JP2982978B2 - クリーニングディスク - Google Patents
クリーニングディスクInfo
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- JP2982978B2 JP2982978B2 JP2401592A JP40159290A JP2982978B2 JP 2982978 B2 JP2982978 B2 JP 2982978B2 JP 2401592 A JP2401592 A JP 2401592A JP 40159290 A JP40159290 A JP 40159290A JP 2982978 B2 JP2982978 B2 JP 2982978B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- optical
- cleaning
- optical pickup
- objective lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/121—Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光学ピックアップをク
リーニングするクリーニングディスクに関する。
リーニングするクリーニングディスクに関する。
【０００２】
【従来の技術】ビデオディスクやコンパクトディスクな
どの光ディスクの情報再生または情報記録する光ディス
ク装置は、図３に示すように、スピンドルモータ１の回
転軸２上にターンテーブル３が設けられており、このタ
ーンテーブル３に光ディスク４が装着される。
どの光ディスクの情報再生または情報記録する光ディス
ク装置は、図３に示すように、スピンドルモータ１の回
転軸２上にターンテーブル３が設けられており、このタ
ーンテーブル３に光ディスク４が装着される。
【０００３】また、光ディスク４の下方に、光ディスク
４のディスク面からの情報の再生または記録を行う光学
ピックアップ５がディスク径方向に図示しない駆動機構
によって移動可能に配置されている。この光学ピックア
ップ５は、ピックアップ本体に内蔵された半導体レーザ
６からのビームの焦点をディスク面に結ぶ対物レンズ７
を有し、常にビームの焦点がディスク面に結ぶように対
物レンズ７のディスク面との間隔や角度などが制御され
る。
４のディスク面からの情報の再生または記録を行う光学
ピックアップ５がディスク径方向に図示しない駆動機構
によって移動可能に配置されている。この光学ピックア
ップ５は、ピックアップ本体に内蔵された半導体レーザ
６からのビームの焦点をディスク面に結ぶ対物レンズ７
を有し、常にビームの焦点がディスク面に結ぶように対
物レンズ７のディスク面との間隔や角度などが制御され
る。
【０００４】ところで、特に対物レンズを上面に向けた
光学ピックアップにおいては、対物レンズ上に塵埃が付
着しやすく、光学的性能が劣化しやすい。
光学ピックアップにおいては、対物レンズ上に塵埃が付
着しやすく、光学的性能が劣化しやすい。
【０００５】そこで、特開昭６２−２４４４８号公報に
記載されているように、再生または記録スタート前に、
光ディスク４を通常の回転よりも速い回転速度で回転さ
せることにより、光ディスク４の回転に伴ってディスク
面近くに発生する空気流をより大きし、通常の光ディス
ク４の回転では除去することができない対物レンズ７上
の塵埃を除去するようにした方法がある。
記載されているように、再生または記録スタート前に、
光ディスク４を通常の回転よりも速い回転速度で回転さ
せることにより、光ディスク４の回転に伴ってディスク
面近くに発生する空気流をより大きし、通常の光ディス
ク４の回転では除去することができない対物レンズ７上
の塵埃を除去するようにした方法がある。
【０００６】また、実開平２−１３５９７６号公報に記
載されているように、ディスク本体のディスク面に放射
状に複数の羽根部を形成したクリーニングディスクがあ
る。そして、クリーニング時には、光ディスク４に代え
てクリーニングディスクをターンテーブル３に装着し、
クリーニングディスクを回転させることにより、羽根部
により空気流が発生し、この空気流を対物レンズに作用
させ、通常の光ディスク４の回転では除去することがで
きない対物レンズ７上の塵埃を除去するようにしてい
る。
載されているように、ディスク本体のディスク面に放射
状に複数の羽根部を形成したクリーニングディスクがあ
る。そして、クリーニング時には、光ディスク４に代え
てクリーニングディスクをターンテーブル３に装着し、
クリーニングディスクを回転させることにより、羽根部
により空気流が発生し、この空気流を対物レンズに作用
させ、通常の光ディスク４の回転では除去することがで
きない対物レンズ７上の塵埃を除去するようにしてい
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記光ディス
ク４を通常の回転よりも速い回転速度で回転させる方法
においては、平円板状の光ディスク４を回転させるだけ
で、この光ディスク４の回転に伴って発生する空気流は
比較的小さいため、この空気流による対物レンズ７のク
リーニング作用は少なく、対物レンズ７上の塵埃を確実
に除去するのは困難である。
ク４を通常の回転よりも速い回転速度で回転させる方法
においては、平円板状の光ディスク４を回転させるだけ
で、この光ディスク４の回転に伴って発生する空気流は
比較的小さいため、この空気流による対物レンズ７のク
リーニング作用は少なく、対物レンズ７上の塵埃を確実
に除去するのは困難である。
【０００８】また、クリーニングディスクを用いる場合
においては、羽根部がディスク本体の板厚の範囲内に収
納されていて突出されていないので、ディスク本体が回
転されても、羽根部によって発生する空気流の風圧は弱
く、十分なクリーニング効果が得られない問題を有して
いる。
においては、羽根部がディスク本体の板厚の範囲内に収
納されていて突出されていないので、ディスク本体が回
転されても、羽根部によって発生する空気流の風圧は弱
く、十分なクリーニング効果が得られない問題を有して
いる。
【０００９】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、対物レンズの表面に付着した塵埃を確実に除去
することができるクリーニングディスクを提供すること
を目的とするものである。
もので、対物レンズの表面に付着した塵埃を確実に除去
することができるクリーニングディスクを提供すること
を目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のクリーニングデ
ィスクは、両面にディスク面を有し、それらディスク面
のうち一方のディスク面が光学ピックアップに対向され
るディスク本体と、このディスク本体を貫通して形成さ
れた複数の通気孔と、前記ディスク本体の前記光学ピッ
クアップとは反対側に各通気孔の縁部から突設され、デ
ィスク本体の回転に伴って前記光学ピックアップにクリ
ーニング作用する空気流を発生させる羽根部とを備えて
いるものである。
ィスクは、両面にディスク面を有し、それらディスク面
のうち一方のディスク面が光学ピックアップに対向され
るディスク本体と、このディスク本体を貫通して形成さ
れた複数の通気孔と、前記ディスク本体の前記光学ピッ
クアップとは反対側に各通気孔の縁部から突設され、デ
ィスク本体の回転に伴って前記光学ピックアップにクリ
ーニング作用する空気流を発生させる羽根部とを備えて
いるものである。
【００１１】
【作用】本発明のクリーニングディスクでは、ディスク
本体の光学ピックアップとは反対側に羽根部が突設され
ているため、ディスク本体の回転時に、羽根部により通
気孔を通じて強い空気流が発生し、この空気流が光学ピ
ックアップに作用してクリーニング効果が得られる。
本体の光学ピックアップとは反対側に羽根部が突設され
ているため、ディスク本体の回転時に、羽根部により通
気孔を通じて強い空気流が発生し、この空気流が光学ピ
ックアップに作用してクリーニング効果が得られる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００１３】なお、前記図３に示した光ディスク装置に
本発明のクリーニングディスクを適用するものとし、こ
の光ディスク装置の構造について同一符号を用いて説明
する。
本発明のクリーニングディスクを適用するものとし、こ
の光ディスク装置の構造について同一符号を用いて説明
する。
【００１４】図１および図２において、11はクリーニン
グディスクのディスク本体で、このディスク本体11は、
両面にディスク面12を有する円盤状に形成されていると
ともに、中心部にターンテーブル３に嵌合する嵌合孔13
が設けられている。これらデ ィスク面12のうち、下面の
一方のディスク面12が光学ピックアップ５に対向され、
上面の他方のディスク面12が光学ピックアップ５とは反
対側に配置される。
グディスクのディスク本体で、このディスク本体11は、
両面にディスク面12を有する円盤状に形成されていると
ともに、中心部にターンテーブル３に嵌合する嵌合孔13
が設けられている。これらデ ィスク面12のうち、下面の
一方のディスク面12が光学ピックアップ５に対向され、
上面の他方のディスク面12が光学ピックアップ５とは反
対側に配置される。
【００１５】このディスク本体11のディスク面12には、
ほぼ放射方向に沿って溝状で両方のディスク面12に貫通
する複数の通気孔14が形成さているとともに、各通気孔
14のディスク回転方向に対して後側に位置する縁部か
ら、光学ピックアップ５とは反対側に羽根部15が突設さ
れている。
ほぼ放射方向に沿って溝状で両方のディスク面12に貫通
する複数の通気孔14が形成さているとともに、各通気孔
14のディスク回転方向に対して後側に位置する縁部か
ら、光学ピックアップ５とは反対側に羽根部15が突設さ
れている。
【００１６】そして、通気孔14のディスク放射方向に沿
った両内壁面、および羽根部15の通気孔14に臨む壁面に
は、ディスク回転方向に対して光学ピックアップ５とは
反対側が前進するとともに光学ピックアップ５側が後退
した傾斜面16が設けられている。したがって、これら通
気孔14、羽根部15および傾斜面16は、ディスク本体11の
回転に伴い通気孔14を通じて光学ピックアップ５の対物
レンズ７にクリーニング作用する空気流を発生させる空
気流発生部として構成されている。
った両内壁面、および羽根部15の通気孔14に臨む壁面に
は、ディスク回転方向に対して光学ピックアップ５とは
反対側が前進するとともに光学ピックアップ５側が後退
した傾斜面16が設けられている。したがって、これら通
気孔14、羽根部15および傾斜面16は、ディスク本体11の
回転に伴い通気孔14を通じて光学ピックアップ５の対物
レンズ７にクリーニング作用する空気流を発生させる空
気流発生部として構成されている。
【００１７】次に、本実施例の作用を説明する。
【００１８】光ディスク装置は、図３に示したように、
スピンドルモータ１の回転軸２上に光ディスク４を装着
するターンテーブル３が設けられ、また、光ディスク４
の下方に、光ディスク４のディスク面からの情報の再生
または記録を行う光学ピックアップ５がディスク径方向
に図示しない駆動機構によって移動可能に配置されてい
る。この光学ピックアップ５は、ピックアップ本体に内
蔵された半導体レーザ６からのビームの焦点をディスク
面に結ぶ対物レンズ７を有し、常にビームの焦点がディ
スク面に結ぶように対物レンズ７のディスク面との間隔
や角度などが制御されるようになっている。
スピンドルモータ１の回転軸２上に光ディスク４を装着
するターンテーブル３が設けられ、また、光ディスク４
の下方に、光ディスク４のディスク面からの情報の再生
または記録を行う光学ピックアップ５がディスク径方向
に図示しない駆動機構によって移動可能に配置されてい
る。この光学ピックアップ５は、ピックアップ本体に内
蔵された半導体レーザ６からのビームの焦点をディスク
面に結ぶ対物レンズ７を有し、常にビームの焦点がディ
スク面に結ぶように対物レンズ７のディスク面との間隔
や角度などが制御されるようになっている。
【００１９】そして、光学ピックアップ５の対物レンズ
７のクリーニングを行うには、光ディスク４に代えて本
実施例のクリーニングディスクを装着する。すなわち、
ディスク本体11の羽根部15が突出する他方のディスク面
12を上面とし、嵌合孔13をターンテーブル３に嵌合す
る。
７のクリーニングを行うには、光ディスク４に代えて本
実施例のクリーニングディスクを装着する。すなわち、
ディスク本体11の羽根部15が突出する他方のディスク面
12を上面とし、嵌合孔13をターンテーブル３に嵌合す
る。
【００２０】ついで、光ディスク装置の再生動作または
記録動作を指示し、ディスク本体11を回転させる。
記録動作を指示し、ディスク本体11を回転させる。
【００２１】このディスク本体11の回転により、ディス
ク面12の上面の空気が複数の通気孔14を通じて下面に流
れる空気流が発生する。この空気流は、通気孔14の傾斜
面16による作用と、特にディスク上面に突出した羽根部
15による作用とにより、ディスク上面の空気が強制的に
通気孔14内に取り込まれ、ディスク下面に強い流れとな
って排出される。
ク面12の上面の空気が複数の通気孔14を通じて下面に流
れる空気流が発生する。この空気流は、通気孔14の傾斜
面16による作用と、特にディスク上面に突出した羽根部
15による作用とにより、ディスク上面の空気が強制的に
通気孔14内に取り込まれ、ディスク下面に強い流れとな
って排出される。
【００２２】したがって、ディスク本体11の回転により
発生した強い空気流が光学ピックアップ５の対物レンズ
７に作用する。この空気流のクリーニング作用により対
物レンズ７に付着した塵埃を吹き飛ばして確実に除去す
ることができる。
発生した強い空気流が光学ピックアップ５の対物レンズ
７に作用する。この空気流のクリーニング作用により対
物レンズ７に付着した塵埃を吹き飛ばして確実に除去す
ることができる。
【００２３】なお、このクリーニングディスクによるク
リーニングにより、光ディスク装置内の比較的軽い塵埃
が舞い上がって対物レンズ７上に載っても、光ディスク
４の再生または記録時の回転により発生する弱い空気流
で軽い塵埃は除去される。
リーニングにより、光ディスク装置内の比較的軽い塵埃
が舞い上がって対物レンズ７上に載っても、光ディスク
４の再生または記録時の回転により発生する弱い空気流
で軽い塵埃は除去される。
【００２４】したがって、このクリーニングディスク
は、通常の光ディスク４の回転では除去することができ
ない塵埃を確実に除去することができる。
は、通常の光ディスク４の回転では除去することができ
ない塵埃を確実に除去することができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明のクリーニングディスクによれ
ば、ディスク本体の光学ピックアップとは反対側に羽根
部を突設しているため、ディスク本体の回転時に、羽根
部により通気孔を通じて強い空気流が発生し、この強い
空気流が光学ピックアップに作用して十分なクリーニン
グ効果を得ることができ、通常のディスクの回転では除
去することができない光学ピックアップに付着した塵埃
を確実に除去することができる。
ば、ディスク本体の光学ピックアップとは反対側に羽根
部を突設しているため、ディスク本体の回転時に、羽根
部により通気孔を通じて強い空気流が発生し、この強い
空気流が光学ピックアップに作用して十分なクリーニン
グ効果を得ることができ、通常のディスクの回転では除
去することができない光学ピックアップに付着した塵埃
を確実に除去することができる。
【図１】本発明のクリーニングディスクの一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】同上断面図である。
【図３】本発明を適用する光ディスク装置の側面図であ
る。
る。
５ 光学ピックアップ 11 ディスク本体 12 ディスク面 14 通気孔15 羽根部
Claims (1)
- 【請求項１】 両面にディスク面を有し、それらディス
ク面のうち一方のディスク面が光学ピックアップに対向
されるディスク本体と、 このディスク本体を 貫通して形成された複数の通気孔
と、 前記ディスク本体の前記光学ピックアップとは反対側に
各通気孔の縁部から突設され、 ディスク本体の回転に伴
って前記光学ピックアップにクリーニング作用する空気
流を発生させる羽根部と を備えていることを特徴とする
クリーニングディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2401592A JP2982978B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | クリーニングディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2401592A JP2982978B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | クリーニングディスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04214274A JPH04214274A (ja) | 1992-08-05 |
| JP2982978B2 true JP2982978B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=18511422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2401592A Expired - Lifetime JP2982978B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | クリーニングディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2982978B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP2401592A patent/JP2982978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04214274A (ja) | 1992-08-05 |
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Legal Events
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