JP2001011687A - 錫−ビスマス合金電気めっき浴およびめっき方法 - Google Patents

錫−ビスマス合金電気めっき浴およびめっき方法

Info

Publication number
JP2001011687A
JP2001011687A JP11185898A JP18589899A JP2001011687A JP 2001011687 A JP2001011687 A JP 2001011687A JP 11185898 A JP11185898 A JP 11185898A JP 18589899 A JP18589899 A JP 18589899A JP 2001011687 A JP2001011687 A JP 2001011687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
bismuth
plating
tin
bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11185898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4077119B2 (ja
Inventor
Yasuo Kato
保夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NE Chemcat Corp
Original Assignee
NE Chemcat Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NE Chemcat Corp filed Critical NE Chemcat Corp
Priority to JP18589899A priority Critical patent/JP4077119B2/ja
Publication of JP2001011687A publication Critical patent/JP2001011687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4077119B2 publication Critical patent/JP4077119B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱処理後でも優れたハンダ付け性を有する
皮膜が得られる錫−ビスマス合金電気めっき浴を提供す
る。 【解決手段】 (A)アルカンスルホン酸第一錫塩およ
びアルカノールスルホン酸第一錫塩から選ばれる少なく
とも一種、(B)アルカンスルホン酸ビスマス塩および
アルカノールスルホン酸ビスマス塩から選ばれる少なく
とも一種、(C)アルカンスルホン酸およびアルカノー
ルスルホン酸から選ばれる少なくとも一種、(D)非イオ
ン性界面活性剤、(E)酸化防止剤、及び(F)モノヒドロキ
シナフタレン化合物を含有してなる錫−ビスマス合金電
気めっき浴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錫−ビスマス合金
電気めっき浴およびめっき方法に関する。
【0002】
【従来の技術】錫めっきや錫−鉛合金めっきは、弱電や
電子工業の分野で、ハンダ付けの下地として、またはエ
ッチングレジスト用として広く使用されてきた。しか
し、錫めっきではホイスカーが発生するし、また錫−鉛
合金めっきでは、めっき浴及び得られるめっき皮膜に有
害な鉛が含まれるため、鉛を含まないめっき浴が要望さ
れてきた。
【0003】近年、鉛を含まないめっき浴として、錫−
銀合金めっき浴、錫−インジウム合金めっき浴および錫
−亜鉛合金めっき浴が提案された。しかし、錫−銀合金
めっき浴は、合金めっき析出のために強力な錯化剤を使
用するので、浴管理が煩雑であり、また高価な銀を用い
るので、得られる皮膜が高価であるという欠点があっ
た。また、錫−インジウム合金めっき浴は、得られる皮
膜の融点が低いため、該皮膜にハンダ付けしたときに得
られる接合強度が低く、価格も高いという欠点があっ
た。また錫−亜鉛合金めっき浴は、得られる皮膜が酸化
し易いため空気中でのハンダ付けが困難であるという欠
点があった。
【0004】そこで、鉛を含まないハンダめっき浴とし
て、さらに錫−ビスマス合金めっき浴が提案された。錫
−ビスマス合金めっき浴としては、特開昭63-14887号公
報にアルカンスルホン酸浴、特公平2-88789号公報に硫
酸浴とアルカンスルホン酸浴、特表平3-503068号公報に
アルカンスルホン酸浴、特開平6-63110号公報に硫酸浴
とアルカンスルホン酸浴、また特開平8-225985号公報に
有機リン化合物浴が開示されている。これらの浴から得
られる錫−ビスマス合金めっき皮膜は、合金中のビスマ
ス含有量が10重量%以上(例えば特開昭63-14887号公
報、特公平2-88789号公報および特公平2-88789号公報の
各浴から得られる皮膜では、それぞれ30〜50重量%、35
〜40重量%および10〜30重量%)であり、130〜160℃程
度の融点を有する低融点ハンダ付け用であるので、180
℃程度の融点を有する皮膜が得られる錫−鉛合金めっき
浴の代替品としては使用することができない。
【0005】一方、錫−鉛合金めっき皮膜と同程度また
はそれ以上の融点を有する錫−ビスマス合金めっき皮膜
を得る浴としては、特開平8-260185号公報に硫酸浴とア
ルカンスルホン酸浴、特開平8-260186号公報に硫酸浴と
アルカンスルホン酸浴、特開平8-260187号公報に硫酸
浴、特開平10-81991号公報に硫酸浴とアルカンスルホン
酸浴、また特開平10-317184号公報にアルカンスルホン
酸浴が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者が上
記文献に記載のめっき浴から得られた皮膜のハンダ付け
性を調査したところ、加熱処理後のハンダ付け性の低下
が著しく、所望するハンダ付け性が得られなかった。そ
こで、本発明の目的は、加熱処理後でも優れたハンダ付
け性を有する皮膜が得られる錫−ビスマス合金電気めっ
き浴及びめっき方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意検討した
結果、特定の成分を含有する錫−ビスマス合金めっき浴
が前記目的を達成し得ることを見出した。すなわち、本
発明は、(A)アルカンスルホン酸第一錫塩およびアル
カノールスルホン酸第一錫塩から選ばれる少なくとも一
種、(B)アルカンスルホン酸ビスマス塩およびアルカ
ノールスルホン酸ビスマス塩から選ばれる少なくとも一
種、(C)アルカンスルホン酸およびアルカノールスル
ホン酸から選ばれる少なくとも一種、(D)非イオン性界
面活性剤、(E)酸化防止剤、及び(F)モノヒドロキシナフ
タレン化合物を含有してなる錫−ビスマス合金電気めっ
き浴を提供する。また本発明は、該錫−ビスマス合金電
気めっき浴に被めっき材を浸漬し、該被めっき材に錫−
ビスマス合金電気めっきを施すことを特徴とするめっき
方法を提供する。
【0008】本発明のめっき浴及びめっき方法により得
られるめっき皮膜は、不純物として含まれる炭素含有量
が0.3重量%以下であり、加熱処理後のハンダ付け性に
優れるばかりでなく、長期間の保存後やスチームエージ
ング後でも優れたハンダ付け性を示すものである。ま
た、ビスマス含有量が0.1〜10重量%であるので、錫−
鉛合金めっき皮膜に代替できる融点を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】<錫−ビスマス合金電気めっき浴
>本発明の錫−ビスマス合金電気めっき浴に含有される
成分は、次のとおりである。 (A)アルカンスルホン酸第一錫塩・アルカノールスル
ホン酸第一錫塩:アルカンスルホン酸第一錫塩として
は、例えばメタンスルホン酸第一錫、エタンスルホン酸
第一錫、プロパンスルホン酸第一錫、2−プロパンスル
ホン酸第一錫等が挙げられる。またアルカノールスルホ
ン酸第一第一錫塩としては、例えばヒドロキシメタンス
ルホン酸第一錫、2−ヒドロキシエタン−1−スルホン
酸第一錫、2−ヒドロキシブタン−1−スルホン酸第一
錫等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよい
し、2種以上混合して用いてもよい。これらの塩のめっ
き浴中の含有量は特に限定されないが、金属錫として、
好ましくは5〜100g/L(リットル、以下同じ)、
さらに好ましくは10〜60g/Lである。
【0010】(B)アルカンスルホン酸ビスマス塩・ア
ルカノールスルホン酸ビスマス塩:アルカンスルホン酸
ビスマス塩としては、例えばメタンスルホン酸ビスマ
ス、エタンスルホン酸ビスマス、プロパンスルホン酸ビ
スマス、2−プロパンスルホン酸ビスマス等が挙げられ
る。またアルカノールスルホン酸ビスマス塩としては、
例えば、ヒドロキシメタンスルホン酸ビスマス、2−ヒ
ドロキシエタン−1−スルホン酸ビスマス、2−ヒドロ
キシブタン−1−スルホン酸ビスマス等が挙げられる。
これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上混合して
用いてもよい。これらの塩のめっき浴中の含有量は特に
限定されないが、金属ビスマスとして、好ましくは0.
1〜30g/L、さらに好ましくは1〜20g/Lであ
る。
【0011】(C)アルカンスルホン酸・アルカノール
スルホン酸:アルカンスルホン酸またはアルカノールス
ルホン酸は、上記第一錫塩およびビスマス塩の錯化剤と
して、また、浴中の電気伝導成分としての役割を果た
す。アルカンスルホン酸としては、例えばメタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、2−プ
ロパンスルホン酸等が挙げられる。またアルカノールス
ルホン酸としては、ヒドロキシメタンスルホン酸、2−
ヒドロキシエタン−1−スルホン酸、2−ヒドロキシブ
タン−1−スルホン酸等が挙げられる。これらは1種単
独で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよい。
これらのめっき浴中の含有量は特に限定されないが、好
ましくは30〜500g/L、さらに好ましくは100
〜250g/Lである。
【0012】(D)非イオン性界面活性剤:非イオン性
界面活性剤としては、例えばC1〜C20のアルカノー
ル、フェノール、ナフトール、ビスフェノール類、C1
〜C25のアルキルフェノール、アリールアルキルフェ
ノール、C1〜C25のアルキルナフトール、C1〜C
25のアルコキシル化リン酸またはその塩、ソルビタン
エステル、スチレン化フェノール、ポリアルキレングリ
コール、C1〜C22の脂肪族アミン、C1〜C22の
脂肪族アミド等に、エチレンオキサイド(EO)および
/またはプロピレンオキサイド(PO)を2〜300モ
ル付加縮合させたもの;C1〜C25のアルコキシル化
リン酸またはその塩等が挙げられる。
【0013】エチレンオキサイド(EO)および/また
はプロピレンオキサイド(PO)を付加縮合させるC1
〜C20のアルカノールとしては、例えばオクタノー
ル、デカノール、ラウリルアルコール、テトラデカノー
ル、ヘキサデカノール、ステアリルアルコール、エイコ
サノール、セチルアルコール、オレイルアルコール、ド
コサノール等が挙げられる。ビスフェノール類として
は、例えばビスフェノールA、ビスフェノールB等が挙
げられる。C1〜C25のアルキルフェノールとして
は、例えばモノ、ジまたはトリアルキル置換フェノー
ル、具体的にはp−ブチルフェノール、p−イソオクチ
ルフェノール、p−ノニルフェノール、p−ヘキシルフ
ェノール、2,4−ジブチルフェノール、2,4,6−
トリブチルフェノール、p−ドデシルフェノール、p−
ラウリルフェノール、p−ステアリルフェノール等が挙
げられる。アリールアルキルフェノールとしては、例え
ば2−フェニルイソプロピルフェノール等が挙げられ
る。C1〜C25のアルキルナフトールのアルキル基と
しては、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘ
キシル、オクチル、デシル、ドデシル、オクタデシル等
が挙げられ、このアルキル基はナフタレン核の任意の位
置にあってよい。C1〜C25のアルコキシル化リン酸
またはその塩は、一般式(1):
【0014】
【化1】 (式中、RaおよびRbは独立に水素原子又はC1〜C
25のアルキル基を表し、かつRaおよびRbの少なく
とも一方はC1〜C25のアルキル基である。Mは水素
原子またはアルカリ金属を表す。)で表される。
【0015】ソルビタンエステルとしては、例えばモ
ノ、ジまたはトリエステル化された、1,4−、1,5
−または3,6−ソルビタン、具体的にはソルビタンモ
ノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタ
ンジステアレート、ソルビタンジオレエート、ソルビタ
ン混合脂肪酸エステル等が挙げられる。ポリアルキレン
グリコールとしては、例えばポリラウリルグリコール、
ポリオクチルグリコール等が挙げられる。C1〜C22
の脂肪族アミンとしては、例えばプロピルアミン、ブチ
ルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルア
ミン、ラウリルアミン、ステアリルアミン、エチレンジ
アミン、プロピレンジアミン等の飽和または不飽和の脂
肪族アミン等が挙げられる。C1〜C22の脂肪族アミ
ドとしては、例えばプロピオン酸アミド、酪酸アミド、
カプリル酸アミド、カプリン酸アミド、ラウリン酸アミ
ド、ミリスチン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステア
リン酸アミド、べヘン酸アミド等が挙げられる。
【0016】さらに、非イオン性界面活性剤として、一
般式(2): RN(R’)2→O (2) 〔式中、RはC5〜C25のアルキル基または−CON
HR"(R"はC1〜C5のアルキレン基を表す)を表
し、R’はC1〜C5のアルキル基で同一でもよいし、
異なっていてもよい。〕で表されるアミンオキサイドを
用いることもできる。
【0017】市販の非イオン性界面活性剤としては、商
品名で例示すると、エマルゲン911(花王製)、エマ
ルゲン950(花王製)、レオドールTWP12(花王
製)、ニッサンナイミーンS−220(日本油脂製)、
ノイゲンET−147(第一工業製薬製)、ノイゲンE
A−157(第一工業製薬製)、エパン485(第一工
業製薬製)、ラミゲンES60(第一工業製薬製)、プ
ライサーフ215C(第一工業製薬製)、ノニポールソ
フトDO−70(三洋化成製)、ニューポールPE−7
8(三洋化成製)、ファスファノールLE−500(東
邦化学工業製)等が挙げられる。
【0018】これらの非イオン性界面活性剤は1種単独
で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよい。非
イオン性界面活性剤のめっき浴中の含有量は特に限定さ
れないが、 好ましくは0.5〜50g/L、さらに好
ましくは1〜20g/Lである。
【0019】(E)酸化防止剤:酸化防止剤は、浴中で
の前記第一錫塩の酸化を防止する作用を有する。酸化防
止剤としては、例えばアスコルビン酸またはその塩(塩
の種類としては、例えばナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属塩等)、ハイドロキノン、クレゾールスルホン
酸またはその塩(塩の種類としては、例えばナトリウ
ム、カリウム等のアルカリ金属塩等)、フェノールスル
ホン酸またはその塩(塩の種類としては、例えばナトリ
ウム、カリウム等のアルカリ金属塩等)、ピロカテコー
ル、レゾルシン、フロログルシン等が挙げられる。これ
らは1種単独で用いてもよいし、2種以上混合して用い
てもよい。酸化防止剤のめっき浴中の含有量は特に限定
されないが、好ましくは0.1〜25g/L、さらに好
ましくは0.5〜10g/Lである。
【0020】(F)モノヒドロキシナフタレン化合物:
モノヒドロキシナフタレン化合物は、浴中の有機物の共
析を抑制し、皮膜の錫−ビスマス合金組成を安定化させ
るとともに、皮膜中への不純物炭素の混入を抑制する作
用を有する。モノヒドロキシナフタレン化合物は、ヒド
ロキシル基を1個有するほか、例えば、カルボン酸基、
スルホン酸基、アルデヒド基等の置換基を有していても
いなくてもよい。具体例としては、1−ナフトール、2
−ナフトール、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−
ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、1−ナフトール−3,6
−ジスルホン酸、2−ナフトール−3,6−ジスルホン
酸、ナフトールグリーンB,1−ナフトールベンゼイ
ン、α−ナフトールオレンジ、α−ナフトールフタレイ
ン、1−ナフトールー2−スルホン酸、1−ナフトール
−4−スルホン酸、1−ナフトール−8−スルホン酸、
2−ナフトール−6−スルホン酸、2−ヒドロキシ−1
−ナフトアルデヒド、6−ヒドロキシ−2−ナフタレン
スルホン酸、3−ヒドロキシ−ナフトエ酸メチルエステ
ル、3−アミノ−2−ナフトール、5−アミノ−1−ナ
フトール、8−アミノ−1−ナフトール−3,6−ジス
ルホン酸、1−アミノ−2−ナフトール、1−アミノ−
ナフトール−4−スルホン酸、2−アミノ−5−ナフト
ール−7−スルホン酸またはそれらの塩(塩の種類とし
ては、例えばナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩
等)などが挙げられる。これらは1種単独で用いてもよ
いし、2種以上混合して用いてもよい。モノヒドロキシ
ナフタレン化合物のめっき浴中の含有量は特に限定され
ないが、好ましくは0.01〜10g/L、さらに好ま
しくは0.1〜5g/Lである。
【0021】その他の成分:本発明のめっき浴には、必
要に応じて本発明の効果が損なわれない程度に上述の
(A)〜(F)成分以外の成分が含まれてもよく、例え
ば、以下の成分が例示される。
【0022】浴安定剤としてグルコン酸、酒石酸、クエ
ン酸、コハク酸、マレイン酸、マロン酸、フマル酸等の
有機カルボン酸を添加することができる。これらは1種
単独で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよ
い。これら有機カルボン酸を添加した場合、めっき浴中
の有機カルボン酸の含有量は特に限定されないが、好ま
しくは5〜80g/L、さらに好ましくは10〜30g
/Lである。
【0023】また、めっき皮膜に光沢を与えるために、
m−クロロベンズアルデヒド、p−ニトロベンズアルデ
ヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−またはp
−メトキシベンズアルデヒド、バニリン、2,4−また
は2,6−ジクロロベンズアルデヒド、o−またはp−
クロロベンズアルデヒド、1−ナフトアルデヒド、2−
ナフトアルデヒド、2−ヒドロキシ−1−ナフトアルデ
ヒド、4−ヒドロキシ−1−ナフトアルデヒド、2−ク
ロル−1−ナフトアルデヒド、4−クロル−1−ナフト
アルデヒド、2−または3−チオフェンカルボキシアル
デヒド、2−または3−フルアルデヒド、3−インドー
ルカルボキシアルデヒド、サリチルアルデヒド、o−フ
タルアルデヒド、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、パラアセトアルデヒド、ブチルアルデヒド、イソブ
チルアルデヒド、プロピオンアルデヒド、n−バレルア
ルデヒド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、グリオ
キザール、アルドール、スクシンジアルデヒド、カプロ
ンアルデヒド、イソバレルアルデヒド、アリルアルデヒ
ド、グルタルアルデヒド、1−ベンジリデン−7−ヘプ
テナール、2,4−ヘキサジエナール、シンナムアルデ
ヒド、ベンジルクロトンアルデヒド、アミン(例えばア
ニリン、1−アミノナフタレン−3−スルホン酸、メチ
ルアニリン、ピリジン、オキシン等)−アルデヒド(例
えばベンズアルデヒド、1−ナフトアルデヒド、サリチ
ルアルデヒド、ホルムアルデヒド、アクロレイン等)縮
合物、酸化メシチル、イソホロン、ジアセチル、ヘキサ
ンジオン−3,4、アセチルアセトン、3−クロロベン
ジリデンアセトン、1−ピリジリデンアセトン、1−フ
ルフリジンアセトン、1−テニリデンアセトン、4−
(1−ナフチル)−3−ブテン−2−オン、4−(2−
フリル)−3−ブテン−2−オン、4−(2−チオフェ
ニル)−3−ブテン−2−オン、クルクミン、ベンジリ
デンアセチルアセトン、ベンザルアセトン、アセトフェ
ノン、2,4−または3,4−ジクロロアセトフェノ
ン、ベンジリデンアセトフェノン、2−シンナミルチオ
フェン、2−(ω−ベンゾイル)ビニルフラン、ビニル
フェニルケトン、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリ
ル酸、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸ブチル、クロトン酸、プロピレン−1,3−ジカ
ルボン酸、ケイ皮酸、o−,m−またはp−トルイジ
ン、o−またはp−アミノアニリン、アニリン、o−ま
たはp−クロルアニリン、2,5−または3,4−クロ
ルメチルアニリン、N−モノメチルアニリン、4,4'
−ジアミノジフェニルメタン、N−フェニル−α−ナフ
チルアミン、N−フェニル−β−ナフチルアミン、メチ
ルベンズトリアゾール、1,2,3−トリアジン、1,
2,4−トリアジン、1,3,5−トリアジン、1,
2,3−ベンズトリアジン、イミダゾール、2−ビニル
ピリジン、インドール、キノリン等の光沢剤を添加する
ことができる。これらは1種単独で用いてもよいし、2
種以上混合して用いてもよい。これら光沢剤を添加する
場合、めっき浴中の光沢剤の含有量は特に限定されない
が、好ましくは0.005〜10g/L、さらに好まし
くは0.01〜5g/Lである。
【0024】また、皮膜の合金組成安定化や皮膜の結晶
状態調整のために、アニオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤および両性界面活性剤の中から1種以上添加して
もよい。これらの界面活性剤を添加する場合、めっき浴
中の該界面活性剤の含有量は特に限定されないが、好ま
しくは0.05〜30g/L、さらに好ましくは0.1
〜10g/Lである。
【0025】<めっき方法>本発明のめっき方法は、以
上のような錫−ビスマス合金電気めっき浴に被めっき材
を浸漬し、該めっき材に錫−ビスマス合金電気めっきを
施すことにより行われる。この方法に適用される被めっ
き材は特に限定されないが、各種の金属、プラスチック
等が挙げられる。具体的には、例えば銅または銅合金、
鉄−ニッケル合金等から製造された、リードフレーム、
コネクター、チップコンデンサー、チップ抵抗器等に良
好なめっき皮膜を形成することができ、後述のハンダ付
性等の特性が発揮される。また、電気めっき方法にも特
に制約はなく、ラック式めっき、バレル式めっき、オー
バーフロー式めっき、ジェット式めっき等、慣用の方法
を用いることができる。
【0026】電気めっきする場合の陽極としては、錫や
錫−ビスマス合金等の可溶性陽極の他に、白金、ロジウ
ムやこれらの金属で被覆されたチタンまたはタンタル等
の不溶性陽極を使用することができる。なお、陰極は被
めっき材である。
【0027】めっき浴の温度(以下、液温という)は1
0〜70℃で電気めっきを行うことができるが、好まし
くは20〜50℃である。
【0028】陰極電流密度は、0.1〜100A/dm
2で電気めっきを行うことができるが、好ましくはバレ
ル式めっきでは0.2〜1A/dm2、ラック式めっき
では0.5〜4A/dm2、オーバーフロー式めっきで
は4〜30A/dm2、ジエツト式めっきでは30〜6
0A/dm2である。
【0029】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をより具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0030】実施例1 42アロイ(鉄58重量%、ニッケル42重量%)製D
IP( Dual Inline Packageの略称)24ピン(板厚0.
25mm)リードフレームを、アルカリ脱脂、水洗、ア
ルカリ電解脱脂、水洗、10重量%硫酸浸漬、水洗の順
で処理したものを試料とした。該試料を下記組成のめっ
き浴に浸漬し、下記のめっき条件で電気めっきを行っ
た。
【0031】 めっき浴: メタンスルホン酸第一錫(錫として) 40g/L メタンスルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 3.5g/L メタンスルホン酸 150g/L ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 10g/L ピロカテコール 1.0g/L 1−ナフトール 0.5g/L めっき条件: 液温 40℃ 陰極電流密度 12A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な無光沢で、厚さが10μ
mであり、皮膜中のビスマス含有量は2.5重量%、炭
素含有量は0.003重量%であった。
【0032】実施例2 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: メタンスルホン酸第一錫(錫として) 35g/L メタンスルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 5.0g/L メタンスルホン酸 140g/L ノイゲンEA−157 10g/L ピロカテコール 1.0g/L 2−ナフトール 0.3g/L めっき条件: 液温 40℃ 陰極電流密度 12A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な無光沢で、厚さが25μ
mであり、皮膜中のビスマス含有量は4.7重量%、炭
素含有量は0.003重量%であった。
【0033】実施例3 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: メタンスルホン酸第一錫(錫として) 45g/L メタンスルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 6.0g/L メタンスルホン酸 200g/L エマルゲン950 15g/L ピロカテコール 1.0g/L 5−アミノ−1−ナフトール 0.5g/L めっき条件: 液温 40℃ 陰極電流密度 12A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な無光沢で、厚さが7μm
であり、皮膜中のビスマス含有量は5.7重量%、炭素
含有量は0.004重量%であった。
【0034】実施例4 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: メタンスルホン酸第一錫(錫として) 25g/L メタンスルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 5.0g/L メタンスルホン酸 120g/L ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 5g/L ピロカテコール 0.5g/L 1−ナフトール 10g/L ベンザルアセトン 0.5g/L メタクリル酸 2.0g/L めっき条件: 液温 25℃ 陰極電流密度 12A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な光沢で、厚さが10μm
であり、皮膜中のビスマス含有量は6.4重量%、炭素
含有量は0.035重量%であった。
【0035】実施例5 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: 2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸第一錫(錫として) 25g/L 2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 4.0g/L 2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸 100g/L ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 3g/L レゾルシン 0.5g/L 2−ナフトール 0.2g/L めっき条件: 液温 30℃ 陰極電流密度 2.5A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な半光沢で、厚さが10μ
mであり、皮膜中のビスマス含有量は2.8重量%、炭
素含有量は0.005重量%であった。
【0036】実施例6 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: 2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸第一錫(錫として) 30g/L 2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 1.5g/L 2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸 100g/L ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 3g/L レゾルシン 0.5g/L 2−ナフトール 0.2g/L めっき条件: 液温 30℃ 陰極電流密度 2.5A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な半光沢で、厚さが12μ
mであり、皮膜中のビスマス含有量は1.5重量%、炭
素含有量は0.003重量%であった。
【0037】実施例7 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: 2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸第一錫(錫として) 25g/L 2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 2.0g/L 2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸 100g/L ニッサンナイミーンS−220 3g/L レゾルシン 0.5g/L 3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸 1.0g/L めっき条件: 液温 30℃ 陰極電流密度 2.5A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な無光沢で、厚さが3μm
であり、皮膜中のビスマス含有量は4.0重量%、炭素
含有量は0.007重量%であった。
【0038】実施例8 42アロイ製DIP24ピンリードフレームの代わり
に、厚さ2μmのニッケルめっきを施したオーリン19
5(銅)製のDIP24ピンリードフレームを用いた他
は実施例1と同様に処理して試料を作製した。この試料
を下記組成のめっき浴に浸漬し、下記のめっき条件で電
気めっきを行った。 めっき浴: メタンスルホン酸第一錫(錫として) 55g/L メタンスルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 5.6g/L メタンスルホン酸 250g/L ポリオキシエチレンラウリルエーテル 12g/L アスコルビン酸 0.5g/L 1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸 0.8g/L めっき条件: 液温 45℃ 陰極電流密度 18A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な半光沢で、厚さが10μ
mであり、皮膜中のビスマス含有量は2.5重量%、炭
素含有量は0.005重量%であった。
【0039】実施例9 実施例8と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: メタンスルホン酸第一錫(錫として) 40g/L メタンスルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 7.0g/L エタンスルホン酸 120g/L ポリオキシエチレンオキサイドプロピレンオキサイド 12g/L ハイドロキノン 0.8g/L 1−ナフトール 0.3g/L ベンザルアセトン 0.2g/L グルタルアルデヒド 5.0g/L めっき条件: 液温 55℃ 陰極電流密度 12A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な光沢で、厚さが10μm
であり、皮膜中のビスマス含有量は6.5重量%、炭素
含有量は0.046重量%であった。
【0040】比較例1 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: メタンスルホン酸第一錫(錫として) 40g/L メタンスルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 5.0g/L メタンスルホン酸 70g/L ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 10g/L o−クロロベンズアルデヒド 0.1g/L 1−ナフトアルデヒド 0.4g/L パラアセトアルデヒド 6.0g/L めっき条件: 液温 25℃ 陰極電流密度 10A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な光沢で、厚さが10μm
あり、皮膜中のビスマス含有量は1.5重量%、炭素含
有量は0.56重量%であった。
【0041】比較例2 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: メタンスルホン酸第一錫(錫として) 15g/L メタンスルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 5.0g/L メタンスルホン酸 200g/L ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 5g/L 2−メルカプトベンゾチアゾール(光沢剤) 2g/L アクリル酸 0.5g/L めっき条件: 液温 25℃ 陰極電流密度 2A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な光沢で、厚さが10μm
であり、皮膜中のビスマス含有量は5.4重量%、炭素
含有量は0.43重量%であった。
【0042】比較例3 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: 硫酸第一錫(錫として) 15g/L 硫酸ビスマス(ビスマスとして) 2g/L 硫酸 100g/L ポリオキシアルキレンアルキルエーテル 5g/L めっき条件: 液温 30℃ 陰極電流密度 2A/dm2 得られためっき皮膜は、無光沢で、厚さが10μmであ
り、皮膜中のビスマス含有量は1.5重量%、炭素含有
量は0.35重量%であった。
【0043】比較例4 実施例1と同様の試料を下記組成のめっき浴に浸漬し、
下記のめっき条件で電気めっきを行った。 めっき浴: フェノールスルホン酸第一錫(錫として) 10g/L フェノールスルホン酸ビスマス(ビスマスとして) 2.5g/L フェノールスルホン酸 200g/L トリフェニルホスフィン 30g/L ポリオキシアルキレンアルキルエーテル 5g/L めっき条件: 液温 25℃ 陰極電流密度 2A/dm2 得られためっき皮膜は、均一な光沢で、厚さが10μm
であり、皮膜中のビスマス含有量は8.5重量%、炭素
含有量は0.78重量%であった。
【0044】性能評価例 各実施例および比較例で得られためっき皮膜について、
次の方法でハンダ付け性を評価した。めっきを施したリ
ードフレームを熱風炉中、150℃で168時間加熱し
た後、リードフレームの外部リード部を5mmの長さに
切断し試料とした。
【0045】エコソルダーM42(千住金属工業製ハン
ダの商品名、組成は錫:94.25重量%、銀:2.0
重量%、銅:0.75重量%、ビスマス:3.0重量
%)を溶融して250℃に保持したハンダ浴に、ラピッ
クスR(ニホンハンダ製の商品名、非活性タイプのロジ
ンフラックス)を塗布した上記試料を10秒間浸漬し、
メニスコグラフ法によるゼロクロスタイム(ハンダ付け
性評価用試料を溶融ハンダ槽に浸漬し始めた後、溶融ハ
ンダ液による浮力と引力とが同一となるまでの時間で、
この時間が短いほど、ハンダ付け性が良好と判断す
る。)を測定した。さらに、10秒間漫潰した上記試料
について40倍の顕微鏡でハンダ濡れ面積を測定し、次
の基準でハンダ濡れ外観を評価した。
【0046】 ◎:濡れ面積100% ○:濡れ面積100%未満95%以上で、一部にピット
あり。 △:濡れ面積95〜70%で、ピット多数あり。 ×:濡れ面積70%未満で、素地露出あり。 結果を表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】表1より、本発明のめっき浴から得られた
皮膜は、不純物である炭素の含有量が少ないため、ゼロ
クロスタイムが短く、ハンダ濡れ外観が極めて良好であ
り、優れたハンダ付け性を示した。一方、本発明の必須
成分である酸化防止剤およびモノヒドロキシナフタレン
化合物を含まない比較例1,2および4のめっき浴から
得られた皮膜、並びに非イオン性界面活性剤のみを添加
し、酸化防止剤およびモノヒドロキシナフタレン化合物
を含まない比較例3の硫酸浴から得られた皮膜は、不純
物である炭素含有量が多いため、ゼロクロスタイムが長
く、ハンダ濡れ外観が悪く、したがってハンダ付け性が
劣っていることが分かる。
【0049】
【発明の効果】本発明の錫−ビスマス合金電気めっき浴
から得られる皮膜は、1)緻密であり、したがってめっ
きムラやめっきヤケがなく、また2)不純物である炭素
含有量が少ないため、加熱処理後や長期保存後、さらに
はスチームエージング後でも優れたハンダ付け性を有し
ている。このため、有毒な鉛を含むハンダめっきに代替
することができ、人体に対する安全面およびコスト面か
ら産業上極めて有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アルカンスルホン酸第一錫塩およ
    びアルカノールスルホン酸第一錫塩から選ばれる少なく
    とも一種、(B)アルカンスルホン酸ビスマス塩および
    アルカノールスルホン酸ビスマス塩から選ばれる少なく
    とも一種、(C)アルカンスルホン酸およびアルカノー
    ルスルホン酸から選ばれる少なくとも一種、(D)非イオ
    ン性界面活性剤、(E)酸化防止剤、及び(F)モノヒドロキ
    シナフタレン化合物を含有してなる錫−ビスマス合金電
    気めっき浴。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のめっき浴に被めっき材
    を浸漬し、該被めっき材に錫−ビスマス合金電気めっき
    を施すことを特徴とするめっき方法。
JP18589899A 1999-06-30 1999-06-30 錫−ビスマス合金電気めっき浴およびめっき方法 Expired - Lifetime JP4077119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18589899A JP4077119B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 錫−ビスマス合金電気めっき浴およびめっき方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18589899A JP4077119B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 錫−ビスマス合金電気めっき浴およびめっき方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001011687A true JP2001011687A (ja) 2001-01-16
JP4077119B2 JP4077119B2 (ja) 2008-04-16

Family

ID=16178821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18589899A Expired - Lifetime JP4077119B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 錫−ビスマス合金電気めっき浴およびめっき方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4077119B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004002970A (ja) * 2002-03-05 2004-01-08 Shipley Co Llc スズ又はスズ合金電気メッキ浴液における酸化によるスズ損失の制限
JP2007051358A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Rohm & Haas Electronic Materials Llc 錫電気めっき液および錫電気めっき方法
JP2008536011A (ja) * 2005-04-12 2008-09-04 デーエル.−イーエヌゲー.マックス シュレッター ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー スズ−ビスマス合金層沈着(析出)のための電解質及び方法
JP2011058076A (ja) * 2009-09-12 2011-03-24 Senju Metal Ind Co Ltd 鉛フリーめっき用陽極材料
JP2012087393A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Rohm & Haas Denshi Zairyo Kk スズめっき液
EP2740820A1 (de) * 2012-12-04 2014-06-11 Dr.Ing. Max Schlötter GmbH & Co. KG Elektrolyt und Verfahren zur Abscheidung von lötbaren Schichten
WO2014208204A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 株式会社Jcu スズまたはスズ合金用電気メッキ液およびその用途
JP2020169360A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 奥野製薬工業株式会社 電気めっき用Bi−Sb合金めっき液

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004002970A (ja) * 2002-03-05 2004-01-08 Shipley Co Llc スズ又はスズ合金電気メッキ浴液における酸化によるスズ損失の制限
JP2009242948A (ja) * 2002-03-05 2009-10-22 Rohm & Haas Electronic Materials Llc スズ又はスズ合金電気メッキ浴液における酸化によるスズ損失の制限
JP2008536011A (ja) * 2005-04-12 2008-09-04 デーエル.−イーエヌゲー.マックス シュレッター ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー スズ−ビスマス合金層沈着(析出)のための電解質及び方法
JP2007051358A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Rohm & Haas Electronic Materials Llc 錫電気めっき液および錫電気めっき方法
KR101319863B1 (ko) 2005-08-19 2013-10-18 롬 앤드 하스 일렉트로닉 머트어리얼즈, 엘.엘.씨. 주석 전기도금액 및 주석 전기도금 방법
JP2011058076A (ja) * 2009-09-12 2011-03-24 Senju Metal Ind Co Ltd 鉛フリーめっき用陽極材料
JP2012087393A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Rohm & Haas Denshi Zairyo Kk スズめっき液
EP2740820A1 (de) * 2012-12-04 2014-06-11 Dr.Ing. Max Schlötter GmbH & Co. KG Elektrolyt und Verfahren zur Abscheidung von lötbaren Schichten
WO2014208204A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 株式会社Jcu スズまたはスズ合金用電気メッキ液およびその用途
JP2015007276A (ja) * 2013-06-26 2015-01-15 株式会社Jcu スズまたはスズ合金用電気メッキ液およびその用途
CN105308218A (zh) * 2013-06-26 2016-02-03 株式会社杰希优 锡或锡合金用电镀液及其用途
JP2020169360A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 奥野製薬工業株式会社 電気めっき用Bi−Sb合金めっき液

Also Published As

Publication number Publication date
JP4077119B2 (ja) 2008-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60226196T2 (de) Zinn-Plattieren
US6372117B1 (en) Bright tin-copper alloy electroplating solution
JP4162246B2 (ja) シアン化物非含有銀系メッキ浴、メッキ体及びメッキ方法
JP4249292B2 (ja) 錫及び錫合金メッキ浴
EP1754805B1 (en) Tin electroplating solution and tin electroplating method
JP2004339605A (ja) 改良されたスズめっき方法
DE10164671A1 (de) Derivate von Polymeren für die Metallbehandlung
US20060065538A1 (en) Alloy composition and plating method
JP2012229492A (ja) 高速錫めっき方法
JP4077119B2 (ja) 錫−ビスマス合金電気めっき浴およびめっき方法
JP3274766B2 (ja) 低融点錫合金めっき浴
JP2001172791A (ja) スズ−銅系合金メッキ浴、並びに当該メッキ浴によりスズ−銅系合金皮膜を形成した電子部品
JP3538499B2 (ja) 錫−銀合金電気めっき浴
JP2000226686A (ja) 鉛および鉛/錫合金の電気めっき用電気めっき溶液
JP3876383B2 (ja) 銅−錫合金めっき浴及び該めっき浴を用いた銅−錫合金めっき方法
JPH09302476A (ja) 無電解錫−銀合金めっき浴
JP2001040497A (ja) 錫−ビスマス合金めっき皮膜で被覆された電子部品
JPH1046385A (ja) 電気・電子回路部品
JP2000026994A (ja) 電気・電子回路部品
JP2667323B2 (ja) 酸化防止剤、めっき浴用助剤およびこれを用いためっき浴
JP3609565B2 (ja) 錫−亜鉛合金めっき浴
JP2001040498A (ja) 錫−銅合金めっき皮膜で被覆された電子部品
JP2001049486A (ja) スズ−銅合金メッキ浴
JP3872201B2 (ja) 錫−銀系合金酸性電気めっき浴
JPS63161186A (ja) リフロ−処理錫−鉛合金めつき材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4077119

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term