JP2001010261A - 案内情報表示用カード及び案内情報表示システム - Google Patents

案内情報表示用カード及び案内情報表示システム

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JP2001010261A
JP2001010261A JP18102799A JP18102799A JP2001010261A JP 2001010261 A JP2001010261 A JP 2001010261A JP 18102799 A JP18102799 A JP 18102799A JP 18102799 A JP18102799 A JP 18102799A JP 2001010261 A JP2001010261 A JP 2001010261A
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JP18102799A
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Takero Kudo
武朗 工藤
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Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が目的を達成するために移動したい場
所や位置に関する案内情報を、いつでも所持して確認で
きるようにした案内情報表示用カードと、それらの案内
情報をカード上に表示することができるようにした案内
情報表示システムを提供するものである。 【解決手段】 書き換え表示可能な可逆性表示部を有す
るカードであって、前記可逆性表示部に目的物の位置ま
たは目的場所に関する案内情報が書き換え可能に表示し
てなるカードと、前記可逆性表示部にデータベースから
検索された情報を書き換え可能に記録表示する表示手段
を有するカードリーダライタを備える案内情報表示シス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デパート等の大規
模な店舗や図書館などの広い施設などにおいて、利用者
が効率的に目的の場所や目的物の位置を知ることができ
る案内情報が表示された案内情報表示用カードと案内情
報表示システムに関する。特に、これらの案内情報が書
き換え可能に文字情報または図画等のイメージ情報とし
て表示することができる案内情報表示用カードと案内情
報表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デパート等の大規模な店舗や図書
館などの広い施設などにおいて、目的の場所の位置がわ
からなかったり、また目的の物の置き場所などがわから
ない場合には、受け付けの案内係に尋ねたり、案内図を
見ることによりそれらの場所を確認することが一般的に
行われている。例えば、大規模な図書館や書店等で目的
の書籍を自分で見つける場合には、まず、案内図でその
書籍に関するジャンルの大まかな置き場所を見つけた
後、目的の場所に歩いて移動し、それらのジャンルの書
籍が置かれている多数の書籍の中から目的の書名の書籍
を見つけなければならず、特に大きなフロアーの場合に
は捜し出すまでに手間と時間がかかる。
【0003】しかも、一般的に案内図は所定の場所に掲
示してあり、利用者は案内図を見た後、その現在位置か
ら目的物の書籍が置かれている場所まで移動順路を記憶
しなければならず、移動の途中で移動順路を忘れたり、
またわからなくなることもあり、再度、案内図で確認す
るなどの不便がある。
【0004】また、図書館や書店以外でも大規模な施設
においては上記したのと同様の不便が生じることが多
い。特に利用者が初めてそこを訪れる場合には、目的を
達成するためできるだけ早く目的の場所へ行きたくても
案内情報がなかったり、また掲示された案内図だけでは
詳細な事項の情報が足りずに手間取ったりすることがあ
る。
【0005】例えば、デパートの食料品売り場で販売さ
れているいろいろなお弁当を見て回り、その中から一番
食べたいと思うお弁当を買いたい場合には、まず食料品
売り場の中からお弁当を販売しているお店とそのお店の
位置を知る必要がある。しかしながら、一般的な案内図
には、各お店の名称が表示されていたり、実際には商品
の一部としてお弁当も販売している場合でも、案内図に
はその店のメインの食品名だけを表示していることも多
く、利用者が入手したい正確な情報を知ることは難しい
のが実情である。
【0006】いずれにしても、利用者にとって、利用に
際し知りたい詳細な情報を入手する手段がないことが多
く、したがって目的を達成するための場所にたどり着く
までに無駄な時間がかかったり、調べるために余計な手
間をかけなければならないという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するために、利用者が目的を達成するために移動
したい場所や位置に関する案内情報を、いつでも所持し
て確認することができるようにした案内情報表示用カー
ドと、それらの案内情報をカード上に書き換え可能に表
示することができる案内情報表示システムを提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、書き換え表示可能な可逆性表
示部を有するカードであって、前記可逆性表示部に目的
物の位置または目的場所に関する案内情報が書き換え可
能に表示してなることを特徴とする案内情報表示用カー
ドである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の案内情
報表示用カードにおいて、前記案内情報が、図画により
表示されたイメージ情報であることを特徴とする案内情
報表示用カードである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の案内情報表示用カードにおいて、前記可逆性表示部
が、マイクロカプセル中に磁場に感応する磁性粉を含有
して形成した磁性表示部、温度に依存して可逆的に変化
する可逆性感熱表示部、ロイコ系可逆性感熱表示部、ま
たは液晶/高分子複合膜層を用いた可逆性表示部のいず
れかであることを特徴とする案内情報表示用カードであ
る。
【0011】請求項4の発明は、書き換え表示可能な可
逆性表示部を有するカードの可逆性表示部に、案内場所
情報を目視可能に表示する案内情報表示システムであっ
て、調べたい物の位置または目的場所に関する調査情報
を入力する入力手段と、複数の案内場所情報が蓄積され
たデータベースと、前記入力手段からの入力情報に基づ
いて、前記データベースに蓄積された案内場所情報から
該当する案内場所情報を検索する検索手段と、前記検索
手段で検索された案内場所情報を前記カードの可逆性表
示部に記録表示する表示手段を有するカードリーダライ
タと、を備えることを特徴とする案内情報表示システム
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の案内情報表
示用カードの実施形態の平面図、図2は、図1の案内情
報表示用カードを図書貸出しカードとして使用した場合
の可逆性表示部を貸し出し情報に書き換えて表示した状
態の実施形態の平面図、図3は、本発明の案内情報表示
用カードの裏面側の実施形態の平面図、図4は、可逆性
表示部に可逆性感熱表示部を用いた場合の図1のA−A
断面図、図5は、可逆性表示部に磁性表示部を用いた場
合の図1のA−A断面図、図6は、磁性表示部の層構成
を示す断面図、図7は、磁性表示部の表面に垂直磁場を
かけた時のカプセル内の磁性粉の挙動を示す断面図、図
8は、磁性表示部の表面に水平磁場をかけた時のカプセ
ル内の磁性粉の挙動を示す断面図、図9は、本発明の案
内情報表示システムの具体的な装置構成の一部を示す
図、図10は、本発明の案内情報表示システムの構成を
示す図、図11,図12,図13は、本発明の案内情報
表示システムの一実施例におけるプロセスを説明するフ
ローチャートである。
【0013】本発明に使用するカードには、可逆性表示
部が設けられている。この可逆性表示部は、その表示記
録構成として種々のものがあり、それらの中から以下に
第1実施形態として、温度に依存して可逆的に変化する
可逆性感熱表示部を有するカードの構成を説明し、第2
実施形態として、ロイコ系可逆性感熱表示部を有するカ
ードの構成を説明し、第3実施形態として、マイクロカ
プセル中に磁場に感応する磁性粉を含有して形成した磁
性表示部を有するカードの構成を説明し、第4実施形態
として、液晶/高分子複合膜を用いた可逆性表示部の構
成を説明する。
【0014】(第1実施形態)本発明の案内情報表示用
カードの第1実施形態を以下に説明する。案内情報表示
用カード1のカード基材2は、図4に示すように、2枚
のセンターコアシート3a,3bを積層し、その上下に
透明のオーバーシート4a,4bを積層して構成してあ
る。オーバーシート4bには、その表面に磁気ストライ
プからなる磁気記録部6を貼付して形成してある。
【0015】一方センターコアシート3a,3bは乳白
色の塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体樹脂であり、
センターコアシート3a,3bの表面には、例えばカー
ドの発行者名やカードの名称そして種々の絵柄やマー
ク,デザイン等の印刷表示5がオフセット印刷、シルク
スクリーン印刷等で形成されている。またセンターコア
シート3a,3bは、必要とする厚さが得られれば1枚
ないし3枚以上でもよく特に2枚に限定する必要はな
く、またカード基材2を、1枚のシートでも多層のシー
トにより構成してもよい。
【0016】オーバーシート4a,4bおよびセンター
コアシート3a,3bの材料となる樹脂としては、特に
制限はないが、具体的にはポリ塩化ビニル樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ブタ
ジエン樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド系樹
脂、セルロース系樹脂、ポリエステル、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリビニールア
ルコール、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹
脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂またはこ
れらの混合物などの合成樹脂を挙げることができる。
【0017】また、カード基材2のオーバーシート4a
の表面の一部に凹部7を形成し、その凹部7内に可逆性
表示部8である可逆性感熱表示部8aが設けてある。可
逆性感熱表示部8aは、カード基材2のオーバーシート
4aの表面の凹部7に貼付して設けてある。可逆性感熱
表示部8aは、下部から接着層9、支持体(PET)1
0、感熱記録層11、保護層12とが順次積層されてい
る。本発明で使用する可逆性感熱表示部8aは、例え
ば、特開昭54−119377号公報、同55−154
198号公報、同61−258853号公報、同58−
7683号公報、同57−109695号公報、同57
−82086乃至82088号公報等において知られた
材料であり、これらの材料は熱により透明状態と白濁状
態とが可逆的に変化し、且つ常温で上記2形態が保持で
きるポリマー組成物である。
【0018】例えば、これらの材料は常温により高い温
度T1 以上に加熱後冷却すると白濁し、且つ常温により
高く且つT1 よりより低い温度T2 に加熱後冷却すると
透明となる。したがって、これらのポリマー組成物から
感熱記録層を形成し、この層をT1より低く且つ常温よ
り高い温度T2 に加熱後冷却する全体が透明なフィルム
となり、この透明フィルムにサーマルヘッド等によりT
1 以上の温度で印字すると白濁による白色文字が形成さ
れる。そして、文字形成後に全面を再度T2 の温度に加
熱するとこれらの文字は消去され、再度T1 の温度で印
字可能となる。また、逆に全体をT1 の温度白濁させ、
2 の温度で抜き文字状に印字することもできる。
【0019】以上の如き物性を有するポリマー組成物は
いずれも本発明で使用可能であるが、好ましい具体例と
しては、例えばポリ塩化ビニル、塩化ビニル系共重合
体、塩化ビニリデン系共重合体、ポリエステル等の熱可
塑性樹脂をマトリックス材とし、このマトリックス材中
に炭素数10乃至30の飽和或いは不飽和脂肪酸、それ
らのエステル、マミドまたはアンモニウム塩等の有機低
分子物質との使用比率は、重量比で3:1乃至16:
1、好ましくは6:1乃至12:1の範囲である。
【0020】感熱記録層11の耐久性を向上させるため
にその表面に透明な保護層12を形成するが、この保護
層12は、上記したオーバーシート4a,4bと同様の
樹脂を用いるように形成してもよい。以上の如くカード
基材に形成する保護層12、感熱記録層11、支持体
(PET)10、接着層9は、そのカードの使用目的に
適合するようにそれぞれカード基材2の両面、片面の全
部または一部に設ければよい。
【0021】(第2実施形態)次に第2実施形態の案内
情報表示用カード1について説明する。第2実施形態の
案内情報表示用カード1は、可逆性表示部8にロイコ系
可逆性感熱表示部を形成するものである。第2実施形態
の案内情報表示用カード1は、第1実施形態のカードと
同様のカード基材構成及び印刷表示、磁気記録部を有す
るものである。したがって、カード基材構成等の説明は
省略し、ロイコ系可逆性感熱表示部について以下に説明
する。
【0022】ロイコ系可逆性感熱表示部は、図4の可逆
性感熱表示部8aの感熱記録層11をロイコ染料と、こ
のロイコ染料を加熱することにより発色させる酸性基及
びロイコ染料を加熱することにより消色させる塩酸性基
とを有する化合物、またはロイコ染料を加熱することに
より発色させる酸性基を有する化合物およびロイコ染料
を加熱することにより消色させる塩酸性基とを有する化
合物と、水または有機溶剤に溶解する高分子材料等から
なるバインダーとから構成したものである。
【0023】ロイコ染料としては、3−インドリノ−p
−ジメチルアミノフェニル−6−ジメチルアミノフタリ
ド、クリスタルバイオレットラクトン、3−ジエチルア
ミノ−7−クロロフルオラン、2−(2−フルオロフェ
ニルアミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノフルオラン、
2−(2−フルオロフェニルアミノ)−6−ジエチルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−シクロヘキ
シルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチ
ル−7−t−ブチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−メチル−7−p−ブチルアニリノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−p
−トルイジノ)−フルオラン、3−ピロリジノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−7−
シクロヘキシルアミノフルオラン、メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−N−メチルシクロヘキシルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオランなどが使用でき
る。
【0024】ロイコ染料を加熱することにより発色させ
る酸性基としては、フェノール性水酸基、またはカルボ
キシル基などが使用できる。また、ロイコ染料を加熱す
ることにより消色させる塩酸性基としては、アミノ基な
どが使用できる。
【0025】これらの酸性基及び塩酸性基を有する両性
化合物としては、2−アミノフェノール、3−アミノフ
ェノール、4−アミノフェノール等のアミノフェノー
ル;2−アミノ安息香酸、3−アミノ安息香酸、4−ア
ミノ安息香酸等のアミノ安息香酸;2−ヒドロキシ−3
−アミノ安息香酸、2−アミノ−3−ヒドロキシ安息香
酸、2−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、2−アミノ
−4−アミノ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−アミノ安
息香酸、3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒ
ドロキシ−5−アミノ安息香酸等のヒドロキシアミノ安
息香酸等が使用できる。
【0026】また、酸性基を有する化合物としては、2
−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸等のヒ
ドロキシ安息香酸;4−ヒドロキシサリチル酸、5−ヒ
ドロキシサリチル酸等のヒドロキシサリチル酸等が使用
できる。また、塩酸性基を有する化合物としては、トク
チルアミン、ノニルアミン、ベンジルアミン、2−フェ
ニルエチルアミン、6−フェニルヘキシルアミン等が使
用できる。
【0027】バインダーとしては、メチルアルコール、
ポリビニルアルコール、エチルセルロース、酢酸セルロ
ース、ニトロセルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビル
ニル等が使用できる。
【0028】ロイコ系可逆性感熱表示部における上記の
各成分の含有量としては、両性化合物1重量部に対し
て、ロイコ染料0.1〜1重量部、バインダー2重量部
以下を混合する。そして、例えば、水もしくは有機溶剤
に上記両性化合物、ロイコ染料、バインダーを溶解また
は分散して、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷
などの方法で支持体上に印刷する。
【0029】ロイコ系可逆性感熱表示部における画像表
示及び画像消去の原理は、次の通りである。ロイコ系可
逆性感熱表示部に対して、サーマルヘッドにより比較的
低温加熱することで、その熱エネルギーによって、フェ
ノール性化合物は無色のロイコ染料のラクトン環を開環
させ、無色から有色に色変化させ各種の情報を目視可能
に表示させる。また、セラミックバーにより高温加熱す
ることにより、その熱エネルギーによって、ラクトン環
を閉環させて無色の化合物に戻すことができる。つま
り、熱の作用によって酸の性質を示したり、塩基の性質
を示すためにロイコ染料に対して、顕色剤となったり減
色剤となったりするものである。
【0030】(第3実施形態)次に第3実施形態の案内
情報表示用カードlについて説明する。第3実施形態の
案内情報表示用カード1は、可逆性表示部8に磁性表示
部8cを形成するものである。第3実施形態の案内情報
表示用カード1は、第1実施形態のカードと同様のカー
ド基材構成及び印刷表示、磁気記録部を有するものであ
る。したがって、カード基材構成等の説明は省略し、磁
性表示部8cについて以下に説明する。
【0031】可逆性表示部8である磁性表示部8cの積
層構成は、図5に示されるように、オーバーシート4a
に形成した凹部13に、基板15と該基板15の上部に
設けられた記録層16と、該記録層16の上部にアンカ
ー層17を介して設けられた保護層18とから構成され
ている。
【0032】基板15は、各種プラスチック、紙、金属
等のシート状のものであれば材質に特に制限はないが、
基板15そのものが黒く着色されているか、基板15の
表面が黒く着色されたものが表示のコントラストを明確
にする上で特に好ましい。着色の手段としては、例え
ば、硫酸バリウム、マイクロシリカ、カーボンブラック
等の顔料を各種プラスチック原料に混練した後、シート
状に成形すればよい。このような基板の厚さは、通常5
0〜200μm程度とされる。また、基板15は必ずし
も設ける必要はなく、カード基材2のオーバーシート4
aの凹部13に直接記録層16を形成してもよいもので
ある。また、必要に応じて、凹部13をオーバーシート
4a及びセンターコアシート3aに設けるようにしても
よい。
【0033】このような基板15の上に設けられる記録
層16は、複数のマイクロカプセル19とバインダー2
0を備える。マイクロカプセル19の中には液体20b
としてのビヒクルおよび磁性粉20aが含有されてお
り、磁性粉20aはビヒクルの中に浮遊した状態になっ
ている。
【0034】ビヒクルとしては、極性液体と、疎水性液
体と、熱可塑性樹脂とを含有させることか好ましい。極
性液体としては、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アミノ
基等の極性基を有するアルコール類、ケトン類、エステ
ル類、カルボン酸類、アミノ化合物が挙げられる。より
具体的には、芳香族酸エステル、脂肪酸エステル、アル
コールエステル、オキシ酸エステル等のエステル類が一
般的であって、フタル酸ジブチル、燐酸オクチジフェニ
ル、セパシン酸ジオクチル、トリアセトン、ヒマシ油等
が好適例として挙げられる。
【0035】疎水性液体としては、低揮発性の脂肪族、
芳香族炭化水素およびこれらの混合物であって、感圧複
写紙用マイクロカプセルに常用されるものが好適であ
る。熱可塑性樹脂としては、前記極性液体および疎水性
液体の混合液に安定に溶解し得るものであればいずれも
使用可能である。なかでも溶解時の透明性が良く、電界
や磁界、光、熱、及び温度等によってゲル化することの
ないものであって、マイクロカプセル壁形成反応に対し
て、悪影響のないものが選択される。好適例として、ポ
リビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、脂環族飽和炭化
水素樹脂、ポリメタクリル酸エステル、アセチルセルロ
ース、エチルセルロース等が挙げられる。
【0036】このような成分を含有するビヒクルの常温
における粘度は、20〜5000cp程度とされる。粘
度は主に熱可塑性樹脂の含有量によって変動し、前記熱
可塑性樹脂は、2〜50wt%程度含有される。また、
極性流体の含有率は、熱可塑性樹脂との相容性や磁性粉
の安定性等を考慮して適宜、設定される。また、常温で
固相のワックスを液体の代わりに使って加熱書き込みし
てもよい。
【0037】磁性粉20aとしては、鉄、ニッケル、鉄
−ニッケルや、鉄−ニッケル−クロム等のステンレスス
チール、アルミニウム−コバルト合金、サマリウム−コ
バルト合金等が用いられる。磁性粉の形状としては、い
わゆるフレーク形状のものが好ましく、厚さはできるだ
け薄く、厚さと粒径の比が大きいものが好ましい。粒径
は、3〜15μm程度とされる。粒径が大きくなると、
カプセル内にうまく収納されず、また、外部磁気への影
響が遅くなる。一方、粒径が小さくなると、磁化させた
時、水平方向と垂直方向での光反射率の差が小さくなり
記録時のコントラストが悪くなる。
【0038】このような磁性粉20aの保持力は、用い
られる媒体の用途によって適宜選定すればよい。さらに
磁性粉20aにビヒクル20bへの分散性を向上させる
と共に、磁性粉同士の凝集を防止するという観点から、
磁性粉の表面を予め公知の種々の有機材料で被覆しても
よい。また、磁性粉の反射率を挙げるためにアルミニウ
ムや銀などを磁性粉表面に蒸着してもよい。
【0039】さらに、マイクロカプセル19内には、コ
ントラストを向上させるために染料または顔料を含有さ
せることが好ましい。このようなマイクロカプセルは、
例えば米国特許第2800458号、英国特許第114
2556号、米国特許第4001140号等に開示され
ている種々の方法で製造される。マイクロカプセルの粒
径は、体積平均径で10〜100μmが好適である。こ
の値があまり小さくなると、カプセル内に収納される磁
性粉の総量が少なくなるために、記録時のコントラスト
が十分でない。逆にこの値が大きくなりすぎると、記録
層表面に凹凸が生じ、記録画像が不均一になってしま
う。
【0040】このようなマイクロカプセル19を塗設す
るのに用いられるバインダーとしては、マイクロカプセ
ル壁を損傷せず、かつ基板15表面によく接着するもの
であれば特に制限はない。より好適な具体例としては、
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等
が挙げられる。このようなマイクロカプセルを含有する
記録層16の厚さは、通常、50〜200μmとされ
る。このような記録層16の上にはアンカー層17を介
して保護層18が設けられる。
【0041】上述したように形成される磁性表示部8c
の下層には、磁性体層(図示せず)を埋設することが好
ましい。この磁性体層としては、例えば鉄、ニッケル、
クロム等のステンレススチーム、アルミニウム、コバル
ト合金、サマリウム・コバルト合金等の材質からなる。
その大きさは前記磁性表示部と同程度であり、その厚さ
は50〜200μm程度である。
【0042】磁性表示部8cにおける情報表示の仕組み
は、図7に示すように垂直磁場φVをかけると、マイク
ロカプセル19の磁性粉20aは垂直方向に整列され、
この結果、外部からの入射光Liは、媒体表面に整列さ
れ、基板15表面に達してここで吸収され反射光Loは
小さくなる。この状態では、反射光が少ないため、黒く
目視される。
【0043】一方、図8に示すように垂平磁場φPをか
けると、マイクロカプセル14の磁性粉15aは水平配
向され、外部からの入射光Liは、磁性粉20aで反射
されて、反射光Loとなり、この状態では磁性粉20a
からの色が目視される。したがって、図7の状態を消去
状態とすれば外部からは明るい金属色が目視できる。一
方、図8の状態に対して垂直磁場φVを加えることによ
り、その部分の磁性粉20aだけが部分的に垂直状態と
なることで、この部分が例えば黒色に目視され、情報と
して外部から容易に判読できるものである。
【0044】(第4実施形態)次に第4実施形態の案内
情報表示用カード1について説明する。第4実施形態の
案内情報表示用カードは、可逆性表示部8に液晶/高分
子複合膜を用いた可逆性表示部を設けるものである。第
4実施形態の案内情報表示用カードは、第1実施形態の
カードと同様のカード基材構成及び印刷表示、磁気記録
部を有するものである。したがって、カード基材構成等
の説明は省略し、液晶/高分子複合膜を用いた可逆性表
示部について以下に説明する。
【0045】液晶/高分子複合膜を用いる場合の可逆性
表示部は、カード基材上に電極となる導伝層と液晶/高
分子複合膜が積層され、更に好ましくはその上に保護層
を設ける。そして、上記液晶/高分子複合膜には、マト
リックス樹脂中に液晶の粒子が独立して分散している。
また、上記液晶/高分子複合膜としては、連続多孔質構
造を有するポリマー薄膜の空隙(多孔質部分:通常セル
と称される)中に液晶を充填したものを使用することが
好ましい。
【0046】高分子マトリックスとして使用する連続多
孔質構造を有するポリマー薄膜は、ポリマー薄膜中に存
在する無数の微細気孔が連通したものであり、適当な空
隙率と適当なサイズの空隙を有する連続多孔質構造を有
するポリマー薄膜であれば、ポリマーの種類は特に制限
されない。連続多孔質構造を有するポリマー薄膜として
は、例えば、ポリテトラフルオロエチレンを延伸加工し
たもの、微細な孔を多数有するフィラーを添加したも
の、ポリマー薄膜に穿孔加工したもの等を使用できる。
【0047】上記の連続多孔質構造を有するポリマー薄
膜の空隙中に充填する液晶としては、従来公知のいずれ
の液晶でも使用可能であるが、特にメモリー性に優れた
スメクチック液晶を使用することが好ましい。このよう
なスメクチック液晶としては、例えばジャパンエナジー
社から入手できる各種のスメクチック液晶が使用され
る。
【0048】そして、液晶組成物粒子が連続多孔質構造
を有するポリマー薄膜中の空隙に充填された液晶/高分
子複合膜を、少なくとも一方が透明である一対の導電性
基板間に形成して可逆性表示媒体を作製し、カード基材
の一部に設け可逆性表示部とする。
【0049】上記の液晶/高分子複合膜を用いた可逆性
表示部への情報の記録及び消去について説明する。情報
の消去は、液晶/高分子複合膜層を必要に応じて加熱し
た後、電界を印加し、液晶分子を電界方向に配向させる
ことによって行う。電界を印加する方法としては、コロ
ナ帯電法が特に有効である。また、情報の記録は、液晶
/高分子複合膜層に必要な熱を加え、熱が加えられた部
分の液晶分子の配向を乱すことによって行う。熱を加え
る方法としては、サーマルヘッドを用いる方法が好まし
い。なお、記録を電界で、消去を熱で行ってもよい。
【0050】以上説明したように、本発明には可逆性表
示部8として、種々の方式の可逆性表示部を設けたカー
ドを使用することができるが、上記の方式に限定される
ものではなく、その他の様々な方式の可逆性表示部を設
けたカードに適応することができるものである。
【0051】本発明の案内情報表示用カード1は、上記
した第1〜4実施形態に示したような書き換え表示可能
な可逆性表示部8を用いて、その可逆性表示部8に、図
1に示すような案内情報を目視可能に書き換え可能に表
示したカードである。可逆性表示部8には、例えば、目
的場所や目的物に関する名称、それらの場所や位置の文
字情報、そして目的場所や目的物の位置に関する図画等
によるイメージ情報表示が目視可能に表示されている。
図1には、利用者の現在の位置23aと、目的物が置か
れている場所の位置23bと、現在位置からその目的物
までの矢印等による進路表示23cが表示されている。
また、この可逆性表示部8は、それぞれの表示部に対応
する書き換え手段を備えたカードリーダライター32に
より表示内容を書き換えることができる。
【0052】本発明の案内情報表示システムは、図9,
図10に示すように、主制御装置24は画像処理ソフト
を含むパーソナルコンピュータ31に持たせることがで
き、データベース25に蓄積された種々の情報、例えば
案内場所情報等から該当する案内場所情報を検索する検
索手段30を有しており、会員データベース25a、図
書管理データベース25b、複数の案内場所情報が蓄積
されたイメージ情報データベース25c等のデータベー
ス25は、フロッピーディスク、ハードディスク等に蓄
積することができる。また、表示装置26はCRT,液
晶表示装置等のディスプレイで行うことができ、表示出
力消去手段27はカードの磁気情報読取り・書込み手段
28を有するカードリーダライタ32を用いて行うこと
ができる。入力手段29は、パーソナルコンピュータ3
1またはカードリーダライタ32のキーボードにより行
うことができる。情報を出力する際は、カードを挿入口
271より挿入して書込みを行う。
【0053】
【実施例】以下、本発明に関する具体的な実施例につい
て図面及びフローチャートに基づいて説明する。この実
施例では、案内情報表示用カード1を図書館において使
用する図書貸出カードとしても併用して用いる場合につ
いて具体的に説明する。
【0054】図書館の入り口付近には、図9に示すよう
なパーソナルコンピュータ31とカードリーダライタ3
2とをあらかじめ設置しておく。まず、利用者は、案内
情報表示用カード1をカードリーダライタ32の挿入口
に挿入する(S1)。そして、入力手段29から自分が
探している目的物である書籍名21を入力する(S
2)。入力手段29から入力された書籍名21の情報に
基づいて、図書管理用データベース25bからその書籍
の場所コードが検索され表示手段26に表示される(S
3)。
【0055】そして、表示手段26に表示された場所コ
ードを入力手段29から入力し、イメージ情報データベ
ース25cで該当する書籍が置いてある場所の配置図を
検索して、カードの可逆性表示部8にその配置図等に関
するイメージ情報表示23をカードリーダライタ32で
表示する(S4)。カードの可逆性表示部8には、図1
に示すように例えばその図書館における配置図、利用者
の現在位置23a、目的の書籍が置いてある書棚の位置
23b、現在位置からその書棚までの矢印等による進路
表示23c、などのイメージ情報表示23が表示されて
いる。
【0056】また、書棚におけるその書籍の具体的な置
き場所等については、文字情報22として図書管理用デ
ータベース25bから検索して可逆性表示部8に表示す
るようにしてもよい。可逆性表示部8に書籍の配置図等
に関するイメージ情報表示23が表示されたカードは、
その後カードリーダライタ32から排出され(S5)、
利用者は、そのイメージ情報表示23を見ながら目的の
書籍が置いてある場所へ迷うこと無く移動することがで
きる。
【0057】次に、利用者が探したかった目的の書籍を
見つけた後、その書籍を借りる場合の処理について、図
12のフローチャートに基づいて説明する。図書館の入
り口付近に設置してあるパーソナルコンピュータ31と
カードリーダライタ32の場所まで戻った後、カードリ
ーダライタ32にカード1を挿入する(S6)。カード
1の磁気ストライプからなる磁気記録部6は、図3に示
すように長手方向に対して読取専用データ記録部6aと
読み書き可能データ記録部6bの2つに分かれていて、
読取専用データ記録部6aには会員コード等の利用者固
有番号やその他固有情報が記録され、また読み書き可能
データ記録部6bには、貸し出し書籍などの貸し出し情
報等がカードリーダライタ32により書き換え可能に記
録できるようにしてあり、カードリーダライタ32にカ
ードを挿入することにより、まず読取専用データ記録部
6aに記録されている会員コードを読み取る(S7)。
尚、磁気記録部6の代わりにICチップを使用して、I
Cチップのメモリ内に読取専用データ記録部と読み書き
可能データ記録部を設けてもよい。また、読取専用デー
タ記録部をバーコードにより表示してもよい。
【0058】主制御手段24により会員コードをキーに
して、会員用データベース25aから会員情報を検索す
る(S8)。次に、入力手段29から借りたい書籍コー
ドを入力する(S9)と、主制御手段24により書籍コ
ードをキーにして、図書管理用データベース25bから
書籍情報を検索する(S10)。
【0059】次に、主制御手段24により会員用データ
ベース25aと図書管理用データベース25bにその書
籍の貸し出し情報を登録する(S11)。そして、カー
ドの磁気記録部6の読み書き可能データ記録部6bに、
カードリーダライタ32によりその書籍の貸し出し情報
を記録すると共に、可逆性表示部8に表示されていた書
籍の配置図等に関するイメージ情報表示23を一旦消去
して、図2に示すような例えば貸出日31a、返却日3
1b、貸し出し書籍名31c、書籍コード31d、など
の書籍の貸し出し情報31を表示する(S12)。続い
て、カードリーダライタ32からカードを排出する(S
13)。
【0060】以上のプロセスにより、案内情報表示用カ
ード1の可逆性表示部8の表示を書き換えて貸し出し情
報を有する図書貸出カードとしても使用することができ
る。また、案内情報表示用カード1の可逆性表示部8
は、何度でも書き換え可能であるので、複数の書籍を探
したい場合にも、それらの書籍の検索情報を入力するこ
とで繰り返し案内情報を表示することが可能である。
【0061】また、貸し出した書籍を返却する場合に
は、図13のフローチャートに示すように、カードリー
ダライタ32にカード1を挿入し(S14)、読取専用
データ記録部6aに記録されている会員コードと、読み
書き可能データ記録部6bに記録された書籍コードを読
み取る(S15)。主制御手段24により会員コードを
キーにして、会員用データベース25aから会員情報を
検索し表示手段に表示する(S16)。
【0062】次に、入力手段29から返却情報を入力す
る(S17)と、主制御手段24により返却情報により
会員用データベース25aと図書管理用データベース2
5bにその書籍の返却情報を登録する(S18)。そし
て、カードの読み書き可能データ記録部6bに、カード
リーダライタ32によりその書籍の返却情報を記録する
と共に、可逆性表示部8に表示されていた書籍の貸し出
し情報31を消去する(S19)。続いて、カードリー
ダライタ32からカードを排出する(S20)。
【0063】以上のようにして、図書館において借りた
い書籍を短時間に見つけ出すことができると共に、貸し
出しおよび返却の処理も効率的に行うことができる。ま
た、本発明の案内情報表示用カードは、上記実施例の他
にも種々の用途に利用することができる。例えば、デパ
ートやショッピングセンター等における売り場探しや商
店街のお店探しなど、探したい目的物の位置や場所そし
てそこまでの案内情報をカード上に表示することができ
る。
【0064】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
案内情報表示用カードは、利用者が目的を達成するため
に探したい物の場所や位置に関する案内情報を、カード
上に表示していつでも所持して確認できるので、確実に
探したい物を探すことができ、途中で忘れても何度でも
確認することができ便利である。また、本発明の案内情
報表示システムは、可逆性表示部を有するカードに対し
て、物の場所や位置に関する案内情報をイメージ情報と
して表示することができるので、利用者にとって効率的
に短時間にそれらの情報を入手することができる。ま
た、1枚のカードを用いて必要に応じて異なる情報を何
度でも繰り返してカード上に表示することができるの
で、種々の異なる用途に併用して用いることができ便利
である。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の案内情報表示用カードの実施形態の平
面図である。
【図2】図1の案内情報表示用カードを図書貸出しカー
ドとして使用した場合の可逆性表示部を貸し出し情報に
書き換えて表示した状態の実施形態の平面図である。
【図3】本発明の案内情報表示用カードの裏面側の実施
形態の平面図である。
【図4】可逆性表示部に可逆性感熱表示部を用いた場合
の図1のA−A断面図である。
【図5】可逆性表示部に磁性表示部を用いた場合の図1
のA−A断面図である。
【図6】磁性表示部の層構成を示す断面図である。
【図7】磁性表示部の表面に垂直磁場をかけた時のカプ
セル内の磁性粉の挙動を示す断面図である。
【図8】磁性表示部の表面に水平磁場をかけた時のカプ
セル内の磁性粉の挙動を示す断面図である。
【図9】本発明の案内情報表示システムの具体的な装置
構成の一部を示す図である。
【図10】本発明の案内情報表示システムの構成を示す
図である。
【図11】本発明の案内情報表示システムの一実施例に
おけるプロセスを説明するフローチャートである。
【図12】本発明の案内情報表示システムの一実施例に
おけるプロセスを説明するフローチャートである。
【図13】本発明の案内情報表示システムの一実施例に
おけるプロセスを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 案内情報表示用カード 2 カード基材 3a,3b センターコアシート 4a,4b オーバーシート 5 印刷表示 6 磁気記録部 6a 読取専用データ記録部 6b 読み書き可能データ記録部 7,13 凹部 8 可逆性表示部 8a 可逆性感熱表示部 9 接着層 10 支持体 11 感熱記録層 12 保護層 15 基板 16 記録層 17 アンカー層 18 保護層 19 マイクロカプセル 20 バインダー 20a 磁性粉 20b 液体 21 書籍名 22 文字情報 23 イメージ情報表示 23a 利用者の現在位置 23b 目的の書籍が置いてある書棚の位置 23c 進路表示 24 主制御装置 25 データベース 25a 会員データベース 25b 図書管理用データベース 25c イメージ情報データベース 26 表示手段 27 表示出力消去手段 28 磁気情報読み取り・書き込み手段 29 入力手段 30 検索手段 31 パーソナルコイピュータ 31a 貸出日 31b 返却日 31c 貸し出し書籍名 31d コード 32 カードリーダライタ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HB20 JA02 JA26 JB33 JC02 JC04 JC06 KA02 KA15 KA21 KA25 KA37 LA11 LA22 LA24 LB08 LB32 LB52 2C032 HD03 HD16 5B049 BB11 CC02 DD04 EE05 EE07 EE28 FF01 FF08 GG06 9A001 HH23 JJ72

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え表示可能な可逆性表示部を有す
    るカードであって、前記可逆性表示部に目的物の位置ま
    たは目的場所に関する案内情報が書き換え可能に表示し
    てなることを特徴とする案内情報表示用カード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の案内情報表示用カードに
    おいて、前記案内情報が、図画により表示されたイメー
    ジ情報であることを特徴とする案内情報表示用カード。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の案内情報表示
    用カードにおいて、前記可逆性表示部が、マイクロカプ
    セル中に磁場に感応する磁性粉を含有して形成した磁性
    表示部、温度に依存して可逆的に変化する可逆性感熱表
    示部、ロイコ系可逆性感熱表示部、または液晶/高分子
    複合膜層を用いた可逆性表示部のいずれかであることを
    特徴とする案内情報表示用カード。
  4. 【請求項4】 書き換え表示可能な可逆性表示部を有す
    るカードの可逆性表示部に、案内場所情報を目視可能に
    表示する案内情報表示システムであって、 調べたい場所に関する情報を入力する入力手段と、複数
    の案内場所情報が蓄積されたデータベースと、前記入力
    手段からの入力情報に基づいて、前記データベースに蓄
    積された案内場所情報から該当する案内場所情報を検索
    する検索手段と、前記検索手段で検索された案内場所情
    報を前記カードの可逆性表示部に記録表示する表示手段
    を有するカードリーダライタと、を備えることを特徴と
    する案内情報表示システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126173A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Ricoh Co Ltd 誘導管理方法、誘導管理プログラム及び情報表示媒体
JP2008052654A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Dainippon Printing Co Ltd 図書情報利用システム及び方法
JP2010055544A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Fujitsu Frontech Ltd カード挿入案内方法、及びカード処理装置

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