JP2008298878A - 光導波路デバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】発光素子からの光の光軸と、その光を受光するコアの受光面との位置合わせが容易になっている光導波路デバイスを提供する。
【解決手段】第1および第2のアンダークラッド層21,22の上面に、それぞれ発光素子5と、この発光素子5の発光を受光するためのコア3とが設けられ、コア3の受光部3aが、平面視略U字状に形成され、その略U字状の開口部内に、上記発光素子5の発光部5cからの発光が投光されるように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】第1および第2のアンダークラッド層21,22の上面に、それぞれ発光素子5と、この発光素子5の発光を受光するためのコア3とが設けられ、コア3の受光部3aが、平面視略U字状に形成され、その略U字状の開口部内に、上記発光素子5の発光部5cからの発光が投光されるように構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、光通信,光情報処理,その他一般光学で広く用いられる光導波路デバイスに関するものである。
一般に、光導波路デバイスでは、発光素子から発光される光を、光導波路により伝播している(例えば、特許文献1参照)。この光導波路デバイスを図5に模式的に示す。図5では、光導波路デバイスは、光導波路が基板10上に形成されており、その光導波路の一端部に距離をおいて、発光素子50が上記基板10上に接着剤Aを介して固定されている。そして、発光素子50からの光Lは、光導波路のコア30の一端面から入射し、そのコア30を通って、そのコア30の他端面から出射されるようになっている。なお、図5において、符号20はアンダークラッド層、符号40はオーバークラッド層である。
US5914709
しかしながら、このような光導波路デバイスでは、コア30が棒状であるため、その受光面(一端面)は、面積が小さい。このため、発光素子50からの投光方向と、その光を受光するコア30の一端面との位置合わせが困難になっている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、発光素子からの投光方向と、その光を受光するコアの受光面との位置合わせが容易になっている光導波路デバイスの提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の光導波路デバイスは、アンダークラッド層の上面に、発光素子と、この発光素子の発光を受光するためのコアとが設けられ、コアの受光部が、平面視略U字状に形成され、その略U字状の開口部内に、上記発光素子の発光部からの発光が投光されるように構成されている。
なお、本発明において、「略U字状」とは、U字状のものだけでなく、V字状のもの,半円環状のもの等、その開口部内に、発光素子の発光部からの発光を投光できる形状のものを含む意味である。
本発明の光導波路デバイスは、コアの受光部が、平面視略U字状に形成され、その略U字状の開口部内に、発光素子の発光部からの発光が投光されるように構成されていることにより、上記略U字状の内側面を受光面にすることができる。このため、その受光面積を広くとることができる。これにより、発光素子からの投光方向と、その光を受光するコアの受光面との位置合わせの自由度が大きくなるため、その位置合わせを容易にすることができる。
特に、上記発光素子の発光部が、上記コアの受光部の略U字状の開口部内に位置決めされている場合には、発光素子からの投光方向が横方向に大きくずれたとしても、上記略U字状の内側面で受光することができるため、発光素子からの投光方向と、その光を受光するコアの受光面との位置合わせを、より容易にすることができる。
また、上記コアが、上記アンダークラッド層の上面のうちの所定部分に形成された、高さ調整層としての第2のアンダークラッド層を介して設けられている場合には、上記発光素子の発光部分の高さ位置が高い場合に、第2のアンダークラッド層を高さ調整層として形成することにより、コアの高さ位置を、上記発光素子の発光部分の高さ位置に適正に、容易に合わせることができる。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1(a),(b)は、本発明の光導波路デバイスの一実施の形態を示している。この実施の形態では、基板1の上面に、光導波路デバイスが形成されている。この光導波路デバイスでは、第1のアンダークラッド層21の上面に、発光素子5が設置され、その発光素子5が設置された部分以外の部分(所定部分)に、第2のアンダークラッド層22が形成されている。そして、この第2のアンダークラッド層22の上面に、光Lの通路であるコア3が所定パターンに形成されている。この第2のアンダークラッド層22は、上記コア3の高さ位置を、発光素子5の発光部5cからの光Lを受光可能な高さ位置に設定するための高さ調整層である。また、上記コア3の一端部は、上記発光素子5からの光Lを受光する受光部3aに形成されており、その形状は、平面視U字状〔図1(a)では開口側が左側に向けられた横向きのU字状〕になっている。そして、そのU字状の開口部内に、上記発光素子5が位置決めされ、その発光素子5の発光部5cを、上記受光部3aのU字状部分が囲んだ状態になっている。その発光部5cからの投光方向は、コア3の長手方向(図示の方向)であることが好ましいが、それ以外でも、上記U字状の受光部3aの内側面に向かう方向に設定されていれば特に限定されない。また、この実施の形態では、上記発光素子5およびコア3を被覆するように、透光性を有するオーバークラッド層4が形成されている。なお、図1(a),(b)において、符号5aは、その一端部上に発光素子5を固定しているリードフレームであり、その他端部には、発光素子5に接続されている端子(配線接続部分)5bが設けられている。
この光導波路デバイスにおいて、上記発光素子5からコア3の受光部3aの方向に投光された光Lは、まず、オーバークラッド層4を経由して上記コア3の受光部3aのU字状の内側面からコア3の受光部3a内に入射する。投光された光Lの方向がコア3の長手方向(図示の方向)と同一方向であると、光Lは、そのままコア3の長手方向に進む。他方、投光された光Lの方向が、コア3の長手方向(図示の方向)と同一方向ではなく、長手方向に対して斜めの方向であると、光Lは、コア3の受光部3aのU字状部内で反射を繰り返した後、最終的に、コア3の長手方向に進む。そして、その後、コア3の他端面から出射される。このように、上記光導波路デバイスでは、上記受光部3aのU字状の内側面の全体を受光面にすることができるため、受光面積を広くとることができる。これにより、発光素子5からの投光方向と、その光を受光するコア3の受光面との位置合わせを高精度にする必要がなく、その位置合わせを容易にすることができる。
このような光導波路デバイスの製造方法の一例について説明する。
すなわち、まず、平板状の基板1〔図2(a)参照〕を準備する。この基板1としては、特に限定されるものではなく、その形成材料としては、例えば、ガラス,石英,シリコン,樹脂,金属等があげられる。また、基板1の厚みは、特に限定されないが、通常、20μm〜5mmの範囲内に設定される。
ついで、図2(a)に示すように、上記基板1の上面の所定領域に、第1のアンダークラッド層21を形成する。この第1のアンダークラッド層21の形成材料としては、感光性樹脂,ポリイミド樹脂,エポキシ樹脂等があげられる。そして、第1のアンダークラッド層21の形成は、つぎのようにして行われる。すなわち、まず、上記樹脂が溶媒に溶解しているワニスを基板1上に塗布する。このワニスの塗布は、例えば、スピンコート法,ディッピング法,キャスティング法,インジェクション法,インクジェット法等により行われる。ついで、これを硬化させる。この硬化に際して、第1のアンダークラッド層21の形成材料として感光性樹脂が用いられる場合は、照射線により露光する。この露光された部分が第1のアンダークラッド層21となる。また、第1のアンダークラッド層21の形成材料としてポリイミド樹脂が用いられる場合は、通常、300〜400℃×60〜180分間の加熱処理により硬化させる。第1のアンダークラッド層21の厚みは、通常、5〜50μmの範囲内に設定される。このようにして、第1のアンダークラッド層21を形成する。
つぎに、図2(b)に示すように、上記第1のアンダークラッド層21の上面のうち発光素子5〔図2(d)参照〕の設置予定部分以外の所定部分に、第2のアンダークラッド層22を形成する。この第2のアンダークラッド層22の形成材料としては、感光性樹脂が用いられ、照射線を所定部分に選択的に露光することにより、この露光された所定部分を第2のアンダークラッド層22に形成する。
そして、図2(c)に示すように、上記第2のアンダークラッド層22の上面に、コア3を形成する。このとき、コア3の一端部(受光部3a)を上記U字状に形成し、そのU字状部分が、後の工程で設置される発光素子5の発光部5c〔図2(d)参照〕を囲むことができるように形成する。このコア3の形成材料としては、通常、感光性樹脂があげられ、上記第2のアンダークラッド層22および後記のオーバークラッド層4〔図2(e)参照〕の形成材料よりも屈折率が大きい材料が用いられる。この屈折率の調整は、例えば、上記第2のアンダークラッド層22,コア3,オーバークラッド層4の各形成材料の種類の選択や組成比率を調整して行うことができる。そして、コア3の形成は、つぎのようにして行われる。すなわち、まず、上記と同様、感光性樹脂が溶媒に溶解しているワニスを第2のアンダークラッド層22上に塗布する。このワニスの塗布は、上記と同様、例えば、スピンコート法,ディッピング法,キャスティング法,インジェクション法,インクジェット法等により行われる。ついで、これを乾燥し、樹脂層を形成する。この乾燥は、通常、50〜120℃×10〜30分間の加熱処理により行われる。
ついで、上記樹脂層を、コア3のパターンに対応する開口パターンが形成されているフォトマスク(図示せず)を介して照射線により露光する。この露光された部分が、未露光部分の溶解除去工程を経て、コア3となる。これについて詳しく説明すると、上記露光用の照射線としては、例えば、可視光,紫外線,赤外線,X線,α線,β線,γ線等が用いられる。好適には、紫外線が用いられる。紫外線を用いると、大きなエネルギーを照射して、大きな硬化速度を得ることができ、しかも、照射装置も小型かつ安価であり、生産コストの低減化を図ることができるからである。紫外線の光源としては、例えば、低圧水銀灯,高圧水銀灯,超高圧水銀灯等があげられ、紫外線の照射量は、通常、10〜10000mJ/cm2 、好ましくは、50〜3000mJ/cm2 である。
上記露光後、光反応を完結させるために、加熱処理を行う。この加熱処理は、80〜250℃、好ましくは、100〜200℃にて、10秒〜2時間、好ましくは、5分〜1時間の範囲内で行う。その後、現像液を用いて現像を行うことにより、樹脂層における未露光部分を溶解させて除去し、残存した樹脂層をコア3のパターンに形成する。なお、上記現像は、例えば、浸漬法,スプレー法,パドル法等が用いられる。また、現像剤としては、例えば、有機系の溶媒,アルカリ系水溶液を含有する有機系の溶媒等が用いられる。このような現像剤および現像条件は、感光性樹脂組成物の組成によって、適宜選択される。
そして、そのコア3のパターンに形成された残存樹脂層中の現像液を加熱処理により除去する。この加熱処理は、通常、80〜120℃×10〜30分間の範囲内で行われる。これにより、上記コア3のパターン形成された残存樹脂層を、コア3に形成する。また、各コア3の厚みは、通常、5〜30μmの範囲内に設定され、その幅は、通常、5〜30μmの範囲内に設定される。
つぎに、図2(d)に示すように、上記第1のアンダークラッド層21の上面のうち、コア3の受光部3aのU字状の開口部内に、発光素子5をリードフレーム5aとともに設置する。このとき、リードフレーム5aの他端部に設けられている端子(配線接続部分)5bは、第1のアンダークラッド層21の端縁よりも外側に位置決めされる。また、上記発光素子5の設置は、接着剤を用いずに載置するか、または、僅かの接着剤を用いて仮固定する程度でよい。その理由は、後の工程〔図2(e)参照〕で上記発光素子5を被覆するように、オーバークラッド層4を形成することにより、上記発光素子5が固定されるからである。なお、上記発光素子5としては、通常、発光ダイオード,レーザダイオード,VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)等が用いられる。
ついで、図2(e)に示すように、上記発光素子5およびコア3を被覆するように、上記第1および第2のアンダークラッド層21,22の上面に、透光性を有するオーバークラッド層4を形成する。これにより、上記発光素子5が上記第1のアンダークラッド層21とオーバークラッド層4とで挟持された状態となって固定される。上記オーバークラッド層4の形成材料としては、上記第1または第2のアンダークラッド層21,22と同様の材料があげられるが、透光性を有するが選択される。そのうち、このオーバークラッド層4の形成材料は、上記第1または第2のアンダークラッド層21,22の形成材料と同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、オーバークラッド層4の形成方法も上記第1または第2のアンダークラッド層21,22の形成方法と同様にして行われる。オーバークラッド層4の厚みは、通常、20〜100μmの範囲内に設定される。
さらに、上記発光素子5の端子(配線接続部分)5bに、ワイヤーボンディング等により、配線6を接続する。
このようにして、基板1の上面に、第1および第2のアンダークラッド層21,22とコア3とオーバークラッド層4と発光素子5とからなる前記光導波路デバイス〔図1(a),(b)参照〕を製造することができる。
なお、上記実施の形態では、受光部3aのU字状の開口部内に、発光素子5を位置決めしたが、上記U字状の内側面で受光できれば、図3に示すように、発光素子5を、上記U字状部分の外側に位置決めしてもよい。
また、上記実施の形態では、コア3の一端部(受光部3a)を平面視U字状に形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、図4に示すように、平面視V字状に形成してもよい。このようにしても、同様の作用・効果を奏する。
また、上記実施の形態では、第2のアンダークラッド層22を形成することにより、コア3の高さ位置を、発光素子5の発光部5cからの光Lを受光可能な高さ位置に合わせているが、コア3と発光素子5の発光部5cとの高さ位置を合わせる必要がない場合は、第2のアンダークラッド層22を形成しないで光導波路デバイスを構成してもよい。この場合は、第1のアンダークラッド層21の上面にコア3が形成される。
さらに、上記実施の形態では、オーバークラッド層4を形成しているが、このオーバークラッド層4は必須ではなく、場合によってオーバークラッド層4を形成しないで光導波路デバイスを構成してもよい。
また、上記実施の形態では、発光素子5の端子(配線接続部分)5bを、第1のアンダークラッド層21の端縁よりも外側に位置決めしたが、上記端子(配線接続部分)5bを第1のアンダークラッド層21上に位置決めしてもよく、その場合は、端子(配線接続部分)5bに、ワイヤーボンディング等により、配線6を接続した後、その端子(配線接続部分)5b部分をオーバークラッド層4で覆ってもよい。
つぎに、実施例について説明する。但し、本発明は、これに限定されるわけではない。
〔第1および第2のアンダークラッド層ならびにオーバークラッド層の形成材料〕
ビスフェノキシエタノールフルオレンジクリシジルエーテル(成分A)35重量部、(3’,4’−エポキシシクロヘキサン)メチル3’,4’−エポキシシクロヘキシル−カルボキシレート(成分B)40重量部、脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学社製、セロキサイド2021P)(成分C)25重量部、4,4−ビス〔ジ(β−ヒドロキシエトキシ)フェニルスルフィニオ〕フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロアンチモネートの50%プロピオンカーボネート溶液(光酸発生剤:成分D)1重量部を混合することにより、第1および第2のアンダークラッド層ならびにオーバークラッド層の形成材料を調製した。
ビスフェノキシエタノールフルオレンジクリシジルエーテル(成分A)35重量部、(3’,4’−エポキシシクロヘキサン)メチル3’,4’−エポキシシクロヘキシル−カルボキシレート(成分B)40重量部、脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学社製、セロキサイド2021P)(成分C)25重量部、4,4−ビス〔ジ(β−ヒドロキシエトキシ)フェニルスルフィニオ〕フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロアンチモネートの50%プロピオンカーボネート溶液(光酸発生剤:成分D)1重量部を混合することにより、第1および第2のアンダークラッド層ならびにオーバークラッド層の形成材料を調製した。
〔コアの形成材料〕
上記成分A:70重量部、1,3,3−トリス{4−〔2−(3−オキセタニル)〕ブトキシフェニル}ブタン:30重量部、上記成分D:0.5重量部を乳酸エチル28重量部に溶解することにより、コアの形成材料を調製した。
上記成分A:70重量部、1,3,3−トリス{4−〔2−(3−オキセタニル)〕ブトキシフェニル}ブタン:30重量部、上記成分D:0.5重量部を乳酸エチル28重量部に溶解することにより、コアの形成材料を調製した。
〔光導波路デバイスの作製〕
まず、ガラス基板(厚み1.0mm)の上面に、上記第1のアンダークラッド層の形成材料をスピンコート法により塗布した後、2000mJ/cm2 の紫外線照射を行った。つづいて、100℃×15分間の加熱処理を行うことにより、第1のアンダークラッド層(厚み15μm)を形成した。
まず、ガラス基板(厚み1.0mm)の上面に、上記第1のアンダークラッド層の形成材料をスピンコート法により塗布した後、2000mJ/cm2 の紫外線照射を行った。つづいて、100℃×15分間の加熱処理を行うことにより、第1のアンダークラッド層(厚み15μm)を形成した。
ついで、上記第1のアンダークラッド層の上面のうち発光ダイオードの設置予定部分以外の所定部分に、上記第1のアンダークラッド層の形成と同様にして、第2のアンダークラッド層(厚み50μm)を形成した。
つぎに、上記第2のアンダークラッド層の上面に、上記コアの形成材料をスピンコート法により塗布した後、100℃×15分間の乾燥処理を行った。ついで、その上方に、コアパターンと同形状の開口パターンが形成された合成石英系のフォトマスクを設置した。そして、その上方から、コンタクト露光法にて4000mJ/cm2 の紫外線照射による露光を行った後、120℃×15分間の加熱処理を行った。つぎに、γ−ブチロラクトン水溶液を用いて現像することにより、未露光部分を溶解除去した後、120℃×30分間の加熱処理を行うことにより、コア(断面寸法:幅12μm×高さ24μm)を形成した。このコアは、一端部(受光部)を平面視V字状に形成した。
つぎに、上記第1のアンダークラッド層の上面のうち、上記コアの受光部のV字状の開口部内に、紫外線硬化型接着剤を僅かに用いて発光ダイオードを仮固定した。
ついで、上記発光ダイオードおよびコアを被覆するように、上記第1および第2のアンダークラッド層の上に、上記オーバークラッド層の形成材料をスピンコート法により塗布した後、2000mJ/cm2 の紫外線照射を行った。つづいて、150℃×60分間の加熱処理を行うことにより、オーバークラッド層(厚み35μm)を形成した。
つぎに、上記発光ダイオードの端子に、ワイヤーボンディングにより、配線を接続した。
このようにして、上記基板上に、第1および第2のアンダークラッド層とコアとオーバークラッド層と発光ダイオードとからなる光導波路デバイスを製造することができた。
3 コア
3a 受光部
5 発光素子
5c 発光部
21 第1のアンダークラッド層
22 第2のアンダークラッド層
3a 受光部
5 発光素子
5c 発光部
21 第1のアンダークラッド層
22 第2のアンダークラッド層
Claims (3)
- アンダークラッド層の上面に、発光素子と、この発光素子の発光を受光するためのコアとが設けられ、コアの受光部が、平面視略U字状に形成され、その略U字状の開口部内に、上記発光素子の発光部からの発光が投光されるように構成されていることを特徴とする光導波路デバイス。
- 上記発光素子の発光部が、上記コアの受光部の略U字状の開口部内に位置決めされている請求項1記載の光導波路デバイス。
- 上記コアが、上記アンダークラッド層の上面のうちの所定部分に形成された、高さ調整層としての第2のアンダークラッド層を介して設けられている請求項1または2記載の光導波路デバイス。
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