JP2001006830A - ジャック装置 - Google Patents
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 33
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract description 6
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 3
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/665—Structural association with built-in electrical component with built-in electronic circuit
- H01R13/6666—Structural association with built-in electrical component with built-in electronic circuit with built-in overvoltage protection
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/58—Contacts spaced along longitudinal axis of engagement
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2103/00—Two poles
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラグの挿入途中で、接触片どうしの短絡が
生じないようにして、ジャック装置につながる機器、装
置での過電流による誤動作等を防止する。 【解決手段】 挿入方向に沿って複数のプラグ極を有す
る単頭のプラグＰが挿入接続されるジャック装置におい
ては、プラグＰの先端に配置された第１のプラグ極（チ
ップＰｃ）に接触する接触片１０と、第１のプラグ極と
隣接して配置された第２のプラグ極（スリーブＰｓ）に
接触する接触片９とを有しているが、二つの接触片１
０，９のプラグ挿入方向に沿った間隔が充分に広くなる
よう、両接触片１０，９のプラグ接触部位１０ｐ，９ｐ
どうしの間隔Ｄを、第１のプラグ極（チップＰｃ）の長
さＬと同程度、もしくはそれ以上の広さとして、第１の
プラグ極（チップＰｃ）が内側の接触片１０に接触する
ときには、入口側の接触片９は第２のプラグ極（スリー
ブＰｓ）に接触するようにした。
生じないようにして、ジャック装置につながる機器、装
置での過電流による誤動作等を防止する。 【解決手段】 挿入方向に沿って複数のプラグ極を有す
る単頭のプラグＰが挿入接続されるジャック装置におい
ては、プラグＰの先端に配置された第１のプラグ極（チ
ップＰｃ）に接触する接触片１０と、第１のプラグ極と
隣接して配置された第２のプラグ極（スリーブＰｓ）に
接触する接触片９とを有しているが、二つの接触片１
０，９のプラグ挿入方向に沿った間隔が充分に広くなる
よう、両接触片１０，９のプラグ接触部位１０ｐ，９ｐ
どうしの間隔Ｄを、第１のプラグ極（チップＰｃ）の長
さＬと同程度、もしくはそれ以上の広さとして、第１の
プラグ極（チップＰｃ）が内側の接触片１０に接触する
ときには、入口側の接触片９は第２のプラグ極（スリー
ブＰｓ）に接触するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば旅客機の各
座席で使用されるヘッドホン接続用のジャック装置に係
り、詳しくは、プラグとの接触部分の構造に関する。
座席で使用されるヘッドホン接続用のジャック装置に係
り、詳しくは、プラグとの接触部分の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年の旅客機には、乗客に音楽や映像等
の楽しみを提供するエンターテイメントシステムが設け
られており、乗客は、各座席に備え付けられたヘッドホ
ンから、個別に好みの音楽や映像の音声を聴取できるよ
うになっている。
の楽しみを提供するエンターテイメントシステムが設け
られており、乗客は、各座席に備え付けられたヘッドホ
ンから、個別に好みの音楽や映像の音声を聴取できるよ
うになっている。
【０００３】上記のエンターテイメントシステムでは、
音質を向上させるために、ノイズ低減型のヘッドホンを
使用する場合が増えている。このノイズ低減型ヘッドホ
ンは、それ自体の内部において音声信号を増幅するもの
で、これには左右チャンネルの音声信号のほか、直流電
源が供給される。
音質を向上させるために、ノイズ低減型のヘッドホンを
使用する場合が増えている。このノイズ低減型ヘッドホ
ンは、それ自体の内部において音声信号を増幅するもの
で、これには左右チャンネルの音声信号のほか、直流電
源が供給される。
【０００４】この種のヘッドホンは、通常、その接続ケ
ーブルの端にその挿入方向に沿って複数（主として２
つ）のプラグ極を有する単頭のプラグが３本あって、こ
れらのプラグを座席側のジャック装置に差し込み接続す
るようになっている。
ーブルの端にその挿入方向に沿って複数（主として２
つ）のプラグ極を有する単頭のプラグが３本あって、こ
れらのプラグを座席側のジャック装置に差し込み接続す
るようになっている。
【０００５】従来、上記ヘッドホンに対応するジャック
装置は、図４に示すような外観であって、上下のケース
２１，２２に３個のジャック部２３，２４，２５が設け
られ、各ジャック部２３，２４，２５には、いずれも、
その挿入方向に沿って複数（図４では２つ）のプラグ極
を有する単頭のプラグが差し込み接続されるようになっ
ている。３個のジャック部２３，２４，２５のうち、一
つであるジャック部２３は直流電源供給用で、他の二つ
のジャック部２４，２５は音声の左右チャンネル用であ
る。ケース２１，２２からは、エンターテイメントシス
テムの中央機器に接続するためのケーブル２６が導出さ
れている。
装置は、図４に示すような外観であって、上下のケース
２１，２２に３個のジャック部２３，２４，２５が設け
られ、各ジャック部２３，２４，２５には、いずれも、
その挿入方向に沿って複数（図４では２つ）のプラグ極
を有する単頭のプラグが差し込み接続されるようになっ
ている。３個のジャック部２３，２４，２５のうち、一
つであるジャック部２３は直流電源供給用で、他の二つ
のジャック部２４，２５は音声の左右チャンネル用であ
る。ケース２１，２２からは、エンターテイメントシス
テムの中央機器に接続するためのケーブル２６が導出さ
れている。
【０００６】ジャック装置のケース２１，２２の内部に
は、図５に示すように、各ジャック部２３，２４，２５
毎に基板２７，２８，２９が設けられて、それぞれが対
応するジャック部２３，２４，２５に半田付けされてお
り、各基板２７，２８，２９にはケーブル２６に含まれ
るリード線が接続されている。
は、図５に示すように、各ジャック部２３，２４，２５
毎に基板２７，２８，２９が設けられて、それぞれが対
応するジャック部２３，２４，２５に半田付けされてお
り、各基板２７，２８，２９にはケーブル２６に含まれ
るリード線が接続されている。
【０００７】各ジャック部２３，２４，２５は、前記し
たように、いずれも、その挿入方向に沿って複数（図で
は２つ）のプラグ極を有する単頭のプラグが差し込み接
続されるもので、互いに構造は変わらないが、このう
ち、直流電源供給用ジャック部２３の構造を示すと、図
６および図７の拡大断面図に示す通りである。
たように、いずれも、その挿入方向に沿って複数（図で
は２つ）のプラグ極を有する単頭のプラグが差し込み接
続されるもので、互いに構造は変わらないが、このう
ち、直流電源供給用ジャック部２３の構造を示すと、図
６および図７の拡大断面図に示す通りである。
【０００８】すなわち、直流電源供給用ジャック部２３
の内側にはプラグへの第１の接触片として可動接触片３
１が臨出しており、その入口側にはプラグへの第２の接
触片としてアーススプリング３０が臨出しており、さら
にはその最奥には固定片３２があり、これらは中空のホ
ルダ３３に取り付けられている。
の内側にはプラグへの第１の接触片として可動接触片３
１が臨出しており、その入口側にはプラグへの第２の接
触片としてアーススプリング３０が臨出しており、さら
にはその最奥には固定片３２があり、これらは中空のホ
ルダ３３に取り付けられている。
【０００９】これに対して、プラグは、図７に示すよう
に、プラグの先端に配置された第１のプラグ極としてチ
ップＰｃがあり、チップＰｃ（第１のプラグ極）と隣接
して配置された第２のプラグ極としてスリーブＰｓがあ
り、その間に絶縁カラーＰｚを有する構造である。
に、プラグの先端に配置された第１のプラグ極としてチ
ップＰｃがあり、チップＰｃ（第１のプラグ極）と隣接
して配置された第２のプラグ極としてスリーブＰｓがあ
り、その間に絶縁カラーＰｚを有する構造である。
【００１０】このプラグＰがジャック部２３の内部に所
定の深さまで挿入されると、アーススプリング３０がス
リーブＰｓに接触し、可動接触片３１がプラグ先端のチ
ップＰｃに接触するようになっている。
定の深さまで挿入されると、アーススプリング３０がス
リーブＰｓに接触し、可動接触片３１がプラグ先端のチ
ップＰｃに接触するようになっている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種のジャック装置は、内側の可動接触片３１と入口側の
アーススプリング３０との間隔が比較的に狭く、図７に
示すように、プラグＰｃの挿入途中、プラグＰｃの半分
程度が入った状態では、プラグ先端のチップＰｃに可動
接触片３１とアーススプリング３０とが同時に接触し、
可動接触片３１とアーススプリング３０とがチップＰｃ
を介して短絡する事態が生じる。
種のジャック装置は、内側の可動接触片３１と入口側の
アーススプリング３０との間隔が比較的に狭く、図７に
示すように、プラグＰｃの挿入途中、プラグＰｃの半分
程度が入った状態では、プラグ先端のチップＰｃに可動
接触片３１とアーススプリング３０とが同時に接触し、
可動接触片３１とアーススプリング３０とがチップＰｃ
を介して短絡する事態が生じる。
【００１２】この場合、そのジャック部が音声電流のよ
うな比較的弱い電流を供給するものであるならば、大き
な問題にならないが、直流電源を供給するものであれ
ば、次のような支障が生じる。
うな比較的弱い電流を供給するものであるならば、大き
な問題にならないが、直流電源を供給するものであれ
ば、次のような支障が生じる。
【００１３】すなわち、ジャック装置の内部で直流電源
用の接触片が短絡することで、エンターテイメントシス
テムの中央機器の直流電源供給部に過電流が流れること
になり、これにより、中央機器において保護回路が働
き、システムの動作が停止したり、誤動作したり、異常
を起こす場合がある。
用の接触片が短絡することで、エンターテイメントシス
テムの中央機器の直流電源供給部に過電流が流れること
になり、これにより、中央機器において保護回路が働
き、システムの動作が停止したり、誤動作したり、異常
を起こす場合がある。
【００１４】本発明は、上記の問題を対処したもので、
プラグの挿入途中で、接触片どうしの短絡が生じないよ
うにして、ジャック装置につながる機器、装置に過電流
が流れることによる接続機器、装置の動作停止、誤動
作、故障等の異常の発生を未然に防止することを課題と
する。
プラグの挿入途中で、接触片どうしの短絡が生じないよ
うにして、ジャック装置につながる機器、装置に過電流
が流れることによる接続機器、装置の動作停止、誤動
作、故障等の異常の発生を未然に防止することを課題と
する。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、挿入方向に沿って複数のプラグ極を有す
る単頭のプラグが挿入接続されるジャック装置であっ
て、前記プラグの先端に配置された第１のプラグ極に接
触する接触片と、前記第１のプラグ極と隣接して配置さ
れた第２のプラグ極に接触する接触片とを有し、これら
接触片を、プラグ挿入方向に沿って設けるとともに、両
接触片のプラグ接触部位どうしの間隔を、前記第１のプ
ラグ極のプラグ挿入方向の長さと同程度もしくはそれ以
上の大きさに設定したことに特徴を有している。
成するために、挿入方向に沿って複数のプラグ極を有す
る単頭のプラグが挿入接続されるジャック装置であっ
て、前記プラグの先端に配置された第１のプラグ極に接
触する接触片と、前記第１のプラグ極と隣接して配置さ
れた第２のプラグ極に接触する接触片とを有し、これら
接触片を、プラグ挿入方向に沿って設けるとともに、両
接触片のプラグ接触部位どうしの間隔を、前記第１のプ
ラグ極のプラグ挿入方向の長さと同程度もしくはそれ以
上の大きさに設定したことに特徴を有している。
【００１６】
【発明の実施の形態】本件の請求項１の発明は、挿入方
向に沿って複数のプラグ極を有する単頭のプラグが挿入
接続されるジャック装置であって、前記プラグの先端に
配置された第１のプラグ極に接触する接触片と、前記第
１のプラグ極と隣接して配置された第２のプラグ極に接
触する接触片とを有し、これら接触片を、プラグ挿入方
向に沿って設けるとともに、両接触片のプラグ接触部位
どうしの間隔を、前記第１のプラグ極のプラグ挿入方向
の長さと同程度もしくはそれ以上の大きさに設定した構
成としたものである。
向に沿って複数のプラグ極を有する単頭のプラグが挿入
接続されるジャック装置であって、前記プラグの先端に
配置された第１のプラグ極に接触する接触片と、前記第
１のプラグ極と隣接して配置された第２のプラグ極に接
触する接触片とを有し、これら接触片を、プラグ挿入方
向に沿って設けるとともに、両接触片のプラグ接触部位
どうしの間隔を、前記第１のプラグ極のプラグ挿入方向
の長さと同程度もしくはそれ以上の大きさに設定した構
成としたものである。
【００１７】上記の構成によれば、二つの接触片の間の
間隔がかなり広いから、これら二つの接触片が同時的に
プラグ先端に設けられた第１のプラグ極に接触すること
はなく、プラグの挿入途中で、第１のプラグ極を介して
二つの接触片が短絡するようなことがない。
間隔がかなり広いから、これら二つの接触片が同時的に
プラグ先端に設けられた第１のプラグ極に接触すること
はなく、プラグの挿入途中で、第１のプラグ極を介して
二つの接触片が短絡するようなことがない。
【００１８】この場合、請求項２の発明のように、両接
触片の少なくとも一方が、挿入されたプラグにより、そ
の接触部位が他方の接触片から離間する方向に変形する
ものであれば、プラグの挿入により、二つの接触片の間
隔が挿入前よりさらに広がることになるから、短絡防止
効果がより確実になる。
触片の少なくとも一方が、挿入されたプラグにより、そ
の接触部位が他方の接触片から離間する方向に変形する
ものであれば、プラグの挿入により、二つの接触片の間
隔が挿入前よりさらに広がることになるから、短絡防止
効果がより確実になる。
【００１９】また、請求項３の発明のように、二つの接
触片が直流電源供給用のものである場合は、直流電源の
短絡が生じなくなるから、ジャック装置につながる機
器、装置の直流電源供給部に過電流が流れることによる
機器、装置の損傷や、誤作動、故障等の不具合の発生が
未然に防止される。
触片が直流電源供給用のものである場合は、直流電源の
短絡が生じなくなるから、ジャック装置につながる機
器、装置の直流電源供給部に過電流が流れることによる
機器、装置の損傷や、誤作動、故障等の不具合の発生が
未然に防止される。
【００２０】上記の各発明において、ジャック装置は単
一のプラグが差し込み接続されるものであってもよい
が、請求項４の発明のように、プラグが挿入接続される
ジャック部を複数個を有し、そのうちの一部もしくは全
部が、挿入方向に沿って複数のプラグ極を配置した単頭
のプラグに対応したジャック部である構成としてもよ
い。
一のプラグが差し込み接続されるものであってもよい
が、請求項４の発明のように、プラグが挿入接続される
ジャック部を複数個を有し、そのうちの一部もしくは全
部が、挿入方向に沿って複数のプラグ極を配置した単頭
のプラグに対応したジャック部である構成としてもよ
い。
【００２１】また、請求項５の発明のように、ヘッドホ
ンの３本のプラグがそれぞれ挿入接続される３個のジャ
ック部を有し、そのうちの１個が挿入方向に沿って複数
のプラグ極を配置した単頭のプラグを通じて直流電源を
供給するジャック部であり、他の２個が音声の左右チャ
ンネル用のジャック部である構成とすれば、内部で音声
信号を増幅するノイズ低減型のヘッドホン用ジャック装
置として好適である。
ンの３本のプラグがそれぞれ挿入接続される３個のジャ
ック部を有し、そのうちの１個が挿入方向に沿って複数
のプラグ極を配置した単頭のプラグを通じて直流電源を
供給するジャック部であり、他の２個が音声の左右チャ
ンネル用のジャック部である構成とすれば、内部で音声
信号を増幅するノイズ低減型のヘッドホン用ジャック装
置として好適である。
【００２２】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて
説明すると、図１ないし図３は本発明の一実施形態に係
り、図１は、ジャック装置の全体の平面図で、上部のケ
ースを取り除いて内部を示している。図２および図３
は、前記ジャック装置の一部である直流電源供給用ジャ
ック部の拡大断面図で、図２はプラグ挿入前の状態を、
図３はプラグ挿入途中の状態を、それぞれ示している。
説明すると、図１ないし図３は本発明の一実施形態に係
り、図１は、ジャック装置の全体の平面図で、上部のケ
ースを取り除いて内部を示している。図２および図３
は、前記ジャック装置の一部である直流電源供給用ジャ
ック部の拡大断面図で、図２はプラグ挿入前の状態を、
図３はプラグ挿入途中の状態を、それぞれ示している。
【００２３】この実施形態のジャック装置は、それぞれ
挿入方向に沿って複数のプラグ極を配置した単頭のプラ
グが差し込み接続されるジャック部を３個有するもの
で、図１に示すように、ケース１の内部には、各ジャッ
ク部２，３，４毎に基板５，６，７が設けられて、それ
ぞれが対応するジャック部２，３，４に半田付けされ、
各基板５，６，７には接続用ケーブル８に含まれるリー
ド線が接続されており、これらの構造は、図４や図５に
示した従来のこの種のジャック装置と特に変わりはな
い。また、３個のジャック部２，３，４のうちの一つで
あるジャック部２が直流電源供給用で、他の二つのジャ
ック部３，４が音声の左右チャンネル用である点も、従
来のものと同じである。
挿入方向に沿って複数のプラグ極を配置した単頭のプラ
グが差し込み接続されるジャック部を３個有するもの
で、図１に示すように、ケース１の内部には、各ジャッ
ク部２，３，４毎に基板５，６，７が設けられて、それ
ぞれが対応するジャック部２，３，４に半田付けされ、
各基板５，６，７には接続用ケーブル８に含まれるリー
ド線が接続されており、これらの構造は、図４や図５に
示した従来のこの種のジャック装置と特に変わりはな
い。また、３個のジャック部２，３，４のうちの一つで
あるジャック部２が直流電源供給用で、他の二つのジャ
ック部３，４が音声の左右チャンネル用である点も、従
来のものと同じである。
【００２４】さらに、３個のジャック部２，３，４のう
ち、直流電源供給用のジャック部２は、図２および図３
に示すように、その内側にはプラグへの第１の接触片と
して可動接触片１０が臨出し、入口側にはプラグへの第
２の接触片としてアーススプリング９が臨出し、さらに
は、その最奥に固定片１１があり、これら可動接触片１
０、アーススプリング９、および固定片１１が、中空の
ホルダ１２に取り付けられている構造であって、この内
部に、挿入方向に沿って複数（本実施の形態では２つ）
のプラグ極を有する単頭のプラグＰが所定の深さまで挿
入されると、アーススプリング９がプラグ基端のスリー
ブＰｓ（第２のプラグ極）に接触し、可動接触片１０が
プラグ先端のチップＰｃ（第１のプラグ極）に接触する
ようになっている点も、従来のこの種ジャック装置の直
流電源供給用ジャック部と変わりがない。なお、図２、
図３において符号１３は、ジャック部２の入口を補強す
る口金、Ｐｚはプラグ中途部の絶縁カラーである。
ち、直流電源供給用のジャック部２は、図２および図３
に示すように、その内側にはプラグへの第１の接触片と
して可動接触片１０が臨出し、入口側にはプラグへの第
２の接触片としてアーススプリング９が臨出し、さらに
は、その最奥に固定片１１があり、これら可動接触片１
０、アーススプリング９、および固定片１１が、中空の
ホルダ１２に取り付けられている構造であって、この内
部に、挿入方向に沿って複数（本実施の形態では２つ）
のプラグ極を有する単頭のプラグＰが所定の深さまで挿
入されると、アーススプリング９がプラグ基端のスリー
ブＰｓ（第２のプラグ極）に接触し、可動接触片１０が
プラグ先端のチップＰｃ（第１のプラグ極）に接触する
ようになっている点も、従来のこの種ジャック装置の直
流電源供給用ジャック部と変わりがない。なお、図２、
図３において符号１３は、ジャック部２の入口を補強す
る口金、Ｐｚはプラグ中途部の絶縁カラーである。
【００２５】この実施形態のジャック装置の直流電源供
給用ジャック部２において、従来のものと異なるのは、
アーススプリング９がより入口側に近く延出すること
で、アーススプリング９と可動接触片１０とのプラグ挿
入方向に沿った間隔が充分に広くなり、アーススプリン
グ９のプラグ接触部位９ｐと、可動接触片１０のプラグ
接触部位１０ｐとの間隔Ｄが、プラグ先端のチップＰｃ
（第１のプラグ極）の長さＬと同程度、もしくはそれ以
上の広さとなっていることである。
給用ジャック部２において、従来のものと異なるのは、
アーススプリング９がより入口側に近く延出すること
で、アーススプリング９と可動接触片１０とのプラグ挿
入方向に沿った間隔が充分に広くなり、アーススプリン
グ９のプラグ接触部位９ｐと、可動接触片１０のプラグ
接触部位１０ｐとの間隔Ｄが、プラグ先端のチップＰｃ
（第１のプラグ極）の長さＬと同程度、もしくはそれ以
上の広さとなっていることである。
【００２６】この場合、アーススプリング９や可動接触
片１０は、挿入されたプラグＰにより弾力的に変形する
ので、接触部位９ｐ，１０ｐどうしの間隔Ｄは、この変
形を考慮して設定する必要がある。
片１０は、挿入されたプラグＰにより弾力的に変形する
ので、接触部位９ｐ，１０ｐどうしの間隔Ｄは、この変
形を考慮して設定する必要がある。
【００２７】この実施形態のように、一方の接触片であ
るアーススプリング９が、挿入のプラグＰにより、可動
接触片１０から離間するように変形する場合は、プラグ
非挿入時での接触部位９ｐ，１０ｐどうしの間隔Ｄは、
プラグＰのチップＰｃの長さＬより若干狭くてもよい。
るアーススプリング９が、挿入のプラグＰにより、可動
接触片１０から離間するように変形する場合は、プラグ
非挿入時での接触部位９ｐ，１０ｐどうしの間隔Ｄは、
プラグＰのチップＰｃの長さＬより若干狭くてもよい。
【００２８】上記の構成において、直流電源供給用のジ
ャック部２に所定のプラグ、すなわち挿入方向に沿って
複数（例えば、２つ）のプラグ極を有する単頭のプラグ
Ｐを差し込んだ場合、プラグ先端に配置された第１のプ
ラグ極であるチップＰｃは、まずアーススプリング９に
接触し、次いで可動接触片１０に接触するのであるが、
チップＰｃが可動接触片１０に接触するときには、この
チップＰｃは既にアーススプリング９の接触部位９ｐを
通り越しており、アーススプリング９は、チップＰｃと
隣接して配置された第２のプラグ極であるスリーブＰｓ
に接触している。
ャック部２に所定のプラグ、すなわち挿入方向に沿って
複数（例えば、２つ）のプラグ極を有する単頭のプラグ
Ｐを差し込んだ場合、プラグ先端に配置された第１のプ
ラグ極であるチップＰｃは、まずアーススプリング９に
接触し、次いで可動接触片１０に接触するのであるが、
チップＰｃが可動接触片１０に接触するときには、この
チップＰｃは既にアーススプリング９の接触部位９ｐを
通り越しており、アーススプリング９は、チップＰｃと
隣接して配置された第２のプラグ極であるスリーブＰｓ
に接触している。
【００２９】このため、アーススプリング９と可動接触
片１０とが同時にチップＰｃ（第１のプラグ極）に接触
するようなことがなく、チップＰｃ（第１のプラグ極）
を介してアーススプリング９と可動接触片１０とが短絡
することはない。したがって、ケーブル８を介してつな
がる機器、装置の直流電源供給部に過電流が流れるよう
なことがなく、接続機器、装置には過電流による不具合
は発生しない。
片１０とが同時にチップＰｃ（第１のプラグ極）に接触
するようなことがなく、チップＰｃ（第１のプラグ極）
を介してアーススプリング９と可動接触片１０とが短絡
することはない。したがって、ケーブル８を介してつな
がる機器、装置の直流電源供給部に過電流が流れるよう
なことがなく、接続機器、装置には過電流による不具合
は発生しない。
【００３０】さらに、この実施形態では、接触片の一方
であるアーススプリング９が、挿入されたプラグＰによ
りその接触部位９ｐが他方の可動接触片１０から離間す
るように変形するので、プラグＰの挿入により、アース
スプリング９および可動接触片１０の両プラグ接触部位
９ｐ，１０ｐどうしの間隔Ｄが挿入前よりさらに広がる
ことになるから、短絡防止効果がより確実になる。
であるアーススプリング９が、挿入されたプラグＰによ
りその接触部位９ｐが他方の可動接触片１０から離間す
るように変形するので、プラグＰの挿入により、アース
スプリング９および可動接触片１０の両プラグ接触部位
９ｐ，１０ｐどうしの間隔Ｄが挿入前よりさらに広がる
ことになるから、短絡防止効果がより確実になる。
【００３１】上記の実施形態では、３個のジャック部
２，３，４のうち、直流電源供給用ジャック部２につい
てのみ、その内部構造を示したが、他のジャック部３，
４も同構造でよく、そうすれば、他のジャック部３，４
においても、プラグ先端のチップＰｃを介してのアース
スプリング９と可動接触片１０との短絡の発生が防止さ
れる。
２，３，４のうち、直流電源供給用ジャック部２につい
てのみ、その内部構造を示したが、他のジャック部３，
４も同構造でよく、そうすれば、他のジャック部３，４
においても、プラグ先端のチップＰｃを介してのアース
スプリング９と可動接触片１０との短絡の発生が防止さ
れる。
【００３２】また、上記の実施形態では、挿入方向に沿
って２つのプラグ極を有する単頭のプラグが挿入接続さ
れるジャック装置において、本発明の実施していたが、
挿入方向に沿って２つ以上（例えば、３つ）のプラグ極
を有する単頭のプラグが挿入接続されるジャック装置に
おいても本発明を実施できるのはいうまでもない。
って２つのプラグ極を有する単頭のプラグが挿入接続さ
れるジャック装置において、本発明の実施していたが、
挿入方向に沿って２つ以上（例えば、３つ）のプラグ極
を有する単頭のプラグが挿入接続されるジャック装置に
おいても本発明を実施できるのはいうまでもない。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、プラグの挿入途中で、
プラグ先端に配置された第１のプラグ極を介して二つの
接触片が短絡するようなことがなく、ジャック装置につ
ながる機器、装置に過電流が流れることによる動作停
止、誤動作等の異常の発生を未然に防止することができ
る。
プラグ先端に配置された第１のプラグ極を介して二つの
接触片が短絡するようなことがなく、ジャック装置につ
ながる機器、装置に過電流が流れることによる動作停
止、誤動作等の異常の発生を未然に防止することができ
る。
【図１】本発明の一実施形態に係るジャック装置の全体
の平面図で、ケースの上部を取り除いて内部を示してい
る。
の平面図で、ケースの上部を取り除いて内部を示してい
る。
【図２】上記ジャック装置の一部である直流電源供給用
ジャック部の拡大断面図で、プラグ挿入前の状態を示し
ている。
ジャック部の拡大断面図で、プラグ挿入前の状態を示し
ている。
【図３】上記直流電源供給用ジャック部の拡大断面図
で、プラグ挿入途中の状態を示している。
で、プラグ挿入途中の状態を示している。
【図４】従来のジャック装置の外観斜視図である。
【図５】上記従来のジャック装置の平面図で、上部のケ
ースを取り除いて内部を示している。
ースを取り除いて内部を示している。
【図６】上記従来のジャック装置の一部である直流電源
供給用ジャック部の拡大断面図で、プラグ挿入前の状態
を示している。
供給用ジャック部の拡大断面図で、プラグ挿入前の状態
を示している。
【図７】上記従来の直流電源供給用ジャック部の拡大断
面図で、プラグ挿入途中の状態を示している。
面図で、プラグ挿入途中の状態を示している。
１ ケース、 ２ 直流電源供給用ジャック部、 ９ アーススプリング（入口側の接触片）、 ９ｐ アーススプリングのプラグ接触部位、 １０ 可動接触片（内側の接触片）、 １０ｐ 可動接触片のプラグ接触部位、 Ｄ 接触部位間の間隔、 Ｐ プラグ、 Ｐｃ チップ（第１のプラグ極）、 Ｐｓ スリーブ（第２のプラグ極）、 Ｌ チップの長さ
Claims (5)
- 【請求項１】 挿入方向に沿って複数のプラグ極を有す
る単頭のプラグが挿入接続されるジャック装置であっ
て、 前記プラグの先端に配置された第１のプラグ極に接触す
る接触片と、前記第１のプラグ極と隣接して配置された
第２のプラグ極に接触する接触片とを有し、 これら接触片を、プラグ挿入方向に沿って設けるととも
に、両接触片のプラグ接触部位どうしの間隔を、前記第
１のプラグ極のプラグ挿入方向の長さと同程度もしくは
それ以上の大きさに設定したことを特徴とするジャック
装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のジャック装置であって、 両接触片の少なくとも一方は、挿入されたプラグにより
その接触部位が他方の接触片から離間する方向に変形す
るものであることを特徴とするジャック装置。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載のジャック装置
であって、 前記接触片は直流電源供給用のものであることを特徴と
するジャック装置。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれか記載のジャ
ック装置であって、 前記プラグが挿入接続されるジャック部を複数個を有
し、そのうちの一部もしくは全部が挿入方向に沿って複
数のプラグ極を配置した単頭のプラグに対応したジャッ
ク部であることを特徴とするジャック装置。 - 【請求項５】 請求項１ないし４のいずれか記載のジャ
ック装置であって、 ヘッドホンの３本のプラグがそれぞれ挿入接続される３
個のジャック部を有し、そのうちの１個が、挿入方向に
沿って複数のプラグ極を配置した単頭のプラグを通じて
直流電源を供給するジャック部であり、他の２個が音声
の左右チャンネル用のジャック部であることを特徴とす
るジャック装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11178316A JP2001006830A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | ジャック装置 |
| PCT/JP2000/004041 WO2000079653A1 (fr) | 1999-06-24 | 2000-06-21 | Dispositif a douille |
| EP00939106A EP1198036B1 (en) | 1999-06-24 | 2000-06-21 | Jack device |
| KR10-2001-7015618A KR100485323B1 (ko) | 1999-06-24 | 2000-06-21 | 잭 장치 |
| DE60030725T DE60030725T2 (de) | 1999-06-24 | 2000-06-21 | Buchsenvorrichtung |
| US10/018,135 US6672906B1 (en) | 1999-06-24 | 2000-06-21 | Jack device |
| CNB008093687A CN1191663C (zh) | 1999-06-24 | 2000-06-21 | 塞孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11178316A JP2001006830A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | ジャック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001006830A true JP2001006830A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=16046359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11178316A Pending JP2001006830A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | ジャック装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6672906B1 (ja) |
| EP (1) | EP1198036B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001006830A (ja) |
| KR (1) | KR100485323B1 (ja) |
| CN (1) | CN1191663C (ja) |
| DE (1) | DE60030725T2 (ja) |
| WO (1) | WO2000079653A1 (ja) |
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| JP5151100B2 (ja) * | 2006-09-08 | 2013-02-27 | ソニー株式会社 | プラグ、音声入出力装置及びノイズキャンセルシステム |
| US7912501B2 (en) | 2007-01-05 | 2011-03-22 | Apple Inc. | Audio I/O headset plug and plug detection circuitry |
| US8070503B2 (en) * | 2009-05-26 | 2011-12-06 | Spin Master Ltd. | Charging interface for rechargeable devices |
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|---|---|---|---|---|
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| US3166649A (en) | 1961-02-02 | 1965-01-19 | Carter Parts Company | Electrical device having a hollow housing with one or more contact elements mounted thereon |
| JPS5412990A (en) | 1977-06-29 | 1979-01-31 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Method of carrying article into box-like vessel |
| JPS5412990U (ja) * | 1977-06-30 | 1979-01-27 | ||
| US4368941A (en) | 1980-03-06 | 1983-01-18 | Magnetic Controls Company | Electrical jack frame |
| US4659167A (en) * | 1983-09-30 | 1987-04-21 | Hosiden Electronics Co., Ltd. | Jack with recessed contacts |
| JPS6279377A (ja) | 1985-10-01 | 1987-04-11 | Yokogawa Electric Corp | タイミング発生回路自己診断装置 |
| JPH0132306Y2 (ja) * | 1985-11-08 | 1989-10-03 | ||
| JP2609590B2 (ja) | 1986-09-04 | 1997-05-14 | 株式会社東芝 | 二次元放射線検出器 |
| DE3611654A1 (de) | 1986-04-07 | 1987-10-15 | Steuler Industriewerke Gmbh | Doppelwandiger behaelter, insbesondere fuer sondermuelldeponien |
| JPS636500U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-16 | ||
| JPS6363985U (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-27 | ||
| JPH0569877A (ja) | 1991-09-12 | 1993-03-23 | Suzuki Motor Corp | スクータの伝導ケース |
| JP2536896Y2 (ja) * | 1992-02-27 | 1997-05-28 | アイワ株式会社 | 接続装置 |
| JP3001750B2 (ja) * | 1992-09-09 | 2000-01-24 | シャープ株式会社 | プラグ・ジャック式光電共用伝送装置 |
| US5522738A (en) * | 1994-09-18 | 1996-06-04 | Thomas E. Dorn | Electrical connector jack |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP11178316A patent/JP2001006830A/ja active Pending
-
2000
- 2000-06-21 US US10/018,135 patent/US6672906B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-21 EP EP00939106A patent/EP1198036B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-21 WO PCT/JP2000/004041 patent/WO2000079653A1/ja active IP Right Grant
- 2000-06-21 CN CNB008093687A patent/CN1191663C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-21 DE DE60030725T patent/DE60030725T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-21 KR KR10-2001-7015618A patent/KR100485323B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| CN1191663C (zh) | 2005-03-02 |
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| US6672906B1 (en) | 2004-01-06 |
| EP1198036A1 (en) | 2002-04-17 |
| DE60030725D1 (de) | 2006-10-26 |
| EP1198036A4 (en) | 2002-09-11 |
| KR20020012592A (ko) | 2002-02-16 |
| EP1198036B1 (en) | 2006-09-13 |
| CN1358344A (zh) | 2002-07-10 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040205 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |