JP2000353783A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000353783A
JP2000353783A JP2000101683A JP2000101683A JP2000353783A JP 2000353783 A JP2000353783 A JP 2000353783A JP 2000101683 A JP2000101683 A JP 2000101683A JP 2000101683 A JP2000101683 A JP 2000101683A JP 2000353783 A JP2000353783 A JP 2000353783A
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JP2000101683A
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Taichi Gyotoku
太一 行徳
Toru Kakiage
透 書上
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーンインのためにデータを入力するプロー
ブの数を削減する。 【解決手段】 セレクタ50を設け、これには第1の入
力端子31からの出力信号311が分岐して入力され
る。また、このセレクタには、第2の入力端子32から
の出力信号321も入力される。いずれの信号を入力と
して選択するかは、外部のセレクタ選択端子6からの信
号による。バーンインを行うモードの時には、第1の入
力端子からバーンインデータを入力し、セレクタはこの
第1の入力端子からの出力信号を選択して第2の入力端
子に対応したバーンイン対象回路2内のスキャンチェー
ンへ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特にバーンインを行う回路に対してスキャンチェー
ンによりストレスをかける半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、従来の半導体装置のブロック図
を示す。本図において、1は、半導体装置全体である。
31は、第1の入力端子である。311は、第1の入力
端子からの入力信号(正確には信号線。ただし、正確に
記載するとかえって煩雑となり、また誤解のおそれもな
い。このため、以下、このように記載する。これは、他
の信号でも同様である。)である。32は、第2の入力
端子である。321は、第2の入力端子からの入力信号
である。41は、初期故障を除去するためのバーンイン
(burn−in)以外の通常検査における第1の出力
端子、42は、バーンイン以外の通常の検査における第
2の出力端子である。2は、バーンイン対象回路であ
る。201は、バーンイン対象回路2から出力される第
1の出力信号である。202はバーンイン対象回路2か
ら出力される第2の出力信号である。
【0003】次に、この半導体装置におけるスキャンチ
ェーンについて説明する。スキャンチェーンとは、スキ
ャンテストにおいて、フリップフロップの出力と別のフ
リップフロップの入力が接続され、この接続されたフリ
ップフロップが数珠つなぎになっている回路(チェー
ン)である。図1のバーンイン対象回路2は、この数珠
つなぎの状態の2つのスキャンチェーン21、22とこ
れに伴う組み合わせ回路を示す。
【0004】本図において、四角80は、フリップフロ
ップであり、第1の入力端子31と第1の出力端子41
間のスキャンチェーン21で入出力がなされて、また第
2の入力端子32と第2の出力端子42間のスキャンチ
ェーン22で入出力がなされてテストされる。
【0005】さて、このスキャンチェーンを用いたテス
トであるが、テスト時において、フリップフロップがス
キャン入力端子からスキャン出力端子まで数珠つなぎに
接続されている為、スキャンテスト(以降スキャンシフ
トと呼ぶ)時にスキャン入力端子から信号を与えること
で、任意のフリップフロップにデータをセットすること
が出来る。そして、このフリップフロップへのデータの
セットが完了すると、通常動作を行ない組合わせ回路を
動作させ、再度スキャンシフトを行ないスキャン出力端
子からの信号をコンパレート(比較)する。これによ
り、回路の検査がなされる。
【0006】従って、バーンインを行なう場合、スキャ
ンチェーンを用いて、スキャンシフト及び通常動作を繰
り返すことで、回路をより大きく動かすことができる為
ストレスを大きく与えることが可能である。そこで、こ
のスキャンチェーンを用いてバーンイン対象回路2にス
トレスを印加する為、第1の入力端子31及び第2の入
力端子32から信号を入力し、ストレスを与える。
【0007】
【発明が解決使用とする課題】しかしながら、上記従来
の構成では、スキャンチェーンの数が多くなると、それ
に対する入力端子数も増加する。この一方、ウエハーレ
ベルでのバーンインにはプローブ数の制約がある。すな
わち、バーンインは1ウエハのLSI全てに対して行う
が、この際1ウエハのプローブ数には制約があるため、
チップサイズが小さくなればなるほど1LSIに与える
ことのできるプローブ数が少なくなる。この為、スキャ
ンチェーンがあまり増加すると、ウエハーバーンインの
実現が困難となり、最悪の場合には出来なくなる。
【0008】更にまた、近年の技術の進歩、更にはそれ
を踏まえての需要者の機器製品に対する要望の高度、多
様化の基で、チップサイズの小型化等が進みつつあるた
め、スキャンチェーンが増加する傾向にある。
【0009】このため、スキャンチェーンの数が増加し
ても、バーンイン時に必要な入力端子数がそう増加しな
い、しかも安価、簡単な技術の開発が望まれていた。
【0010】次に、同じく技術の進歩、需要者の機器製
品の信頼性に対する要望の高度化の基で、任意のパター
ンを入力する等、様々のバーンインテストをしたいとい
う要望もある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決することを目的としてなされたものであり、1のス
キャンチェーン用の入力端子からのバーンイン用のデー
タを他のスキャンチェーンに入力可能としたものであ
る。また、1のスキャンチェーンから出力されたバーン
イン用データを他のスキャンチェーンのバーンインテス
トに利用しうるようにしたものである。そしてこれによ
り、プローブ数の制約から開放されるようにしている。
【0012】また、複数のスキャンチェーン用の入力端
子からのバーンイン用のデータや同じく複数のスキャン
チェーンから出力されたバーンイン用データを他のスキ
ャンチェーンのバーンインテストに利用しうるようにし
たものである。そしてこれにより、バーンインにおいて
任意のパターンの入力等が可能となる。
【0013】また、1のスキャンチェーン用の入力端子
からのバーンイン用のデータや同じく1のスキャンチェ
ーンから出力されたバーンイン用データを他の複数のス
キャンチェーンのバーンインテストに利用しうるように
したものである。そしてこれらにより、バーンインにお
いて任意のパターンの入力等が可能となる。
【0014】また、1のスキャンチェーンから出力され
たバーンイン用データから他のスキャンチェーンのバー
ンインテストに利用される場合には、一定の遅延を伴っ
て入力され、使用されるようにしたものである。そして
これにより、同じくバーンインにおいて任意のパターン
の入力等が可能となる。
【0015】また、これらのため、固有の入力端子から
バーンインデータが入力されないスキャンチェーンにお
いては、その固有の入力端子との間にセレクタが設けら
れ、該セレクタには他のスキャンチェーンの固有の入力
端子から入力されたバーンインデータ等も入力されるよ
うになっている。この下で、外部からの選択信号によ
り、セレクタはいずれかの入力信号を選択し、後流側の
スキャンチェーンに流すようにしている。
【0016】また、セレクタを複数有する場合、そして
これが普通であるが、各セレクタ各々に入力信号の選択
をなさしめるフリップフロップ、その他ラッチやROM
やRAM等状態の保持が可能な要素を有する制御回路を
設け、該制御回路はクロック信号と同期した所定の選択
信号等により各セレクタの選択を制御する。
【0017】以上の他、半直列で結線し、fan ou
tに対しても配慮する、幾つかのスキャンチェーンをブ
ロック化して操作する等のこともしている。
【0018】更に、これらによりウエハーバーンインが
使用できる様な回路修正にも容易に対応できる様にして
いる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
の形態に基づいて説明する。
【0020】(第1の実施の形態)本実施の形態は、入
力端子とスキャンチェーン間にセレクタを装備し、該セ
レクタは他のスキャンチェーンの入力端子からも入力可
能とされ、この基で外部からの選択信号によりセレクタ
の入力を切り替えて、他のスキャンチェーン用の入力端
子から入力されたバーンイン用の信号をスキャンチェー
ンに同時に入力可能とするものである。
【0021】図2に、本実施の形態の半導体装置の構成
を示す。本図において、図1に示す従来技術のものと同
一若しくはほぼ同一のものについては、同じ符号を付し
てある。またこのため、原則としてそれらについての説
明は省略する。なお、バーンイン対象回路2内のスキャ
ンチェーンは、煩雑となること、本発明の前提ではある
が本発明の趣旨そのものではないことのため、図示は省
略してある。なおまた、これらは後に説明する他の実施
の形態でも同じである。
【0022】本図の半導体装置は、上述のごとく、バー
ンイン用の信号の入力されない入力端子とこれに対応す
るスキャンチェーン間にセレクタ50を内蔵し、更にこ
のセレクタ50へ選択信号601を入力するセレクタ選
択端子6と増幅回路81とを有しているのが、従来のも
のと異なる。
【0023】なお、この増幅回路81は、駆動能力に問
題が無い場合には無くてもよいのは勿論である。このた
め、第1の入力端子31から入力されてくる信号311
は、途中で分枝してセレクタ50に入力され、更に第2
の入力端子32から入力されてくる信号321もセレク
タ50へ入力される。また、このセレクタからの出力5
01は、バーンイン対象回路2へ入力される。なお、本
図及びこれ以降の図において、点線は選択信号や制御選
択信号を示す。
【0024】次に、本図を参照しつつ、この半導体装置
のテスト方法を説明する。
【0025】まず、バーンイン対象回路2のスキャンチ
ェーンにストレスを印加する為、第1の入力端子31か
ら信号を与える。次に、セレクタ選択端子6から選択信
号601を入力してセレクタ50に第1の入力端子31
からの信号311を選択させる。従ってこの状態では、
バーンイン対象回路2には、第1の入力端子31からセ
レクタを介してバーンイン用の信号501が入力される
こととなる。このため、第1の入力端子31から入力さ
れる信号のみで2つのスキャンチェーンにストレスを与
え、バーンインを行なうことが可能となる。
【0026】なお、バーンイン以外の通常の検査の場合
には、セレクタ選択端子6の選択信号601によりセレ
クタ50に第2の入力端子32から入力されてくる信号
を選択させる。そして、この信号をバーンイン対象回路
2内のスキャンチェーンに入力することによりなされ
る。すなわち、バーンイン以外の通常の検査では、第1
の入力端子31と第2の入力端子32から入力される信
号をバーンイン対象回路2内の第1のスキャンチェーン
と第2のスキャンチェーンへ入力し、バーンイン対象回
路2から出力される第1の出力信号201及び第2の出
力信号202を、各々第1の出力端子41、第2の出力
端子42から出力して行なう。
【0027】以上の説明で判るように、本実施の形態の
半導体装置では、1つのスキャンチェーン用の入力端子
のみで複数のスキャンチェーンにストレスを与えること
が可能である。このため、ウエハーバーンイン実施に際
して、印加を行なうプローブ数の制約が問題とならな
い。
【0028】(第2の実施の形態)本実施の形態は、セ
レクタを複数並列に配したものであり、先の第1の実施
の形態の応用例である。
【0029】図3に、本実施の形態の半導体装置の構成
を示す。本図の(a)に示すように、この半導体装置1
のバーンイン対象回路2には、多数のスキャンチェーン
が接続されている。なお、本図の(a)33、34は各
第3と第4の入力端子であり、43と44は各第3と第
4の出力端子である。また、51は第1のセレクタであ
り、52は第2のセレクタであり、53は第3のセレク
タであり、61、62、63は各それらセレクタの選択
端子であり、611、621、631はこれら選択端子
より各セレクタへ入力される選択信号である。また81
は入力の駆動能力を高める増幅回路である。なお、これ
も勿論、図2に示すのと同じく、駆動能力に余裕があれ
ば無くてもよい。
【0030】そして、本図の(a)においては、各セレ
クタ51、52、53は対応する外部の選択端子61、
62、63から入力されてくる選択信号により、2つの
入力信号のうちいずれかを各々独立に選択しうるように
なっている。そしてこの回路構成により、バーンインを
かけたいブロックとかけたくないブロックを操作するこ
とも可能である。また、フローブ数に余裕がある場合に
は、その端子にプローブを立てることで複雑な信号を入
力できるため、よりストレスをかけることができる。
【0031】なお、通常のテストのときには、各スキャ
ンチェーン用の入力端子31、32、33、34からテ
スト用信号が入力され、各スキャンチェーン用の出力端
子41、42、43、44から出力がなされるのは、先
の第1の実施の形態と同じである。
【0032】本図の(b)は、(a)に示す半導体装置
の変形であり、単一のセレクタ選択端子60にて各セレ
クタ51、52、53が独立して入力データの選択をな
すことが可能な様に制御回路7を内蔵している。そし
て、この単一のセレクタ選択用の制御回路7の入力端子
60からの所定の制御信号600を入力することによ
り、制御回路7は、各セレクタ51、52、53に対し
て相互に独立して選択作用をなさせるものである。そし
て、他は(a)に示すものと同じである。なおこのた
め、本(b)においては、(a)と比較しての特徴部の
み示してある。
【0033】なおまた、この選択回路については、後に
詳しく説明する。
【0034】(第3の実施の形態)本実施の形態は、セ
レクタを複数半直列に配したものであり、先の第2の実
施の形態の変形である。
【0035】図4に、本実施の形態の構成を示す。本図
の半導体装置1も先の第2の実施の形態の半導体装置と
同じく、1の入力端子からのバーンイン用データの入力
にて、多数のスキャンチェーンへ同時に出力を行うこと
が可能となる。
【0036】なお、本図の(a)と(b)は各々図3の
(a)と(b)に対応するものであり、(a)は各セレ
クタ51、52、53が専用のセレクタ選択端子61、
62、63を有する場合であり、(b)は唯一のセレク
タ選択用の端子60を有するものであり、このため制御
回路7を内蔵している。
【0037】本実施の形態では、1本の入力でバーンイ
ン対象回路にストレスをかける他に、セレクタを複数半
直列とすることで、1本の入力される信号のFAN O
UT(駆動能力)に配慮する必要がなくなる。
【0038】(第4の実施の形態)本実施の形態は、1
のスキャンチェーンのバーンインでの出力データを他の
スキャンチェーンの入力データとするものである。
【0039】本実施の形態では、そのため第2のスキャ
ンチェーンにおいては、その上流に第2の入力端子から
の信号と第1のスキャンチェーンから出力されたデータ
とのいずれを入力するかの選択を行うセレクタ50を有
している。
【0040】図5に、本実施の形態の半導体装置の構成
を示す。本図において、セレクタ50には、第2の入力
端子32から入力されてくる信号321と、バーンイン
対象回路2から出力される第1の出力信号201とが入
力されるのが先の第1の実施の形態と異なる。なお、セ
レクタ選択端子6からの選択信号601により、いずれ
かの信号が選択されるのは同じである。
【0041】以下、この半導体装置でのテスト方法を説
明する。
【0042】まず、バーンイン対象回路2にストレスを
印加する為、スキャンチェーンを用いて第1の入力端子
31から信号を与える。併せて、セレクタ選択端子6か
ら選択信号を入力して、セレクタ50にバーンイン対象
回路2から出力される第1の出力信号201を入力とし
て選択させる。このため、セレクタ50からの出力信号
501はバーンイン対象回路2の第2のスキャンチェー
ンに出力される。
【0043】従って、バーンイン対象回路2に入力され
る信号は、第1の入力端子31から入力される信号31
1と、これと同時にセレクタ50から出力される信号5
01となる。この結果、第1の入力端子31からの信号
のみでストレスを与え、同時に2つのスキャンチェーン
に入力を与えてのバーンインを行なうことが可能とな
る。
【0044】バーンイン以外の通常の検査においては、
セレクタ選択端子6からの選択信号601によって、セ
レクタ50は第2の入力端子32から入力されてくる信
号321を選択する。この基で、バーンイン以外の通常
の検査時には、バーンイン対象回路2から出力される第
1の出力信号201を第1の出力端子41から出力し、
第2の出力信号202を第2の出力端子42から出力す
る。
【0045】以上の説明で判るように、本実施の形態の
半導体装置では、バーンインを行なうスキャンチェーン
を用いてストレスを与える際、1つのスキャンチェーン
端子のみでストレスを与えることが可能となる。また、
第2のスキャンチェーンとしてバーンイン対象回路から
出力する第1の出力信号をセレクタを通して使用する
為、論理ゲート回路の出力に接続する次段の論理ゲート
の入力の数(fan out)に対して考慮する必要が
無い。
【0046】また、ウエハーバーンインにおける、印加
を行なうプローブ数の制約が、ストレスを印加する入力
端子を1つにしたことで解消される。
【0047】(第5の実施の形態)本実施の形態は、先
の第4の実施の形態の応用例であり、セレクタを複数並
列に配したものである。すなわち、第1の実施の形態に
対応する第2の実施の形態に対応するものである。
【0048】図6に、本実施の形態の半導体装置の構成
を示す。本図の(a)及び(b)は各々図3に示す第2
の実施の形態の(a)及び(b)に示すものに対応した
ものである。
【0049】本実施の形態の半導体装置の作用、効果
は、先の第1と第2の実施の形態及び第4の実施の形態
の説明から容易に判るので、その説明は省略する。
【0050】(第6の実施の形態)本実施の形態は、先
の第4の実施の形態の応用例であり、セレクタを複数半
直列に配したものである。すなわち、第1の実施の形態
に対する第3の実施の形態に対応したものである。
【0051】図7に、本実施の形態の半導体装置の構成
を示す。本図の(a)及び(b)は、各々図4に示す第
3の実施の形態の(a)及び(b)に示すものに対応し
たものである。
【0052】本実施の形態の半導体装置の作用、効果は
先の第1と第3の実施の形態及び第4の実施の形態の説
明から容易に判るので、その説明は省略する。
【0053】(第7の実施の形態)本実施の形態は、先
の第4の実施の形態の応用例であり、1のスキャンチェ
ーンからの出力データを他のスキャンチェーンに入力す
る信号線に1クロック周期以上遅延する回路を設けたも
のである。
【0054】図8に、本実施の形態の半導体装置を示
す。本図の(a)は、図5に示す第4の実施の形態の半
導体装置1の第1のスキャンチェーンの出力側のデータ
信号を、出力端子41へ行く途中で分岐してセレクタ5
0に入力する信号線中に1クロックタイム以上の遅延を
なす回路82を設けたものである。これにより、第2の
スキャンチェーンには1クロックタイム以上の遅延を伴
うバーンインテストの同時入力が可能となり、試験しう
る内容も変化に富んだものとなる。
【0055】本図8の(b)は、(a)における遅延回
路の後流側、第2のスキャンチェーンへの入力側へセレ
クタ58を設けたものである。そして、外部のセレクタ
選択信号端子68から選択信号681を入力することに
より、第1のスキャンチェーンからの出力信号を第2の
スキャンチェーンに入力するに際して、遅延させるか否
かの選択が可能となる。
【0056】なお、本実施の形態においても、多数のス
キャンチェーンが存在する場合、図3や図4に等に示す
ごとく、多数のセレクタや必要に応じての増幅回路を、
並列や半直列に配置しても良いのは勿論である。更にこ
れらの場合制御回路を設けるようにしても良いのは勿論
である。
【0057】なおまた、本図8の(b)に示すごとくセ
レクタを利用して図3、図6に示す増幅回路を信号がバ
イパス可能なようにしても良いのは勿論である。
【0058】(第8の実施の形態)本実施の形態は、図
6の(b)に示す半導体装置と図8の(b)に示す半導
体装置を組み合せたものである。そしてこれにより、バ
ーンインをかけたいブロックとかけないブロックを操作
することが可能となる。
【0059】図9に、本実施の形態の半導体装置を示
す。本図に示すように、第1のスキャンチェーンからの
出力を他のスキャンチェーンに入力する際、遅延させる
か否かが制御回路7を介しての入力で選択可能であり、
また2つのセレクタが制御回路7からの信号で組になっ
て選択動作を行う。
【0060】なお、本実施の形態では、各スキャンチェ
ーンへ接続されたセレクタは並列としているが、これは
図4等に示すごとく半直列となっていても良いのは勿論
である。
【0061】また、バッファを通過するか否かの選択で
なく、遅延が1クロックタイムと2クロックタイムの2
種のバッファの何れかを選択するようにしていても良い
のは勿論である。
【0062】(第9の実施の形態)本実施の形態は、第
1の実施の形態を複雑にしたものである。バーンインデ
ータが入力される端子が2個あり、これに伴いセレクタ
は2個、更に制御回路7をも有するものである。
【0063】図10に、本実施の形態の半導体装置の構
成を示す。本図において、52は、第2のセレクタであ
るが、これは第1の入力端子31と第2の入力端子32
と第3の入力端子33から信号が入力可能となってい
る。7は制御回路であり、701はその第1のセレクタ
51への出力信号であり、702はその第2のセレクタ
52への出力信号である。
【0064】更に、セレクタ選択端子60からの出力信
号600は、一旦制御回路7へ入力され、これにより2
つのセレクタ51、52の各選択状態を指定可能となっ
ている。
【0065】第1のセレクタ51は第1の入力端子31
と第2の入力端子32から入力される信号を選択するも
のとされ、これは第1の実施の形態と同じである。
【0066】以下、この半導体装置でのテスト方法を説
明する。
【0067】まず、バーンイン対象回路2にストレスを
印加する為、スキャンチェーンを用いて第1の入力端子
31から信号を与える。次に、セレクタ選択端子60か
ら制御回路7へ所定の信号を入力し、制御回路7から出
力される第1のセレクタへの制御信号701及び第2の
セレクタへの制御信号702によって各セレクタ51、
52に、第1の入力端子31からの出力信号31を選択
させる。この基で各セレクタ51、52はその出力信号
511、521をバーンイン対象回路2に出力する。
【0068】これにより、第1の入力端子31からの信
号のみでストレスを与えバーンインを行なうことが可能
となる。
【0069】また、制御回路7から出力される第2の制
御信号702によって、第2のセレクタ52に第2の入
力端子32から入力される信号321を選択させること
により、第1の入力端子31からの信号と第2の入力端
子32とから入力される信号でバーンイン対象回路2に
ストレスをかけることも可能となる。
【0070】バーンイン以外の通常の検査においては、
セレクタ選択端子60からの選択信号にて制御回路7を
コントロールし、第1のセレクタ51にて第2の入力端
子32からの信号321を、第2のセレクタ52にて第
3の入力端子33からの信号331を選択させる。更
に、両セレクタ51、52から出力される信号511、
521をバーンイン対象回路に出力して、バーンイン以
外の通常の検査を行うことが可能となる。
【0071】なお、この場合、第1の入力端子31、第
2の入力端子32、第3の入力端子33から入力される
信号は、バーンイン対象回路を介して、各々その第1の
出力信号201、第2の出力信号202及び第3の出力
信号203となり、更に各々第1の出力端子41、第2
の出力端子42、第3の出力端子43から出力されるこ
ととなる。
【0072】以上の説明で判るように、本実施の形態の
半導体装置によれば、バーンインを行なうスキャンチェ
ーンを用いてストレスを与える場合、1つのスキャンチ
ェーン端子のみでストレスを与えることが出来る為、ウ
エハーバーンインにおける印加を行なうプローブ数の制
約がなくなる。
【0073】また、印加を行なうプローブ数に余裕があ
る場合には、複数のスキャンチェーン端子を用いること
が可能であるので、バーンインとしてより複雑なパター
ンを入力できる。しかもこの際、フリップフロップ等を
用いてセレクタの制御を行うため、制御信号線の制約は
生じない。
【0074】(第10の実施の形態)本実施の形態は、
先の第9の実施の形態の第2のセレクタと制御回路の構
成に関する。
【0075】本実施の形態の構成を図11に示す。本図
の(a)に示すように、先の実施の形態の第2のセレク
タ52は、実は2つのセレクタ52aと52bとからな
る。更に、制御回路7は、3つのフリップフロップ80
1、802、803とからなる。更にまた、本図のセレ
クタ内の2つの選択端子中黒丸は0、白丸は1である。
【0076】そして、本図の(b)に示すように、入力
端子60にクロックに併せて信号「100」100が入
力されることにより、第1の入力端子31から入力され
たバーンインデータが第1と第3のスキャンチェーンに
入力されているのが判る。
【0077】本実施の形態では、制御回路にフリップフ
ロップを採用しているため、構成が容易となる。
【0078】なお、本実施の形態では制御回路にフリッ
プフロップを用いたが、これはラッチ、RAM、ROM
等状態を保持できる素子であれば同様の作用、効果を発
揮しうる。
【0079】(第11の実施の形態)本実施の形態は、
図12に示すように、図3に示す第2の実施の形態の変
形例であり、第1のスキャンチェーンの入力端子31か
ら入力されたバーンインテスト用のデータが、並列に配
置された多数のセレクタ51、52、・・により、多数
のスキャンチェーンへ同時に入力される。また、セレク
タ選択端子への入力信号が増幅器81により増幅されて
いる。
【0080】(第12の実施の形態)本実施の形態は、
図13に示すように、図4に示す第3の実施の形態の変
形例であり、第1のスキャンチェーンの入力端子31か
ら入力されたバーンインテスト用のデータが、半直列に
配置された多数のセレクタ51、52、・・により、多
数のスキャンチェーンへ同時に入力される。
【0081】(第13の実施の形態)本実施の形態は、
図14に示すように、図5から図9に示す第4から第8
の実施の形態の変形例であり、第1のスキャンチェーン
から出力されたバーンインテスト用のデータが入力端子
32からの信号とセレクタ51を介して選択的に第2の
スキャンチェーンへ入力可能とされ、同様に第2のスキ
ャンチェーンから出力されたバーンインテスト用のデー
タが第3のスキャンチェーンへ選択的に入力可能とさ
れ、以下同様に第N−1のスキャンチェーンから出力さ
れたバーンインテスト用のデータが第Nのスキャンチェ
ーンへ選択的に入力可能とされている。
【0082】これにより、より一層複雑なテストが可能
となる。なお、わざわざは図示していないが、本実施の
形態においても必要に応じて増幅回路、遅延時間の異な
る各種のバッファ、必要に応じてのそれらのセレクタ等
が装置あるいは回路の各部に設けられたりするのは勿論
である。更に、セレクタの配列も半直列等になしても良
いのは勿論である。
【0083】以上、本発明を幾つかの実施の形態に基づ
いて説明してきたが、本発明は何もこれらに限定されな
いのは勿論である。すなわち、例えば以下のようにして
もよい。
【0084】1)スキャンチェーン数は、より多数であ
る。
【0085】2)他のスキャンチェーンの入力端子から
と、他のスキャンチェーンの出力とが、別のスキャンチ
ェーンに入力可能となっている。
【0086】例えば、図2や図3に示すものと図5や図
6に示すものとが組み合わさっている。
【0087】3)本実施の形態を各種組み合わせてい
る。
【0088】4)第10の実施の形態においては、3入
力から1を選択するセレクタを2つのフリップフロップ
を使用して制御しているが、図3の(b)や図6の
(b)に示すごとく3つの並列のセレクタを各1個のフ
リップフロップで制御するようにしている。
【0089】5)1のスキャンチェーンが複数の入力端
子や出力端子を有している。あるいは、そのようなスキ
ャンチェーンも存在する。
【0090】
【発明の効果】以上の説明で判るように、本発明によれ
ば、バーンイン対象回路にスキャンチェーンを用いてス
トレスをかけてバーンインを行う場合に、バーンインデ
ータを入力する端子の数を少なくすることが可能とな
る。このため、バーンインデータを与えるプローブの数
を削減できる。
【0091】また、バーンインとして複雑な入力が可能
となる。
【0092】また、フリップフロップ等の状態を保持可
能な素子を採用するため、上記作用、効果を得るための
セレクタの選択回路も簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術の半導体装置の構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の半導体装置の構
成図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態の半導体装置の構
成図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態の半導体装置の構
成図である。
【図5】 本発明の第4の実施の形態の半導体装置の構
成図である。
【図6】 本発明の第5の実施の形態の半導体装置の構
成図である。
【図7】 本発明の第6の実施の形態の半導体装置の構
成図である。
【図8】 本発明の第7の実施の形態の半導体装置の構
成図である。
【図9】 本発明の第8の実施の形態の半導体装置の構
成図である。
【図10】 本発明の第9の実施の形態の半導体装置の
構成図である。
【図11】 本発明の第10の実施の形態としての制御
回路とセレクタの結線を示す図である。
【図12】 本発明の第11の実施の形態の半導体装置
の構成図である。
【図13】 本発明の第12の実施の形態の半導体装置
の構成図である。
【図14】 本発明の第13の実施の形態の半導体装置
の構成図である。
【符号の説明】
1 半導体装置本体 2 バーンイン対象回路 21 第1のスキャンチェーン 22 第2のスキャンチェーン 201 バーンイン対象回路第1の出力端子への信号 202 バーンイン対象回路第2の出力端子への信号 31 第1の入力端子 311 第1の入力端子の出力信号 32 第2の入力端子 321 第2の入力端子の出力信号 33 第3の入力端子 34 第4の入力端子 35 第5の入力端子 41 第1の出力端子 42 第2の出力端子 43 第3の出力端子 44 第4の出力端子 45 第5の出力端子 50 セレクタ 501 セレクタからの出力信号 51 第1のセレクタ 511 第1のセレクタの出力信号 52 第2のセレクタ 521 第2のセレクタの出力信号 53 第3のセレクタ 54 第4のセレクタ 58 バッファ切換用セレクタ 6 セレクタ選択端子 60 制御回路入力端子 61 第1のセレクタの選択端子 62 第2のセレクタの選択端子 63 第3のセレクタの選択端子 600 制御回路の入力端子から入力される信号 601 セレクタ選択端子から入力される信号 7 制御回路 80 フリップフロップ 80 フリップフロップ 801、802、803 フリップフロップ 81 増幅回路 82 バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/66

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常のテスト時にはそのためのデータが
    入力される入力端子と出力される出力端子とを有する通
    常入力端子付スキャンチェーンと、 通常のテスト用データのみならず、バーンイン用のデー
    タが入力される入力端子と出力される出力端子とを有す
    るバーンイン対応入力端子付スキャンチェーンと、 前記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンの入力
    端子から当該スキャンチェーンまでの間で分岐された信
    号と前記通常入力端子付スキャンチェーンの入力端子か
    らの信号とが選択的に入力可能であり、更にこの選択さ
    れた信号が上記通常入力端子に対応した通常入力端子付
    スキャンチェーンへ出力がなされるよう接続されたセレ
    クタと、 前記セレクタに接続され、該セレクタに選択的に入力可
    能な上記2つの信号のうち、いずれを入力として選択す
    るかを指示する信号が入力されるセレクタ選択端子とを
    有していることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 通常のテスト時にはそのためのデータが
    入力される入力端子と出力される出力端子とを有する通
    常入力端子付スキャンチェーンと、 通常のテスト用データのみならず、バーンイン用のデー
    タが入力される入力端子と出力される出力端子とを有す
    るバーンイン対応入力端子付スキャンチェーンと、 前記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンの当該
    スキャンチェーンからその固有の出力端子までの間で分
    岐された信号と前記通常入力端子付スキャンチェーンの
    入力端子からの信号とが選択的に入力可能であり、更に
    この選択された信号が上記通常入力端子に対応する通常
    入力端子付スキャンチェーンへ出力がなされるよう接続
    されたセレクタと、 前記セレクタに接続され、該セレクタに選択的に入力可
    能な上記2つの信号のうち、いずれを入力として選択す
    るかを指示する信号が入力されるセレクタ選択端子とを
    有していることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体装置は更に、 上記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンの1の
    ものの当該スキャンチェーンからその固有の出力端子ま
    での間で分岐された信号が前記セレクタへ入力されるま
    でに、入力時間を遅延させる遅延回路を有していること
    を特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体装置は、前記通常入力端子付
    スキャンチェーンとバーンイン対応入力端子付スキャン
    チェーンとセレクタとからなる組合せを複数有し、前記
    セレクタ選択端子は複数のセレクタに共通とされてお
    り、このため更に、 前記複数のセレクタと該セレクタに共通の選択端子間に
    存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可能な素子
    を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端子から入
    力された所定の内容の信号を基に前記複数の各セレクタ
    に該信号の内容に対応した入力の選択をなさしめるセレ
    クタ選択制御回路を有していることを特徴とする請求項
    3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体装置は、前記通常入力端子付
    スキャンチェーンとバーンイン対応入力端子付スキャン
    チェーンとセレクタとからなる組合せを複数有し、前記
    セレクタ選択端子は複数のセレクタに共通とされてお
    り、このため更に、 前記複数のセレクタと該セレクタに共通の選択端子間に
    存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可能な素子
    を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端子から入
    力された所定の内容の信号を基に前記複数の各セレクタ
    に該信号の内容に対応した入力の選択をなさしめるセレ
    クタ選択制御回路を有していることを特徴とする請求項
    2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体装置は、前記通常入力端子付
    スキャンチェーンとバーンイン対応入力端子付スキャン
    チェーンとセレクタとからなる組合せを複数有し、前記
    セレクタ選択端子は複数のセレクタに共通とされてお
    り、このため更に、 前記複数のセレクタと該セレクタに共通の選択端子間に
    存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可能な素子
    を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端子から入
    力された所定の内容の信号を基に前記複数の各セレクタ
    に該信号の内容に対応した入力の選択をなさしめるセレ
    クタ選択制御回路を有していることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 通常のテスト時にはそのためのデータが
    入力される入力端子と出力される出力端子とを有する通
    常入力端子付スキャンチェーンと、 通常のテスト用データのみならず、バーンイン用のデー
    タが入力される入力端子と出力される出力端子とを有す
    る少くも2のバーンイン対応入力端子付スキャンチェー
    ンと、 前記複数のバーンイン対応入力端子付スキャンチェーン
    の入力端子から当該スキャンチェーンまでの間で分岐さ
    れた複数の信号と前記通常入力端子付スキャンチェーン
    の入力端子からの信号とが択一的に入力可能であり、更
    に上記択一的に選択された信号が上記通常入力端子に対
    応した通常入力端子付スキャンチェーンへ出力がなされ
    るよう接続されたセレクタと、 前記セレクタに接続され、該セレクタに択一的に入力可
    能な上記3以上の信号のうち、いずれを入力として選択
    するかを指示する信号が入力されるセレクタ選択端子と
    を有していることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記半導体装置は、前記通常入力端子付
    スキャンチェーンと2以上のバーンイン対応入力端子付
    スキャンチェーンと3以上の入力のなされるセレクタと
    からなる組合せを複数有し、前記セレクタ選択端子は複
    数のセレクタに共通とされており、このため更に、 前記複数のセレクタと該セレクタに共通の選択端子間に
    存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可能な素子
    を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端子から入
    力された所定の内容の信号を基に前記複数の各セレクタ
    に該信号の内容に対応した入力の選択をなさしめるセレ
    クタ選択制御回路を有していることを特徴とする請求項
    7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 通常のテスト時にはそのためのデータが
    入力される入力端子と出力される出力端子とを有する通
    常入力端子付スキャンチェーンと、 通常のテスト用データのみならず、バーンイン用のデー
    タが入力される入力端子と出力される出力端子とを有す
    る少くも2のバーンイン対応入力端子付スキャンチェー
    ンと、 前記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンの複数
    のものの当該スキャンチェーンからその固有の出力端子
    までの間で分岐された複数の信号と前記通常入力端子付
    スキャンチェーンの固有の入力端子からの信号とが択一
    的に入力可能であり、更に上記択一的に選択された信号
    が上記固有の通常入力端子に対応する通常入力端子付ス
    キャンチェーンへ出力がなされるよう接続されたセレク
    タと、 前記セレクタに接続され、該セレクタに択一的に入力可
    能な上記3以上の信号のうち、いずれを入力として選択
    するかを指示する信号が入力されるセレクタ選択端子と
    を有していることを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体装置は更に、 上記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンの少く
    も1のものの当該スキャンチェーンからその固有の出力
    端子までの間で分岐された信号が前記セレクタへ入力さ
    れるまでに、入力時間を遅延させる遅延回路を有してい
    ることを特徴とする請求項9記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記半導体装置は、前記通常入力端子
    付スキャンチェーンと2以上のバーンイン対応入力端子
    付スキャンチェーンと3以上の入力のなされるセレクタ
    とからなる組合せを複数有し、前記セレクタ選択端子は
    該複数のセレクタに共通とされており、このため更に、 前記複数のセレクタと該セレクタに共通の選択端子間に
    存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可能な素子
    を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端子から入
    力された所定の内容の信号を基に前記複数の各セレクタ
    に該信号の内容に対応した入力の選択をなさしめるセレ
    クタ選択制御回路を有していることを特徴とする請求項
    10記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記半導体装置は、前記通常入力端子
    付スキャンチェーンと2以上のバーンイン対応入力端子
    付スキャンチェーンと3以上の入力のなされるセレクタ
    とからなる組合せを複数有し、前記セレクタ選択端子は
    複数のセレクタに共通とされており、このため更に、 前記複数のセレクタと該セレクタに共通の選択端子間に
    存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可能な素子
    を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端子から入
    力された所定の内容の信号を基に前記複数の各セレクタ
    に該信号の内容に対応した入力の選択をなさしめるセレ
    クタ選択制御回路を有していることを特徴とする請求項
    9記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 通常のテスト時にはそのためのデータ
    が入力される入力端子と出力される出力端子とを有する
    少くも2の通常入力端子付スキャンチェーンと、 通常のテスト用データのみならず、バーンイン用のデー
    タが入力される入力端子と出力される出力端子とを有す
    るバーンイン対応入力端子付スキャンチェーンと、 前記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンの入力
    端子から当該スキャンチェーンまでの間で、前記通常入
    力端子付スキャンチェーンの数だけ分岐された信号の1
    と前記通常入力端子付スキャンチェーンの1のものの入
    力端子からの信号とが選択的に入力可能であり、更に上
    記選択された信号が上記入力端子に対応した通常入力端
    子付スキャンチェーンへ出力がなされるよう接続された
    前記各通常入力端子付スキャンチェーンへ対応して設け
    られた各セレクタと、 前記各セレクタに接続され、該セレクタに入力される上
    記2つの信号のうち、いずれを入力として選択するかを
    指示する信号が入力されるセレクタ選択端子とを有して
    いることを特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記半導体装置は、前記少くも2の通
    常入力端子付スキャンチェーンと1のバーンイン対応入
    力端子付スキャンチェーンと前記各通常入力端子付スキ
    ャンチェーンに対応した各セレクタとからなる組合せを
    複数有し、前記セレクタ選択端子は複数の組みの各セレ
    クタに共通とされており、このため更に、 前記複数の組みの各セレクタと該セレクタに共通の選択
    端子間に存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可
    能な素子を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端
    子から入力された所定の内容の信号を基に前記複数の組
    みの各セレクタに該信号の内容に対応した入力の選択を
    なさしめるセレクタ選択制御回路を有していることを特
    徴とする請求項13記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 通常のテスト時にはそのためのデータ
    が入力される入力端子と出力される出力端子とを有する
    少くも2の通常入力端子付スキャンチェーンと、 通常のテスト用データのみならず、バーンイン用のデー
    タが入力される入力端子と出力される出力端子とを有す
    るバーンイン対応入力端子付スキャンチェーンと、 前記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンの当該
    スキャンチェーンからその固有の出力端子までの間で前
    記通常入力端子付スキャンチェーンの数だけ分岐された
    信号の1と前記各通常入力端子付スキャンチェーンの1
    のものの入力端子からの信号とが選択的に入力可能であ
    り、更に上記選択された信号が上記入力端子に対応する
    通常入力端子付スキャンチェーンへ出力がなされるよう
    接続された前記各通常入力端子付スキャンチェーンに対
    応して設けられた各セレクタと、 前記各セレクタに接続され、該セレクタに選択的に入力
    可能な2つの信号のうち、いずれを入力として選択する
    かを指示する信号が入力されるセレクタ選択端子とを有
    していることを特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】 前記半導体装置は更に、 上記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンの当該
    スキャンチェーンからその固有の出力端子までの間で分
    岐された信号が前記各セレクタへ入力されるまでに、入
    力時間を遅延させる遅延回路を有していることを特徴と
    する請求項15記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 前記半導体装置は、前記少くも2の通
    常入力端子付スキャンチェーンとバーンイン対応入力端
    子付スキャンチェーンと前記少くも2の通常入力端子付
    スキャンチェーンに対応した各セレクタとからなる組合
    せを複数有し、前記セレクタ選択端子は該複数の組みの
    各セレクタに共通とされており、このため更に、 前記複数の組みの各セレクタと該セレクタに共通の選択
    端子間に存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可
    能な素子を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端
    子から入力された所定の内容の信号を基に前記複数の組
    みの各セレクタに該信号の内容に対応した入力の選択を
    なさしめるセレクタ選択制御回路を有していることを特
    徴とする請求項16記載の半導体装置。
  18. 【請求項18】 前記半導体装置は、前記少くも2の通
    常入力端子付スキャンチェーンとバーンイン対応入力端
    子付スキャンチェーンと前記少くも2の通常入力端子付
    スキャンチェーンに対応した各セレクタとからなる組合
    せを複数有し、前記セレクタ選択端子は該複数の組みの
    各セレクタに共通とされており、このため更に、 前記複数の組みの各セレクタと該セレクタに共通の選択
    端子間に存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可
    能な素子を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端
    子から入力された所定の内容の信号を基に前記複数の組
    みの各セレクタに該信号の内容に対応した入力の選択を
    なさしめるセレクタ選択制御回路を有していることを特
    徴とする請求項15記載の半導体装置。
  19. 【請求項19】 通常のテスト時にはそのためのデータ
    が入力される入力端子と出力される出力端子とを有する
    第2から第Nまでの通常入力端子付スキャンチェーン
    と、 通常のテスト用データのみならず、バーンイン用のデー
    タが入力される入力端子と出力される出力端子とを有す
    るバーンイン対応入力端子付スキャンチェーンと、 前記第2の通常入力端子付スキャンチェーンは、 前記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンの当該
    スキャンチェーンからその固有の出力端子までの間で分
    岐された信号と当該通常入力端子付スキャンチェーンの
    入力端子からの信号とが選択的に入力可能であり、更に
    この選択された信号が当該通常入力端子付スキャンチェ
    ーンへ出力がなされるよう接続されたセレクタを有し、 前記第3から第Nまでの通常入力端子付スキャンチェー
    ンは、 先の番号の通常入力端子付スキャンチェーンからその固
    有の出力端子までの間で分岐された信号と当該通常入力
    端子付スキャンチェーンの入力端子からの信号とが選択
    的に入力可能であり、更にこの選択された信号が当該通
    常入力端子付スキャンチェーンへ出力がなされるよう接
    続されたセレクタを有し、 前記各セレクタに接続され、該セレクタに選択的に入力
    可能な上記2つの信号のうち、いずれを入力として選択
    するかを指示する信号が入力されるセレクタ選択端子と
    を有していることを特徴とする半導体装置。
  20. 【請求項20】 前記半導体装置は更に、 上記バーンイン対応入力端子付スキャンチェーンからそ
    の固有の出力端子までの間で分岐された信号が前記各セ
    レクタへ入力されるまでに、入力時間を遅延させる遅延
    回路を有していることを特徴とする請求項19記載の半
    導体装置。
  21. 【請求項21】 前記半導体装置の前記セレクタ選択端
    子は複数のセレクタに共通とされており、このため更
    に、 前記複数のセレクタと該セレクタに共通の選択端子間に
    存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可能な素子
    を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端子から入
    力された所定の内容の信号を基に前記複数の各セレクタ
    に該信号の内容に対応した入力の選択をなさしめるセレ
    クタ選択制御回路を有していることを特徴とする請求項
    20記載の半導体装置。
  22. 【請求項22】 前記半導体装置の前記セレクタ選択端
    子は複数のセレクタに共通とされており、このため更
    に、 前記複数のセレクタと該セレクタに共通の選択端子間に
    存在し、フリップフロップ等の状態の保持が可能な素子
    を有し、これにより上記共通のセレクタ選択端子から入
    力された所定の内容の信号を基に前記複数の各セレクタ
    に該信号の内容に対応した入力の選択をなさしめるセレ
    クタ選択制御回路を有していることを特徴とする請求項
    19記載の半導体装置。
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JP2004045323A (ja) * 2002-07-15 2004-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路のバーンイン試験装置
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