(早送り要求又は、復帰要求)に応じて、データサーバ3の配信モードが切り替わり、配信モードに応じたストリームデータ(通常の転送速度のストリームデータ又は、高速の転送速度のストリームデータ)がデータサーバ3から配信される。そして、オーディオ機器1では、自己の再生モードに従って、通常に楽曲音を再生したり、間引いて楽曲音を早送り再生したりする。
【0074】
このため、オーディオ機器1にて楽曲音を聴いている利用者は、早送り再生したい場面において、操作部18の早送りキーを操作することで、早送りの楽曲音を聴くことができ、また、通常再生に戻りたい場面において、操作部18の再生キーを操作することで、通常の楽曲音を聴くことができる。
この結果、番組コンテンツ等の配信を適切に制御することができる。
【0075】
上記の実施の形態では、オーディオ機器1にて早送りの楽曲音を再生するために、間引いたストリームデータや、転送速度を上げたストリームデータをデータサーバ3から配信する場合について説明した。しかしながら、早送り再生中に楽曲音を再生しないとしたならば、その間、データサーバ3からの配信を省いてもよい。
【0076】
例えば、上述した図6を参照して説明すると、データサーバ3の処理制御部41は、ステップS24にて、早送り状態であると判別した場合に、ステップS26において、間引いたストリームデータを配信することなく、対応する速度(間引いたストリームデータに対応する速度)で、番組コンテンツを読み飛ばす。
そして、ステップS29にて復帰要求情報を受信し、ステップS30にて配信モードに「通常配信」をセットした後に、処理制御部41は、ステップS24にて早送り状態でないと判別し、ステップS25において、読み飛ばした位置から通常の連続したストリームデータをオーディオ機器1に向けて送信する。
【0077】
一方、オーディオ機器1の制御部20は、ステップS13において、早送り再生状態でデータサーバ3からストリームデータが配信されていない間は、再生を止めても、例えば、再生時間表示(表示部19に表示される時:分:秒等)を早送り再生に同期させたスピードで加算するなどして、利用者に早送り再生動作状態であることを報知する。
そして、ステップS16にて復帰指示を受け、ステップS17にて復帰要求情報をデータサーバ3に送信した後に、制御部20は、ステップS13において、ストリームデータの配信が再開されると、早送り後の位置からの楽曲データ等の再生を開始すると共に、例えば、再生時間表示を元のスピードでの加算に戻す。
【0078】
この場合も、オーディオ機器1にて楽曲音を聴いている利用者は、早送り再生したい場面において、操作部18の早送りキーを操作することで、早送りを指示することができ、また、通常再生に戻りたい場面において、操作部18の再生キーを操作することで、通常の楽曲音を聴くことができる。
この結果、番組コンテンツ等の配信を適切に制御することができる。
【0079】
上記の実施の形態では、データサーバ3が複数の楽曲データから構成される番組コンテンツを配信する場合について説明したが、配信対象のコンテンツは、楽曲データに限られず任意である。例えば、データサーバ3は、映像データから構成されるコンテンツを配信してもよい。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、番組コンテンツ等の配信を適切に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報配信システムの構成の一例を示す模式図である。
【図2】オーディオ機器の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】データサーバの構成の一例を示すブロック図である。
【図4】コンテンツ管理DBの具体的な内容の一例を示す模式図である。
【図5】利用者情報管理DBの具体的な内容の一例を示す模式図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る配信要求処理及び、番組配信処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】番組コンテンツが配信され、再生される様子を説明するための模式図であって、(a),(b)が通常再生時の図であり、(c),(d)が早送り再生時の図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る配信要求処理及び、番組配信処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】(a)〜(d)共に、番組コンテンツが早送り再生されるまでの様子を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1  オーディオ機器
11 チューナユニット
12 MD記録再生ユニット
13 信号処理部
14 ネットワークアダプタ
15 ハードディスク
16 フラッシュメモリ
17 計時ユニット
18 操作部
19 表示部
20 制御部
21 ソース選択部
22 アンプ
23 スピーカ
3  データサーバ
30 データベース
31 コンテンツ管理DB
32 利用者情報管理DB
41 処理制御部
42 エンコード処理ユニット
43 通信制御部

Claims (12)

  1. サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
    前記サーバは、
    配信対象のコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
    前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報を受信する要求情報受信手段と、
    前記要求情報受信手段が受信した早送り要求情報に応答して、前記配信手段を制御し、予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを配信させる配信制御手段と、を備え、
    前記オーディオ機器は、
    前記配信手段によって前記サーバから配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
    早送り再生を指示する指示情報に対応し、早送り要求情報を生成して、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする配信システム。
  2. サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
    前記サーバは、
    配信対象のコンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されるコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
    前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信手段と、
    前記要求情報受信手段が早送り要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを配信させ、前記要求情報受信手段が通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して連続したストリームデータを配信させる配信制御手段と、を備え、
    前記オーディオ機器は、
    前記配信手段によって前記サーバから配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
    早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成手段と、
    前記要求情報生成手段が生成した要求情報を、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする配信システム。
  3. サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
    前記サーバは、
    配信対象のコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
    前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報を受信する要求情報受信手段と、
    前記要求情報受信手段が受信した早送り要求情報に応答して、前記配信手段を制御し、予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にてストリームデータを配信させる配信制御手段と、を備え、
    前記オーディオ機器は、
    前記配信手段によって前記サーバから配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が高速の転送速度にて配信されるストリームデータを受信すると、受信したストリームデータを予め定められた規則で間引いて得たデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
    早送り再生を指示する指示情報に対応し、早送り要求情報を生成して、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする配信システム。
  4. サーバとオーディオ機器とがネットワークを介して接続された配信システムであって、
    前記サーバは、
    配信対象のコンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されるコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
    前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信手段と、
    前記要求情報受信手段が早送り要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にてストリームデータを配信させ、前記要求情報受信手段が通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた通常の転送速度にてストリームデータを配信させる配信制御手段と、を備え、
    前記オーディオ機器は、
    前記配信手段によって前記サーバから配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が高速の転送速度にて配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータを予め定められた規則で間引いて得たデータに従って、楽曲音を再生し、前記受信手段が通常の転送速度にて配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
    早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成手段と、
    前記要求情報生成手段が生成した要求情報を、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする配信システム。
  5. ネットワークを介して接続されたオーディオ機器に、コンテンツを配信するサーバであって、
    配信対象のコンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されるコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
    前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信手段と、
    前記要求情報受信手段が早送り要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを配信させ、前記要求情報受信手段が通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して連続したストリームデータを配信させる配信制御手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  6. ネットワークを介して接続されたオーディオ機器に、コンテンツを配信するサーバであって、
    配信対象のコンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されるコンテンツに従ったストリームデータを、前記オーディオ機器に向けて配信する配信手段と、
    前記オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信手段と、
    前記要求情報受信手段が早送り要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にてストリームデータを配信させ、前記要求情報受信手段が通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信手段を制御して予め定められた通常の転送速度にてストリームデータを配信させる配信制御手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  7. コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
    早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成手段と、
    前記要求情報生成手段が生成した要求情報を、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、
    前記要求情報送信手段が送信した要求情報に応答して、前記サーバから配信される予め定められた規則に従って間引かれたストリームデータ又は、連続したストリームデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とするオーディオ機器。
  8. コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器であって、
    早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成手段と、
    前記要求情報生成手段が生成した要求情報を、前記サーバに向けて送信する要求情報送信手段と、
    前記要求情報送信手段が送信した要求情報に応答して、前記サーバから予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にて配信されるストリームデータ又は、予め定められた通常の転送速度にて配信されるストリームデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が高速の転送速度にて配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータを予め定められた規則で間引いて得たデータに従って、楽曲音を再生し、前記受信手段が通常の転送速度にて配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生手段と、
    を備えることを特徴とするオーディオ機器。
  9. ネットワークを介して接続されたオーディオ機器に、コンテンツを配信するサーバにおける配信制御方法であって、
    配信対象のコンテンツに従ったストリームデータを、オーディオ機器に向けて配信する配信ステップと、
    オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信ステップと、
    前記要求情報受信ステップにて早送り要求情報を受信した場合に、前記配信ステップを制御して予め定められた規則に従って間引いたストリームデータを配信させ、前記要求情報受信ステップにて通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信ステップを制御して連続したストリームデータを配信させる配信制御ステップと、
    を備えることを特徴とする配信制御方法。
  10. ネットワークを介して接続されたオーディオ機器に、コンテンツを配信するサーバにおける配信制御方法であって、
    配信対象のコンテンツに従ったストリームデータを、オーディオ機器に向けて配信する配信ステップと、
    オーディオ機器から送られる早送り要求情報又は、通常再生要求情報を受信する要求情報受信ステップと、
    前記要求情報受信ステップにて早送り要求情報を受信した場合に、前記配信ステップを制御して予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にてストリームデータを配信させ、前記要求情報受信ステップにて通常再生要求情報を受信した場合に、前記配信ステップを制御して予め定められた通常の転送速度にてストリームデータを配信させる配信制御ステップと、
    を備えることを特徴とする配信制御方法。
  11. コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器における再生制御方法であって、
    早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成ステップと、
    前記要求情報生成ステップにて生成した要求情報を、サーバに向けて送信する要求情報送信ステップと、
    前記要求情報送信ステップにて送信した要求情報に応答して、サーバから配信される予め定められた規則に従って間引かれたストリームデータ又は、連続したストリームデータを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生ステップと、
    を備えることを特徴とする再生制御方法。
  12. コンテンツを配信するサーバとネットワークを介して接続されたオーディオ機器における再生制御方法であって、
    早送り再生を指示する指示情報又は、通常再生を指示する指示情報を入力し、対応する早送り要求情報又は、通常再生要求情報を生成する要求情報生成ステップと、
    前記要求情報生成ステップにて生成した要求情報を、サーバに向けて送信する要求情報送信ステップと、
    前記要求情報送信ステップにて送信した要求情報に応答して、サーバから予め定められた通常の転送速度よりも早い高速の転送速度にて配信されるストリームデータ又は、予め定められた通常の転送速度にて配信されるストリームデータを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて高速の転送速度で配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータを予め定められた規則で間引いて得たデータに従って、楽曲音を再生し、前記受信ステップにて通常の転送速度で配信されるストリームデータを受信した場合に、受信したストリームデータに従って、楽曲音を再生する再生ステップと、
    を備えることを特徴とする再生制御方法。
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