JP2001017269A - 車両用アームレスト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランクスルー構造のリヤシートに設けられ
る車両用アームレストにおいて、肘掛け機能とテーブル
機能を同時に達成することができると共に、カップ、ド
リンク缶の保持機能とキャップの閉蓋機能を合わせたカ
ップホルダー機能をトレイに付設することにより使い勝
手を高める。 【解決手段】 シートバック１２の凹部１３内に収納さ
れる収納状態とシートクッション１１上へ前倒しする使
用状態との間で回動可能に装着される車両用アームレス
ト２０において、アームレスト本体３０内にトレイ４０
が引出し可能に収納され、トレイ４０に複数のホルダー
用開口４３が設けられると共に、ホルダー用開口４３に
保持するカップ、ドリンク缶Ｐの開封口を閉蓋するキャ
ップ５０をトレイ４０に取外し可能に嵌着保持する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、リヤシートに設置
される車両用アームレストに関し、特に、リヤシートの
シートバック中央に設けられる凹部内に収納される収納
状態とシートクッション上へ前倒しする使用状態との間
で回動可能に装着される車両用アームレストに関する。

【０００２】

【従来の技術】通常、リヤシートのシートバックの一部
を開口し、この開口を通して車室内とトランクルーム内
とを連通させる所謂トランクスルー構造を採用したリヤ
シート構造がある。

【０００３】例えば、図１０に示すように、リヤシート
１は、乗員が着座するシートクッション２と、乗員の背
もたれ部となるシートバック３とから構成されており、
トランクスルー構造のものにおいては、シートバック３
の略中央に開口４を形成し、この開口４内にアームレス
ト５が収納され、このアームレスト５を開口４内への収
納状態と、シートクッション２上に前倒しして乗員の肘
掛け機能とする状態とを取得るようにシートバック３の
開口４内部で図示しないヒンジ機構を基にアームレスト
５が回動自在に取付けられている。

【０００４】また、このアームレスト５の機能性を高め
るために、例えば図１１に示すように、アームレスト５
の一面側（肘掛けとしてシートクッション２上にセット
した場合、アームレスト５の上面側）にテーブルを兼用
するプレート状のリッド６を上乗せ設置する構成のもの
も提案されている。前記リッド６は、開口４内に収納で
き、且つシートクッション２側に前倒しできるように回
動可能に取付けられている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このように、従来のア
ームレストにおいては、例えば、図１０に示す構造のも
のでは、アームレスト５は肘掛け機能を持つだけで、小
物類やドリンク缶等の置き場がなく、使い勝手上不便で
ある。その点、図１１に示すアームレスト５は、アーム
レスト５の上面にテーブルとして機能するリッド６を位
置させることができ、リッド６上に小物類は載置でき
る。

【０００６】しかし、テーブルとして使用する際は、ア
ームレスト５のクッション機能が損なわれ、肘掛け機能
が得られず、また、リッド６上面にドリンク缶等を置い
た場合、走行中の振動等によりドリンク缶が移動したり
倒れ込んで車室内を汚す虞れがあり、市販のカップホル
ダーを設置する必要がある等の問題点が指摘されてい
る。

【０００７】本発明の目的は、小物類を載置できるトレ
イとして使用した時においても、クッション性の良好な
肘掛け機能を満足することができると共に、トレイにカ
ップホルダー機能を付与し、更に、走行中の振動等によ
りカップ、ドリンク缶の中身が外部にこぼれることがな
いキャップを新たに付設することにより、車室内の清潔
性を保つようにした車両用アームレストを提供するもの
である。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
用アームレストは、リヤシートのシートバック中央に設
けられる凹部内に収納される収納状態とシートクッショ
ン上へ前倒しする使用状態との間で回動可能に装着され
る車両用アームレストにおいて、前記車両用アームレス
トは、周囲をクッション材で被包して、シートバックの
凹部内面に回動可能に支承されるアームレスト本体と、
アームレスト本体の回動端面に設けられた引出し口を通
してアームレスト本体内に引出し自在に収納されるトレ
イとから構成され、該トレイには、カップを保持するホ
ルダー用開口が形成されていると共に、ホルダー用開口
で保持したカップの開封口を閉蓋できるキャップが前記
トレイに取外し自在に嵌着されていることを特徴とす
る。

【０００９】従って、本発明の請求項１に記載の車両用
アームレストによれば、外周をクッション性の良好なク
ッション材で被包してなるアームレスト本体内部に引出
し可能にトレイが収納されているため、アームレスト本
体の肘掛け機能を維持したまま、トレイを引出して、物
を載せるテーブルとして使用できる。

【００１０】また、トレイに嵌合保持されるキャップを
取外してトレイに設けたホルダー用開口に保持したカッ
プの上面（開封口）にこのキャップを取付ければ、埃等
の異物がカップ内部に侵入することがないと共に、走行
中の振動や急カーブ等によってもカップの中身が外部に
零れ落ちたりすることがない。

【００１１】本発明の請求項２に記載の車両用アームレ
ストは、キャップの下面には、周縁に係止爪、それより
やや内周に環状リブが形成されており、ホルダー用開口
で保持するカップの開口縁部に前記係止爪、あるいは環
状リブを選択的に係着し、カップの開封口にキャップを
嵌着することを特徴とする。

【００１２】従って、本発明の請求項２に記載の車両用
アームレストによれば、キャップの下面には、周縁に係
止爪が形成されていると共に、それよりやや内周に環状
リブが設けられているため、ホルダー用開口で保持する
カップの開口寸法に対応してキャップを確実に保持する
ことができる。

【００１３】本発明の請求項３に記載の車両用アームレ
ストは、キャップの上面には、小物入れ用の凹部が設け
られていることを特徴とする。

【００１４】従って、本発明の請求項３に記載の車両用
アームレストによれば、キャップの上面には外周縁に凸
条が形成され、内部に小物入れ用の凹部が形成されてい
るため、例えば、小物入れ等の物入れスペースとして有
効に利用できる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用アーム
レストの実施形態について、図面を参照して詳述する。
図１は本発明に係る車両用アームレストにおけるアーム
レスト本体をシートバック内に収納した状態を示すリヤ
シートの斜視図、図２は本発明に係る車両用アームレス
トにおけるアームレスト本体をシートクッション上に前
倒しした状態を示すリヤシートの斜視図、図３は本発明
に係る車両用アームレストを示すもので、アームレスト
本体からトレイを手前側に引出した状態を示す斜視図、
図４は本発明に係るアームレストの構成を示す分解斜視
図、図５は本発明に係るアームレストにおけるトレイの
使用状態を示す説明図、図６はトレイにおけるキャップ
の着脱状態を示す断面図、図７（ａ），（ｂ）はキャッ
プをドリンク缶に適用する状態を示す説明図、図８はア
ームレスト本体をシートバックに収納した状態を示す断
面図、図９はアームレスト本体をシートクッション上に
前倒しした状態を示す断面図である。

【００１６】図１は車両用アームレストの収納状態、図
２は車両用アームレストの使用状態を夫々示しており、
図面において、リヤシート１０は、複数の乗員が着座で
きるシートクッション１１と、乗員の背もたれ部となる
シートバック１２とから構成されており、シートバック
１２の略中央に凹部１３が開設されており、この凹部１
３内に本発明に係る車両用アームレスト２０が図１に示
す収納状態では収納されており、この車両用アームレス
ト２０をシートクッション上に前倒し状態にして車室と
トランクルームとを連通させるトランクスルー構造がこ
のリヤシート１０に適用されている。

【００１７】そして、この車両用アームレスト２０は、
クッション性に富むアームレスト本体３０と、アームレ
スト本体３０に引出し自在に収納されるトレイ４０とか
ら構成され、特に、トレイ４０にカップホルダー機能と
カップ、ドリンク缶等の開封口を閉蓋できるキャップ５
０によりもたらされるキャップ機能を付設したことが特
徴である。

【００１８】即ち、本発明に係る車両用アームレスト２
０は、全体の外観図を図３、分解斜視図を図４に示すよ
うに、アームレスト本体３０は、矩形状に曲成されたパ
イプ材からなるアームレストフレーム３１と、アームレ
ストフレーム３１の下面に固着されるトレイ４０を収納
できる中空部を備えたホルダー３２と、前記アームレス
トフレーム３１及びホルダー３２を上下側からサンドイ
ッチ状に包み込むアームレストパッド３３，３４とから
大略構成されている。

【００１９】更に詳しくは、アームレストフレーム３１
の後部両側には、取付金具３１１が溶接等により固着さ
れており、この取付金具３１１は、車両用アームレスト
２０を回動可能に支持する取付用ブラケット２１との間
で回動軸２２が回動自在に挿通されているため、取付用
ブラケット２１にアームレスト本体３０が回動可能に支
持される。

【００２０】そして、アームレストフレーム３１をホル
ダー３２の上面に固定するために、ホルダー３２の上面
にはアームレストフレーム３１の複数箇所（本実施形態
では３箇所）を挟み込む係止部３２１が形成され、この
係止部３２１にアームレストフレーム３１を係着するこ
とにより、両者は堅固に固定される。

【００２１】前記アームレストフレーム３１及びホルダ
ー３２を上下側から包み込むアームレストパッド３３，
３４は、ポリウレタンフォーム等のモールド成形体から
構成され、外表面には、手触り感や外観見栄えを考慮し
たクロス等の加飾処理が施されており、リヤシート１０
の表皮と同一材質、あるいは同一色彩のものが好まし
い。

【００２２】尚、アームレストパッド３３，３４は、ア
ームレストフレーム３１及びホルダー３２を収納できる
ように内部に肉抜き部が設けられていると共に、両アー
ムレストパッド３３，３４の周縁接合部を接着剤等によ
り固定することにより、アームレスト本体３０が構成さ
れる。

【００２３】次いで、アームレスト本体３０のホルダー
３２内に引出し可能に収納されるトレイ４０は、収納端
側の基部４１が幅広に設定されており、この基部４１の
幅よりもホルダー３２の内部空間の幅がやや広く設定さ
れているため、トレイ４０は、ホルダー３２の内部スペ
ース内にスライド自在に収納され、基部４１の幅に対し
て引出し口３２２の幅が狭いため、トレイ４０の引出し
量が規制される。

【００２４】そして、このトレイ４０は、最大限引出し
た状態を図３及び図５に示すが、トレイ４０の上面に浅
底状凹部４２が形成されており、そして、この浅底状凹
部４２の４箇所に円形状のホルダー用開口４３が開設さ
れている。

【００２５】また、後側の２箇所のホルダー用開口４３
には、キャップ５０が嵌着されている。このキャップ５
０の嵌着構造は、図６に示すように、ホルダー用開口４
３の外周に沿って先端が外方に向く環状リブ４４が上方
に向けて突設形成されており、キャップ５０は、下面の
外周縁に沿って下側に延び、その先端が内方に向く係止
爪５１が設けられており、ホルダー用開口４３周縁の環
状リブ４４に対してキャップ５０の係止爪５１を係着す
ることにより、ホルダー用開口４３を覆うように嵌着さ
れている。

【００２６】更に、この実施形態においては、キャップ
５０の下面周縁に設けた係止爪５１と、そのやや内周に
沿って２条の環状リブ５２ａ，５２ｂが突設されてい
る。従って、このキャップ５０の使用形態として、例え
ば、開口の大きなドリンク缶Ｐ１の開封口を蓋する場合
には、図７（ａ）に示すように、キャップ５０の下面周
縁の係止爪５１により、ドリンク缶Ｐ１の開口縁部を係
着するように蓋すればよく、また、径の比較的小さなド
リンク缶Ｐ２を蓋する場合には、図７（ｂ）に示すよう
に、キャップ５０の下面に設けた環状リブ５２ａ，５２
ｂのいずれか一方側とドリンク缶Ｐ２の開口縁部を係着
して、ドリンク缶Ｐ２をキャップ５０により蓋するよう
にすればよい。

【００２７】このように、本発明によれば、図５に示す
ように、アームレスト本体３０から引出されるトレイ４
０にキャップ５０を取外し可能に保持しておき、トレイ
４０のホルダー用開口４３にドリンク缶Ｐ等を収納し
て、ドリンク缶Ｐの上面をキャップ５０により蓋するこ
とにより、ドリンク缶Ｐを開封して長時間おいても、埃
や異物等が内部に混入することがなく、非常に衛生的で
あると共に、走行中の振動や急カーブ等の運転状況によ
っても中身が外部にこぼれることがなく、車室内を清潔
に保つことができる。

【００２８】また、所望により、キャップ５０の上面に
環状リブ５３を突設して、小物入れスペースを設けても
よく、この小物入れスペース内に小銭等を適宜収納でき
る。

【００２９】このキャップ５０の縁部には、取外し用の
舌片５４が形成されており、キャップ５０はポリエチレ
ン樹脂等の樹脂成形体を素材とすれば、係止爪５１や環
状リブ５２，５３等を容易に形成でき、廉価に提供でき
る。

【００３０】従って、本発明に係る車両用アームレスト
２０は、図８に示すシートバック１２の凹部１３内への
収納状態の時には、アームレスト本体３０の持つ良好な
クッション性により、乗員が背もたれとした時何等違和
感を与えることがなく、また、図９に示すように収納状
態から略９０°手前側に回動操作して、シートクッショ
ン１１上に倒し込めば、アームレスト本体３０の持つク
ッション性により良好な肘掛け機能が得られ、快適性を
もたらすと共に、アームレスト本体３０からトレイ４０
を手前側に引出し、トレイ４０に設けられているホルダ
ー用開口４３にドリンク缶Ｐを保持させることができ
る。

【００３１】このように、アームレスト本体３０の肘掛
け機能を維持したまま、トレイ４０をカップホルダーと
して使用することができ、また、トレイ４０の浅底状凹
部４２内に小物類を載置できる等、図９に示す状態で
は、肘掛け機能とテーブル機能とカップホルダー機能の
３つの機能を同時に果たすことができる。

【００３２】更に、ホルダー用開口４３に保持したドリ
ンク缶Ｐの上面をキャップ５０に蓋することで、長時間
おいても埃等が内部に入り込むことがなく、衛生上も好
ましいと共に、走行中の振動等によりドリンク缶Ｐの中
身が外部に零れ落ちることもなく、車室内を清潔に保つ
ことができる等、実用性に富むものである。

【００３３】

【発明の効果】以上が本発明に係る車両用アームレスト
の実施の形態であるが、本発明の請求項１に記載の車両
用アームレストによれば、外周をクッション性の良好な
クッション材で被包してなるアームレスト本体内部に引
出し可能にトレイが収納されているため、アームレスト
本体の肘掛け機能を維持したまま、トレイを引出して、
物を載せるテーブルとして使用でき、アームレストの機
能性を高めることができきるものである。

【００３４】また、トレイに嵌合保持されるキャップを
取外してトレイに設けたホルダー用開口で保持したカッ
プの上面にこのキャップを取付ければ、埃等の異物がカ
ップ内部に侵入することがないと共に、走行中の振動や
急カーブ等によってもカップの中身が外部に零れ落ちた
りすることがなく車室内の環境を清潔に維持できるとい
うものである。

【００３５】次に、本発明の請求項２に記載の車両用ア
ームレストによれば、キャップの下面には、周縁に係止
爪が形成されていると共に、それよりやや内周に環状リ
ブが設けられているため、ホルダー用開口で保持するカ
ップやドリンク缶の開口寸法に対応してキャップを確実
に保持することができ、使い勝手を高めることができる
ものである。

【００３６】更に、本発明の請求項３に記載の車両用ア
ームレストによれば、キャップの上面には外周縁に凸条
が形成され、内部に小物入れ用の凹部が形成されている
ため、例えば、小物入れ等の物入れスペースとして有効
に利用でき、利便性をより高めることができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る車両用アームレストにおけるアー
ムレスト本体をシートバックに収納した状態を示すリヤ
シートの斜視図。

【図２】本発明に係る車両用アームレストにおけるアー
ムレスト本体をシートクッション上に前倒しした状態を
示すリヤシートの斜視図。

【図３】本発明に係る車両用アームレストの一実施形態
を示す斜視図。

【図４】図３に示す車両用アームレストの構成を示す分
解斜視図。

【図５】図３に示す車両用アームレストにおけるトレイ
の構成を示す斜視図。

【図６】図５中のVI−VI線断面図。

【図７】本発明に係る車両用アームレストにおけるキャ
ップの使用形態を示すもので、（ａ）は大径のドリンク
缶へのキャップの閉蓋状態、（ｂ）は小径のドリンク缶
へのキャップの閉蓋状態を夫々示す説明図。

【図８】本発明に係る車両用アームレストにおけるアー
ムレスト本体をシートバックに収納した状態を示す断面
図。

【図９】本発明に係る車両用アームレストにおけるアー
ムレスト本体をシートクッション上に前倒しした状態を
示す断面図。

【図１０】従来のトランクスルー構造のリヤシートにお
ける車両用アームレストを示す説明図。

【図１１】従来のトランクスルー構造のリヤシートにお
けるアームレストとテーブルの前倒し状態を示す説明
図。

【符号の説明】

１０ リヤシート １１ シートクッション １２ シートバック １３ 凹部 ２０ 車両用アームレスト ２１ 取付用ブラケット ３０ アームレスト本体 ３１ アームレストフレーム ３２ ホルダー ３３ アームレストパッド ３４ アームレストパッド ４０ トレイ ４１ 幅広基部 ４２ 浅底状凹部 ４３ ホルダー用開口 ４４ 環状リブ ５０ キャップ ５１ 係止爪 ５２ 環状リブ ５３ 環状リブ Ｐ ドリンク缶 Ｐ１ ドリンク缶 Ｐ２ ドリンク缶

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 リヤシートのシートバック中央に設けら
   れる凹部内に収納される収納状態とシートクッション上
   へ前倒しする使用状態との間で回動可能に装着される車
   両用アームレストにおいて、 前記車両用アームレストは、周囲をクッション材で被包
   して、シートバックの凹部内面に回動可能に支承される
   アームレスト本体と、アームレスト本体の回動端面に設
   けられた引出し口を通してアームレスト本体内に引出し
   自在に収納されるトレイとから構成され、該トレイに
   は、カップを保持するホルダー用開口が形成されている
   と共に、ホルダー用開口で保持したカップの開封口を閉
   蓋できるキャップが前記トレイに取外し自在に嵌着され
   ていることを特徴とする車両用アームレスト。
2. 【請求項２】 キャップの下面には、周縁に係止爪、そ
   れよりやや内周に環状リブが形成されており、ホルダー
   用開口で保持するカップの開口縁部に前記係止爪、ある
   いは環状リブを選択的に係着し、カップの開封口にキャ
   ップを嵌着することを特徴とする請求項１に記載の車両
   用アームレスト。
3. 【請求項３】 キャップの上面には、小物入れ用の凹部
   が設けられていることを特徴とする請求項１または請求
   項２に記載の車両用アームレスト。