JP2001015055A - 荷電粒子ビームカラム - Google Patents
荷電粒子ビームカラムInfo
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Abstract
ム到達角度で検査可能である改良形の荷電粒子ビームカ
ラムを提供する。 【解決手段】 傾斜ビーム到達角度で試料表面に有限の
エネルギの広がりを有する荷電粒子ビームを向けるため
のカラムは、粒子供給源と、対物レンズと、荷電粒子ビ
ームが軸外れの状態で対物レンズを横断することによ
り、色収差を生じるように光軸から離れて荷電粒子ビー
ムを偏向させるための偏向ユニットと、荷電粒子ビーム
を分散することにより、試料表面の平面で色分散を実質
的に補正する補正ユニットとを備え、対物レンズと偏向
ユニットを組み合わせた作用により、大きなビーム到達
角度で試料表面に当たるように荷電粒子ビームが向けら
れる。
Description
めの荷電粒子ビームカラムに関する。更に詳しく言え
ば、本発明は、傾斜角の到達角度で試料表面上にビーム
が到達するビームカラムに関するものである。
等の荷電粒子ビーム装置では、荷電粒子ビームの典型的
な開口角度及び典型的な到達角度は数ミリラジアン程度
のものである。多くの応用では、荷電粒子ビームは、9
0〜180ミリラジアンに対応する約5°〜10°とか
なり大きな角度で試料表面上に到達する。更に、15°
を超える角度や更に20°を超える角度の傾斜を必要と
する使用もある。
試料表面を立体的に視覚化する場合である。SEMを用
いた立体写真技術は、走査形電子顕微鏡の開発初期の時
代まで遡る。実質的に比較的粗い試料の全ての部分から
電子が収集されるので、SEMの像はかなり「実際の」
外観を有するものとなる。このような実際の外観を得ら
れる主な理由は、ビーム衝突点で発生した二次電子信号
が、分散照射された巨視的対象物の表面の知覚的輝度と
同じように表面の局所的な傾斜で変化するためである。
更に、この信号が検出器からの弱い電界により収集され
る効率性が変化することにより、位置関数として信号が
修正され、あたかも試料表面が影を含むように見える。
このように像は従来の白黒写真の視覚的手掛かりを持っ
ているが、これらの手掛かりは多くの場合当てにならな
いものである。従って、確実な透視情報を提供する方法
を得ることが必須となる。立体的な視覚化は、そのよう
な方法である。他のコード化メカニズムでは不明瞭な結
果を生じる状態のものを検出し解析することは、有益で
あり、かつ時には不可欠なものである。
情報が、例えば傾斜ビームで得た対の立体像の視差から
抽出される。更なる応用である試料の三次元結像でも、
例えば米国特許第5,734,164号公報に開示され
ているように、数度だけビームを傾斜させることを必要
とする。
るメカニズムが重要な役割を果たす。初期の解決策とし
ては、試料を機械的に傾けて二つの透視像を得て、立体
効果を達成していた。しかしながら、機械的な不完全性
により、試料が横方向に移動することは避けられず、対
の立体像の要素間に位置合わせ誤差を生じてしまうこと
がよくある。これは、集積回路のメモリセルアレイ等の
ように非常に規則的な構造物に関しては特に問題となる
ものである。
軸の位置合わせに関する限り、試料が水平方向に維持さ
れているということが非常に重要な利点となる。更に、
電気的に傾斜させる作業は機械的に傾斜させるよりもか
なり高速に処理できる。しかしながら、電気的方法にも
欠点がいくつかある。ある方法において、ビームは、各
光線が電子源(図2を参照)の見掛けの位置と一致する
点から現れるように、対物レンズの上方で偏向される
(前方レンズ偏向)。このようにして、試料表面が集束
状態にある限り、各光線は試料の同じ領域に集束され
る。しかしながら、その結果として、ビームはレンズ収
差により付随して生じた劣化でかなり軸から外れて対物
レンズのフィールドを横切ることになる。特に、色収差
で得られる分解能は数10ナノメートルまでに制限され
る。多くの応用では、約5nmよりも高い分解能が要求
される。
の下方に配置されれば(後方レンズ偏向)、ビームは光
軸上でレンズを通過する(図3)。しかしながら、最終
レンズの下方にある偏向コイルの物理的寸法により、獲
得可能な最小作業距離、即ち最終レンズと被検査試料と
の間の獲得可能な最小距離が制限される。従って、作業
距離が広くなり器具の分解能が劣化することにより、許
容可能な程度の分解能を得ることができない。
の欠点や不利益を解消することを目的とする。特に、本
発明は、試料が、荷電粒子像の高分解能を維持しながら
傾斜ビーム到達角度で検査可能である改良形の荷電粒子
ビームカラムを提供することを目的としている。この目
的を達成するために、本発明の一つの態様によれば、独
立の請求項1に記載されたカラム及び請求項13に記載
された方法が提供される。
は、従属の請求項、明細書の記載及び添付の図面から明
らかになる。本発明の請求項は、本発明を一般的な用語
で規定するための第1の非制限的アプローチとして理解
されることを意図したものである。
ム到達角度で有限のエネルギーの広がりをもつ荷電粒子
ビームを試料表面に向けるためのカラムを提供し、この
カラムは、光軸に沿って伝播する荷電粒子ビームを供給
するための粒子供給源と、荷電粒子ビームを試料表面に
集束させるための対物レンズと、荷電粒子ビームが軸外
れ状態で対物レンズを横切るように光軸から離れて荷電
粒子ビームを偏向させることにより色収差が生じる偏向
ユニットと、荷電粒子ビームを分散することによって、
試料表面の平面で色収差を実質的に補正する補正ユニッ
トとを備え、対物レンズと偏向ユニットとを組み合わせ
る作用によって、荷電粒子ビームが傾斜ビーム到達角度
で試料表面に当たるように向けられる。
るビーム経路が軸から外れると、ビームの有限のエネル
ギの広がりによる大きな色収差の原因となる。驚くべき
ことに、本発明の発明者らにより、偏向で生じたこの第
1の色収差は、第1の色収差と実質的に同じ種類と大き
さの第2の色収差を導入するが、実質的に反対方向のも
のである要素を追加することによって、試料表面の平面
で補正されることが分かった。このような第2の色収差
は、荷電粒子ビームを分散することによって導入され
る。
た静電偏向フィールドと磁気偏向フィールドを発生させ
るための手段を備える。交差した静電磁界は、光軸に実
質的に垂直に作られ、いわゆるウィーンフィルタを形成
するものが好ましい。補正ユニットは、静電磁気多極子
(2n極、n=1、2、3、...)形が有利であり、
好ましくは静電磁気二極子(2極)、四極子(4極)、
六極子(6極)及び八極子(8極)からなる群から選択
される。
極は、極片と離れた位置にある2n個の極片と2n個の
電極からなる。極片と電極は光軸に対して垂直な平面に
配置されている。更なる好適な実施形態では、静電磁気
2n極は2n個の極片からなり、2n個の極片のそれぞ
れは電極として同時に用いられる。極片は光軸に垂直な
平面に配置される。
でのウィーンフィルタの補正効果は今のところ以下のよ
うに理解されている。
は、必要な偏向によってビームの中心が光軸からある距
離離れた位置にある対物レンズを通過する。対物レンズ
の集束距離は荷電粒子エネルギと、ビームの中心の軌道
と光軸との間の距離に依存するものである。荷電粒子ビ
ームが有限のエネルギの広がりを有するため、異なるエ
ネルギを有する粒子は、僅かに異なる方向にレンズによ
って偏向され、レンズの色収差を引き起こす(図3を参
照)。
は、荷電粒子、Fel=qE,Fmag=q(ν×B)に電
力及び磁力を発生し、ここでq=−eは電子の電荷であ
る。電界と磁界が互いに垂直であり、更に荷電粒子の速
度に対して垂直であれば、電力及び磁力の方向は反対で
ある。ある速度ν=|E|/|B|を有する粒子では、
正味の力は零であり、それらは非動作のフィルタを通過
する。異なる速度を有する粒子は、正味の力F=|Fel
−Fmag|を受け、ウィーンフィルタで偏向される。実
際、ウィーンフィルタを通過し有限のエネルギの広がり
を有する荷電粒子ビームは、異なるエネルギを有する粒
子が異なる量だけ偏向されるように、分散される。
を少なくとも部分的に補正する。従って、本発明は、サ
ンプル表面上での大きなビーム到達角度が、色収差が大
きいことから生じる分解能を通常のように低減せずに得
られるという利点を有する。
静電磁気2n極により形成される場合では、磁界及び静
電界は共に調整されて、光軸に垂直な平面で任意の方向
に偏向することが可能である。それによって、偏向作用
のあらゆる方向に補正がなされる。
静電磁気2n極により形成される場合では、より同質の
偏向フィールドが発生する。これは、フィールドがより
強い場合や、ウィーンフィルタのビーム直径が大きい場
合や、若しくは電荷ビームがフィルタを軸外れ状態で通
過する場合、特に重要なものである。更に、より高次の
偏向フィールドが発生して、2番目に大きな傾斜収差を
形成する対物レンズのコマを減少又は補正することが可
能である。
質的に同一の空間的分布を有する電磁気フィールドが発
生する。偏向フィールドが非常に強いものである場合、
フィールドの合致度が優れていることが重要である。
ム到達角度は、25°よりも小さく、好ましくは3°〜
15°、更に好ましくは5°〜10°のものである。
は、粒子供給源の見掛けの位置と一致する点から現れる
ように見える経路か、若しくは適用できるならば粒子供
給源の中間像の見掛けの位置と一致する点から現れるよ
うに見える経路に、光軸から離れて荷電粒子ビームを偏
向する二つの偏向器を備える。
は、粒子供給源と偏向ユニットの間に配置される。偏向
ユニット内に補正ユニットを配置することが利点になる
場合もある。これらの二つの配置は好適なものである
が、偏向ユニットの下方に補正ユニットを配置すること
も可能である。
載した偏向システムは種々の対物レンズで使用可能であ
るが、対物レンズは複合磁気静電レンズである。好まし
くは、複合磁気静電レンズの静電部分は、静電減速レン
ズである。このような複合磁気静電レンズを用いること
によって、SEMの場合数100電子ボルト等のよう
な、低加速エネルギで優れた分解能が得られる。このよ
うな低加速エネルギは特に現在の半導体産業においては
望ましいものであり、放射感度性の試料を帯電させたり
損傷を与えないように、又はそのどちらかを与えないよ
うにする。好適な実施形態では、静電減速レンズは荷電
粒子として電子ビームエネルギを、5keVより低く、
好ましくは2keVより低く、更に好ましくは約1ke
V以下まで下げる。
ンズは磁気界浸レンズである。
物レンズの極片間に電位差を印加するための手段を備え
る。従って、静電減速レンズは、試料と対物レンズの極
片間に設けられ、更なる電極が必要なくなる。しかしな
がら、このように発生した減速フィールドを補充及び/
又は修正するために更なる電極を使用する場合もあるこ
とは当業者により認識されるであろう。
子ビームを走査するための手段を更に備える。
限のエネルギの広がりを有する荷電粒子ビームを供給す
るステップと、(b)対物レンズで試料表面に荷電粒子
ビームを集束させるステップとを備える、傾斜ビーム到
達角度で有限のエネルギの広がりを有する荷電粒子ビー
ムを試料表面に向けるための方法であって、前記方法は
更に、(c)ビーム到達角度を選択するステップと、
(d)荷電粒子ビームが軸外れ状態で対物レンズを横断
して、第1の色収差を生じるように、光軸に沿って伝播
する荷電粒子ビームを光軸から離れて偏向させるステッ
プであって、ビームを偏向させ集束させる作用を組み合
わせることによって荷電粒子ビームが方向付けられて、
大きなビーム到達角度で試料表面に当たるように偏向の
大きさが選択される偏向ステップと、(e)荷電粒子ビ
ームを分散することによって、第1の色収差と実質的に
同種であり、同じ大きさであるが、実質的に反対方向の
第2の色収差を導入して、試料表面の平面で第1の色収
差を実質的に補正する分散ステップとを備えることを特
徴する。
光軸に沿った領域内に光軸と実質的に垂直で且つ互いに
実質的に垂直な交差した静電界と磁界を発生させるステ
ップと、この領域を介して荷電粒子ビームを通過させる
ステップとを備える。
様のいくつかは、以下の記載に記述されており、図を参
照し部分的に説明されるであろう。
指している。
実施形態は電子を荷電粒子として用いるものとして記載
されている。しかしながら、本発明は、電子の使用に限
られたものではなく、陽子、イオンや他の荷電粒子も同
様に使用することも含んでいる。
の従来の設計に関する典型的な問題を、図3及び図4に
示す。本発明を理解するにはあまり重要ではない電子供
給源のアノード、コンデンサレンズ、開口部、走査コイ
ル、検出器等の要素は、図面では省略している。一般的
に、電子ビームは電子源12から放出され、光軸16に
沿って対物レンズ20の方向に伝播する。
るエネルギで放出される。例えば、熱電子銃において、
エネルギの広がり(即ち、電子エネルギ分布の最大の半
分における全幅)は、ほぼΔE=2.5kTcであり、
ここでTcはカソードの先端の温度であり、kはボルツ
マン定数である。このようなエネルギの広がりは、クロ
スオーバーの近くにある空間電荷振動から生じるベルシ
ュ(Boersch)効果により更に増加するため、熱電子タング
ステンカソードのエネルギの広がりはΔE=1−3eV
であり、LaB6カソードの値はΔE=0.5−2eV
である。電界放出銃は通常、カソード温度がほぼΔE=
0.2−0.4eVとより小さいため、より低いエネル
ギの広がりを有する(エル.レイマー(L.Reimer)、走査
形電子顕微鏡、スプリンガー(Springer)、1985
年)。
の表面に集束させる。電子ビームと試料18とを相互作
用させて、適切な検出器(図示せず)で収集され検出さ
れる二次電子を発生させる。
0が光軸16に沿って経路15aから経路15bに偏向
し、これは粒子供給源12の見掛けの位置と一致する点
から現れるように見える。このように、偏向されたビー
ムは、試料表面が集束状態(光線15d)にある限り、
対物レンズ20によりあらゆる偏向に対して試料の同じ
領域に集束される。偏向により、ビームはかなり軸から
外れて対物レンズのフィールドを横切る(参照番号2
2)ため、ビームの有限のエネルギの広がりから生じる
色収差が大きくなる。
広がりは、直径dcを有するあまり混乱がない平円形の
ものとなり、この直径は dc=CcαΔE/E (1) で表わされる。ここで、Ccは色収差係数で、αは通常
収束角であり、ΔE/Eは電子ビームエネルギの分数変
分である。収束角αの軸上ビームの色収差を示す式
(1)はまた、電荷粒子ビームが軸から外れてレンズを
通過する場所の状況を示すように用いることも可能であ
る。この場合、等式(1)において収束角αはビーム到
達角度と置き換えなければならず、長さdcは細長いビ
ームの断面の横方向の広がりである。通常の収束角(数
10分の1度)と比較してビーム到達角度が非常に大き
い(数度)と、色収差が大きくなる。
ネルギをそれぞれが有する電子を表わす光線15e、1
5d、15cによって図3に略図的に示されている。図
示されているように、より高いエネルギを有する電子
は、低いエネルギを有する電子よりも少なく偏向されて
いる。図3に示されているように、色収差は像をぼやか
し、獲得分解能を数10ナノメートルのものに制限す
る。
ズ20の下側に配置されて後方レンズ偏向システム80
を形成する代替的な従来の設計を示すものである。ビー
ムが対物レンズ20を通過した後、第1の偏向コイル8
2は光軸から離すようにビームを偏向させ、第2の偏向
コイル84はビームを光軸に戻すように方向付けて、所
望のビーム到達角度で試料に当たるようにする。ビーム
が光軸16上で対物レンズ20を通過するので、分解能
はレンズの軸外れ収差によって劣化することはない。し
かしながら、最終的なレンズ20の下側にあるコイルの
物理的寸法により、対物レンズにより、より長い焦点距
離が必要となるため、獲得できる最小作業距離が制限さ
れてしまう。焦点距離がより長いと色収差や更に球面収
差まで高くなってしまう。従って、図4に示された解決
法では、満足のいく像分解能は得られない。
本発明によるカラムのある特定の実施形態を示す図であ
る。上述したように、電子ビームは電子供給源12から
放出され、経路14a上を光軸16に沿って試料18の
表面にビームを集束させる対物レンズ20の方へと伝播
する。偏向ユニット30は、電子供給源12の見掛けの
位置と一致する点から現れるように見えるビームを光軸
から経路14bへと偏向するための二つの偏向器コイル
32、34を備える。カラムの設計にもよるが、参照番
号12は、電子供給源そのものか、若しくは電子供給源
の中間像を表すものとされる。
は、電子供給源12(若しくは電子供給源の中間像)と
対物レンズ20との間に配置され、即ち、偏向ユニット
30は前方レンズ偏向ユニットとして示されている。し
かしながら、偏向ユニット30は、それぞれのフィール
ドが重複するように対物レンズ20の内側深くあるいは
近傍に配置されることもある。
交差させて発生するウィーンフィルタ40が配置されて
いる。電子が一般的に+z方向に移動し、偏向ユニット
30は電子を+x方向に偏向させる図1の実施形態で
は、電界Eはx軸に沿って選択され、磁界Bはy軸に沿
って選択される。上述したように、電子にかかる電力と
磁力は反対方向のものである。速度ν=|E|/|B|
を有する電子が動作していないフィルタを通過し、一方
で異なる速度を有する電子はある正味の力を受けて、ウ
ィーンフィルタ40により偏向される。
れ、次いで偏向のピボット点は偏向ユニットの中心にあ
る。電子が長さLの横方向のフィールドを有する領域を
介して電子が飛行すると仮定すると、偏向フィールドを
介した飛行時間中、電子への運動量輸送pxは、 px=eL(Ex/ν+By) である。ここで、−eは電子の電荷であり、Exは+x
軸に沿った電界であり、Byは+y軸に沿った磁界であ
り、νは+z軸に沿った電子速度である(エル・レイマ
ー、上記に引用)。上記等式から容易に分かるように、
速度ν0=Ex/−Byを有する電子では、運動量輸送は
零であり、即ちこれらの電子は動作していないフィルタ
を通過する。ν0を意味のあるもの(即ち、正)にする
ためには、ExとByは反対の符号のものでなければなら
ず、例えば、電界が正のx方向に沿って印加され、磁界
が負のy方向に沿って印加される。
を有する電子では、運動量輸送は偏向角ε=px/pzと
なる。この偏向角は、電子の速度がν0よりも遅けれ
ば、正(x方向に偏向、経路14d)であり、電子がν
0よりも速ければ負(−x方向に偏向、経路14c)で
ある。
から外れていることにより、第1の色収差が生じる。ウ
ィーンフィルタ40のエネルギ分散効果は、第1の色収
差と同種の第2の色収差を生じさせる。電界Eと磁界B
の強度を適切に選択することによって、第2の色収差
は、第1の色収差と同じ大きさをもつが反対方向のもの
になるように調整できる。実際、第2の色収差は試料表
面の平面で第1の色収差を実質的に補正する。
収差はビーム到達角度に依存している。異なるビーム到
達角度では、電子ビームは光軸16から一般的に異なる
位置にある対物レンズ20を横断する。従って、動作中
ビームの到達角度の変更が望ましければ、ウィーンフィ
ルタ40の電界及び磁界はそれに応じて設定されなけれ
ばならない。
で、ウィーンフィルタ40は偏向ユニット30の上方に
配置されておらず、偏向ユニット30のフィールドとウ
ィーンフィルタ40のフィールドが重複するように偏向
ユニット内に配置されているものである。図2は、第2
の偏向コイル34の高さに配置されたウィーンフィルタ
40を図示しているが、これは単に図解を容易にするた
めである。第1の実施形態にあるように、ウィーンフィ
ルタは電子ビーム114aを分散させ、より高速の電子
(エネルギE+ΔE)が光軸16により近い位置で対物
レンズ20を横断し(経路114c)、一方でより低速
の電子(エネルギE−ΔE)が光軸から更に離れた位置
で対物レンズ20を横断する。対物レンズ20の偏向が
低速電子に対してより強いので、粒子は全て試料18上
の同じスポットに集束される。
るように偏向ユニット30を図示しているが、単一の偏
向器のみからなる偏向ユニット30を用いることも本発
明の範囲内である。例えば、参照番号12は電子源の中
間像を表わす場合、中間像の高さに配置された単一の偏
向器は、電子源の中間像から現れるように見える経路に
光軸16からのビームを十分に偏向する。
ルタの実施形態を示しており、ウィーンフィルタは静電
磁気四極子(4極)140を形成する。四極子は、四極
片142と四電極144とからなる。電極と極片は、光
軸16に垂直な平面に配置される。図5(a)に最も良
く示されているように、電極と極片は、π/2の角度だ
け間隔をとって離して、円の周辺に沿ってそれぞれ配置
される。極片とそれに対応する電極は同じ長さ(図5
(b))とほとんど同じ半径(図5(a))をもつの
で、生じた電界と磁界の分布は非常に類似したものであ
り、ウィーンフィルタの光軸に沿ったあらゆる点で速度
ν0を有する電子の電力及び磁力を良好に補正すること
ができる。
ある必要はないが、一致しなければ、別の種類のフィー
ルドによって偏向が補正される前に電子ビームが光軸か
ら強く偏向されて、更なる軸外れ収差を生じてしまうた
め、それらは一致するほうが好ましい。
て、磁界と静電界は、光軸に垂直な平面で任意の方向に
偏向するように調整可能である。それによって、偏向作
用のあらゆる方向に補正をすることが可能である。ウィ
ーンフィルタの偏向フィールドが強いことから、非点収
差が生じることがある。このような非点収差は、ウィー
ンフィルタ上の四極子(無収差子)静電界若しくは磁界
を励起させることにより補正できる。
みを用いて磁界をつくることも可能である。しかしなが
ら、静電界と磁界との一致は通常、前述した場合ほど良
好なものではない。
(a)、図6(b))では、静電磁気四極子240の4
個の極片242は磁気回路246から電気的に絶縁され
ている。従って、それらは電極として同時に使用するこ
とが可能である。これは、極片と電極の形状が自動的に
一致し、電界及び磁界を実質的に同一の空間分布をもつ
ようにするという利点を有する。偏向フィールドが非常
に強く、僅かなフィールドのずれでさえ大きなビーム偏
向につながる場合であれば、それぞれのフィールドの合
致度が優れていることは重要なことである。
形態を示すもので、ウィーンフィルタは静電磁気八極子
(8極)340を形成する。図7に示されている実施形
態は、π/4の角度だけ間隔をとって離され、円の周辺
に沿って光軸16に垂直な平面に配置された8個の極片
342と8個の電極344からなる。再度、極片とそれ
に対応する電極は、同じ長さとほぼ同じ半径(図7)を
有し、電界と磁界は類似した空間分布をもつことにな
る。図8の実施形態では、静電磁気八極子440の極片
442は、磁気回路446から隔離されているため、電
界を発生させる電極として同時に使用される。
フィールドを発生させることができる。この特徴は、偏
向フィールドが強い場合か、ウィーンフィルタの直径が
大きい場合か、若しくは荷電粒子ビームがまったく光軸
上にはないウィーンフィルタを通過することが望ましい
場合、特に重要である。更に、より高次の偏向フィール
ドが発生され、対物レンズのコマを減少若しくは補正
し、大きなビーム到達角度から生じる2番目に大きな収
差を形成する。従って、極めて大きなビーム到達角度
(>15°)が、5nmよりも小さい優れた分解能で達
成される。
図12に図示されている。図9は、ウィーンフィルタ4
0を図示しており、例えば、偏向ユニット30の上方に
配置され、図5〜図8のいずれかによる静電磁気多極子
である。対物レンズは、例えば、単段の純粋な磁気レン
ズ120(図9)かもしくは界浸レンズ220であり、
極片252、254は、試料18が最大磁界の領域にあ
るかもしくはその近くにあるように配置される(図1
0)。図11は、対物レンズが界浸レンズ320であ
り、その外側の極子352が真空室壁により形成されて
いる場合を図示している。
態で分解能を改良するための三つの実施形態が、図12
の対物レンズ420に対して図示されている。第1の場
合、電極424、426と、電位U2及びU3は不在で
ある。試料18と対物レンズ420の極片452、45
4の間に電位差U1を印加することによって、静電減速
電界がつくられる。
それに対応する電位U2とU3がまた存在し、試料と対
物レンズ420の極片間に作り出された減速電解を補
う。第3の場合では、電位U1を発生させるための手段
が不在である。ここでは減速電界が電極424と426
のみで作り出される。電極424、426のうちの一つ
の電極がレンズ420の極片452、454によって形
成される場合もあることは、当業者には認識されるであ
ろう。
であることが好ましいが、これは必ずしもすべての場合
で必要な条件ではない。あらゆる磁気レンズ、特に図9
〜図11に示されているようなものが、図12に関して
上述したもののように静電減速レンズと組み合わされる
こともある。
垂直断面図である。
図的垂直断面図である。
カラムの略図的垂直断面図である。
カラムの略図的垂直断面図である。
ィルタの略図的水平断面図であり、(b)は(a)のウ
ィーンフィルタの略図的垂直断面図である。
フィルタの略図的水平断面図であり、(b)は(a)の
ウィーンフィルタの略図的垂直断面図である。
タの水平断面図である。
タの水平断面図である。
ラムの下側部分の垂直断面図である。
カラムの下側部分の垂直断面図である。
カラムの下側部分の垂直断面図である。
カラムの下側部分の垂直断面図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 光軸に沿って伝播する荷電粒子ビームを
供給するための粒子供給源と、 荷電粒子ビームを試料表面に集束させるための対物レン
ズと、 荷電粒子ビームが軸から外れた状態で対物レンズを横断
することによって、色収差が生じるように光軸から離れ
て荷電粒子ビームを偏向するための偏向ユニットと、 荷電粒子ビームを分散することにより、試料表面の平面
で前記色収差を実質的に補正するための補正ユニットで
あって、 対物レンズと偏向ユニットとを組み合わせた作用により
前記大きなビーム到達角度で試料表面に当たるように電
荷粒子ビームを向ける補正ユニットとを備える、傾斜ビ
ーム到達角度で有限エネルギの広がりを有する荷電粒子
ビームを試料表面に向けるためのカラム。 - 【請求項2】 前記偏向ユニットは、25°より小さ
く、好ましくは3°〜15°、更に好ましくは5°〜1
0°のビーム到達角度を提供するように適合されている
請求項1記載のカラム。 - 【請求項3】 前記偏向ユニットが、粒子供給源の見掛
けの位置か若しくは粒子供給源の中間像と一致する点か
ら現れるように見える経路に、光軸から離れて荷電粒子
ビームを偏向させる二つの偏向器とを備える請求項1記
載のカラム。 - 【請求項4】 前記補正ユニットが、交差した静電偏向
フィールドと磁気偏向フィールドを発生させるための手
段であって、好ましくは光軸に垂直な静電磁界を発生す
るための手段を備える請求項1記載のカラム。 - 【請求項5】 前記補正ユニットは、静電磁気多極子
(2n極、n=1、2、3、...)であり、好ましく
は静電磁気二極子(2極)、四極子(4極)、六極子
(6極)及び八極子(8極)からなる群から選択される
請求項1記載のカラム。 - 【請求項6】 前記静電磁気2n極が、2n個の極片と
2n個の別々の電極からなり、極片と電極は光軸に対し
て垂直な平面に配置されている請求項5記載のカラム。 - 【請求項7】 前記静電磁気2n極は2n個の極片から
なり、2n個の極片のそれぞれは電極として用いられ、
前記極片は光軸に対して垂直な平面に配置される請求項
5記載のカラム。 - 【請求項8】 前記補正ユニットは粒子供給源と偏向ユ
ニット間に配置される請求項1記載のカラム。 - 【請求項9】 前記補正ユニットは偏向ユニット内に配
置される請求項1記載のカラム。 - 【請求項10】 前記対物レンズは磁気界浸レンズであ
る請求項1記載のカラム。 - 【請求項11】 前記対物レンズは複合磁気静電レンズ
であり、好ましくは複合磁気静電レンズの静電部分は静
電減速レンズである請求項1記載のカラム。 - 【請求項12】 試料と対物レンズの極片との間に電位
差を印加するための手段を更に備えた請求項1記載のカ
ラム。 - 【請求項13】 試料表面上で荷電粒子ビームを走査す
るための手段を更に備えた請求項1記載のカラム。 - 【請求項14】 (a)光軸に沿って伝播し、有限のエ
ネルギの広がりを有する荷電粒子ビームを供給するステ
ップと、 (b)対物レンズで試料表面に荷電粒子ビームを集束さ
せるステップとを備える、傾斜ビーム到達角度で有限の
エネルギの広がりを有する荷電粒子ビームを試料表面に
向けるための方法であって、前記方法は更に、 (c)ビーム到達角度を選択するステップと、 (d)荷電粒子ビームが軸外れ状態で対物レンズを横切
ることにより、第1の色収差を生じるように、光軸に沿
って伝播する荷電粒子ビームを光軸から離れて偏向させ
るステップであって、 ビームを偏向させ集束させる作用を組み合わせることに
よって荷電粒子ビームを向けて、大きなビーム到達角度
で試料表面に当たるように偏向の大きさが選択される偏
向ステップと、 (e)荷電粒子ビームを分散させることによって、前記
第1の色収差と実質的に同じ種類及び大きさであるが実
質的に反対方向である第2の色収差を生じて、試料表面
の平面で前期第1の色収差を実質的に補正する分散ステ
ップとを備える方法。 - 【請求項15】 前記ステップ(e)は、 光軸に対して実質的に垂直で、且つ互いに実質的に垂直
な交差した静電界と磁界を光軸に沿った領域内に発生さ
せ、更に前記領域を介して荷電粒子ビームを通過させる
請求項14記載の方法。
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