JP2001012596A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP2001012596A JP11180828A JP18082899A JP2001012596A JP 2001012596 A JP2001012596 A JP 2001012596A JP 11180828 A JP11180828 A JP 11180828A JP 18082899 A JP18082899 A JP 18082899A JP 2001012596 A JP2001012596 A JP 2001012596A
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valve
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動ダウンシフト時の変速ショックを防止し
手動ダウンシフト時に速やかにエンジンブレーキ走行
し、後退時に十分な締結圧を供給し、小型化する。 【解決手段】 5速から4速への自動変速直後には、A
TCU41は所定時間の間リダクションタイミングソレ
ノイドバルブSDをオンにし、油路82をドレインさせ
ることにより、リダクションリデューシングバルブVE
は油路68に供給されたライン圧を大幅に減圧するの
で、リダクションブレーキB3の締結が遅れ、変速ショ
ックが防止される。手動変速後には、ATCU41は、
直ちにソレノイドバルブSDをオフにし、油路82に
は、油路89からアキュームコントロール圧が供給さ
れ、バルブVEは、油路68に供給されたライン圧を若
干減圧するので、ブレーキB3は速やかに締結され、エ
ンジンブレーキ走行が行われる。後退時には、油路83
に供給されたRレンジ圧が油路85に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用の自動変速
機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用の自動変速機の制御装置と
しては、例えば、特開平2−304256号公報に開示
されたものがあり、トルクコンバータと同一軸線上に構
成された主変速機とこれに平行に配置された副変速機か
らなる自動変速機において、遊星歯車機構、クラッチ、
ブレーキおよびワンウエイクラッチ等の摩擦締結機構を
開放または係合させることにより、複数の変速段を実現
している。
【0003】このような自動変速機の制御装置では、オ
ートマチック トランスミッションコントロール ユニ
ット(以下ATCUと記載)により、走行状態に適した
変速段を算出し、制御装置内のソレノイドバルブをオ
ン、オフ制御し、ソレノイドバルブを介して供給される
油圧によりシフトバルブを切り換え動作させ、そのシフ
トバルブにより、摩擦締結機構に油圧を給排することに
より、変速段を切り換えている。この制御装置には、運
転者の手動によるセレクト操作により、駐車レンジ、後
退レンジ(以下Rレンジと記載)、中立レンジ、自動変
速レンジ(以下Dレンジと記載)、前進3速以下で走行
する3レンジ、前進2速以下で走行する2レンジ、前進
1速のみで走行する1レンジ等が設けられている。
【0004】上記従来の自動変速機の制御装置では、副
変速機を直結状態から減速状態に切り換え、4速から3
速への変速を行っている。すなわち4速の時に締結され
ていたダイレクトクラッチを開放すると共に、4速では
開放されているリダクションワンウェイクラッチおよび
リダクションブレーキを締結することにより、4速から
3速へダウンシフト変速させている。リダクションブレ
ーキの締結圧は、変速に伴う油圧の給排に加えて、締結
圧を供給する油路に設けられたリダクションアキューム
レータにより、所定時間の間だけ、段階的に制御できる
ように構成されている。
【0005】4速から3速へのダウンシフトには、3レ
ンジを手動で選択した場合の手動変速によるダウンシフ
トと、Dレンジ内における自動変速によるダウンシフト
との2通りのダウンシフトがある。通常手動変速による
ダウンシフトは、エンジンブレーキ走行を目的とした運
転者によるシフトレバー操作により行われるものであ
り、ダイレクトクラッチの開放に調時して、速やかにリ
ダクションブレーキを締結し、エンジンブレーキの効き
遅れを防止する必要がある。この場合には、ダウンシフ
ト時に、リダクションアキュームレータへ高い背圧を供
給して、高い棚圧を発生させつつ、リダクションアキュ
ームレータをストロークさせる。リダクションブレーキ
の締結圧が速やかに上昇するため、リダクションアキュ
ームレータのストローク中にリダクションブレーキは締
結されるので、ダウンシフト操作が行われた直後にリダ
クションブレーキは締結される。
【0006】一方Dレンジ内での自動変速によるダウン
シフトでは、運転者はエンジンブレーキ走行を望んでい
るわけではなく、入力軸から出力軸への正駆動が必要と
されている。ダイレクトクラッチの開放時には、リダク
ションワンウェイクラッチを締結し、正駆動用の動力伝
達を引き継げば、リダクションブレーキの締結が送れて
も、変速に支障をきたすことはない。このため、リダク
ションアキュームレータへ背圧を供給せず、低い棚圧で
リダクションアキュームレータをストロークさせ、所定
時間の間リダクションブレーキ締結圧を低い圧力に保
ち、リダクションブレーキの締結を遅らせ、変速ショッ
クを確実に防止することができる。
【0007】どちらのダウンシフトが行われた場合で
も、リダクションアキュームレータのストロークが終了
した後には、ライン圧が直接リダクションブレーキに供
給されリダクションブレーキの締結が維持される。さら
に、上記従来例では、Rレンジが選択された場合には、
リダクションアキュームレータへ背圧としてRレンジ圧
が供給され、リダクションアキュームレータのストロー
クが終了した状態が継続されるため、ライン圧がリダク
ションブレーキに直接供給され、後退時の高分担トルク
に対応する。また、ロウリバースブレーキに締結圧を供
給する油路には、変速ショックを調整するために、減圧
用の調圧バルブを設けている、
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動変
速によるダウンシフト時に、リダクションブレーキの締
結を遅らせ、変速ショックを確実に防止するためには、
実際に変速に必要な時間に余裕時間を加味した間、リダ
クションブレーキの締結圧を低い圧力に保つ必要があ
る。アキュームレータにより油圧を制御できる時間は、
ストロークしている間であり、アキュームレータの容積
に依存するため、十分な時間リダクションブレーキの締
結圧を低い圧力に保つことのできる、リダクションアキ
ュームレータはかなり大きなものとなってしまう。一
方、近年車両に搭載される機器は急激に増加し、各機器
の小型化への要求が高まり、自動変速機の制御装置にお
いても、小型化が強く望まれている。本発明は、上記従
来の問題点に鑑み、自動変速によるダウンシフト時の変
速ショックを防止し、また、手動変速によるダウンシフ
ト時に速やかな変速段の切り換えを可能にし、さらに後
退時には、十分な締結圧により摩擦要素を締結可能であ
り、かつ小型化された自動変速機の制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、複数の摩擦要素の締結ま
たは開放の組み合わせにより実現する複数前進変速段お
よび後進変速段を備え、走行状態に応じた自動変速また
は手動操作による手動変速により、前記複数の前進変速
段を切り換えることのできる自動変速機の制御装置にお
いて、少なくも最低速前進変速段および後進変速段にお
いて締結される第1の摩擦要素と、第1の摩擦要素と接
続された第1の油路と、元圧が供給される第2の油路
と、前進変速段が設定されている場合にはドレインさ
れ、後進変速段が設定されている場合には、リアレンジ
圧が供給される第3の油路と、調圧状態を切り換えるた
めの油圧が供給される第4の油路に接続され、第3の油
路にリアレンジ圧が供給された場合には、第1の油路に
リアレンジ圧を供給し、第3の油路がドレインされかつ
第4の油路に油圧が供給されない場合には、第1の油路
に第1の摩擦要素が締結しない油圧に調圧された油圧を
供給し、第3の油路がドレインされかつ第4の油路に油
圧が供給された場合には、第4の油路に供給された油圧
に応じて調圧された油圧を供給する調圧バルブと、第4
の油路と、調圧バルブを制御するコントロール圧が供給
される第5の油路と、タイミングソレノイドバルブに接
続された第6の油路に接続され、前記タイミングソレノ
イドバルブがオフ状態にされた場合には第5の油路と第
4の油路を連通させて第4の油路にコントロール圧を供
給し、前記タイミングソレノイドバルブがオン状態にさ
れた場合には、第4の油路をドレインさせるシフトバル
ブと、自動変速により第1の摩擦要素が締結していない
変速段から第1の摩擦要素が締結する変速段へ切り換え
られた場合には、タイミングソレノイドバルブを所定時
間の間オン状態にし、その後オフ状態に切り換え、手動
変速により第1の摩擦要素が締結していない変速段から
第1の摩擦要素が締結する変速段へ切り換えられた場合
には、タイミングソレノイドバルブを直ちにオフ状態に
切り換える変速制御部とを有し、コントロール圧は、第
4の油路を介して、調圧バルブに作用した場合に、調圧
バルブから第1の油路に第1の摩擦要素が締結する油圧
が供給される油圧であるものとする。
【0010】上記のような構成により、第1の摩擦要素
が締結されていない変速段から第1の摩擦要素が締結す
る変速段へ自動変速により変速する際には、変速後の所
定時間内は変速制御部がタイミングソレノイドバルブを
オン状態とするため、変速から所定時間の間は、第4の
油路はドレインされる。このとき、前進変速段が選択さ
れているので、調圧バルブに接続された第3の油路はド
レインされ、また第4の油路もドレインされて油圧が供
給されていないため、第1の油路には、調圧バルブから
第1の摩擦要素を締結しない油圧に調圧された油圧が供
給される。
【0011】所定時間が経過すると、変速制御部がタイ
ミングソレノイドバルブをオフ状態とするため、第4の
油路にはコントロール圧が供給され、調圧バルブにコン
トロール油圧が作用する。コントロール圧が、調圧バル
ブに作用すると、第1の油路には、調圧バルブから第1
の摩擦要素を締結する油圧に調圧された油圧が供給され
る。このため、自動変速時には変速後所定時間内は逆駆
動力を伝達する摩擦要素である第1の摩擦要素が締結さ
れず、所定時間経過した後に締結されるため、変速ショ
ックを防止することができる。
【0012】また、手動操作により手動変速された場合
には、変速後直ちに、タイミングソレノイドバルブがオ
フ状態とされるため、第4の油路には第5の油路からコ
ントロール圧が供給され、調圧バルブにコントロール圧
が作用する。コントロール圧が調圧バルブに作用する
と、第1の油路には、調圧バルブから第1の摩擦要素を
締結する油圧に調圧された油圧が供給される。このた
め、手動変速時には、すぐに第1の摩擦要素が締結され
るため、速やかに変速段の切り換えが行われる。
【0013】またリアレンジが選択された際には、第3
の油路に供給されたリアレンジ圧が調圧バルブを介して
第1の油路に供給されるため、十分な締結圧を第1の摩
擦要素に速やかに供給することができる。従来のように
大きな容積のアキュームレータを用いることなく、占有
容積の小さい調圧バルブ、シフトバルブおよびタイミン
グソレノイドバルブを用いて、自動変速によるダウンシ
フト時には変速ショックを防止し、手動変速によるダウ
ンシフト時には速やかな変速段の切り換えが行われ、さ
らに後退時には、十分な締結圧により摩擦要素を締結可
能であり、自動変速機の制御装置を小型化できる。
【0014】請求項2記載の本発明では、第1の摩擦要
素が締結されない変速段では締結されず、第1の摩擦要
素が締結される変速段の中の少なくもひとつの変速段に
おいて締結される第2の摩擦要素と、第1の油路と接続
される第7の油路と、前記第2の摩擦要素と接続される
第8の油路を備え、第2の摩擦要素が締結される変速段
が設定された場合には、第7の油路と第8の油路を連通
する油圧回路を有するものとする。
【0015】上記のような構成により、第2の摩擦要素
の締結が必要な変速段では、第1の油路を経由した油圧
が第2の摩擦要素に締結圧として供給されるように構成
したため、一つの調圧バルブで第1の摩擦要素の締結圧
を形成する調圧バルブと、第2の摩擦要素への締結圧を
減圧するための調圧バルブが兼用できるので、さらに自
動変速機の制御装置を小型化することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。本実施例は、前進5速後退1速
の自動変速機に適用される。図1は、本実施例を適用し
た前進5速後退1速の自動変速機の動力伝達機構のスケ
ルトン図である。この動力伝達機構は、トルクコンバー
タ10、主変速機構12および、副変速機構14および
車輪を駆動するファイナルドライブ機構16を有してい
る。主変速機構12はトルクコンバータ10と同一軸線
上に構成され、副変速機構14は、手変速機構12と平
行に配置されている。
【0017】トルクコンバータ10には、ロックアップ
機構11が付設され、図示省略されたエンジンからの回
転力が入力され、またトルクコンバータ10からの出力
は軸20により主変速機構12に入力される。主変速機
構12は、第1遊星歯車機構G1、第2遊星歯車機構G
2、リバースクラッチC1、ハイクラッチC2、ロウク
ラッチC3、ロウリバースブレーキB1、2−4ブレー
キB2およびロウワンウェイクラッチOC1を備え、軸
20から入力される回転力を軸22に変速して出力して
いる。
【0018】第1遊星歯車機構G1は、軸20上に配置
され、サンギアS1と、インターナルギアR1と、サン
ギアS1およびインターナルギアR1と同時にかみ合う
ピニオンギアP1と、ピニオンギアP1を支持するキャ
リアPC1から構成されている。また、第2遊星歯車機
構G2も軸20上に配置され、サンギアS2と、インタ
ーナルギアR2と、サンギアS2およびインターナルギ
アR2と同時にかみ合うピニオンギアP2と、ピニオン
ギアP2を支持するキャリアPC2から構成されてい
る。
【0019】リバースクラッチC1、ハイクラッチC
2、ロウクラッチC3、ロウリバースブレーキB1、2
−4ブレーキB2およびロウワンウェイクラッチOC1
を種々の組み合わせで作動させることにより、第1遊星
歯車機構G1および第2遊星歯車機構G2の各要素の回
転状態を変え、軸20の回転速度に対する軸22の回転
速度を変えることができる。軸22には、一体に取り付
けられた主出力ギア24が設けられ、副変速機構14に
連結された副入力ギア28とかみ合っている。
【0020】副変速機構14は、第3遊星歯車機構G
3、ダイレクトクラッチC4、リダクションブレーキB
3およびリダクションワンウェイクラッチOC2を備
え、副入力ギア28から入力される回転力を軸32に変
速して出力している。第3遊星歯車機構G3は、サンギ
アS3と、副入力ギア28と一体に連結されるインター
ナルギアR3と、サンギアS3およびインターナルギア
R3と同時にかみ合うピニオンギアP3と、ピニオンギ
アP3を支持し、軸32と一体に回転するように連結さ
れたキャリアPC3から構成されている。
【0021】ダイレクトクラッチC4、リダクションブ
レーキB3およびリダクションワンウェイクラッチOC
2を、種々の組み合わせで作動させることにより、第3
遊星歯車機構G3の各要素の回転状態を変え、副入力ギ
ア28から入力された回転速度に対する軸32の回転速
度を変えることができる。軸32には、一体に取り付け
られた副出力ギア34が設けられ、ファイナルドライブ
機構16と一体に回転するように連結されたファイナル
ギア36とかみ合っている。
【0022】エンジンから上記自動変速機に入力される
回転力は、トルクコンバータ10、軸20、主変速機構
12、主出力ギア24、副入力ギア28、副変速機構1
4、軸32、副出力ギア34、ファイナルギア36およ
びファイナルドライブ機構16を順次伝達される。その
間に、各クラッチおよびブレーキ等を図2に示すような
組み合わせで、作動させることにより、前進5速後退1
速の変速を行わせることができる。丸印は締結状態を示
している。図2に1速(エンジンブレーキ走行なし)と
記載された摩擦要素の組み合わせでは、エンジンからの
逆起動力が伝達され、エンジンブレーキ走行は行われな
い。他の変速段では、逆起動力が伝達されるので、エン
ジンブレーキ走行が行われる。なお、ソレノイドバルブ
のオン、オフ状態と変速段の関係については後述する。
【0023】なお、運転者はシフトレバーを介したセレ
クト操作により、駐車レンジ、Rレンジ、中立レンジ
と、前進5速の自動変速を行うDレンジ、4速以下の前
進4速で自動変速を行う4レンジ、3速以下の前進3速
で自動変速を行う3レンジ、2速以下の前進2速で自動
変速を行う2レンジおよび1速が設定される1レンジか
ら所望のレンジを選択することができる。
【0024】運転者がDレンジを選択した場合には、走
行状態に応じて前進5速の自動変速を行わせることがで
きる。5速から2速までは、エンジンブレーキ走行を行
うが、1速が自動選択された場合には、エンジンブレー
キ走行を行わない1速が設定される。4レンジを選択し
た場合には、4速以下の前進4速の変速が可能であり、
全ての変速段でエンジンブレーキ走行を行う。3レンジ
を選択した場合には、3速以下の前進3速の変速が可能
であり、全ての変速段でエンジンブレーキ走行を行う。
2レンジを選択した場合には、2速以下の前進2速の変
速が可能であり、全ての変速段でエンジンブレーキ走行
を行う。1レンジを選択した場合には、エンジンブレー
キ走行を行なう1速で走行する。
【0025】次に、上記動力伝達機構の油圧制御回路の
うち本発明に直接関連する部分を取り出して図3に示
す。この油圧制御回路は、リバースクラッチC1、ハイ
クラッチC2、ロウクラッチC3、ダイレクトクラッチ
C4、2−4ブレーキB2およびリダクションブレーキ
B3に供給する油圧を制御し、締結および開放を制御す
る3つのシフトバルブVA、VBおよびVCと、ロウリ
バースブレーキB1に供給する油圧を制御するリバース
インヒビットバルブVDと、5速から4速へシフトダウ
ンする際にリダクションブレーキB3を締結するタイミ
ングおよび油圧を制御するリダクションレデューシング
バルブVE、リダクションタイミングバルブVFと、ソ
レノイドバルブSA、ソレノイドバルブSB、ソレノイ
ドバルブSC、ロウクラッチタイミングソレノイドバル
ブSDおよびリダクションタイミングソレノイドバルブ
SEと各ソレノイドバルブのオン、オフを制御するAT
CU41と、マニュアルバルブ42と、油路50〜89
から構成されている。
【0026】各シフトバルブはバルブ端面に作用する油
圧の給排により切り換り、油路の連通状態を変化させて
いる。各ソレノイドバルブは、ATCU41によりオ
ン、オフ制御され、シフトバルブのバルブ端面に作用す
る油圧の給排を制御している。
【0027】個々のシフトバルブにおける油路の連通状
態を説明する。まず、シフトバルブVAには、図中下方
向に押す力として、スプリング力が上側のバルブ端面に
作用し、上方向に押す力としては、下側のバルブ端面に
油路50を介して供給される油圧が作用する。まず、油
路50に油圧が供給されると、シフトバルブVAは上方
向に押し上げられ第1の状態となり、シフトバルブVA
の左右の油路を実線のように連通する。すなわち、油路
51は油路58と、油路52は油路59と、油路54は
油路60と、油路56は油路62と連通する。油路61
はドレーンポート(図中×印)よりドレーンされる。
【0028】シフトバルブVAの油路50に油圧が供給
されていない場合には、スプリング力によりシフトバル
ブVAは下方向に押し下げられる第2の状態となり、シ
フトバルブVAの左右の油路は破線のように連通する。
すなわち、油路52は油路58と連通し、油路53は油
路59と連通し、油路55は油路61と連通し、油路5
7は油路62と連通する。油路60はドレーンされる。
油路58は2−4ブレーキB2に接続され、油路59は
ハイクラッチC2に接続され、油路60はダイレクトク
ラッチC4に接続されている。また、油路61は、シフ
トバルブVCに接続され、油路62はシフトバルブVB
に接続されている。
【0029】次に、シフトバルブVBには、下方向に押
す力として、スプリング力が作用し、上方向に押す力と
して、油路63に供給される油圧が作用する。まず、油
路63に油圧が供給されると、シフトバルブVBが押し
上げられる第1の状態となり、実線に示すように、油路
64は油路67と、油路65は油路68と、油路66は
油路70と連通する。油路69はドレーンされる。
【0030】シフトバルブVBの油路63に油圧が供給
されていない場合には、シフトバルブVBは下方向に押
し下げられる第2の状態となり、破線で示すように、油
路62は油路68と連通し、油路66は油路69と連通
する。油路67および油路70はドレーンされる。油路
67は油路75および油路77に接続され、油路68は
リダクションブレーキB3に接続されている。また、油
路69は、油路80を介して油路52および油路54に
接続され、また油路69は油路72に接続されている。
油路70はロウクラッチC3に接続されている。
【0031】次に、シフトバルブVCには、下方向に押
す力として、スプリング力が作用し、上方向に押す力と
して、油路71に供給される油圧が作用する。まず、油
路71に油圧が供給されると、シフトバルブVCが押し
上げられる第1の状態となり、実線に示すように、油路
72は油路74と、油路61は油路64と連通する。シ
フトバルブVCの油路71に油圧が供給されていない場
合には、シフトバルブVCは下方向に押し下げられる第
2の状態となり、破線で示すように、油路73は油路7
4と連通する。油路64はドレーンされる。油路74は
油路51および油路53に接続されている。
【0032】リバースインヒビットバルブVDには、下
方向に押す力として、油路75に供給される油圧および
油路78に供給される油圧が作用し、上方向に押す力と
して、スプリング力が作用する。まず、油路75または
油路78に油圧が供給されると、リバースインヒビット
バルブVDが押し下げられ、実線で示すように、油路7
7は油路79と連通する。リバースインヒビットバルブ
VDの油路75にも油路78にも油圧が供給されていな
い場合には、リバースインヒビットバルブVDは押し上
げられ、破線で示すように、油路76は油路79と連通
する。油路78はロウクラッチタイミングソレノイドバ
ルブSDに接続され、油路79はロウリバースブレーキ
B1に接続されている。
【0033】また、油路55、油路66および油路73
は、マニュアルバルブ42に接続され、運転者によりD
レンジ、4レンジ、3レンジ、2レンジ、1レンジが選
択された場合、すなわち前進変速段が選択された場合に
は、Dレンジ圧(図中Dと記載)が供給される。また油
路56および油路76も油路84を介してマニュアルバ
ルブ42に接続され、Rレンジが選択された場合には、
ライン圧よりも高い油圧であるRレンジ圧(図中Rと記
載)が供給される。なお、他のRレンジ以外のレンジが
選択された場合には、油路84はドレインされる。
【0034】また、油路84は油路87を介してリバー
スクラッチC1に接続されている。油路57および油路
65は図示省略したパイロットバルブに接続され、常時
パイロットバルブにより調圧されたライン圧(図中Lと
記載)が供給されている。なお、ロウクラッチタイミン
グソレノイドバルブSDは変速段として前進段が設定さ
れている間は常時オン状態に保たれ、リバースインヒビ
ットバルブVDを下方向に押し下げ、何らかの異常が生
じて油路76に油圧が生じても、ロウリバースブレーキ
B1へ供給されることを妨げている。
【0035】リダクションレデューシングバルブVEは
調圧バルブであり、図中下方向に押す力としては、油路
81に供給される油圧が作用し、上方向に押す力として
は、油路82に供給される油圧およびスプリング力が作
用する。油路83は油路84を介してマニュアルバルブ
42に接続され、Rレンジが選択された場合には、Rレ
ンジ圧が供給され、Rレンジ以外のレンジが選択された
場合にはドレインされる。
【0036】まず、油路68にライン圧が供給され、油
路83がドレインされ、かつ油路82に油圧が供給され
ていない場合の油路の連通状態を説明する、油路81は
油路85に接続されるため、油路85の油圧による下方
向に押す力よりスプリングによる上方向に押す力が大き
い場合には、バルブは上方向に押し上げられ、油路85
の油圧は油路68に供給されるライン圧に近づく。逆
に、油路85の油圧による下方向に押す力がスプリング
による上方向に押す力より大きい場合には、バルブは下
方向に押し下げられ、油路85の油圧は油路83からド
レインされる。
【0037】上記のように、油路85の油圧が高けれ
ば、ドレインして油路85の油圧を下げ、油路85の油
圧が低ければ、ライン圧を供給して油路85の油圧を上
げることにより、油路85の油圧による下方向に押す力
とスプリングによる上方向に押す力が釣り合うように、
油路85は調圧される。予め、スプリング力は、油路8
5に供給される油圧がリダクションブレーキB3を締結
しない油圧となるように設定されているため、油路68
に供給されるライン圧は、十分に減圧され油路85に供
給される。
【0038】油路68にライン圧が供給され、油路83
がドレインされ、かつ油路82に油圧が供給されている
場合には、油路85の油圧による下方向に押す力と、ス
プリングによる上方向に押す力と油路82の油圧による
上方向に押し上げる力の和が釣り合うように、油路85
は調圧される。このとき、油路85の油圧は、油路82
に油圧が供給されない時に油路85から出力される油圧
より大きな油圧に調圧されるが、油路68に供給される
ライン圧より大きくなることはない。
【0039】油路83にRレンジ圧が供給された場合に
は、油路85の油圧がドレインされることがないので、
バルブは下に押し下げられ、図中破線で示すように、油
路83と油路85が連通するため、油路85にはRレン
ジ圧が供給される。油路82はリダクションタイミング
バルブVFに接続され、油路85は、リダクションブレ
ーキB3と接続する油路86および油路55にも接続さ
れている。また、マニュアルバルブ42から出力される
Rレンジ圧は油路84および油路87を介してリバース
クラッチC1にも供給されている。
【0040】リダクションタイミングバルブVFには、
下方向に押す力として、リダクションタイミングソレノ
イドバルブSEに接続された油路88の油圧が作用し、
上方向に押す力として、スプリング力が作用する。ま
ず、リダクションタイミングソレノイドバルブSEがオ
ンされ、油路88に油圧が供給されると、リダクション
タイミングバルブVFが押し下げられ、破線で示すよう
に、油路82はドレインされる。
【0041】リダクションタイミングソレノイドバルブ
SEがオフされ、油路88に油圧が供給されていない場
合には、リダクションタイミングバルブVFは押し上げ
られ、実線で示すように、油路89が油路82と連通す
る。油路89には、図示省略されたアキュームコントロ
ールバルブからアキュームコントロール圧(図中Aと表
示)が供給されている。アキュームコントロール圧はリ
ダクションタイミングバルブVF、油路82を介して、
リダクションレデューシングバルブVEに作用した場合
には、リダクションレデューシングバルブVEはライン
圧を、リダクションブレーキB3が締結するに十分な油
圧まで減圧して油路85に出力するように、設定されて
いる。
【0042】ATCU41は、運転者が手動操作により
シフトポジションとしてDレンジを選択した場合には、
自動的に前進5速のなかから、走行状態に応じて適切な
変速段を選択し、選択した変速段に応じてソレノイドバ
ルブSA、SBおよびSCのオン、オフ状態を制御す
る。また、運転者が3レンジを選択した場合には、3速
以下の前進3速のなかから、走行状態に応じて適切な変
速段を選択し、2レンジを選択した場合には、2速以下
の前進2速のなかから、走行状態に応じて適切な変速段
を選択し、選択した変速段に応じてソレノイドバルブS
A、SBおよびSCのオン、オフ状態を制御する。
【0043】さらに、ATCU41は、5速および後進
段が選択された場合には、リダクションタイミングソレ
ノイドバルブSEをオン状態に保つ。4速以下の前進段
が選択された場合には、リダクションタイミングソレノ
イドバルブSEをオフ状態とするが、自動変速で、5速
から4速へ変速された場合、すなわちDレンジでの5速
からDレンジでの4速へダウンシフトした場合と、手動
変速により5速から4速へ変速された場合、すなわちD
レンジでの5速から4レンジでの4速にダウンシフトし
た場合には異なった制御を行う。
【0044】まずDレンジでの5速からDレンジでの4
速へダウンシフトした場合には、リダクションタイミン
グソレノイドバルブSEを所定時間オン状態に保った
後、リダクションタイミングソレノイドバルブSEをオ
フ状態にする。Dレンジでの5速から4レンジでの4速
にダウンシフトした場合には、直ちにリダクションタイ
ミングソレノイドバルブSEをオフ状態にする。
【0045】なおリダクションブレーキB3は発明の第
1の摩擦要素を構成し、ロウリバースブレーキB1は第
2の摩擦要素を構成する。また、リダクションレデュー
シングバルブVEは発明の調圧バルブを構成し、リダク
ションタイミングバルブVFはシフトバルブを、リダク
ションタイミングソレノイドバルブSEはタイミングソ
レノイドバルブを構成する。また、油路85および油路
86は発明の第1の油路を、油路68は第2の油路を、
油路83は第3の油路を、油路82は第4の油路を、油
路89は第5の油路を、油路88は第6の油路を構成す
る。さらに、油路55は第7の油路を、油路79は第8
の油路を構成し、油路55と油路79を繋ぐ油圧回路は
発明の油圧回路を構成する。ATCU41は発明の変速
制御部を構成する。
【0046】次に本発明に関連する変速段における油圧
の供給状態を説明する。まず、第1の前進変速段である
第5速における油圧の供給状態を説明する。図4は、D
レンジで5速が選択された場合の油圧の供給状態を示し
ている。ATCU41により、ソレノイドバルブSAお
よびSCはオン状態に制御され、ソレノイドバルブSB
はオフ状態に制御される。このため、シフトバルブVA
およびVCは、第1の状態となり、シフトバルブVBは
第2の状態となる。この場合には、油路66に供給され
たDレンジ圧は、シフトバルブVB、油路69、油路8
0、油路52、シフトバルブVAおよび油路59を介し
てハイクラッチC2に供給され、ハイクラッチC2は締
結される。
【0047】また、油路80に供給されたDレンジ圧
は、油路54、シフトバルブVAおよび油路60を介し
てダイレクトクラッチC4に供給され、ダイレクトクラ
ッチC4も締結される。さらに、油路69に供給された
Dレンジ圧は、油路72、シフトバルブVC、油路7
4、油路51、シフトバルブVAおよび油路58を介し
て2−4ブレーキB2に供給され、2−4ブレーキB2
も締結される。
【0048】ロウリバースブレーキB1、リダクション
ブレーキB3、リバースクラッチC1およびロウクラッ
チC3に接続された油路は、油圧が供給されている油路
と連通されていないため、油圧が供給されず、ロウリバ
ースブレーキB1、リダクションブレーキB3、リバー
スクラッチC1およびロウクラッチC3は開放されてい
る。また、ロウクラッチタイミングソレノイドバルブS
Dはオンされているが、油路の連通には寄与していな
い。なお、リダクションタイミングソレノイドバルブS
Eはオンされ、油路82は図中破線で示すように、ドレ
インされている。
【0049】次に、Dレンジでの5速で走行中に、運転
者がエンジンブレーキ走行を意図して、手動で4レンジ
へレンジを切り換えたことにより、5速から4速へ切換
わった時の4速での油圧の供給状態を図5に示す。ソレ
ノイドバルブSAおよびSBはオフ状態に制御され、シ
フトバルブVAおよびVBは第2の状態となり、ソレノ
イドバルブSCはオン状態に制御され、シフトバルブV
Cは第1の状態となる。
【0050】この場合には、油路66に供給されたDレ
ンジ圧は、シフトバルブVB、油路69、油路80、油
路52、シフトバルブVAおよび油路58を介して2−
4ブレーキB2に供給され、2−4ブレーキB2も締結
される。また、油路69に供給されたDレンジ圧は、油
路72、シフトバルブVC、油路74、油路53、シフ
トバルブVAおよび油路59を介してハイクラッチC2
に供給され、ハイクラッチC2も締結される。
【0051】また、油路57に供給されたライン圧は、
シフトバルブVA、油路62、シフトバルブVBを介し
て油路68に供給される。ATCU41は手動変速によ
り5速から4速に変速された場合には、変速後直ちにリ
ダクションタイミングソレノイドバルブSEをオフ状態
に制御するので、油路89は油路82と連通し、油路8
2には、アキュームコントロール圧が供給されている。
このため、スプリングの力と油路82に供給されたアキ
ュームコントロール圧による力の和と油路85に出力さ
れる油圧が釣り合うように、油路85の油圧が調圧され
るので、油路68のライン圧は、リダクションレデュー
シングバルブVEにおいて、若干減圧されリダクション
ブレーキB3へ供給される。この時の油路85の油圧
が、リダクションブレーキB3を締結できる油圧となる
ように、予め、アキュームコントロール圧は設定されて
いるので、リダクションブレーキB3は速やかに締結さ
れ、変速は終了する。
【0052】ロウリバースブレーキB1、リバースクラ
ッチC1,ロウクラッチC3およびダイレクトクラッチ
C4に接続された油路は、油圧が供給されている油路と
連通されていないため、油圧が供給されず、ロウリバー
スブレーキB1、リバースクラッチC1、ロウクラッチ
C3およびダイレクトクラッチC4は開放されている。
【0053】一方、Dレンジの5速で走行中に、自動変
速により4速へ切換わった直後の4速での油圧の供給状
態を図6に示す。図5に示す手動変速の場合と同様にソ
レノイドバルブSAおよびSBはオフ状態に制御され、
シフトバルブVAおよびVBは、第2の状態となりソレ
ノイドバルブSCはオン状態に制御され、シフトバルブ
VCは第1の状態となり、2−4ブレーキB2およびハ
イクラッチC2が締結される。
【0054】また、油路57に供給されたライン圧は、
シフトバルブVA、油路62、シフトバルブVBを介し
て油路68に供給される。ATCU41は自動変速によ
り、5速から4速に変速された場合には、変速後所定時
間の間リダクションタイミングソレノイドバルブSEを
オン状態に制御するので、油路82は、破線で示すよう
にドレインされる。このため、スプリングの力と油路8
5に出力される油圧が釣り合うように、油路85の油圧
が調圧されるので、油路68のライン圧は、リダクショ
ンレデューシングバルブVEにおいて、大幅に減圧され
リダクションブレーキB3へ供給される。
【0055】この時の油路85の油圧が、リダクション
ブレーキB3を締結できない油圧となるように、スプリ
ング力が設定されているので、リダクションブレーキB
3は、リダクションタイミングソレノイドバルブSEが
オン状態に制御されている間は締結されない。所定時間
が経過すると、ATCU41はリダクションタイミング
ソレノイドバルブSEをオフ態に制御するので、図5に
示す状態に移行し、リダクションブレーキB3は締結さ
れ、変速が終了する。
【0056】次に、Rレンジが選択された場合の油路の
連通状態を図7に示す。ソレノイドバルブSA、SBお
よびSCがすべてオン状態に制御される。Dレンジ圧は
供給されず、マニュアルバルブ42の油路84を介して
Rレンジ圧が供給される。また、ロウクラッチタイミン
グソレノイドバルブSDはオフ状態に制御され、リダク
ションタイミングソレノイドバルブSEはオン状態に制
御される。この場合には、リバースインヒビットバルブ
VDは上側にシフトされ、油路76と油路79が連通
し、油路79にはRレンジ圧が供給され、ロウリバース
ブレーキB1が締結される。
【0057】また油路84および油路87を介してリバ
ースクラッチC1にRレンジ圧が供給されるため、リバ
ースクラッチC1も締結される。さらに、油路68には
破線で示すように、ライン圧が供給されるため、油路8
5に供給される油圧が油路81からバルブに作用して、
リダクションレデューシングバルブVEが下方向に押し
下げられる。
【0058】一旦押し下げられると、油路83にRレン
ジ圧が供給されているため、油路83からの油圧も油路
85へ供給され、油路81の油圧は増加し、一層リダク
ションレデューシングバルブVEが下方向に押し下げら
れる。このため、油路83と油路85が連通し、油路8
5にRレンジ圧が供給され、リダクションブレーキB3
が締結される。Rレンジ圧はライン圧よりも高い油圧に
設定されているため、リダクションブレーキB3は前進
段が選択された場合より強固に締結され、後進時の大き
な分担トルクにも対応できる。
【0059】次に、1レンジでの1速が設定された場合
の油圧の供給状態を図8に示す。ソレノイドバルブSA
はオフ状態に制御され、シフトバルブVAは第2の状態
となり、ソレノイドバルブSBおよびSCはオン状態に
制御され、シフトバルブVBおよびVCは第1の状態と
なる。また、ロウクラッチタイミングソレノイドバルブ
SDはオン状態に制御され、リダクションタイミングソ
レノイドバルブSEはオフ状態に制御される。
【0060】この場合には、油路66に供給されたDレ
ンジ圧はシフトバルブVB、油路70を介してロウクラ
ッチC3に供給され、ロウクラッチC3は締結される。
また、油路65に供給されたライン圧は、シフトバルブ
VBを介して、油路68に供給され、リダクションレデ
ューシングバルブVEにより、若干減圧されて油路8
5、油路86に出力され、リダクションブレーキB3は
締結される。さらにリダクションレデューシングバルブ
VEで減圧され、油路85に出力された油圧は油路5
5、シフトバルブVA、油路61、シフトバルブVC、
油路64、シフトバルブVB、油路67、油路77、シ
フトバルブVDおよび油路79を介してロウリバースブ
レーキB1に供給され、ロウリバースブレーキB1も締
結される。
【0061】上記のような動作により、5速から4速
へ、自動変速により変速する際には、ATCU41がリ
ダクションタイミングソレノイドバルブSEを所定時間
オン状態とするため、変速から所定時間の間は、油路8
2はドレインされる。このとき、4速が選択されている
ので、油路83はドレインされ、リダクションレデュー
シングバルブVEは調圧バルブとして作用し、油路85
には、リダクションレデューシングバルブVEからリダ
クションブレーキB3を締結しない油圧に調圧された油
圧が供給される。
【0062】所定時間が経過すると、ATCU41がリ
ダクションタイミングソレノイドバルブSEをオフ状態
とするため、油路82にはアキュームコントロール圧が
供給され、リダクションレデューシングバルブVEにア
キュームコントロール圧が作用し、油路85には、リダ
クションブレーキB3を締結する油圧に調圧された油圧
が出力される。このため、自動変速時には変速後所定時
間内は逆駆動力を伝達する摩擦要素であるリダクション
ブレーキB3が締結されず、所定時間経過した後に締結
されるため、変速ショックを防止することができる。
【0063】また、手動操作により手動変速された場合
には、変速後直ちに、リダクションタイミングソレノイ
ドバルブSEがオフ状態とされるため、油路82にはア
キュームコントロール圧が供給される、油路85からリ
ダクションブレーキB3を締結する油圧に調圧された油
圧が供給される。このため、手動変速時には、変速後す
ぐにリダクションブレーキB3が締結されるため、速や
かに変速段の切り換えが終了し、直ちにエンジンブレー
キ走行が行われる。またRレンジが選択された際には、
油路83に供給されたRレンジ圧がリダクションレデュ
ーシングバルブVEを介して油路85へ供給されるた
め、大きな分担トルクに対応する十分な締結圧をリダク
ションブレーキB3に速やかに供給することができる。
【0064】したがって、従来のように大きな容積のア
キュームレータを用いることなく、占有容積の小さい調
圧バルブ、シフトバルブおよびタイミングソレノイドバ
ルブを用いて、自動変速によるダウンシフト時には変速
ショックを防止し、手動変速によるダウンシフト時には
速やかに変速段を切り換え、エンジンブレーキ走行を可
能にし、さらに後退時には、十分な締結圧によりリダク
ションブレーキB3を締結可能であり、自動変速機の制
御装置を小型化できる。また、エンジンブレーキ走行を
行う1速のみで締結されるロウリバースブレーキB1へ
油路85から分流した油圧を供給することにより、ロウ
リバースブレーキB1への締結圧を減圧するための専用
の調圧バルブが不要となり、さらに自動変速機の制御装
置を小型化することができる。なお、エンジンブレーキ
走行を行う1速に変速される際には、直前の変速段で、
すでにリダクションブレーキB3は締結状態となってい
るため、締結ショック等の影響により、ロウリバースブ
レーキB1を締結する際の油圧が変動することがなく、
安定した変速段切り換えを行うことができる。
【0065】また、図9は実施例の変形例であり、油路
85を油路90へ接続し、油路90から油圧回路を介し
てリダクションブレーキB3へ連通される油路65と、
ロウリバースブレーキB1へ連通される油路55へリダ
クションレデューシングバルブVEで減圧された油圧を
供給することにより、ロウリバースブレーキB1専用の
減圧用の調圧弁を不要としている。この際には、リダク
ションレデューシングバルブVEへは油路91から調圧
用の元圧として、ライン圧が供給される。なお、油路9
0から油路68まで連通している油圧回路は発明の第1
の油路に対応し、油路91は第2の油路と対応してい
る。他の構成は図3に示す実施例と同様である。
【0066】また、本実施例においては、Dレンジ、4
レンジ、3レンジ、2レンジおよび1レンジを備えた自
動変速機の制御装置に本発明を適用したが、これに限定
されるわけではなく、Dレンジ、4レンジ、3レンジ、
2レンジに加えて、手動で変速段を選択するレンジを備
えたものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の動力伝達機構を示すスケルトン図
である。
【図2】変速のための締結要素の作動組み合わせを示す
図である。
【図3】実施例の構成を示す図である。
【図4】ソレノイドバルブのオン、オフ状態および油路
の連通状態を示す図である。
【図5】ソレノイドバルブのオン、オフ状態および油路
の連通状態を示す図である。
【図6】ソレノイドバルブのオン、オフ状態および油路
の連通状態を示す図である。
【図7】ソレノイドバルブのオン、オフ状態および油路
の連通状態を示す図である。
【図8】ソレノイドバルブのオン、オフ状態および油路
の連通状態を示す図である。
【図9】実施例の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 トルクコンバータ 11 ロックアップ機構 12 主変速機構 14 副変速機構 16 ファイナルドライブ機構 20、32 軸 24 主出力ギア 28 副入力ギア 34 副出力ギア 36 ファイナルギア 41 ATCU(変速制御部) 42 マニュアルバルブ 50〜54 油路 55 油路(第7の油路) 56〜67 油路 68 油路(第2の油路) 69〜78 油路 79 油路(第8の油路) 80、81 油路 82 油路(第4の油路) 83 油路(第3の油路) 84、87 油路 85、86 油路(第1の油路) 88 油路(第6の油路) 89 油路(第5の油路) B1 ロウリバースブレーキ(第2の
摩擦要素) B2 2−4ブレーキ B3 リダクションブレーキ(第1の
摩擦要素) C1 リバースクラッチ C2 ハイクラッチ C3 ロウクラッチ C4 ダイレクトクラッチ G1 第1遊星歯車機構 G2 第2遊星歯車機構 G3 第3遊星歯車機構 OC1 ロウワンウェイクラッチ OC2 リダクションワンウェイクラッ
チ P1、P2、P3 ピニオンギア PC1、PC2、PC3 キャリア R1、R2、R3 インターナルギア S1、S2、S3 サンギア SA、SB、SC ソレノイドバルブ SD ロウクラッチタイミングソレノ
イドバルブ SE リダクションタイミングソレノ
イドバルブ(タイミングソレノイド゛バルブ) VA、VB、VC シフトバルブ VD リバースインヒビットバルブ VE リダクションレデューシングバ
ルブ(調圧バルブ) VF リダクションタイミングバルブ
(シフトバルブ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の摩擦要素の締結または開放の組み
    合わせにより実現する複数前進変速段および後進変速段
    を備え、走行状態に応じた自動変速または手動操作によ
    る手動変速により、前記複数の前進変速段を切り換える
    ことのできる自動変速機の制御装置において、少なくも
    最低速前進変速段および後進変速段において締結される
    第1の摩擦要素と、該第1の摩擦要素と接続された第1
    の油路と、元圧が供給される第2の油路と、前進変速段
    が設定されている場合にはドレインされ、後進変速段が
    設定されている場合には、リアレンジ圧が供給される第
    3の油路と、調圧状態を切り換えるための油圧が供給さ
    れる第4の油路に接続され、第3の油路にリアレンジ圧
    が供給された場合には、第1の油路にリアレンジ圧を供
    給し、第3の油路がドレインされかつ第4の油路に油圧
    が供給されない場合には、第1の油路に第1の摩擦要素
    が締結しない油圧に調圧された油圧を供給し、第3の油
    路がドレインされかつ第4の油路に油圧が供給された場
    合には、第4の油路に供給された油圧に応じて調圧され
    た油圧を供給する調圧バルブと、前記第4の油路と、前
    記調圧バルブを制御するコントロール圧が供給される第
    5の油路と、タイミングソレノイドバルブに接続された
    第6の油路に接続され、前記タイミングソレノイドバル
    ブがオフ状態にされた場合には第5の油路と第4の油路
    を連通させて第4の油路にコントロール圧を供給し、前
    記タイミングソレノイドバルブがオン状態にされた場合
    には、第4の油路をドレインさせるシフトバルブと、自
    動変速により前記第1の摩擦要素が締結していない変速
    段から前記第1の摩擦要素が締結する変速段へ切り換え
    られた場合には、前記タイミングソレノイドバルブを所
    定時間の間オン状態にし、その後オフ状態に切り換え、
    手動変速により前記第1の摩擦要素が締結していない変
    速段から前記第1の摩擦要素が締結する変速段へ切り換
    えられた場合には、前記タイミングソレノイドバルブを
    直ちにオフ状態に切り換える変速制御部とを有し、前記
    コントロール圧は、第4の油路を介して、前記調圧バル
    ブに作用した場合に、調圧バルブから第1の油路に第1
    の摩擦要素が締結する油圧が供給される油圧であること
    を特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の摩擦要素が締結されない変速
    段では締結されず、第1の摩擦要素が締結される変速段
    の中の少なくもひとつの変速段において締結される第2
    の摩擦要素と、第1の油路と接続される第7の油路と、
    前記第2の摩擦要素と接続される第8の油路を備え、前
    記第2の摩擦要素が締結される変速段が設定された場合
    には、第7の油路と第8の油路を連通する油圧回路を有
    することを特徴とする請求項1記載の自動変速機の制御
    装置。
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