JPH07231712A - 棚下作業用台車 - Google Patents

棚下作業用台車

Info

Publication number
JPH07231712A
JPH07231712A JP8863394A JP8863394A JPH07231712A JP H07231712 A JPH07231712 A JP H07231712A JP 8863394 A JP8863394 A JP 8863394A JP 8863394 A JP8863394 A JP 8863394A JP H07231712 A JPH07231712 A JP H07231712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
under
shelf
chair
working
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8863394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nozawa
正雄 野澤
Shigemitsu Nemoto
重光 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOZAWA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NOZAWA SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOZAWA SEISAKUSHO KK filed Critical NOZAWA SEISAKUSHO KK
Priority to JP8863394A priority Critical patent/JPH07231712A/ja
Publication of JPH07231712A publication Critical patent/JPH07231712A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守管理や収穫作業を行う際の作業範囲を広
げることにより作業能率を高めること。 【構成】 荷台50上部に作業椅子60を可動自在に配
設したので、保守管理や収穫作業を行う際、作業椅子の
背もたれに体を預けた状態で作業を行うことができ、楽
な着座姿勢での作業が可能となるばかりか、棚下作業用
台車の走行方向を向いた状態での作業時において手の届
く範囲の作業を終えた後、着座姿勢の状態で足をふんば
り、作業椅子60を棚下作業用台車の進路方向に対して
直交する方向に向けることにより、着座姿勢での手の届
く作業範囲を広げることができるため、作業能率が高め
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ぶどう園や梨園等の果
樹園において、棚下を自走する棚下作業用台車に係り、
特に荷台に設けた作業椅子の位置を変更可能とした棚下
作業用台車に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ぶどうや梨等の栽培は、園場に
形成された棚に枝をはわし、その棚に果樹を成らせる
が、これらの果樹の保守管理又は収穫を行う場合、管理
や収穫作業の効率化を図るために、図12及び図13に
示すような自走式の棚下作業車が使用されている。
【0003】すなわち、棚下作業車1の荷台2の下部側
には、エンジン3の駆動力によって駆動されるクローラ
形式の走行装置4が配設されている。荷台2の上部側に
は作業椅子5及びクラッチペダル6が配設されており、
更に荷台2の前部側には各種操作レバーを有した操縦部
7が設けられている。
【0004】このような構成では、作業椅子5に着座
し、操縦部7の操作レバーを操作するとともに、クラッ
チペダル6を踏み込むことによってエンジン3からの駆
動力が走行装置4に伝えられ、棚下作業車1を走行させ
ることができる。
【0005】また、保守管理や収穫作業を行う際には、
作業椅子5の背もたれに体を預けた状態で作業を行うこ
とができるため、楽な着座姿勢での作業が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の棚下作業車1では、保守管理や収穫作業を行う場
合、作業椅子5の背もたれに体を預けた状態の楽な姿勢
で作業を行うことができるものの、作業範囲は着座姿勢
で手の届く範囲に限られてしまうことから、作業時の作
業範囲が狭く作業能率が低下してしまうという不具合が
あった。
【0007】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、保守管理や収穫作業を行う際の作業範囲を
広げることにより作業能率を高めることができる棚下作
業用台車を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の棚下作業用台車
は、上記目的を達成するために、下方に走行装置が配設
された台車フレーム上部の一側部寄りに、前記走行装置
を駆動するエンジン及び前記走行装置の各種走行モード
を選択する各種操作レバーを有した操作部を配設し、更
に前記台車フレーム上部の他側部寄りに荷台を載置する
とともに、この荷台上部に作業椅子が可動自在に配設さ
れていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の棚下作業用台車では、荷台上部に作業
椅子を可動自在に配設したので、保守管理や収穫作業を
行う際、作業椅子の背もたれに体を預けた状態で作業を
行うことができるため、楽な着座姿勢での作業が可能と
なるばかりか、着座姿勢をとりつつ作業椅子を移動させ
ることができるので、着座姿勢で手の届く作業範囲を広
げることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図1乃至図6は、本発明の棚下作業用台車
の一実施例を示すものである。これらの図に示すよう
に、棚下作業用台車のメインフレーム10の下部には、
クローラ形式の走行装置20が配設されている。走行装
置20は、後述するエンジン30からの駆動力を伝達す
る駆動部21やゴムクローラ22等を備えて構成されて
いる。
【0011】メインフレーム10の前部側には、走行装
置20に対して駆動力を与えるためのエンジン30が搭
載されている。エンジン30の上部には、各種操作レバ
ーを有した操作部40が配設されている。操作部40
は、サイドクラッチレバー41,42、走行クラッチレ
バー43、前後進クラッチレバー44を備えて構成され
ている。
【0012】ここで、操作部40の取付け位置は、後述
する各作業椅子60に着座した状態でも操作が楽に行え
る位置に配設されている。また、操作部40は、メイン
フレーム10の前部側に設けられているため、上記作業
椅子60に着座した状態に限らず、地上からでも操作す
ることができるようになっている。
【0013】メインフレーム10の後部側には、周囲に
ガイドパイプ51が配設された荷台50が取付けられて
いる。また、荷台50は、図示省略の油圧ジャッキによ
って左右いずれかに傾けられるようになっているため、
園場が傾斜している場合であっても重力に対して垂直に
なるように傾けることができることから、安定した状態
での保守管理や収穫作業を行うことができる。なお、こ
こでは、油圧ジャッキによって荷台50を傾ける場合に
ついて例示しているが、これに限らず、手動式によって
行うようにしてもよく、この場合には、たとえば伸縮部
材にパンタグラフ式ジャッキを用いることにより荷台5
0を傾けることができる。
【0014】荷台50には、作業椅子60が2個配設さ
れている。各作業椅子60の下部には、略コ字型の足場
67が設けられている。この足場67は、着座姿勢にて
作業椅子60を旋回させた際に、作業者の足が荷台50
から離れた場合であっても、足場67に足をかけること
によって安定した着座姿勢をとることができるようにな
っている。各作業椅子60の下部の支持部材61の下端
部には、アーム部材62を介して回動支持部材63が取
付けられている。
【0015】荷台50には、中空の軸受部材64,6
5,66が取付けられている(図3、図4及び図7参
照)。ここで、図7に示すように、回動支持部材63に
は、フランジ63aが取付けられており、それぞれの軸
受部材64,65,66に回動支持部材63をフランジ
63aが荷台50上面に当接するまで差し込むことによ
り、回動支持部材63が軸受部材64,65,66に対
して回動自在に支持されるようになっている。
【0016】ちなみに、二人で作業を行う場合には、荷
台50に2個の作業椅子60が取付けられるが、この場
合には荷台50の両側に設けられている軸受部材64,
66に作業椅子60の回動支持部材63を差し込む。一
方、一人で作業を行う場合には、荷台50の中心部に設
けられている軸受部材65に作業椅子60の回動支持部
材63を差し込むことにより、荷台50のバランスが保
たれる。
【0017】このような構成の棚下作業用台車は、次の
ようにして使用される。すなわち、園場の棚下で、たと
えば二人で作業を行う場合には、上述したように、両側
の軸受部材64,66に回動支持部材63を差し込み、
荷台50に対して2個の作業椅子60を取付ける。
【0018】作業椅子60の取付けを終え、棚下作業用
台車を走行させる場合、作業椅子60に着座した状態
で、操作部40のサイドクラッチレバー41,42、走
行クラッチレバー43及び前後進クラッチレバー44を
操作し、エンジン30からの駆動力を駆動部21を介し
て走行装置20に伝え、ゴムクローラ22を駆動させ
る。
【0019】棚下作業用台車を作業位置に移動させた
後、作業椅子60の背もたれに体を預け手を伸ばしての
保守管理や収穫作業を楽な着座姿勢で行うことができ
る。棚下作業用台車の走行方向を向いた状態での作業時
において手の届く範囲の作業を終えた後、着座姿勢の状
態で足をふんばり、たとえば図8に示すように、作業椅
子60を棚下作業用台車の進路方向に対して直交する方
向である、互いに逆向きとなる方向に向けることによっ
て着座姿勢での手の届く範囲が広げられることから、広
範囲での作業が可能となる。またこのとき、各作業椅子
60の下部に設けられている略コ字型の足場67に足を
かけることによって安定した着座姿勢をとることができ
る。
【0020】一方、園場が傾斜している場合では、図示
省略の油圧ジャッキを駆動し、たとえば図9に示すよう
に、荷台50を垂直方向に対して水平状態に傾けること
により、各作業椅子60の着座姿勢が安定する。
【0021】一人で作業を行う場合には、上述したよう
に、荷台50の中心に位置する軸受部材65に回動支持
部材63を挿入し、1個の作業椅子60を取付け、上述
したように、棚下作業用台車を作業位置に移動させた
後、着座姿勢をとって保守管理や収穫作業を行う。ま
た、棚下作業用台車の走行方向を向いた状態での作業時
において手の届く範囲の作業を終えた後、着座姿勢の状
態で足をふんばり、たとえば図10及び図11に示すよ
うに、作業椅子60を棚下作業用台車の進路方向に対し
て直交する方向である、左右方向に向けることによって
着座姿勢での手の届く範囲が広げられることから、一人
で作業を行う場合であっても広範囲での作業が可能とな
る。
【0022】このように、本実施例では、荷台50上部
に作業椅子60を可動自在に配設したので、保守管理や
収穫作業を行う際、作業椅子の背もたれに体を預けた状
態で作業を行うことができ、楽な着座姿勢での作業が可
能となるばかりか、棚下作業用台車の走行方向を向いた
状態での作業時において手の届く範囲の作業を終えた
後、着座姿勢の状態で足をふんばり、作業椅子60を棚
下作業用台車の進路方向に対して直交する方向に向ける
ことにより、着座姿勢での手の届く作業範囲を広げるこ
とができるため、作業能率が高められる。なお、本実施
例では、棚下作業用台車の走行装置20をクローラ式と
した場合について説明したが、この例に限らずタイヤ式
としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の棚下作業
用台車によれば、荷台上部に作業椅子を可動自在に配設
したので、保守管理や収穫作業を行う際、作業椅子の背
もたれに体を預けた状態で作業を行うことができ、楽な
着座姿勢での作業が可能となるばかりか、着座姿勢をと
りつつ作業椅子を移動させることができるので、着座姿
勢で手の届く作業範囲を広げることができ、これにより
作業能率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棚下作業用台車の一実施例を示す正面
図である。
【図2】図1の棚下作業用台車を示す背面図である。
【図3】図1の棚下作業用台車を示す平面図である。
【図4】図1の棚下作業用台車を示す低面図である。
【図5】図1の棚下作業用台車を示す左側面図である。
【図6】図1の棚下作業用台車を示す右側面図である。
【図7】図1の作業椅子の回動支持形態を示す図であ
る。
【図8】図1の棚下作業用台車の使用状態を示す図であ
る。
【図9】図1の棚下作業用台車の園場が傾斜している場
合での使用状態を示す図である。
【図10】図1の棚下作業用台車の使用状態を示す図で
ある。
【図11】図1の棚下作業用台車の使用状態を示す図で
ある。
【図12】従来の棚下作業用台車を示す側面図である。
【図13】図12の棚下作業用台車を示す背面図であ
る。
【符号の説明】 10 メインフレーム 20 走行装置 21 駆動部 22 ゴムクローラ 30 エンジン 40 操作部 50 荷台 60 作業椅子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に走行装置が配設された台車フレー
    ム上部の一側部寄りに、前記走行装置を駆動するエンジ
    ン及び前記走行装置の各種走行モードを選択する各種操
    作レバーを有した操作部を配設し、更に前記台車フレー
    ム上部の他側部寄りに荷台を載置するとともに、この荷
    台上部に作業椅子が可動自在に配設されていることを特
    徴とする棚下作業用台車。
JP8863394A 1994-04-26 1994-04-26 棚下作業用台車 Pending JPH07231712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8863394A JPH07231712A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 棚下作業用台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8863394A JPH07231712A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 棚下作業用台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07231712A true JPH07231712A (ja) 1995-09-05

Family

ID=13948222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8863394A Pending JPH07231712A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 棚下作業用台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07231712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3216679A1 (en) 2016-03-07 2017-09-13 Yanmar Co., Ltd. Mobile vehicle
JP2019208410A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 株式会社クボタ 作業機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645224B2 (ja) * 1976-11-10 1981-10-24
JPH0249716B2 (ja) * 1982-02-26 1990-10-31 Nippon Oil Co Ltd Hatsukohobitaminb12noseiho

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645224B2 (ja) * 1976-11-10 1981-10-24
JPH0249716B2 (ja) * 1982-02-26 1990-10-31 Nippon Oil Co Ltd Hatsukohobitaminb12noseiho

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3216679A1 (en) 2016-03-07 2017-09-13 Yanmar Co., Ltd. Mobile vehicle
JP2019208410A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 株式会社クボタ 作業機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6443252B1 (en) Passenger standing platform on a powered wheelchair
US20220379781A1 (en) Outdoor power equipment with converter seated and standing operator positions
JPH07231712A (ja) 棚下作業用台車
EP0869021B1 (en) Self-propelled vehicle
JP2004267069A (ja) 農用作業台車
JP2008154487A (ja) 乗用型棚下作業車
JPH089752A (ja) 棚下作業用台車
JPH09187112A (ja) 作業車
JP2507876Y2 (ja) 棚下作業用台車
US6481520B2 (en) Skid steer loader forearm rest
JPH06339303A (ja) 乗用電動式作業車
GB2307455A (en) Personal transport device for a standing driver
JPH07123839A (ja) 運搬車兼用の作業用台車
JP3237910U (ja) 電動アシスト着座式歩行車
JPH07298750A (ja) 棚下作業車
JPH0724968Y2 (ja) 農用管理作業車
JPH08132952A (ja) 車椅子用自走車
JP2001055179A (ja) 野菜等の作物収穫作業車
JP3030223U (ja) 乗用自走型の野菜類間引き作業及び収穫作業機
JP2001025307A (ja) 作業車輌
JPH05184207A (ja) イチゴ等の栽培管理装置
JP4253982B2 (ja) 収穫作業車
JPH0823747A (ja) 農作業車
JPH09118235A (ja) 農作業用運搬車
JP2001353188A (ja) 作業用車いす