JP2001025307A - 作業車輌 - Google Patents
作業車輌Info
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- JP2001025307A JP2001025307A JP11198958A JP19895899A JP2001025307A JP 2001025307 A JP2001025307 A JP 2001025307A JP 11198958 A JP11198958 A JP 11198958A JP 19895899 A JP19895899 A JP 19895899A JP 2001025307 A JP2001025307 A JP 2001025307A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】作業用搭乗部に搭乗する作業者の姿勢を楽な姿
勢に保持して疲労を軽減し、作業能率を向上させる。 【解決手段】第1の手段として、作業車輌を、原動機5
の駆動力によって走行する運搬車体1と、運搬車体1側
に支持ないし牽引される作業用搭乗部14と、作業用搭
乗部14に設けた作業姿勢保持手段19とから構成す
る。また、第2の手段として、作業姿勢保持手段19
を、脚部支持手段16と、胸部支持手段17と、臀部支
持手段18とから構成する。
勢に保持して疲労を軽減し、作業能率を向上させる。 【解決手段】第1の手段として、作業車輌を、原動機5
の駆動力によって走行する運搬車体1と、運搬車体1側
に支持ないし牽引される作業用搭乗部14と、作業用搭
乗部14に設けた作業姿勢保持手段19とから構成す
る。また、第2の手段として、作業姿勢保持手段19
を、脚部支持手段16と、胸部支持手段17と、臀部支
持手段18とから構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、農作業等に利用
される作業車輌に関するものである。
される作業車輌に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば農作業において、圃場
に栽培される作物を手作業で収穫して運搬することは重
労働であるため、この収穫作業を自動化することが試み
られてきた。しかしながら、この反面、作業を完全に自
動化しようとすると、この収穫作業を行う作業車輌の構
成が複雑となり、安価に提供することができなくなると
いう弊害が生じる。
に栽培される作物を手作業で収穫して運搬することは重
労働であるため、この収穫作業を自動化することが試み
られてきた。しかしながら、この反面、作業を完全に自
動化しようとすると、この収穫作業を行う作業車輌の構
成が複雑となり、安価に提供することができなくなると
いう弊害が生じる。
【0003】そこで、例えば米国特許第4395867
号公報に記載されているように、運搬車体側に牽引され
る作業用搭乗部を設け、運搬車体を走行させながら、該
作業用搭乗部に搭乗した作業者によって、圃場に栽培さ
れる作物を手作業で収穫し、この収穫物を運搬車体側に
積載するという、いわゆる半自動作業形態の作業車輌が
試みられている。
号公報に記載されているように、運搬車体側に牽引され
る作業用搭乗部を設け、運搬車体を走行させながら、該
作業用搭乗部に搭乗した作業者によって、圃場に栽培さ
れる作物を手作業で収穫し、この収穫物を運搬車体側に
積載するという、いわゆる半自動作業形態の作業車輌が
試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
米国特許第4395867号公報に記載された作業車輌
においては、作業用搭乗部が単に臀部を支持する椅子状
のものでしかなく、これに搭乗する作業者は、圃場に栽
培される作物を手作業で収穫する際、前かがみ姿勢にな
らざるをえない。
米国特許第4395867号公報に記載された作業車輌
においては、作業用搭乗部が単に臀部を支持する椅子状
のものでしかなく、これに搭乗する作業者は、圃場に栽
培される作物を手作業で収穫する際、前かがみ姿勢にな
らざるをえない。
【0005】このため、作業者の疲労が激しく、長時
間、作業を継続して行うことができず、甚だ、作業能率
の低いものとなっていた。
間、作業を継続して行うことができず、甚だ、作業能率
の低いものとなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の如き
課題を解決するために、次の様な技術的手段を講ずる。
すなわち、請求項1記載の、原動機5の駆動力によって
走行する運搬車体1と、該運搬車体1側に支持ないし牽
引される作業用搭乗部14と、該作業用搭乗部14に設
けた作業姿勢保持手段19とから構成したことを特徴と
する作業車輌の構成、及び、請求項2記載の、前記作業
姿勢保持手段19を、脚部支持手段16と、胸部支持手
段17と、臀部支持手段18とから構成したことを特徴
とする請求項1記載の作業車輌の構成としたものであ
る。
課題を解決するために、次の様な技術的手段を講ずる。
すなわち、請求項1記載の、原動機5の駆動力によって
走行する運搬車体1と、該運搬車体1側に支持ないし牽
引される作業用搭乗部14と、該作業用搭乗部14に設
けた作業姿勢保持手段19とから構成したことを特徴と
する作業車輌の構成、及び、請求項2記載の、前記作業
姿勢保持手段19を、脚部支持手段16と、胸部支持手
段17と、臀部支持手段18とから構成したことを特徴
とする請求項1記載の作業車輌の構成としたものであ
る。
【0007】このような作業車輌において、例えば、収
穫作業を行う際には、原動機5を駆動して運搬車体1を
走行させながら、作業用搭乗部14に搭乗した作業者
が、圃場に栽培される作物を手作業で収穫し、運搬車体
1側に積載する。このような作業において、作業用搭乗
部14に搭乗した作業者は、作業姿勢保持手段19によ
って、その身体姿勢を楽な姿勢に保持される。
穫作業を行う際には、原動機5を駆動して運搬車体1を
走行させながら、作業用搭乗部14に搭乗した作業者
が、圃場に栽培される作物を手作業で収穫し、運搬車体
1側に積載する。このような作業において、作業用搭乗
部14に搭乗した作業者は、作業姿勢保持手段19によ
って、その身体姿勢を楽な姿勢に保持される。
【0008】これにより、作業者の疲労が軽減される。
更に、請求項2記載の発明においては、作業用搭乗部1
4に搭乗した作業者は、脚部支持手段16によってその
脚部を支持され、胸部支持手段17によってその胸部を
支持され、臀部支持手段18によってその臀部を支持さ
れる。これにより、作業者は、その体重を各支持手段1
6,17,18に分散して支持されることとなり、例え
ば、圃場面に手を近づけるために前傾姿勢となる場合で
も、胸部支持手段17によってその胸部が下側から支持
されて上体が前傾姿勢に保持され、臀部支持手段18に
よってその臀部が受け止められて上体のずり落ちが防が
れ、脚部支持手段16によってその脚部が受け止められ
て胸部にかかる荷重が軽減される。
更に、請求項2記載の発明においては、作業用搭乗部1
4に搭乗した作業者は、脚部支持手段16によってその
脚部を支持され、胸部支持手段17によってその胸部を
支持され、臀部支持手段18によってその臀部を支持さ
れる。これにより、作業者は、その体重を各支持手段1
6,17,18に分散して支持されることとなり、例え
ば、圃場面に手を近づけるために前傾姿勢となる場合で
も、胸部支持手段17によってその胸部が下側から支持
されて上体が前傾姿勢に保持され、臀部支持手段18に
よってその臀部が受け止められて上体のずり落ちが防が
れ、脚部支持手段16によってその脚部が受け止められ
て胸部にかかる荷重が軽減される。
【0009】これによって、作業者は楽な姿勢で作業を
継続することが可能となる。
継続することが可能となる。
【0010】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にお
いては、原動機5の駆動力によって走行する運搬車体1
と、該運搬車体1側に支持ないし牽引される作業用搭乗
部14と、該作業用搭乗部14に設けた作業姿勢保持手
段19とから構成したことを特徴とする作業車輌とした
ので、作業用搭乗部14に搭乗する作業者の姿勢を楽な
姿勢に保持して疲労を軽減し、作業能率を向上させるこ
とができる。
いては、原動機5の駆動力によって走行する運搬車体1
と、該運搬車体1側に支持ないし牽引される作業用搭乗
部14と、該作業用搭乗部14に設けた作業姿勢保持手
段19とから構成したことを特徴とする作業車輌とした
ので、作業用搭乗部14に搭乗する作業者の姿勢を楽な
姿勢に保持して疲労を軽減し、作業能率を向上させるこ
とができる。
【0011】また、請求項2記載の発明においては、前
記作業姿勢保持手段19を、脚部支持手段16と、胸部
支持手段17と、臀部支持手段18とから構成したこと
を特徴とする請求項1記載の作業車輌としたので、脚部
と胸部と臀部との合理的な支持状態により、作業用搭乗
部14に搭乗する作業者の姿勢を楽な姿勢に保持して疲
労を軽減し、作業能率を向上させることができる。
記作業姿勢保持手段19を、脚部支持手段16と、胸部
支持手段17と、臀部支持手段18とから構成したこと
を特徴とする請求項1記載の作業車輌としたので、脚部
と胸部と臀部との合理的な支持状態により、作業用搭乗
部14に搭乗する作業者の姿勢を楽な姿勢に保持して疲
労を軽減し、作業能率を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について説
明する。運搬車体1は、左右の走行装置2,2と、該左
右の走行装置2,2の上方に設ける運搬台3と、該運搬
台3の前側に設ける操縦部4と、前記左右の走行装置
2,2を駆動する原動機5とによって構成する。
明する。運搬車体1は、左右の走行装置2,2と、該左
右の走行装置2,2の上方に設ける運搬台3と、該運搬
台3の前側に設ける操縦部4と、前記左右の走行装置
2,2を駆動する原動機5とによって構成する。
【0013】前記左右の走行装置2,2は、左右の走行
フレ−ム6,6に支持された駆動輪7,7と遊動輪8,
8とにわたってクロ−ラ9,9を巻き掛けて構成し、前
記駆動輪7,7を、原動機5から駆動される走行ミッシ
ョン(図示省略)を介して駆動する構成とする。尚、前
記左右の走行装置2,2の左右間隔(軌間距離)は、例
えば、キャベツ、大根、人参などを栽培する畝間隔より
やや大きいものとし、畝をまたいで走行できる構成とす
るとよい。また、前記遊動輪8,8は、天秤揺動可能な
イコラ−ザ−式に構成すると、凹凸面の走破性が高ま
る。
フレ−ム6,6に支持された駆動輪7,7と遊動輪8,
8とにわたってクロ−ラ9,9を巻き掛けて構成し、前
記駆動輪7,7を、原動機5から駆動される走行ミッシ
ョン(図示省略)を介して駆動する構成とする。尚、前
記左右の走行装置2,2の左右間隔(軌間距離)は、例
えば、キャベツ、大根、人参などを栽培する畝間隔より
やや大きいものとし、畝をまたいで走行できる構成とす
るとよい。また、前記遊動輪8,8は、天秤揺動可能な
イコラ−ザ−式に構成すると、凹凸面の走破性が高ま
る。
【0014】そして、前記運搬台3は、底板3aと左右
の側板3b,3bと前板3cとから構成し、その後側を
開放した形状とする。これにより、該運搬台3の後側か
らの収穫物の積み込みが容易となる。また、前記操縦部
4は、U字状に形成した把手10と、操作パネル11上
に立設した左右のサイドクラッチレバ−12,12と走
行クラッチレバ−13とから構成する。尚、前記左右の
サイドクラッチレバ−12,12は、傾倒操作すること
により前記走行ミッション内の伝動を断って、この側の
駆動輪7の駆動を停止して運搬車体1を操向するもので
ある。また、前記走行クラッチレバ−13は、傾倒操作
することにより、原動機5から走行ミッションへの駆動
入力を入切及び正逆切換えして左右の駆動輪7,7の駆
動を正逆回転ないし停止して、運搬車体1を前後進ない
し停止させるものである。尚、原動機5から走行ミッシ
ョンへの駆動入力経路に無段変速装置を介装して、運搬
車体1を無段階に変速走行できるものとしてもよい。
の側板3b,3bと前板3cとから構成し、その後側を
開放した形状とする。これにより、該運搬台3の後側か
らの収穫物の積み込みが容易となる。また、前記操縦部
4は、U字状に形成した把手10と、操作パネル11上
に立設した左右のサイドクラッチレバ−12,12と走
行クラッチレバ−13とから構成する。尚、前記左右の
サイドクラッチレバ−12,12は、傾倒操作すること
により前記走行ミッション内の伝動を断って、この側の
駆動輪7の駆動を停止して運搬車体1を操向するもので
ある。また、前記走行クラッチレバ−13は、傾倒操作
することにより、原動機5から走行ミッションへの駆動
入力を入切及び正逆切換えして左右の駆動輪7,7の駆
動を正逆回転ないし停止して、運搬車体1を前後進ない
し停止させるものである。尚、原動機5から走行ミッシ
ョンへの駆動入力経路に無段変速装置を介装して、運搬
車体1を無段階に変速走行できるものとしてもよい。
【0015】しかして、前記運搬車体1の後方には、作
業用搭乗部14を設ける。該作業用搭乗部14は、前記
左右の走行フレ−ム6,6の後端面から後方へ延出した
U字状の支持パイプ15に対して、その屈曲後端部に貫
通装着して取り付けて設ける。該作業用搭乗部14に
は、作業者の両脚部を載置支持する前後方向の脚部支持
凹部(脚部支持手段)16と、作業者の胸部を載置支持
する前上がり傾斜姿勢の胸部支持傾斜面(胸部支持手
段)17と、作業者の臀部を後側から位置決め支持する
後上がり傾斜姿勢の臀部支持傾斜面(臀部支持手段)1
8とから成る作業姿勢保持手段19を設ける。尚、前記
脚部支持凹部(脚部支持手段)16、胸部支持傾斜面
(胸部支持手段)17、臀部支持傾斜面(臀部支持手
段)18は、ウレタン等の柔軟な材質で構成するとよ
い。
業用搭乗部14を設ける。該作業用搭乗部14は、前記
左右の走行フレ−ム6,6の後端面から後方へ延出した
U字状の支持パイプ15に対して、その屈曲後端部に貫
通装着して取り付けて設ける。該作業用搭乗部14に
は、作業者の両脚部を載置支持する前後方向の脚部支持
凹部(脚部支持手段)16と、作業者の胸部を載置支持
する前上がり傾斜姿勢の胸部支持傾斜面(胸部支持手
段)17と、作業者の臀部を後側から位置決め支持する
後上がり傾斜姿勢の臀部支持傾斜面(臀部支持手段)1
8とから成る作業姿勢保持手段19を設ける。尚、前記
脚部支持凹部(脚部支持手段)16、胸部支持傾斜面
(胸部支持手段)17、臀部支持傾斜面(臀部支持手
段)18は、ウレタン等の柔軟な材質で構成するとよ
い。
【0016】また、前記支持パイプ15の直線部分に
は、前記作業用搭乗部14に搭乗した作業者が操作可能
な作業者用操作パネル20を取り付ける。該作業者用操
作パネル20には、運搬車体1を前進させる前進スイッ
チ21Fと、運搬車体1を後進させる後進スイッチ21
Rと、運搬車体1の走行を停止させる停止スイッチ21
Nとを設ける。
は、前記作業用搭乗部14に搭乗した作業者が操作可能
な作業者用操作パネル20を取り付ける。該作業者用操
作パネル20には、運搬車体1を前進させる前進スイッ
チ21Fと、運搬車体1を後進させる後進スイッチ21
Rと、運搬車体1の走行を停止させる停止スイッチ21
Nとを設ける。
【0017】以上の構成により、圃場までの移動時ない
しトラック等の荷台からの積降し時には、作業者は、操
縦部4のサイドクラッチレバ−12,12及び走行クラ
ッチレバ−13を操作して運搬車体1を走行させる。そ
して、収穫作業においては、作業者は、作業用搭乗部1
4に搭乗し、作業者用操作パネル20の前進スイッチ2
1F、後進スイッチ21R、停止スイッチ21Nを操作
して運搬車体1の走行状態を調節しながら、手作業で畝
上に栽培される作物を収穫し、これを運搬台3へ積み込
む。
しトラック等の荷台からの積降し時には、作業者は、操
縦部4のサイドクラッチレバ−12,12及び走行クラ
ッチレバ−13を操作して運搬車体1を走行させる。そ
して、収穫作業においては、作業者は、作業用搭乗部1
4に搭乗し、作業者用操作パネル20の前進スイッチ2
1F、後進スイッチ21R、停止スイッチ21Nを操作
して運搬車体1の走行状態を調節しながら、手作業で畝
上に栽培される作物を収穫し、これを運搬台3へ積み込
む。
【0018】このような収穫作業において、作業用搭乗
部14に搭乗した作業者は、脚部支持凹部(脚部支持手
段)16によってその脚部を支持され、胸部支持傾斜面
(胸部支持手段)17によってその胸部を支持され、臀
部支持傾斜面(臀部支持手段)18によってその臀部を
支持される。これにより、作業者は、その体重を各支持
手段16,17,18に分散して支持されることとな
り、例えば、圃場面に手を近づけるために前傾姿勢とな
る場合でも、胸部支持傾斜面(胸部支持手段)17によ
ってその胸部が下側から支持されて上体が前傾姿勢に保
持され、臀部支持傾斜面(臀部支持手段)18によって
その臀部が受け止められて上体のずり落ちが防がれ、脚
部支持凹部(脚部支持手段)16によってその脚部が受
け止められて胸部にかかる荷重が軽減される。
部14に搭乗した作業者は、脚部支持凹部(脚部支持手
段)16によってその脚部を支持され、胸部支持傾斜面
(胸部支持手段)17によってその胸部を支持され、臀
部支持傾斜面(臀部支持手段)18によってその臀部を
支持される。これにより、作業者は、その体重を各支持
手段16,17,18に分散して支持されることとな
り、例えば、圃場面に手を近づけるために前傾姿勢とな
る場合でも、胸部支持傾斜面(胸部支持手段)17によ
ってその胸部が下側から支持されて上体が前傾姿勢に保
持され、臀部支持傾斜面(臀部支持手段)18によって
その臀部が受け止められて上体のずり落ちが防がれ、脚
部支持凹部(脚部支持手段)16によってその脚部が受
け止められて胸部にかかる荷重が軽減される。
【0019】これによって、作業者は楽な姿勢で作業を
継続することが可能となる。この結果、脚部と胸部と臀
部との合理的な支持状態により、作業用搭乗部14に搭
乗する作業者の姿勢を楽な姿勢に保持して疲労を軽減
し、作業能率を向上させることができる。 (別実施例)上述の作業車輌の構成を次のように変更し
てもよい。
継続することが可能となる。この結果、脚部と胸部と臀
部との合理的な支持状態により、作業用搭乗部14に搭
乗する作業者の姿勢を楽な姿勢に保持して疲労を軽減
し、作業能率を向上させることができる。 (別実施例)上述の作業車輌の構成を次のように変更し
てもよい。
【0020】即ち、前記運搬車体1の運搬台3を、底板
3aと左右一側の側板3bと前板3cと後板3dとから
形成して、その左右他側を開放した形状とする。これに
より、該運搬台3の左右他側からの収穫物の積み込みが
容易となる。そして、該運搬車体1の運搬台3開放側
(左右他側)に取付部材22を固定し、該取付部材22
の外側端面に、ヒンジ部23を介して支持ア−ム24を
上下回動自在に取り付ける。これにより、該支持ア−ム
24は、外側方へ延出した作業位置から、運搬台3上の
格納位置まで折畳み回動可能である。尚、前記取付部材
22の上面には、前記操作パネル11同様、前進スイッ
チ21Fと後進スイッチ21Rと停止スイッチ21Nと
を設ける。
3aと左右一側の側板3bと前板3cと後板3dとから
形成して、その左右他側を開放した形状とする。これに
より、該運搬台3の左右他側からの収穫物の積み込みが
容易となる。そして、該運搬車体1の運搬台3開放側
(左右他側)に取付部材22を固定し、該取付部材22
の外側端面に、ヒンジ部23を介して支持ア−ム24を
上下回動自在に取り付ける。これにより、該支持ア−ム
24は、外側方へ延出した作業位置から、運搬台3上の
格納位置まで折畳み回動可能である。尚、前記取付部材
22の上面には、前記操作パネル11同様、前進スイッ
チ21Fと後進スイッチ21Rと停止スイッチ21Nと
を設ける。
【0021】そして、前記支持ア−ム24の自由端部
は、下方へ屈曲させて、その下端部に接地輪25を遊転
状態に支持する。更に、前記支持ア−ム24の左右中間
部上面には、作業者が着座する座席26を、縦方向の支
軸27により、前後方向に反転可能に取り付ける。以上
の構成により、圃場までの移動時ないしトラック等の荷
台からの積降し時には、支持ア−ム24を運搬台3上の
格納位置に回動させておき、この状態で、作業者は、操
縦部4のサイドクラッチレバ−12,12及び走行クラ
ッチレバ−13を操作して運搬車体1を走行させる。
は、下方へ屈曲させて、その下端部に接地輪25を遊転
状態に支持する。更に、前記支持ア−ム24の左右中間
部上面には、作業者が着座する座席26を、縦方向の支
軸27により、前後方向に反転可能に取り付ける。以上
の構成により、圃場までの移動時ないしトラック等の荷
台からの積降し時には、支持ア−ム24を運搬台3上の
格納位置に回動させておき、この状態で、作業者は、操
縦部4のサイドクラッチレバ−12,12及び走行クラ
ッチレバ−13を操作して運搬車体1を走行させる。
【0022】そして、収穫作業においては、支持ア−ム
24を回動させて外側方へ延出させ、接地輪25を接地
させ、この状態で、作業者は、座席26に搭乗し、作業
者用操作パネル20の前進スイッチ21F、後進スイッ
チ21R、停止スイッチ21Nを操作して運搬車体1の
走行状態を調節しながら、手作業で畝上に栽培される作
物を収穫し、これを運搬台3へ積み込む。
24を回動させて外側方へ延出させ、接地輪25を接地
させ、この状態で、作業者は、座席26に搭乗し、作業
者用操作パネル20の前進スイッチ21F、後進スイッ
チ21R、停止スイッチ21Nを操作して運搬車体1の
走行状態を調節しながら、手作業で畝上に栽培される作
物を収穫し、これを運搬台3へ積み込む。
【0023】このような収穫作業において、座席26に
搭乗した作業者は、運搬車体1の側部に位置するため、
手作業により収穫した作物を、運搬台3の開放側から該
運搬台3上に容易に積み込むことができ、作業能率が向
上する。また、座席26を前後に反転させることによ
り、作業者に対する運搬台3の位置を左右に変更でき、
左右いずれかの効き手に応じてその作業形態を選択する
ことができ、作業能率が向上する。
搭乗した作業者は、運搬車体1の側部に位置するため、
手作業により収穫した作物を、運搬台3の開放側から該
運搬台3上に容易に積み込むことができ、作業能率が向
上する。また、座席26を前後に反転させることによ
り、作業者に対する運搬台3の位置を左右に変更でき、
左右いずれかの効き手に応じてその作業形態を選択する
ことができ、作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における作業車輌の斜視
図である。
図である。
【図2】この発明の実施の形態における作業状態の説明
図である。
図である。
【図3】図1の一部の斜視図である。
【図4】別実施例における作業車輌の斜視図である。
【図5】図4の一部の斜視図である。
1 運搬車体 5 原動機 14 作業用搭乗部 16 脚部支持手段 17 胸部支持手段 18 臀部支持手段 19 作業姿勢保持手段
Claims (2)
- 【請求項1】 原動機5の駆動力によって走行する運搬
車体1と、該運搬車体1側に支持ないし牽引される作業
用搭乗部14と、該作業用搭乗部14に設けた作業姿勢
保持手段19とから構成したことを特徴とする作業車
輌。 - 【請求項2】 前記作業姿勢保持手段19を、脚部支持
手段16と、胸部支持手段17と、臀部支持手段18と
から構成したことを特徴とする請求項1記載の作業車
輌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198958A JP2001025307A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 作業車輌 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198958A JP2001025307A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 作業車輌 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001025307A true JP2001025307A (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=16399775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11198958A Pending JP2001025307A (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | 作業車輌 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001025307A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3080256A1 (fr) * | 2018-04-21 | 2019-10-25 | Florent Raquillard | Chariot pour le deplacement d'un operateur assis devant des rangs de plantations |
-
1999
- 1999-07-13 JP JP11198958A patent/JP2001025307A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR3080256A1 (fr) * | 2018-04-21 | 2019-10-25 | Florent Raquillard | Chariot pour le deplacement d'un operateur assis devant des rangs de plantations |
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