JP2001028203A - 面発光装置 - Google Patents

面発光装置

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    • G02B6/002Means for improving the coupling-in of light from the light source into the light guide provided on the surface of the light guide or in the bulk of it by shaping at least a portion of the light guide, e.g. with collimating, focussing or diverging surfaces

Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一性に優れ、高輝度発光可能な面状発光装
置を提供する。 【解決手段】 互いに対向する上面と下面を有する導光
板と、導光板の下面に設けられた反射体と、少なくとも
1つのLED素子を有しそのLED素子からの光を導光
板の一端面から入射するように設けられたLED光源と
を備え、導光板の上面から光を出射する面発光装置にお
いて、導光板は一端面に、LED光源から入射された光
を導光板内に分散させるように窪んだ光拡散部を有し、
かつ光拡散部を光拡散部の上端が一端面において上面か
ら離れるように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点光源であるLE
Dチップから入射される光を導光板の発光面で均一に発
光させることが可能で、液晶バックライト、パネルメー
ター、表示灯や面発光スイッチなどに用いられる面発光
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶バックライトなどの光源とし
て、点光源であるLEDチップからの光を面状に発光さ
せる面発光装置が用いられている。この面発光装置は、
対向する主面を有する導光板の一端面から1又は2以上
の発光ダイオードからの光を入射してその導光板の一方
の主面全体から光を出射させるように構成される。この
面発光装置においては、その出射面から均一に光を出力
することが重要であり、この均一性を実現するために種
々の構造が提案されている。その提案された従来例の面
発光装置の一例を、図19に模式的に示す。図19の面
発光装置は、第1の主面と第2の主面とを有し光を透過
させることができる透過性樹脂からなる導光板901
と、その導光板901の端面に対向配置されLED素子
が内部にモールドされてなるLEDモールド部902
と、導光板の第2の主面側に設けられ第1の主面側から
光を放出させるように光を反射させる反射体904とを
有している。
【0003】この図19の面発光装置では、導光板90
1の入射端面に半円柱形状の切り欠き911を形成する
ことにより、導光板901の主面に平行な面方向に均一
に光が分散して入力されるように構成し、これによりL
ED素子から入力された光が第1の主面から出力される
面状発光の均一化を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図19
の従来例の面発光装置では、導光板の第1の主面におい
て切り欠き部911の近傍にが極端に明るくなってしま
うという問題点があった。また、図19の従来例の面発
光装置は、切り欠き部911によって一定の面内均一化
は図られているものの、まだ十分ではなかった。
【0005】そこで、本発明は上記の問題を解決して、
より均一性に優れ、高輝度発光可能な面状発光装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は種々の実験検
討の結果、導光板端面に所定の形状の光拡散部を形成す
ることにより、導光板端部から入射する光を導光板内に
より均一に拡散させることができることを見いだし、本
発明を成すに至った。
【0007】すなわち本発明の面発光装置は、互いに対
向する上面と下面を有する導光板と、該導光板の下面に
設けられた反射体と、少なくとも1つのLED素子を有
しそのLED素子からの光を上記導光板の一端面から入
射するように設けられたLED光源とを備え、上記導光
板の上面から光を出射する面発光装置において、上記導
光板は上記一端面に、上記LED光源から入射された光
を上記導光板内に分散させるように窪んだ光拡散部を有
し、かつ上記光拡散部は、該光拡散部の上端が上記一端
面において上記上面から離れて形成されていることを特
徴とする。このように構成された面発光装置において、
上記光拡散部は、該上端が上記導光板の一端面におい
て、導光板の上面に開口部が形成されないように導光板
の上面から離れて形成されているので、上記導光板の上
面から直接光が漏れるのを防止することができ、異常発
光のない均一な面発光をさせることができる。ここで、
導光板の上面とは、発光させる面のことをいい、下面と
は発光面の反対側の面をいう。
【0008】また、本発明の面発光装置において、上記
光拡散部は、入射された光を効率良く導光板の上面にお
いて発光させるために、上記一端面において上記上面か
ら離れた一点を頂点として上記下面に向かって半角錐又
は半円錐状に切り欠かれてなる切り欠きであることが好
ましい。
【0009】また、本発明の面発光装置において、上記
切り欠きは、三角錐形状であることが好ましい。
【0010】また、本発明の面発光装置において、LE
D光源から入射される光を導光板の上面において効率良
く発光させるために、上記切り欠きがLED素子一個に
対して複数形成されていることが好ましい。
【0011】また、本発明の面発光装置において、上記
LED素子一個に対応して形成された複数の切り欠きの
うちの隣接する切り欠きが、上記導光板の下面において
互いに離れて形成されるようにしてもよい。このように
すると、切り欠き間に比較的面積の大きい平坦部を形成
することができ、これにより入射する光のうち切り欠き
に入射する光は拡散され、平坦面に入射する光は前方に
伝搬されるので、比較的長い形状の面発光装置において
均一な面状発光をさせることができる。
【0012】さらに、本発明の面発光装置において、L
ED光源からの光がより拡散されて導光板に入射される
ように、上記切り欠きはそれぞれ2つの傾斜面を有する
三角錐形状であって、上記切り欠きのうちの少なくとも
2つの切り欠きを構成する傾斜面はそれぞれ上記一端面
に対して異なる角度に形成されていることが好ましい。
【0013】また、本発明の面発光装置において、LE
D光源からの光がよりいっそう拡散されて導光板に入射
されるように、上記複数の切り欠きを構成する各傾斜面
はそれぞれ上記一端面に対して互いに異なる角度に形成
されていることが好ましい。
【0014】また、本発明の面発光装置において、LE
D光源からの光が導光板の上面および下面から漏れるの
を防止するために、上記光拡散部は、該光拡散部の上端
及び下端がそれぞれ上記一端面において上記上面及び上
記下面から離れて形成されるようにしてもよい。
【0015】また、本発明の面発光装置において、上記
光拡散部の内面は曲面であってもよい。
【0016】さらに、本発明の面発光装置において、上
記光拡散部の内面は球面であってもよい。
【0017】また、本発明の面発光装置において、上記
光拡散部は半円柱形状であつてもよい。
【0018】さらに、本発明の面発光装置において、上
記LED素子は、透光性樹脂で覆うこともできる。
【0019】また、本発明の面発光装置は、上記導光板
の上記一端面に対向配置される面と該面に形成された凹
部であって上記LED素子が設けられて透光性樹脂が充
填されてなる発光部とを有してなるLEDバー光源を備
えていてもよく、この場合、上記光拡散部は上記発光部
の出射面と対向するように設けられる。
【0020】また、本発明の面発光装置において、上記
LEDバー光源は、複数の発光部を備えていてもよい。
これによって、広い面積の面発光でも輝度が十分な面発
光装置とすることができる
【0021】さらに、本発明の面発光装置において、上
記透光性樹脂は、上記LED素子が発生する光を吸収し
てその吸収した光の波長とは異なる波長の光を発生する
蛍光体を含んでいてもよい。
【0022】また、本発明の面発光装置において、上記
LED素子を可視光が発光可能な発光素子とし、上記蛍
光体を上記発光素子からの可視光を吸収し、その吸収し
た光よりも長波長の可視光が発光可能な蛍光物質とする
ことができる。本構成において、LED素子と蛍光体と
の種々の組み合わせによって、任意の色調の発光色を視
認させることができる。
【0023】また、本発明の面発光装置において、上記
発光部は、上記LED素子が発生する光と上記蛍光体が
発生する光との混色による白色光を上記出射面から出力
するように構成することができる。
【0024】上記面発光装置において、上記LED素子
を窒化物半導体を有してなるLEDとし、上記蛍光体を
セリウムで付活されたイットリウム・アルミニウム・ガ
ーネット蛍光体とすることにより、白色光を上記出射面
から出力するように構成することができる
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の面発光装置は、LED光
源から放出された光を導光板に導入して面状に発光させ
るものである。本面発光装置は、その用途や目的に応じ
て使用する導光板の形状を選択することができ、例え
ば、パソコン等の液晶のバックライトに用いる場合は略
矩形の平板状の導光板が用いられ、また、自動車のパネ
ルメーターのバックライト等に用いる場合はそのデザイ
ンに応じた形状の導光板が用いられる。以下、図面を参
照しながら、本発明に係る実施の形態の面発光装置につ
いて説明する。
【0026】実施の形態1.本発明に係る実施の形態1
の面発光装置は、図1、図2に示すように、対向する主
面の一方の面である下面に反射層4を備え他方の面を発
光面12とする導光板1と、導光板1の一端面である入
射端面にその出射面が対向するように配置されたLED
光源2と、例えば樹脂成形体からなり、導光板1とLE
D光源2とを所定の位置関係で保持する支持体3とを備
えている。ここで、特に本実施の形態1の面発光装置
は、導光板1の入射端面におけるLED光源2の出射面
26と対向する部分に、複数の三角錐形状の切り欠き1
1aを有する光拡散部11を形成したことを特徴とし、
これにより、導光板1の発光面12における光拡散部1
1の近傍の異常発光を抑制できかつ発光面12における
発光強度の面内分布の均一性を向上させることができ
る。
【0027】詳細に説明すると、本実施の形態1の面発
光装置において、LED光源2は、図1、図3に示すよ
うにリードフレーム22の先端部に形成されたカップ2
2a内にLEDチップ(LED素子)21が設けられ、
そのカップ内に蛍光体を含む透光性樹脂24が充填さ
れ、その全体が透光性樹脂25を用いてモールドされて
なる。ここで、透光性樹脂25は、図3に示すようにそ
の出射面26が平坦になるようにモールドされる。ま
た、LEDチップ21の正負の電極のうちの一方の電極
はリードフレーム22に接続され、他方の電極はリード
フレーム22に近接して設けられたリードフレーム23
に接続される。
【0028】本実施の形態1において、導光板1は透光
性樹脂が例えば射出成形により成形されてなり、図2に
示すように、その一端面10に複数の三角錐形状の切り
欠き11aが形成されて、その複数の切り欠き11aに
より光拡散部11が構成されている。この切り欠き11
aは、導光板1の端面10において発光面12から離れ
た一点を頂点として反射層4が形成された下面に向かっ
て広がるように三角錐状に形成されている。尚、図2に
おいて26aの符号を付して2点鎖線で示す部分は、端
面10においてLED光源2の出射面26と対向させる
部分である。
【0029】また、実施の形態1において、支持体3
は、図1に示すようにLED光源2の出射面26と導光
板1の光拡散部11とを近接して対向させるようにLE
D光源2と導光板1とを位置決めして固定する。尚、支
持体3においてLED光源2を配置する素子配置部31
は、その開口部分がLED光源2の出射面26と実質的
に同一形状になるように形成され、これにより、LED
光源2の出射面26以外の部分から漏れた光が、光拡散
部11以外の部分から導光板1に入力されるのを防止し
ている。すなわち、この素子配置部31は、LED光源
2を所定の位置に配置するとともに、LED光源2から
の光が光拡散部11のみから導光板1に入射されるよう
に光路を制限している。
【0030】以上のように構成された実施の形態1の面
発光装置においては、導光板1の光拡散部11が複数の
三角錐形状の切り欠き11aを備えて構成されているの
で、以下のような作用効果を有する。すなわち、三角錐
形状の切り欠き11aは、端面10に対して傾斜した二
つの面(以下、第1傾斜面と第2傾斜面という。)を有
しているので、第1傾斜面及び第2傾斜面に一定の角度
(全反射角)より小さい入射角(光の進行方向と面の法
線との成す角度)で入射した光は、その入射角に応じた
屈折角で導光板1の中に入射される。この時、第1傾斜
面と第2傾斜面はそれぞれ端面10に対して内側に傾斜
しているので傾斜している分だけ、第1傾斜面と第2傾
斜面から入射された光は導光板1の側面方向に広がって
導光板1内に入射される。また、全反射角より大きい入
射角で一方の第1傾斜面又は第2傾斜面に入射した光
は、第1傾斜面又は第2傾斜面で全反射されて全反射さ
れた光はそれぞれ、他方の第2傾斜面又は第1傾斜面か
ら導光板1内に入射される。このようにして、光拡散部
11に入射された光は、図8(a)に模式的に示すよう
に、拡散されて導光板1内に入射され、その結果、導光
板1の発光面12における発光輝度の均一性を向上させ
ることができる。
【0031】また、本実施の形態1の面発光装置におい
て、切り欠き11aは、導光板1の端面10において発
光面12から離れた一点を頂点として反射層4が形成さ
れた下面に向かって三角錐状に形成されている。すなわ
ち、切り欠き11aは、発光面12において開口部を有
していないので、図8(b)に示すように、発光素子2
から出射された光が直接、発光面から出射されるのを防
止することができる。これにより、従来例のように、導
光板とLEDの間にできた隙間(開口部)から光が漏れ
て直接視認されることにより生じる、その部分だけが極
端に明るくなるという異常発光を防止することができ
る。
【0032】また、切り欠き11aは、下面に向かって
広がるように三角錐状に形成されているので、第1第2
傾斜面が下方に向いて形成され、導光板1の端面に対し
て垂直に入射した光を下面方向に屈折させることができ
る。これにより、導光板1の端面10に対して垂直に入
射した光を導光板の下面に設けられた反射層4により上
方に反射させて発光面12から出力することができるの
で、発光面からより効果的に出力することができる。す
なわち、導光板1の端面10に対して垂直に入射した光
は、比較的強度が高い光であるが、従来例のような構造
であると端面に対して垂直に入射された光が導光板内を
発光面に対して平行に進行し、他方の端面から出力され
発光面から出力される光として有効に利用されない率が
高くなる。これに対して、本実施の形態1のように、第
1第2傾斜面が下方に向いて形成されていると、導光板
1の端面10に対して垂直に入射した光を導光板の下面
に設けられた反射層4に向けて屈折させて入射すること
ができ、反射層4で反射した光を発光面から出力するこ
とができる。
【0033】以上のように本実施の形態1の面発光装置
は、図17に示すように、発光面12の一部が極端に明
るくなるというような異常発光がなく、かつ発光面内に
おいて均一な発光を観測することができる。また、LE
D光源からの光を外部に漏らすことなく導光板1内に入
射することができるので、効率よく光を利用でき面全体
の発光輝度を高くすることができる。尚、図18は、従
来例の導光板を用いた場合の発光面における発光の様子
を示す図である。この図18では、導光板の光拡散部近
傍において顕著な異常発光が観測されている。
【0034】実施の形態2.次に、本発明に係る実施の
形態2の面発光装置について説明する。本実施の形態2
の面発光装置は、図4に示すように、LEDバー光源1
00と導光板101とを備えている。実施の形態2にお
いて、LEDバー光源100は、図4、図5に示すよう
に、複数の発光部102を有し、その発光部102は、
例えば、樹脂成形体からなるバー本体部125の側面に
形成された凹部131にLEDチップ21が設けられて
透光性樹脂124が充填されてなる。ここで、透光性樹
脂124は、LEDチップ21が発生する光を吸収して
その吸収した光の波長とは異なる波長の光を発生する蛍
光体を含み、LEDチップ21が発生する光と蛍光体か
らの光との混色により所望の色の光を出射面126から
出力する。
【0035】また、実施の形態2の面発光装置におい
て、導光板101は透光性樹脂が例えば射出成形により
成形されてなり、その一端面がLEDバー光源100の
複数の発光部102が形成された側面に対向配置され
る。そして、その導光板101の一端面には、図6に示
すように発光部102と対向する部分に複数の三角錐形
状の切り欠き111aが形成されて、それぞれ複数の切
り欠き111aからなる2つの光拡散部111が形成さ
れる。尚、図6において126aの符号を付して2点鎖
線で示す部分は、発光部102の出射面126と対向さ
せる部分である。ここで、本実施の形態2における切り
欠き111aは、実施の形態1と同様に、導光板101
の一端面において発光面である上面から離れた一点を頂
点として反射層が設けられる下面に向かって三角錐状に
形成される。
【0036】以上のように構成された実施の形態2の面
発光装置は、実施の形態1と同様の作用効果を有し、か
つ複数の発光部102を備えているので、より発光面積
の大きい面発光装置を構成することができる。尚、図4
等において2つの発光部102を示しているが、本発明
はこれに限られるものではなく、LEDバー光源が2以
上の発光部を有していてもよい。
【0037】<変形例>以下、本発明に係る変形例につ
いて説明する。 変形例1.本発明に係る変形例1の面発光装置は、図7
に示すように、実施の形態2の面発光装置の導光板10
1において、複数の切り欠き111aに代えて1つの三
角錐形状の切り欠き105により光拡散部を構成した以
外は、実施の形態2の面発光装置と同様に構成される。
尚、この変形例1の面発光装置における三角錐形状の切
り欠き105は、実施の形態1及び実施の形態2の切り
欠き11a,111aに比較して大きく形成される。ま
た、本変形例1の面発光装置において、切り欠き105
は、導光板101の端面において発光面から離れた一点
を頂点として反射層4が形成された下面に向かって三角
錐状に形成される。
【0038】以上のように構成された変形例1の面発光
装置は、切り欠き105が端面10に対して傾斜した二
つの面を有しているので、実施の形態1で説明したよう
に、2つの傾斜面から入射された光は導光板101の側
面方向に拡散されるように導光板1内に入射される(図
8(a))。したがって、1つの切り欠き105を備え
た導光板101を用いても、導光板101の発光面にお
ける発光輝度の均一性を向上させることができる。
【0039】また、切り欠き105は、発光面12にお
いて開口部を有していないので、図8(b)に示すよう
に、発光部102から出射された光が直接、発光面12
から出射されるのを防止することができる。これによ
り、従来例のように、導光板とLEDの間にできた隙間
(開口部)から光が漏れて直接視認されることにより生
じる、その部分だけが極端に明るくなるという異常発光
を防止することができる。
【0040】また、切り欠き105は、下面に向かって
広がるように三角錐状に形成されているので、その2つ
の傾斜面が下方に向いて形成され、導光板101の端面
104に対して垂直に入射した光を下面に向かって屈折
させることができる。これにより、導光板101の端面
104に対して垂直に入射した光を導光板の下面に設け
られた反射層103により上方に反射させて発光面から
出力することができるので、発光面からより効果的に出
力することができる。
【0041】以上説明したように、本発明に係る変形例
1の面発光装置は、実施の形態1及び2と同様の作用効
果を有するが、以下の点においてその作用効果が異な
る。 (1)変形例1の面発光装置において、導光板101の
切り欠き105が1つであることから、導光板101を
作製するための金型の構造を簡単にでき、金型を安価に
できる。これにより、導光板101を安価にできる。 (2)変形例1の面発光装置において、導光板101の
切り欠き105が1つであることから、切り欠き105
を実施の形態1及び2の切り欠き11a,111aに比
較して必然的に大きく形成する必要がある。これによ
り、切り欠き105による空間を介して導光板101の
下方に漏れる光の量が大きくなる。したがって、光源か
らの光を効果的に発光面から発光させるという観点で
は、実施の形態1及び2の複数の切り欠きから光拡散部
を構成する構造が優れている。
【0042】(3)また、三角錐形状の切り欠きは、プ
リズムとして機能して光源から入力される光を例えば青
と黄色に分光させる場合がある。この場合、複数の切り
欠きにより入射部が構成された実施の形態1及び2で
は、ある切り欠きにより分光されて入力された光が他の
切り欠きから分光されて入力された光と混合されること
により、この分光現象を実質的になくすことができる。
したがって、この分光現象が問題となる用途には、切り
欠きを複数形成することにより光拡散部を構成した実施
の形態1及び2の構造が優れている。また、拡散効果は
切り欠きの形状によって決定されるが、切り欠きをLE
D一個について複数形成すると、拡散効果を高めるため
に数を変更することができ光の拡散効果がより高くなる
ように数を設定することができる。
【0043】変形例2.実施の形態1及び2では、隣り
合う切り欠き11a,111aが、導光板1,101の
下面で接するように形成したが、本発明はこれに限られ
るものではなく、図9に示すように、隣接する切り欠き
が下面において互いに離れて形成されていてもよい。こ
のように、隣接する切り欠き間に位置する平坦面の面積
及び形状を含め光拡散部全体で最も効率よく光を拡散さ
せて導光板内に入力するようにデザインすることもでき
る。例えば、図9に示すように、切り欠き部211a間
に実施の形態1及び2に比較して幅の広い平担面を設け
ると、切り欠き211aに入射される光は拡散されて光
入射端面側の隅部に光を伝搬させることができるととも
に、平担面に入射する光は光入射端面と反対側の端面に
向けて伝搬させることができるので、LEDから離れた
部分の輝度の低下を抑制できる。したがって、本変形例
2の構成は、導光板の形状が、光入射端面が短辺で、光
入射端面の側面が長辺となるような長細い形状である場
合等では特に有効であり、LED光源から遠い側の輝度
が低下するのを少なくすることができる。
【0044】変形例3.複数の切り欠きにより光入射面
を構成する場合、切り欠きの形状は互いに異なっていて
もよい。例えば、二つの平面からなる三角錐形状の切り
欠き部を複数設ける場合、図10に示すように、光源の
LED素子(チップ)から遠ざかるに従って切り欠きの
側壁の角度を変化させてもよい。図10に示す例では、
LED素子の正面に対向する、光拡散部の中央部に位置
する切り欠き部311aは、、導光板端面に対してほぼ
同じ角度で形成され、中央部から遠ざかるに従って、切
り欠き311aの外側側壁と導光板端面との成す角度は
直角に近づき、逆に内側側壁と導光板端面との成す角度
は小さくなるように変化している。このようにすると、
光をより広く拡散させることができるので、入射端面の
隅部にまで光を伝搬させることができる。したがって、
比較的幅の広い導光板を用いる場合に有効である。以上
の変形例3では、光拡散部311において、中央に位置
する切り欠き311aから離れるに従って順次、側壁の
角度が変化するようにした例を示したが、本発明はこれ
に限られるものではなく、ランダムに角度を変化させて
も良い。また、図10では、光拡散部311を構成する
複数の切り欠き311aの全ての傾斜面の端面に対する
角度が互いに異なるように形成した(任意に選んだ2つ
の切り欠き311aの傾斜面の角度が互いに異なるよう
に形成)が、本変形例3はこれに限られるものではな
い。すなわち、本発明では、複数の切り欠き311aの
うちの少なくとも2つの切り欠きの傾斜面の端面に対す
る角度が異なるように構成すれば、本変形例3と同様の
効果が得られる。
【0045】変形例4.実施の形態1及び2の面発光装
置では、三角錐形状の切り欠きを形成するようにした
が、本発明は三角錐形状に限られるものではなく、図1
1に示すように、半円錐形状の切り欠き411aを用い
て光拡散部411を形成するようにしてもよい。以上の
ようにしても、実施の形態1及び2と同様の作用効果を
有する。しかしながら、半円錐形状の切り欠き411a
は、三角錐状の切り欠きに比較して導光板の下面におけ
る切り欠きによる開口面積が若干大きくなるので、その
部分からの光の漏れが若干大きくなる。
【0046】変形例5.また、本発明の面発光装置で
は、図12に示すように、半円錐台形状の切り欠き51
1aを用いて光拡散部511を形成するようにしてもよ
い。以上のようにしても、実施の形態1及び2と同様の
作用効果を有する。また、変形例5において、半円錐台
形状の切り欠き511aは、その上面が導光板の上面
(発光面)から離れて形成されているとともに、その下
面も導光板の下面から離れて形成されている。この様に
形成された切り欠き511aは、導光板の上面(発光
面)及び下面において開口部分を有していないので、導
光板の発光面における異常発光を防止できるとともに、
導光板の下面からの光の漏れを防止することができる。
【0047】変形例6.また、本発明の面発光装置で
は、図13に示すように、半円柱形状の切り欠き611
aを用いて光拡散部611を形成するようにしてもよ
い。ここで、切り欠き611aは、導光板の発光面と略
平行な上端面を有し、導光板の下面のみで開口してい
る。尚、本変形例6では、切り欠き611aを互いに接
するように形成したが、本発明はこれに限らず、図14
に示すように、互いに間隔を空けて形成することにより
光拡散部612を形成するようにしてもよい。以上のよ
うにしても、実施の形態1及び2と同様の作用効果を有
する。
【0048】変形例7.以上の実施の形態1及び2で
は、切り欠き11a,111aを形成するようにした
が、本発明はこれに限らず、図15に示すように、導光
板501の端面504に半球状の窪み505を形成する
ようにしてもよい。尚、本変形例7では、窪み505は
その上端及び下端のいずれもが端面504の上端辺50
6及び下端辺507かられぞれ離れて形成されるように
形成している。このようにすると、LED光源からの光
は、導光板の発光面(上面)から直接漏れることがない
ので、発光面における異常発光を防止できる。また、本
変形例7では、導光板の下面からも光が直接漏れること
がないので、入射光は導光板内で効率よく発光面から放
出される。また、本変形例7では、図16に示すよう
に、半球形状の窪み505aを複数形成するようにして
もよい。
【0049】以上実施の形態1,2及び変形例1〜7に
より詳細に説明したように、本発明の面発光装置は、導
光板端面に1又は2以上の切り欠き部又は窪みを形成
し、かつ少なくともその切り欠き又は窪みの上端が発光
面から離れるように形成していることを最小限の要件と
し、これにより入射される光を導光板内に拡散させて入
力するとともに発光面における異常発光を防止してい
る。尚、本明細書において、切り欠き及び窪みを総称し
て光拡散部という。すなわち、本発明において切り欠き
又は窪みは上述の最小限の要件を備えている限り、錐体
状、柱体状、又は錐体の頂点部を平面又は曲面で切り取
った形状等種々の形状とすることができる。ここで、錐
体状とは、円錐・角錐のように、底面と、底面の外周と
一定点(頂点)とを結ぶことによってつくられる曲面又
は平面からなる形状のことであり、その頂点は導光板の
端面上にあってもよいし、導光板端面の内側又は外側に
あってもよい。又、柱体状とは円柱や角柱のように、底
面から立てられた平行な母線によって囲まれた形状のこ
とである。
【0050】本発明に係る面発光装置は上述のように、
種々の形状の光拡散部の中から、導光板の形状に応じて
最も適切な形状を選択して、より効果的に入射光を拡散
させるように構成できる。この場合、光拡散部の数を増
やし面の数を増加させると、光をより複雑に反射させる
ことができ、輝度の均一性を向上させることができる
が、金型構造が複雑となり、その結果その金型により作
製される導光板の端面の形状が一定しなくなる等の問題
も生じることもある。そのため、使用目的による要求仕
様に加え、製造条件も考慮して用いる形状を選択するこ
とが好ましい。
【0051】すなわち、本発明では種々の形状を選択す
ることができるので、光拡散部として切り欠き及び窪み
のいずれを選択するかは、目標とする性能、金型の製作
上の制約(製作精度及び製作コスト等)及び成形精度等
を総合的に検討して決定することができる。
【0052】以下、本発明に係る面発光装置における各
要素に関する好ましい材料等について説明する。 (導光板)本発明において導光板に用いられる材料とし
ては、光透過性、成形性に優れたものを用いることが好
ましく、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、非晶性
ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂等が挙げられ
る。これらの導光板用の材料はそれぞれ屈折率が異なる
が、導光板端面に形成する切り欠きや窪みの形状、更に
はその数等を選定することによって、光の拡散を制御す
ることができるので、いかなる屈折率の材料にも対応で
きる。
【0053】(LED光源)本発明のLED光源におい
て、1又は2以上のLEDチップを用いることができ
る。また、LEDチップからの光を直接導光板に入射す
るようにしても良いし、例えば可視光の発光が可能なL
EDチップと、LEDチップからの可視光を吸収してそ
れよりも長波長の可視光が発光可能な蛍光物質とを組み
合わせて、LEDチップから出力される光とは波長の異
なる光を導光板内に入射するようにしてもよい。すなわ
ち、本発明において、LEDチップを蛍光体と組み合わ
せて用いることにより、発光素子と蛍光物質の組み合わ
せによって、様々な色調の混合色を発光させることが可
能である。以下、液晶のバックライト等に最もよく用い
られ、需要が高い白色発光LEDついて、窒化物半導体
を有してなり青色の発光が可能なLEDチップと、セリ
ウムで付活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネ
ット蛍光体を用いた例について説明する。
【0054】(LEDチップ)ここで用いることができ
る、窒化物系化合物半導体(一般式IniGajAl
kN、但し、0≦i、0≦j、0≦k、i+j+k=
1)としては、InGaNや各種不純物がドープされた
GaNをはじめ、種々のものがある。このLEDチップ
は、MOCVD法等により基板上にInGaNやGaN
等の半導体を発光層として成長させることにより形成す
る。半導体の構造としては、MIS接合、PI接合やP
N接合などを有すホモ構造、ヘテロ構造あるいはダブル
ヘテロ構造のものが挙げられる。この窒化物半導体層
は、その材料やその混晶度によって発光波長を種々選択
することができる。また、半導体活性層を量子効果が生
ずる薄膜で形成した単一量子井戸構造や多量子井戸構造
とすることもできる。本発明において、LEDチップと
しては、青色発光可能な半導体発光層を有し、後述する
セリウムで付活されたイットリウム・アルミニウム・ガ
ーネット系蛍光体を効率よく励起できるLEDチップを
用いることが好ましい。
【0055】(蛍光体)本発明の面発光装置に用いる蛍
光物質の例としては、可視光や紫外線で励起されて発光
するフォトルミネッセンス蛍光体がある。具体的なフォ
トルミネッセンス蛍光体例としては、青色系が発光可能
な窒化物半導体LEDチップからの光との補色により白
色系が発光可能な蛍光物質としてセリウムで付活された
イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体が挙
げられるが、Mg5Li6Sb61 3:Mnや、Mg2Ti
4:Mn等の蛍光体やこれら蛍光物質を複数混合した
蛍光物質をも利用することができる。ここで、より好適
な蛍光物質としてセリウムで付活されたイットリウム・
アルミニウム・ガーネット系蛍光体について以下に示
す。
【0056】本発明において、セリウムで付活されたイ
ットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体は特に
広義に解釈するものとしイットリウムの一部あるいは全
体をLu、Sc、La、Gd及びSmからなる群から選
ばれる少なくとも1つの元素に置換し、あるいは、アル
ミニウムの一部あるいは全体を、GaとInの何れか又
は両方で置換する蛍光作用を発する蛍光体を含む意味に
使用する。
【0057】更に詳しくは、一般式(YzGd1-z3
512:Ce(但し、0<z≦1)で示されるフォト
ルミネッセンス蛍光体や一般式(Re1-aSma3
e’512:Ce(但し、0≦a<1、Reは、Y、G
d、La、Scから選択される少なくとも一種、Re’
は、Al、Ga、Inから選択される少なくとも一種で
ある。)で示されるフォトルミネッセンス蛍光体であ
る。
【0058】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例1の面状発光装
置は、実施の形態2で用いた図6に示す導光板を用いた
例である。この導光板の材料としてポリカーボネートを
用い、導光板形成用の金型は、導光板端面の第2の主面
(下面)側に2つの平面からなる錐体状の切り欠き部1
11aが8個並んだものが2カ所形成されるようにして
ある。また、その金型は、導光板の第2の主面に発光さ
れる光の均一性を向上させるための凹凸(シボ)加工が
施されるように作製される。導光板の成形は、まず、成
形温度を280℃に設定してポリカーボネートを溶融さ
せながら、射出圧力1000kgf/cm2、金型温度
は100℃で射出成型する。そして、45秒間冷却した
後、金型から取り出す。このようにして導光板を形成し
た。こうして得られた導光板には、導光板から面状に光
を取り出す第1の主面(発光面)及び導光板に光を導入
する端面を除いて反射シートを設置する。又、反射シー
トの設けられていない導光板の端面には、白色発光が可
能な窒化物半導体からなるLEDチップ2個を有したL
ED光源を配置する。こうして得られた面発光装置のL
EDチップに電流を流すと、光が導光板の端面から入射
され、導光板の第1の主面から面状に発光させることが
できる。形成された面状発光装置は、一部が極端に明る
い異常発光は認められず、発光輝度も向上させることが
できる。
【0059】(実施例2)導光板の材料としてアクリル
樹脂を使用し、導光板端面に図16に示すような球状の
3つの窪みが実施例1のように2カ所に形成されるよう
な金型を用い、成型温度を250℃、射出圧力1100
kgf/cm2、金型温度80℃、冷却時間を約30秒
として成型した。上述した以外は実施例1と同様にし
て、本発明の実施例2の面状発光装置を形成する。この
ようにして得られた面状発光装置において、LEDチッ
プに電流を流して面状発光させると、一部が極端に明る
い異常発光は認められず、発光輝度も向上させることが
できる。また、実施例2の面発光装置は、色ムラも少な
く均一性に優れたものとできる。
【0060】(実施例3)導光板の材料としてアクリル
樹脂を使用し、導光板端面に図9に示すような、隣接す
る切り欠きの間が導光板の下面においても離れた導光板
が形成されるような金型を用い、成形温度250℃、射
出圧力1100kgf/cm2、金型温度80℃、冷却
時間を約30秒として成型する。上述以外は実施例1と
同様にして、本発明の実施例3の面状発光装置を形成す
る。この実施例3の面発光装置において、LEDチップ
に電流を流して面状発光させると、一部が極端に明るい
異常発光は認められず、また、平坦面を設けたことで光
入射端面から離れた部分の輝度も向上させることができ
る。
【0061】(実施例4)導光板の材料としてアクリル
樹脂を使用し、導光板端面に図10に示すようなLED
から遠ざかるに従って切り欠きの面の角度を変化させた
錐体状の切り欠き部が9個並んだものが、実施例1のよ
うに二カ所に形成されるような金型を用い、成形温度を
250℃、射出圧力1100kgf/cm2、金型温度
80℃、冷却時間を約30秒として成型する。上述以外
は実施例1と同様にして、実施例4の面状発光装置を形
成する。この実施例3の面発光装置において、LEDチ
ップに電流を流して面状発光させると、一部が極端に明
るい異常発光は認められず、輝度も向上させることがで
きる。光入射端面側の隅部は、実施例1よりも明るく、
より均一な面状発光を得ることができる。
【0062】(実施例5)導光板の材料としてアクリル
樹脂を使用し、導光板端面に図13に示すような円柱状
の切り欠きが6個並んだものが、実施例1のように2カ
所に形成されるような金型を用い、成型温度を300
℃、射出圧力1500kgf/cm2、金型温度120
℃、冷却時間を約1分として成型する。上述以外は実施
例1と同様にして、本発明の実施例5の面状発光装置を
形成する。この実施例5の面発光装置において、LED
チップに電流を流して面状発光させると、若干の輝度ム
ラが認められるものの、切り欠き部の側面が曲面である
ため混色性がよく、色の均一性を向上させることができ
る。
【0063】(実施例6)導光板の材料としてアクリル
樹脂を使用し、蛍光体端面に図14のような円柱状の切
り欠き部が平坦部を間に挟みながら導光板の長手方向に
沿って4個並んだものが、実施例1のように2カ所に形
成されるような金型を用い、成形温度を300℃、射出
圧力1500kgf/cm2、金型温度120℃、冷却
時間を約1分として成型する。上述以外は実施例1と同
様にして、本発明の実施例6の面状発光装置を形成す
る。この実施例6の面発光装置において、LEDチップ
に電流を流して面状発光させると、若干の輝度ムラが認
められるものの、切り欠き部の側面が曲面であるため混
色性がよく、色の均一性を向上させることができる。ま
た、平坦部を設けることで、入射端面から離れた部分の
輝度も向上させることができる。
【0064】(実施例7)導光板の材料としてアクリル
樹脂を使用し、導光板端面に図11のような円錐体状の
切り欠き部が6個並んだものが、実施例1のように2カ
所に形成されるような金型を用い、成型温度を220
℃、射出圧力600kgf/cm2、金型温度50℃、
冷却時間を約30秒として成型する。上述以外は実施例
1と同様に行い、本発明の実施例7の面状発光装置を形
成する。この実施例7の面発光装置において、LEDチ
ップに電流を流して面状発光させると、切り欠き部の側
面が曲面であるため混色性がよく、色の均一性を向上さ
せることができ、また、輝度ムラは柱体状の切り欠き部
のものより優れている。
【0065】(実施例8)導光板の材料としてアクリル
樹脂を使用し、導光板端面に図12に示すような円錐の
頂点部分を切り取ったような形状の窪みが6個並んだも
のが、実施例1のように2カ所に形成されるような金型
を用い、成型温度を250℃、射出圧力1200kgf
/cm2、金型温度80℃、冷却時間を約30秒として
成型する。上述以外は実施例1と同様にして、本発明の
実施例8の面状発光装置を形成する。この実施例3の面
発光装置において、LEDチップに電流を流して面状発
光させると、輝度ムラは注体状のものより優れ、また、
切り欠き部の側面が曲面であるため混色性に優れ、色の
均一性を向上させることができる。
【0066】(比較例)同様に、比較例として導光板端
面に図19のように、導光板端面と第1の主面と第2の
主面の3つの面と接するような円柱形状の切り欠き部が
形成された導光板とした以外は実施例と同様にして面状
発光装置を作製する。この比較例1の面発光装置におい
て、LEDチップにLEDに電流を流して面状に発光さ
せたところ、LEDと導光板端面の第1の主面に形成さ
れた切り欠き部の間にできた隙間から光が漏れだし、そ
の部分だけが極端に明るくなる異常発光が認められ、均
一な面発光が得られなかった。又、その他の部分の発光
輝度も充分ではなかった。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の面
発光装置は、LED素子から放出されて導光板に入射す
る光を均一、かつ高輝度に導光板から放出させることが
でき、しかも導光板の発光面における異常発光を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の面発光装置の平
面図である。
【図2】 実施の形態1の導光板の斜視図である。
【図3】 実施の形態1のLED光源の正面図である。
【図4】 本発明に係る実施の形態2の面発光装置の平
面図である。
【図5】 実施の形態2のLEDバー光源の正面図であ
る。
【図6】 実施の形態2の導光板の斜視図である。
【図7】 本発明に係る変形例1の面発光装置の分解斜
視図である。
【図8】 (a)は本発明の面発光装置における拡散部
における屈折を説明するための模式横断面図であり、
(b)は本発明の面発光装置における拡散部における屈
折を説明するための模式縦断面図である。
【図9】 本発明に係る変形例2の面発光装置の導光板
の斜視図である。
【図10】 本発明に係る変形例3の面発光装置の導光
板の断面図である。
【図11】 本発明に係る変形例4の面発光装置の導光
板の斜視図である。
【図12】 本発明に係る変形例5の面発光装置の導光
板の斜視図である。
【図13】 本発明に係る変形例6の面発光装置の導光
板の斜視図である。
【図14】 本発明に係る変形例6の面発光装置の図1
3とは異なる構造の導光板の斜視図である。
【図15】 本発明に係る変形例7の面発光装置の導光
板の斜視図である。
【図16】 本発明に係る変形例7の面発光装置の図1
5とは異なる構造の導光板の斜視図である。
【図17】 本実施の形態1に係る面発光装置の導光板
1の発光面における発光状態を示す図である。
【図18】 図19に示す面発光装置(従来例)の導光
板の発光面における発光状態を示す図である。
【図19】 従来例の面発光装置の平面図である。
【図20】 (a)は従来例の面発光装置における拡散
部における屈折を説明するための模式横断面図であり、
(b)は従来例の面発光装置における拡散部における屈
折を説明するための模式縦断面図である。
【符号の説明】
1,101,501…導光板、 2…LED光源、 3…支持体、 4,103…反射層、 10,104,504…導光板の端面、 11,111,211,311,411,511,61
1,612…光拡散部、 11a,105,111a,211a,311a,41
1a,511a,611a…切り欠き、 12…発光面、 21…LEDチップ(LED素子)、 22,23a…リードフレーム、 22a…カップ、 24,25,124…透光性樹脂、 26,126…出射面、 100…LEDバー光源、 102…発光部、 125…バー本体部、 131…凹部、 505,505a…窪み。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 33/00 G02F 1/1335 530 // F21Y 101:02 (72)発明者 中西 栄二 徳島県阿南市上中町岡491番地100 日亜化 学工業株式会社内 (72)発明者 国方 孝一 徳島県阿南市上中町岡491番地100 日亜化 学工業株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する上面と下面を有する導光
    板と、該導光板の下面に設けられた反射体と、少なくと
    も1つのLED素子を有しそのLED素子からの光を上
    記導光板の一端面から入射するように設けられたLED
    光源とを備え、上記導光板の上面から光を出射する面発
    光装置において、 上記導光板は上記一端面に、上記LED光源から入射さ
    れた光を上記導光板内に分散させるように窪んだ光拡散
    部を有し、かつ上記光拡散部は、該光拡散部の上端が上
    記一端面において上記上面から離れて形成されているこ
    とを特徴とする面発光装置。
  2. 【請求項2】 上記光拡散部は、上記一端面において上
    記上面から離れた一点を頂点として上記下面に向かって
    半角錐又は半円錐状に切り欠かれてなる切り欠きである
    請求項1記載の面発光装置。
  3. 【請求項3】 上記切り欠きは、三角錐形状を有する請
    求項2記載の面発光装置。
  4. 【請求項4】 上記切り欠きがLED素子一個に対して
    複数形成されている請求項2又は3に記載の面発光装
    置。
  5. 【請求項5】 上記LED素子一個に対応して形成され
    た複数の切り欠きのうちの隣接する切り欠きが、上記導
    光板の下面において互いに離れて形成された請求項4記
    載の面発光装置。
  6. 【請求項6】 上記切り欠きはそれぞれ2つの傾斜面を
    有する三角錐形状であって、上記切り欠きのうちの少な
    くとも2つの切り欠きを構成する傾斜面はそれぞれ上記
    一端面に対して異なる角度に形成されている請求項4又
    は5記載の面発光装置。
  7. 【請求項7】 上記複数の切り欠きを構成する各傾斜面
    はそれぞれ上記一端面に対して互いに異なる角度に形成
    されている請求項6記載の面発光装置。
  8. 【請求項8】 上記光拡散部は、該光拡散部の上端及び
    下端がそれぞれ上記一端面において上記上面及び上記下
    面から離れて形成されている請求項1記載の面発光装
    置。
  9. 【請求項9】 上記光拡散部の内面は曲面である請求項
    8記載の面発光装置。
  10. 【請求項10】 上記光拡散部の内面は球面である請求
    項9記載の面発光装置。
  11. 【請求項11】 上記光拡散部は半円柱形状である請求
    項9記載の面発光装置。
  12. 【請求項12】 上記LED素子は、透光性樹脂で覆わ
    れている請求項1〜11のうちのいずれか1つに記載の
    面発光装置。
  13. 【請求項13】 上記面発光装置は、上記導光板の上記
    一端面に対向配置される面と該面に形成された凹部であ
    って上記LED素子が設けられて透光性樹脂が充填され
    てなる発光部とを有してなるLEDバー光源を備え、 上記光拡散部は上記発光部の出射面と対向するように設
    けられたことを特徴とする請求項1〜11のうちのいず
    れか1つに記載の面発光装置。
  14. 【請求項14】 上記LEDバー光源は、複数の発光部
    を有する請求項13に記載の面発光装置。
  15. 【請求項15】 上記透光性樹脂は、上記LED素子が
    発生する光を吸収してその吸収した光の波長とは異なる
    波長の光を発生する蛍光体を含む請求項12〜14のう
    ちのいずれか1つに記載の面発光装置。
  16. 【請求項16】 上記LED素子は、可視光が発光可能
    な発光素子であり、上記蛍光体は上記発光素子からの可
    視光を吸収し、その吸収した光よりも長波長の可視光が
    発光可能な蛍光物質である請求項15記載の面発光装
    置。
  17. 【請求項17】 上記発光部は、上記LED素子が発生
    する光と上記蛍光体が発生する光との混色による白色光
    を上記出射面から出力する請求項15又は16記載の面
    発光装置。
  18. 【請求項18】 上記LED素子は窒化物半導体を有し
    てなり、上記蛍光体はセリウムで付活されたイットリウ
    ム・アルミニウム・ガーネット蛍光体である請求項15
    〜17記載の面発光装置。
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