JP2001025183A - 電動機のステータ - Google Patents

電動機のステータ

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JP2001025183A
JP2001025183A JP11190958A JP19095899A JP2001025183A JP 2001025183 A JP2001025183 A JP 2001025183A JP 11190958 A JP11190958 A JP 11190958A JP 19095899 A JP19095899 A JP 19095899A JP 2001025183 A JP2001025183 A JP 2001025183A
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stator
back yoke
motor
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yoke portion
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Seiji Hoshika
誠司 星加
Masahide Kimura
真秀 木村
Toshiharu Oki
俊治 大木
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機の小型化を実現させると同時に所望の
トルクの発生を確保することができる電動機のステータ
を提供する。 【解決手段】 ステータコア21は、ステータコイル3
1が巻回されるティース部22とその外側に位置される
環状のバックヨーク部26とを有し、該バックヨーク部
26の軸方向両端部に、磁性材料からなる環状の補助コ
ア35,36を設けた電動機のステータである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機のステータ
に関し、特に、ステータを構成するステータコアのバッ
クヨーク部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、いろいろな分野でモータ(電動
機)が使用されている。例えば、一般的な同期モータ
は、図9に示すように、ステータコイル131を有する
ステータ(固定子)120と、その内側に配設され、回
転自在に軸支されたロータ140とを備えている。
【0003】図示のように、ステータ120は、一般に
薄いけい素鋼板で作られたステータコア単体を複数枚積
層して形成されるステータコア(固定子鉄心)121を
有している。このステータコア121は、円周方向内側
に図示しないティース部を備えており、このティース部
にステータコイル131が巻かれる。
【0004】そして、ステータコイル131に電流を流
すと、該電流により誘起された回転磁界によって、ステ
ータ120とロータ140との間に相互作用が働き、こ
の相互作用によってロータ140が回転するようになっ
ている。
【0005】このような同期モータは、構造が比較的簡
単で、効率も高いため、需要が見込まれ、使用される製
品の小型化の要請に伴い、モータ自体の小型化も必須と
なってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のモータにあっては、図9に示したように、その軸
方向は、ステータコア121の積層厚さとコイルエンド
132の高さ(軸方向長さ)とによって、また、その半
径方向は、ステータコア121の外径によって、制限を
受ける。
【0007】これらの各要素は、ステータ120に生じ
る磁束の量に直接関係するため、単に小さくすればモー
タの発生トルクは低下することになる。このため、例え
ば、バックヨーク部と呼ばれるステータコア121のコ
イルが巻かれるティース部の外側に位置する環状の部分
は、所定の磁束を通すのに必要な断面積を最低限有する
ように設計されている。
【0008】したがって、従来の構造のままでは、モー
タの小型化を追及しつつも大きなトルクの発生が可能で
あるという相反する条件の要請を満足させることが困難
となる。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、本発明の目的は、ステータを構成
するステータコアのバックヨーク部の構造を変え、電動
機の小型化を実現させると同時に所望のトルクの発生を
確保することができる電動機のステータを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0011】(1) ステータコイルが巻回されるティ
ース部と該ティース部の外側に位置される環状のバック
ヨーク部とを有するステータコアを備えた電動機のステ
ータにおいて、前記バックヨーク部の少なくとも一方の
軸方向端部に、磁性材料からなる環状の補助コアを設け
たことを特徴とする電動機のステータ。
【0012】(2) 前記補助コアは、帯状板の一表面
を内側にして曲げ複数回巻回されて形成されていること
を特徴とする上記(1)に記載の電動機のステータ。
【0013】(3) 前記帯状板は、磁化容易方向が長
手方向に合致する方向性けい素鋼板であることを特徴と
する上記(2)に記載の電動機のステータ。
【0014】(4) 前記帯状板は、電動機の極数が所
定極数以上の場合に、磁化容易方向が幅方向に合致する
方向性けい素鋼板であることを特徴とする上記(2)に
記載の電動機のステータ。
【0015】(5) 前記補助コアは、中央孔を有する
円板が複数枚積層されて形成されていることを特徴とす
る上記(1)に記載の電動機のステータ。
【0016】(6) 前記ティース部と前記バックヨー
ク部とは、相互に分割されて別体をなしており、前記バ
ックヨーク部は、帯状板をその幅方向の一側面を内側に
して曲げ螺旋状に成形して重ねることにより形成され、
前記補助コアは、前記バックヨーク部を前記ティース部
の軸方向端部より軸方向に延長させることにより形成さ
れていることを特徴とする上記(1)に記載の電動機の
ステータ。
【0017】(7) 前記帯状板は、磁化容易方向が長
手方向に合致する方向性けい素鋼板であることを特徴と
する上記(6)に記載の電動機のステータ。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、請求項毎に次のような
効果を奏する。
【0019】請求項1,2,5に記載の発明によれば、
ステータコイルにより発生される磁束は、バックヨーク
部のみならず、補助コアをも通るようになるので、所望
のトルクが得られるための磁束を通すのに必要なバック
ヨーク部の断面積を、補助コアにより補うことができ
る。したがって、バックヨーク部の半径方向の厚さを薄
くして、ステータコアの外径を小さくすることが可能と
なり、電動機の小型化を実現しつつ、所望のトルクの発
生を確保することができる。また、電動機の外径を変え
ない場合には、トルクが向上する。
【0020】請求項3に記載の発明によれば、上記請求
項2に記載の発明の効果に加え、補助コアを通る磁束の
主方向が円周方向の場合、鉄損が低減され、磁束が通り
易くなる。したがって、バックヨーク部の半径方向の厚
さをさらに薄くして電動機のさらなる小型化を図ると共
に所望のトルクを確保することが可能となる。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、上記請求
項2に記載の発明の効果に加え、所定極数以上の多極電
動機で補助コアを通る磁束の主方向が軸方向の場合、鉄
損が低減され、磁束が通り易くなる。したがって、バッ
クヨーク部の半径方向の厚さをさらに薄くして電動機の
さらなる小型化を図ると共に所望のトルクを確保するこ
とが可能となる。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、上記請求
項1に記載の発明の効果に加え、バックヨーク部の形成
と同時に補助コアを形成することができる。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、上記請求
項6に記載の発明の効果に加え、補助コアを含むバック
ヨーク部を構成する方向性けい素鋼板の磁化容易方向が
円周方向に合致し、バックヨーク部を通る磁束の主方向
は円周方向であることから、鉄損が大幅に低減され、磁
束がきわめて通り易くなり、モータの一層の小型化を図
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態に係るステー
タを用いたモータの概略構成を示す半断面図、図2は、
ステータ及びロータを示す分解斜視図である。
【0026】図1に示すモータ(電動機)は、永久磁石
型同期モータである。同期モータは、効率が高いことか
ら、例えば電気自動車や省エネルギを必要とする製品に
対して使用するのに適している。
【0027】このモータは、筐体としてのフレーム1を
有している。フレーム1は、例えばアルミニウム合金等
により形成されており、円筒部2とカバー3,3とから
なる。フレーム1の円筒部2の内周面には、ステータ2
0が取り付けられている。また、フレーム1には、軸受
4,4を介して、ロータ40が回転自在に取り付けられ
ている。ここで、ステータ20とロータ40との間に
は、半径方向に所定のエアギャップが設けられている。
【0028】ステータ20は、フレーム1内部に挿入さ
れ焼嵌めにより固定されるステータコア21と、このス
テータコア21に巻装されるステータコイル31とを有
している。
【0029】図2に示すように、ステータコア21は、
ステータコイル31が巻回されるティース部22と、こ
のティース部22の外側に位置される円環状のバックヨ
ーク部26と、を有している。図示するステータコア2
1は、磁極単位毎に円周方向に分割された6つの積層鉄
心個片を環状に結合して形成される。したがって、それ
ぞれの積層鉄心個片は、ティース部22を構成する1枚
のティースとバックヨーク部26の一部とからなる。各
積層鉄心個片は、表面に絶縁層が形成された厚さ例えば
約0.5mmのけい素鋼板等の高透磁(導磁)率材料の
板をプレスで打ち抜いたものものを複数枚積層して形成
されている。
【0030】ステータコイル31は、各積層鉄心個片を
結合する前に、ティース部22の個々のティースに予め
巻回される。なお、図2では、図面が複雑になるのを避
けるため、ステータコイル31は1本の巻回された線で
描いてある。
【0031】一方、ロータ40は、円周方向における複
数箇所に挿入穴が形成されたロータコア41と、これら
の挿入穴に挿入された永久磁石42とを有している。こ
れらの永久磁石42は、その厚み方向(半径方向)に磁
化されており、ロータ外周がN極、S極が交互になるよ
うに配置されている。ロータコアは、厚さ例えば約0.
5mmのけい素鋼板から作られたロータコア単体を複数
枚積層して形成される。また、ロータコアの中心には、
モータシャフト5が圧入されている。
【0032】本実施形態では特に、バックヨーク部26
の軸方向両端部に、磁性材料からなる環状の補助コア3
5,36が接合されている。すなわち、バックヨーク部
26とコイルエンド32とフレーム1とに囲まれた部分
には、所定の空間が形成されており、従来は無駄となっ
ていたが、この空間を利用して補助コア35,36を設
置したものである。円周方向に分割されたステータコア
21を使用する場合は特に、ステータコイル31を各積
層鉄心個片毎に予め巻回することができるため上記した
空間が現れ易く、したがって、補助コア35,36を設
置し易い。
【0033】これらの補助コア35,36は、図示のよ
うに、厚さ例えば約0.5mmの無方向性けい素鋼板で
ある帯状板の一表面を内側にして曲げ、複数回巻回され
て径方向に密着するように重ねることにより形成されて
いる。このように薄い板を複数枚積層して形成すること
によって、渦電流による損失が低減される。そして、補
助コア35,36とバックヨーク部26とを合わせた断
面積が、同一のトルクを発生する従来のモータ(図7参
照)のバックヨーク部と、ほぼ同じになるように設計さ
れている。
【0034】なお、分割型でないステータコア21を使
用する場合でも補助コア35,36の設置が可能である
ことは勿論である。また、補助コア35,36の一方を
省略した構成とすることもできる。
【0035】次に、上記のように構成されたモータの作
用を説明する。
【0036】モータのステータコイル31に交流電流を
流すと、該電流により回転磁界が誘起される。このと
き、ステータコイル31は、ロータ40に向かって鎖交
するように磁束を発生させる。ステータコイル31の所
定部分は、例えばN極として働くことにより、ロータ4
0のN極の永久磁石42と反発、S極の永久磁石42と
吸引することによってマグネットトルクが発生すると共
に、ロータコア41を吸引することによってリラクタン
ストルクが発生する。このようにして、ステータ20と
ロータ40との間に相互作用が働いてロータ40が回転
され、この相互作用によりモータのトルクが発生する。
【0037】本実施形態では、バックヨーク部26の軸
方向両端部に、補助コア35,36を設けているので、
ステータコイル31により発生される磁束は、バックヨ
ーク部26のみならず、補助コア35,36をも通るよ
うになる。これにより、所望のトルクが得られるための
磁束を通すのに必要なバックヨーク部26の断面積を、
補助コア35,36により補うことができる。したがっ
て、バックヨーク部26の半径方向の厚さを薄くして、
ステータコア21の外径を小さくすることが可能とな
る。このようにしてモータの外径Dを従来より小さくす
ることができ(図1及び図7参照)、モータの小型化を
実現することができると同時に、所望のトルクの発生を
確保することができる。また、モータの外径Dを変えな
い場合には、トルクを高めることができることは言うま
でもない。
【0038】図3(A)(B)は、他の例の補助コアを
示す斜視図である。
【0039】図3に示す補助コア35a,36aは、図
3(A)に示すように、磁化容易方向が帯状板の長手方
向、すなわち図中矢印A方向に合致するような方向性け
い素鋼板を使用している点で、前述した補助コア35,
36と相違している。
【0040】この例では、補助コア35a,36aを構
成する方向性けい素鋼板の磁化容易方向が円周方向とな
る。したがって、一般には、図3(B)に示す4極モー
タの場合のように、補助コア35a,36aを通る磁束
の円周方向長さLが大きくなり、磁束の主方向は円周方
向となって、補助コア35a,36aを構成する方向性
けい素鋼板の磁化容易方向と一致する。このため、鉄損
が低減され、磁束が通り易くなる。したがって、バック
ヨーク部26の半径方向の厚さをさらに薄くしてモータ
のさらなる小型化を図ると共に所望のトルクを確保する
ことが可能となる。
【0041】図4(A)(B)は、さらに他の例の補助
コアを示す斜視図である。
【0042】図4に示す補助コア35b,36bは、図
4(A)に示すように、磁化容易方向が帯状板の幅方
向、すなわち図中矢印B方向に合致するような方向性け
い素鋼板を使用している点で、上記した補助コア35
a,36bと相違している。
【0043】この例では、補助コア35b,36bを構
成する方向性けい素鋼板の磁化容易方向が軸方向(と平
行)になる。したがって、図4(B)に示す例えば数十
極以上の多極モータの場合のように、補助コア35b,
36bを通る磁束の円周方向長さLが小さくなり、磁束
の主方向は軸方向となって、補助コア35b,36bを
構成する方向性けい素鋼板の磁化容易方向と一致する。
このため、鉄損が低減され、磁束が通り易くなる。した
がって、この例によれば、所定極数以上の多極モータの
場合に、バックヨーク部26の半径方向の厚さをさらに
薄くしてモータのさらなる小型化を図ると共に所望のト
ルクを確保することが可能となる。
【0044】図5は、さらに他の例の補助コアを使用し
たモータの概略構成を示す半断面図、図6は、図5に示
す補助コアの斜視図である。
【0045】この例の補助コア35c,36cは、中央
孔を有する円板が複数枚軸方向に積層されて形成されて
いる点で、図1及び図2に示した補助コア35,36と
相違している。但し、その他の点では同様であるため、
共通する部材には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0046】この例によれば、中央孔を有する円板をプ
レスで打ち抜いて緊密に積層して補助コア35c,36
cを作ることができ、図1及び図2に示したステータと
同様の効果を得ることができる。
【0047】図7は、さらに他の例の補助コアを使用し
たモータの概略構成を示す半断面図、図8は、図7に示
す補助コアの斜視図である。
【0048】この例では、ステータコア21aは、図2
に示したような円周方向に分割されたものではなく、テ
ィース部22aとバックヨーク部26aとが、相互に分
割されて別体をなしている。また、バックヨーク部26
aは、図8に示すように、帯状板をその幅方向の一側面
28を内側にして曲げ、螺旋状に成形して軸方向に密着
するように重ねることにより形成されている。そして、
バックヨーク部26aの軸方向長さは、ティース部22
aの軸方向長さよりも長く設定されている。したがっ
て、バックヨーク部26aとティース部22aとの軸方
向中央位置を概ね合わせるようにして両者を接合するこ
とにより、バックヨーク部26aの軸方向端部が、ティ
ース部22aの軸方向端部より突出させられる。この部
分が、補助コア35d,36dとして機能する。なお、
図1及び図2に示した部材と共通する部材には同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0049】この例によれば、バックヨーク部26aの
形成と同時に補助コア35d,36dを形成することが
でき、図1及び図2に示したステータと同様の効果を得
ることができる。
【0050】さらに、図7及び図8に示したステータコ
ア21aのバックヨーク部26aを構成する帯状板とし
て、磁化容易方向が帯状板の長手方向に合致するような
方向性けい素鋼板を使用するのが好ましい。このように
すれば、補助コア35d,36dを含むバックヨーク部
26aを構成する方向性けい素鋼板の磁化容易方向が円
周方向に合致し、バックヨーク部26aを通る磁束の主
方向が円周方向となることから、鉄損が大幅に低減さ
れ、磁束がきわめて通り易くなり、モータの一層の小型
化を図ることができる。また、この場合には、ティース
部22aに、磁化容易方向が帯状板の長手方向、すなわ
ちステータコアの半径方向に合致するような方向性けい
素鋼板を使用するのがさらに好ましい。このようにすれ
ば、ティース部22aに形成される磁束の方向も材料の
磁化容易方向と一致するので、鉄損をより一層低減する
ことができる。
【0051】なお、以上説明した実施形態は、本発明を
限定するために記載されたものではなく、本発明の技術
的思想内において当業者により種々変更が可能である。
【0052】例えば、上記実施形態では、永久磁石型同
期モータについて説明したが、本発明はこれに限られ
ず、同様な形態のステータを有する他のモータに対して
も適用可能である。また、モータのステータコアのティ
ースの数や、モータの極数も種々変更することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るステータを用いた
モータの概略構成を示す半断面図である。
【図2】 ステータ及びロータを示す分解斜視図であ
る。
【図3】 他の例の補助コアを示す斜視図である。
【図4】 さらに他の例の補助コアを示す斜視図であ
る。
【図5】 さらに他の例の補助コアを使用したモータの
概略構成を示す半断面図である。
【図6】 図5に示す補助コアの斜視図である。
【図7】 さらに他の例の補助コアを使用したモータの
概略構成を示す半断面図である。
【図8】 図7に示す補助コアの斜視図である。
【図9】 従来のステータを有するモータの概略構成を
示す半断面図である。
【符号の説明】
1…フレーム、 5…モータシャフト、 20…ステータ、 21…ステータコア、 22…ティース部、 26…バックヨーク部、 31…ステータコイル、 35,35a〜35d…補助コア 36,36a〜36d…補助コア 40…ロータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 俊治 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA09 AB06 AE01 AE08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコイルが巻回されるティース部
    と該ティース部の外側に位置される環状のバックヨーク
    部とを有するステータコアを備えた電動機のステータに
    おいて、 前記バックヨーク部の少なくとも一方の軸方向端部に、
    磁性材料からなる環状の補助コアを設けたことを特徴と
    する電動機のステータ。
  2. 【請求項2】 前記補助コアは、帯状板の一表面を内側
    にして曲げ複数回巻回されて形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の電動機のステータ。
  3. 【請求項3】 前記帯状板は、磁化容易方向が長手方向
    に合致する方向性けい素鋼板であることを特徴とする請
    求項2記載の電動機のステータ。
  4. 【請求項4】 前記帯状板は、電動機の極数が所定極数
    以上の場合に、磁化容易方向が幅方向に合致する方向性
    けい素鋼板であることを特徴とする請求項2記載の電動
    機のステータ。
  5. 【請求項5】 前記補助コアは、中央孔を有する円板が
    複数枚積層されて形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の電動機のステータ。
  6. 【請求項6】 前記ティース部と前記バックヨーク部と
    は、相互に分割されて別体をなしており、前記バックヨ
    ーク部は、帯状板をその幅方向の一側面を内側にして曲
    げ螺旋状に成形して重ねることにより形成され、前記補
    助コアは、前記バックヨーク部を前記ティース部の軸方
    向端部より軸方向に延長させることにより形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の電動機のステータ。
  7. 【請求項7】 前記帯状板は、磁化容易方向が長手方向
    に合致する方向性けい素鋼板であることを特徴とする請
    求項6記載の電動機のステータ。
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