JPH08132952A - 車椅子用自走車 - Google Patents
車椅子用自走車Info
- Publication number
- JPH08132952A JPH08132952A JP6303150A JP30315094A JPH08132952A JP H08132952 A JPH08132952 A JP H08132952A JP 6303150 A JP6303150 A JP 6303150A JP 30315094 A JP30315094 A JP 30315094A JP H08132952 A JPH08132952 A JP H08132952A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- wheelchair
- floor plate
- chassis
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車椅子のままで乗り込んで操縦可能にする車
椅子用自走車において、車椅子での乗り込みを容易に行
えるようにすると共に、車椅子が車台上で移動しないよ
う自動的に固定されるようにする。 【構成】 走行装置１を具備した車台２の前部中央に操
縦装置３を設け、車台２上に車椅子４のままで後方より
乗り込み原動機５で走行可能にした車椅子用自走車にお
いて、車台２の床板６を後部が昇降すべくすると共に、
この床板６の後端に車台２後部から突出する状態に後床
板７を屈曲可能に枢着し、床板６を水平に上昇した際に
後床板７が該床板６に対して直角に起立して床板７上に
乗った車椅子４の車輪８に接当し床板６を降下傾斜した
とき後床板７が倒れて床板６に連続する傾斜面となって
固定されるようにした。
椅子用自走車において、車椅子での乗り込みを容易に行
えるようにすると共に、車椅子が車台上で移動しないよ
う自動的に固定されるようにする。 【構成】 走行装置１を具備した車台２の前部中央に操
縦装置３を設け、車台２上に車椅子４のままで後方より
乗り込み原動機５で走行可能にした車椅子用自走車にお
いて、車台２の床板６を後部が昇降すべくすると共に、
この床板６の後端に車台２後部から突出する状態に後床
板７を屈曲可能に枢着し、床板６を水平に上昇した際に
後床板７が該床板６に対して直角に起立して床板７上に
乗った車椅子４の車輪８に接当し床板６を降下傾斜した
とき後床板７が倒れて床板６に連続する傾斜面となって
固定されるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子に乗ったままで
車台上に乗り込み、車台に搭載した原動機の動力で走行
するようにした車椅子用自走車に関する。
車台上に乗り込み、車台に搭載した原動機の動力で走行
するようにした車椅子用自走車に関する。
【０００２】
【従来の技術】車椅子用自走車は、例えば特公平６−５
９８５０号公報に記載されている。
９８５０号公報に記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、車椅子に
乗った人が人力で容易に車椅子用自走車に乗り込むこと
ができ、車台上に乗り込んだ車椅子の固定が自動的に行
われるようにすることを課題とする。
乗った人が人力で容易に車椅子用自走車に乗り込むこと
ができ、車台上に乗り込んだ車椅子の固定が自動的に行
われるようにすることを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、走行装置１
を具備した車台２の前部中央に操縦装置３を設け、車台
２上に車椅子４のままで後方より乗り込み原動機５で走
行可能にした車椅子用自走車において、車台２の床板６
を後部が昇降すべくすると共に、この床板６の後端に車
台２後部から突出する状態に後床板７を屈曲可能に枢着
し、床板６を水平に上昇した際に後床板７が該床板６に
対して直角に起立して床板７上に乗った車椅子４の車輪
８に接当し床板６を降下傾斜したとき後床板７が倒れて
床板６に連続する傾斜面となって固定するように構成し
た。
を具備した車台２の前部中央に操縦装置３を設け、車台
２上に車椅子４のままで後方より乗り込み原動機５で走
行可能にした車椅子用自走車において、車台２の床板６
を後部が昇降すべくすると共に、この床板６の後端に車
台２後部から突出する状態に後床板７を屈曲可能に枢着
し、床板６を水平に上昇した際に後床板７が該床板６に
対して直角に起立して床板７上に乗った車椅子４の車輪
８に接当し床板６を降下傾斜したとき後床板７が倒れて
床板６に連続する傾斜面となって固定するように構成し
た。
【０００５】
【発明の作用及び効果】このような構成にすれば、車椅
子４で車台２上に乗り込む場合には、床板６の後部を降
下させて後床板７を床板６に沿うようにすると床板６の
傾斜がゆるく車椅子４での乗り込みが容易になる。そし
て、床板６上に乗って床板６を上昇させると後床板７が
起立して床板６上に乗った車椅子４の車輪８に当接して
車椅子４が固定される。車椅子４に乗ったままで床板６
上に乗った搭乗者はそのままの姿勢で車台２の前部中央
に設けた操縦装置３を操作して安定して走行することに
なる。
子４で車台２上に乗り込む場合には、床板６の後部を降
下させて後床板７を床板６に沿うようにすると床板６の
傾斜がゆるく車椅子４での乗り込みが容易になる。そし
て、床板６上に乗って床板６を上昇させると後床板７が
起立して床板６上に乗った車椅子４の車輪８に当接して
車椅子４が固定される。車椅子４に乗ったままで床板６
上に乗った搭乗者はそのままの姿勢で車台２の前部中央
に設けた操縦装置３を操作して安定して走行することに
なる。
【０００６】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面を参照しながら
説明する。車台２は、モータ５によって駆動される前側
左右中央の前輪１１と後側左右に設ける２個の後輪１２
からなる走行装置１を具備している。前輪１１から立設
したハンドル軸１３の上端には左右にハンドル杆３０を
伸ばし、中央部に走行速度切換スイッチや前後進速度を
調整するアクセルレバー等を設けた操縦ヘッド１０を設
けて操縦装置３を構成している。また後述する床板６の
昇降を行う昇降スイッチも操縦ヘッド１０に設けてい
る。車台２の前側には左右全幅にわたってフロントカバ
ー１４を設け、左右側部にはパイプ材１５を上側から後
側にかけて湾曲して配している。尚、床板６の昇降スイ
ッチをパイプ材１５に設けて、車椅子４に乗った搭乗者
がパイプ材１５を持ったままで床板６の昇降を行えるよ
うにしてもよい。
説明する。車台２は、モータ５によって駆動される前側
左右中央の前輪１１と後側左右に設ける２個の後輪１２
からなる走行装置１を具備している。前輪１１から立設
したハンドル軸１３の上端には左右にハンドル杆３０を
伸ばし、中央部に走行速度切換スイッチや前後進速度を
調整するアクセルレバー等を設けた操縦ヘッド１０を設
けて操縦装置３を構成している。また後述する床板６の
昇降を行う昇降スイッチも操縦ヘッド１０に設けてい
る。車台２の前側には左右全幅にわたってフロントカバ
ー１４を設け、左右側部にはパイプ材１５を上側から後
側にかけて湾曲して配している。尚、床板６の昇降スイ
ッチをパイプ材１５に設けて、車椅子４に乗った搭乗者
がパイプ材１５を持ったままで床板６の昇降を行えるよ
うにしてもよい。
【０００７】車台２の床板６は、その前端を車台２に支
軸１６で枢支し、中央部を支軸３１で車台２に枢支した
ブラケット１７のローラ３２で支持している。ブラケッ
ト１７には車台２に基部を枢支した電動シリンダ１８の
ロッド１９の先端をピン２０で枢支連結し、ロッド１９
の伸縮でブラケット１７が回動してローラ３２が上下し
床板６が支軸１６を中心に上下に揺動する。この床板６
の後端には後床板７を支軸２１で枢支し、トーションス
プリング２２で床板６に対して直立するよう付勢してい
る。後床板７から突設したアーム２３にリンク２５を軸
２４で連結し、リンク２５の他端に形成した長穴２６に
前記電動シリンダ１８のロッド１９先端のピン２０を嵌
合し、ロッド１９が縮むとトーションスプリング２２に
抗して後床板７を床板６の延長方向へ伸びるようにす
る。このとき床板６は後側が下って傾斜し後床板７の先
端が接地するようになる。
軸１６で枢支し、中央部を支軸３１で車台２に枢支した
ブラケット１７のローラ３２で支持している。ブラケッ
ト１７には車台２に基部を枢支した電動シリンダ１８の
ロッド１９の先端をピン２０で枢支連結し、ロッド１９
の伸縮でブラケット１７が回動してローラ３２が上下し
床板６が支軸１６を中心に上下に揺動する。この床板６
の後端には後床板７を支軸２１で枢支し、トーションス
プリング２２で床板６に対して直立するよう付勢してい
る。後床板７から突設したアーム２３にリンク２５を軸
２４で連結し、リンク２５の他端に形成した長穴２６に
前記電動シリンダ１８のロッド１９先端のピン２０を嵌
合し、ロッド１９が縮むとトーションスプリング２２に
抗して後床板７を床板６の延長方向へ伸びるようにす
る。このとき床板６は後側が下って傾斜し後床板７の先
端が接地するようになる。
【０００８】車椅子４の搭乗者がこの車台２上に乗るに
は、まず床板６を降下させる。すると後床板７が後方へ
延びてゆるい傾斜面が形成されるので、搭乗者は車椅子
４を車台２上に向けて容易に進める。そして、床面６上
の所定位置に達すると床板６を上昇させる。すると後床
板７が起立して車椅子４の車輪８に当接して車椅子４を
固定する。この状態で搭乗者が操縦ヘッド１０のレバー
やスイッチ類を操作して走行させることになる。
は、まず床板６を降下させる。すると後床板７が後方へ
延びてゆるい傾斜面が形成されるので、搭乗者は車椅子
４を車台２上に向けて容易に進める。そして、床面６上
の所定位置に達すると床板６を上昇させる。すると後床
板７が起立して車椅子４の車輪８に当接して車椅子４を
固定する。この状態で搭乗者が操縦ヘッド１０のレバー
やスイッチ類を操作して走行させることになる。
【図１】実施例の全体側面図である。
【図２】一部の拡大側断面図である。
１ 走行装置 ２ 車台 ３ 操縦装置 ４ 車椅子 ５ 原動機 ６ 床板 ７ 後床板 ８ 車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６２Ｂ 5/00 Ｆ
Claims (1)
- 【請求項１】 走行装置（１）を具備した車台（２）の
前部中央に操縦装置（３）を設け、車台（２）上に車椅
子（４）のままで後方より乗り込み原動機（５）で走行
可能にした車椅子用自走車において、車台（２）の床板
（６）を後部が昇降すべくすると共に、この床板（６）
の後端に車台（２）後部から突出する状態に後床板
（７）を屈曲可能に枢着し、床板（６）を水平に上昇し
た際に後床板（７）が該床板（６）に対して直角に起立
して床板（７）上に乗った車椅子（４）の車輪（８）に
接当し床板（６）を降下傾斜したとき後床板（７）が倒
れて床板（６）に連続する傾斜面となって固定されるよ
うにしたことを特徴とする車椅子用自走車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6303150A JPH08132952A (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 車椅子用自走車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6303150A JPH08132952A (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 車椅子用自走車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132952A true JPH08132952A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17917489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6303150A Pending JPH08132952A (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 車椅子用自走車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08132952A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002347626A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Stainless Plant Kk | リフト付運搬台車 |
| JP2003088556A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Katsuyoshi Ochiai | 車椅子の搬送装置 |
| WO2011099077A1 (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-18 | 株式会社ワイディーエス | 車椅子搬送装置 |
| KR101540038B1 (ko) * | 2014-10-23 | 2015-07-28 | 수림엘리베이터(주) | 장애인 이동수단의 에스컬레이터 탑승용 대차장치 |
-
1994
- 1994-11-11 JP JP6303150A patent/JPH08132952A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002347626A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Stainless Plant Kk | リフト付運搬台車 |
| JP2003088556A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Katsuyoshi Ochiai | 車椅子の搬送装置 |
| WO2011099077A1 (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-18 | 株式会社ワイディーエス | 車椅子搬送装置 |
| KR101540038B1 (ko) * | 2014-10-23 | 2015-07-28 | 수림엘리베이터(주) | 장애인 이동수단의 에스컬레이터 탑승용 대차장치 |
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