JP2001007969A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル不良及び光学系の不良を検出し、メン
テナンスの実施をメッセージすることを可能にした画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 画像を読み取るスキャナ1と、印字のた
めのプリントヘッド部14とを備える画像形成装置であ
って、テストパターンを記憶するテストパターンイメー
ジデータ記憶ROM7と、印字された前記テストパター
ンを前記スキャナ1で読み取り、そのイメージデータを
判断処理することにより前記プリントヘッド部14及び
スキャナ1の不良を診断する画像処理部12、を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、詳しくは、画像読み取り装置付き画像形成装置にお
けるプリントヘッドのノズル状態や画像読取り装置の光
学系の状態を診断することができる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりプリントヘッドノズルのチェッ
クを行うためにテストパターンを印字し、その印字サン
プルをユーザの目視によってノズル不良が発生している
かどうかを判断する方法がある。また、特開平9−24
0017号公報には、インクジェット記録装置のメンテ
ナンス方法として、サンプル印字画像媒体上にテスト噴
射を実施しそのサンプルを読み取る画像読取手段を介し
不良ノズルを特定する画像判断手段を用いる方法が開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ユーザの目視によって
ノズル不良が発生しているかどうかを判断する方法は、
個々のユーザによる主観の差があるため、ノズル目詰ま
りが発生しているにもかかわらず誤って良好と判断され
てしまう場合があり、判断にはルーぺ等の拡大鏡が必要
な場合もある。また、特開平9−240017号公報に
は、不良ノズルを特定する技術は開示されているが、光
学系については特別な診断機能が施されていない。原稿
読取装置であるスキャナ部において不良が発生している
場合は高画質な複写画像を得ることができない。スキャ
ナ等の光学系は普段カバーに覆われているため、光学系
のよごれは目視でも確認できない。また、不良ノズルを
特定するために専用の画像読取手段を用意する必要があ
った。本発明は、このような問題に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、ノズル不良及び光学系の不良を
検出し、メンテナンスの実施をメッセージすることを可
能にした画像形成装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、画像を読み取るスキャナと、印字するプリントヘッ
ドとを備える画像形成装置であって、前記プリントヘッ
ドがテストパターンを印字するように制御するヘッド制
御手段と、前記スキャナで読み取られたテストパターン
のイメージデータを判断処理することにより前記プリン
トヘッド及びスキャナの不良を診断する画像処理手段
と、を備えるものである。
【0005】また、電源スイッチ・オン、ユーザによる
印字スタート命令、又は、ユーザの希望によって、前記
ヘッド制御手段はテストパターン印字を開始すること
で、長期放置されていた間によるノズル不良や光学系の
汚れに対して装置が良好な状態でプリントを実行でき
る。また、通常とは違うユーザが所望する特別な事態の
時も画像劣化を防止することができる。
【0006】さらに、前記ヘッド制御手段は、複数回テ
ストパターンを印字するか、又は、前記スキャナは、複
数回テストパターンを読み取ることで、ノズル不良又は
光学系不良の判定結果の正解率を向上することができ
る。また、前記画像処理手段は、不良発生の原因場所が
前記プリントヘッドのノズル系か前記スキャナの光学系
かを判断することで、不良発生の原因場所に応じた対処
をすることができる。
【0007】また、前記画像処理手段がインクノズル不
良と判断した場合に該インクノズルのクリーニング動作
命令を表示する表示手段を備えることで、ユーザにクリ
ーニング動作命令を促すことができる。また、前記画像
処理手段は、ノズル不良が発生している場合にそのノズ
ル不良発生箇所を特定し、該不良発生箇所に対してノズ
ルクリーニングを実施するクリーニング手段を備えるこ
とで、必要最低限のクリーニング動作でノズルを清掃す
るので清掃に必要なインク量や、クリーニング動作の所
用時間を削減できる。
【0008】また、前記画像処理手段が前記スキャナの
光学系不良と判断した場合にユーザに対して該光学系の
メンテナンスを実施する命令を表示する表示手段を備え
ることで、ユーザに光学系のメンテナンス実施を促すこ
とができる。また、前記画像処理手段は、光学系不良が
発生している場合にその光学系不良位置を特定し、該不
良位置を表示する表示手段を備えることで、必要最低限
のクリーニング動作で光学系を清掃するので、クリーニ
ング動作の所用時間を削減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1
は、本発明の一実施の形態の画像形成装置のシステム全
体構成図である。1は画像読取装置(スキャナ)、2は
表色系変換処理系、3はCPU、4はプログラムRA
M、5は画像データ用RAM、6はプログラムROM、
7はテストパターンイメージデータROM、8はコンピ
ータ、9は操作パネル部、10は表示部、11は給紙・
排紙コントロール部、12は画像処理部、13はヘッド
制御部、14はプリントヘッド部、15はノズルクリー
ニング装置である。
【0010】画像読取装置であるスキャナ1は、コピー
したり取り込みたい原稿画像を原稿台の上にセットし、
その原稿を光源ランプを備えたキャリッジによって主走
査方向の1ラインを副走査方向にスキャンしながら原稿
からの反射光をラインセンサ(CCD)で読取るもので
ある。このCCDは読取った反射光の光量に応じてアナ
ログ電気信号を出力し、この信号はADコンバータを介
してデジタル信号に変換する。また、モノクロ用のスキ
ャナであれば1プレーン、カラー用スキャナであればR
GBの3プレーンの画像データが通常8ビット、高級機
種では10、12、あるいは24ビットの信号として出
力される。
【0011】表色系変換処理系2は、スキャナ1から送
られてくるRGBのイメージデータをCMYKのイメー
ジデータに表色系変換し、CPU3に送るための処理を
行う。CPU3は、プログラムRAM4、画像データ用
RAM5、プログラムROM6、テストパターンイメー
ジデータROM7、操作パネル9、表示部10、給紙・
排紙コントロール部11、画像処理部12に接続されて
おり、プログラムROM6に格納されたプログラムに従
い動作する。RAM4、5はCPU3の作業用の記憶領
域として用いられ、種々のシステム内の情報や画像デー
タの記憶にも使用される。
【0012】それぞれのROM6、7はCPU3の動作
プログラムやそれぞれのシステムモジュールを動作させ
るためのプログラム、テストパターン印字を行うための
イメージデータ等、電源が遮断されても保持しなければ
ならない内容を記憶している。操作パネル部9は、ユー
ザからの各種入力を受付け、CPU3にその情報を送
る。表示部10は、ユーザに対し各種システムの状態を
表示しメッセージする。給紙・排紙コントロール部11
は、CPU3からの情報に対し印刷媒体を給紙・搬送を
行う。
【0013】画像処理部12は、スキャナ1から送られ
て来たイメージデータを一時蓄積し、そのイメージデー
タが文字画像か写真画像か判別したり、その画像にフィ
ルタ処理を施したり、解像度変換、中間調処理などを行
う。また、本発明で用いられる自己診断テストパターン
の判断処理もここで行う。ヘッド制御部13は、画像処
理部12から送られてきたイメージデータをプリントヘ
ッド部14で処理できるように制御したり、キャリッジ
のコントロールを行う。プリントヘッド部14は、ヘッ
ド制御部13からの情報によってインクヘッドのノズル
から各色のインクを印刷媒体に吐出させ印字する。ノズ
ルヘッドクリーニング装置15はノズル不良が発生した
ときここでノズルの清掃を行う。
【0014】図2は、画像形成装置全体の概略図であ
り、画像読取装置であるスキャナ部16と印字を行うプ
リンタ部17からなる。スキャナ部16は原稿を置く原
稿台18と、それを押さえ光が漏れないようにする原稿
カバー19からなる。プリンタ部17は、印刷媒体をセ
ットしておく給紙部20と、印刷が終了した印刷媒体を
排出する排紙部21と、装置全体に対してユーザが指示
を行うための操作部22と表示部23とから構成されて
いる。
【0015】図3は、前記スキャナ部16の内部構成を
示しており、原稿台固定式のフラットヘッドタイプのミ
ラー移動式スキャナで、第1キャリッジ32と第2キャ
リッジ33からなる。原稿台18上にあるプラテンガラ
ス24は無色透明の板ガラスで、この上に原稿25をセ
ットする。画像読み取り方法は照明光源であるランプ2
6が点灯し、この光が原稿25に照射され、照らされた
光は原稿上に描かれた色に応じた波長の光を反射する。
この反射された波長の光は第1ミラー27、第2ミラー
28、第3ミラー29、結像レンズ30を介してCCD
からなるラインセンサ31に入射される。ラインセンサ
31に入射された光は光量に応じて電気信号に変換され
る。この時、カラー画像の読み取りの場合にはRGBの
各波長域毎に電気信号に変換される。
【0016】また、図4はキャリッジ一体式スキャナで
あって、ランプ26、第1ミラー27、第2ミラー2
8、第3ミラー29、結像レンズ30、ラインセンサ3
1が取り付けられたキャリッジ34が移動するようにな
っている。図3のミラー移動式スキャナの長所として、
キャリッジ32、33自体が軽量のため高速移動するこ
とが可能であり中高速のコピー機で用いられている。短
所は装置全体が大型になり、ミラー移動時の振動によっ
て画像にブレを発生させることもある。
【0017】一方、図4のキャリッジ一体式タイプは全
体としては小型化ができ、キャリッジ移動時の振動も画
像にさほど影響しない長所があるが、ランプから発生す
る熱の放熱の問題やキャリッジが大きくなることによっ
て高速では移動することが難しくなり、低速コピー機の
みで使用されている。本発明の画像形成装置のスキャナ
にはどちらも適用可能である。
【0018】図5は、前記プリンタ部17であるインク
ジェットプリンタのキャリッジ周辺部を示す概略図であ
る。インクジェットプリンタは、図6に示されるような
インクヘッド38とインクタンク39が一体になった各
色のカートリッジ40を乗せたキャリッジ32を有し、
このキャリッジ32は印刷媒体43とのギャップを一定
に保ってキャリッジシャフト33でガイドされる。この
キャリッジ32はキャリッジモータ34で駆動されるキ
ャリッジベルト35に固定具41で固定され、キャリッ
ジベルト35により矢印方向に走査される。搬送ローラ
36は印刷媒体43を搬送させ、ヘッドクリーニング部
37はヘッドノズル42のクリーニングを行う。
【0019】次に、印字工程の概略を説明する。用紙は
装置につながる給紙部20上に載置され、コンピュータ
等からの画像情報に基づく印字要求又は、プラテンガラ
ス24上に原稿25が置かれユーザによって操作部22
上のコピーボタンが押された場合は、用紙が給紙部20
から搬送され、印字部に到達する。印字部は上記のよう
にインクヘッド38を搭載するキャリッジ32とその走
査を円滑にするために配置されたキャリッジシャフト3
3によって構成され、画像情報に対応して必要なインク
ヘッド38よりインクが吐出され用紙上に記録される。
この時用紙は一旦停止し、キャリッジ32による1ライ
ン(1方向)の走査が終了した時点でインクヘッド38
が有する複数のインクノズル分に相当する用紙の搬送が
なされる。このように印字部において画像情報に対応し
上記処理が継続して実施されることによって用紙上にイ
ンクによる画像情報が書き込まれる。記録された用紙は
排紙部21に排出され印字物としてユーザに提供され
る。
【0020】図7にインクヘッド38の底面図を示す。
インクジェットプリンタのインクヘッド38は、シアン
インキ(C)、マゼンタインキ(M)、イエローインキ
(Y)、黒インキ(K)のヘッドを備え、それぞれにヘ
ッドノズル42が施されている。このヘッドノズル42
の1つのノズル径は数10μmで構成され、超微細加工
技術で作られている。
【0021】図8は、インクヘッド38の拡大図であ
る。このヘッドノズル42は画像形成上最も画質に影響
を及ぼし、ノズルの目詰まり等が発生するとたちまち画
質劣化を引き起こす。また、インクジェットプリンタの
重要な要素として、インクの技術がある。インクはハー
ドの信頼性を左右し最終アウトプットである印刷品質に
大きく寄与している。インクは着色剤である染料、イン
ク中の固形分析出やインクの乾燥を防止する湿潤剤、p
Hやインク物性を調整するための添加剤、そして浸透剤
といった多くの化学物質からなる。
【0022】図9は、画像形成装置のインクヘッドノズ
ルや光学系が正しく機能しているか診断するための自己
診断テストモードの動作を説明するフロー図である。自
己診断テストモードに入ると(ステップS1)、CPU
3はテストパターンイメージデータROM7に記憶して
あるテストパターンイメージデータをロードし、画像処
理部12へ送る。画像処理部12は送られたテストパタ
ーンイメージデータをヘッド制御部13へ送り、ヘッド
制御部13へ送られてきたイメージデータはプリントヘ
ッド部14に送られ自己診断テストパターンが印字され
る(ステップS2)。
【0023】図10に、このテストパターンの印字サン
プルを示す。図示の印字パターンは、C,M,Y,Kの
4色カラーインクの例である。この自己診断テスト印字
パターン出力サンプルをスキャナ1で読み取る(ステッ
プS3)。スキャナ1で読み取られたテスト印字パター
ンのイメージデータは、表色系変換処理系2でシアン、
マゼンタ、イエロー、ブラックのデータに変換され、C
PU3を介して画像処理部12に入力される。ここで、
ある一定の閾値とイメージデータ値が比較され(ステッ
プS4)、閾値より大きい時は画質不良無しと判断さ
れ、全ての画素について不良が無かった場合は自己診断
テストモードを終了する(ステップS12)。ステップ
S4において、1画素でも閾値との比較結果に小の画素
がある場合は、画質不良が有ると判断してステップS5
に進み、ノズル不良か光学系不良かを判断する。
【0024】ノズル不良有りの場合は(ステップS
6)、表示部10に警告メッセージを表示し(ステップ
S7)、インクヘッド38のクリーニング処理を行い
(ステップS8)、ノズル不良はなくなったとみてステ
ップS12(ノズル/光学系不良箇所無し)に進む。光
学系不良有りの場合は(ステップS9)、表示部10に
警告メッセージを表示し(ステップS10)、光学系ク
リーニング処理を行い(ステップS11)、光学系不良
はなくなったとみてステップS12(ノズル/光学系不
良箇所無し)に進む。
【0025】図11は、上記自己診断テストモードに入
る条件を一覧化したもので、電源オン時52、印刷スタ
ート時53、ユーザの希望54の条件で自己診断テスト
モード55に入る。以下、各条件について説明する。図
12において、装置の操作部22の電源スイッチ56が
オンした時に予めプログラムROM6に記憶しているプ
ログラムによって自己診断テストモードに入るように設
定されている(図11の条件52)。これにより長期放
置されていた間によるノズル不良や光学系の汚れに対し
て装置が良好な状態でプリントを実行でき、常に安定し
た高画質なプリントサンプルを得ることが可能になる。
【0026】操作部22のプリントスタートボタン、す
なわち、黒スタートボタン62、カラースタートボタン
63、又はコンピュータからのプリント指示命令が出さ
れた時、そのプリントを実行する前に自己診断テストモ
ードに入るように設定されている(図11の条件5
3)。これにより放置によるノズル不良や光学系の不良
に対して装置が良好な状態でプリントを実行でき常に安
定した高画質なプリントサンプルを得ることが可能にな
る。
【0027】操作部22に設けられた自己診断テストモ
ード選択ボタン58を介してユーザの所望する時に自己
診断テストモードに入るように設定されている(図11
の条件54)。これにより通常とは違うユーザが所望す
る特別な事態の時も画像劣化を防止し、常に安定した高
画質なプリントサンプルを得ることが可能になる。ま
た、操作部22上に有るクリーニングモードボタン57
を押すことによってインクヘッドのクリーニングを選択
することができる。
【0028】図11に示した自己診断テストモード条件
によってテストモードが設定されると、プログラムRO
M6に記憶されているプログラムの指示に従ってCPU
3は自己診断テストパターンをロードし、画像処理部1
2からヘッド制御部13、プリントヘッド部14へと転
送することでテストパターンを印字実行させる。このテ
ストパターンはシアン用ヘッド、マゼンタ用ヘッド、イ
エロー用ヘッド、ブラック用ヘッドのインクノズル1番
目から単色で1画素ずつ順番にインクが吐出するような
画像パターンになっている。前記図10はこのテストパ
ターンのプリントアウトサンプル例である。この印字サ
ンプルを読み取ることによって何処の位置のノズルが目
詰まりしているか、または、光学系の不良や不良位置を
容易に検出することが可能になる。
【0029】しかし、上記の自己診断テストパターンの
プリント出力結果が装置の現状状態を忠実に再現してい
るとは限らない。そこで、図13に示すように、上記テ
ストパターンの印字回数(枚数)を1回実行ステップS
65と複数回実行ステップS67の場合とに分ける。図
14にテストパターン印字回数に対するノズル不良光学
系汚れ判定結果正解率のグラフを示す。上記テストパタ
ーンの印刷実行回数が1回の場合と複数回の場合では、
複数回の方がノズル不良判定結果正解率は良くなってい
ることが分かる。従来技術においてはテスト印字パター
ンをユーザによる目視判断によってノズル目詰まり箇所
の検出を行っていたが、本発明ではスキャナ1を使用す
ることによって前記テスト印字パターンを読み取り、そ
の結果からノズルの不良や光学系汚れ不良箇所を検出す
る。このスキャナ内部の構成については図3及び図4に
示した通りである。
【0030】スキャナ1から出力される画像データ信号
はRGBの3成分で構成され、各イメージデータは主走
査方向1列に並べられたラインセンサ31(図3、図4
参照)の個々のばらつきや照明光源ランプ26の発光分
布特性を補正するためにシェーディング処理を施す必要
がある。次にシェーディング処理後の画像データは画像
処理系に転送され、表色系変換処理系2によってRGB
の信号からシアン/マゼンタ/イエロー/ブラックの信
号に変換される。この時の解像度は300dpiのスキ
ャナを用いた時、1画素のドット径は約80〜85μm
で、600dpiの時は40〜45μmで構成されてい
る。ここで、テストパターン印字を行ったノズルの解像
度が300dpiでスキャナ側の解像度と同じ場合は問
題ないが、違う場合は同じ解像度になるよう解像度変換
処理を行わなくてはならない。例えば、スキャナ側の解
像度が600dpiでノズルの解像度が300dpiで
あるとき、スキャナ側の隣接2画素の平均を求めて1画
素のデータに変換する。このときのスキャナの診断は平
均を求めた2画素単位で行い、不良を検出すると少なく
ともいずれか一方の画素で不良が発生していると診断す
ることになる。このスキャナの読み取りの解像度はプリ
ンタヘッドノズルの解像度と同じか、あるいはそれ以上
であることが望まれる。仮にインクノズルより低い解像
度のスキャナで読み取った場合、印字された1ドットが
半分ぐらいしか読みとれず1画素としてスキャナ側では
認識できなかったり、2ドットを1画素として読み取っ
てしまう可能性がある。よって、画質不良の検出に対し
誤判定をしてしまうことがある。
【0031】前述のように、スキャナ1において、RG
Bそれぞれのイメージデータはラインセンサ31に入射
された光を光量に応じて電気信号に変換した出力値で、
このイメージデータは主走査方向1列に並べられたCC
Dの個々のばらつきや照明光源ランプ26の発光分布特
性を補正させるためのシェーディング処理を施し、次の
表色系変換処理系2によってRGBの信号からシアン/
マゼンタ/イエロー/ブラックの信号に変換される。し
たがって、この入力系の読み取りデータは上記処理系の
誤差を含み多少ばらつきが生じる。そこで、図15に示
すように、上記テストパターン印字の読取り回数を1回
実行ステップS68と複数回実行ステップS69の場合
とに分ける。図16にテスト印字パターンの読み取り回
数に対するノズル不良光学汚れ判定結果正解率のグラフ
を示す。上記テストパターンの印刷実行回数が1回の場
合と複数回の場合では、複数回の方がノズル不良判定結
果正解率は良くなっていることが分かる。
【0032】図17は、自己診断テストモードにおける
画像判断処理の詳細動作を説明するフロー図である。図
18〜図20は、判断処理に用いるイメージデータボッ
クスの例を示す図である。図18は、メモリしてあるイ
メージデータボックスであって、すべてのボックスに最
大値255が記憶されている。図19はテスト印字サンプ
ルを読み取って格納した後のイメージデータボックス、
図20は閾値比較判断結果を格納したイメージデータボ
ックスを示す図である。また、今回使用したインクヘッ
ドの例として、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
それぞれのノズル数はn個であり、ノズルの解像度は3
00dpiである。
【0033】まず、自己診断テストモードの命令によっ
て(ステップS20)、テストパターンイメージデータ
ROM7から(ステップS21)、テストパターンを読
み出して、印字する(ステップS22)。そして、スキ
ャナ1によって読み取られたイメージデータは(ステッ
プS23)、画像処理系において表色系変換処理(ステ
ップS24)が施され、次に印字ノズルと同じ解像度に
なるように解像度変換される(ステップS25、スキャ
ナも同じ解像度のものを使用した場合は解像度変換は必
要としない)。解像度変換等の画像処理されたイメージ
データは、画像処理部12の内部に用意された主走査方
向画素数=m、かつ副走査方向画素数=n(各色のノズ
ル数はn個でライン数と同じに設定してある)の図19
に示すイメージデータボックスに、ノズル1番目のドッ
トスタート位置を検出してから(ステップS26)、入
力される(ステップS27)。
【0034】次にその各入力されたデータを予め設定し
た(ステップS28)一定の閾値と比較判断する(ステ
ップS29)。あるイメージデータの画素値が閾値に対
して大きい場合はその画素は○で、小さい場合はその画
素は×と判断しイメージデータボックスに格納する(ス
テップS30)。この閾値比較判断結果一覧表を図20
に示す。ステップS31では、上記比較判断の結果に基
づいて、全画素について画質不良の有無を判断し、×が
あれば画質不良箇所有りとなり(ステップS32)、N
Gの処理に移行する(ステップS33)。ステップS3
1で×がなくすべて○であれば、画質不良箇所無しとな
り(ステップS34)、OKで終了する(ステップS3
5)。
【0035】図21は、上記した自己診断テストモード
の画像判断処理結果として考えられるパターンモデル
を、ノズル不良と光学系不良発生の有無に分けた処理例
を示す図である。図21におけるNO.1、ノズル不良
と光学系不良ともに無い場合の例を図18〜20に示し
ている。この図20に示されるように、画像診断処理結
果のイメージデータボックス結果は全画素について○で
あったので不良箇所は無いと判断する。
【0036】次に図21のNO.2、ノズル不良有り、
光学系不良無しの場合の例を図23〜図25に示し、こ
の時の印字・読取りサンプル見本を図22に示す。図2
2中の横白抜けが観察される場合ノズル不良が発生して
いると判断できる。このような画質不良が発生している
時の結果は図25に示される様に、画像診断処理結果の
イメージデータボックス結果は副走査方向の、あるライ
ン行について全て×であることからノズルの不良が発生
していると判断できる。
【0037】次に図21のNO.3、ノズル不良無し、
光学系不良有りの場合の例を図26〜図28に示し、こ
の時の印字・読取りサンプル見本を図22に示す。図2
2中の縦スジが観察される場合は光学系の不良が発生し
ていると判断できる。このような画質不良が発生してい
る時の結果は図28に示される様に、画像診断処理結果
のイメージデータボックス結果は主走査方向の、ある画
素目について全て×であることから光学系の不良が発生
していると判断できる。
【0038】次に図21のNO.4、ノズル不良有り、
光学系不良有りの場合の例を図29〜図31に示す。こ
の図31に示される様に画像診断処理結果のイメージデ
ータボックス結果は副走査方向の、あるライン行と主走
査方向のある画素目について全て×であることからノズ
ルの不良と光学系の不良との両方が発生していると判断
できる。以上のように、画像診断処理結果のイメージデ
ータボックス結果に×と判断された部分を抽出すること
により不良発生原因がノズル系に有るか光学系に有るの
か両方に有るのかを判断することができる。上記の診断
結果によりノズルの不良が発生していると判断された場
合は、CPU3を介して図2及び図12の表示部23に
ノズルクリーニング動作命令の表示を行う。
【0039】前記ノズルクリーニング動作命令が図12
の表示部23上に表示されると、ユーザのクリーニング
動作の実行希望により操作部22上のクリーニングモー
ドボタン57を介して、インクヘッドノズルクリーニン
グ動作に入る。このクリーニング動作については、CP
U3からヘッド制御部13にノズルクリーニング動作の
命令が出力されると、ヘッド制御部13は図5に示され
るキャリッジ32をホームポジションからヘッドクリー
ニング部37に移動させノズルのクリーニングを実施す
る。インクヘッド部クリーニング機構は、図32に示す
ように、CMYに対応したクリーナーパット86を備
え、通常は低位置にあって高位置に移動してノズルのク
リーニングを実施し、クリーニングが終了すると再度低
位置に戻るものである。クリーニング終了後キャリッジ
は元のホームポジションに戻る。
【0040】ノズル不良が発生している図21のNO.
2の場合、比較判断結果のイメージデータボックス(図
25参照)から×を抽出すると、シアンインクの2行目
が全て×であることからシアンノズルの第2番目のノズ
ル不良が発生しているとノズル不良箇所を特定すること
が可能である。前記比較判断結果でノズルの不良が発生
していると判断した場合、CPU3はインクヘッドノズ
ルクリーニング動作命令をヘッド制御部13に出力し、
自動的にノズルヘッドクリーニング装置15によってク
リーニング動作を実行することができる。よって、ノズ
ル不良が発生している場合は自動的にノズルのクリーニ
ング動作に入るのでユーザは煩わしい判断を必要とせず
手間を省くことができる。
【0041】前記比較判断結果により光学系の不良が発
生していると判断された場合は、CPU3を介して図1
2に示された表示部23に光学系のクリーニング命令の
表示を行う。光学系の不良が発生している図21のN
O.3の場合、比較判断結果のイメージデータボックス
から×を抽出すると、図26〜図28における主走査方
向のm−4ライン目が全て×であることから、主走査方
向スキャンスタート位置からm−4画素目の位置に光学
系の不良が発生していると特定することが可能である。
【0042】図33は、自己診断テストモード(n回)
の動作を説明するフロー図である。ステップS37から
ステップS40までは図9のステップS1〜ステップS
4に対応している。画像判断処理の結果が画質不良有り
となった場合、CPU3はその画像判断回数をカウント
する(ステップS41)。CPU3での画像判断処理回
数のカウント数が連続n回以上になった場合、ノズル不
良は、ヒータ部でのインクの焦げ付きや、クリーニング
動作では修復不可能な不良であると判断し、CPU3は
ユーザに対して表示部23にインクヘッドの交換のメッ
セージを表示させ(ステップS49)、自己診断テスト
モードを終了する。このノズルのクリーニング動作はノ
ズルの目詰まりを修復するために実施するが、その動作
は高価なインクを使用し本来の印字のためのインクを無
駄使いしている。その無駄使いしているインク量は多
く、1回のクリーニング動作でカラー印字サンプルA4
サイズ約1枚に相当する量である(ただし原稿の印字面
積率によって前後する)。このインクの無駄使いを防止
するため、ノズルクリーニング動作の回数をカウンタで
数えることによって無駄なクリーニング動作の繰り返し
を防ぐことができる。
【0043】一方、光学系のメンテナンスはユーザよっ
て行われ、作業として手間や時間を費やし繰り返し作業
することは非常に労力を無駄に使用することになる。よ
って、ノズルクリーニングと同様必要以上の繰り返しを
行わないように、光学系クリーニング実施回数をカウン
タで数えることによって無駄な光学系のクリーニングの
繰り返しを防ぐことができる。ステップS41におい
て、画像判断処理回数のカウント数が連続n回以上にな
らなかった場合ステップS42に進み、ノズル不良か光
学系不良かを判断する。
【0044】ノズル不良有りの場合は(ステップS4
3)、表示部10にノズル不良メッセージを表示し(ス
テップS44)、インクヘッド38のクリーニング処理
を行い(ステップS45)、または自動的にクリーニン
グ動作に入りその処理終了後、再度テストパターン印字
動作(ステップS38)に移る。光学系不良有りの場合
は(ステップS46)、表示部10に光学系不良メッセ
ージを表示し(ステップS47)、その後のユーザによ
る光学系のクリーニング処理が実施された後(ステップ
S48)、ユーザは操作部22のクリアキー61を押す
ことによって再度テスト印字サンプルの読取り動作(ス
テップS39)に移る。このように再度実施する動作に
よってメンテナンスが問題無く施され、結果としてノズ
ル不良や光学不良が改善されているか確認することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成装置のノズル
機能の診断や光学系の不良を検知し、不良箇所を検出す
ればノズルのメンテナンスを実施したりユーザに対して
光学系の不良をメッセージすることによって、印刷媒体
上に出力される画像として常に安定した高品質な画像を
供給することが可能となる。また、ノズルチェックパタ
ーンサンプルをスキャナで読み取り機械的に判定を行う
ことが可能となるので、主観による判断がなくなり誤り
がなくなる。
【0046】自動的にノズル不良や光学系の不良の判断
を行うので、判断するための時間が短縮できると共に、
ノズル不良が有った場合クリーニング動作に自動で入る
ことで煩わしい操作がなくなる。また、光学系の汚れは
普段カバーに覆われているために直接ユーザは汚れの確
認ができないが、本発明ではカバー等を外すことなく判
断可能であるので煩わしい作業がない。また、インクノ
ズルの不良が発生していた場合、ノズル不良発生箇所を
判断結果データから抽出し必要最低限のクリーニング動
作でノズルを清掃できるので、清掃に必要なインク量
や、クリーニング動作の所用時間が削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の画像形成装置のシステ
ム全体構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態の画像形成装置の全体の
概略図である。
【図3】本発明の一実施の形態のミラー移動式スキャナ
部の概略図である。
【図4】本発明の一実施の形態のキャリッジ一体式スキ
ャナ部の概略図である。
【図5】本発明の一実施の形態のキャリッジ周辺部の概
略図である。
【図6】本発明の一実施の形態のインクヘッドの斜視図
である。
【図7】本発明の一実施の形態のインクヘッドの底面図
である。
【図8】本発明の一実施の形態のインクヘッドの底面の
拡大図である。
【図9】本発明の一実施の形態の自己診断テストモード
の動作を説明するフロー図である。
【図10】本発明の一実施の形態で用いるテストパター
ンを示す図である。
【図11】本発明の一実施の形態の自己診断テストモー
ドに入るための条件一覧を示す図である。
【図12】本発明の一実施の形態の操作部及び表示部の
概略図である。
【図13】本発明の一実施の形態のテストパターン印字
枚数の制御フロー図である。
【図14】テストパターン印字枚数に対するノズル不良
判定結果正解率を示すグラフである。
【図15】本発明の一実施の形態のテストパターン読取
り回数の制御フロー図である。
【図16】テストパターン読取り回数に対するノズル不
良判断結果正解率を示すグラフである。
【図17】本発明の一実施の形態の自己診断テストモー
ドにおける画像判断処理の詳細動作を説明するフロー図
である。
【図18】本発明の一実施の形態のメモリしてあるイメ
ージデータボックスの一例を示す図である。
【図19】本発明の一実施の形態のテスト印字サンプル
を読み取ったイメージデータボックス(不良無し時)を
示す図である。
【図20】本発明の一実施の形態の比較判断結果を格納
したイメージデータボックス(不良無し時)を示す図で
ある。
【図21】不良箇所発生パターンによる自己診断テスト
モード処理一覧表である。
【図22】不良有りの場合の印字・読取りサンプル見本
を示す図である。
【図23】本発明の一実施の形態のメモリしてあるイメ
ージデータボックスの一例を示す図である。
【図24】本発明の一実施の形態のテスト印字サンプル
を読み取ったイメージデータボックス(ノズル不良発生
時)を示す図である。
【図25】本発明の一実施の形態の比較判断結果を格納
したイメージデータボックス(ノズル不良発生時)を示
す図である。
【図26】本発明の一実施の形態のメモリしてあるイメ
ージデータボックスの一例を示す図である。
【図27】本発明の一実施の形態のテスト印字サンプル
を読み取ったイメージデータボックス(光学系不良発生
時)を示す図である。
【図28】本発明の一実施の形態の比較判断結果を格納
したイメージデータボックス(光学系不良発生時)を示
す図である。
【図29】本発明の一実施の形態のメモリしてあるイメ
ージデータボックスの一例を示す図である。
【図30】本発明の一実施の形態のテスト印字サンプル
を読み取ったイメージデータボックス(ノズル不良かつ
光学系不良発生時)を示す図である。
【図31】本発明の一実施の形態の比較判断結果を格納
したイメージデータボックス(ノズル不良かつ光学系不
良発生時)を示す図である。
【図32】インクヘッド部クリーニング機構の概略図で
ある。
【図33】自己診断テストモード(n回)の動作を説明
するフロー図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 表色系変換処理系 3 CPU 7 テストパターンイメージデータROM 8 コンピュータ 9 操作パネル部 10 表示部 12 画像処理部 13 ヘッド制御部 14 プリントヘッド部 15 ノズルヘッドクリーニング装置 16 スキャナ部 17 プリンタ部 42 ヘッドノズル
フロントページの続き (72)発明者 水山 善雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA14 EA25 EB27 EB40 EB42 EC24 HA58 5C062 AA05 AB05 AB17 AB22 AB23 AB33 AB51 AC55 BA00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読み取るスキャナと、印字するプ
    リントヘッドとを備える画像形成装置であって、前記プ
    リントヘッドがテストパターンを印字するように制御す
    るヘッド制御手段と、前記スキャナで読み取られたテス
    トパターンのイメージデータを判断処理することにより
    前記プリントヘッド及びスキャナの不良を診断する画像
    処理手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 電源スイッチ・オン、ユーザによる印字
    スタート命令、又は、ユーザの希望によって、前記ヘッ
    ド制御手段はテストパターン印字を開始することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド制御手段は、複数回テストパ
    ターンを印字するか、又は、前記スキャナは、複数回テ
    ストパターンを読み取ることを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、不良発生の原因場
    所が前記プリントヘッドのノズル系か前記スキャナの光
    学系かを判断することを特徴とする請求項1乃至3いず
    れかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段がインクノズル不良と
    判断した場合に該インクノズルのクリーニング動作命令
    を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項4
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段は、ノズル不良が発生
    している場合にそのノズル不良発生箇所を特定し、該不
    良発生箇所に対してノズルクリーニングを実施するクリ
    ーニング手段を備えることを特徴とする請求項4記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理手段が前記スキャナの光学
    系不良と判断した場合にユーザに対して該光学系のメン
    テナンスを実施する命令を表示する表示手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理手段は、光学系不良が発生
    している場合にその光学系不良位置を特定し、該不良位
    置を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項
    4記載の画像形成装置。
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