JP2001023344A - 光ピックアップ装置及び光ディスク装置 - Google Patents

光ピックアップ装置及び光ディスク装置

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JP2001023344A
JP2001023344A JP11191226A JP19122699A JP2001023344A JP 2001023344 A JP2001023344 A JP 2001023344A JP 11191226 A JP11191226 A JP 11191226A JP 19122699 A JP19122699 A JP 19122699A JP 2001023344 A JP2001023344 A JP 2001023344A
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JP
Japan
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disk
optical
optical pickup
pickup device
driving
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JP11191226A
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English (en)
Inventor
Atsushi Inoue
淳 井上
Yuji Kishi
祐司 岸
Tomomi Okamoto
知巳 岡本
Kyuichiro Nagai
究一郎 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明では、こういったディスク表面上に付着
した汚れ等に起因して発生する、データの記録再生上で
の不具合を防止することを目的とする。 【解決手段】光ピックアップ装置におけるアクチュエー
タ部品に、ディスク上に付着した汚れ等を取り除く為の
クリーニング手段を取り付けて、光ディスク装置に装着
したディスク表面のクリーニングが可能となるような構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクに情報を
記録又は読み出しを行う、ディスク装置の光ピックアッ
プ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音声や映像を初めとして様々な情報を記
録または再生するディスク装置の使用媒体には、CD等
のように、ディスクをそのまま取り扱うタイプと、MD
等のような、媒体であるディスクをカートリッジに収納
した状態で取り扱うタイプとの2種類に分かれていた。
これは主に再生のみを主眼とするディスクはそのまま使
用し、記録可能なシステムにおけるディスクに対して
は、ディスクの保護という思想からカートリッジに収納
したものであった。
【0003】こうした経緯から、従来のCDやDVD−
ROM等といった公知のディスク装置においては、装置
に装着されたディスクの汚れ等を取り除くといった機構
が搭載されたものは見られなかった。
【0004】しかし、近年では、DVD−RAMディス
クのように、媒体のディスクはカートリッジに収納され
た状態で使用しても、またはカートリッジ無しのディス
ク単体(所謂ベアディスク)の状態として使用しても良
いというタイプのディスクが登場してきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、記録可
能でありながらカートリッジに収納しなくても使用可能
といったディスクは、例えばコンピュータユーザ等とい
った、普段からディスクの取り扱い方等をある程度理解
しているユーザが使用する場合は問題とはならないが、
そういった扱い方等を知らないユーザが使用すると、そ
の取り扱い方や取り扱う環境によっては、ディスク上に
汚れを付着させるなどして、データの記録が部分的に不
可能となったり、再生ができなくなったりといった問題
の起きることが考えられる。
【0006】本発明の目的は、こういったディスク表面
上に付着した汚れ等に起因して発生する、データの記録
再生上での不具合を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、光ピックアップ装置における光学素子
駆動手段であるアクチュエータ部品に、ディスク上に付
着した汚れ等を取り除く為のクリーニング手段を設け、
光ディスク装置に装着されたディスク媒体の半径方向
に、光ピックアップ装置駆動手段によって駆動すること
で、光ディスク装置に装着した該ディスク表面の汚れや
付着した異物などのクリーニングが可能となるような構
成とした。
【0008】また、該光ディスク装置に装着したディス
クをクリーニングする際、ディスクを回転させる駆動手
段であるスピンドルモータの回転状態を制御手段によっ
て通常使用回転数より低く回転するように制御するか、
または該ディスクの回転駆動手段であるモータを間欠に
駆動制御することによって、該ディスククリーニング手
段が、ディスク表面を傷つける可能性を有する異物部材
を巻き込むようなことがあっても、ディスクにダメージ
を与えることのないようにした。
【0009】以上述べたような構成とすることで、該光
ピックアップ装置の部品点数を増やすことなく、光ディ
スク装置性能の信頼性向上を図ることが出来るものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0011】図1は本発明の実施例である光ディスク装
置の構成概要を示した図であり、また図2は該光ディス
ク装置における光ピックアップ装置部のアッセンブリ構
成の詳細を示す分解図である。
【0012】図1に示す101は光ピックアップ装置の
筐体であり、該筐体101内に、ホルダ107に組み込
まれたレーザ4や、該レーザ4からのレーザ光を分割し
たり、集束したり、方向を変えたりする為の光学系素子
類15,16,17,18、対物レンズ12、該対物レ
ンズ12を駆動するアクチュエータ102、及びディス
ク回転用スピンドルモータ11に装着されたディスク5
から反射してきたレーザ光を受光する為の、ホルダ10
6に取り付けられた検出器2、及び検出器3が各々調整
され、接着やネジ止め等といった固定手段によって取り
付けられている。そして、該アクチュエータ102上に
設けられた該対物レンズ12近傍に該ディスク5の表面
の汚れや付着した異物などを取り除くためのクリーニン
グ部材1が設けられている。
【0013】また図2の分解図に示すように、該レーザ
4には、レーザ駆動制御信号等を外部回路と相互に送受
信する為の伝達手段としてのフレキシブルプリント基板
(flexible printed circuit boad以下FPCと略す)
105が取り付けられ、該FPC105配線パターン上
には、該レーザ4を駆動する為のドライバ6などの電気
回路部品類7,8,9,10が直接配置されている。
【0014】同様に、該検出器2及び3は外部回路への
信号伝達用FPC104の配線パターン上に半田付け等
の固定手段によって取り付けられ、また、該アクチュエ
ータ102には、アクチュエータの駆動信号伝達用FP
C103が、半田付け等の手段により取り付けられてい
る。
【0015】図1に示すように、該光ピックアップの筐
体101には、係合用のギヤの歯(図示せず)を有する
駆動力伝達手段13が固定してあり、光ピックアップ駆
動用モータ20に連結してある駆動用ギヤ19に係合し
ている。こうした構造により、該光ピックアップ装置
を、該装置筐体101をガイドするシャフト21及び2
2に沿って、ディスク5の半径方向に内周から外周にか
けて往復動作制御を行うことができる。
【0016】図3により、該アクチュエータ102の詳
細を説明する。対物レンズ12はボビン30に組み込ま
れ、接着されている。該ボビン30はホルダ32に固定
されたサスペンション31によって保持され、マグネッ
ト34を固定したヨーク33の周りを上下(AF方向ま
たはフォーカス方向と記す)左右(TR方向またはトラ
ッキング方向と記す)に動作可能に構成されている。そ
して該対物レンズ12の周囲のボビン30上に、該ディ
スク5上に付着した汚れ等を取り除く為のクリーニング
部材1を取り付けておく。
【0017】図4及び図5は該アクチュエータ102の
動作状態を示す図であるが、これらを用いて以下該ピッ
クアップ装置のクリーニング動作を説明する。
【0018】該光ディスク装置が、電源のオンオフ動作
や、ディスクの引き込み状態を経過する等して初期状態
となると、該光ピックアップ装置が、ディスク5に記録
されているデータを読み込み、ディスク5の装着を確認
する。
【0019】確認されると該光ピックアップ装置を、図
4に示すように該クリーニング部材1が該ディスク5に
は接触しない状態で、まずクリーニングを始める初期位
置であるディスクの最内周(又は最外周)に移動する。
【0020】その位置で図5に示すように、該アクチュ
エータ102におけるボビン30をフォーカス方向に持
ち上げて、該クリーニング部材1を該ディスク5の表面
に接触させる。そしてこの状態を維持したまま、該光ピ
ックアップ装置を該ディスク5の半径方向に最外周(初
期状態が最外周であれば最内周)へと移動させる。こう
した動作を行うことによって、該ディスク5表面のクリ
ーニングを行うものである。
【0021】この時該ディスク5はスピンドルモータ1
1によって回転させるが、通常使用回転数よりも回転数
を落として回転させたり、該スピンドルモータ11を間
欠に駆動するようにして、ゆっくりと回転させるように
することによって、万が一、該クリーニング部材1がデ
ィスク表面を傷つける可能性を有するような異物部材を
巻き込むようなことがあっても、該ディスク5上のデー
タ損傷を抑えることが出来る。
【0022】また、クリーニング動作時には該ディスク
5の回転を停止しておき、クリーニング動作が1回終了
するごとに微少に回転させて、ディスクを1周クリーニ
ングするようにしても、上記のようなデータ損傷の発生
を抑えることが出来る。
【0023】
【発明の効果】本発明では、光ピックアップ装置におけ
る光学素子である対物レンズを駆動する為の手段である
アクチュエータ上に、該ディスク上に付着した汚れ等を
取り除く為のクリーニング手段を設け、光ディスク装置
に装着されたディスク媒体の半径方向に、光ピックアッ
プ装置駆動手段によって駆動することで、該装着ディス
ク表面のクリーニングが可能となるような構成とした。
【0024】また、該光ディスク装置に装着したディス
クをクリーニングする際、ディスクを回転させる駆動手
段であるスピンドルモータの回転状態を制御手段によっ
て通常使用回転数より低く回転するように制御するか、
または該ディスク回転駆動手段であるモータを間欠に駆
動する制御を行うことで、該クリーニング手段がディス
ク表面を傷つける可能性を有するような異物部材を巻き
込むようなことがあっても、ディスクにダメージを与え
ることのないようにした。
【0025】以上述べたような構成とすることで、該光
ピックアップ装置の部品点数を増やすことなく、装置性
能の信頼性向上を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である光ディスク装置の全体構
成の概要斜視図。
【図2】本発明の実施例である光ディスク装置の全体構
成の概要分解図。
【図3】図2の一部詳細を示す斜視図。
【図4】本発明の光ディスク装置の動作状態を示す図。
【図5】本発明の光ディスク装置の動作状態を示す図。
【符号の説明】
1…クリーニング部材、2,3…検出器、4…レーザ、
5…ディスク、6…レーザドライバ、7,8,9,10
…電気部品、11…スピンドルモータ、12…対物レン
ズ、19…駆動ギヤ、20…駆動モータ、101…光ピ
ックアップ筐体、30…ボビン、31…サスペンショ
ン、32…ホルダ、33…ヨーク、34…マグネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 知巳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 長井 究一郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク上に所定信号を記録再生するの
    に必要なレーザ光源と、レーザ光を集束、分割、折り曲
    げ等を行う為の光学素子類と、該光学素子を駆動する駆
    動手段と、レーザ光を受光検出する為の検出器類、及び
    該レーザ光源駆動信号や、光学素子駆動手段の駆動信
    号、及び検出器類の信号を外部回路に伝達する為の伝達
    手段と、該光ディスク表面をクリーニングするクリーニ
    ング部材と、を有することを特徴とする光ピックアップ
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1における光ピックアップ装置にお
    いて、データの記録再生媒体であるディスクの回転を制
    御する駆動手段と、該光ピックアップ装置を駆動する駆
    動手段とを有することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項2における光ディスク装置におい
    て、該ディスクのクリーニングを行う時には、該ディス
    クの回転数を該駆動手段により通常使用回転数より低く
    制御することを特徴とした光ディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項2における光ディスク装置におい
    て、該ディスクのクリーニングを行う時には、該ディス
    クの回転を該駆動手段により間欠駆動することを特徴と
    した光ディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項1におけて、クリーニング部材を該
    光学素子駆動手段上に配置した構造としたことを特徴と
    する光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、光ピックアップ装置
    と、データの記録再生媒体であるディスクの回転を制御
    する駆動手段と、該光ピックアップ装置を駆動すること
    を特徴とする駆動手段とを有する光ディスク装置。
  7. 【請求項7】請求項6における光ディスク装置におい
    て、該ディスクのクリーニングを行う時には、該ディス
    クの回転数を該駆動手段により通常使用回転数より低く
    制御することを特徴とした光ディスク装置。
  8. 【請求項8】請求項6における光ディスク装置におい
    て、該ディスクのクリーニングを行う時には、該ディス
    クの回転を該駆動手段により間欠駆動することを特徴と
    した光ディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003107345A1 (en) * 2002-06-14 2003-12-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for scanning and cleaning an information carrier

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003107345A1 (en) * 2002-06-14 2003-12-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for scanning and cleaning an information carrier

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