JP2001004716A - Lsiの検査方法 - Google Patents

Lsiの検査方法

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JP2001004716A
JP2001004716A JP11178027A JP17802799A JP2001004716A JP 2001004716 A JP2001004716 A JP 2001004716A JP 11178027 A JP11178027 A JP 11178027A JP 17802799 A JP17802799 A JP 17802799A JP 2001004716 A JP2001004716 A JP 2001004716A
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test
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lsi
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lsis
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Hirobumi Kaneko
博文 金子
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のLSIを同時に検査する場合、各LS
I毎にテストを行うテストユニットが検査対象のLSI
と同数必要となるため、テストユニットの数により検査
できるLSIの数が限定される。 【解決手段】 複数のLSIを同時に検査する場合、少
ないテストユニットで同時に検査する複数のLSIに対
して一度にテストデータを与え、前記複数のLSIの検
査結果は各LSI毎に時分割に前記テストユニットに渡
して判定することで、少ないテストユニットで複数のL
SIを同時に検査可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLSIの検査方法、
特に複数のLSIを同時に検査を行うことのできるLS
Iの検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLSIの検査方法では、複数のL
SIを同時に検査する場合、前記各LSIとテスト装置
のテストユニットが1対1で接続され、その1対1で接
続されたLSIとテストユニット間で検査が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によれば、同時に検査するLSI数を増やすにつれ
てテストユニットを増やす必要があり、言い換えればテ
ストユニット数で同時に検査できるLSI数が制限され
てしまうという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
複数のLSIを同時に検査できるLSIの検査方法にお
いて、同時に検査を行う複数n個のLSIに一度にテス
トデータを与え、前記複数n個のLSIの検査結果を時
分割に判定し、前記複数n個のLSIのシリアルナンバ
ーやその他検査情報を表示または保持できる機能を有す
るテストユニットを1つ以上備えた検査装置と、検査結
果やLSIのシリアルナンバー等の検査情報を決められ
たディレイタイムでテスト装置に返す応答タイミング発
生手段を備えたLSIと、前記検査装置から複数n個の
LSIに与えるテストデータや、そのテストデータによ
って同時に検査された複数n個のLSIの検査結果や検
査情報を検査装置に送るための制御を行う入出力制御手
段を備えることにより、少ないテストユニットで複数n
個のLSIを同時に検査できるようにしたものである。
【0005】本発明の第2の発明は、上述のLSIの検
査方法において、同時に検査を行う複数n個のLSIに
それぞれ違った応答タイミングを発生するよう設計され
た応答タイミング発生手段を備えるよう構成したもので
ある。
【0006】本発明の第3の発明は、上述のLSIの検
査方法において、同時に検査を行う複数n個のLSIに
はそれぞれ同じ応答タイミングを発生するよう設計され
た応答タイミング発生手段を備え、検査装置には検査を
行う複数n個のLSIに検査の開始を知らせる機能を備
え、各LSI毎に検査開始を変えて応答タイミングをず
らすように構成したものである。
【0007】本発明の第4の発明は、上述のLSIの検
査方法において、同時に検査を行う複数n個のLSIの
検査結果を返す応答タイミングと、複数n個のLSIの
テストデータや検査結果を入出力制御を行うことのでき
るテストユニットで構成したものである。
【0008】本発明の第5の発明は、上述のLSIの検
査方法において、各LSIの検査結果やシリアルナンバ
ーといった検査情報をメモリに一時記憶しておき、その
メモリとデータの入出力をテストユニットで時分割に制
御することができるように構成したものである。
【0009】本発明の第6の発明は、上述の第1から第
5の発明のLSIの検査方法において、テストユニット
から各LSIへ与えるテストデータや制御信号を送信し
たり、各LSIの検査結果等のシリアルデータをアンテ
ナ用コイルなどを利用して電波で受信する第1のデータ
送受信手段と、ホストコンピュータで作成したパラレル
のテストデータをシリアルデータに及び第1のデータ送
受信手段で受信したシリアルデータをパラレルデータに
変換する第1のシリアル/パラレルデータ変換手段と、
第1のデータ送受信手段で送信したシリアルのテストデ
ータや制御信号と、LSIの検査結果等の情報をテスト
ユニット側に返す第2のデータ送受信手段と、第2のデ
ータ送受信手段で受信したシリアルのテストデータや制
御信号をパラレルデータに、各LSIの検査結果等をテ
ストユニット側に返すためにシリアルデータに変換する
シリアル/パラレルデータ変換手段を備え、テストユニ
ットと検査ボード上の各LSI間でのデータの受け渡し
を無線通信で行えるよう構成したものである。
【0010】本発明の第1から第6の発明によれば、複
数のLSIを同時に検査する場合、少ないテストユニッ
トで一度にテストデータを与えることができ、また検査
結果を各LSI毎に決められたディレイタイムで前記テ
ストユニットに時分割に返し比較判定するので、同時検
査対象のLSIを増やしてもテストユニットを増やすこ
となく検査することができ、例えば最小の検査システム
では、1つのテストユニットで複数のLSIを同時に検
査することが可能である。更に、本発明の第6の発明の
ような無線通信機能やシリアル/パラレル変換機能を持
たせる検査構成にすることで、シリアルデータを期待す
るLSIや通信機能を持ったLSIにも対応できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施の形態の図面を用いて説明する。
【0012】図1は、本発明のLSIの検査方法におけ
るLSI検査装置の基本構成を示すブロック図であり、
図2〜5はその応用例である。まず、図1から詳細に説
明する。
【0013】同図に示すようにLSI検査装置110
は、ホストコンピュータ111、システムコントローラ
113、テストユニット112、検査ボード200で構
成される。
【0014】ホストコンピュータ111は、このLSI
検査装置全体を総括制御する機能を持ち、テストデータ
の作成やテスト結果の表示や印字、テスト条件の設定な
どが行われる。
【0015】システムコントローラ113は、ホストコ
ンピュータ111の制御の基、テストユニット112を
制御する。
【0016】テストユニット112は、図6に示すよう
に各LSIの制御、及びテストデータとテスト結果の受
け渡しを制御する入出力制御手段の制御とテストユニッ
ト700自身を制御する制御部710と、複数n個のL
SIに同時にテストデータを与えるデータ出力部720
と、各LSI毎に時分割で送られてくる検査結果等を受
けるデータ入力部730と、前記データ入力部730で
受けた検査結果を判定する比較部740等で構成され
る。
【0017】検査ボード200は、複数n個のLSI2
10、220、230、240、250、260を同時
に検査できるようn個のソケットと、テストユニット1
12とLSI間でデータの受け渡しを制御するためのn
個の入出力制御手段212、222、232、242、
252、262で構成され、これらを共通のデータ/制
御バス270と入力制御信号280で接続してテストユ
ニット112の制御の基、検査を実施する。尚、入力制
御信号280は、説明のためデータ/制御バス270と
別に示してあるが、本来はデータ/制御バス270に含
まれるものである。
【0018】応答タイミング発生手段211、221、
231、241、251、261は、LSIの検査後に
検査結果やLSIのシリアルナンバーといった検査に必
要な情報をテストユニット112に返すタイミングと、
入出力制御手段212、222、232、242、25
2、262の出力のタイミング制御を行う。
【0019】入出力制御手段212、222、232、
242、252、262は、テストユニット112から
各LSI側にテストデータを与える場合には、テストユ
ニット112からの入力制御信号280によりLSI側
へ入力制御を行い、検査結果やLSIのシリアルナンバ
ーといった検査に必要な情報をテストユニット112側
に返す場合には、応答タイミング発生手段211、22
1、231、241、251、261により発生された
タイミングでLSIからテストユニット側への出力制御
を行う。
【0020】次に前記実施の形態の動作を説明する。ま
ず、ホストコンピュータ111からのテストデータとシ
ステムコントローラ113の制御の基、テストユニット
112は、複数n個のLSI210、220、230、
240、250、260にテストデータを入力できるよ
う、n個の入出力制御手段212、222、232、2
42、252、262をLSI側に入力設定する。その
後テストユニット112は、同時に検査を行うn個のL
SI210、220、230、240、250、260
に一斉にテストデータを与え、与えられたテストデータ
により各LSIは一斉に検査を開始する。各LSIの応
答タイミング発生手段211、221、231、24
1、251、261は、不揮発性メモリ等に書き込まれ
た値により異なったタイミングを発生するように設計さ
れており、スライスでの検査時に書き込まれたデータに
より予め違った応答タイミングが設定されている。そし
て、同時に検査を開始した各LSIの応答タイミング発
生手段211、221、231、241、251、26
1には、全て異なったタイミング設定がされており、検
査終了後は、このタイミングにより入出力制御手段21
2、222、232、242、252、262を各LS
Iからテストユニット側へ出力設定を行った後、検査結
果やLSIのシリアルナンバーといった検査に必要な情
報を各LSI毎に時分割でテストユニット112に返
す。そしてテストユニット112は、n個のLSI21
0、220、230、240、250、260から時分
割で送られてきた検査結果を判定し、ホストコンピュー
タ111で検査の判定結果とLSIのシリアルナンバー
を一括管理する。図7はテストデータと検査結果の流れ
を示す。同図に示すように、同時に検査を行うLSIの
DUT1〜nに同時にテストデータを与え、一斉に検査
を開始する。そして検査終了後は、DUT1、DUT
2、DUT3、・・・、DUTnの順に検査結果やLS
Iのシリアルナンバーといった検査に必要な情報をテス
トユニット112に返す。
【0021】図2は、本発明の実施の形態の基本構成で
ある図1と若干構成を変え、同様の効果を得ることので
きる応用例1のブロック図である。
【0022】同図のLSI検査装置120は図1と同様
に、ホストコンピュータ121、システムコントローラ
123、テストユニット122、検査ボード300で構
成される。
【0023】ホストコンピュータ121、システムコン
トローラ123は、図1と同様の機能を備える。
【0024】テストユニット122は、図1の機能に加
え新たにテストスタート信号390を備え、各LSI毎
に検査開始の指示を送る。
【0025】検査ボード300においては、前記テスト
ユニット122からのテストスタート信号390を各L
SIに与えられるよう接続する。尚、テストスタート信
号390は、説明のためデータ/制御バス370と別に
示してあるが、本来はデータ/制御バス370に含まれ
るものである。
【0026】応答タイミング発生手段311、321、
331、341、351、361は、図1とは異なりL
SI全て同一の応答タイミングとする。
【0027】次に前記実施の形態の動作を説明する。ま
ず、ホストコンピュータ121からのテストデータとシ
ステムコントローラ123の検査開始等の制御の基、テ
ストユニット122は、n個のLSI310、320、
330、340、350、360にテストデータを入力
できるようn個の入出力制御手段312、322、33
2、342、352、362をLSI側に入力設定す
る。その後テストユニット122は、同時に検査を行う
n個のLSI310、320、330、340、35
0、360に一斉にテストデータを与える。そして、テ
ストユニットは、検査を順次開始させるよう各LSIに
テストスタート信号390を与え、テストデータに沿っ
て各LSIが順次検査を行う。各LSIの応答タイミン
グ発生手段311、321、331、341、351、
361には、予め同様の応答タイミングで設計されてお
り、各LSIの検査終了後は、このタイミングにより入
出力制御手段312、322、332、342、35
2、362を各LSIからテストユニット側へ出力設定
を行った後、検査結果やLSIのシリアルナンバーとい
った検査に必要な情報を各LSI毎に時分割でテストユ
ニット122に返す。そしてテストユニット122は、
n個のLSI310、320、330、340、35
0、360から時分割で送られてきた検査結果を判定
し、ホストコンピュータ121で検査の判定結果とLS
Iのシリアルナンバーを一括管理する。図8はテストデ
ータと検査結果の流れを示す。同図に示すように、同時
に検査を行うLSIのDUT1〜nに同時にテストデー
タを与え、テストスタート信号390により各LSIが
順次検査を開始する。そして検査終了後は、応答タイミ
ング発生手段311、321、331、341、35
1、361の応答タイミングでDUT1、DUT2、D
UT3、・・・、DUTnの順に検査結果やLSIのシ
リアルナンバーといった検査に必要な情報をテストユニ
ット112に返す。
【0028】本構成においては、同時に検査を行うLS
I毎に応答タイミング発生手段の応答タイミングを変え
る必要がないため、図1の構成よりLSI設計が容易と
なる。
【0029】図3は、本発明の実施の形態の基本構成で
ある図1と若干構成を変え、同様の効果を得ることので
きる応用例2のブロック図である。
【0030】同図のLSI検査装置130は図1と同様
に、ホストコンピュータ131、システムコントローラ
133、テストユニット132、検査ボード400で構
成される。
【0031】ホストコンピュータ131、システムコン
トローラ133は、図1と同様の機能を備える。
【0032】テストユニット132は、図1の機能に加
えLSIに内蔵される応答タイミング発生手段の代わり
に、新たに応答スタート信号490を備え、各LSI毎
に時分割に応答するよう応答開始の指示を送る。
【0033】検査ボード400においては、前記テスト
ユニット132からの応答スタート信号490を各LS
Iに与えられるよう接続する。
【0034】次に前記実施の形態の動作を説明する。ま
ず、ホストコンピュータ131からのテストデータとシ
ステムコントローラ133の検査開始等の制御の基、テ
ストユニット132は、n個のLSI410、420、
430、440、450、460にテストデータを入力
できるようn個の入出力制御手段412、422、43
2、442、452、462をLSI側に入力設定す
る。その後テストユニット132は、同時に検査を行う
n個のLSI410、420、430、440、45
0、460に一斉にテストデータを与え、与えられたテ
ストデータにより各LSIは一斉に検査を開始する。各
LSIの検査終了後は、テストユニット132からの入
出力制御信号480により入出力制御手段412、42
2、432、442、452、462を各LSIからテ
ストユニット側へ出力設定した後、応答スタート信号4
90により検査結果やLSIのシリアルナンバーといっ
た検査に必要な情報を各LSI毎に時分割でテストユニ
ット132に返す。そして、テストユニット132にお
いてn個のLSI410、420、430、440、4
50、460から時分割で送られてきた検査結果を判定
し、ホストコンピュータ131で検査の判定結果とLS
Iのシリアルナンバーを一括管理する。
【0035】本構成においては、各LSIの応答タイミ
ングとテストデータや検査結果等の入出力制御をテスト
ユニット132が行うことでLSIの負担を軽減するこ
とができる。また、任意のLSIから自由に検査結果を
得ることが可能である。
【0036】図4は、本発明の実施の形態の基本構成で
ある図1と若干構成を変え、同様の効果を得ることので
きる応用例3のブロック図である。
【0037】同図のLSI検査装置140は図1と同様
の、ホストコンピュータ141、システムコントローラ
143、テストユニット142、検査ボード500と、
新たにメモリ514、524、534、544、55
4、564と、メモリ制御手段515、525、53
5、545、555、565で構成される。
【0038】ホストコンピュータ141、システムコン
トローラ143は、図1と同様の機能を備える。
【0039】検査ボード500においては、メモリ51
4、524、534、544、554、564とメモリ
制御手段515、525、535、545、555、5
65を配置し、メモリ制御信号590とメモリ内のデー
タをRead/Writeできるよう接続する。
【0040】メモリ514、524、534、544、
554、564は、各LSI510、520、530、
540、550、560の検査結果やLSIのシリアル
ナンバー等の検査に必要なデータを保持する。
【0041】メモリ制御手段515、525、535、
545、555、565は、メモリ内のデータのRea
d/Writeを制御する。
【0042】テストユニット142は、図1の機能に加
え各LSI毎に設けられたメモリ514、524、53
4、544、554、564を制御するメモリ制御手段
515、525、535、545、555、565の制
御信号であるメモリ制御信号590を備える。
【0043】次に前記実施の形態の動作を説明する。ま
ず、ホストコンピュータ141からのテストデータとシ
ステムコントローラ143の検査開始等の制御の基、テ
ストユニット142はn個のLSI510、520、5
30、540、550、560にテストデータを入力で
きるようn個の入出力制御手段512、522、53
2、542、552、562をLSI側に入力設定す
る。その後テストユニット142は、同時に検査を行う
n個のLSI510、520、530、540、55
0、560に一斉にテストデータを与え、与えられたテ
ストデータにより各LSIは一斉に検査を開始する。各
LSIの検査終了後は、検査結果やLSIのシリアルナ
ンバー等の検査に必要なデータを各LSI毎に備え付け
たメモリ514、524、534、544、554、5
64にWriteする。その後、テストユニット142
からの入出力制御信号580により入出力制御手段51
2、522、532、542、552、562を各LS
Iからテストユニット142側へ出力設定した後、メモ
リ制御信号590により各メモリ内のデータを時分割に
Readしてテストユニット142に返す。そして、テ
ストユニット142においてn個のLSI510、52
0、530、540、550、560から時分割で送ら
れてきた検査結果を判定し、ホストコンピュータ141
で検査の判定結果とLSIのシリアルナンバーを一括管
理する。
【0044】図5は、本発明の実施の形態の基本構成で
ある図1における検査装置110と検査ボード200間
のデータの受け渡しを、無線通信で行えるようにしたブ
ロック図である。
【0045】同図のLSI検査装置150は、図1と同
様のホストコンピュータ151、システムコントローラ
153、テストユニット152、検査ボード600と、
新たにシリアル/パラレル変換器154と、送受信手段
155で構成される。
【0046】検査ボード600は、図1のデータ/制御
バス270や入力制御信号280といった配線が無くな
り、代わりに各LSI毎にシリアル/パラレル変換器6
16、626、636、646、656、666を備え
る。
【0047】次に本実施の形態の動作であるが、上述す
るように図1の検査装置110と検査ボード200間の
データの受け渡しを、無線通信で行えるようにしたもの
であるため、図1との相違点のみ説明する。まず、第1
のシリアル/パラレル変換器154は、第1の送受信手
段155によって複数n個のLSI610、620、6
30、640、650、660にテストデータや制御信
号を与えられるように、テストユニット152からのパ
ラレルデータをシリアルデータに変換する。そして第1
の送受信手段155から、変換されたシリアルデータを
検査ボード600上の各LSI610、620、63
0、640、650、660に送信する。各LSIの第
2の送受信手段617、627、637、647、65
7、667は、第1の送受信手段155から送信された
シリアルデータを受信して、第2のシリアル/パラレル
変換器616、626、636、646、656、66
6に送る。第2のシリアル/パラレル変換器616、6
26、636、646、656、666では、第2の送
受信手段617、627、637、647、657、6
67で受信したシリアルデータをパラレルデータに変換
する。その後、変換されたパラレルデータによって検査
が開始される。検査が終了すると、検査結果であるパラ
レルデータを各LSIの第2のシリアル/パラレル変換
器616、626、636、646、656、666で
シリアルデータに変換する。変換されたシリアルデータ
は、各LSIの第2の送受信手段617、627、63
7、647、657、667から応答タイミング発生手
段611、621、631、641、651、661の
制御により時分割に検査装置150に送信する。第1の
送受信手段155は、第2の送受信手段617、62
7、637、647、657、667から送信されたシ
リアルデータを受信して、第1のシリアル/パラレル変
換器154に送る。第1のシリアル/パラレル変換器1
54では、第1の送受信手段155で受信したシリアル
データをパラレルデータに変換する。その後、変換され
たパラレルデータで期待値と比較して検査結果を判定す
る。
【0048】このような構成にすることで、ICカード
用LSIの検査にも対応可能となる。また、シリアルデ
ータでの扱いが必要な場合は、有線接続であっても実現
可能である。
【0049】以上、本発明の構成及び動作を幾つかの実
施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態
に限定されるものではない。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明のLSI
の検査方法によれば、複数のLSIを同時に検査する場
合、少ないテストユニットで同時に検査する複数のLS
Iに一度にテストデータを与えることができ、また検査
結果は各LSIで決められたディレイタイムで時分割で
前記テストユニット返し判定するため、同時に検査する
LSIを増やした場合でも、テストユニットを増やすこ
となく検査することができる。また、テストデータをシ
リアル/パラレル変換する機能や、テスト装置と検査対
象のLSIに無線通信機能を備えることで、シリアルデ
ータを期待するLSIや通信機能を備えたICカード用
LSI等の検査にも対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における検査装置の基本構
成図
【図2】図1の応用例1における検査装置の構成図(有
線接続)
【図3】図1の応用例2における検査装置の構成図(有
線接続)
【図4】図1の応用例3における検査装置の構成図(有
線接続)
【図5】図1の応用例4における検査装置の構成図(無
線通信)
【図6】テストユニット112の構成を示す図
【図7】テストデータと検査結果の流れを示す図
【図8】テストデータと検査結果の流れを示す図
【符号の説明】
110、120、130、140、150 検査装置 200、300、400、500、600 検査ボード 700 テストユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のLSIを同時に検査できるLSI
    の検査方法において、同時に検査を行う複数n個のLS
    Iに一度にテストデータを与え、前記複数n個のLSI
    の検査結果を時分割に判定し、前記複数n個のLSIの
    シリアルナンバーやその他検査情報を表示または保持で
    きる機能を有するテストユニットを1つ以上備えた検査
    装置と、検査結果やLSIのシリアルナンバー等の検査
    情報を決められたディレイタイムでテスト装置に返す応
    答タイミング発生手段を備えたLSIと、前記検査装置
    から複数n個のLSIに与えるテストデータや、そのテ
    ストデータによって同時に検査された複数n個のLSI
    の検査結果や検査情報を検査装置に送るための制御を行
    う入出力制御手段と、を備えることにより少ないテスト
    ユニットで複数n個のLSIを同時に検査できることを
    特徴とするLSI検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のLSIの検査方法にお
    いて、同時に検査を行う複数n個のLSIにはそれぞれ
    違った応答タイミングを発生するよう設計された応答タ
    イミング発生手段を備えたLSIによって、同時に複数
    のLSIを検査できることを特徴とするLSI検査方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のLSIの検査方法にお
    いて、同時に検査を行う複数n個のLSIにはそれぞれ
    同じ応答タイミングを発生するよう設計された応答タイ
    ミング発生手段を備え、検査装置には検査を行う複数n
    個のLSIに検査の開始を知らせる機能を備え、各LS
    I毎に検査開始を変えることで、応答タイミングをずら
    し同時に複数のLSIを検査できることを特徴とするL
    SI検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のLSIの検査方法にお
    いて、同時に検査を行う複数n個のLSIの検査結果を
    返す応答タイミングと、複数n個のLSIのテストデー
    タや検査結果を入出力制御するテストユニットを備える
    ことで、同時に複数のLSIを検査できることを特徴と
    するLSI検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のLSIの検査方法にお
    いて、各LSIの検査結果やシリアルナンバーといった
    検査情報をメモリに一時記憶しておき、そのメモリの制
    御とデータの入出力制御をテストユニットで時分割に行
    うことによって、同時に複数のLSIを検査できること
    を特徴とするLSI検査方法。
  6. 【請求項6】 請求項1、2,3,4,5に記載のLS
    Iの検査方法において、テストユニットから各LSIへ
    与えるテストデータや制御信号を送信したり、各LSI
    の検査結果等のシリアルデータをアンテナ用コイルなど
    を利用して電波で受信する第1のデータ送受信手段と、
    ホストコンピュータで作成したパラレルのテストデータ
    をシリアルデータに及び第1のデータ送受信手段で受信
    したシリアルデータをパラレルデータに変換する第1の
    シリアル/パラレルデータ変換手段と、第1のデータ送
    受信手段で送信したシリアルのテストデータや制御信号
    と、LSIの検査結果等の情報をテストユニット側に返
    す第2のデータ送受信手段と、第2のデータ送受信手段
    で受信したシリアルのテストデータや制御信号をパラレ
    ルデータに、各LSIの検査結果等をテストユニット側
    に返すためにシリアルデータに変換するシリアル/パラ
    レルデータ変換手段を備え、テストユニットと検査ボー
    ド上の各LSI間でのデータの受け渡しを無線通信で行
    えるよう構成することで、同時に複数のLSIを検査で
    きることを特徴とするLSI検査方法。
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