JP2001076382A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JP2001076382A
JP2001076382A JP25322199A JP25322199A JP2001076382A JP 2001076382 A JP2001076382 A JP 2001076382A JP 25322199 A JP25322199 A JP 25322199A JP 25322199 A JP25322199 A JP 25322199A JP 2001076382 A JP2001076382 A JP 2001076382A
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JP25322199A
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Kazuyuki Ogura
和幸 小椋
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上に少なくともトラッキング制御を行う
ためのトラッキング層と、情報を記録するための、前記
トラッキング層上の記録層とを有し、近接場光による情
報の記録及び(又は)再生を行う光記録媒体であって、
ヘッドが衝突するなどして媒体に機械的損傷を生じても
トラッキング層は損傷を受け難く、ヘッドの位置決めを
正確に行うことができる光記録媒体を提供する。 【解決手段】 基板26上に少なくともトラッキング制
御を行うためのトラッキング層24と、情報を記録する
ための、トラッキング層24上の記録層22とを有し、
近接場光Lによる情報の記録及び(又は)再生を行う光
記録媒体15であり、記録層22とトラッキング層24
との間に、記録層22よりも硬度が高いスペーシング層
23が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は近接場光による情報
の記録及び(又は)再生を行う光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体は光が照射されることで該媒
体への情報の記録及び(又は)該媒体からの情報の再生
(読み出し)が行われる。この光による情報の記録及び
(又は)再生は、例えば、情報の記録及び(又は)再生
を行う情報記録再生装置にて行われる。
【0003】情報記録再生装置では、通常、情報の記録
及び(又は)再生のために光を射出できるヘッドが搭載
されており、該ヘッドから射出された光を光記録媒体に
照射することで、該媒体に対して情報の記録及び(又
は)再生が行われる。このときヘッドの位置を光記録媒
体の目的とする部位に対応させるためにトラッキング制
御が行われる。
【0004】光記録媒体には、通常、情報を記録するた
めの情報記録領域と、トラッキング制御を行うためのト
ラッキング領域とが設けられている。例えば、基板上に
トラッキング領域としてトラッキング層が、情報記録領
域として記録層が設けられている光記録媒体を用いて情
報の記録及び(又は)再生を行う場合では、情報の記録
及び(又は)再生はヘッドからの光を記録層に照射する
ことで行われ、トラッキング制御はヘッドからトラッキ
ング用光をトラッキング層に照射することで該トラッキ
ング層におけるトラッキング情報に基づいて行われる。
【0005】ところで、最近では、高密度の情報の記録
及び(又は)再生として近接場光による情報の記録及び
(又は)再生が注目されている。近接場光による情報の
記録及び(又は)再生は、ヘッドとして近接場光を射出
できる近接場光発生装置を搭載した情報記録再生装置に
て行われる。近接場光は、ヘッド(近接場光発生装置)
の近接場光射出部から数10nm〜100nm程度まで
しか到達しないため、例えば、トラッキング領域として
トラッキング層を、情報記録領域として記録層を採用す
る光記録媒体においては、記録層は媒体表面近傍に配置
する必要がある。また、一般的にトラッキング層も記録
層と同様に媒体の表層近傍に配置されている。従って、
近接場光記録用の媒体として、例えば、基板上に少なく
ともトラッキング制御を行うためのトラッキング層と、
該トラッキング層上の、情報を記録するための記録層と
を有する光記録媒体が用いられる。
【0006】また、ヘッドからの近接場光を光記録媒体
に到達させるためにヘッドは情報の記録及び(又は)再
生時には光記録媒体に近接配置される。そのため、例え
ば、基板上に少なくともトラッキング制御を行うための
トラッキング層と、該トラッキング層上の、情報を記録
するための記録層とを有する光記録媒体を用いて近接場
光による情報の記録及び(又は)再生を行う場合では、
ヘッドが機械的衝撃などにより該媒体に衝突するなどし
て、該媒体における記録層の情報やトラッキング層の情
報が一部破壊される可能性が高い。記録層の情報が一部
破壊されたのみの場合には、エラー訂正などの信号処理
技術により、情報を再生できる。また、情報の修復不可
能な際には、情報の破壊領域を以後使用できないように
ソフト的に決めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、トラッキン
グ層の情報が一部破壊されたときには、記録層の情報が
一部破壊されたときとは異なり、正確なヘッドの位置決
めが不可能となるために光記録媒体に対する情報の記録
や再生自体が不可能となってしまう。これはハードディ
スク装置のように記録媒体の交換が容易でない情報記録
再生装置においては大きな問題である。
【0008】そこで本発明は、基板上に少なくともトラ
ッキング制御を行うためのトラッキング層と、情報を記
録するための、前記トラッキング層上の記録層とを有
し、近接場光による情報の記録及び(又は)再生を行う
光記録媒体であって、ヘッドが衝突するなどして媒体に
機械的損傷を生じてもトラッキング層は損傷を受け難
く、ヘッドの位置決めを正確に行うことができる光記録
媒体を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、基板上に少なくともトラッキング制御を行う
ためのトラッキング層と、情報を記録するための、前記
トラッキング層上の記録層とを有し、近接場光による情
報の記録及び(又は)再生を行う光記録媒体であり、前
記記録層と前記トラッキング層との間に、前記記録層よ
りも硬度が高いスペーシング層が設けられていることを
特徴とする光記録媒体を提供する。
【0010】本発明に係る光記録媒体では、トラッキン
グ制御を行うためのトラッキング層と、情報を記録する
ための、前記トラッキング層上の記録層との間に、該記
録層よりも硬度が高いスペーシング層が設けられてい
る。本発明に係る光記録媒体は、例えば、近接場光によ
る情報の記録及び(又は)再生を行う情報記録再生装置
に収容され、該装置に搭載されているヘッド(近接場光
発生装置)から近接場光が前記記録層側から照射される
ことで、情報の記録及び(又は)再生が行われる。この
とき、トラッキング層にもトラッキング用光が照射され
てトラッキング制御が行われ、ヘッドが位置決めされ
る。
【0011】本発明に係る光記録媒体によると、ヘッド
が衝突するなどして媒体に機械的損傷を生じても、前記
記録層と前記トラッキング層との間に設けられている、
前記記録層よりも硬度が高いスペーシング層がその衝撃
に対して該トラッキング層を保護するので、該トラッキ
ング層は損傷を受け難い。従って、前記トラッキング層
におけるトラッキング情報に基づいてヘッドの位置決め
を正確に行うことができる。本発明の光記録媒体は、記
録媒体の交換が容易でない情報記録再生装置に収容され
る場合に特に有効である。
【0012】なお、本発明にいう「情報を記録するため
の記録層」は、これから情報を記録する層、既に情報を
記録した層のいずれでもよい。また、「情報の記録及び
(又は)再生を行う光記録媒体」には、情報の記録及び
再生の双方を行える光記録媒体、既に情報が記録されて
おり、その情報の再生を行える光記録媒体等がいずれも
含まれる。
【0013】前記記録層としては、例えば、CD−R
(Compact Disc Recordable )などで用いられるシアニ
ンやフタロシアニンなどの有機色素を含有する層や、ス
ピロピラン系化合物やジアリールエテン系化合物などの
フォトクロミック材料を含有する層などを挙げることが
できる。この記録層は、例えば真空蒸着法やスピンコー
ト法などの方法により形成できる。なお、前記記録層が
フォトクロミック材料を含有する層である場合には、光
のフォトンで情報の記録が行われる、いわゆるフォトン
モードで記録が起こるため、非常に微弱な光を用いた記
録に適する。
【0014】近接場光を用いた情報の記録及び(又は)
再生においては、例えば、近接場光発生装置として微小
開口を有する近接場光射出部を採用する場合、近接場光
は、該近接場光発生装置の近接場光射出部の該微小開口
に光源から光を集光することで発生させることができる
が、開口程度の大きさの光スポットが得られる領域は開
口から数10nm〜100nm程度の領域であり、例え
ば直径100nmの円形の開口を用いる場合では、開口
から概ね50nmまでの領域である。よってこの場合、
記録層の厚さは略50nmあれば十分なのであって、こ
れ以上の層厚があったとしても無駄となり、余分の記録
材料を用いる必要があることから、それだけコストが高
くなってしまう。よって、前記記録層の層厚としては、
約50nmを例示できる。
【0015】前記スペーシング層に用いることができる
材料としては、該スペーシング層が前記記録層よりも硬
度が大きい乃至高い層にできる材料を採用でき、金属酸
化物、金属窒化物、金属炭化物、金属硫化物、金属セレ
ン化物などの金属化合物を例示できる。このスペーシン
グ層は、例えば真空蒸着法や反応性スパッタリング法な
どの方法により形成できる。なお、前記スペーシング層
として金属化合物を用いる場合の具体例としては、酸化
ケイ素(SiO2 )、酸化アルミニウム(Al
2 3 )、酸化マグネシウム(MgO)、窒化ケイ素
(Si3 4 )、窒化アルミニウム(AlN)、酸化タ
ンタル(Ta2 5 )、酸化ジルコニウム(ZrO)の
うちいずれかの材料からなる層、又はこれらの材料のう
ちいずれかの材料を主成分とする混合物からなる層を挙
げることができる。
【0016】前記スペーシング層の厚さは50nm以上
とすることが望ましい。この厚さが50nmより小さい
と、スペーシング層を設けることで前記トラッキング層
を保護する利点が得られ難い。また、厚さが数100n
mを越えると、トラッキング層保護の信頼性は上がるも
のの、記録層とトラッキング層との間の距離が大きくな
りトラッキングの精度が落ちるという問題が生じ易いた
め、スペーシング層の厚さは500nm以下にすること
が好ましい。
【0017】本発明の光記録媒体では、例えば、前記記
録層において記録部と未記録部とで光学的特性を互いに
異ならしめることで情報の記録を行い、記録部と未記録
部とで光学的特性が互いに異なることを利用して情報の
再生を行うことができる。前記トラッキング層において
トラッキングパターン部とそれ以外の部分とで光学的特
性が互いに異なることを利用してトラッキング制御を行
うことができる。前記トラッキング層としては、トラッ
キングパターン部として、例えば、同心円状又は螺旋状
のパターン部が形成されている層を例示できる。
【0018】「光学的特性が異なる」とは、例えば、情
報の再生を行うための所定の波長の光に対する光反射率
が前記記録層における記録部と未記録部とで異なってい
ることやトラッキング制御を行うための所定の波長の光
に対する光反射率が前記トラッキング層におけるトラッ
キングパターン部とそれ以外の部分とで異なっているこ
と、などをいう。
【0019】例えば、近接場光による情報の記録及び
(又は)再生を行う情報記録再生装置では、前記トラッ
キング層におけるトラッキングパターン部とそれ以外の
部分についての反射光の光量を検出し、その光反射率の
差を利用して、ヘッドをトラッキングパターン部に追随
させることでヘッドの位置決め、すなわちトラッキング
制御が行われる。この光反射率の差は5%〜10%程度
あれば良好にその差を判別して検出することができる。
【0020】なお、光学的特性の異なりは、この光反射
率による場合に限らず、例えば、情報の再生を行うため
の所定の波長の光に対する光透過率が前記記録層におけ
る記録部と未記録部とで異なっている場合やトラッキン
グ制御を行うための所定の波長の光に対する光透過率が
前記トラッキング層におけるトラッキングパターン部と
それ以外の部分とで異なっている場合を挙げることがで
きる。この場合、透過光の光量を検出するタイプの情報
記録再生装置において、その光透過率の差を利用するこ
とになる。
【0021】また、前記記録層において情報の再生を行
うための所定の波長の光に対する記録部からの反射光の
偏光方向と入射光の偏光方向の差が未記録部からの反射
光の偏光方向と入射光の偏光方向の差とは異なっている
場合や前記トラッキング層においてトラッキング制御を
行うための所定の波長の光に対するトラッキングパター
ン部からの反射光の偏光方向と入射光の偏光方向との差
が該トラッキングパターン部以外の部分からの反射光の
偏光方向と入射光の偏光方向との差とは異なっている場
合を挙げることができる。この場合、偏光方向を検出す
るタイプの情報記録再生装置において、その偏光方向の
差を利用することになる。
【0022】さらに、これら光反射率、光透過率、偏光
方向の差異を、情報の記録、再生及びトラッキングにお
いて、組み合わせて、或いは使い分けて利用することが
できる。例えば、情報の記録や再生においては光反射率
(又は光透過率)を、トラッキングにおいては光透過率
(又は光反射率)を利用してもよい。前記トラッキング
層に用いることができる材質としては、具体的にはフォ
トクロミック材料であるスピロピラン系化合物をポリス
チレン樹脂に分散させたものを例示できる。この場合、
トラッキング層の厚さは、50nm〜200nmとする
ことが望ましい。
【0023】前記基板に用いることができる材料として
は、ガラスや種々のプラスチックを例示できる。このプ
ラスチックとしては、例えば、アクリル樹脂、メタクリ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂などを挙げることができ
る。本発明に係る光記録媒体においては、反射光量の変
化により情報の再生或いはトラッキング制御をする場合
に、光量変化の検出を容易にするために前記基板と前記
トラッキング層との間に反射層を設けてもよい。この反
射層に用いることができる材料としては、光反射性を有
する金属、合金、金属化合物などを例示でき、具体的に
は、Al(アルミニウム)、Au(金)、Ag(銀)な
どの金属やAlを含む合金などを例示できる。この反射
層は、例えばスパッタリング法、真空蒸着法などの方法
で形成でき、その厚さは、良好な反射光強度を得るため
に10nm〜300nmとすることが望ましい。
【0024】また、前記記録層の表面には必要に応じて
保護層を設けてもよい。この保護層に用いることができ
る材料としては、例えば、SiO2 などの無機材料や、
メタクリル酸メチルやポリカーボネートなどの有機材料
を挙げることができる。この保護層は、例えばスパッタ
リング法、真空蒸着法やスピンコート法などの方法で形
成できる。
【0025】なお、この保護層のみで前記トラッキング
層を保護することが考えられるが、この保護層のみで前
記トラッキング層を良好に保護しようとすると、保護層
の層厚を厚くしなければならない。しかし、既述のとお
り、近接場光を用いた情報の記録及び(又は)再生にお
いては開口程度の大きさの光スポットが得られる領域
は、例えば直径100nm円形の開口を用いる場合では
開口から概ね50nmまでの領域であるため、この保護
層の層厚は10nm以下とすることが望ましい。このよ
うに保護層の層厚は薄くする必要があるため、この保護
層のみでトラッキング層を良好に保護することは難し
い。
【0026】本発明の光記録媒体では、前記記録層の表
面に保護層を設ける場合、この保護層とともに前記スペ
ーシング層が前記トラッキング層を保護するので、保護
層を設けないときより一層良好にトラッキング層を保護
できる。この場合、前記スペーシング層は第二の保護層
の役割を果す。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る光記録媒体の
一例の一部の断面図であり、図2は本発明に係る光記録
媒体の一例を収容する情報記録再生装置の概略構成を示
す側面図である。
【0028】図2に示す情報記録再生装置は、ヘッド装
置100、光記録媒体収容部200、情報記録再生装置
50などを含んでおり、光記録媒体収容部200に収容
される光記録媒体15に対して近接場光Lによる情報の
記録及び再生の双方を行うことができる。すなわち、情
報記録時には記録情報に基づく情報記録用の近接場光L
をヘッド装置100から光記録媒体15に照射し、媒体
15への情報の記録を行う。また、情報再生時には情報
再生用の近接場光Lをヘッド装置100から光記録媒体
15に照射し、媒体15の表面15’で反射した反射光
16を情報記録再生装置50にて検出し、情報の再生を
行う。さらに、情報の記録、再生のいずれの場合もトラ
ッキング用のレーザ光L’をヘッド装置100から光記
録媒体15に照射し、媒体15の表面部分15’から反
射してきた反射光を図示を省略したトラッキング情報検
出装置にて検出し、ヘッド装置100のトラッキング制
御を行う。
【0029】光記録媒体収容部200は、図示を省略し
た回転駆動装置を備えており、ディスク状の光記録媒体
15を収容できる。光記録媒体15は該回転駆動装置の
回転軸70に固定され、該回転駆動装置による回転駆動
にて図中A方向に回転駆動される。図1に示すように、
光記録媒体15は、近接場光Lによる情報の記録及び再
生の双方を行う光記録媒体であり、ガラスからなる基板
26上に反射層25、トラッキング制御を行うためのト
ラッキング層24が設けられており、その上にスペーシ
ング層23を介して情報を記録するための記録層22が
設けられている。さらに、記録層22の表面には保護層
21が設けられており、情報の記録、再生用の近接場光
Lが図中aの方向から照射される。
【0030】保護層21は、ここではSiO2 からなっ
ており、スパッタリング法により厚さ10nmの層に形
成されている。記録層22は、ここでは樹脂(メタクリ
ル酸メチル)中にジアリールエテン系化合物を重量比
1:1で分散させたものを、スピンコート法により厚さ
約50nmの層に形成したものである。なお、ここでの
記録層22の表面硬度はランクDである。なお、記録層
の表面硬度及び後述するスペーシング層の表面硬度は、
旭化成工業(株)製の表面硬度測定装置ハイゼガーゼ4
を用いて5段階評価(A〜E:Aが最高硬度)して得ら
れたものである。
【0031】スペーシング層23は、記録層22よりも
硬度が大きい層であり、ここではSiO2 からなってい
る。スペーシング層23の厚さは50nm以上であるこ
とが望ましく、ここでは100nmである。なお、ここ
でのスペーシング層23の表面硬度はランクAであり、
記録層22の表面硬度(ランクD)よりも大きい。トラ
ッキング層24は、ここではフォトクロミック材料であ
るスピロピラン系化合物をポリスチレン樹脂に分散させ
たものを、厚さ200nmの層に形成したものであり、
図示を省略したトラッキングパターン部が形成されてい
る。トラッキング層24では、ここではトラッキングパ
ターン部として同心円状又は螺旋状のパターン部が形成
されており、このトラッキングパターン部とそれ以外の
部分とで光学的特性(ここではヘッド装置100から射
出されるトラッキング用のレーザ光L’に対する光反射
率)が互いに異なることを利用してトラッキング制御が
行われる。このトラッキング制御は、ここではプッシュ
プル法によるものである。
【0032】反射層25は、ここではAlからなってお
り、スパッタリング法により厚さ300nmの層に形成
されている。これにより、情報の再生、トラッキング制
御等のための光記録媒体15からの反射光の光量変化の
検出が容易になる。図2に示すように、ヘッド装置10
0は、記録再生用ヘッド(近接場光発生装置)110、
トラッキング用ヘッド110’などを備えている。
【0033】ヘッド110は、レーザ光源11、光学結
合装置13及び近接場光射出部14を含んでいる。レー
ザ光源11はレーザ光12を光学結合装置13に向けて
出射できる。光学結合装置13はレーザ光源11からの
レーザ光12を近接場光射出部14に入射できる。近接
場光射出部14は光学結合装置13からのレーザ光12
を近接場光Lに変換できる。なお、情報再生時に光記録
媒体15において情報の記録変化が生じないようにレー
ザ光源11から射出される情報再生用のレーザ光12の
強度は、レーザ光源11から射出される情報記録用のレ
ーザ光12の強度より小さい。
【0034】図3に近接場光射出部14の断面図を示
す。図3に示すように、近接場光射出部14は、ここで
はコア部141とクラッド部142を有する光ファイバ
14aからなっている。光ファイバ14aは、その先端
部14bが化学エッチングにより先鋭化されたあと、そ
の周辺部にアルミニウムが蒸着されることによりコート
膜14cが施されている。そしてその先鋭化部分の先端
部のアルミニウム膜のみが化学エッチングにより除去さ
れることによって、本例では、開口径約100nmの開
口部14dが形成されている。これにより、近接場光射
出部14は光学結合装置13からのレーザ光12が光フ
ァイバ14aの先鋭化されていない側14eに入射され
ることで先鋭化されている側の開口部14dより近接場
光Lを出射できる。
【0035】図2示すトラッキング用ヘッド110’は
浮上型スライダ31及びレーザ光源33を含んでいる。
浮上型スライダ31は、透光性の材料からなっており、
光記録媒体15に対向しない側の表面がレンズ形状に加
工されているレンズ部32を有している。レンズ部32
の直上にはレーザ光源33が配置されており、レーザ光
源33からトラッキング用のレーザ光L’を射出でき
る。なお、トラッキング用のレーザ光L’の波長は、こ
こでは光記録媒体15の記録層22に吸収のない波長で
ある。これはトラッキング用光L’により記録層22に
おいて情報の記録変化が生じるのを防ぐためである。
【0036】また、浮上型スライダ31には記録再生用
ヘッド(近接場光発生装置)110の近接場光射出部1
4が搭載されており、この浮上型スライダ31により近
接場光射出部14と光記録媒体15との間隔が制御され
る。図4に近接場光射出部14と光記録媒体15との間
隔が制御される状態を示す。
【0037】図4に示すように、図示を省略した回転駆
動装置による光記録媒体15の図中A方向の回転駆動に
より媒体15の表面15’が一定スピードで図中X方向
に移動すると、その際に浮上型スライダ31と媒体表面
15’との間に空気流Wが生じる。この空気流Wによる
浮上型スライダ31の浮上力Fで浮上型スライダ31と
ともに近接場光射出部14が図中Z方向に浮上し、近接
場光射出部14と媒体表面15’との間隔が制御され
る。なお、ここでの近接場光射出部14と媒体表面1
5’との間隔は約10nmである。
【0038】レーザ光源33と浮上型スライダ31との
配置位置は、近接場光射出部14と光記録媒体15との
間隔が制御された状態でレーザ光源33から射出される
トラッキング用のレーザ光L’が光記録媒体15のトラ
ッキング層24に焦点が合うように調整されている。ト
ラッキング用のレーザ光L’は光記録媒体15のトラッ
キング層24に照射され、反射層25に反射されて、図
示を省略したトラッキング情報検出装置にて光量として
検出される。このトラッキング情報検出装置は光記録媒
体15のトラッキングパターン部とそれ以外の部分につ
いての反射光量の検出値、すなわちトラッキングパター
ン部とそれ以外の部分についての光反射率の差により、
図示を省略した半径方向駆動装置を制御する。この半径
方向駆動装置は近接場光射出部14を光記録媒体15の
表面15’に沿って記録媒体半径方向(図中Y方向)に
移動させることができる。これにより、光記録媒体15
のトラッキング層24におけるトラッキングパターン部
に基づいて、近接場光射出部14の図中半径方向Yの位
置決め、すなわち記録再生用ヘッド110のトラッキン
グ制御を行うことができる。
【0039】再び図2に戻るが、再生情報検出装置50
は、集光レンズ17、反射光量検出用フォトダイオード
18を含んでいる。集光レンズ17は媒体15の記録層
22から反射してくる反射光16をフォトダイオード1
8に集光できる。フォトダイオード18はレンズ17か
らの入射光を光電変換できる。この信号は電気回路1
8’によって光量として検出される。この電気回路1
8’による検出値、すなわち記録層22の記録部と未記
録部との光反射率の差により、光記録媒体15の記録層
22に記録された情報を読み出すことができる。
【0040】なお、ここではトラッキング用光L’に対
する光反射率の差を利用してトラッキング制御を行う
が、光透過率の差や偏光方向の差を利用してトラッキン
グ制御を行ってもよい。また、情報の記録や再生におい
ては光反射率(又は光透過率)を、トラッキングにおい
ては光透過率(又は光反射率)を利用してもよい。以上
説明した情報記録再生装置によると、光記録媒体15に
対して情報の記録や再生を行うにあたり、光記録媒体1
5が図示を省略した回転駆動装置により回転駆動され
る。そして、近接場光射出部14は媒体15の回転によ
って生じる空気流Wによる浮上力Fで浮上し、近接場光
射出部14と媒体15との間隔が制御される。
【0041】次に、レーザ光源11からレーザ光12が
射出される。レーザ光源11で発せられたレーザ光12
は光学結合装置13を介して近接場光射出部14に入射
し、ここで近接場光Lに変換される。変換された近接場
光Lは媒体表面15’上に照射される。これにより媒体
15の記録層22に対して情報が記録される。或いは、
媒体15により変調を受けた反射光16がレンズ17を
介してフォトダイオード18によって光電変換され、電
気回路18’によって光量として検出される。これによ
り媒体15の記録層22に記録された情報が再生され
る。
【0042】また、情報の記録や再生時には、レーザ光
源33から浮上型スライダ31を介してトラッキング用
のレーザ光L’が光記録媒体15に照射される。媒体1
5ではトラッキング層24の同心円状又は螺旋状のトラ
ッキングパターン部を介して反射層25にて反射した光
は、トラッキング信号として図示を省略したトラッキン
グ情報検出装置にて検出される。このトラッキング情報
検出装置による検出値に基づいて図示を省略した半径方
向駆動装置にて近接場光射出部14を媒体半径方向Yに
移動させる。かくしてヘッド110の近接場光射出部1
4が目的の位置に位置決めされる。
【0043】従来の光記録媒体では、ヘッド110が機
械的衝撃などにより該媒体に衝突するなどして、該媒体
における記録層の情報やトラッキング層の情報が一部破
壊される可能性が高い。記録層の情報が一部破壊された
のみの場合には、エラー訂正などの信号処理技術によ
り、情報を再生できる。また、情報の修復不可能な際に
は、情報の破壊領域を以後使用できないようにソフト的
に決めることができる。一方、トラッキング層の情報が
一部破壊されたときには、記録層の情報が一部破壊され
たときとは異なり、正確なヘッド110の位置決めが不
可能となるために光記録媒体に対する情報の記録や再生
自体が不可能となってしまう。
【0044】しかし、本発明に係る光記録媒体15によ
ると、ヘッド110が衝突するなどして媒体15に機械
的損傷を生じても、記録層22とトラッキング層24と
の間に設けられている、記録層22よりも硬度が大きい
スペーシング層23がその衝撃に対してトラッキング層
24を保護するので、トラッキング層24は損傷を受け
難い。従って、トラッキング層24におけるトラッキン
グ情報に基づいてヘッド110の位置決めを正確に行う
ことができる。この光記録媒体15は、記録媒体の交換
が容易でない情報記録再生装置に収容される場合に特に
有効である。
【0045】次に、本発明に係る光記録媒体の機械的衝
撃に対する性能評価実験を行ったので、それについて説
明する。実験には、光記録媒体15と、光記録媒体15
においてスペーシング層23の層厚を20nmとした光
記録媒体15Aを用いた。光記録媒体15(スペーシン
グ層23の層厚のみが異なる光記録媒体15A)は、既
に説明したとおりであり、記録層22の材料には樹脂
(メタクリル酸メチル)中にジアリールエテン系化合物
を重量比1:1で分散させたものを用い、その層厚は約
50nmとした。この記録層22の表面硬度はランクD
であった。スペーシング層23の材料にはSiO2 を用
いた。保護層21の材料にはSiO2を用い、その層厚
は10nmとした。なお、光記録媒体15のスペーシン
グ層23(層厚100nm)の表面硬度はランクAであ
り、記録層22の表面硬度(ランクD)よりも大きかっ
た。また、光記録媒体15Aのスペーシング層23(層
厚20nm)の表面硬度はランクCであり、記録層22
の表面硬度(ランクD)よりも大きかった。しかし、光
記録媒体15のスペーシング層23(層厚100nm)
の表面硬度よりも小さかった。
【0046】実験は、光記録媒体15、15Aをそれぞ
れ図2に示す情報記録再生装置に収容し、次のようにし
て行った。まず、ランダムな情報を光記録媒体15、1
5Aにそれぞれ記録し、その後光記録媒体15、15A
にそれぞれ機械的衝撃を加えた。光記録媒体15、15
Aへの機械的衝撃の付与は、媒体回転数3000rpm
で安定してスライダ31を浮上させた状態から、図4中
のZ方向下向きにスライダ31を押さえつける外力をヘ
ッド110に加えることで行った。
【0047】以下にヘッド110を光記録媒体15、1
5Aに接触させた後に、情報の再生及びトラッキング制
御を行い、それらの可否を評価した実験結果を示す。な
お、下2行には比較として、ヘッド110を光記録媒体
15、15Aに接触させなかったときの実験結果も示し
ている。 ヘッドの接触 スペーシング層の層厚 情報の再生 トラッキング 媒体15 あり 100nm × ○ 媒体15A あり 20nm × × 媒体15 なし 100nm ○ ○ 媒体15A なし 20nm ○ ○ ヘッド110を光記録媒体15、15Aに接触させた後
では、媒体15、15Aのいずれの場合も情報の再生は
不可能であった。一方、ヘッド110を光記録媒体1
5、15Aに接触させなかったときには、媒体15、媒
体15Aのいずれの場合も情報の再生は安定してでき
た。ヘッド110接触後には情報の再生は不可能ではあ
ったが、記録層22の情報が一部破壊されたのみの場合
には、エラー訂正などの信号処理技術により、情報を再
生できた。また、情報の修復不可能な際には、情報の破
壊領域を以後使用できないようにソフト的に決めること
ができた。
【0048】トラッキング制御については、ヘッド11
0を光記録媒体15、15Aに接触させた後では、スペ
ーシング層23の層厚が100nmの光記録媒体15を
用いて行った評価実験では安定してできた。また、スペ
ーシング層23の層厚が20nmの光記録媒体15Aを
用いて行った評価実験では不可能であった。これは、媒
体15Aのスペーシング層(層厚20nm)もトラッキ
ング層を保護する効果はあるものの、ここでの接触実験
の条件においてはトラッキング層を良好に保護できるほ
どの効果は得られなかったものと考えられる。一方、ヘ
ッド110を光記録媒体15、15Aに接触させなかっ
たときには、媒体15、15Aのいずれの場合もトラッ
キング制御は安定してできた。
【0049】以上の結果から、記録層22とトラッキン
グ層24の間に、記録層22よりも硬度が高いスペーシ
ング層23を設けることで、ヘッド110が衝突するな
どして媒体15に機械的損傷が生じてもトラッキング層
24は損傷を受け難く、ヘッド110の位置決めを正確
に行うことが可能であることがわかった。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、基
板上に少なくともトラッキング制御を行うためのトラッ
キング層と、情報を記録するための、前記トラッキング
層上の記録層とを有し、近接場光による情報の記録及び
(又は)再生を行う光記録媒体であって、ヘッドが衝突
するなどして媒体に機械的損傷を生じてもトラッキング
層は損傷を受け難く、ヘッドの位置決めを正確に行うこ
とができる光記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光記録媒体の一例の一部の断面図
である。
【図2】本発明に係る光記録媒体の一例を収容する情報
記録再生装置の概略構成を示す側面図である。
【図3】図2に示す記録再生用ヘッド(近接場光発生装
置)の近接場光射出部の断面図である。
【図4】記録再生用ヘッド(近接場光発生装置)の近接
場光射出部と光記録媒体との間隔が制御される状態を示
す図である。
【符号の説明】
11 レーザ光源 12 レーザ光 13 光学結合装置 14 近接場光射出部 141 コア部 142 クラッド部 14a 光ファイバ 14b 光ファイバの先端部 14c コート膜 14d 開口部 14e 光ファイバ14aの先鋭化されていない側 15、15A 光記録媒体 15’ 記録媒体15の表面 16 媒体15からの反射光 17 集光レンズ 18 反射光量検出用フォトダイオード 18’ 電気回路 21 保護層 22 記録層 23 スペーシング層 24 トラッキング層 25 反射層 26 基板 31 浮上型スライダ 32 レンズ部 33 レーザ光源 50 再生情報検出装置 70 回転駆動装置の回転軸 100 ヘッド装置 110 記録再生用ヘッド(近接場光発生装置) 110’ トラッキング用ヘッド 200 光記録媒体収容部 F 浮上力 L 近接場光 L’ トラッキング用のレーザ光 W 空気流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/24 534 G11B 7/24 534M

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に少なくともトラッキング制御を行
    うためのトラッキング層と、情報を記録するための、前
    記トラッキング層上の記録層とを有し、近接場光による
    情報の記録及び(又は)再生を行う光記録媒体であり、
    前記記録層と前記トラッキング層との間に、前記記録層
    よりも硬度が高いスペーシング層が設けられていること
    を特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】前記記録層はフォトクロミック材料を含有
    する層である請求項1記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】前記スペーシング層はSiO2 、Al2
    3 、MgO、Si3 4 、AlN、Ta2 5 、ZrO
    のうちいずれかの材料からなる層、又はこれらの材料の
    うちいずれかの材料を主成分とする混合物からなる層で
    ある請求項1又は2記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】前記スペーシング層の厚さが50nm以上
    である請求項1、2又は3記載の光記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7294446B2 (en) * 2001-10-29 2007-11-13 Eastman Kodak Company Digital analog recording using near field optical imaging

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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